JP4194171B2 - ミシンの糸切り装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、電流を流して発熱させた発熱体を縫糸に接触させて溶断するミシンの糸切り装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、工業用ミシンでは、複数の単糸からなる撚り糸を切断する場合、切断後、切断部からそれぞれの単糸がバラけてしまい、切断部の見栄えが悪くなるといった不具合があった。また、特殊コ−ティングされた糸を切断すると、メスの切れ具合を鈍くさせ糸切り不良を発生させてしまうという不具合があった。
このような不具合を解消するために、電流を流して発熱させた発熱体を縫糸に接触させて溶断する熱式の糸切り装置が提供されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の熱式糸切り装置は、針穴ガイドボス部により糸切断経路が長くなってしまい、糸切断後の縫製物の裏側に残る糸が長くなってしまうという問題があった。そして、この針穴ガイドボス部を削除することは、針糸ループの形成を妨げるため、縫製品質を低下させるという問題が生じた。
【0004】
また、糸切断時に切断箇所に導かれた縫製物側の上糸と下糸が、その切断経路において捩れてしまい、切断後に溶着された上糸と下糸の美観を損なうという問題があった。
また、糸切断後に縫針側の上糸をワイパーで払う際、この上糸に抵抗が生じ糸払いが良好に行われないという問題があった。
この発明は、上記問題点を解決するためになされたものであって、熱により糸を溶断する熱式の糸切り装置において、糸切断後の縫製物の裏側に残る糸を短くすることが可能なミシンの糸切り装置を提供することを第1の目的とする。
また、切断後に溶着された上糸と下糸との見栄えが良く、縫製品質が向上可能なミシンの糸切り装置を提供することを第2の目的とする。
【0005】
また、糸切断後縫針側の上糸をワイパーで払う際に、上糸に必要以上の抵抗が生じず、糸払い動作が確実に行われるミシンの糸切り装置を提供することを第3の目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1記載の発明は、ミシン主軸に連動して上下動する縫針と、被縫製物を支持する針板と、この針板の針穴に固定され、針穴の周縁部から下方に向けてボス部を有するとともに、前記縫針を支持可能な針穴ガイドと、一方向に往復移動することにより、切断すべき縫製物側の上糸と下糸とを捕捉する捕捉手段と、前記針板下面に絶縁板を介して固定されるとともに,電流を流して発熱される発熱体と、を備え、前記発熱体に前記捕捉手段により捕捉された縫糸を接触させて溶断するミシンの糸切り装置において、前記針穴ガイドのボス部は、前記捕捉手段による糸案内軌跡に沿って移動する前記縫糸が案内される切欠部を備える構成とした。
【0007】
この請求項1記載の発明によれば、針穴ガイドのボス部は、捕捉手段による糸案内軌跡に沿って切欠部を備えている。そして、捕捉手段によって捕捉された上下糸は、この切欠部に案内されるので、針穴ガイドのボス部に屈曲されることなく、最短経路で発熱体に導かれる。このため、糸切断後の縫製物の裏側に残る糸を短くすることができる。
【0008】
請求項2記載の発明は、請求項1記載のミシンの糸切り装置において、
前記発熱体は、針穴ガイドの近傍に設けられる構成とした。
この請求項2記載の発明によれば、糸切断後の縫製物の裏側に残る糸をより短くすることができる。
請求項3記載の発明は、請求項1記載のミシンの糸切り装置において、
前記針穴ガイドのボス部の切欠部端面と前記絶縁板端面とは、上下方向においてほぼ一致するように構成した。
【0009】
この請求項3記載の発明によれば、捕捉手段によって捕捉された上下糸は、針穴ガイドのボス部に屈曲されることなく、より最短経路で発熱体に導かれる。このため、糸切断後の縫製物の裏側に残る糸をより短くすることができる。
請求項4記載の発明は、請求項1記載のミシンの糸切り装置において、
前記針穴ガイドのボス部の切欠部の幅は、切断すべき縫製部側の上糸と下糸を並列に支持可能であるように構成した。
【0010】
この請求項4記載の発明によれば、捕捉手段によって捕捉された上下糸は、この切欠部に並列な状態で案内される。このため、切断後に溶着される上下糸は、並列な状態のまま溶着されるので、見栄えが良く縫製品質が向上する。
請求項5記載の発明は、請求項1記載のミシンの糸切り装置において、
前記針穴ガイドのボス部は、ループ形成方向に対して所定の角度範囲内に切欠部を備える構成とした。
【0011】
この請求項5記載の発明によれば、針穴ガイドボス部の切欠部は、ループ形成方向に対して所定の角度範囲内にある。このため、針糸ループ形成を妨げないので、目飛び等の縫製不良が発生しない。
請求項6記載の発明は、請求項1記載のミシンの糸切り装置において、
糸切断後に縫針側の上糸を払うワイパーを有し、 前記発熱体は2つの絶縁板に挟持され前記針板に固定されるとともに、下方の絶縁板は、前記捕捉手段移動軌跡に沿って切欠部を備える構成とした。
【0012】
この請求項6記載の発明によれば、捕捉手段によって捕捉された上下糸は、絶縁板の切欠部に案内される。このため、糸切断後縫針側の上糸をワイパーで払う際に、上糸に必要以上の抵抗が生じず、糸払い動作が確実に行われる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態について、図1〜図5の図面を参照しながら説明する。
図1は本発明の第1の実施の形態である糸切り装置1を針板10の下側から見た下面図である。図2は図1の針穴ガイド付近を拡大した拡大図である。図3は針穴ガイドの切欠部の形成位置の説明図である。図4は図1のZ−Z方向断面図である。図5は針穴ガイドに切欠部が無い場合の糸経路の違いを示す説明図である。
【0014】
この第1の実施の形態の糸切り装置1は、電気コード2,2、コード取付け具3、発熱体4、絶縁板5,6、捕捉部材7、捕捉リンク8、および捕捉アーム9等を、針板10に取付けて構成されるユニットである。この糸切り装置1は、針板10を含めてミシンに着脱可能ユニットとなっている。そして、この糸切り装置1を使用しない場合には、連結ロッド11を捕捉アーム9から外すと共に針板10ごとミシンから外し、他の針板をミシンに取付けることで対応可能となっている。
【0015】
図4の符号13は縫針であり、図示省略したミシン主軸に連動して上下動する。図1の針板10には、下方に向けてボス部を有する針穴ガイド12が固定されている。この針穴ガイド12は、縫針13の上下運動を規制して、一定の針落ち点を保証したり、図1に示すY方向(ループ形成方向)に形成される針糸ループの形成を保証するものである。
【0016】
図3に示すように、針穴ガイドのボス部12aには、所定方向に切欠部12bが形成されている。この所定方向は、捕捉部材(捕捉手段)7による糸案内軌跡(図示S方向)に略一致すると好ましい。
また、針穴ガイドボス部の切欠部12bは、針糸ループ形成方向Yに対して所定の角度範囲内に位置する。この所定角度範囲Wは、針落ち中心点Oを通りループ形成方向に直交する軸線Xに対して、左右均等振り分けで120度であれば好ましく、90度であればより好ましい。この所定角度範囲Wに切欠部12bを形成した場合、縫製時針糸ループは確実に形成される。
また、針穴ガイドボス部の切欠部の幅Qは、切欠部に案内された上糸と下糸を並列に支持可能な大きさとする。この幅Qは、使用する上下糸の太さにより変更する必要がある。しかし、使用する糸の太さは使用する針の太さに基づくものである。このため、使用する針の太さを変更することに伴い、針穴ガイドも変更する必要があり、この際針穴ガイドの切欠部の幅Qも予め使用糸に対応するような大きさに形成されている。
【0017】
また、針穴ガイドボス部の切欠部上側端面12cは、図4に示す上下方向において、上方絶縁板6の端面の上下方向範囲Pに位置する。このため、捕捉部材7によって捕捉された上下糸Tは、針穴ガイドのボス部12aに屈曲されることなく、より最短経路で発熱体に案内される。また、針板10の上方には、糸切断後縫針側の上糸Uを払うワイパー14が備えられている。
【0018】
図1の捕捉部材7は、ピン15により回動可能な状態で針板10に取付けられる。この捕捉部材7は、針板10に対して所定量の隙間を有して回動可能である。そして、捕捉部材7には、図中の時計回り方向で先方側に切断すべき糸を捕捉する捕捉部7bが設けられる一方で、後方側に切断しない糸をより分けるさばき部7aが設けられている。そして、捕捉リンク8と捕捉レバー9とは、連結ロッド11の運動を捕捉部材7に伝達するリンク機構を構成している。
【0019】
捕捉レバー9は、中央で連結ピン9bを中心に回動可能に支持され、一端側を回動軸9aを中心に回動可能な状態に連結ロッド11に連結され、他端側を捕捉リンク8に連結されている。捕捉リンク8の他端側は、捕捉部材7に回動可能な状態に連結されている。連結ロッド11は、糸切り時に駆動するミシン側の糸切り駆動機構に連結されたものである。
【0020】
発熱体4は、例えば、ステンレス材やニクロム材からなる板状の部材で、後端の両端子4b,4cに電気コード2,2を接続すると共に、一方の端子4bから先端部4aを介して他方の端子4cまで電流が流れるような形状に形成されている。そして、その先端部4aは幅を小さくすることにより、断面積が小さくなり、先端部4aの発熱量が大きくなるようになっている。このため、糸切断に必要な発熱量を小電力で得ることができる。また電気コード2、2は図示省略のトランスに接続されている。
【0021】
図4にも示すように、この発熱体4は、針板10側の絶縁板6と下側の絶縁板5に挟まれた状態で図示省略のネジにより針板に固定される。この時、発熱体の先端部4aは、針穴ガイドボス部に沿うように円弧状であり、針板10に固定された針穴ガイド12に接近して取付けることができる。また、発熱体の先端部4aは直線状であっても針穴ガイド12に接近して設けることができる。
【0022】
また、コード取付け具3により、電気コード2,2は発熱体4に接続された状態で、針板10に固定されている。発熱体4には電流が流れるが、上記のように、絶縁体5,6に挟まれて固定されているので、針穴近傍まで近づけても安全性が損なわれない。
また、下側の絶縁体5は、捕捉部材7により捕捉され移動される上下糸Tの糸案内軌跡Sに沿って、切欠部5aを形成した。この絶縁体の切欠部5aにより、捕捉部材7との間に隙間が設けられる。この隙間により、捕捉部材7が切断すべき上下糸Tを発熱板4に近づける際の糸の抵抗が少なくなる。また、糸切断後に、縫針側の上糸をワイパー14で払う際、この上糸に余分な抵抗が生じない。
【0023】
次に、本実施形態の動作について説明する。
縫製中、縫製パターンデータよりの糸切り信号が送られると、ミシン側の糸切り駆動機構が駆動する。
この糸切り駆動機構の駆動により、連結ロッド11が押され図示上方に向けて移動し、捕捉レバー9および捕捉リンク8を介して運動が伝達されて、捕捉部材7が図中反時計方向R1に回転する。この反時計方向への回転により、捕捉部材7の糸さばき部7aが切断しない糸(上糸の針側の糸)をより分け、さらに、捕捉部7bに残りの切断すべき上下糸T(上糸の布側の糸と下糸)が捕捉される。
【0024】
次いで、連結ロッド11が引かれ図示下方に向けて移動し、捕捉部材7が時計方向R2に回転する。図4に示すように、この捕捉部材7の時計方向の回転により、切断すべき上下糸Tは、針穴ガイドの切欠部12bに案内された後、発熱体5の先端部5aに接触させつつ、上下糸Tを下方の絶縁体切欠部5a内に案内する。
【0025】
捕捉部材7が図1に示す、時計方向回動端に位置した後、トランスに加熱信号が発せられ、電気コード2,2を介して発熱体4に電流が流され、発熱体の先端部4aが加熱される。そして、所定時間経過すると、発熱体の先端部4aに接触していた上下糸Tは、所定の切断箇所において切断される。そして、糸切断後の縫針側の上糸は、ワイパー14により糸払いが行われる。
【0026】
以上の構成による、本実施形態は、針穴ガイド12のボス部12aは、捕捉部材7による糸案内軌跡Sに沿って切欠部12bを備えている。そして、捕捉部材7によって捕捉された上下糸Tは、この切欠部12bに案内されるので、針穴ガイドのボス部12aに屈曲されることなく、最短経路で発熱体4に導かれる。図5に示すように従来の針穴ボス部12aに切欠部が無い場合糸経路はVとなるが、本実施形態の切欠部12bを有する場合糸経路はTとなる。このため、糸切断後の縫製物の裏側に残る糸を短くすることができる。
【0027】
また、発熱体4は針穴ガイド12の近傍の設けられているので、糸切断後の縫製物の裏側に残る糸をより短くすることができる。
また、針穴ガイド12のボス部の切欠部端面12cと上側絶縁板端面6aとは、上下方向においてほぼ一致する。このため、捕捉部材7によって捕捉された上下糸Tは、針穴ガイドのボス部12aに屈曲されることなく、より最短経路で発熱体4に導かれ、糸切断後の縫製物の裏側に残る糸をより短くすることができる。また、針穴ガイドのボス部の切欠部12bの幅Qは、切断すべき縫製部側の上下糸Tを並列に支持可能である。このため、捕捉部材7によって捕捉された上下糸Tは、この切欠部12bに並列な状態で案内される。このため、切断後に溶着される上下糸Tは、並列な状態のまま溶着されるので、見栄えが良く縫製品質が向上する。
【0028】
また、針穴ガイドのボス部12aは、ループ形成方向に対して所定の角度範囲内Wに切欠部12bを備える。このため、針糸ループ形成を妨げないので、目飛び等の縫製不良が発生しない。
また、発熱体4は2つの絶縁板5,6に挟持され針板10に固定されるとともに、下方の絶縁板5は、捕捉部材7による糸案内軌跡Sに沿って切欠部5aを備えている。そして、捕捉部材7によって捕捉された上下糸Tは、絶縁板5の切欠部5aに案内される。このため、糸切断後縫針側の上糸Uをワイパー14で払う際に、上糸に必要以上の抵抗が生じず、糸払い動作が確実に行われる。
【0029】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、針穴ガイドのボス部は、捕捉手段による糸案内軌跡に沿って切欠部を備えている。そして、捕捉手段によって捕捉された上下糸は、この切欠部に案内されるので、針穴ガイドのボス部に屈曲されることなく、最短経路で発熱体に導かれる。このため、糸切断後の縫製物の裏側に残る糸を短くすることができる。
【0030】
請求項2記載の発明によれば、糸切断後の縫製物の裏側に残る糸をより短くすることができる。
請求項3記載の発明によれば、捕捉手段によって捕捉された上下糸は、針穴ガイドのボス部に屈曲されることなく、より最短経路で発熱体に導かれる。このため、糸切断後の縫製物の裏側に残る糸をより短くすることができる。
【0031】
請求項4記載の発明によれば、捕捉手段によって捕捉された上下糸は、この切欠部に並列な状態で案内される。このため、切断後に溶着される上下糸は、並列な状態のまま溶着されるので、見栄えが良く縫製品質が向上する。
請求項5記載の発明によれば、針穴ガイドボス部の切欠部は、ループ形成方向に対して所定の角度範囲内にある。このため、針糸ループ形成を妨げないので、目飛び等の縫製不良が発生しない。
【0032】
請求項6記載の発明によれば、捕捉手段によって捕捉された上下糸は、絶縁板の切欠部に案内される。このため、糸切断後縫針側の上糸をワイパーで払う際に、上糸に必要以上の抵抗が生じず、糸払い動作が確実に行われる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態の糸切り装置1を針板10の下側から見た下面図
【図2】図1の針穴ガイド付近を拡大した拡大図
【図3】針穴ガイドの切欠部の形成位置を説明するための説明図
【図4】図1のZ−Z方向面図である。
【図5】針穴ガイドに切欠部が無い場合の糸経路の違いを示す説明図
【符号の説明】
4・・発熱体
5・・下側絶縁体
5a・・絶縁体切欠部
6・・上側絶縁体
7・・捕捉部材(捕捉手段)
10・・針板
12・・針穴ガイド
12a・・針穴ガイド切欠部
13・・縫針
14・・ワイパー
S・・糸案内軌跡

Claims (6)

  1. ミシン主軸に連動して上下動する縫針と、
    被縫製物を支持する針板と、
    この針板の針穴に固定され、針穴の周縁部から下方に向けてボス部を有するとともに、前記縫針を支持可能な針穴ガイドと、
    一方向に往復移動することにより、切断すべき縫製物側の上糸と下糸とを捕捉する捕捉手段と、
    前記針板下面に絶縁板を介して固定されるとともに,電流を流して発熱される発熱体と、を備え、
    前記発熱体に前記捕捉手段により捕捉された縫糸を接触させて溶断するミシンの糸切り装置において、
    前記針穴ガイドのボス部は、前記捕捉手段による糸案内軌跡に沿って移動する前記縫糸が案内される切欠部を備えることを特徴とするミシンの糸切り装置。
  2. 請求項1記載のミシンの糸切り装置において、
    前記発熱体は、針穴ガイドの近傍に設けられていることを特徴するミシンの糸切り装置。
  3. 請求項1記載のミシンの糸切り装置において、
    前記針穴ガイドのボス部の切欠部端面と前記絶縁板端面とは、上下方向においてほぼ一致することを特徴とするミシンの糸切り装置。
  4. 請求項1記載のミシンの糸切り装置において、
    前記針穴ガイドのボス部の切欠部の幅は、切断すべき縫製部側の上糸と下糸を並列に支持可能であることを特徴とするミシンの糸切り装置。
  5. 請求項1記載のミシンの糸切り装置において、
    前記針穴ガイドのボス部は、ループ形成方向に対して所定の角度範囲内に切欠部を備えることを特徴とするミシンの糸切り装置。
  6. 請求項1記載のミシンの糸切り装置において、糸切断後に縫針側の上糸を払うワイパーを有し、
    前記発熱体は2つの絶縁板に挟持され前記針板に固定されるとともに、下方の絶縁板は、前記捕捉手段による糸案内軌跡に沿って切欠部を備えることを特徴とするミシンの糸切り装置。
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