JP4190857B2 - プリント基板の接続方法および複合プリント基板 - Google Patents

プリント基板の接続方法および複合プリント基板 Download PDF

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【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、プリント基板の接続方法と、接続された複合プリント基板に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、パソコンやDVD(デジタル多用途ディスク)プレーヤなど精密家電機器の部品として、柔軟性のあるFPC(フレキシブルプリント基板)と、CCL(銅貼り積層板)を複数枚貼り合わせた剛性のあるRPC(リジッドプリント基板)とを組み合わせた複合プリント基板が広く利用されている。
【0003】
この種の複合プリント基板を構成するため、従来は、図7に示すようにコネクタを用いてFPCとRPCとを接続していた。すなわち、RPCにコネクタを実装し、このコネクタにFPCを差し込み固定することで、FPCの回路層とRPCの回路層とを電気的に接続していた。
【0004】
【非特許文献1】
沼倉研史著「高密度フレキシブル基板入門」図4.18
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来のものは、コネクタを用いてFPCとRPCとを接続するため、FPCおよびRPCのスペース以外に、コネクタ部品が占めるスペースが必要であり、そのため、小型化・高密度化の妨げとなるだけでなく、コネクタ部品自体のコストが余分に必要となるという問題があった。
【0006】
この発明の課題は、上記従来のもののもつ問題点を排除して、コネクタを用いずに、フレキシブルプリント基板とリジッドプリント基板とを接続することができ、それにより、小型化およびコスト削減を実現することのできるプリント基板の接続方法および複合プリント基板を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この発明は上記課題を解決するものであって、請求項1に係る発明は、表面に回路層を形成したフレキシブルプリント基板と、表面に回路層を形成したリジッドプリント基板とを接続する方法であって、前記フレキシブルプリント基板の前記回路層表面に、小径部の先に大径の膨張部を有する導体バンプを突設し、前記リジッドプリント基板に、当該リジッドプリント基板の前記回路層に位置して前記小径部に対応する貫通孔と、前記回路層の裏面にある絶縁層に位置して前記膨張部に対応する凹所とが連通した凸形穴を穿設し、前記小径部の高さを、前記貫通孔の高さすなわち、前記リジッドプリント基板の前記回路層の厚さにほぼ等しく形成し、前記導体バンプを前記凸形穴に押し込み、前記膨張部が前記凹所に嵌まり込むことで、前記導体バンプの周囲における前記フレキシブルプリント基板の前記回路層表面、前記貫通孔の周囲における前記リジッドプリント基板の前記回路層表面とを、直接接触させて電気的に接続するプリント基板の接続方法である。
【0008】
請求項2に係る発明は、請求項1記載の発明において、前記導体バンプの前記膨張部の高さ、前記凸形穴の前記凹所の深さほぼ等しく形成し、前記導体バンプを前記凸形穴に押し込むことで、前記膨張部の張り出し部における前記小径部側の側縁と、前記貫通孔の周囲における前記リジッドプリント基板の前記回路層裏面とを、直接接触させて電気的に接続するプリント基板の接続方法である。
【0009】
請求項3に係る発明は、請求項1または請求項2記載の発明において、前記導体バンプの前記膨張部の表面に半田メッキを施し、前記導体バンプを前記凸形穴に押し込んだのち、リフロー処理することで、前記半田メッキが溶融して前記導体バンプと前記リジッドプリント基板の前記回路層とを金属結合するプリント基板の接続方法である。
【0010】
請求項4に係る発明は、回路層表面に、小径部の先に大径の膨張部を有する導体バンプを突設してなるフレキシブルプリント基板と、回路層に位置して前記小径部に対応する貫通孔と、前記回路層の裏面にある絶縁層に位置して前記膨張部に対応する凹所とが連通した凸形穴を穿設してなるリジッドプリント基板とで構成され、前記小径部の高さを、前記貫通孔の高さすなわち、前記リジッドプリント基板の前記回路層の厚さにほぼ等しく形成し、前記導体バンプを前記凸形穴に押し込み、前記膨張部が前記凹所に嵌まり込むことで、前記導体バンプの周囲における前記フレキシブルプリント基板の前記回路層表面、前記貫通孔の周囲における前記リジッドプリント基板の前記回路層表面とを、直接接触させて電気的に接続した複合プリント基板である。
【0011】
【発明の実施の形態】
この発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
図1は、この発明による複合プリント基板の一実施の形態を示す断面図であり、この複合プリント基板1は、FPC(フレキシブルプリント基板)10と、CCL(銅貼り積層板)を複数枚貼り合わせたRPC(リジッドプリント基板)30とで構成されるものである。
【0012】
FPC(フレキシブルプリント基板)10は、図2(a)に示すように、PI(ポリイミド)等の樹脂をベースフィルムとする絶縁体からなる絶縁層11の片面に、エポキシ系の接着剤を用いて銅箔を貼り付けて所要の回路層(回路パターン)12を形成したものであり、回路層12の表面には、RPC30との接続に適した位置に、小径部21の先に大径の膨張部22を有する導体バンプ20が突設されている。
【0013】
一方、RPC(リジッドプリント基板)30は、図2(b)に示すように、最上層CCL(銅貼り積層板)40と、それ以下(2層目CCL60のみ図示し、他は図示省略)のCCL(銅貼り積層板)とを貼り合わせたものである。
【0014】
最上層CCL40は、PI(ポリイミド)等の樹脂をベースフィルムとする絶縁体からなる絶縁層41の片面に、エポキシ系の接着剤を用いて銅箔を貼り付けて所要の回路層(回路パターン)42を形成したものであり、FPC10との接続に適した位置に、回路層42にあって小径部21に対応する貫通孔51と、絶縁層41にあって膨張部22に対応する凹所52とが連通した凸形穴50が穿設されている。
【0015】
また、2層目CCL60は、ガラスエポキシ等の樹脂をベースフィルムとする絶縁体からなる絶縁層61の少なくとも片面に、エポキシ系の接着剤を用いて銅箔を貼り付けて所要の回路層(回路パターン)62を形成したものであり、この2層目CCL60の上面に、例えばエポキシ系の接着シート63を用いて最上層CCL40を貼り合わせることで、RPC(リジッドプリント基板)30が構成されるものである。
【0016】
FPC10の導体バンプ20は、図3に示すようにして形成することができる。すなわち、まず、図3(a)に示すように、回路層12の表面に液状レジストを印刷法により塗布することで、レジスト13を形成するとともに、所定のバンプ形成位置に小径部21を形成するための開口14を設けておく。このレジスト13の厚さは、RPC30の最上層CCL40の回路層42の厚さにほぼ等しく形成することができるが、これより幾分薄くても厚くてもよい。
【0017】
つぎに、図3(b)に示すように、このFPC10の開口14に、CuまたはNiメッキをドーム状になるまで行なうことで、開口14内に小径部21が形成されるとともに、その上方に大径の膨張部22が形成され、全体がきのこ状の導体バンプ20となる。このとき、膨張部22の高さが、RPC30の凸形穴50の凹所52の深さにほぼ等しく形成されるように、CuまたはNiメッキの工程を調節する。
【0018】
さらに、図3(c)に示すように、導体バンプ20の表面に半田メッキ23を施したのち、図3(d)に示すように、レジスト13を除去することで、表面に半田メッキ23が施された導体バンプ20が形成される。
【0019】
したがって、表面に半田メッキ23が施された導体バンプ20は、開口14の内部で形成された小径部21と、小径部21の上方に形成された大径の膨張部22とで構成され、小径部21の高さは、RPC30の凸形穴50の貫通孔51の高さにほぼ等しく形成され、また、膨張部22の高さは、RPC30の凸形穴50の凹所52の深さにほぼ等しく形成されることとなる。
【0020】
一方、RPC30の凸形穴50は、図4に示すようにして形成することができる。これは、最上層CCL40がまだ2層目CCL60の上面に貼り合わされていない場合である。この場合、図4(a)に示すように、最上層CCL40の回路層42の接続に適した位置には、回路パターンを形成する際に同時に形成された貫通孔51が設けられている。
【0021】
この最上層CCL40の貫通孔51に相当する位置において、絶縁層41側からレーザ加工または機械加工を行なうことで絶縁層41を削り取り、図4(b)に示すように、貫通孔51と連通した凹所52を形成する。このとき凹所52は、まだ底がないから、貫通した孔の状態である。
【0022】
つぎに、このような最上層CCL40の絶縁層41側を、図4(c)に示すような2層目CCL60の上面に接着シート63を用いて貼り合わせることで、図4(d)に示すように、RPC30として一体化される。これにより、凹所52は接着シート63によって底が塞がれて凹所となり、凸形穴50が形成されることとなる。
【0023】
凸形穴50はまた、図5に示すようにして形成することができる。これは、最上層CCL40がすでに2層目CCL60の上面に貼り合わされて、RPC30として一体化されている場合である。この場合も、図5(a)に示すように、最上層CCL40の回路層42の接続に適した位置には、回路パターンを形成する際に同時に形成された貫通孔51が設けられている。
【0024】
この最上層CCL40の貫通孔51の位置において、回路層42側からレーザ加工または機械加工を行なうことで絶縁層41を削り取る。図5(b)は加工の途中の状態を模式的に示す。
【0025】
そして、この加工中に、絶縁層41のみを削り取るようにレーザ加工または機械加工による加工条件を調節することで、図5(c)に示すように、貫通孔51と連通した凹所52を形成する。これにより、凸形穴50が形成されることとなる。
【0026】
凸形穴50はさらに、図6に示すようにして形成することができる。これも、最上層CCL40がすでに2層目CCL60の上面に貼り合わされて、RPC30として一体化されている場合である。この場合も、図6(a)に示すように、最上層CCL40の回路層42の接続に適した位置には、回路パターンを形成する際に同時に形成された貫通孔51が設けられている。
【0027】
この最上層CCL40の貫通孔51の位置において、回路層42側からプラズマエッチングまたはケミカルエッチングを行なうことで絶縁層41を削り取る。図6(b)は加工の途中の状態を模式的に示す。
【0028】
そして、この加工中に、絶縁層41のみを削り取るようにレーザ加工または機械加工による加工条件を調節することで、図5(c)に示すように、貫通孔51と連通した凹所52を形成する。これにより、凸形穴50が形成されることとなる。
【0029】
この場合は、絶縁層41の材質(ポリイミド)と接着シート63の材質(エポキシ系)とが相違しているから、プラズマエッチングまたはケミカルエッチングをポリイミド層に選択的に反応させることで、絶縁層41のみを削り取ることができる。そのため、図6(c)に示すように、貫通孔51と連通した凹所52を形成することができ、これにより、凸形穴50が形成されることとなる。
【0030】
次に、上記の複合プリント基板1を構成するため、FPC10とRPC30とを接続する方法について説明する。
【0031】
図1、図2に示すように、まず、FPC10に形成した導体バンプ20を、RPC30に形成した凸形穴50に押し込む。すると、導体バンプ20の膨張部22が凸形穴50の凹所52に嵌まり込み、この状態が機械的に維持される。このとき、膨張部22の高さが凹所52の深さにほぼ等しいことから、膨張部22の張り出し部上縁(図1)が貫通孔51の周囲の回路層42下面(図1)に接触または圧接し、また、小径部21の高さが貫通孔51の高さにほぼ等しいことから、貫通孔51の周囲の回路層42上面(図1)が回路層12に接触または圧接する。これにより、FPC10の回路層12とRPC30の最上層CCL40の回路層42とが、電気的に接続された状態に保持され、複合プリント基板1が構成されることとなる。
【0032】
また、導体バンプ20を凸形穴50に押し込んだのちリフロー処理することで、膨張部22の表面に施してある半田メッキ23が溶融して、導体バンプ20とRPC30の回路層42とを金属結合することができる。この場合、図1に示すものを上下反転した状態でリフロー処理すると、溶融した半田が膨張部22の張り出し部から流れ落ちることで、導体バンプ20と貫通孔51の周囲の回路層42との金属結合が確実に行われる。これにより、FPC10とRPC30との電気的接続がいっそう確実となり、複合プリント基板1として高い信頼性が発揮できる。
【0033】
なお、上記の実施の形態では、導体バンプ20および凸形穴50を1個ずつしか図示してないが、これに限定するものでなく、FPC10とRPC30との接続に適した位置に、任意の個数ずつ設けて接続に用いることが可能である。
【0034】
また、上記の実施の形態では、CL(カバーレイヤ)について記載してないが、FPC10の回路層12の表面や、RPC30の最上層CCL40の回路層42の表面には、導体バンプ20を凸形穴50に押し込むことで電気的接続を図る所定の接続箇所を除いて、必要な部分に、例えば、PI(ポリイミド)等の樹脂をベースフィルムとする絶縁体からなるCL(カバーレイヤ)を貼り付けることはいうまでもない。
【0035】
さらに、例えば図2(a)に示すようなFPC10と、例えば図4(b)に示すような最上層CCL40(すなわちFPC)とを、導体バンプ20と凸形穴50とを嵌め合いながら何層も貼り合わせていくことで、多層積層されたRPCを作り上げることも可能である。
【0036】
【発明の効果】
この発明は以上のように、フレキシブルプリント基板の回路層表面に、小径部の先に大径の膨張部を有する導体バンプを突設し、リジッドプリント基板に、当該リジッドプリント基板の回路層に位置して前記小径部に対応する貫通孔と、前記回路層の裏面にある絶縁層に位置して前記膨張部に対応する凹所とが連通した凸形穴を穿設し、前記小径部の高さを、前記貫通孔の高さすなわち、前記リジッドプリント基板の前記回路層の厚さにほぼ等しく形成し、前記導体バンプを前記凸形穴に押し込み、前記膨張部が前記凹所に嵌まり込むことで、前記導体バンプの周囲における前記フレキシブルプリント基板の前記回路層表面、前記貫通孔の周囲における前記リジッドプリント基板の前記回路層表面とを、直接接触させて電気的に接続するように構成したので、コネクタを用いずに、フレキシブルプリント基板とリジッドプリント基板とを接続することができ、そのため、コネクタ部品の占めるスペースが不要となって小型化・高密度化を実現することができ、また、コネクタ部品のコストが不要となってコスト削減を実現することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による複合プリント基板の一実施の形態を示す要部の断面図である。
【図2】図1の複合プリント基板の接続前の状態を示す断面図である。
【図3】図1の複合プリント基板に用いるフレキシブルプリント基板に導体バンプを形成する方法を示す説明図である。
【図4】図1の複合プリント基板に用いるリジッドプリント基板に凸形穴を形成する方法の一例を示す説明図である。
【図5】図1の複合プリント基板に用いるリジッドプリント基板に凸形穴を形成する方法の他の例を示す説明図である。
【図6】図1の複合プリント基板に用いるリジッドプリント基板に凸形穴を形成する方法のさらに他の例を示す説明図である。
【図7】従来の複合プリント基板の一例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 複合プリント基板
10 FPC(フレキシブルプリント基板)
11、41、61 絶縁層
12、42、62 回路層(回路パターン)
13 レジスト
14 開口
20 導体バンプ
21 小径部
22 膨張部
23 半田メッキ
30 RPC(リジッドプリント基板)
40 最上層CCL(銅貼り積層板)
50 凸形穴
51 貫通孔
52 凹所
60 2層目CCL(銅貼り積層板)
63 接着シート

Claims (4)

  1. 表面に回路層を形成したフレキシブルプリント基板と、表面に回路層を形成したリジッドプリント基板とを接続する方法であって、
    前記フレキシブルプリント基板の前記回路層表面に、小径部の先に大径の膨張部を有する導体バンプを突設し、
    前記リジッドプリント基板に、当該リジッドプリント基板の前記回路層に位置して前記小径部に対応する貫通孔と、前記回路層の裏面にある絶縁層に位置して前記膨張部に対応する凹所とが連通した凸形穴を穿設し、
    前記小径部の高さを、前記貫通孔の高さすなわち、前記リジッドプリント基板の前記回路層の厚さにほぼ等しく形成し、
    前記導体バンプを前記凸形穴に押し込み、前記膨張部が前記凹所に嵌まり込むことで、前記導体バンプの周囲における前記フレキシブルプリント基板の前記回路層表面、前記貫通孔の周囲における前記リジッドプリント基板の前記回路層表面とを、直接接触させて電気的に接続する、
    ことを特徴とするプリント基板の接続方法。
  2. 前記導体バンプの前記膨張部の高さ、前記凸形穴の前記凹所の深さほぼ等しく形成し、前記導体バンプを前記凸形穴に押し込むことで、前記膨張部の張り出し部における前記小径部側の側縁と、前記貫通孔の周囲における前記リジッドプリント基板の前記回路層裏面とを、直接接触させて電気的に接続することを特徴とする請求項1記載のプリント基板の接続方法。
  3. 前記導体バンプの前記膨張部の表面に半田メッキを施し、
    前記導体バンプを前記凸形穴に押し込んだのち、リフロー処理することで、前記半田メッキが溶融して前記導体バンプと前記リジッドプリント基板の前記回路層とを金属結合する、
    ことを特徴とする請求項1または請求項2記載のプリント基板の接続方法。
  4. 回路層表面に、小径部の先に大径の膨張部を有する導体バンプを突設してなるフレキシブルプリント基板と、
    回路層に位置して前記小径部に対応する貫通孔と、前記回路層の裏面にある絶縁層に位置して前記膨張部に対応する凹所とが連通した凸形穴を穿設してなるリジッドプリント基板とで構成され、
    前記小径部の高さを、前記貫通孔の高さすなわち、前記リジッドプリント基板の前記回路層の厚さにほぼ等しく形成し、
    前記導体バンプを前記凸形穴に押し込み、前記膨張部が前記凹所に嵌まり込むことで、前記導体バンプの周囲における前記フレキシブルプリント基板の前記回路層表面、前記貫通孔の周囲における前記リジッドプリント基板の前記回路層表面とを、直接接触させて電気的に接続した、
    ことを特徴とする複合プリント基板。
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