JP4193651B2 - 易開封性容器蓋 - Google Patents

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本発明は、可撓性部材から成る開封用タブにより密封するパーシャルオープンタイプの易開封性容器蓋に関し、より詳細には、開封用タブを蓋部材に接着する際の接着樹脂のはみ出しが有効に防止され、外観特性に優れた易開封性容器蓋に関する。
易開封性容器蓋(イージーオープン蓋)は、食品や飲料等を内容物とする食品容器の蓋として広く使用されており、特に清涼飲料や、ビール等の各種飲料を内容物とする飲料缶ではパーシャルオープンタイプの易開封性容器蓋が使用されている。このようなパーシャルオープンタイプの易開封性容器蓋としては、易破断開口片が開封により容器蓋から完全に切り離される所謂プルトップタブタイプのものと、易破断開口片の一部を容器蓋に連結させたまま容器内に押し込むなどにより、開封後も破断開口片が容器蓋から切り離されない所謂ステイオンタブタイプのものとがある。
しかしながら、所謂プルトップタイプのものは、切り離された開口片が鋭利な破断面を有するため危険であると共に、ゴミとして捨てられた場合に環境を汚すだけでなく、自然界に存在する動物等に損傷を与えるおそれもあり、近年このような問題のないステイオンタブのものが多く使用されるに至っている。
例えば、易開封性とバリヤー性に優れ、且つ耐内圧強度を強化する目的で開口を有する蓋体と成る基材にヒートシール性を有する積層体を、接着層を介して接着し、積層体の接着強度が積層体の層間接着強度より強く、接着層の引っ張り強度が積層体の層間接着強度より弱くした構成の易開封性蓋体(特許文献1参照)や、両面樹脂被覆した金属箔積層体から成る開封片と予め開口形成され、該開口の周縁端部が特定構造に保護被覆された樹脂被覆金属板蓋体とを熱接着させて成る易開封性容器蓋(特許文献2参照)が提案されている。
特開平11−11526号公報 特公昭60−1216号公報
上述した引用文献記載の容器蓋において、容器蓋の開口部を覆う積層体或いは樹脂被覆金属板から成る開封用タブは蓋部材に接着固定されており、この接着固定は開封用タブにヒートシール性樹脂からなる層を形成するか、或いは開封用タブ及び/又は蓋部材に接着剤を塗布し、開封用タブと蓋部材を押圧加熱することにより行われている。
このようなヒートシール性樹脂や接着剤により開封用タブを蓋部材に接着する際、溶融したヒートシール性樹脂或いは接着剤が重ね合わされた開封用タブと蓋部材の間からはみ出してしまうことがあり、はみ出したヒートシール性樹脂或いは接着剤は、開封用タブの開封後も蓋部材に筋状に残り、外観上好ましくないだけでなく、内容物が飲料等のように蓋部材に直接口を付けて飲む場合には飲み口の感触が悪いと共に、摩擦等により剥離した場合には誤って飲み込んでしまうおそれもある。
従って本発明の目的は、開封用タブを蓋部材に接着固定する際、接着性樹脂又は接着剤のはみ出しが有効に防止された易開封性容器蓋を提供することである。
本発明によれば、予め形成された開口部を備えた蓋部材と該蓋部材の外面側に該開口部を覆い且つ開口辺で蓋部材に接着固定するように施された開封用タブとから成る易開封性容器蓋において、前記開封用タブは、前記蓋部材側に位置する面にのみ接着性樹脂層又は接着剤層が形成された積層体から成り、前記開口周辺の端部が蓋部材側に折り曲げ加工又はカール加工され、該折り曲げ加工又はカール加工された部分の蓋部材外面と接する部分が蓋部材と接着されていないことを特徴とする易開封性容器蓋が提供される。
本発明の易開封性容器蓋においては、
1.開封用タブが、可撓性タブ部材と該タブ部材に接着一体化すると共に前記蓋部材の開口部に嵌合可能に形成された金属製又は樹脂被覆金属製プラグ部材とから成り、且つ前記蓋部材の開口部の端縁が、外側に向けて折り曲げ或いはカール処理されていること、
2.開封用タブが、前記蓋部材の外面側に接着固定される密封部と、該密封部の引き剥がし方向と直交する方向の端部で密封部と接続する折り返し部から成り、該密封部の開口部周辺の端部が蓋部材側に折り曲げ加工又はカール加工され、該折り返し部が蓋部材の外面側に接着されていること、
が好ましい。
本発明の易開封性容器蓋においては、蓋部材に予め形成された開口部を覆う開封用タブを蓋部材に接着固定する際、開封用タブの端部が蓋部材側に折り曲げ又はカール加工されていることが重要な特徴である。
すなわち、図3に示すように、開封用タブ2或いは蓋部材21に形成された接着性樹脂又は塗布された接着剤10が溶融し押圧されて蓋部材21及び開封用タブ2の間にはみ出した(はみ出した部分10a)としても、この折り曲げられた端部9よりも外側にはみ出ることがなく、しかもはみ出した接着性樹脂又は接着剤10aは、開封用タブを開封のために剥離する際、開封用タブ2の接着性樹脂又は接着剤10に強接着しているため、開封用タブ2に伴って蓋部材21から剥離されるため、開封後の蓋部材に筋状の接着性樹脂又は接着剤が残ることがないのである。
このため本発明の易開封性容器蓋は、外観特性と共に蓋部材に口を付けたときの感触にも優れ、またこのような接着性樹脂又は接着剤を誤って飲んでしまうことも有効に防止されるのである。
以下、本発明を添付図面を用いて詳細に説明する。
図1は本発明の易開封性容器蓋の一例の開封前の状態を示す一部断面斜視図であり、図2は、図1のX部分の拡大図であり、図3は、図2のY部分の断面図であり、図4は、図1に示す本発明の易開封性容器蓋の開封前の状態を示す平面図であり、図5は、図4の状態から折り返し部を引き剥がした後の状態を示す平面図である。
全体を1で示す本発明の易開封性容器蓋の一例は、図1から明らかなように、概略的に言って、開封用タブ2、プラグ部材20、蓋部材21から成っている。
図に示す具体例では、開封用タブ2は密封部3及び折り返し部4から成っており、この密封部3及び折り返し部4は単一の可撓性部材を2つに折り曲げるように形成され、密封部3の引き剥がしの起点となる引き剥がし開始端5で連続している。折り返し部4の引き剥がし開始端5の他方の端部には把持部6が形成されている。尚、この態様において、折り返し部4は、プラグ部材20の形状に対応したリング状に形成されているため、密封部3を蓋部材21から剥離する際に、このリングに指を掛けることができ、密封部を容易に引き剥がすことが可能になるという利点がある。
また図1乃至5に示す態様においては、密封部3には、蓋部材21に形成された開口部22に対応する部分7を挟むように引き剥がし開始端5の反対側に、密封部の引き剥がし方向と直交する方向の切り欠き8が両側に形成され、密封部の幅が狭められている。これにより密封部3の引き剥がしがこの切り欠き8の部分で止まり、開封用タブ2が蓋部材21から完全に取外されることが防止されている。
本発明においては、前述した通り、開封用タブ2を接着固定する端部が蓋部材側に折り曲げ又はカール加工されていることが重要な特徴であり、図に示す態様においては、密封部3の端部9が蓋部材21側に折り曲げ又はカールされている。
すなわち、図3から明らかなように、開封用タブ2は、蓋部材21と接着される面に接着性樹脂から成る層10(以下、単に接着性樹脂層という)が形成されており、開封用タブの蓋部材への固定に際しては、蓋部材と開封用タブを押圧しながら加熱することにより、接着性樹脂を溶融して蓋部材に開封用タブを接着することから、蓋部材21と開封用タブ2の間から接着性樹脂がはみ出して、接着性樹脂の塊10aが形成される可能性がある。しかしながら、本発明の易開封性容器蓋においては、開封用タブ2の密封部3の端部9が蓋部材側に折り曲げられているので、この接着性樹脂の塊10aは折り曲げ端部9aより外側に出ることがないのである。
しかも開封用タブの引き剥がしに際して、接着性樹脂の塊10aは接着性樹脂層10と連続しているので、開封用タブ2の接着性樹脂層10に伴って蓋部材21から剥離するため、開封後の蓋部材に接着性樹脂の筋が残ることがないのである。
また本発明の易開封性容器蓋においては、開封用タブの蓋部材に接着される面にのみ接着性樹脂層10が形成されていることが好ましく、これにより、開封用タブ2の折り曲げ端部9aは、接着性樹脂層10が内部に位置することになり、折り曲げ端部9aにおける接着性樹脂の外側へのはみ出しが有効に防止される。
接着性樹脂層の代わりに接着剤を用いる場合にも、開封用タブの蓋部材と接する面にのみ接着剤を塗布することにより、接着性樹脂層を設けた場合と同様の効果が得られる。
また開封用タブに、接着性樹脂層を設ける場合又は接着剤を塗布する場合以外に、蓋部材に接着剤樹脂層を設けるか、或いは接着剤を塗布してもよい。この場合においては、開封用タブが接する場所のうち折り曲げ端部が接する箇所を除いて接着性樹脂層又は接着剤を塗布することにより、はみ出た接着剤は折り曲げ端部の内側とも接着し、開封用タブとの接着面積が大きくなるため、開封用タブの剥離の際、開封用タブに伴って蓋部材21から剥離することが可能となるのである。
本発明の易開封性容器蓋を開封するには、図4に示すように、まず折り返し部4の把持部6を把持して矢印Aの方向に引っ張って、折り返し部4の接着部分を引き剥がす。次いで、図5に示すように、折り返し部4のリング状部分11に指を掛け矢印Bの方向に引っ張って、密封部の接着部分を引き剥がす。この密封部の引き剥がしと同時にプラグ部材も開口部から取り除かれ、開封されるが、密封部の引き剥がしの進行は切り欠き8の部分で止まるため、密封部3は完全に蓋部材から取り除かれることがなく、開封用タブは固定部13で蓋部材21に固定された状態で開封操作が終了する。
リシール操作は、プラグ部材を蓋部材の開口に嵌合することにより容易に行うことができる。
(開封用タブ)
本発明の易開封性容器蓋において、蓋部材に設けられた開口を覆うための開封用タブは、前述した密封部及び折り返し部から成るものに限定されず、例えば、可撓性部材から成る密封部のみから成り、密封部の引き剥がし方向の一方の端部に蓋部材と未接着の部分を設けて、かかる未接着部分を把持部としただけのもの等種々の態様を採用できるが、好適には、前述したような、可撓性タブ部材を2つに折り曲げて、蓋部材に接着固定され密封性を確保するための密封部及び密封部を引き剥がすための把持部となる折り返し部から成るものを使用することが、開封性に優れているので好ましい。
可撓性タブ部材は、通常この種の容器蓋に用いられる開封片やタブ構成部材に用いられるものを使用でき、一般的には、金属箔の両面に樹脂皮膜が形成された積層体から成るものが、引き剥がしに際して破断したり或いは伸びたりすることがなく、可撓性と開封性のバランスに優れており、またガスバリヤー性や耐腐食性にも優れているので特に好ましい。
また可撓性タブ部材は、蓋部材と接する側の面にあらかじめ接着性樹脂層を形成しておくことが、生産性の点から好ましいが、勿論接着剤により接着固定することも可能である。接着性樹脂層は可撓性タブ部材の蓋部材と接する側の面にのみ設けることが好ましく、この場合には、折り返し部の端部を折り曲げ又はカール加工することにより、折り返し部を蓋部材又は密封部と容易に接着固定することが可能である。
接着性樹脂層は、オレフィン系樹脂、ポリエステル樹脂等の従来公知のヒートシール性樹脂により形成することができる。
可撓性タブ部材としては、これに限定されないが、(蓋部材側)PP/アルミニウム箔/PET等の積層体を好適に用いることができる。
(蓋部材)
本発明の蓋部材は、予め開口部が設けられており、かかる開口部の端縁は外側に向けて折り曲げ或いはカール処理されているか、或いはポリエステル樹脂やポリプロピレンなどのオレフィン系樹脂により樹脂被覆されていることが好ましい。これにより開口端縁がスムーズで接触しても切り傷などの損傷を与えることがなく、且つ腐食性にも優れている。更に、リシールを繰り返してもプラグ部材を傷つけることがなく、良好な嵌合状態を長期にわたって維持できる。また蓋部材の周縁部には、缶胴体部との巻き締め加工による密閉接合が可能なように巻締加工部が形成されていることが好適である。
蓋部材は、従来缶蓋に用いられていた素材から形成することができるが、開封用タブを接着固定する蓋部材表面に、開封用タブの密封部又は折り返し部と熱接着性を有するように、ヒートシール性樹脂から成る被膜が設けられていることが好ましいが、密封部及び折り返し部が接着されない部分は、はみ出した接着性樹脂等の塊が開封の際、開封用タブ側に接着して蓋部材から取り除かれるように、非接着性であることが好適である。
一方、蓋部材の内面側は開封用タブ及びプラグ部材に対し、非接着性であることが開封用タブやプラグ部材と密着することがなく、開封性の点から好ましい。
(プラグ部材)
本発明の易開封性容器蓋においては、開封用タブのみで蓋部材の開口を覆って密封することも可能であるが、好適には、開封用タブの密封部内面にプラグ部材を接着一体化することが望ましい。これによりリシール性、耐圧性や耐衝撃性等が確保されると共に、容器の密封性をより向上させることができる。
プラグ部材としては、これに限定されないが、樹脂製プラグと金属製プラグが使用できる。比較的低温で使用される容器や腐食性内容物を収容する容器、或いは高い耐圧性能が求められない容器などの場合には柔軟でシール弾性に富み、繰り返しのリシールが可能な樹脂製プラグを使用することが好ましく、一方ホット充填、レトルト処理など特に高い温度に曝される容器や高い耐圧性能が求められる容器、或いはプラグ部材の厚さが制限される容器などには高強度で高温耐性に優れた金属製又は樹脂被覆金属製のプラグを使用することが好ましい。
樹脂製プラグに用いる樹脂材料としては、これに限定されないが、ポリプロピレン、高密度ポリエチレン等のオレフィン系樹脂、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート等のポリエステル樹脂、6ナイロン、6,6ナイロン等のポリアミド樹脂等を挙げることができる。
金属製プラグに用いる金属材料としては、これに限定されないが、アルミニウム、スチールなどを挙げることができ、樹脂被覆金属の場合は、可撓性タブ部材と接する面に、該部材と接着性を有する樹脂被覆、たとえばポリプロピレン等の被膜が形成されていることが好ましく、蓋部材と接する面は、内容物に対する耐腐食性を有する樹脂被覆、例えばポリエステル等の被膜が形成されていることが好ましい。
(製法)
本発明の易開封性容器蓋は、以下の工程により製造することができる。
すなわち、予め開口部及び巻締加工部が形成された蓋部材の開口部の端縁処理を行う工程、次いで可撓性タブ部材を密封部及び折り返し部から成る開封用タブに成形すると共に、密封部の開口周辺の端縁に蓋部材側へのカール又は折り曲げ加工を施す工程、必要によりプラグ部材を成形する工程、必要によりプラグ部材を開口部に嵌合し、プラグ部材を開封用タブが覆うように蓋部材外面側上に設置した後ヒートシール温度に加熱して、開封用タブとプラグ部材の接着一体化を行うと同時に、蓋部材外面に開封用タブの密封部及び必要により折り返し部を蓋部材の外面側となる面に接着する工程、を経て製造することができる。
また、プラグ部材は、開封用タブ内でプラグ形成用樹脂を射出成形又は圧縮成形することによりプラグ部材の成形と開封用タブとの一体化を同時に行うことも可能である。
本発明の易開封性容器蓋においては、上述した具体例に限定されず種々の変更が可能である。
例えば、蓋部材から密封部を完全に取外すのを防止するためには、切り欠き8の形成以外にも、前述した固定部13の位置における密封部及び蓋部材に複数の凹凸を設けて密封部と蓋部材の接着性を強化すること等によってもよい。
本発明の易開封性容器蓋の開封前の状態を示す一部断面斜視図である。 図1のX部分の拡大図である。 図2のY部分の拡大断面図である。 図1に示す本発明の易開封性容器蓋の開封前の状態を示す平面図である。 図4の状態から折り返し部を引き剥がした後の状態を示す平面図である。
符号の説明
1 易開封性容器蓋、2 開封用タブ、3 密封部、4 折り返し部、5 開封開始端、6 把持部、8 切り欠き、9 折り曲げ加工部、10 接着層、20 プラグ部材、
21 蓋部材、22 開口部、23 巻締加工部

Claims (3)

  1. 予め形成された開口部を備えた蓋部材と該蓋部材の外面側に該開口部を覆い且つ開口辺で蓋部材に接着固定するように施された開封用タブとから成る易開封性容器蓋において、
    前記開封用タブは、前記蓋部材側に位置する面にのみ接着性樹脂層又は接着剤層が形成された積層体から成り、前記開口周辺の端部が蓋部材側に折り曲げ加工又はカール加工され、該折り曲げ加工又はカール加工された部分の蓋部材外面と接する部分が蓋部材と接着されていないことを特徴とする易開封性容器蓋。
  2. 前記開封用タブが、可撓性タブ部材と該タブ部材に接着一体化すると共に前記蓋部材の開口部に嵌合可能に形成された金属製又は樹脂被覆金属製プラグ部材とから成り、且つ前記蓋部材の開口部の端縁が、外側に向けて折り曲げ或いはカール処理されている請求項1記載の易開封性容器蓋。
  3. 前記開封用タブが、前記蓋部材の外面側に接着固定される密封部と、該密封部の引き剥がし方向と直交する方向の端部で密封部と接続する折り返し部から成り、該密封部の開口部周辺の端部が蓋部材側に折り曲げ加工又はカール加工され、該折り返し部が蓋部材の外面側に接着されている請求項1又は2記載の易開封性容器蓋。
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