JP4192183B2 - 差動増幅回路 - Google Patents
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Description
ユン・チウ他2名(Yun Chiu et al.)、「14b 12MS/s CMOS パイプライン ADC ウィズ・オーバ 100bB SFDR」(" A 14-b 12-MS/s CMOS pipeline ADC with over 100-dB SFDR")、ジェイ・エス・エス・シー(IEEE Journal of Solid-State Circuit)、米国、アイトリプルイー(IEEE)、2004年12月、第39巻、第12号、pp.2139〜2151
図1は、本発明の一実施形態に係る差動増幅回路の概略構成を示す回路ブロック図である。この差動増幅回路100において、差動入力端子1から入力された信号電圧IN+は、入力段20において電圧−電流変換され差動出力ノード3から出力される。出力された電流は、NMOSトランジスタT1のソースに入力され、ドレインから出力される。NMOSトランジスタT1のドレインから出力された電流は、負側電流出力ノード5から出力段30に入力され、電圧に変換される。この過程を経て増幅された出力信号OUT-が、差動出力端子7から出力される。
ΔI=gm3*ΔVin1 (1)
を満足するように変化する。
Rcas = gm101*ro101*ro100 (2)
である。
Rs1 = gm11*ro11*(ΔVs11/ΔI) (3)
となる。
ΔI =ΔI1+ΔI2 (4)
である。今、PMOSトランジスタT4、T10の出力抵抗ro4、ro10が十分大きいとする。このとき、PMOSトランジスタT4のゲートは、接続ノードS1に接続されているので、トランジスタT4の電圧変化はΔVs1であり、
ΔI1= gm4*ΔVs1 (5)
を満足する。
ΔI2= gm10*(-ΔVs1) (6)
を満足する。
ΔI = (gm4-gm10)*ΔVs1 (7)
となる。
ΔVs11/ΔI = ro4||ro10 (8)
となり、接続ノードS11から基準電位vddまでに見える抵抗ΔVs11/ΔIは、PMOSトランジスタT4、T10それぞれの出力抵抗の並列抵抗になる。
ΔVs1/ΔVin = gm3*Rs1
= gm3*gm11*ro11*(ro4||ro10) (9)
となり、トランジスタのトランスコンダクタンスの2乗と出力抵抗の2乗との積で概算される。
R13 = gm12*ro12*ro5 (10)
となる。
ΔVout1/ΔVs1 = gm5*R13
= gm5*gm12*ro12*ro5 (11)
となり、トランジスタのトランスコンダクタンスの2乗と出力抵抗の2乗との積で概算される。
ΔVout1/ΔVin1 = ΔVout1/ΔVs1 * ΔVs1/ΔVin1
= gm5*gm12*ro12*ro5 * gm3*gm11*ro11*(ro4||ro10) (12)
で表され、トランジスタのトランスコンダクタンスの4乗と出力抵抗の4乗との積で概算される。
Rs1_4 (vss) = gm3*ro3*ro31 (13)
となる。(3)、(8)、(13)より、接続ノードS1に見える抵抗Rs1_4は、
Rs1_4 = Rs1_4(vdd)||Rs1_4(vss)
= {gm11*ro11*(ro4||ro10)||gm3*ro3*ro31} (14)
となる。(14)より、接続ノードS1に見える抵抗は、図4の回路においても、トランジスタのトランスコンダクタンスと出力抵抗の2乗との積で概算される。
R13_4(vss) = gm33*ro33*ro32 (15)
となる。(10)、(15)より、接続ノードS1に見える抵抗R13_4は、
R13_4 = R13_4(vdd)||R13_4(vss)
= gm12*ro12*ro5||gm33*ro33*ro32 (16)
となる。(16)より、出力端子13に見える抵抗は、図4の回路においても、トランジスタのトランスコンダクタンスと出力抵抗の2乗との積で概算される。
Rac_cas = Ag202*gm201*ro201*ro200 (17)
とかける。
R13_14(vdd) = Agj1*gmJ2*roJ2*roJ12 (18)
とかける。
R13_14(vss) = Agj2*gmJ4*roJ4*roJ10 (19)
とかける。
R13_14 = R13_14(vdd)|| R13_14(vss)
= Agj1*gmJ2*roJ2*roJ12||Agj2*gmJ4*roJ4*ro10 (20)
となる。
gmJ7(Agj1*gmJ2*roJ2*roJ12||Agj2*gmJ4*roJ4*roJ10) (21)
となり、トランジスタのトランスコンダクタンスの2乗と出力抵抗の2乗とサブゲインブースト増幅回路GJ1もしくはGJ2の単相直流利得との積で概算される。
R23_15(vdd)=gmJS2*roJS2*roJS12 (22)
R23_15(vss)=gmJS4*roJS4*roJS10 (23)
である。
R23 = R23_15(vdd)||R23_15(vdd)
= gmJS2*roJS2*roJS12||gmJS4*roJS4*roJS10 (24)
となる。(24)より、サブゲインブースト増幅回路GJ1の単相直流利得Agj1は、
Agj1 = gmjS7*(gmJS2*roJS2*roJS12||gmJS4*roJS4*roJS10) (25)
となり、トランジスタのトランスコンダクタンスの2乗と出力抵抗の2乗との積で概算される。
次に、本発明の別の実施形態について図6を参照して説明する。図6は、図1中に示したゲインブースト増幅回路G1、G2のさらに別の形態を示す回路図である。この回路600を構成するゲインブースト増幅回路G1と同G2の回路構成は同一であり、ゲインブースト増幅回路G1の電流源回路D1〜D2、NMOSトランジスタT3〜T6、接続ノードS1が、ゲインブースト増幅回路G2の電流源回路D3〜D4、NMOSトランジスタT7〜T10、接続ノードS2にそれぞれ対応している。
次に、本発明のさらに別の実施形態について図7を参照して説明する。図7は、図1中に示したゲインブースト増幅回路G1、G2のさらに別の形態を示す回路図である。この回路700を構成するゲインブースト増幅回路G1と同G2の回路構成は同一である。また、図2に示した回路200に比較して、PMOSトランジスタT6、T10がなく、サブゲインブースト増幅回路GS1、GS2が追加されている。今、サブゲインブースト増幅回路GS1とGS2は同一の回路構成を持つとする。
ΔVs1/ΔI = 1/gm4 (26)
とかける。
ΔVs1/ΔVin = gm3/gm4 (27)
となり、接続ノードS1の電圧変化ΔVs1は、入力端子11の電圧変化ΔVinとほぼ同じである。
Ags1*gm12*ro12*ro5 (28)
となる。
gm5*Ags1*gm12*ro12*ro5 (29)
となり、トランジスタのトランスコンダクタンスの2乗と出力抵抗の2乗とサブゲインブースト増幅回路GS1の直流利得との積で概算される。
Rs21_8(vdd) = gm16*ro16*ro5 (30)
となる。
Rs21_8(vss) = 1/gm17 (31)
となる。
よって(30)、(31)から、
Rs21_8 = Rs21_8(vdd)|| Rs21_8(vss)
= 1/gm17 (32)
と概算される。(32)から、入力端子21から接続ノードS21までの直流利得は、
gm21/gm17 (33)
であり小さい。
R23(vss) = gm24*ro24*ro18 (34)
とかける。
R23(vdd) = gm15*ro15*ro4 (35)
とかける。(34)、(35)から、出力端子23に見えるR23は、
R23 = R23(vdd)||R23(vss)
= gm24*ro24*ro18||gm15*ro15*ro4 (36)
とかける。(36)より、接続ノードS21から出力端子23までの直流利得Ags1は、
Ags1 = gm18*(gm24*ro24*ro18||gm15*ro15*ro4) (37)
となり、トランジスタのトランスコンダクタンスの2乗と出力抵抗の2乗との積で概算される。
Rs1_9 = Rs1_9(vdd)||Rs1_9(vss) = Rs1_9(vdd) = 1/gm4
と近似でき、図7に示した回路における接続ノードS1に見える抵抗と同等である。
R13_9 = R13_9(vdd)||R13_9(vss)
= Ags1*gm12*ro12*ro5||Ags3*gm35*ro35*ro32
となり、(28)で表される回路700の抵抗R13と同等である。ゆえに、図9に示したゲインブースト増幅回路GS1の直流利得も比較参照例のゲインブースト増幅回路1400の直流利得と同等になる。
4I+8Is
となる。
4I+8Is+(トランジスタTJ6に流れる消費電流)
となる。
次に、本発明のさらに別の実施形態について図11を参照して説明する。図11は、図1中に示したゲインブースト増幅回路G1、G2のさらに別の形態を示す回路図である。この回路1100は、PMOSトランジスタT6およびT10が追加されている以外は、図9に示した回路900と同一の回路構成を有している。PMOSトランジスタT6およびT10の接続は、図4に示した回路400の場合と同じである。
次に、本発明のさらに別の実施形態について図12、図13を参照して説明する。図12は、図11中に示したサブゲインブースト増幅回路GS1、GS2の一形態を示す回路図であり、図13は、図11中に示したサブゲインブースト増幅回路GS3、GS4の一形態を示す回路図である。
次に、上記述べた各実施形態に係る差動増幅回路の一つの応用例について図16を参照して説明する。図16は、本発明の実施形態に係る差動増幅回路が応用され得るパイプライン型A/D変換器の構成を示すブロック図である。
Claims (7)
- 1対の差動入力端子を有し、かつ、前記1対の差動入力端子に入力される差動電圧に応じた差動電流を出力する1対の差動出力ノードを有する入力段と、
第1のトランジスタと第1のゲインブースト増幅回路とを有し、前記第1のトランジスタのソースに前記1対の差動出力ノードの一方および前記第1のゲインブースト増幅回路の入力側が接続され、前記第1のトランジスタのゲートに前記第1のゲインブースト増幅回路の出力側が接続され、前記第1のトランジスタのドレインが負側電流出力ノードである第1の中間段と、
第2のトランジスタと第2のゲインブースト増幅回路とを有し、前記第2のトランジスタのソースに前記1対の差動出力ノードの他方および前記第2のゲインブースト増幅回路の入力側が接続され、前記第2のトランジスタのゲートに前記第2のゲインブースト増幅回路の出力側が接続され、前記第2のトランジスタのドレインが正側電流出力ノードである第2の中間段と、
前記負側電流出力ノードおよび前記正側電流出力ノードを1対の差動入力ノードとし、かつ、前記1対の差動入力ノードに入力される差動電流に応じた差動電圧を出力する1対の差動出力端子を有する出力段とを具備し、
前記第1のゲインブースト増幅回路が、一端を第1の基準電位に接続された第1および第2の電流源回路と、ソースに前記差動出力ノードの一方が接続され、ゲートにバイアス電圧が印加され、前記第1の電流源回路の電流をバイアス電流とする第3のトランジスタと、ソースが第2の基準電位に接続され、ドレインに前記第3のトランジスタから電流が入力され、ゲートが前記第3のトランジスタのドレインに接続された第4のトランジスタと、ゲートとソースとが前記第4のトランジスタのそれらにそれぞれ共通接続され、ドレインに前記第2の電流源回路からの電流が入力される第5のトランジスタと、ゲートとソースとが前記第4のトランジスタのそれらにそれぞれ共通接続された第6のトランジスタとを有し、かつ、前記第3のトランジスタのソースが該第1のゲインブースト増幅回路の前記入力であり、前記第5のトランジスタのドレインの側に該第1のゲインブースト増幅回路の前記出力があり、
前記第2のゲインブースト増幅回路が、一端を前記第1の基準電位に接続された第3および第4の電流源回路と、ソースに前記差動出力ノードの他方が接続され、ゲートにバイアス電圧が印加され、前記第3の電流源回路の電流をバイアス電流とする第7のトランジスタと、ソースが前記第2の基準電位に接続され、ドレインに前記第7のトランジスタから電流が入力され、ゲートが前記第7のトランジスタのドレインに接続された第8のトランジスタと、ゲートとソースとが前記第8のトランジスタのそれらにそれぞれ共通接続され、かつ、ドレインに前記第4の電流源回路からの電流が入力される第9のトランジスタと、ゲートとソースとが前記第8のトランジスタのそれらにそれぞれ共通接続された第10のトランジスタとを有し、かつ、前記第7のトランジスタのソースが該第2のゲインブースト増幅回路の前記入力であり、前記第9のトランジスタのドレインの側に該第2のゲインブースト増幅回路の前記出力があり、
前記第6のトランジスタのドレインが、前記第8のトランジスタのドレインに接続され、かつ、前記第10のトランジスタのドレインが、前記第4のトランジスタのドレインに接続され、
前記第4および前記第10のトランジスタの単位ゲート長当たりに換算したゲート幅の合計と前記第5のトランジスタの単位ゲート長当たりに換算したゲート幅との比が、前記第1の電流源回路と前記第2の電流源回路との電流比にほぼ比例し、前記第4のトランジスタの単位ゲート長当たりに換算したゲート幅が、前記第10のトランジスタの単位ゲート長当たりに換算したゲート幅以上であり、
前記第8および前記第6のトランジスタの単位ゲート長当たりに換算したゲート幅の合計と前記第9のトランジスタの単位ゲート長当たりに換算したゲート幅との比が、前記第3の電流源回路と前記第4の電流源回路との電流比にほぼ比例し、前記第8のトランジスタの単位ゲート長当たりに換算したゲート幅が、前記第6のトランジスタの単位ゲート長当たりに換算したゲート幅以上であること
を特徴とする差動増幅回路。 - 前記第1のゲインブースト増幅回路が、ソースが前記第4のトランジスタのドレインに接続され、ゲートにバイアス電圧が印加され、前記第1の電流源回路の電流をバイアス電流とする第11のトランジスタと、ソースが前記第5のトランジスタのドレインに接続され、ゲートにバイアス電圧が印加され、前記第2の電流源回路の電流をバイアス電流とする第12のトランジスタとをさらに有し、前記第12のトランジスタのドレインに該第1のゲインブースト増幅回路の前記出力があり、
前記第2のゲインブースト増幅回路が、ソースが前記第8のトランジスタのドレインに接続され、ゲートにバイアス電圧が印加され、前記第3の電流源回路の電流をバイアス電流とする第13のトランジスタと、ソースが前記第9のトランジスタのドレインに接続され、ゲートにバイアス電圧が印加され、前記第4の電流源回路の電流をバイアス電流とする第14のトランジスタとをさらに有し、前記第14のトランジスタのドレインに該第2のゲインブースト増幅回路の前記出力があること
を特徴とする請求項1記載の差動増幅回路。 - 前記第1のゲインブースト増幅回路が、ソースが前記第5のトランジスタのドレインに接続され、ゲートにバイアス電圧が印加され、前記第2の電流源回路の電流をバイアス電流とする第12のトランジスタをさらに有し、前記第12のトランジスタのドレインに該第1のゲインブースト増幅回路の前記出力があり、
前記第2のゲインブースト増幅回路が、ソースが前記第9のトランジスタのドレインに接続され、ゲートにバイアス電圧が印加され、前記第4の電流源回路の電流をバイアス電流とする第14のトランジスタをさらに有し、前記第14のトランジスタのドレインに該第2のゲインブースト増幅回路の前記出力があること
を特徴とする請求項1記載の差動増幅回路。 - 1対の差動入力端子を有し、かつ、前記1対の差動入力端子に入力される差動電圧に応じた差動電流を出力する1対の差動出力ノードを有する入力段と、
第1のトランジスタと第1のゲインブースト増幅回路とを有し、前記第1のトランジスタのソースに前記1対の差動出力ノードの一方および前記第1のゲインブースト増幅回路の入力側が接続され、前記第1のトランジスタのゲートに前記第1のゲインブースト増幅回路の出力側が接続され、前記第1のトランジスタのドレインが負側電流出力ノードである第1の中間段と、
第2のトランジスタと第2のゲインブースト増幅回路とを有し、前記第2のトランジスタのソースに前記1対の差動出力ノードの他方および前記第2のゲインブースト増幅回路の入力側が接続され、前記第2のトランジスタのゲートに前記第2のゲインブースト増幅回路の出力側が接続され、前記第2のトランジスタのドレインが正側電流出力ノードである第2の中間段と、
前記負側電流出力ノードおよび前記正側電流出力ノードを1対の差動入力ノードとし、かつ、前記1対の差動入力ノードに入力される差動電流に応じた差動電圧を出力する1対の差動出力端子を有する出力段とを具備し、
前記第1のゲインブースト増幅回路が、一端を第1の基準電位に接続された第1および第2の電流源回路と、ソースに前記差動出力ノードの一方が接続され、ゲートにバイアス電圧が印加され、前記第1の電流源回路の電流をバイアス電流とする第3のトランジスタと、ソースが第2の基準電位に接続され、ドレインに前記第3のトランジスタから電流を入力され、ゲートが前記第3のトランジスタのドレインに接続された第4のトランジスタと、ゲートとソースとが前記第4のトランジスタのそれらにそれぞれ共通接続され、ドレインに前記第2の電流源回路からの電流を入力される第5のトランジスタと、ソースが前記第4のトランジスタのドレインに接続され、ゲートにバイアス電圧が印加され、前記第1の電流源回路の電流をバイアス電流とする第11のトランジスタと、ソースが前記第5のトランジスタのドレインに接続され、かつ前記第2の電流源回路の電流をバイアス電流とする第12のトランジスタと、前記第11のトランジスタのソースおよび第12のトランジスタのソースを両極性の入力として増幅を行いその出力を前記第12のトランジスタのゲートに供給する第1のサブゲインブースト増幅回路とを有し、
前記第2のゲインブースト増幅回路が、一端を前記第1の基準電位に接続された第3および第4の電流源回路と、ソースに前記差動出力ノードの一方が接続され、ゲートにバイアス電圧が印加され、前記第3の電流源回路の電流をバイアス電流とする第7のトランジスタと、ソースが第2の基準電位に接続され、ドレインに前記第7のトランジスタから電流を入力され、ゲートが前記第7のトランジスタのドレインに接続された第8のトランジスタと、ゲートとソースとが前記第8のトランジスタのそれらにそれぞれ共通接続され、ドレインに前記第4の電流源回路からの電流を入力される第9のトランジスタと、ソースが前記第8のトランジスタのドレインに接続され、ゲートにバイアス電圧が印加され、前記第3の電流源回路の電流をバイアス電流とする第13のトランジスタと、ソースが前記第9のトランジスタのドレインに接続され、かつ前記第4の電流源回路の電流をバイアス電流とする第14のトランジスタと、前記第13のトランジスタのソースおよび第14のトランジスタのソースを両極性の入力として増幅を行いその出力を前記第14のトランジスタのゲートに供給する第2のサブゲインブースト増幅回路とを有し、
前記第1のゲインブースト増幅回路の前記第1のサブゲインブースト増幅回路が、ソースを前記両極性の入力の一方としゲートにバイアス電圧が印加された第15のトランジスタと、ソースを前記両極性の入力の他方としゲートにバイアス電圧が印加された第16のトランジスタと、ソースが前記第2の基準電位に接続され、ゲートが前記第16のトランジスタのドレインに接続され、ドレイン電流を前記第16のトランジスタへ出力する第17のトランジスタと、ソースとゲートとが前記第17のトランジスタのそれらにそれぞれ共通接続され、ドレイン電流を前記第15のトランジスタへ出力する第18のトランジスタとを備え、
前記第2のゲインブースト増幅回路の前記第2のサブゲインブースト増幅回路が、ソースを前記両極性の入力の一方としゲートにバイアス電圧が印加された第19のトランジスタと、ソースを前記両極性の入力の他方としゲートにバイアス電圧が印加された第20のトランジスタと、ソースが前記第2の基準電位に接続され、ゲートが前記第20のトランジスタのドレインに接続され、ドレイン電流を前記第20のトランジスタへ出力する第21のトランジスタと、ソースとゲートとが前記第21のトランジスタのそれらにそれぞれ共通接続され、ドレイン電流を前記第19のトランジスタへ出力する第22のトランジスタとを備えること
を特徴とする差動増幅回路。 - 前記第1のゲインブースト増幅回路の前記第1のサブゲインブースト増幅回路が、ソースが前記第17のトランジスタのドレインに接続され、ゲートにバイアス電圧が印加され、前記第17のトランジスタのドレイン電流をバイアス電流とする第23のトランジスタと、ソースが前記第18のトランジスタのドレインに接続され、ゲートにバイアス電圧が印加され、前記第18のトランジスタのドレイン電流をバイアス電流とする第24のトランジスタとをさらに備え、
前記第2のゲインブースト増幅回路の前記第2のサブゲインブースト増幅回路が、ソースが前記第21のトランジスタのドレインに接続され、ゲートにバイアス電圧が印加され、前記第21のトランジスタのドレイン電流をバイアス電流とする第25のトランジスタと、ソースが前記第22のトランジスタのドレインに接続され、ゲートにバイアス電圧が印加され、前記第22のトランジスタのドレイン電流をバイアス電流とする第26のトランジスタとをさらに備えること
を特徴とする請求項4記載の差動増幅回路。 - 前記第1のゲインブースト増幅回路が、ゲートとソースとが前記第4のトランジスタのそれらにそれぞれ共通接続された第6のトランジスタをさらに有し、
前記第2のゲインブースト増幅回路が、ゲートとソースとが前記第8のトランジスタのそれらにそれぞれ共通接続された第10のトランジスタをさらに有し、
前記第6のトランジスタのドレインが、前記第8のトランジスタのドレインに接続され、かつ、前記第10のトランジスタのドレインが、前記第4のトランジスタのドレインに接続され、
前記第4および前記第10のトランジスタの単位ゲート長当たりに換算したゲート幅の合計と前記第5のトランジスタの単位ゲート長当たりに換算したゲート幅との比が、前記第1の電流源回路と前記第2の電流源回路との電流比にほぼ比例し、前記第4のトランジスタの単位ゲート長当たりに換算したゲート幅が、前記第10のトランジスタの単位ゲート長当たりに換算したゲート幅以上であり、
前記第8および前記第6のトランジスタのゲート幅の単位ゲート長当たりに換算した合計と前記第9のトランジスタの単位ゲート長当たりに換算したゲート幅との比が、前記第3の電流源回路と前記第4の電流源回路との電流比にほぼ比例し、前記第8のトランジスタの単位ゲート長当たりに換算したゲート幅が、前記第6のトランジスタの単位ゲート長当たりに換算したゲート幅以上であること
を特徴とする請求項4または5記載の差動増幅回路。 - 前記第1のゲインブースト増幅回路の前記第1のサブゲインブースト増幅回路が、ゲートとソースとが前記第17のトランジスタのそれらにそれぞれ共通接続された第27のトランジスタをさらに備え、
前記第2のゲインブースト増幅回路の前記第2のサブゲインブースト増幅回路が、ゲートとソースとが前記第21のトランジスタのそれらにそれぞれ共通接続された第28のトランジスタをさらに備え、
前記第27のトランジスタのドレインが、前記第21のトランジスタのドレインに接続され、かつ、前記第28のトランジスタのドレインが、前記第17のトランジスタのドレインに接続され、
前記第17のトランジスタの単位ゲート長当たりに換算したゲート幅が、前記第28のトランジスタの単位ゲート長当たりに換算したゲート幅以上であり、
前記第21のトランジスタの単位ゲート長当たりに換算したゲート幅が、前記第27のトランジスタの単位ゲート長当たりに換算したゲート幅以上であること
を特徴とする請求項4、5、または6のいずれか1項記載の差動増幅回路。
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