JP4186978B2 - 測位装置、測位装置の制御方法、測位装置の制御プログラム、測位装置の制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

測位装置、測位装置の制御方法、測位装置の制御プログラム、測位装置の制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 Download PDF

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Description

本発明は、測位衛星からの電波を利用する測位装置、測位装置の制御方法、測位装置の制御プログラム、測位装置の制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関するものである。
従来、衛星航法システムである例えば、GPS(Global Positioning System)を利用してGPS受信機の現在位置を測位する測位システムが実用化されている。
このGPS受信機は、GPS衛星の軌道等を示す航法メッセージ(概略衛星軌道情報:アルマナック、精密衛星軌道情報:エフェメリス等を含む)に基づいて、GPS衛星からの電波(以後、衛星電波と呼ぶ)に乗せられている擬似雑音符号(以後、PN(Psuedo randam noise code)符号と呼ぶ)の一つであるC/A(Clear and AcquisionまたはCoarse and Access)コードを受信する。C/Aコードは、測位の基礎となる符号である。
GPS受信機は、そのC/AコードがどのGPS衛星から発信されたものであるかを特定したうえで、そのC/Aコードの発信時刻と受信時刻に基づいて、GPS衛星とGPS受信機の距離(擬似距離)を算出する。そして、GPS受信機は、3個以上のGPS衛星についての擬似距離と、各GPS衛星の衛星軌道上の位置に基づいて、GPS受信機の位置を測位するようになっている(特開平10−339772号公報等参照)。
上述のGPS受信機においては、受信したC/AコードとGPS受信機が有しているレプリカのC/Aコードとの間で、位相合わせを行い、最大の相関値を示す位置(以下、コードピーク位置と呼ぶ)を算出する。
そして、コードピーク位置を利用して、上述の擬似距離を算出するようになっている。
ところが、GPS受信機が、直接波としての衛星電波と、建物等に反射した間接波(以下、マルチパスと呼ぶ)としての衛星電波の双方を受信する場合がある。直接波とマルチパスが合成されると、上述のコードピーク位置が直接波だけの場合の位置(以下、本来の位置と呼ぶ)からずれるため、擬似距離も本来の距離とずれる。この結果、測位位置の精度が劣化する。
ここで、例えば、ナローコリレータ(US5101416)を使用することによって、マルチパスの影響を受けても、コードピーク位置を本来の位置で特定することができる。
しかし、ナローコリレータは、広い周波数帯域幅を必要とするため、微弱な電波を受信するGPS受信機においては適用が困難である。
これに対して、マルチパスは直接波よりも必ず遅れて到達するため、マルチパスが存在してもコードピークの立ち上がり位置は一定であるということに着目し、相関結果を順次算出して積算する(時間積分する)ことによって環境雑音を相殺したうえで、コードピークの立ち上がり位置を特定し、その立ち上がり位置からコードピーク位置を算出する技術が提案されている(例えば、特許文献1)。
US6868110B2
ところが、上述の技術によれば、ガウス分布する環境雑音(ノイズフロア)を相殺するために必要な数の相関結果を算出する必要がある。このため、本来のコードピーク位置を算出するまでに、複数の相関結果を算出するだけの時間が必要であり、初期化に10秒以上かかるため、特に移動体での使用に適さないという問題がある。
そこで、本発明は、相関結果を時間積分することなく、マルチパスの影響を迅速に排除して、本来のコードピーク位置を算出することができる測位装置、測位装置の制御方法、測位装置の制御プログラム、測位装置の制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供することを目的とする。
前記目的は、一つの発明によれば、測位衛星からの信号である衛星信号に基づいて、現
在位置を測位する測位装置であって、前記衛星信号を受信する衛星信号受信手段と、前記
衛星信号と、前記測位装置が発生する擬似衛星信号との相関値を示す相関情報を生成する
相関情報生成手段と、前記相関情報に基づいて、前記相関値の最大値であるコードピーク
に対応する時間軸上の位置である暫定コードピーク位置を示す暫定コードピーク位置情報
を生成する暫定コードピーク位置情報生成手段と、前記衛星信号の間接波が前記衛星信号
の直接波の前記相関情報に影響を与え得る範囲と、前記暫定コードピーク位置情報に基づ
いて、前記相関情報に示される前記相関値の統計処理をするための統計処理範囲を示す統
計処理範囲情報を生成する統計処理範囲情報生成手段と、前記統計処理範囲内の時間軸上の位置ごとに、該位置と所定の対応関係で関係付けられ前記統計処理範囲よりも狭い範囲として前記統計処理範囲内の部分範囲を規定し、該部分範囲の前記相関値を統計処理して統計情報を生成する統計情報生成手段と、前記統計情報に基づいて、前記コードピークの立ち上がり位置を示す立ち上がり位置情報を生成する立ち上がり位置情報生成手段と、前記立ち上がり位置情報に基づいて、前記直接波と前記擬似衛星信号との相関値の最大値である直接波コードピークに対応する位置である直接波コードピーク対応位置を示す直接波コードピーク対応位置情報を生成する直接波コードピーク対応位置情報生成手段と、を有し、前記統計処理は、前記部分範囲の前記相関値の分散値又は平均値を算出する処理であることを特徴とする測位装置により達成される。
前記一つの発明の構成によれば、前記測位装置は、前記暫定コードピーク位置情報生成手段を有するから、前記暫定コードピーク位置情報を生成することができる。ここで、前記測位装置が受信する前記衛星信号は、直接波だけではなくて間接波を含む場合がある。このため、前記暫定コードピーク位置は、直接波だけを受信した場合のコードピーク位置(本来のコードピーク位置)と一致するとは限らない。
前記測位装置は、前記統計処理範囲情報生成手段によって、前記統計処理範囲情報を生
成することができる。すなわち、前記測位装置は、前記暫定コードピーク位置をそのまま
測位に利用するのではなくて、前記統計処理範囲を規定するための基準として使用する。
前記測位装置は、前記統計基礎情報生成手段を有するから、前記統計基礎情報を生成す
ることができる。そして、前記測位装置は、前記統計情報生成手段を有するから、前記統
計基礎値の変化を示す統計情報を生成することができる。
そして、前記測位装置は、前記立ち上がり位置情報生成手段を有するから、前記統計情
報に基づいて、前記コードピークの立ち上がり位置を示す立ち上がり位置情報を生成する
ことができる。このように、前記立ち上がり位置情報生成手段は、前記立ち上がり位置を
前記相関情報に基づいて生成するのではなくて、前記統計情報に基づいて生成するから、
環境雑音(ノイズフロア)の影響は排除又は低減されている。すなわち、前記立ち上がり
位置が、環境雑音によって受ける精度劣化は排除又は低減されている。ここで、前記統計
情報は、前記相関情報を時間積分して生成するのではなくて、前記部分範囲ごとの前記相
関値を統計処理して生成する。すなわち、複数の前記相関情報を生成する必要がないから
、そのための時間も必要がない。そして、本件発明者は、環境雑音の影響を排除又は低減
するためのサンプル数を得るために、複数の前記相関情報を生成するよりも、複数の前記
部分範囲ごとに前記統計処理を行う方が、はるかに時間が短いことを実験によって確認し
ている。
また、前記測位装置は、前記直接波コードピーク対応位置情報生成手段を有するから、
前記立ち上がり位置情報に基づいて、前記直接波コードピーク対応位置情報(本来のコー
ドピーク位置を示す情報)を生成することができる。
これにより、相関結果を時間積分することなく、マルチパスの影響を迅速に排除して、
本来のコードピーク位置を算出することができる。
また前記一つの発明の構成によれば、前記測位装置は、前記分散値又は前記平均値の算出の過程において、環境雑音の影響を低減又は排除することができる。
別の発明は、前記一つの発明の構成において、前記部分範囲は、ガウス分布で存在する環境雑音を相殺することができる前記相関値を含む範囲として規定されることを特徴とする測位装置である。
別の発明の構成によれば、環境雑音の影響を確実に排除して、前記コードピーク対応
位置を算出することができる。
前記目的は、他の発明によれば、測位衛星からの信号である衛星信号に基づいて、現在位置を測位する測位装置が、前記衛星信号を受信する衛星信号受信ステップと、前記測位装置が、前記衛星信号と、前記測位装置が発生する擬似衛星信号との相関値を示す相関情報を生成する相関情報生成ステップと、前記測位装置が、前記相関情報に基づいて、前記相関値の最大値であるコードピークに対応する時間軸上の位置である暫定コードピーク位置を示す暫定コードピーク位置情報を生成する暫定コードピーク位置情報生成ステップと、前記測位装置が、前記衛星信号の間接波が前記衛星信号の直接波の前記相関情報に影響を与え得る範囲と、前記暫定コードピーク位置情報に基づいて、前記相関情報に示される前記相関値の統計処理をするための統計処理範囲を示す統計処理範囲情報を生成する統計処理範囲情報生成ステップと、前記測位装置が、前記統計処理範囲内の時間軸上の位置ごとに、該位置と所定の対応関係で関係付けられ前記統計処理範囲よりも狭い範囲として前記統計処理範囲内の部分範囲を規定し、該部分範囲の前記相関値を統計処理して統計情報を生成する統計情報生成ステップと、前記測位装置が、前記統計情報に基づいて、前記コードピークの立ち上がり位置を示す立ち上がり位置情報を生成する立ちが上り位置情報生成ステップと、前記測位装置が、前記立ち上がり位置情報に基づいて、前記直接波と前記擬似衛星信号との相関値の最大値である直接波コードピークに対応する位置である直接波コードピーク対応位置を示す直接波コードピーク対応位置情報を生成する直接波コードピーク対応位置情報生成ステップと、を有し、前記統計処理は、前記部分範囲の前記相関値の分散値又は平均値を算出する処理であることを特徴とする測位装置の制御方法によって達成される。
前記他の発明の構成によれば、前記一つの発明の構成と同様に、相関結果を時間積分することなく、マルチパスの影響を迅速に排除して、本来のコードピーク位置を算出することができる。
前記目的は、他の発明によれば、測位装置のGPS部と接続されたコンピュータに、測位衛星からの信号である衛星信号に基づいて、現在位置を測位する測位装置が、前記衛星信号を受信する衛星信号受信ステップと、前記測位装置が、前記衛星信号と、前記測位装置が発生する擬似衛星信号との相関値を示す相関情報を生成する相関情報生成ステップと、前記測位装置が、前記相関情報に基づいて、前記相関値の最大値であるコードピークに対応する時間軸上の位置である暫定コードピーク位置を示す暫定コードピーク位置情報を生成する暫定コードピーク位置情報生成ステップと、前記測位装置が、前記衛星信号の間接波が前記衛星信号の直接波の前記相関情報に影響を与え得る範囲と、前記暫定コードピーク位置情報に基づいて、前記相関情報に示される前記相関値の統計処理をするための統計処理範囲を示す統計処理範囲情報を生成する統計処理範囲情報生成ステップと、前記測位装置が、前記統計処理範囲内の時間軸上の位置ごとに、該位置と所定の対応関係で関係付けられ前記統計処理範囲よりも狭い範囲として前記統計処理範囲内の部分範囲を規定し、該部分範囲の前記相関値を統計処理して統計情報を生成する統計情報生成ステップと、前記測位装置が、前記統計情報に基づいて、前記コードピークの立ち上がり位置を示す立ち上がり位置情報を生成する立ちが上り位置情報生成ステップと、前記測位装置が、前記立ち上がり位置情報に基づいて、
前記直接波と前記擬似衛星信号との相関値の最大値である直接波コードピークに対応する
位置である直接波コードピーク対応位置を示す直接波コードピーク対応位置情報を生成す
る直接波コードピーク対応位置情報生成ステップと、を実行させ、前記統計処理は、前記部分範囲の前記相関値の分散値又は平均値を算出する処理であることを特徴とする測位装置の制御プログラムによって達成される。
前記目的は、他の発明によれば、測位装置のGPS部と接続されたコンピュータに、測位衛星からの信号である衛星信号に基づいて、現在位置を測位する測位装置が、前記衛星信号を受信する衛星信号受信ステップと、前記測位装置が、前記衛星信号と、前記測位装置が発生する擬似衛星信号との相関値を示す相関情報を生成する相関情報生成ステップと、前記測位装置が、前記相関情報に基づいて、前記相関値の最大値であるコードピークに対応する時間軸上の位置である暫定コードピーク位置を示す暫定コードピーク位置情報を生成する暫定コードピーク位置情報生成ステップと、前記測位装置が、前記衛星信号の間接波が前記衛星信号の直接波の前記相関情報に影響を与え得る範囲と、前記暫定コードピーク位置情報に基づいて、前記相関情報に示される前記相関値の統計処理をするための統計処理範囲を示す統計処理範囲情報を生成する統計処理範囲情報生成ステップと、前記統計処理範囲内の時間軸上の位置ごとに、該位置と所定の対応関係で関係付けられ前記統計処理範囲よりも狭い範囲として前記統計処理範囲内の部分範囲を規定し、該部分範囲の前記相関値を統計処理して統計情報を生成する統計情報生成ステップと、前記測位装置が、前記統計情報に基づいて、前記コードピークの立ち上がり位置を示す立ち上がり位置情報を生成する立ちが上り位置情報生成ステップと、前記測位装置が、前記立ち上がり位置情報に基づいて、前記直接波と前記擬似衛星信号との相関値の最大値である直接波コードピークに対応する位置である直接波コードピーク対応位置を示す直接波コードピーク対応位置情報を生成する直接波コードピーク対応位置情報生成ステップと、を実行させ、前記統計処理は、前記部分範囲の前記相関値の分散値又は平均値を算出する処理であることを特徴とする測位装置の制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体によって達成される。

以下、この発明の好適な実施の形態を添付図面等を参照しながら、詳細に説明する。
尚、以下に述べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。
図1は、本発明の実施の形態の端末20等を示す概略図である。
図1に示すように、端末20は、測位衛星である例えば、GPS衛星12a,12b,12c及び12dから、電波S1,S2,S3及びS4を受信することができる。
電波S1等には各種のコード(符号)が乗せられている。そのうちの一つがC/Aコードである。このC/Aコードは、1,023チップ(chip)から構成されている。そして、このC/Aコードは、1.023Mbpsのビット率、1,023bit(=1msec)のビット長の信号である。端末20は、現在位置を測位する測位装置の一例であり、このC/Aコードを使用して現在位置の測位を行う。このC/Aコードは、衛星信号の一例である。
端末20は、例えば、3個以上の異なるGPS衛星12a等からのC/Aコードを受信して、現在位置を測位することができるようになっている。
端末20は、まず、受信したC/AコードがどのGPS衛星に対応するものかを特定する。次に、C/Aコードの送信時刻と受信時刻に基づいて、各GPS衛星12a等と端末20との距離(以後、擬似距離と呼ぶ)を算出する。続いて、現在時刻における各GPS衛星12a等の衛星軌道上の位置と、上述の擬似距離に基づいて、現在位置の測位演算を行うことができるように構成されている。
ところが、電波S1等は、直接波Sdとして端末20に到達する場合と、ビル15等に反射して間接波(マルチパスとも呼ぶ)Smとして端末20に到達する場合がある。端末20が、直接波Sdとともに間接波Smを受信すると、間接波Smの影響によって、C/Aコードの受信時刻が直接波だけを受信した場合の時刻と一致せず、擬似距離の精度が劣化する。この結果、測位演算の精度も劣化する。
端末20は、以下に説明するように、迅速に間接波Smの影響を排除することができるように構成されている。
端末20は例えば、携帯電話機、PHS(Personal Handy−phone System)、PDA(Personal Digital Assistance等であるが、これらに限らない。
また、GPS衛星12a等は、4個に限らず、3個でもよいし、5個以上でもよい。
(端末20の主なハードウエア構成について)
図2は、端末20の主なハードウエア構成を示す概略図である。
図2に示すように、端末20は、コンピュータを有し、コンピュータは、バス22を有する。バス22には、CPU(Central Processing Unit)24、記憶装置26等が接続されている。記憶装置26は、例えば、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等である。
また、バス22には、入力装置28、電源装置30、通信装置32、GPS装置34、表示装置36が接続されている。
(端末20の主なソフトウエア構成について)
図3は、端末20の主なソフトウエア構成を示す概略図である。
図3に示すように、端末20は、各部を制御する制御部100、図2のGPS装置34に対応するGPS部102、各種プログラムを格納する第1記憶部110、各種情報を格納する第2記憶部150を有する。
図3に示すように、端末20は、第2記憶部150に、衛星軌道情報152を格納している。衛星軌道情報152は、アルマナック152a及びエフェメリス152bを含む。アルマナック152aは、すべてのGPS衛星12a等の概略の軌道を示す情報である。エフェメリス152bは、各GPS衛星12a等の精密な軌道を示す情報である。
端末20は、アルマナック152a及びエフェメリス152bを、測位のために使用する。
図3に示すように、端末20は、第1記憶部110に、衛星信号受信プログラ112を格納している。衛星信号受信プログラム112は、制御部100が、GPS部102によって、GPS衛星12a等から電波S1等に乗せられたC/Aコード等を受信するためのプログラムである。すなわち、衛星信号受信プログラム112と制御部100は、衛星信号受信手段の一例である。
図3に示すように、端末20は、第1記憶部110に、相関情報生成プログラム114を格納している。相関情報生成取得プログラム114は、制御部100が、電波S1等から取得したC/Aコード(以下、受信C/Aコードと呼ぶ)と、端末20が発生するレプリカC/Aコードとの相関値a1等を示す相関情報156を生成するためのプログラムである。このレプリカC/Aコードは、擬似衛星信号の一例である。そして、相関情報生成プログラム114と制御部100は、相関情報生成手段の一例である。
端末20は、各GPS衛星12a等ごとに異なるC/Aコードに対応して、各GPS衛星12a等ごとのレプリカC/Aコードを第2記憶部150にレプリカC/Aコード154として保持している。そして、制御部100は、レプリカC/Aコード154を参照して、各GPS衛星12a等のレプリカC/Aコードを発生するようになっている。
制御部100は、生成した相関情報156を第2記憶部150に格納する。なお、各相関値a1を示す情報は、その位相(後述の図4のx軸上の位置に対応する情報)を含む。
図4は、相関値を結んで生成した相関値曲線の一例を示す図である。
制御部100は、受信C/AコードとレプリカC/Aコードを、相対的に位相をずらしながら、位相合わせを行う。x軸は、この位相合わせの時間的位置を示している。y軸は、相関値を出力電力値として示している。
図4(a)は、周波数帯域幅が無限大であると仮定した場合の相関値曲線を示す図である。
端末20が、直接波Sdだけを受信する場合には、相関値曲線は、図4(a)の曲線L1のようになる。この場合の時間的位置0が、端末20の現在位置における本来のコードピーク位置αrである。コードピークは、相関値の最大値を意味する。
そして、コードピーク位置αrの前後1チップにわたってコードピークの裾野が広がっており、曲線L1は、コードピークCP1を頂点として2チップ長の底辺を有する二等辺三角形を描く。
また、端末20が、仮に、間接波Smだけを受信する場合には、相関値曲線は、図4(a)の曲線L2のようになる。図4(a)に示すように、間接波Smの場合には、コードピーク位置が本来のコードピーク位置から後方にずれている。
そして、端末20が、直接波Sdと間接波Smの双方を受信する場合には、相関値曲線は、図4(a)の曲線L3のようになる。
図4(a)に示すように、直接波Sdが間接波Smの影響を受けたとしても、コードピーク位置は本来のコードピーク位置αrと同一である。
ところが、GPS衛星12a等からの電波S1等は微弱であるから、環境雑音(ノイズフロア)と識別して受信するためには、受信する周波数帯域幅を狭くする必要がある。
このため、端末20が、直接波Sdと間接波Smの双方を受信する場合には、相関値曲線は、図4(b)の曲線L4のようになる。すなわち、コードピーク位置は、本来のコードピーク位置αrと一致しない。
これに対して、曲線L4においても、曲線L1においても、コードピークの立ち上がり位置βは共通である。端末20は、後述するように、直接波Sdが間接波Smの影響を受けていても、コードピークの立ち上がり位置βは変わらないことを利用して、本来のコードピーク位置を算出するようになっている。ところが、領域Qの拡大図に示すように、相関値曲線L4は、環境雑音(ノイズフロア)の影響を受けて、振幅の激しい曲線になる。このため、本来の立ち上がり位置βと、その周辺の位置β1を識別することが困難である。この点、後述のように端末20は、環境雑音の影響を排除又は低減して、本来の立ち上がり位置βを特定することができるようになっている。
図4に示すように、端末20は、第1記憶部110に、暫定コードピーク位置特定プログラム116を格納している。暫定コードピーク位置特定プログラム116は、制御部100が、相関情報156に示されるコードピークに対応する時間軸上の位置である暫定コードピーク位置α1を示す暫定コードピーク位置情報158を生成するためのプログラムである。この暫定コードピーク位置α1は暫定コードピーク位置の一例であり、暫定コードピーク位置特定プログラム116と制御部100は暫定コードピーク位置情報生成手段の一例である。
図5は、暫定コードピーク位置情報158を示す概略図である。
図5に示すように、制御部100は、コードピークCP3に対応するx軸上の位置α1を暫定コードピーク位置α1(基準点0とも呼ぶ)として特定する。
制御部100は、生成した暫定コードピーク位置情報158を第2記憶部150に格納する。
図3に示すように、端末20は、第1記憶部110に、分散値計測範囲決定プログラム118を格納している。分散値計測範囲決定プログラム118は、制御部100が、間接波Smが直接波Sdの相関情報(図4(a)の曲線L1)に影響を与え得る範囲と、暫定コードピーク位置α1に基づいて、相関情報156に示される相関値a1等の分散値を計測する処理をするための分散値計測範囲Aを示す分散値計測範囲情報160を生成するためのプログラムである。分散値を計測する処理は統計処理の一例であり、分散値計測範囲Aは統計処理範囲の一例である。そして、分散値計測範囲情報160は統計処理囲情報の一例であり、分散値計測範囲決定プログラム118と制御部100は統計処理囲情報生成手段の一例である。
図6は、分散値計測範囲情報160の一例を示す図である。
図6に示すように、制御部100は、例えば、暫定コードピーク位置α1を基準点0として、前(左側)2チップ(−2chip)、後(右側)3チップ(+3chip)の幅5チップの範囲を分散値計測範囲Aとして規定する。
上述の図4(b)を参照して理解できるように、間接波Smが直接波Sdに影響し得る範囲は、間接波Smの相関曲線L2の立ち上がり位置γ1が、コードピークCP1を頂点とする二等辺三角形の底辺に位置する場合である。このとき、間接波SmのコードピークCP4を頂点とする二等辺三角形の底辺は、基準点0の前1チップ(−1chip)と後
3チップ(+3chip)の範囲を移動することがわかる。
これに対して、分散値計測範囲Aとして、基準点0の前1チップでなくて、前2チップの範囲まで含めるのは、間接波Smの影響によって、本来のピーク立ち上がり位置βが、
暫定コードピーク位置α1(図6参照)よりも前にずれている場合に、本来のピーク立ち上がり位置βを確実に分散値計測範囲Aに含めるためである。
図3に示すように、端末20は、第1記憶部110に、分散値計測プログラム120を格納している。分散値計測プログラム120は、制御部100が、分散値計測範囲Aよりも狭い範囲として規定されるウィンドウWごとに、分散値計測範囲A内の相関値の分散値b1乃至b(m)を計測し、その分散値を示す分散値情報162を生成するためのプログラムである。ウィンドウWは、部分範囲の一例である。そして、分散値b1等は統計基礎値の一例であり、分散値情報162は統計基礎情報の一例である。そして、分散値計測プログラム120と制御部100は、統計基礎情報生成手段の一例である。
なお、各分散値n1を示す情報は、その位相(後述の図7等のx軸上の位置に対応する情報)を含む。
図7、図8、図9、図10及び図11は、分散値計測プログラム120等の説明図である。
図7に示すように、ウィンドウWは、例えば、3チップ長の範囲である。このウィンドウWの範囲は、ガウス分布で存在する環境雑音を相殺することができる数の相関値a1等を含む範囲として規定される。
制御部100は、ウィンドウWを例えば、矢印X方向へずらしながら、ウィンドウW内の相関値の分散値b1等を算出する。分散値b1等の算出は分散を算出する一般的な式である式1に基づいて行われる。分散値b1等の計算の過程において、環境雑音の影響は相殺される。
具体的には、制御部100は、図8(a)に示す開始位置から、ウィンドウWを矢印X方向に徐々に移動しながら分散値b1等を算出し、ウィンドウWの進行方向先端部に対応する座標位置に、分散値b1等を記録していく。すなわち、分散値b1等を示す情報は、分散値b1等の座標位置の情報を含む。このようにして、図8(b)の状態に達し、さらに、図8(c)、図9(a)、図9(b)の状態に達する。なお、例えば、図8(a)の状態と図8(b)の状態の間においても、複数回、分散値b1等を算出しているが、説明を省略する。
ウィンドウWの進行方向先端部が、分散値計測範囲Aの終端部Aendに達すると、ウィンドウWの一部は、図9(c)に示すように、分散値計測範囲Aの開始部Abegin側へ回り込む。
そして、図10(a)、図10(b)、図10(c)、図11(a)に示すように、ウィンドウWの一部が、開始部Abegin側へ回り込む。そして、図8(a)の状態の直前になるまでこの動作を行う。
上述のようにして算出した分散値b1等を結ぶと、図11(b)に示す分散値曲線L5を描くことができる。
図12、図13、図14及び図15は、分散値b1等を算出し、分散値曲線L5を生成したシミュレーション結果の一例を示す概略図である。
図12(a)乃至(c)、図13(a)乃至(c)、図14(a)乃至(c)及び図15(a)に示すように、端末20は、ウィンドウWの幅の実線で示す相関値a1等の分散値b1等を算出し、その分散値b1等をウィンドウWの進行方向先端部にプロットする。そして、端末20は、その分散値b1等を結ぶことによって、図15(b)の分散値曲線L5を生成している。
図3に示すように、端末20は、第1記憶部110に、コードピーク立ち上がり位置特定プログラム124を格納している。コードピーク立ち上がり位置特定プログラム124は、制御部100が、分散値曲線情報164に基づいて、コードピークの立ち上がり位置βを示すコードピーク立ち上がり位置情報166を生成するためのプログラムである。このコードピーク立ち上がり位置情報166は、立ち上がり位置情報の一例である。そして、コードピーク立ち上がり位置特定プログラム124と制御部100は、立ち上がり位置情報生成手段の一例である。
図16は、コードピーク立ち上がり位置特定プログラム124の説明図である。
図16に示すように、制御部100は、分散値の最下点に対応する位置を、コードピーク立ち上がり位置βとして特定する。
制御部100は、生成したコードピーク立ち上がり位置情報166を第2記憶部150に格納する。
図3に示すように、端末20は、第1記憶部110に、コードピーク位置決定プログラム126を格納している。コードピーク位置決定プログラム126は、制御部100が、コードピーク立ち上がり位置情報166に基づいて、直接波とレプリカC/Aコードとの相関値の最大値であるコードピークに対応する位置であるコードピーク位置α2を示すコードピーク位置情報168を生成するためのプログラムである。このコードピーク位置α2は直接波コードピーク対応位置の一例であり、コードピーク位置情報168は直接波コードピーク対応位置情報の一例である。そして、コードピーク位置決定プログラム126と制御部100は、直接波コードピーク対応位置情報生成手段の一例である。
図17は、コードピーク位置決定プログラム126の説明図である。
図17に示すように、制御部100は、コードピーク立ち上がり位置βから1チップ後方の位置を、コードピーク位置α2として決定する。これは、端末20が直接波Sdだけを受信した場合も、直接波Sdと間接波Smの双方を受信した場合においても、仮に、受信する周波数帯域幅を無限大にした場合には、コードピーク位置は変わらない(図4(a)参照)ことに基づく。すなわち、本来のコードピーク位置は、コードピーク立ち上がり位置の1チップ後方に位置する。
ここで、コードピーク立ち上がり位置βは、端末20が受信する周波数帯域を狭くしたとしても、直接波Sdだけを受信した場合と、直接波Sdと間接波Smの双方を受信した場合とで変化しない。
このため、端末20は狭帯域で電波S1等を受信するのであるが、コードピーク立ち上がり位置βを特定することができれば、本来のコードピーク立ち上がり位置α2をその1チップ後方の位置として決定することができるのである。
制御部100は、生成したコードピーク位置情報168を第2記憶部150に格納する。
図3に示すように、端末20は、第1記憶部110に、擬似距離情報生成プログラム128を格納している。擬似距離情報生成プログラム128は、制御部100が、コードピーク位置情報168を利用して、各GPS衛星12a等との擬似距離d1等を示す擬似情報170を生成するためのプログラムである。
具体的には、制御部100は、コードピークα2に合致するように発生させたレプリカC/Aコードの発生時刻と、そのC/Aコードの送信時刻との間の時間に電波S1等の伝搬速度である光速を掛けることによって、擬似距離d1等を算出する。C/Aコードの送信時刻は受信するC/Aコードから取得することができる。
制御部100は、生成した擬似距離情報170を、第2記憶部150に格納する。
図3に示すように、端末20は、第1記憶部110に、測位位置情報生成プログラム130を格納している。測位位置情報生成プログラム130は、制御部100が、擬似距離情報170に基づいて、現在位置を測位し、測位位置Pを示す測位位置情報172を生成するためのプログラムである。
制御部100は、エフェメリス152bによって、C/Aコードの送信時刻における各GSP衛星12a等の衛星軌道上の位置を算出し、その衛星軌道上の位置と、上述の擬似距離d1等を使用して、端末20の現在位置を測位する。なお、測位方法の詳細の説明は省略する。
図3に示すように、端末20は、第1記憶部110に、測位位置情報出力プログラム132を格納している。測位位置情報出力プログラム132は、制御部100が、測位位置情報172を表示装置36(図2参照)の表示画面に表示するためのプログラムである。
端末20は、上述のように構成されている。
上述のように、端末20は、暫定コードピーク位置情報158(図3参照)を生成することができる。ここで、端末20が受信する電波S1等は、直接波だけではなくて間接波を含む場合がある。このため、暫定コードピーク位置α1は、直接波だけを受信した場合のコードピークと一致するとは限らない。
端末20は、分散値計測範囲情報160(図3参照)を生成することができる。すなわち、端末20は、暫定コードピーク位置α1をそのまま測位に利用するのではなくて、分散値計測範囲Aを規定するための基準として使用する。
端末20は、分散値計測範囲Aにおいて、ウィンドウWの範囲で分散値を算出し、分散値情報162を生成することができる。このウィンドウWの範囲は、ガウス分布で存在する環境雑音を相殺することができる数の相関値を含む範囲として規定される。
そして、端末20は、分散値情報162に基づいて、分散値の変化を示す分散値曲線情報164を生成することができる。
そして、端末20は、分散値曲線情報164に基づいて、コードピークの立ち上がり位置βを示すコードピーク立ち上がり位置情報166を生成することができる。このように、端末20は、コードピーク立ち上がり位置βを相関情報156に基づいて算出するのではなくて、分散値曲線情報164に基づいて算出するから、環境雑音(ノイズフロア)の影響を排除している。すなわち、コードピーク立ち上がり位置βが、環境雑音によって受ける精度劣化は排除されている。ここで、分散値曲線情報164は、相関情報156を時間積分して生成するのではなくて、ウィンドウWごとの相関値の分散値を算出して生成する。すなわち、複数の相関情報156を生成する必要がないから、そのための時間も必要がない。
そして、本件発明者は、環境雑音の影響を排除又は低減するためのサンプル数を得て本来のコードピーク位置を算出するために、複数の相関情報156を生成するよりも、複数のウィンドウWごとに分散値の算出を行う方が、はるかに時間が短いことを実験によって確認している。具体的には、衛星受信プロラム112を起動してからコードピーク位置決定プログラム126によって、本来のコードピーク位置α2を算出するまで1秒(s)であったという実験結果を得ている。
また、端末20は、コードピーク立ち上がり位置情報166に基づいて、コードピーク位置情報168を生成することができる。
これにより、相関結果を時間積分することなく、マルチパスの影響を迅速に排除して、本来のコードピーク位置α2を算出することができる。
端末20は、迅速に本来のコードピーク位置α2を算出できる結果、測位位置情報172を迅速に生成することができるから、特に移動端末である場合に有効である。
なお、本実施の形態とは異なり、分散値計測プログラム120によって相関値a1等の分散値を算出するのではなくて、相関値a1等の平均値を算出するようにしてもよい。
以上が本実施の形態に係る端末20の構成であるが、以下、その動作例を主に図18を使用して説明する。
図18は端末20の動作例を示す概略フローチャートである。
まず、端末20は、GPS衛星12a等から電波S1等に載せられたC/Aコードを受信する(図18のステップST1)。このステップST1は、衛星信号受信ステップの一例である。
続いて、端末20は、相関情報156(図3参照)を生成する(ステップST2)。このステップST2は、相関情報生成ステップの一例である。
続いて、端末20は、暫定コードピーク位置α1(図3参照)を特定する(ステップST3)。このステップST3は、暫定コードピーク位置情報生成ステップの一例である。
続いて、端末20は、分散値計測範囲Aを決定する(ステップST4)。このステップST4は、統計処理範囲情報生成ステップの一例である。
続いて、端末20は、分散値計測範囲Aにおいて、ウィンドウWをずらしながら、分散値b1等を計測する(ステップST5)。このステップST5は、統計情報生成ステップの一例である。
続いて、端末20は、最小の分散値に対応するコードピーク立ち上がり位置β(図3参照)を特定する(ステプST6)。このステップST6は、立ち上がり位置情報生成ステップの一例である。
続いて、端末20は、コードピーク位置α2を決定する(ステップST7)。このステップST7は、コードピーク対応位置情報生成ステップの一例である。
続いて、端末20は、擬似距離d1等を算出する(ステップST8)。
続いて、端末20は、現在位置を測位し、測位位置情報172(図3参照)を生成する(ステップST9)。
続いて、端末20は、測位位置情報172を出力する(ステップST10)。
以上のステップによって、相関結果を時間積分することなく、マルチパスの影響を迅速に排除して、本来のコードピーク位置を算出することができる。
本発明は、上述の各実施の形態に限定されない。さらに、上述の各実施の形態は、相互に組み合わせて構成するようにしてもよい。
本発明の実施の形態の端末等を示す概略図である。 端末の主なハードウエア構成を示す概略図である。 端末の主なソフトウエア構成を示す概略図である。 相関値曲線の一例を示す概略図である。 暫定コードピーク位置情報を示す概略図である。 分散値計測範囲情報を示す概略図である。 分散値計測プログラム等の説明図である。 分散値計測プログラム等の説明図である。 分散値計測プログラム等の説明図である。 分散値計測プログラム等の説明図である。 分散値計測プログラム等の説明図である。 分散値曲線を生成するためのシミュレーション結果の一例を示す概略図である。 分散値曲線を生成するためのシミュレーション結果の一例を示す概略図である。 分散値曲線を生成するためのシミュレーション結果の一例を示す概略図である。 分散値曲線を生成するためのシミュレーション結果の一例を示す概略図である。 コードピーク立ち上がり位置特定プログラムの説明図である。 コードピーク位置決定プログラムの説明図である。 端末の動作例を示す概略フローチャートである。
符号の説明
12a,12b,12c,12d・・・GPS衛星、20・・・端末、34・・・GPS装置、112・・・衛星信号受信プログラム、114・・・相関情報生成プログラム、116・・・暫定コードピーク位置特定プログラム、118・・・分散値計測範囲決定プログラム、120・・・分散値計測プログラム、124・・・コードピーク立ち上がり位置特定プログラム、126・・・コードピーク位置決定プログラム、128・・・擬似距離情報生成プログラム、130・・・測位位置情報生成プログラム、132・・・測位位置情報出力プログラム

Claims (6)

  1. 測位衛星からの信号である衛星信号に基づいて、現在位置を測位する測位装置であって

    前記衛星信号を受信する衛星信号受信手段と、
    前記衛星信号と、前記測位装置が発生する擬似衛星信号との相関値を示す相関情報を生
    成する相関情報生成手段と、
    前記相関情報に基づいて、前記相関値の最大値であるコードピークに対応する時間軸上
    の位置である暫定コードピーク位置を示す暫定コードピーク位置情報を生成する暫定コー
    ドピーク位置情報生成手段と、
    前記衛星信号の間接波が前記衛星信号の直接波の前記相関情報に影響を与え得る範囲と
    、前記暫定コードピーク位置情報に基づいて、前記相関情報に示される前記相関値の統計
    処理をするための統計処理範囲を示す統計処理範囲情報を生成する統計処理範囲情報生成
    手段と、
    前記統計処理範囲内の時間軸上の位置ごとに、該位置と所定の対応関係で関係付けられ前記統計処理範囲よりも狭い範囲として前記統計処理範囲内の部分範囲を規定し、該部分範囲の前記相関値を統計処理して統計情報を生成する統計情報生成手段と、
    前記統計情報に基づいて、前記コードピークの立ち上がり位置を示す立ち上がり位置情
    報を生成する立ち上がり位置情報生成手段と、
    前記立ち上がり位置情報に基づいて、前記直接波と前記擬似衛星信号との相関値の最大
    値である直接波コードピークに対応する位置である直接波コードピーク対応位置を示す直
    接波コードピーク対応位置情報を生成する直接波コードピーク対応位置情報生成手段と、
    を有し、
    前記統計処理は、前記部分範囲の前記相関値の分散値又は平均値を算出する処理であることを特徴とする測位装置。
  2. 前記統計処理範囲は、前記暫定コードピーク位置に対して−2チップから+3チップの範囲として規定されることを特徴とする請求項1に記載の測位装置。
  3. 前記部分範囲は、ガウス分布で存在する環境雑音を相殺することができる前記相関値を含む範囲として規定されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の測位装置。
  4. 測位衛星からの信号である衛星信号に基づいて、現在位置を測位する測位装置が、前記
    衛星信号を受信する衛星信号受信ステップと、
    前記測位装置が、前記衛星信号と、前記測位装置が発生する擬似衛星信号との相関値を
    示す相関情報を生成する相関情報生成ステップと、
    前記測位装置が、前記相関情報に基づいて、前記相関値の最大値であるコードピークに
    対応する時間軸上の位置である暫定コードピーク位置を示す暫定コードピーク位置情報を
    生成する暫定コードピーク位置情報生成ステップと、
    前記測位装置が、前記衛星信号の間接波が前記衛星信号の直接波の前記相関情報に影響
    を与え得る範囲と、前記暫定コードピーク位置情報に基づいて、前記相関情報に示される
    前記相関値の統計処理をするための統計処理範囲を示す統計処理範囲情報を生成する統計
    処理範囲情報生成ステップと、
    前記測位装置が、前記統計処理範囲内の時間軸上の位置ごとに、該位置と所定の対応関係で関係付けられ前記統計処理範囲よりも狭い範囲として前記統計処理範囲内の部分範囲を規定し、該部分範囲の前記相関値を統計処理して統計情報を生成する統計情報生成ステップと、
    前記測位装置が、前記統計情報に基づいて、前記コードピークの立ち上がり位置を示す
    立ち上がり位置情報を生成する立ちが上り位置情報生成ステップと、
    前記測位装置が、前記立ち上がり位置情報に基づいて、前記直接波と前記擬似衛星信号
    との相関値の最大値である直接波コードピークに対応する位置である直接波コードピーク
    対応位置を示す直接波コードピーク対応位置情報を生成する直接波コードピーク対応位置
    情報生成ステップと、
    を有し、
    前記統計処理は、前記部分範囲の前記相関値の分散値又は平均値を算出する処理であることを特徴とする測位装置の制御方法。
  5. 測位装置のGPS部と接続されたコンピュータに、
    測位衛星からの信号である衛星信号に基づいて、現在位置を測位する測位装置が、前記
    衛星信号を受信する衛星信号受信ステップと、
    前記測位装置が、前記衛星信号と、前記測位装置が発生する擬似衛星信号との相関値を
    示す相関情報を生成する相関情報生成ステップと、
    前記測位装置が、前記相関情報に基づいて、前記相関値の最大値であるコードピークに
    対応する時間軸上の位置である暫定コードピーク位置を示す暫定コードピーク位置情報を
    生成する暫定コードピーク位置情報生成ステップと、
    前記測位装置が、前記衛星信号の間接波が前記衛星信号の直接波の前記相関情報に影響
    を与え得る範囲と、前記暫定コードピーク位置情報に基づいて、前記相関情報に示される
    前記相関値の統計処理をするための統計処理範囲を示す統計処理範囲情報を生成する統計
    処理範囲情報生成ステップと、
    前記測位装置が、前記統計処理範囲内の時間軸上の位置ごとに、該位置と所定の対応関係で関係付けられ前記統計処理範囲よりも狭い範囲として前記統計処理範囲内の部分範囲を規定し、該部分範囲の前記相関値を統計処理して統計情報を生成する統計情報生成ステップと、
    前記測位装置が、前記統計情報に基づいて、前記コードピークの立ち上がり位置を示す
    立ち上がり位置情報を生成する立ちが上り位置情報生成ステップと、
    前記測位装置が、前記立ち上がり位置情報に基づいて、前記直接波と前記擬似衛星信号
    との相関値の最大値である直接波コードピークに対応する位置である直接波コードピーク
    対応位置を示す直接波コードピーク対応位置情報を生成する直接波コードピーク対応位置
    情報生成ステップと、
    を実行させ、
    前記統計処理は、前記部分範囲の前記相関値の分散値又は平均値を算出する処理であることを特徴とする測位装置の制御プログラム。
  6. 測位装置のGPS部と接続されたコンピュータに、
    測位衛星からの信号である衛星信号に基づいて、現在位置を測位する測位装置が、前記
    衛星信号を受信する衛星信号受信ステップと、
    前記測位装置が、前記衛星信号と、前記測位装置が発生する擬似衛星信号との相関値を
    示す相関情報を生成する相関情報生成ステップと、
    前記測位装置が、前記相関情報に基づいて、前記相関値の最大値であるコードピークに
    対応する時間軸上の位置である暫定コードピーク位置を示す暫定コードピーク位置情報を
    生成する暫定コードピーク位置情報生成ステップと、
    前記測位装置が、前記衛星信号の間接波が前記衛星信号の直接波の前記相関情報に影響
    を与え得る範囲と、前記暫定コードピーク位置情報に基づいて、前記相関情報に示される
    前記相関値の統計処理をするための統計処理範囲を示す統計処理範囲情報を生成する統計
    処理範囲情報生成ステップと、
    前記測位装置が、前記統計処理範囲内の時間軸上の位置ごとに、該位置と所定の対応関係で関係付けられ前記統計処理範囲よりも狭い範囲として前記統計処理範囲内の部分範囲を規定し、該部分範囲の前記相関値を統計処理して統計情報を生成する統計情報生成ステップと、
    前記測位装置が、前記統計情報に基づいて、前記コードピークの立ち上がり位置を示す
    立ち上がり位置情報を生成する立ちが上り位置情報生成ステップと、
    前記測位装置が、前記立ち上がり位置情報に基づいて、前記直接波と前記擬似衛星信号
    との相関値の最大値である直接波コードピークに対応する位置である直接波コードピーク
    対応位置を示す直接波コードピーク対応位置情報を生成する直接波コードピーク対応位置
    情報生成ステップと、
    を実行させ、
    前記統計処理は、前記部分範囲の前記相関値の分散値又は平均値を算出する処理であることを特徴とする測位装置の制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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