JP4191057B2 - 玩具用足構造 - Google Patents

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本発明は、ロボット玩具等に用いられる玩具用足構造及び該玩具用足構造を備えた形態変形玩具に関するものである。
実開昭61−45993号公報の第2図には、つま先部と踵部とを有する足部が脛部の下に脛部に対して前後方向に傾動するように取り付けられて構成された玩具用足構造の一例が示されている。この公知の玩具用足構造は、一対の脚部を前後に開くタイプの人形型のロボット玩具に適用されるものであり、一対の脚部を前後に開いた場合に、常に足部のつま先部と踵部とが設置面に全面的に接触することを可能にする。
また実用新案登録第3079299号公報の図1乃至図3には、足首に球頭を設け、脛部に球頭を回動自在に受け入れる球座を設けて、足部を脛部に対して自由に回動し得るようにした玩具用足構造が示されている。
実開昭61−45993号公報の第2図 実用新案登録第3079299号公報の図1乃至図3
しかしながら前者の公知の構造では、一対の脚部を左右に開いた場合に、つま先部及び踵部の内側縁部のみが設置面と接触することになる。そのためこの公知の構造を一対の脚部を左右に開くタイプの人形型のロボット玩具に適用した場合には、安定した状態でロボット玩具を立った状態に維持し難い問題が生じる。
これに対して後者の公知の構造を採用すると、一対の脚部を横に開いた場合でも足の裏面を全体的に設置面に接触させた状態にすることができる。しかしながら球頭と球座を組み合わせた連結構造では、外部から加わる小さな力によって球頭と球座との間に簡単にすべりが発生してしまい、一対の脚部を開いて安定した状態でロボット玩具を立った状態に維持し難い問題が生じる。また球頭と球座を組み合わせた連結構造を用いると、足と脛部の位置関係を必ず特定の位置関係になるように拘束することができない。そのため形態変形玩具の足部を脛部に連結する場合に、この構造を採用すると、形態変形玩具において足部及び脛部として用いていた部分を変形後のある構成部分に利用する際に、足部及び脛部として用いていた部分の連結状態を固定状態にし難いため、形態変形玩具の設計の自由度が低くなる問題が生じる。
本発明の目的は、横方向に脚を開いた状態にしても、従来より安定した状態で玩具を立った状態に維持することができる玩具用足構造を提供することにある。
本発明の他の目的は、形態変形玩具の設計の自由度を低下させることなく、上記目的を達成できる玩具用足構造を備えた形態変形玩具を提供することにある。
本発明は、つま先部と踵部とを有する足部が脛部の下に取り付けられて構成される玩具用足構造を対象とする。本願明細書において、つま先部とは踵部を除いた足の部分で、踵部よりも前方側に位置する足の部分の全部または主要部を意味する。本発明においては、踵部を脛部に取り付ける踵部取付機構を、つま先部側から脛部を見て脛部が直立状態になっているとき及び直立状態から横方向に傾いた傾斜状態になっているときのいずれの状態においても、踵部の底面が設置面に全面的に接触するように踵部が脛部に対して動き得るように構成する。本発明によれば、脛部の傾きの如何に拘わらず踵部の底面が常に設置面に全面的に接触し、つま先部は脛部が傾くとその縁部の少なくとも一部が設置面と接触する。その結果、本発明によれば原則的に常時、踵部とつま先部の2個所で設置面と接触することになる。踵部の底面と設置面との全面的な接触は、玩具が脚を開いて立っている状態において安定した停止姿勢を維持するのに寄与する。そしてつま先部と設置面との接触は、わずかな外力の印加によって脛部の傾きが変化することを阻止する機能を発揮する。その結果、本発明によれば脚を開いた状態で玩具を設置面上に設置した場合でも、従来より安定した状態で玩具を立った状態に維持することができる。
本発明で用いる踵部取付機構は、具体的には、つま先部側から脛部を見た状態で(足が設置面に設置している状態におけるつま先部側から見た脛部を見た状態で)、踵部が脛部に対して左右に傾き得るように構成することができる。このようにすれば、脛部が横方向に傾いたとしても、脛部に対する踵部の傾きによって踵部の底面を設置面に対して常時接触させた状態にすることができる。このことを実現するより具体的な踵部取付機構としては、脛部の長手方向と直交し且つつま先部と踵部が並ぶ方向に延びる回動軸を備え、踵部がこの回動軸を中心にして所定の角度範囲内で揺動し得るように構成することができる。このような構造にすると、踵部取付機構を少ない部品点数で簡単に構成することができる。またこの場合において、回動軸を踵部と一体に構成し、脛部に回動軸を回動自在に支持する回動軸支持構造を設けると、組立てが容易な踵部取付機構を提供することができる。
なお踵部取付機構をつま先部側から脛部を見た状態で、踵部が脛部に対してさらに前後に傾き得るように構成してもよい。このような動きを実現するには、例えば、実用新案登録第3079299号公報の図1ないし図3に示された球頭と球座を用いて踵部を脛部に取り付ければよい。このようにした場合であっても、本発明では、つま先部の一部が踵部と別個に設置面と接触するため、多少の外力が加わった場合であっても、踵部取付機構が動いてしまうといった事態が発生することはない。
本発明の玩具用足部は、オートバイ等の移動玩具に人形玩具が乗った状態から、移動玩具の一部を変形させて人形玩具に装着することにより人形玩具とは形態が異なったロボット玩具を構成する形態変形玩具に適用することができる。この形態変形玩具では、移動玩具が、人形玩具の脚部に装着されてロボット玩具の脚部の脛部を構成する1以上の部品から構成される一対の脛部構成部品と、人形玩具の上半身に装着されてロボット玩具の上半身の外装を構成する、複数の部品から構成された組立部品とを少なくとも含んで構成される。組立部品は、それぞれ1以上の部品から構成され、主として人形玩具の前面部側に配置される第1の組立部品構成部と、第1の組立部品構成部に連結されて人形玩具の背面部側に配置される第2の組立部品構成部と、第1及び第2の組立部品構成部を連結する第3の組立部品構成部とを備えているのが好ましい。そして第1の組立部品構成部乃至第3の組立部品構成部は、環状に組み合わされて少なくとも人形玩具の肩部、股部、前面部及び背面部を囲む構造を有する外装を形成するように構成するのが好ましい。このような形態変形玩具において、一対の脛部構成部品は、ロボット玩具の脛部とつま先部及び踵部を有する足部とを備えた玩具用足構造を形成するように変形可能に構成する。このようにすると、人形玩具の上半身に堅牢感のある外装をしっかりと装着することができる。さらに第3の組立部品構成部から露出する頭部が、組立部品を人形玩具に取り付ける際の位置決め手段及び移動阻止手段として機能するため、組立部品の人形玩具への装着が容易になる利点が得られる。また一対の脛部構成部品を人形玩具に装着すれば、人形玩具の上半身に比較的大きな外装を装着した場合において、ロボット玩具の上半身に見合った重量の下半身を構成することができ、ロボット玩具の安定性を高めることができる。
この形態変形玩具では、踵部を脛部に取り付ける踵部取付機構に、前述の本発明の玩具用足構造を採用する。すなわち踵部取付機構は、ロボット玩具の一対の脚部がロボット玩具を正面側から見たときに左右に開いている状態及び閉じている状態のいずれの状態においても、踵部の底面が設置面に全面的に接触するように踵部が脛部に対して動き得るように構成する。このようにすれば、上半身の重量が重くなったロボット玩具を脚を開いた状態で設置面上に設置した場合でも、安定した状態で玩具を立った状態に維持することができる。
なおこの形態変形玩具では、踵部取付機構を脛部の長手方向と直交し且つつま先部と踵部が並ぶ方向に延びる回動軸を備え、踵部が回動軸を中心にして所定の角度範囲内で揺動し得るように構成すると、踵部の動きが回動軸によって拘束されるため、脛部とつま先部と踵部とを移動玩具の一部を構成する際に所定の形状に固定するための構造が簡単になる。
また移動玩具がオートバイの場合には、オートバイの2本のタイヤを車軸と直交する方向に2分割可能な構造にする。そして2分割された2本のタイヤのタイヤ半部を、それぞれロボット玩具の両肩部及び両脛部に装着するようにする。このようにすると、あたかもタイヤをロボット玩具の鎧の一部のようにしてロボット玩具に装着できるので、変形前のオートバイの面影を大幅に減じることができ、形態変形玩具の変形度をより高めることができる。
本発明によれば左右に脚を開いた状態で玩具を設置面上に設置した場合でも、従来より安定した状態で玩具を立った状態に維持することができる利点が得られる。
以下図面を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1(A)乃至(C)は、本発明の玩具用足構造を備えた形態変形玩具1の側面図、正面図、背面図及び平面図である。この形態変形玩具1は、オートバイ(移動玩具)3に人形玩具5が乗った状態から、オートバイ3の一部を分解して変形させて人形玩具5に装着することにより人形玩具3とは形態が異なったロボット玩具(図3)に変形するものである。そして図2(A)乃至(C)は、オートバイ3の側面図、正面図及び平面図である。図3(A)及び(B)は、形態変形後のロボット玩具23を右斜め上から見た斜視図及び左斜め下から見た斜視図であり、図4(A)乃至(C)はロボット玩具23の正面図、左側面図及び平面図である。
これらの図において、オートバイ(移動玩具)3は、2本のタイヤ7及び9と、燃料タンク11及びエンジン12を備えたシャーシ13と、フロントフォーク14と、フロントカバー15と、ハンドル16と、リアカバー17と、タイヤカバー18と、それぞれステップ部20を備えた2本のマフラー構成部19及び21と、アクセサリ6と、着座部8とを備えている。なおこのアクセサリ6は、例えばマシンガン等であり、複数の部品に分解可能である。図1には、最もシンプルな状態のアクセサリ6が示されており、図2にはマシンガンを構成するアクセサリ6´が示されている。後方のタイヤ9は、2本のマフラー構成部19及び21の間に挟み込まれるように挟持されている。2本のマフラー構成部19及び21の側面には、後に説明する二つ割りしたタイヤ9の半部(9A及び9B)を嵌合するための嵌合用凹部19aが形成さている。なお図3及び図4には、一方のタイヤ半部9Bだけを図示してある。フロント側のタイヤ7も二つ割りの半部(7A及び7B)が組み合わされて構成されている。タイヤ7の半部7A及び7Bは、図3及び図4に示すように、それぞれ人形玩具5の肩部の側面に嵌合構造を用いて装着される。
また側面方向から見てフロントカバー15の後方に位置するハンドル16は、一対の腕部16A及び16Bを備えている。後に説明するが、一対の腕部16A及び16Bの端部には、リアカバー17の両サイドに設けた一対の凹部17a及び17b(被係合部)に係合されている一対の凸部16a及び16b(係合部)が一体に設けられている。一対の腕部16A及び16Bは、上下及び左右に回動可能または移動可能に設けられている。一対の腕部16A及び16Bは、変形後には人形玩具5の両肩部の上にそれぞれ載った状態になる。
この例で、2本のマフラー構成部19及び21は、人形玩具5の脚部に装着されて図3及び図4に示すロボット玩具23の脚部22及び24の脛部22A及び24Aを構成する一対の脛部構成部品を構成する。また燃料タンク11、エンジン12、シャーシ13、フロントフォーク14、フロントカバー15、ハンドル16及びリアカバー17が、環状に組み合わされて人形玩具5の脚部5c、腕部5b及び頭部5aを除いた人形本体部(人形の上半身)の肩部5d、前面部5e、股部5g及び背面部5fを取り囲む外装30を構成するように形態変形する組立部品を構成する。
燃料タンク11は、後に詳しく説明するように、左右に別れる二つのタンク半部11A及び11Bが組み合わされて構成されている。そして左右に分かれた二つのタンク半部11A及び11Bの間を後述するフロント側フレーム13Aが通過し得るように、二つのタンク半部11A及び11Bはリア側フレーム13Bに回動可能に取り付けられている。
エンジン12は、シャーシ13に取り付けられる一対のエンジン構成部品12A及び12Bとから構成される。シャーシ13は、図2に示すように、フロント側フレーム13Aとリア側フレーム13Bとから構成されている。フロント側フレーム13Aとフロントフォーク14とは、所定の角度範囲内において回動自在に連結されている。またリア側フレーム13Bとリアカバー17とは所定の回動範囲内において回動自在に連結されている。このようにすると、後述する環状の外装30に含まれる回動連結部の数が増えることになるため、環状の外装の変形が容易になる。
以下図1の状態から図3及び図4に示したロボット玩具に変形していく過程を説明する。まず図1に示す状態から人形玩具5をオートバイ3から下ろし、フロントフォーク14から前方のタイヤ7を外す。次に一方のマフラー構成部19又は21を外し、その後後方のタイヤ9を他方のマフラー構成部19又は21から外す。そして次に他方のマフラー構成部を外す。またアクセサリ6及びエンジン構成部品12A及び12Bを外す。図5(A)は、このときの状態を示している。図5(A)に示された構成が、人形玩具5の上半身に装着される外装30を形成するために用いられる組立部品の構成である。
次に、図5(A)に太い矢印で示すように、ハンドル16の腕部16A及び16Bを上方に回動して、図5(B)に示した状態にする。そして次に図6(A)及び(B)に示すように燃料タンク11のタンク半部11A及び11Bを左右方向に開く。二つのタンク半部11A及び11Bの間に形成する隙間Gは、フロント側フレーム13Aがその隙間を通る(または二つのタンク半部11A及び11Bがフロント側フレーム13Aの両側に沿って反時計回り方向に回動し得る)幅寸法を有している。
次に図7(A)に示すように、フロントカバー15を反時計回り方向に回動して、フロントカバー15と燃料タンク11との係合を解除した後、図7(B)に示すように、二つのタンク半部11A及び11Bをフロント側フレーム13Aの両側に沿って反時計回り方向に回動させる。またリアカバー17をリア側フレーム13Bに対して時計回り方向に回動する。またこのとき2本のフロントフォーク14を中間部分で内側に折り曲げる。フロントフォーク14は、2つのフォーク部分14A及び14Bが回動機構を介して連結された構造を有している。リアカバー17の着座部側のカバー部分17Aは反転可能にリアカバー本体17Bに支持されている。カバー部分17Aの裏面には人形玩具に設けられた後述する被係合部(図9の符号5hで示した部分参照)と係合する係合部17Cが設けられている。図7(B)は、カバー部分17Aを反転した状態を示している。
環状の外装30を構成する場合には、図8(A)に示すように、フロントカバー15及びフロント側フレーム13Aを更に回動させて、ハンドル16の一対の腕部16A及び16Bの端部に設けた凸部16a及び16bをリアカバー17に設けた凹部17a及び17bに嵌合する。環状の外装30を単独で完成した状態は、図8(B)に示すとおりになる。
人形玩具5に外装30を装着する場合には、図9及び図10に示すように、ハンドル16の一対の腕部16A及び16Bをリアカバー17に結合させる前に、人形玩具5を外装30の内部に挿入する。人形玩具5の股部がフロント側フレーム13Aの上に乗り、一対の腕部16A及び16Bが人形玩具5の両肩の上に位置するように人形玩具を配置する。このとき人形玩具5の背面部に設けた係合用凹部からなる被係合部5hに、リアカバー17の着座部側のカバー部分17Aの裏面側に設けたピン状の係合部17Cを係合させる。これによって、人形玩具5の外装30に対する位置決めが完了し、人形玩具5と外装30との間で不必要なガタツキが発生するのを防止することができる。
外装30を人形玩具5に装着した後、図3及び図4に示すように、人形玩具5の両腕部にアクセサリ6をそれぞれ装着し、人形玩具5の肩部にタイヤ7の半部7A及び7Bを装着し、フロント側フレーム13Aの両側にエンジン構成部品12A及び12Bをそれぞれ嵌合構造を介して装着する。
上記実施の形態では、オートバイのフロントカバー15、フロントフォーク14及びフロント側フレーム13Aを含んで第1の組立部品構成部が構成されている。この第1の組立部品構成部は、主として人形玩具5の前面部5e側に配置される。また燃料タンク11、着座部8、リア側フレーム13B及びリアカバー17を含んで第2の組立部品構成部が構成されている。この第2の組立部品構成部は、第1の組立部品構成部に連結されて人形玩具5の背面部5f側に配置される。さらにハンドル16を含んで第3の組立部品構成部が構成されている。この第3の組立部品構成部は、第1及び第2の組立部品構成部を連結する機能を果す。
次に先に外した2本のマフラー構成部19及び21のステップ部20側に形成された孔部に、人形玩具5の脚部の脛部及び足部を挿入する。2本のマフラー構成部19及び21のステップ部20とは反対側に位置する端部には、マフラー構成部19及び21をロボット玩具23の脛部22A及び24A及び足部として用いる場合の足部の踵部25を構成する部品26とつま先部27を構成する部品28とが変形可能に設けられている。
図11(A)及び(B)は、マフラー構成部19がロボット玩具23の脚部22を構成するために変形した状態の側面図及び背面図をそれぞれ示している。また図12(A)及び(B)は、図11(A)のVIA−VIA線断面図及び図11(B)のVIB−VIB線断面図を示している。マフラー構成部19の構成部本体19Aは二つ割の成形品が組み合わされて構成されている。図12(B)によく示されるように、ロボット玩具23の脛部22Aを構成する構成部本体19Aの内部には構成部本体19Aの内部を上下方向(脛部22Aの長手方向)に延びる壁部分19Bを備えた仕切り壁部19Cが形成されている。壁部分19Bには、壁部分19Bと直交(脛部の長手方向と直交)し、つま先部27を構成する部品28と踵部25を構成する部品26とが並ぶ方向に延びる回動軸31が踵部25を構成する部品26と一体に設けられている。なおこの踵部25を構成する部品26は、回動軸31を構成する部分を含めて二つ割の成形品によって構成されている。回動軸31は壁部分19Bに回動自在に支持されているため、踵部25を構成する部品26は回動軸31を中心にして所定の角度範囲内で左右に揺動する。
仕切り壁部19Cの横方向に延びる壁部分19Dには、人形玩具5の足の先端部に嵌合される突起33が取り付けられている。人形玩具5の足の先端部には、この突起33が嵌合する嵌合孔が形成されている。
つま先部27を構成する部品28は、構成部本体19Aの対向する一対の側壁部に両端が固定された回動軸37を中心にして回動する。図11に示す状態は、つま先部27を構成するための部品28が90度回転している状態を示している。この状態では、脛部22Aを構成する構成部本体19Aの一部分35が前方側に開いて、その先端部がつま先部27を構成するための部品28の上に乗った状態になっている。構成部本体19Aの一部分35は、公知のヒンジ構造を介して構成部本体19Aに連結されている。
構成部本体19Aの対向する一対の側壁部と踵部25を構成する部品26との間には、部品26が回動軸31を中心にして前述の所定の角度範囲内を揺動することを許容する隙間g(図13参照)が形成されている。この隙間gは、ロボット玩具23の一対の脚部22,24を横方向(ロボット玩具23を正面から見たときの左右方向)に広げる(傾ける)角度の大きさに応じて定まる。図13は、ロボット玩具の脚部22,24が左右方向に傾いた場合においても、踵部25が設置面38に対してその底面を全面的に接触させることができることを概念的に示している。ロボット玩具23の脛部22A及び24Aを構成する構成部本体19A及び21Aの側壁部と踵部25を構成する部品26とが接触するまで、ロボット玩具23の脚部は左右に広げることが可能である。したがって前述の隙間gは、脚部を広げる角度に応じて任意に定められることになる。
この実施の形態の踵部取付機構は、原理的には回動軸31と回動軸31を回動自在に支持する壁部分19Bとによって構成されている。そして壁部分19Bが回転軸支持構造を構成することになる。この踵部取付機構は、ロボット玩具23の一対の脚部22,24がロボット玩具を正面側から見たときに左右に開いている状態及び閉じている状態のいずれの状態においても、踵部25の底面が設置面に全面的に接触するように踵部25が脛部22A,24Aに対して動き得るように構成されている。このようにすれば、上半身の重量が重くなったロボット玩具を脚を開いた状態で設置面38上に設置した場合でも、安定した状態で玩具を立った状態に維持することができる。
なお踵部取付機構をつま先部側から脛部を見た状態で、踵部25が脛部に対してさらに前後に傾き得るように構成してもよい。このような動きを実現するには、図14に概念的に示すように、踵部取付機構を踵部25を構成する部品26に一体に設けられた球頭39と構成部本体19A,21A側に設けられて球頭39を回転自在に受け入れる球座41とを用いて構成する。このようにした場合であっても、つま先部27の一部が踵部25とは別個に設置面と接触する上、構成部本体19A,21Aの対向する一対の側壁部が踵部25と接触すことにより踵部25の動きが規制されるため、多少の外力が加わった場合であっても、踵部取付機構が動いてしまうといった事態が発生することはない。
なお上記の実施の形態では、オートバイの2本のタイヤ7,9を車軸と直交する方向に2分割可能な構造にしている。そして2分割された2本のタイヤのタイヤ半部を、それぞれロボット玩具の両肩部及び両脛部に装着するようにする。なお1つのタイヤ半部は図示を省略してある。このようにするとタイヤをロボット玩具の鎧の一部のようにしてロボット玩具に装着できるので、変形前のオートバイの面影を大幅に減じることができて、形態変形玩具の変形度をより高めることができる。
上記実施の形態は、移動玩具としてオートバイを用いたが、飛行機、船等のその他の移動玩具を用いる形態変化玩具にも本発明を適用できる。また上記実施の形態は、2本足で立つロボット玩具の足構造本発明を提供したものであるが、本発明の玩具用足構造は4本足のロボット玩具の足構造に適用してもよく、足の本数は限定されるものではない。
(A)乃至(C)は、本発明の玩具用足構造を備えた形態変形玩具の側面図、正面図、背面図及び平面図である。 (A)乃至(C)は、オートバイの側面図、正面図及び平面図である。 (A)及び(B)は、形態変形後のロボット玩具を右斜め上から見た斜視図及び左斜め下から見た斜視図である。 (A)乃至(C)はロボット玩具の正面図、左側面図及び平面図である。 (A)は組立部品の構成を示す斜視図であり、(B)は(A)から一部変形した状態を示す組立部品の斜視図である。 (A)は、図5(B)の状態から更に変形した状態を示す組立部品の斜視図であり、(B)は(A)から一部変形した状態を示す組立部品の斜視図である。 (A)は、図6(B)の状態から更に変形した状態を示す組立部品の斜視図であり、(B)は(A)から一部変形した状態を示す組立部品の斜視図である。 (A)は、図7(B)の状態から更に変形した状態を示す組立部品の斜視図であり、(B)は(A)から一部変形した状態を示す組立部品の斜視図である。 人形玩具に外装を装着する場合を説明するために用いる図である。 人形玩具に外装を装着した場合を説明するために用いる図である。 (A)及び(B)は、マフラー構成部がロボット玩具の脚部を構成するために変形した状態の側面図及び背面図をそれぞれ示している。 (A)及び(B)は、図11(A)のVIA−VIA線断面図及び図11(B)のVIB−VIB線断面図を示している。 実施の形態の踵部取付機構の動きを概念的に説明するために用いる図である。 踵部取付機構の変形例の動きを概念的に説明するために用いる図である。
符号の説明
1 形態変形玩具
3 オートバイ(移動玩具)
5 人形玩具
7,9 タイヤ
11 燃料タンク
11A,11B タンク半部
12 エンジン
13 シャーシ
13A フロント側フレーム
13B リア側フレーム
14 フロントフォーク
15 フロントカバー
16 ハンドル
16A,16B 腕部
17 リアカバー
19,21 マフラー構成部
23 ロボット玩具
25 踵部
27 つま先部
30 外装
31 回動軸

Claims (1)

  1. つま先部と踵部とを有する足部が脛部の下に取り付けられて構成され、
    前記踵部を前記脛部に取り付ける踵部取付機構が、前記つま先部側から前記脛部を見て前記脛部が直立状態になっているとき及び前記直立状態から横方向に傾いた傾斜状態になっているときのいずれの状態においても、前記踵部の底面が設置面に全面的に接触するように前記踵部が前記脛部に対して動き得るように構成されている玩具用足構造であって、
    前記つま先部と前記踵部とが、それぞれ別の部品により構成され、
    前記踵部取付機構は、前記つま先部側から前記脛部を見た状態で、前記踵部が単独で前記脛部に対して左右に傾き得るように構成され
    前記踵部取付機構は、前記脛部の長手方向と直交し且つ前記つま先部と前記踵部が並ぶ方向に延びる回動軸を備え、前記踵部が前記回動軸を中心にして所定の角度範囲内で揺動し得るように構成され、
    前記回動軸は前記踵部と一体に構成され、前記脛部には前記回動軸を回動自在に支持する回動軸支持構造が設けられていることを特徴とする玩具用足構造。
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