JP4194048B2 - 地下構造物用蓋の食込み解除構造 - Google Patents

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Description

本発明は、地下構造物用蓋の食込み解除構造に関する。
なお、本願明細書でいう「地下構造物用蓋」とは、下水道における地下埋設物,地下構造施設等と地上とを通じる開口部を閉塞する大型鉄蓋,マンホール蓋,汚水桝蓋、電力・通信における地下施設機器や地下ケーブル等を保護する開閉可能な共同溝用鉄蓋,送電用鉄蓋,配電用鉄蓋、上水道やガス配管における路面下の埋設導管およびその付属機器と地上とを結ぶ開閉扉としての機能を有する消火栓蓋,制水弁蓋,仕切弁蓋,空気弁蓋,ガス配管用蓋,量水器蓋等を総称する。
各種の地下構造物用蓋は、地下構造物の上端に設置されて内部が地下構造物と連通する受枠と、当該受枠に嵌まり込んで閉塞する蓋本体とから構成され、蓋本体上を車両が走行したときのガタツキ音の抑制等のために蓋本体は受枠にテーパ嵌合等によって支持されている。このような構造のため蓋本体上を通過する車両の重量等により蓋本体は受枠内に次第に食込み、受枠より蓋本体を取り外す際には食込み解除のために単に蓋本体を持ち上げる場合より遥かに強い力を要することから、蓋本体の一側に形成したバール孔内にバールの先端を挿入し、てこの原理を利用して受枠に対する蓋本体の食込みを解除する手法が採られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載された技術では、蓋本体の周縁の一側に上方および蓋本体の外周方向に開放された形状をなすようにバール孔を形成すると共に、バール孔内の両側に相対向して一対の張出し部を形成し、受枠に嵌め込まれた蓋本体の食込みを解除する際には、バールの先端に略T字状をなすように形成された係合部をバール孔内に挿入して両張出し部に下方よりそれぞれ当接させ、この当接個所を作用点とし、バールの一側を受枠の周縁上に当接させて支点とした上で、バールの基端側を力点と見なして下方に傾動操作し、てこの原理によりバール孔の張出し部に上方への力を作用させて受枠内から蓋本体を離脱させて食込み解除している。
しかしながら、特許文献1の技術では、受枠の周縁をバールの支点として利用すべく、蓋本体に形成されたバール孔を外周方向に開放する形状としているため、当該個所では蓋本体の外周に十分なテーパ面が形成されず、受枠に対して蓋本体が僅かに傾斜した姿勢で支持されると、受枠の内周面と蓋本体に形成されたバール孔の外周方向に開放された個所との間に地下構造物の内外を連通する隙間が生じて、この隙間から雨水等が地下構造物内に流入することから止水性の点で問題があった。
そこで、このような止水性の問題に着目した提案もなされている(例えば、特許文献2参照)。当該特許文献2の技術では、蓋本体のバール孔の外周側を開放することなく閉塞し、これによりバール孔の個所でも他の個所と同様のテーパ状をなす蓋本体の外周面を形成して止水性の向上を図っている。そして、バール孔の外周側を閉塞したことにより、先端に係合部を形成しただけの一般的なバールでは受枠の周縁上にバールの一側を当接させて支点として利用不能となることから、バール孔の張出し部に係合するようにバールの先端をフック状に形成した上で、バールの先端近傍をフックに倣った方向に屈曲させて係止爪部を突設し、これによりバールの先端をバール孔の張出し部に係合させた状態で、蓋本体の外周を跨いで干渉を避けながらバールの係止爪部を受枠の周縁上に当接させて支点として利用できるように配慮している。
実公昭58−5712号公報 特許第2617868号公報
しかしながら、上記特許文献2の技術では、蓋本体の外周との干渉を回避するために先端部が特殊な形状をした専用のバールを必要とするため、当該バールの準備を要するという問題がある。また、実際の地下構造物用蓋の保守作業では、上記特許文献1および特許文献2が想定する形式の地下構造物用蓋が混在している場合もあるため、このような地域での保守作業では、一般的なバールと共に特許文献2のバールも携帯しなければならず、保守作業の負担が増大するという別の問題もある。
本発明はこのような問題点を解決するためになされたもので、その目的とするところは、良好な止水性を実現して地下構造物内への雨水等の流入を確実に防止できると共に、専用のバールを要することなく蓋本体の食込み解除を実施することができる地下構造物用蓋の食込み解除構造を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1の地下構造物用蓋の食込み解除構造は、地下構造物の上端に設置された受枠と、上記受枠内に着脱可能に嵌め込まれて該受枠を閉鎖し、外周縁より中心側に離間した位置に蓋開閉用のバールの係合部を挿入可能なバール孔が貫設された蓋本体と、付勢手段により上方に付勢されて上記蓋本体のバール孔を下方より閉塞し、且つ、上記バールの係合部により上方より押圧されたとき、上記付勢手段の付勢力に抗して下降して上記バール孔を開放すると共に上記蓋本体の下面との間に間隙を形成する可動支点蓋と、該可動支点蓋と一体に設けられ、該可動支点蓋と共に下降するよう少なくとも上下に摺動可能に上記蓋本体に支持された突っ張り部材と、上記受枠の内周に形成されて、上記付勢手段の付勢力に抗して上記可動支点蓋と共に上記突っ張り部材が下降したときに該突っ張り部材の下端と当接して下降を規制するストッパ部と、を備えたことを特徴とする。
従って、蓋本体の外周縁より中心側に離間した位置にバール孔が形成されることにより、蓋本体のバール孔の外周側は閉塞されて他の個所と同様に受枠の内周面との間で良好な止水性を奏する。
一方、付勢手段の付勢力により可動支点蓋は上昇して蓋本体のバール孔を下方より閉塞しており、バールの先端の係合部により可動支点蓋を上方より押圧すると、可動支点蓋と一体をなす突っ張り部材が付勢手段の付勢力に抗して下降して受枠のストッパ部に当接する。そして、この状態では可動支点蓋の下降がストッパ部により規制され、且つ、可動支点蓋と蓋本体の下面との間に間隙が形成されているため、バールの係合部の一側を可動支点蓋上に当接させて支点として機能させ、バールの係合部の他側を蓋本体の下面に当接させて作用点として機能させ、バールの上端を力点と見なして傾動操作すれば、てこの原理により蓋本体に上方への力を作用させ、受枠に対する蓋本体の食込みを解除可能となる。
即ち、バールの係合部としては、上記支点および作用点に一側をそれぞれ当接可能な形状であればよく、先端が特殊な形状の専用のバールを使用することなく、一般的な形状のバールを使用して蓋本体の食込みを解除可能となる。
また、請求項2の地下構造物用蓋の食込み解除構造は、地下構造物の上端に設置された受枠と、上記受枠内に着脱可能に嵌め込まれて該受枠を閉鎖し、外周縁より中心側に離間した位置に蓋開閉用のバールの係合部を挿入可能なバール孔が貫設された蓋本体と、付勢手段により上方に付勢されて上記蓋本体のバール孔を下方より閉塞し、且つ、上記バールの係合部により上方より押圧されたとき、上記付勢手段の付勢力に抗して下降して上記バール孔を開放すると共に上記蓋本体の下面との間に間隙を形成する可動支点蓋と、該可動支点蓋と一体に設けられ、該可動支点蓋と共に下降するよう上下に摺動可能且つ上記可動支点蓋と共に揺動可能に上記蓋本体に枢支された突っ張り部材と、上記受枠の内周に形成されて、上記付勢手段の付勢力に抗して上記可動支点蓋と共に上記突っ張り部材が下降したときに該突っ張り部材の下端と当接して下降を規制するストッパ部と、上記突っ張り部材の下端に側方に延びて設けられた係合爪と、上記ストッパ部に設けられ、上記可動支点蓋が上記付勢手段により上方に付勢されて上記バール孔を下方より閉塞した状態で上記係合爪と係合し上記蓋本体の開蓋を規制する一方、上記バールの係合部により上記可動支点蓋と共に上記突っ張り部材を揺動させることで上記係合爪との係合が解除される係合突起と、を備えたことを特徴とする。
従って、上記同様、受枠の内周面との間で良好な止水性を奏すると共に、可動支点蓋と一体をなす突っ張り部材が付勢手段の付勢力に抗して下降して受枠のストッパ部に当接することでバールの係合部の一側を可動支点蓋上に当接させて支点として機能させ、バールの係合部の他側を蓋本体の下面に当接させて作用点として機能させ、バールの上端を力点と見なして傾動操作することにより、一般的な形状のバールを使用して、てこの原理により蓋本体に上方への力を作用させ、受枠に対する蓋本体の食込みを解除可能となる。
同時に、バールの係合部により可動支点蓋と共に突っ張り部材が揺動させられることで、突っ張り部材の係合爪と受枠のストッパ部に設けられた係合突起との係合が解除されて蓋本体を開蓋可能である。即ち、バール孔内に挿入したバールの係合部により蓋本体の食込み解除操作と解錠操作とを一連の連続したバール操作として完結可能となる。
また、請求項3の地下構造物用蓋の食込み解除構造では、請求項1または2において、上記ストッパ部は、下降し揺動する上記突っ張り部材の両側をガイドするガイド壁を有することを特徴とする。
また、請求項4の地下構造物用蓋の食込み解除構造では、請求項1乃至3のいずれかにおいて、上記突っ張り部材と上記可動支点蓋とは別体にして互いに回動自在に連結されると共に回動角度が弾性部材により略直角に支持されることで一体に設けられていることを特徴とする。
請求項1の地下構造物用蓋の食込み解除構造によれば、蓋本体の外周縁より中心側に離間した位置にバール孔を形成することにより良好な止水性を実現して地下構造物内への雨水等の流入を確実に防止できると共に、受枠のストッパ部により突っ張り部材の下降が規制されたときの可動支点蓋を支点として利用して、バールの係合部によりてこの原理で蓋本体の食込みを解除するようにしたので、専用のバールを要することなく一般的な形状のバールを用いて蓋本体の食込みを解除することができる。
請求項2の地下構造物用蓋の食込み解除構造によれば、蓋本体の外周縁より中心側に離間した位置にバール孔を形成することにより良好な止水性を実現して地下構造物内への雨水等の流入を確実に防止できると共に、受枠のストッパ部により突っ張り部材の下降が規制されたときの可動支点蓋を支点として利用して、バールの係合部によりてこの原理で蓋本体の食込みを解除するようにしたので、専用のバールを要することなく一般的な形状のバールを用いて蓋本体の食込みを解除することができ、しかも、同時に突っ張り部材の係合爪と受枠のストッパ部に設けられた係合突起との係合を解除して蓋本体を開蓋できるので、蓋本体の食込み解除操作と解錠操作とを一連の連続したバール操作として迅速且つ容易に実行することができる。
請求項3の地下構造物用蓋の食込み解除構造によれば、突っ張り部材が下降したり揺動したりする際において、ガイド壁によって突っ張り部材の横ずれを防止できることで突っ張り部材を略垂直にストッパ部に当接させるようにして可動支点蓋を良好に支点として利用でき、蓋本体の食込みを確実に解除することができる。
請求項4の地下構造物用蓋の食込み解除構造によれば、突っ張り部材と可動支点蓋とを連結して弾性部材で支持することにより、蓋本体の開蓋時或いは閉蓋時に突っ張り部材の係合爪が例えばストッパ部の係合突起や受枠の張り出し部分と干渉した場合等において、付勢手段による可動支点蓋の付勢に拘わらず突っ張り部材のみの揺動を許容可能であり、蓋本体の開蓋および閉蓋操作をさらに容易に実行することができる。
以下、本発明の地下構造物用蓋の食込み解除構造を具体化した一実施例を図面に基づいて説明する。
[第1実施例]
先ず、第1実施例について説明する。
図1は本発明の第1実施例に係る地下構造物用蓋の食込み解除構造を示す断面図であり、地下構造物用蓋1は受枠2と蓋本体3とから構成されている。受枠2は平面視で環状をなし、図示はしないが周囲をアスファルト等で舗装された状態で路面上に設置され、その内部を地下構造物内と連通させている。蓋本体3は受枠2と対応するように平面視で円形状をなして受枠2内にテーパ嵌合により嵌め込まれ、その外周の一側は蝶番構造4により受枠2と連結される一方、外周の180°対向する他側には、受枠2に対する蓋本体3の食込みを解除する食込み解除構造5、および蓋本体3の不用意な開蓋を防止する施錠構造6が設けられている。
これらの食込み解除構造5および施錠構造6は、蓋本体3上の外周縁より中心側に離間した位置に開口形成されたバール孔7に食込み解除および蓋開閉用の工具であるバール41(図2に示す)の先端を挿入して適宜バール41を傾動操作することで作動し、これにより任意に食込み解除や施錠・解錠を行うことができる。以下、当該食込み解除構造5および施錠構造6について詳述する。
図2は蓋本体3の閉蓋時における食込み解除構造5および施錠構造6を示す部分拡大断面図、図3は図2のIII−III線断面図である。図2に示すように、受枠2の内周面および蓋本体3の外周面は共に下方に向けて縮径する略テーパ状断面に形成され、受枠2内に蓋本体3がテーパ嵌合して固定される。上記バール孔7は蓋本体3の外周縁から若干中心側(図2,3の右方)に形成され、中心側及び外周側が円弧状をなす略長円形状に形成されて蓋本体3を上下に貫通している。
このように、本実施形態の地下構造物用蓋1では、上記した特許文献2の技術と同じく蓋本体3のバール孔7の外周側(図2,3の左方)が開放されることなく閉塞されているため、蓋本体3の外周のバール孔7の個所も他の個所と同様の略テーパ状の外周面を形成して、受枠2の内周面との密着により十分な止水性を奏している。
ところで、本実施形態の地下構造物用蓋1の食込み解除構造5および施錠構造6に適用されるバール41は、例えば上記特許文献1に適用されるバールと同様の一般的なものであり、その先端にはバール41に対して略T字状をなして直交する係合部41aが形成されている。故に、図3に示す平面視において、バール孔7の左右方向の寸法Aは、バール41の係合部41aの幅Wより広く、且つ係合部41aの長さLより狭く設定されている。また、バール孔7の中心及び外周方向の寸法Bについては、係合部41aの長さLよりも若干短く設定されている。
従って、バール41の係合部41aを中心及び外周方向に沿わせた姿勢では、上方より係合部41aをバール孔7内に斜めにして挿入可能であり、バール孔7への挿入後に係合部41aを水平方向に90°角度変更して左右方向に沿わせると、係合部41aはバール孔7の左右両側で蓋本体3の下面に当接して掛止される。
なお、バール41の係合部41aの両端には、バール先端側に面するように面取り状のガイド傾斜面41bがそれぞれ形成されている。
蓋本体3の下面にはバール孔7の左右両側(図3の上下両側)に位置するように一対の軸受部10,10が突設されており、各軸受部10のバール孔7よりも外周側の部分にはそれぞれ軸受孔10aが左右方向に形成されている。各軸受孔10aは図2に示すように上下方向に長孔となるように形成されている。
蓋本体3のバール孔7の下方には可動支点蓋21が配設され、当該可動支点蓋21には一体にして突っ張り部材11が設けられている。つまり、図4に可動支点蓋21と突っ張り部材11とを斜め上方から見た斜視図を示し、図5に斜め下方から見た斜視図を示すように、ここでは可動支点蓋21と突っ張り部材11とは一体成形されている。
突っ張り部材11の上端右側面および上端左側面には一対の揺動軸13,13がそれぞれ突設され、当該各揺動軸13が上記蓋本体3の各軸受孔10aに回動可能に支持されることにより、突っ張り部材11は可動支点蓋21と共に蓋本体3の中心及び外周方向に揺動可能な状態で垂下されている。また、各軸受孔10aが上下方向に長孔であることから、突っ張り部材11は可動支点蓋21と共に上下方向に摺動可能である。なお、各軸受孔10aは各揺動軸13を組み付けるために中心側が一部開口しており、当該開口部分には各揺動軸13の脱離を防止すべく軸受部10,10間に長尺のボルト60が渡されて締結されている。
可動支点蓋21の下面には、ばね座24およびその周囲の半円筒状の外周位置決め部25が同心上に形成されており、一方、一対のうちの一方の軸受部10は下方に延びると共に蓋本体3に平行に延びてばね座18を形成しており、これらばね座24とばね座18との間には圧縮ばね26(付勢手段)が外周位置決め部25に嵌入された状態で介装されている。これにより、可動支点蓋21は圧縮ばね26の付勢力によりばね座18に対し常に上方に向けて付勢されている。
平面視において可動支点蓋21の外形は蓋本体3のバール孔7より中心及び外周方向および左右方向に共に大きく、その上面にはバール孔7の形状に対応する押圧部31が形成されると共に、押圧部31の周囲にはゴム製のパッキン32が装着されてパッキン上を当接面33としている。
従って、上記した圧縮ばね26の上方への付勢力により、可動支点蓋21は蓋本体3のバール孔7内に押圧部31を嵌め込んだ状態で当接面33を蓋本体3の下面におけるバール孔7の周囲に当接させ、これによりバール孔7を閉鎖して十分な止水性を奏している(以下、閉鎖位置という)。そして、この状態から圧縮ばね26の付勢力に抗して可動支点蓋21が下降すると、可動支点蓋21の押圧部31がバール孔7から下方に離脱すると共に、当接面33が蓋本体3の下面から離間し、結果としてバール孔7が開放される。
一方、受枠2の内周面には突っ張り部材11の下方に位置するよう中心側に延びてストッパ部51が突設されている。これにより、圧縮ばね26の付勢力に抗して可動支点蓋21が下降して突っ張り部材11が下降すると、突っ張り部材11の下端11aがストッパ部51上に当接し、突っ張り部材11のそれ以上の下降が規制される(以下、支点位置という)。この支点位置においては、可動支点蓋21の上面と蓋本体3の下面との間には、バール41の係合部41aが進入可能な間隙が形成される。
図6にストッパ部51の斜視図を示すように、ストッパ部51は、周縁が中心側先端の中央部分に突っ張り部材11を挿入するための隙間55を有して上方に延び、壁面(ガイド壁)56を形成しており、壁面56のうちの隙間55を挟む中心側の部分については、上端が受枠2の内周面に向けてオーバハングして左右一対の係合突起58,58を形成している。
一方、突っ張り部材11の下端右側面および下端左側面には、一対の係合爪14,14がそれぞれ突設されており、当該係合爪14,14は、係合突起58,58と受枠2の内周面との間の空間を通ってこれら係合突起58,58の下方に回り込んで各係合突起58と係合可能となる。
これにより、可動支点蓋21が圧縮ばね26の付勢力により蓋本体3の下面に付勢された状態、即ち、図2に示すように突っ張り部材11が蓋本体3から垂下した略直立姿勢(以下、施錠位置という)では、突っ張り部材11は各係合爪14を受枠2の各係合突起58と係合させて蓋本体3の開蓋を規制し、受枠2に対して蓋本体3を施錠可能である。一方、図2中に仮想線で示すように、突っ張り部材11が外周方向に揺動した姿勢(以下、解錠位置という)では、各係合爪14と各係合突起58との係合は解除され、蓋本体3を開蓋可能となる。
本発明の第1実施例に係る地下構造物用蓋1の食込み解除構造5および施錠構造6は以上のように構成されており、以下、蓋本体3を開蓋および閉蓋する際の手順について説明する。
図2に示す蓋本体3の閉蓋時においては、圧縮ばね26の付勢力により可動支点蓋21が上方に付勢されて閉鎖位置に保持されており、その押圧部31が蓋本体3のバール孔7内に嵌め込まれると共に、当接面33が蓋本体3の下面に当接してバール孔7を閉塞している。また、この状態では、突っ張り部材11は蓋本体3から垂下した施錠位置に保持され、各係合爪14は受枠2の各係合突起58と係合しており、蓋本体3と共に突っ張り部材11が上昇したとしても、係合爪14と係合突起58との係合によって蓋本体3の開蓋が規制される。
従って、バール孔7を介して雨水等が地下構造物内に流入する事態が確実に防止されると共に、地下構造物内での溢水等に起因する開蓋、或いは不法投棄等を目的とした第三者による開蓋等が未然に防止される。
当該地下構造物用蓋1では、この状態から、食込み解除および解錠の2つの開蓋操作が同時に行われる。
まず、図7に示すように、バール41を蓋本体3の中心側に若干傾斜させた上で、バール41の係合部41aを蓋本体3の中心及び外周方向に沿わせた姿勢で蓋本体3のバール孔7内に上方より斜めに挿入する。
このようにバール41の係合部41aをバール孔7内に挿入すると、係合部41aにより可動支点蓋21が下方に押圧され、各揺動軸13を枢支する各軸受孔10aが上下方向に長孔であることから、図8に示すように、圧縮ばね26の付勢力に抗して可動支点蓋21と共に突っ張り部材11が各軸受孔10aに沿い次第に下降し、当該突っ張り部材11の下端11aが受枠2のストッパ部51上に当接して支点位置となる。この際、突っ張り部材11はストッパ部51の周縁に設けられた壁面56に沿って下降することになるため、突っ張り部材11の横ずれが防止され、下端11aは略垂直にストッパ部51上に当接して良好に支点位置となる。
次いで、バール41を中心側に移動させると、中心側の係合部41aが可動支点蓋21上を摺接しながら当該可動支点蓋21と蓋本体3の下面との間に形成された間隙内に侵入する。この際、係合部41aにはガイド傾斜面41bが形成されているので、中心側ではガイド傾斜面41bにより係合部41aを可動支点蓋21上で滑らかに移動可能であり、また外周側では係合部41aがバール孔7の縁部と当接しても当該係合部41aを滑らかにバール孔7内に挿入可能となる。
そして、この状態で図9に示すようにバール41を蓋本体3の外周側に傾動操作して略直立させると、上述したように突っ張り部材11の下端11aは受枠2のストッパ部51上に略垂直に当接して支点位置となっていることから、係合部41aの外周側が可動支点蓋21の押圧部31上で良好に支点として機能し、係合部41aの内周端が蓋本体3の下面に当接して作用点として機能し、バール41の上端の傾動操作個所が力点として機能し、てこの原理により蓋本体3に強力な上方への力が作用する。これにより、受枠2に対して蓋本体3がテーパ嵌合により食込んでいる場合であっても、その食込みが容易且つ確実に解除される。
また、このように可動支点蓋21と共に突っ張り部材11が下降し、突っ張り部材11の下端11aが受枠2のストッパ部51上に当接して支点位置となっている状態では、図8および図9に示すように、突っ張り部材11は各軸受孔10a回りで壁面56に沿って外周側に揺動しており、同時に係合爪14と係合突起58との係合は解除され、つまり解錠されており、蓋本体3を開蓋可能となる。
従って、このように食込み解除した状態において、一旦外周側に傾動操作したバール41を略直立姿勢まで戻し、さらに図10に示すように係合部41aを水平方向に90°角度変更して左右方向に沿わせた姿勢とし、バール41の係合部41aの両端をバール孔7の左右両側で蓋本体3の下面に当接して掛止させる。そして、この状態でバール41を上方に引き上げるようにすれば、係合部41aに掛止された蓋本体3が可動支点蓋21および突っ張り部材11と共に受枠2内から引き上げられ、これにより蓋本体3が蝶番構造4を介して水平旋回または垂直反転しながら開蓋される。
一方、蓋本体3を閉蓋するときには、突っ張り部材11を自由な状態としておき、そのまま受枠2内に蓋本体3を配置すると、圧縮ばね26の付勢力に抗して突っ張り部材11の係合爪14が係合突起58を乗り越えて係合し、圧縮ばね26の付勢力により可動支点蓋21がバール孔7を閉鎖しつつ自動的に施錠が完了する。
以上のように本発明の第1実施例に係る地下構造物用蓋1の食込み解除構造5では、蓋本体3のバール孔7の外周側を閉鎖することにより受枠2の内周面との間の止水性を確保すると共に、蓋本体3の食込み解除の支点として利用できなくなった受枠2の周縁に代えて、バール孔7を閉塞する可動支点蓋21と共に突っ張り部材11を下降させて受枠2のストッパ部51に当接可能に構成し、このときの可動支点蓋21を蓋本体3の食込み解除時の支点として利用している。
従って、食込み解除時には、可動支点蓋21の押圧面31上を支点とし、バール孔7の中心側に相当する蓋本体3の下面を作用点として上方に力を作用させて開蓋できるため、バール41の係合部41aとしては、これらの支点および作用点に一側および他側をそれぞれ当接可能な形状であれば、てこの原理を利用した開蓋が可能となる。
よって、上記特許文献2に記載されたような特殊な形状のバールを要することなく、上記した一般的な係合部41aを有するバール41を使用でき、例えば、特許文献1が想定する一般的な形式の地下構造物用蓋と本実施形態の地下構造物用蓋とが混在している地域の保守作業においても、上記した一般的なバール41を携帯するだけで大きな負担を強要することなく保守作業を実施できるという利点が得られる。
一方、本実施形態では食込み解除構造5と施錠構造6とを全く独立して構成することなく相互に関連して構成しているため、蓋本体3の食込み解除操作と解錠操作とを連続した一連のバール操作として実行できる。具体的には、本実施形態では、揺動に伴って蓋本体3を施錠・解錠する突っ張り部材11を可動支点蓋21と一体に構成していることから、バール41で可動支点蓋21を押圧するだけで、突っ張り部材11を下降させて食込み解除のための支点位置を確保できると共に、突っ張り部材11を揺動させて係合爪14と係合突起58との係合を解除し、解錠を行うことができる。従って、例えば食込み解除構造5とは全く別個に施錠構造6を設けた場合のように双方の操作を別個に実行するときと比較して、両操作を迅速且つ容易に実行することができる。また、簡単な構成且つ低コストで解除構造5と施錠構造6とを実現可能となる。
[第2実施例]
次に、第2実施例について説明する。
当該第2実施例では、上記第1実施例に対し可動支点蓋21’と突っ張り部材11’の部分が異なっており、以下上記第1実施例と同一部分については説明を省略し、上記第1実施例と異なる部分についてのみ説明する。
図11に斜視図を示すように、第2実施例では、突っ張り部材11’と可動支点蓋21’とは、互いに別体にして連結部19において回動可能に連結され、略直角をなすよう単数または複数の捩りコイルスプリング(弾性部材)70によって支持されて一体に構成されている。ここに、捩りコイルスプリング70としては例えば圧縮ばね26よりも付勢力の弱いものが使用される。
また、第2実施例では、突っ張り部材11’の一対の係合爪14’,14’についてはその形状が円柱状をなすように構成されている。
このように構成された突っ張り部材11’と可動支点蓋21’は、その基本的な作用および効果については上述した通りでありここでは説明を省略するが、突っ張り部材11’と可動支点蓋21’とを捩りコイルスプリング70で支持し、且つ係合爪14’を円柱状としていることにより、開蓋操作および閉蓋操作をより良好に行うことが可能となる。
具体的には、閉蓋時においては、突っ張り部材11’の係合爪14’が係合突起58を乗り越えて係合するのであるが、可動支点蓋21’が圧縮ばね26の付勢力によってバール孔7を閉鎖したままであっても、突っ張り部材11’だけが捩りコイルスプリング70の付勢力に抗して連結部19回りで開き側に回動することになり、バール孔7を開放することなく容易にして確実に閉蓋を行うことができる。
また、開蓋時においては、係合爪14’と係合突起58との係合が完全に解除されていないような場合であっても、バール41で蓋本体3を持ち上げたときには、係合爪14’が円柱状であることで突っ張り部材11’が捩りコイルスプリング70の付勢力に抗して連結部19回りで開き側に回動しつつ係合突起58を滑らかに乗り越えることになり、容易にして確実に開蓋を行うことができる。さらに、例えば受枠2の内周面が中心側に張り出しているような場合であっても、バール41で蓋本体3を持ち上げたときに、突っ張り部材11’が捩りコイルスプリング70の付勢力に抗して連結部19回りで閉じ側に回動しつつ当該張り出し部分を滑らかに乗り越えることになり、やはり容易にして確実に開蓋を行うことができる。
なお、捩りコイルスプリング70の数量や配設方法は図示のものに限られることはなく、また、捩りコイルスプリング70に代えて他の弾性部材を用いるようにしてもよい。
以上で実施形態の説明を終えるが、本発明の態様はこの実施形態に限定されるものではない。
例えば上記実施形態では、食込み解除構造5に加えて施錠構造6を備えた地下構造物用蓋1に具体化したが、必ずしも施錠構造6を備える必要はなく、食込み解除構造5のみを備えた地下構造物用蓋1に具体化してもよい。
本発明の第1実施例に係る地下構造物用蓋の食込み解除構造を示す断面図である。 蓋本体の閉蓋時における食込み解除構造および施錠構造を示す部分拡大断面図である。 図2のIII−III線断面図である。 突っ張り部材および可動支点蓋を斜め上方から見た斜視図である。 突っ張り部材および可動支点蓋を斜め下方から見た斜視図である。 ストッパ部の斜視図である。 バールの係合部をバール孔に挿入する手順の説明図である。 バールの係合部を中心側に移動させる手順の説明図である。 てこの原理で食込み解除する手順の説明図である。 バールを水平方向に90°角度変更して開蓋する手順の説明図である。 本発明の第2実施例に係る突っ張り部材および可動支点蓋の斜視図である。
符号の説明
2 受枠
3 蓋本体
7 バール孔
11、11’ 突っ張り部材
14、14’ 係合爪
21、21’ 可動支点蓋
26 圧縮ばね(付勢手段)
41 バール
41a 係合部
51 ストッパ部
56 壁面(ガイド壁)
58 係合突起
70 捩りコイルスプリング(弾性部材)

Claims (4)

  1. 地下構造物の上端に設置された受枠と、
    上記受枠内に着脱可能に嵌め込まれて該受枠を閉鎖し、外周縁より中心側に離間した位置に蓋開閉用のバールの係合部を挿入可能なバール孔が貫設された蓋本体と、
    付勢手段により上方に付勢されて上記蓋本体のバール孔を下方より閉塞し、且つ、上記バールの係合部により上方より押圧されたとき、上記付勢手段の付勢力に抗して下降して上記バール孔を開放すると共に上記蓋本体の下面との間に間隙を形成する可動支点蓋と、
    該可動支点蓋と一体に設けられ、該可動支点蓋と共に下降するよう少なくとも上下に摺動可能に上記蓋本体に支持された突っ張り部材と、
    上記受枠の内周に形成されて、上記付勢手段の付勢力に抗して上記可動支点蓋と共に上記突っ張り部材が下降したときに該突っ張り部材の下端と当接して下降を規制するストッパ部と、
    を備えたことを特徴とする地下構造物用蓋の食込み解除構造。
  2. 地下構造物の上端に設置された受枠と、
    上記受枠内に着脱可能に嵌め込まれて該受枠を閉鎖し、外周縁より中心側に離間した位置に蓋開閉用のバールの係合部を挿入可能なバール孔が貫設された蓋本体と、
    付勢手段により上方に付勢されて上記蓋本体のバール孔を下方より閉塞し、且つ、上記バールの係合部により上方より押圧されたとき、上記付勢手段の付勢力に抗して下降して上記バール孔を開放すると共に上記蓋本体の下面との間に間隙を形成する可動支点蓋と、
    該可動支点蓋と一体に設けられ、該可動支点蓋と共に下降するよう上下に摺動可能且つ上記可動支点蓋と共に揺動可能に上記蓋本体に枢支された突っ張り部材と、
    上記受枠の内周に形成されて、上記付勢手段の付勢力に抗して上記可動支点蓋と共に上記突っ張り部材が下降したときに該突っ張り部材の下端と当接して下降を規制するストッパ部と、
    上記突っ張り部材の下端に側方に延びて設けられた係合爪と、
    上記ストッパ部に設けられ、上記可動支点蓋が上記付勢手段により上方に付勢されて上記バール孔を下方より閉塞した状態で上記係合爪と係合し上記蓋本体の開蓋を規制する一方、上記バールの係合部により上記可動支点蓋と共に上記突っ張り部材を揺動させることで上記係合爪との係合が解除される係合突起と、
    を備えたことを特徴とする地下構造物用蓋の食込み解除構造。
  3. 上記ストッパ部は、下降し揺動する上記突っ張り部材の両側をガイドするガイド壁を有することを特徴とする、請求項1または2記載の地下構造物用蓋の食込み解除構造。
  4. 上記突っ張り部材と上記可動支点蓋とは別体にして互いに回動自在に連結されると共に回動角度が弾性部材により略直角に支持されることで一体に設けられていることを特徴とする、請求項1乃至3のいずれか記載の地下構造物用蓋の食込み解除構造。
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