JP4186806B2 - 磁気バーコード認識装置、磁気バーコード認識方法およびプログラム - Google Patents
磁気バーコード認識装置、磁気バーコード認識方法およびプログラム Download PDFInfo
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を備えたことを特徴とする。
を備えたことを特徴とする。
ここで、所定の境界値とは、ピーク間隔の広い間隔の標準値と狭い間隔の標準値との中間値をいう。また、所定の最大値とは、広い間隔の標準値に、広い間隔の最大公差と、チェック用紙の折り曲げに伴う伸び量とを加えた値をいう。すなわち、最大値は、チェック用紙の折り目に基づく広狭の変化を許容するように定められている。
なお、ピーク間隔が「0」となるのは、例えば、通常の部分磁気波形のピークの個数が7個である場合であって、部分磁気波形に1個しかピークが含まれないときに、1番目のピークと同じ位置に2番目以降のピークがあるものとして処理されるために、6個のピーク間隔は「0」として測定される場合である。したがって、ピーク間隔が「0」であると判定されたときは、ピークの個数が7個に満たないことを意味する。
ここで、所定の第1基準距離とは、文字幅に対し例えば3/4の距離をいい、第1ピーク間隔を構成する2つのピークが、空白文字の前後両端に臨む2つの誤印刷磁気バーに対応するノイズピークであるか否かを判定するためのものである。また、所定の第2基準距離とは、文字幅に対し例えば1.5倍の距離をいい、切出し開始基準位置から数えて1番目のピークが、空白文字の列方向の前端に位置して印刷された1つの誤印刷磁気バーに対応するノイズピークであるか否かを判定するためのものである。
なお、本実施形態では、図1および図2の左側を認識文字列106の列方向の前方と呼ぶが、図示の右側を認識文字列106の列方向の前方と呼んでもよい。
なお、図示は省略したが、認識された認識文字列106のデータは、インターフェースを介して、ホストコンピュータに送信される。ホストコンピュータは、送信された認識文字列106のデータに基づいて、銀行等の決済機関のサーバへパーソナルチェック100の有効性を問い合わせる。このようにして、例えば店舗において、購入者から受け取ったパーソナルチェックの有効性を確認することができる。
一方、第1基準距離以上でないと判定した場合(S105;No)は、ステップ106に移る。
なお、部分磁気波形は適切に切り出されたが(切出し失敗フラグはOFF)、チェック用紙101が折り曲げられる等したことから、ピーク間隔パターン(バー間隔パターン)がN0:N1=2:4として表されないために、CMC7文字112を認識できない場合には、認識結果を「?」としてリターンする。この場合も、後述する積分方式により識別する(S14)ようにする。
また、パターン3のノイズピーク145が含まれる場合は、まず、ノイズピーク145cがキャンセルされ(図13参照)、ステップS3に戻った後、パターン1と同様にして、ノイズピーク145bがキャンセルされる。
Claims (8)
- 各文字が磁気バーコードによって表され所定の文字幅を有する複数のCMC7文字をそれぞれ所定の文字間隔で配列して成る段落文字列を、列方向に複数配列した認識文字列が印刷されると共に、
前記認識文字列の列方向前後と前記段落文字列間とにおいて、前記各段落文字列の最外端に位置する前記各CMC7文字から前記文字間隔を存してそれぞれ配列された前記文字幅と同一幅の前空白文字および後空白文字と中間空白文字との少なくとも1の空白文字の前後両端の少なくとも一端に位置して誤印刷磁気バーが印刷されたチェック用紙に対し、
前記認識文字列を列方向に磁気読取りして検出磁気波形を取得すると共に、読取り順に文字単位で切出し開始基準位置から切り出した部分磁気波形の複数のピーク間隔を測定し、この複数のピーク間隔の広狭の組み合わせから前記磁気バーコードの前記各CMC7文字を認識する磁気バーコード認識装置において、
測定した前記各ピーク間隔が適正であるか否かを前記部分磁気波形毎に判定するピーク間隔適否判定手段と、
前記ピーク間隔適否判定手段により前記各ピーク間隔が適正でないと判定されたときに、前記部分磁気波形に前記誤印刷磁気バーに対応するノイズピークが含まれているか否かを識別するノイズピーク識別手段と、
前記ノイズピーク識別手段により前記部分磁気波形に前記ノイズピークが含まれていると識別されたときに、前記ノイズピークをキャンセルして再度前記部分磁気波形の切出しを行う磁気波形切出し手段と、
を備えたことを特徴とする磁気バーコード認識装置。 - 前記磁気波形切出し手段は、前記部分磁気波形に含まれた前記ノイズピークのキャンセルに基づいて、前記切出し開始基準位置を1ピーク分進めた位置に更新して、前記部分磁気波形の切出しを行うことを特徴とする請求項1に記載の磁気バーコード認識装置。
- 前記ピーク間隔適否判定手段は、
前記各ピーク間隔が広い間隔と狭い間隔との所定の境界値よりも大きいか否かを判定する第1ピーク間隔判定手段と、
前記第1ピーク間隔判定手段により前記各ピーク間隔が前記境界値よりも大きいと判定されたときに、当該ピーク間隔が広い間隔の所定の最大値よりも大きいか否かを判定する第2ピーク間隔判定手段と、
前記第1ピーク間隔判定手段により前記各ピーク間隔が前記境界値よりも大きくないと判定されたときに、当該ピーク間隔が「0」であるか否かを判定する第3ピーク間隔判定手段と、を有し、
前記第2ピーク間隔判定手段により当該ピーク間隔が前記最大値よりも大きいと判定されたとき、および前記第3ピーク間隔判定手段により当該ピーク間隔が「0」であると判定されたときに、当該ピーク間隔が適正でないと判定することを特徴とする請求項1または2に記載の磁気バーコード認識装置。 - 前記認識文字列は、列方向の後方から磁気読取りされており、
前記ノイズピーク識別手段は、
前記ピーク間隔が、前記部分磁気波形の前記切出し開始基準位置から数えて1番目の第1ピーク間隔であるか否かを識別するピーク間隔位置識別手段と、
前記第1ピーク間隔が所定の第1基準距離より大きいか否かを判定する第4ピーク間隔判定手段と、
前記部分磁気波形の前記切出し開始基準位置と、当該部分磁気波形の直前に切り出された前記部分磁気波形の切出し開始基準位置である前回切出し開始基準位置との間隔が所定の第2基準距離より大きいか否かを判定する部分磁気波形間隔判定手段と、を有し、
前記第1ピーク間隔が所定の第1基準距離より大きくないと判定され、且つ前記切出し開始基準位置と前記前回切出し開始基準位置との間隔が前記第2基準距離より大きいと判定されたときに、前記部分磁気波形に前記空白文字の列方向の前端に位置して印刷された1つの前記誤印刷磁気バーに対応する前記ノイズピークが含まれていると識別することを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の磁気バーコード認識装置。 - 前記認識文字列は、列方向の後方から磁気読取りされており、
前記ノイズピーク識別手段は、前記部分磁気波形のピークの個数が1個であるか否かを判定するピーク個数判定手段を、有し、
前記ピーク個数判定手段により前記部分磁気波形の前記ピークの個数が1個であると判定されたときに、前記部分磁気波形に前記空白文字の列方向の後端に位置して印刷された1つの前記誤印刷磁気バーに対応する前記ノイズピークが含まれていると識別することを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の磁気バーコード認識装置。 - 前記認識文字列は、列方向の後方から磁気読取りされており、
前記ノイズピーク識別手段は、
前記ピーク間隔が、前記部分磁気波形の前記切出し開始基準位置から数えて1番目の第1ピーク間隔であるか否かを識別するピーク間隔位置識別手段と、
前記第1ピーク間隔が所定の第1基準距離より大きいか否かを判定する第4ピーク間隔判定手段と、を有し
前記第1ピーク間隔が前記第1基準距離より大きいと判定したときに、前記部分磁気波形に前記空白文字の列方向の前後両端に位置して印刷された2つの前記誤印刷磁気バーに対応する前記ノイズピークが含まれていると識別することを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の磁気バーコード認識装置。 - 各文字が磁気バーコードによって表され所定の文字幅を有する複数のCMC7文字をそれぞれ所定の文字間隔で配列して成る段落文字列を、列方向に複数配列した認識文字列が印刷されると共に、
前記認識文字列の列方向前後と前記段落文字列間とにおいて、前記各段落文字列の最外端に位置する前記各CMC7文字から前記文字間隔を存してそれぞれ配列された前記文字幅と同一幅の前空白文字および後空白文字と中間空白文字との少なくとも1の空白文字の前後両端の少なくとも一端に位置して誤印刷磁気バーが印刷されたチェック用紙に対し、
前記認識文字列を列方向に磁気読取りして検出磁気波形を取得すると共に、読取り順に文字単位で切出し開始基準位置から切り出した部分磁気波形の複数のピーク間隔を測定し、この複数のピーク間隔の広狭の組み合わせから前記磁気バーコードの前記各CMC7文字を認識する磁気バーコード認識方法において、
測定した前記各ピーク間隔が適正であるか否かを前記部分磁気波形毎に判定するピーク間隔適否判定工程と、
前記ピーク間隔適否判定工程において、前記各ピーク間隔が適正でないと判定したときに、前記部分磁気波形に前記誤印刷磁気バーに対応するノイズピークが含まれているか否かを識別するノイズピーク識別工程と、
前記ノイズピーク識別工程において、前記部分磁気波形に前記ノイズピークが含まれていると識別したときに、前記ノイズピークをキャンセルして再度前記部分磁気波形の切出しを行う磁気波形切出し工程と、
を備えたことを特徴とする磁気バーコード認識方法。 - 請求項1ないし6のいずれかに記載の磁気バーコード認識装置における各手段としてコンピュータを機能させることを特徴とするプログラム。
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