JP4188655B2 - 光ファイバ収容器具及び光ファイバ引込方法 - Google Patents

光ファイバ収容器具及び光ファイバ引込方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電柱等に架空配設された光ファイバの余長分や連結部を収容したり、光ファイバを家屋に引込む際に使用する光ファイバ収容器具、及びその光ファイバ収容器具を使用した光ファイバ引込方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、電柱に架空された光ファイバを家屋に引込む場合、図9に示すように電柱を介して引き込んだり、図10に示すようにメッセンジャワイヤに架空案内され配線されてきた任意位置から引き込んでいた。
図9,図10において、21は電柱、22はメッセンジャワイヤ、24は光ファイバであり、図9では、電柱21上を架空されて来た光ファイバ24を電柱21に設けた支持具であるフック金具25aと引留金具25bとで一旦支持させた後、家屋26に引込んでいる。そして、家屋26の引込み部は軒下等に設けた外壁引留金具27aと引留金具27bとで光ファイバ24を引留め、引込線収納箱28を設置して余長分を収納した後に屋内に引込んだ(例えば、非特許文献1参照)。
図10では、電柱21上を架空されて来た光ファイバ24は、電柱間の途中でメッセンジャワイヤ24に取り付けられた分線金物29、及び引留金具30を介して引き込んでいる。
【0003】
【非特許文献1】
伸興通産株式会社 総合カタログ、2001年11月1日発行、p.182
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記図9の光ファイバ引込形態は、引き込む際に一旦電柱21に支持具としてフック金具25a及び引留金具25bを必要としたし、家屋にも同様に外壁引留金具27a及び引留金具27b、更に引込線収納箱28を設けていた。そのため、施工に時間がかかるし取り付けの際には光ファイバの加工が必要であった。
また、引き込む途中では光ファイバの連結延長ができないため、引込み位置を変更しようとした場合、電柱21上に架空した光ファイバを含めて引込線等を全て張り替える必要が生ずる場合があった。この場合、大がかりな工事となっていたし、引込線等の廃棄部材が多く発生していた。
また、上記図10に示す光ファイバ引込形態は、分線金物29を使用することで、架空配設線された光ファイバ24の任意位置から引き込むことができるため、最短距離で引き込むことができるが、図9と同様に家屋には外壁引留金具27a及び引留金具27bを設けた後に引込線収納箱28を設けていた(何れも図示省略)し、引き込む途中では光ファイバの連結延長ができないため、引込み位置を変更しようとした場合は電柱上に架空配設された部分も含めて引込線を全て張り替える必要が生じていた。
【0005】
そこで、本発明は上記問題点に鑑み、架空配設されてきた光ファイバの引き込み、及び引込変更等の工事を簡易に実施でき、更に変更工事の際の廃棄部材が少ない光ファイバ収容器具及びその光ファイバ収容器具を使用した光ファイバ引込方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、請求項1の発明に係る光ファイバ収容器具は、本体と該本体前面を閉塞する蓋体とから成り、内部に光ファイバ収容空間を有するハウジングと、前記ハウジングの左右何れか一方に設けた分線金物等を係止させる係止部と、前記ハウジング上部で前記係止部が設けられない他方側に設けられ、前記ハウジングの他方端部側から順に、光ファイバの支持線を案内可能な第1案内突起と、前記支持線を巻回可能な第1巻回部と、前記支持線を緊縛して固定可能な第1固定部とを連設してなる第1引留部と、前記ハウジングの上部で前記係止部が設けられる一方側に設けられ、前記ハウジングの一方端部側から順に、前記第1案内突起と同形状の突起に前記係止部側へ引留片を突設してなり、前記支持線を緊縛して固定又は案内可能な第2固定部と、前記第1巻回部と同形状で前記支持線を巻回可能な第2巻回部と、前記第1固定部と同形状で前記支持線を案内又は緊縛して固定可能な第2案内突起とを、各部が前記第1引留部と左右対称形状となるように連設してなる第2引留部とを備え、さらに、前記ハウジング左右側部に光ファイバ入出線部を2箇所設け、当該光ファイバ入出線部から導入した2本の光ファイバの余長分或いは連結部を前記ハウジング内に収容可能としたことを特徴とする。
なお、分線金物等を係止させる係止部とは、フック状の係止対象に係止可能な係止部を言い、例えば単に係止させる孔を有しているだけでも良いし、係止対象と同様なフック形状としても良い。
【0008】
請求項2に係る光ファイバの引込方法は、電柱に架空されたメッセンジャワイヤに分線金物を装着し、前記分線金物に請求項1に記載の光ファイバ収容器具の係止部を係止させて該光ファイバ収容器具の一端をメッセンジャワイヤに取り付け、前記メッセンジャワイヤに沿って架空配設されてきた2本の光ファイバを前記光ファイバ収容器具の一方の入出線部から入線し、他方の入出線部から出線させて出線した2本の光ファイバの支持線のうち一方の支持線、前記光ファイバ収容器具の第1案内突起に案内し、第1巻回部に巻回した後に、第1固定部に緊縛固定して前記光ファイバ収容器具の第1引留部に引き留めると共に、前記光ファイバの支持線のうち他方の支持線を、前記光ファイバ収容器具の第2案内突起に案内し、第2巻回部に巻回した後に、第2固定部に緊縛固定して前記光ファイバ収容器具の第2引留部に引き留めさらに出線した2本の光ファイバを家屋に引込むことを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を具体化した実施の形態を、図面に基づいて詳細に説明する。図1,図2は本発明に係る光ファイバ収容器具の第1の実施形態を示し、図1(a)は平面図、図1(b)は正面図、図1(c)は右側面図、また図2はハウジングを開けた状態の正面図を示している。図において、1は本体2と蓋体3とから成る光ファイバ収容器具のハウジング、4は分線金物6(図2に示す。)に係止させる係止部、5は光ファイバの支持線10を引き留める引留部である。尚、図1(a)と図1(b)は支持線10を引き留めた状態を示している。
【0010】
ハウジング1は左右方向に中心軸を有する円筒体として形成され、本体2と蓋体3とはその円筒体を中心線上で2分割するように蒲鉾状に形成され、本体2は前方に開口した開口部を有し、蓋体3は下部が本体2に蝶着され本体2の開口部を覆うように装着されている。また、本体2と蓋体3の左右端面は、夫々半円状の側板2a,3aが設けられ、閉塞したハウジング内部に光ファイバ収容空間11を形成している。
更に、本体2の側板2aと蓋体3の側板3aの対向する位置に、ハウジング1を閉じた際に穴状に形成されて光ファイバを挿通するための入出線部7が形成され、図2に示すように入出線部7から挿通された光ファイバ9の余長分或いは連結部が光ファイバ収容空間11に巻回して収容される。
【0011】
そして、本体2上部には本体2を補強すると共に本体上部を平坦にする支持台8が左右に渡り形成され、引留部5は支持台8の上面に形成されている。引留部5は、支持台8の一端に形成された支持線10を案内する案内突起5a、支持線10を巻回する巻回部5b、支持線10を緊縛して支持するための固定部5cから構成され、支持台8と一体に、即ちハウジング1の本体2と一体に形成され、蓋体3と共に全体は合成樹脂の成形により作製されている。
また、支持台8の他端には公知の分線金物6のフック部6aに係止させる係止部4が、ワイヤーをリング状に折曲げて端部を支持台8に埋設させて設けられている。
【0012】
図3は、図1の光ファイバ収容器具を用いて、電柱上に架空配設されてきた光ファイバを家屋に引込んだ様子を模式的に示した図であり、12は電柱、13は電柱に架空されたメッセンジャワイヤ、14は光ファイバ収容器具を示し、メッセンジャワイヤ13に支持されて架空された光ファイバ9はメッセンジャワイヤ13に連結された光ファイバ収容器具14を介して家屋17に引込まれている。引込んだ家屋側では引留金具等で引き留めた後屋内に導入される。
光ファイバ収容器具14は、分線金物6を介してメッセンジャワイヤ13に取付けられる。この分線金物6はメッセンジャワイヤを把持して取付けられ、メッセンジャワイヤ13の任意位置に装着できる。そして、分線金物6のフック部6aに光ファイバ引込金具14の係止部4を係止させて取り付けられる。
【0013】
このように、光ファイバ収容器具は分線金物等に係止させる係止部4と光ファイバの支持線を引き留める引留部5、さらには光ファイバを収容するハウジングが一体に形成されているので、光ファイバを配線するために電柱上に架空配設されたメッセンジャワイヤに分線金物を介して本器具を取付ければ、光ファイバの引留金具や引込線収納箱等を設けることなく光ファイバを引込むことが可能となり、光ファイバの余長分も収容でき、引込工事の簡易化を図ることができる。
また、引込先変更等の工事の際は、ハウジング内に収容されている光ファイバ余長分を利用することで容易に施行できるし、引込線の延長を必要とする工事であっても、ハウジング内に光ファイバ連結部を収容することで、架空された光ファイバまで張り替えるような面倒な工事が必要なくなる。従って、変更工事を簡易に実施できるし廃棄部材も少なくできる。
更に、引込線の家屋側端部に本器具を装着することもでき、その場合は、従来の引込形態と同様に架空配設側に分線金物と引留金具が必要となるが、家屋側は光ファイバ収納箱及び引留金具が必要なくなる。
【0014】
図4は光ファイバ収容器具の他の例を示し、上記図1の構成とは引留部の構成が異なり、引留部5は左右を延長してハウジング1より突出させて形成した支持台8aの左右上部に2つ対称配置して設けられている。尚、ハウジング等の同一の構成要素には図1と同一の符号を付与してある。また、各引留部5は、図1と同様に案内突起5a、巻回部5b、固定部5cから構成されている。
このように構成すれば、電柱に架空配線されてきた光ファイバの支持線も引留めでき、入線側及び出線側双方の支持線を引き留めできる。そのため、メッセンジャワイヤ等で架空案内された既設の光ファイバ配線の途中に介在させることも可能となり、光ファイバを延長する際に好適に使用でき、用途を拡大できる。
【0015】
また、図5は光ファイバ収容器具の更に他の例を示し、上記図4の構成に加えて、係止部4を設けた図示左端部の案内突起5aの係止部4側に引留片16が突設されている。尚、図4と同一の構成部材には同一の符号を付与してある。
引留片16は、引留片16を設けた案内突起5aと合わせて支持線10を巻回固定する固定部を形成し、巻回部5b、案内突起としての固定部5cと合わせて支持線10の引留部を構成している。また、この実施形態ではハウジング1aは円筒形状ではなく、略四角形の箱状としている。
このように引留部5を同一方向に2個形成することで、メッセンジャワイヤ13に本器具を取り付けた際に、1台の光ファイバ収容器具を用いて同時に2箇所の光ファイバ引込操作が可能となり、引き込む家屋が近接している場合等便利である。また、対向方向にも引留部を有するので、図4の構成と同様に既設の光ファイバを延長する際にも使用できる。尚、この場合、ハウジング1aの入出線部7は、左右に2箇所づつ形成されている。
【0016】
また、図6は光ファイバ収容器具の更に他の例を示し、図1の構成とは係止部の構成が異なり、係止部4aを支持台8を延設して支持台8と一体にリング体を設けて形成している。尚、ハウジング等の同一の構成要素には図1と同一の符号を付与してある。
このように、係止部は支持台と一体に、即ちハウジングと一体に形成しても良く、一体にすることで部材を削減でき、コスト削減を図ることができる。
【0017】
次に光ファイバ収容器具の第2の実施形態を図7を基に説明する。図7は光ファイバ収容器具の正面図を示し、引留部5は上記図4と同様に左右双方に設けられ、また樹脂成形により作成されているが、係止部は設けられていない。また、図7は、光ファイバ9及び支持線10を装着した状態を示し、第1実施形態と同一の構成部材には同一の符号を附与して説明を省略している。
このように引留部を一対設けることで係止部はなくても良く、本器具を樹脂成形とすることで軽量化が図られているので、架空配設された光ファイバの途中、或いは図8に示すように引込線の途中の任意位置に本器具を無理なく介在させれることができ、引留めた支持線の張力により本器具を空中に良好に配置できる。そうすることで、光ファイバの余長や光ファイバ連結部の収容・保護を容易に実施でき、家屋側に余長収容箱を設ける必要がないし、引込先を変更した際に、電柱間或いは引込部位の任意位置で光ファイバの連結が可能となり、変更工事を簡易に実施できる。
【0018】
尚、上記図4に示す光ファイバ収容器具も係止部4を使用せずに、図8に示すように引留めた支持線により空中に配置して使用しても良い。
また、上記実施の形態は、何れも効果的な引き込みができるために架空配線の途中から直接家屋に引き込む場合を説明しているが、電柱等を介して引き込む形態においても、光ファイバの収容等に本光ファイバ収容器具は有効に利用できる。更に、ハウジングを略同一形状の本体と蓋体とで形成しているが、本体のみに光ファイバ収容空間を設けて、蓋体は単に本体の一面を閉塞する板状に作製することもできるし、全体を合成樹脂で作成しているが、一端が分線金物等に連結される形態であれば、引留部やハウジング等を金属製としても良い。
また、係止部は、ワイヤを折曲げ或いは支持台と一体に形成してリング体を設けているが、フック状の係止対象に係止可能であれば良く、分線金物6に形成されたフック部6aと同様な形状としても良い。
【0019】
【発明の効果】
以上詳述したように、請求項1の発明に係る光ファイバ収容器具によれば、分線金物等に係止させる係止部と光ファイバの支持線を引き留める引留部、さらには光ファイバを収容するハウジングが一体に形成されているので、光ファイバを案内するために電柱上に架空配設されたメッセンジャワイヤに分線金物等を介して本器具を取付ければ、光ファイバの引留金具や引込線収納箱等を設けることなく光ファイバを引込むことが可能となり、光ファイバ余長分或いは連結部を収容でき、引込工事の簡易化を図ることができる。
また、引込先変更等の工事の際は、ハウジング内に収容されている光ファイバ余長分を利用することで、引込線の延長を必要とする工事であっても、本器具内に連結部を設けることで架空された光ファイバまで張り替えるような面倒な工事が必要ない。従って、変更工事を簡易に実施できるし廃棄部材も少なくできる。
更に、引込線の家屋側端部に本器具を使用することもでき、その場合は家屋側に別途引留金具及び光ファイバ収納箱が必要なくなる。
また、第1案内突起、第1巻回部、及び第1固定部を連設してなる第1引留部と、第2案内突起、第2巻回部、及び第2固定部を第1引留部と同方向に連設してなる第2引留部とを備えているため、本器具をメッセンジャワイヤに取り付けた際、1台の光ファイバ収容器具を用いて同時に2箇所の光ファイバ引込操作が可能となり、引き込む家屋が近接している場合等便利である。
加えて、第2引留部において、第2案内突起は第1固定部と同形状に、第2巻回部は第1巻回部と同形状に、第2固定部は第1案内突起と同形状の突起を有するように夫々形成され、且つ、各部が第1引留部と左右対称形状となるように設けられているため、第2案内部を支持線の緊縛固定用として、第2固定部を支持線の案内用として夫々利用することで、入線側及び出線側双方の支持線を引き留めることができる。したがって、既設の光ファイバを延長する際にも使用することができる。
【0021】
請求項2の発明に係る光ファイバ引込方法によれば、メッセンジャワイヤからの分線位置に光ファイバ収容器具を使用するので、光ファイバ引込線の余長分や連結部を収容でき、家屋側に引込線収納箱を設ける必要がない。また、分線位置に引留金具が必要なくなる。
また、引込先の変更が生じても、ハウジング内に収容されている光ファイバ余長分を利用することで、引込線の延長を必要とする工事であっても、本器具内に連結部を設けることで架空された光ファイバまで張り替えるような面倒な工事が必要ない。従って、変更工事を簡易に実施できるし廃棄部材も少なくできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光ファイバ収容器具の第1の実施形態を示し、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は右側面図である。
【図2】図1の光ファイバ収容器具を開けた状態を示す正面図である。
【図3】図1の光ファイバ収容器具を使用して、電柱から光りファイバを家屋に引込んだ様子を示す説明図である。
【図4】本発明の光ファイバ収容器具の他の例を示し、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は右側面図である。
【図5】本発明の光ファイバ収容器具の他の例を示し、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は右側面図である。
【図6】本発明の光ファイバ収容器具の他の例を示し、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は右側面図である。
【図7】本発明の光ファイバ収容器具の第2の実施形態を示す正面図である。
【図8】図7の光ファイバ収容器具を使用して、電柱から光りファイバを家屋に引込んだ様子を示す説明図である。
【図9】従来の光ファイバ引込方法を示す説明図である。
【図10】従来の光ファイバ引込方法の他の例を示す説明図である。
【符号の説明】
1,1a・・ハウジング、2・・本体、3・・蓋体、4,4a・・係止部、5・・引留部、5a・・案内突起、5b・・巻回部、5c・・固定部、6・・分線金物、7・・入出線部、8,8a・・支持台、9・・光ファイバ、10・・支持線、11・・光ファイバ収容空間、12・電柱、13・・メッセンジャワイヤ、14・・光ファイバ収容器具。

Claims (2)

  1. 本体と該本体前面を閉塞する蓋体とから成り、
    内部に光ファイバ収容空間を有するハウジングと、
    前記ハウジングの左右何れか一方に設けた分線金物等を係止させる係止部と、
    前記ハウジング上部で前記係止部が設けられない他方側に設けられ、前記ハウジングの他方端部側から順に、光ファイバの支持線を案内可能な第1案内突起と、前記支持線を巻回可能な第1巻回部と、前記支持線を緊縛して固定可能な第1固定部とを連設してなる第1引留部と、
    前記ハウジングの上部で前記係止部が設けられる一方側に設けられ、前記ハウジングの一方端部側から順に、前記第1案内突起と同形状の突起に前記係止部側へ引留片を突設してなり、前記支持線を緊縛して固定又は案内可能な第2固定部と、前記第1巻回部と同形状で前記支持線を巻回可能な第2巻回部と、前記第1固定部と同形状で前記支持線を案内又は緊縛して固定可能な第2案内突起とを、各部が前記第1引留部と左右対称形状となるように連設してなる第2引留部と
    を備え、
    さらに、前記ハウジング左右側部に光ファイバ入出線部を2箇所設け、当該光ファイバ入出線部から導入した2本の光ファイバの余長分或いは連結部を前記ハウジング内に収容可能としたことを特徴とする光ファイバ収容器具。
  2. 電柱に架空されたメッセンジャワイヤに分線金物を装着し、前記分線金物に請求項1に記載の光ファイバ収容器具の係止部を係止させて該光ファイバ収容器具の一端をメッセンジャワイヤに取り付け、前記メッセンジャワイヤに沿って架空配設されてきた2本の光ファイバを前記光ファイバ収容器具の一方の入出線部から入線し、他方の入出線部から出線させて出線した2本の光ファイバの支持線のうち一方の支持線、前記光ファイバ収容器具の第1案内突起に案内し、第1巻回部に巻回した後に、第1固定部に緊縛固定して前記光ファイバ収容器具の第1引留部に引き留めると共に、前記光ファイバの支持線のうち他方の支持線を、前記光ファイバ収容器具の第2案内突起に案内し、第2巻回部に巻回した後に、第2固定部に緊縛固定して前記光ファイバ収容器具の第2引留部に引き留めさらに出線した2本の光ファイバを家屋に引込むことを特徴とする光ファイバ引込方法。
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