JP4183491B2 - ワークフローサーバおよびワークフローシステムの制御方法およびプログラムおよび記録媒体 - Google Patents

ワークフローサーバおよびワークフローシステムの制御方法およびプログラムおよび記録媒体 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ワークフローサーバと複数のクライアントとが所定の通信媒体を介して通信可能なワークフローシステムの制御に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の一般的なワークフローシステムでは、承認が必要な伝票の種類や伝票の申請者の情報及び組織情報等に基づいて承認すべきユーザが決定される構成となっていた。
【0003】
また、このような従来のワークフローシステムでは、ワークフロー完了前に組織変更が発生してフローする承認者が異動となってしまった場合、組織変更前の組織情報に基づいて承認者を決定したり、組織変更後の組織情報に基づいて承認者を決定したりといったように、いずれもフローする承認者が一意に決定され、組織変更に対処していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、「旅費・立替金清算」や「報告書」といった過去の事象を清算する伝票においては、変更後の組織情報から決定された承認者では信憑性の確認が難しく組織変更前の組織情報から決定された承認者に決裁されるのが望ましいと考えられるが、逆に、「購入要求」や「開催通知」といった今後の事象を届け出る伝票については、組織変更後の組織情報から決定された承認者に決裁されるのが望ましいと考えられる。しかしながら、上記従来のワークフローシステムでは、システムによりいずれか一意に決定される承認者にフローされるため、伝票の種類やフロー完了前に発生する各種事情に対応して、伝票を手渡しする場合のよういに、柔軟に承認者を変更(決定)することができないという問題点があった。
【0005】
また、組織変更がある度に、組織変更に応じて、管理者等がフローする承認者を書き換えることにより、組織変更に対応するワークフローチャートシステムもあるが、管理者の管理負担が増大してしまうといった問題点があった。
【0006】
さらに、各承認者が次の承認者を自由に決定するように構成されたワークフローシステムもあるが、フローする承認者に制約がかけられないという問題点があった。
【0007】
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたもので、本発明の目的は、クライアントからの承認要求に応じて、ワークフローサーバに登録されている伝票データの次承認予定者を、申請日での組織情報及び前記承認要求時点での組織情報に基づいて複数特定し、該特定される複数の次承認予定者を前記クライアントに通知し、承認時に前記複数の次承認予定者からいずれかを次承認者として選択させることにより、伝票データの申請が行われた後に組織変更があった場合でも、申請時点での組織と伝票申請時点での組織のいずれかで適切な承認者を伝票データ毎に選択でき、管理者の負担を増大することなく、組織変更時の伝票データの取り扱いに自由度を増し、現実に即した対応を可能にするとともに、システム上で制約された範囲で承認者を決定するため、ユーザが無秩序に承認経路を変更してしまうことを防止することができ、さらに、システムの管理者は、実際の組織変更に先立って新しい組織情報を事前登録しておくことができる仕組みを提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る第1の発明は、所定の通信媒体を介して複数のクライアント(図1に示すワークフロークライアント102a,102b,102c,……)と通信可能なワークフローサーバ(図1に示すワークフローサーバ101)において、組織における役割名と該役割名に対応するユーザ名を定義する組織情報を適用日毎に複数記憶可能な第1の記憶手段(図1に示す組織情報DB1012)と、承認内容,役割名により定義される承認経路情報,申請日を含む伝票データを複数記憶可能な第2の記憶手段(図1に示す伝票データDB1015)と、前記いずれかのクライアントからの承認要求に応じて、前記第2の記憶手段に記憶される伝票データの次承認予定者を、申請日での組織情報及び前記承認要求時点での組織情報に基づいて複数特定可能な第1の特定手段(図2に示すCPU201が図10に示す承認画面内の次承認予定者1002aを特定)と、前記第1の特定手段により特定される複数の次承認予定者を前記クライアントに通知し、承認時に前記複数の次承認予定者からいずれかを次承認者として選択させる第1の選択手段(図2に示すCPU201が図10に示す承認画面を生成しクライアント102に送信する)とを有することを特徴とする。
【0009】
本発明に係る第2の発明は、前記第1の特定手段は、申請日における組織情報より特定される次承認者と前記承認要求時における組織情報より特定される次承認者とが異なる場合には、それぞれを承認時の次承認予定者として特定することを特徴とする。
【0010】
本発明に係る第3の発明は、前記第1の選択手段は、前記第1の特定手段により複数の次承認予定者が特定されている場合には、クライアントに送信する承認画面(図10に示す承認画面)上で前記複数の次承認予定者からいずれかを選択させることを特徴とする。
【0011】
本発明に係る第4の発明は、前記第1の選択手段により選択された次承認者に対して承認を行う伝票データが存在する旨を通知する第1の通知手段(図2に示すCPU201)を設けたことを特徴とする。
【0016】
本発明に係る第の発明は、役割名により定義される承認経路情報を該承認経路情報を特定するためのID情報毎に複数記憶可能な第3の記憶手段(図1に示す承認経路情報DB1014)と、前記クライアントから指定される承認内容と前記承認経路情報を特定するためのID情報に基づいて、前記伝票データを生成し、前記第2の記憶手段に格納する生成手段(図2に示すCPU201)とを有することを特徴とする。
【0017】
本発明に係る第の発明は、前記生成手段により生成された伝票データの先頭の承認者を、申請日での組織情報に基づいて特定する第3の特定手段(図2に示すCPU201)と、前記第3の特定手段により特定された先頭の承認者に対して承認すべき伝票データが存在する旨を通知する第3の通知手段(図2に示すCPU201)とを設けたことを特徴とする。
【0018】
本発明に係る第の発明は、組織における役割名と該役割名に対応するユーザ名を定義する組織情報を適用日毎に複数記憶可能な第1の記憶手段と承認内容,役割名により定義される承認経路情報,申請日を含む伝票データを複数記憶可能な第2の記憶手段とを有するワークフローサーバと、複数のクライアントとが所定の通信媒体を介して通信可能なワークフローシステムの制御方法において、前記ワークフローサーバの第1の特定手段が、前記いずれかのクライアントからの承認要求に応じて、前記ワークフローサーバの前記第2の記憶手段に登録されている伝票データの次承認予定者を、申請日での組織情報及び前記承認要求時点での組織情報に基づいて複数特定可能な第1の特定工程(図8のステップS213〜S216)と、前記ワークフローサーバの第1の選択手段が、前記第1の特定工程で特定される複数の次承認予定者を前記クライアントに通知し、承認時に前記複数の次承認予定者からいずれかを次承認者として選択させる第1の選択工程(図8のステップS220,図8のステップS202〜S204)とを含むことを特徴とする。
【0019】
本発明に係る第の発明は、前記ワークフローサーバの第1の通知手段が、前記第1の選択工程により選択された次承認者に対して承認を行う伝票データが存在する旨を通知する第1の通知工程(図9のステップS223)を更に含むことを特徴とする。
【0020】
本発明に係る第の発明は、前記ワークフローサーバ役割名により定義される承認経路情報を該承認経路情報を特定するためのID情報毎に記憶する第3の記憶手段を設けており前記ワークフローサーバの生成手段が、前記クライアントから指定される承認内容と前記承認経路情報を特定するためのID情報に基づいて、前記伝票データを生成し、前記第2の記憶手段に格納する生成工程(図7のステップS114〜S115)を更に含むことを特徴とする。
【0021】
本発明に係る第10の発明は、前記ワークフローサーバの第2の特定手段が、前記生成工程により生成された伝票データの先頭の承認者を、申請日での組織情報に基づいて特定する第2の特定工程(図7のステップS116〜S117)と、前記ワークフローサーバの第2の通知手段が、前記第2の特定工程により特定された先頭の承認者に対して承認すべき伝票データが存在する旨を通知する第2の通知工程(図7のステップS118)とを更に含むことを特徴とする。
【0022】
本発明に係る第11の発明は、所定の通信媒体を介して複数のクライアントと通信可能なワークフローサーバで実行可能な制御プログラムであって、前記ワークフローサーバを、組織における役割名と該役割名に対応するユーザ名を定義する組織情報を適用日毎に複数記憶可能な第1の記憶手段と、承認内容,役割名により定義される承認経路情報,申請日を含む伝票データを複数記憶可能な第2の記憶手段と、前記いずれかのクライアントからの承認要求に応じて、前記第2の記憶手段に記憶される伝票データの次承認予定者を、申請日での組織情報及び前記承認要求時点での組織情報に基づいて複数特定可能な第1の特定手段と、前記第1の特定手段により特定される複数の次承認予定者を前記クライアントに通知し、承認時に前記複数の次承認予定者からいずれかを次承認者として選択させる第1の選択手段として機能させるためのプログラムであることを特徴とする。
【0023】
本発明に係る第12の発明は、11の発明に記載された制御プログラムを記録媒体にコンピュータが読み取り可能に記憶させたことを特徴とする。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、ワークフローシステムにおける組織変更前後の承認者決定方法について説明する。
【0025】
〔第1実施形態〕
図1は、本発明の第1実施形態を示すワークフローサーバ及びクライアントを適用可能なワークフローシステム(電子決裁システム)の構成の一例を示すブロック図である。
【0026】
図において、101はワークフローサーバ(電子決裁サーバ(以下、サーバ))で、イーサネット(登録商標)等のネットワーク103を介して複数のワークフロークライアント(情報処理装置(以下、クライアント))102a,102b,102c,……(以下単に、クライアント102)と通信可能である。
【0027】
サーバ101は、人事情報DB1011,組織情報DB1012,伝票情報DB1013,承認経路情報DB1014,伝票データDB1015を有する。
【0028】
なお、クライアント102は、ユーザが入出力するためのパーソナルコンピュータ(PC)又はワークステーション等にワークフローを利用するためのアプリケーションまたはWeb環境を用意したものである。
【0029】
また、サーバ101は、クライアント102からのリクエストを受け付け、ワークフローシステムが持つDB1010の内容を更新する。
【0030】
サーバ101は、ユーザから伝票を受け付けたこと(申請処理)に応じて、人事情報DB1011,組織情報DB1012,伝票情報DB1013,承認経路情報DB1014等を用いて、伝票データを生成し、伝票データDB1015に格納する。
【0031】
図2は、図1に示したサーバ101の構成を示すブロック図である。
【0032】
図において、201はCPUで、ROM203のプログラム用ROMに記憶されたプログラムに基づいてシステムバス204に接続された各デバイスを制御し、サーバ101全体を統括制御する。
【0033】
また、このROM203のフォント用ROMにはフォントデータ等を記憶し、ROM203のデータ用ROMには各種データを記憶する。202はRAMで、CPU201の主メモリ,ワークエリア等として機能する。
【0034】
205はキーボードコントローラ(KBC)で、キーボード(KB)209や図示しないポインティングデバイス、例えばマウスからの入力を制御する。206はCRTコントローラ(CRTC)で、CRTディスプレイ(CRT)210の表示を制御する。なお、ここでは、表示装置としてCRTを設けているがLCD等のその他の形式の表示装置であってもよい。
【0035】
207はメモリコントローラ(MC)で、図1に示した人事情報DB1011,組織情報DB1012,伝票情報DB1013,承認経路情報DB1014,伝票データDB1015を構成するハードディスク(HD)211とのアクセスを制御する。208はネットワークインタフェース(NWI/F)で、ネットワーク103との通信を制御する。
【0036】
以上のような構成により、サーバ101はネットワークを介してクライアント102と通信して、クライアントの指示に基づいて、上述したDB内の各種データ等の送受信を行う。
【0037】
また、CPU201は、ユーザからの指示(KB209又は図示しないマウス等からの指示や図1に示したクライアント102からの指示等)に基づいて種々の機能(後述するフローチャートに示す)に対応する処理を実行する。
【0038】
なお、図に示した、KB209,CRT210等は必ずしも備えていなくてもよい。
【0039】
図3は、図1に示したクライアント102の構成を示すブロック図である。
【0040】
図において、301はCPUで、ROM303のプログラム用ROMに記憶されたプログラムに基づいてシステムバス304に接続された各デバイスを制御し、クライアント102全体を統括制御する。
【0041】
また、このROM303のフォント用ROMにはフォントデータ等を記憶し、ROM303のデータ用ROMには各種データを記憶する。302はRAMで、CPU301の主メモリ,ワークエリア等として機能する。
【0042】
305はキーボードコントローラ(KBC)で、キーボード(KB)309や例えばマウス等のポインティングデバイス(PD)312からの入力を制御する。306はCRTコントローラ(CRTC)で、CRTディスプレイ(CRT)310の表示を制御する。なお、ここでは、表示装置としてCRTを設けているがLCD等のその他の形式の表示装置であってもよい。
【0043】
307はメモリコントローラ(MC)で、ハードディスク(HD)311とのアクセスを制御する。308はネットワークインタフェース(NWI/F)で、ネットワーク103との通信を制御する。
【0044】
以上のような構成により、クライアント102はネットワーク103を介してサーバ101と通信して、サーバ101が管理する人事情報DB1011,組織情報DB1012,伝票情報DB1013,承認経路情報DB1014,伝票データDB1015等内のデータの取得、閲覧および申請,承認等を行うことができる。
【0045】
また、CPU301は、ユーザからの指示(KB309又はPD312等からの指示)に基づいてサーバ101に対して種々の機能に対応する処理の実行を指示することができる。
【0046】
さらに、サーバ101,クライアント102は、図示しないフレキシブルディスクデバイスやCD−ROMデバイス等を備えるものとする。
【0047】
図4は、図1に示した人事情報DB1011内のデータ構成の一例を示す図である。
【0048】
図において、400は人事情報で、社員番号401,氏名402,ユーザID403等により構成される。なお、氏名402は、ユーザの実氏名に対応する。
【0049】
また、人事情報DB1011は、人事情報400をユーザの数だけ含むものである。
【0050】
図5は、図1に示した伝票情報DB1013,承認経路情報DB1014内のデータ構成及び関係を示す図である。
【0051】
図において、600は伝票情報で、伝票種別601,経路情報インデックス602,伝票の入力項目定義603等から構成される。
【0052】
ここで、伝票種別601は、伝票の種別を示す。経路情報インデックス602は、承認経路情報700内に保持される承認経路ID701に対応するものであり、この経路情報インデックス602により、承認経路情報700のデータを特定する。伝票の入力項目定義603は、伝票の内容を示す各種入力項目が定義されている。
【0053】
ここで、伝票情報DB1013は、伝票情報600を伝票種別の数だけ含むものである。
【0054】
700は承認経路情報で、承認経路ID701,承認経路702等から構成される。ここで、承認経路ID701は、各承認経路情報700固有の値となっている。また、承認経路702は、役割(役職)を羅列(順序構造を有する1次元配列(「1」から始まる))した1組のデータであり、例えば、「1:課長,2:部長,3:経理担当,4:経理課長,5:経理部長」等である。
【0055】
なお、承認経路情報DB1014は、承認経路情報700を承認経路の数だけ含むものである。
【0056】
図6は、図1に示した伝票データDB1015,組織情報DB1012内のデータ構成及び関係を示す図である。
【0057】
図において、800は伝票データで、伝票番号801,申請日802,申請者803,所属部署804,伝票名称805,承認経路806,伝票の入力データ807,コメント808等から構成される。
【0058】
ここで、伝票番号801は、伝票の申請毎にサーバ101により付与されるシリアルナンバである。申請日802は、後述する伝票の申請処理を行った日付である。申請者803は、伝票の申請処理を行ったユーザの氏名である。伝票名称805は、伝票の申請処理時にユーザにより任意に入力可能なものである。
【0059】
承認経路806は、サーバ101により、伝票の申請処理時に伝票の種類に応じて特定される承認経路であり、図5に示した承認経路702に基づいて生成される。この承認経路806は、役割806a,承認ユーザ名(ID)806b,承認結果806cから構成される。承認ユーザ名(ID)806bは、承認又は否認を行うユーザ名又はIDが格納される。承認結果806cは、デフォルトとして「0」が格納され、承認時には「1」,否認時には「−1」が格納される。この図に示す例では、課長により承認され、部長により否認された状態を示している。
【0060】
807は伝票入力データで、伝票の申請処理時に申請者により入力される伝票の内容に対応する。808はコメントで、後述する承認処理時(承認時又は否認時)に、承認者により任意に入力可能である。
【0061】
ここで、伝票データDB1015は、伝票データ800を申請された伝票データの数だけ含むものである。
【0062】
500は組織情報で、適用日501,組織データ502等から構成される。ここで、適用日501は、組織データ502を適用する日付けデータに対応する。また、組織データ502は、組織名(部,課の名称等),組織構成(部課のメンバの氏名等),役割(役職)の名称(社長,営業部長,経理課長等),役割に対応するユーザの氏名等で構成される。
【0063】
このように、組織情報500に、適用日501を保持し、適用日の異なる複数の組織情報を組織情報DB1012に保持することができる。これにより、組織変更が行われても、過去の組織情報をいつでも参照することができる。また、伝票データ800を作成した日付(申請日802)での組織データと、承認する時点での組織データをそれぞれ参照することにより、次に承認する予定の候補者を複数抽出することができる。例えば、申請日での営業課長と承認時での営業課長が異なる場合には、2人を次に承認する予定の候補者として抽出し、選択可能である。
【0064】
以下、図7〜図9のフローチャートを参照して、本発明のワークフローサーバ及びクライアントを適用可能なワークフローシステムにおける伝票の申請処理及び伝票の承認処理について説明する。
【0065】
図7は、本発明のワークフローサーバ及びクライアントを適用可能なワークフローシステムにおける第1の制御処理手順の一例を示すフローチャートである。なお、図7(a)はクライアント側の申請処理手順に対応し、図3に示したCPU301によりHD311又はその他の記録媒体に格納されたプログラムに基づいて実行制御されるものとする。また、S101〜S105は各ステップを示す。
【0066】
さらに、図7(b)はサーバ側の申請処理手順に対応し、図2に示したCPU201によりHD211又はその他の記録媒体に格納されたプログラムに基づいて実行制御されるものとする。また、S111〜S118は各ステップを示す。
【0067】
まず、図7(a)を用いて、クライアント側の申請処理について説明する。
【0068】
伝票の申請(起票)を行なうユーザ(申請者)が、クライアント102から自己を特定するためのログイン処理を行ない、申請(起票)する伝票種類の指定を行なうと、ステップS101において、伝票の種類と申請処理要求をサーバ101に対して送信する。
【0069】
次に、サーバ101から指定した伝票の申請画面を受信すると、ステップS102において、受信した申請画面をCRT310に表示する。
【0070】
次に、申請者より、図示しない申請画面上において、伝票毎に定められた事項が入力され、必要な情報の入力完了後、申請実行が指示されると(S103)、ステップS104において、入力内容をサーバ101に送信し、ステップS105において、申請画面を閉じ、処理を終了する。なお、図示していないが、ステップS103で、図示しないキャンセルキー等が押下されキャンセル指示を検知した場合、サーバ101にキャンセル通知を送信し、そのまま処理を終了するものとする。また、サーバ101からの正常終了通知の有無を判定し、正常終了通知を受信した場合にはそのまま処理を終了し、所定時間内に申請終了通知を受信しない場合又はエラー通知を受信した場合には、エラー処理を行うように構成してもよい。
【0071】
次に、図7(b)を用いて、サーバ側の申請処理について説明する。
【0072】
まず、クライアント102より、申請者がログインすると、申請者のユーザIDに基づいて人事情報を読み出し、さらに、クライアント102より、伝票の種類と申請処理要求を受信すると、ステップS111において、該受信した伝票の種類に対応する伝票情報を読み出し、ステップS112において、申請画面を作成し、ステップS113において、作成した申請画面を申請画面の要求を行ったクライアント102に送信する。
【0073】
次に、クライアント102から申請画面における入力内容(申請者が入力した情報)を受信すると、ステップS114において、ステップS111で読み出した伝票情報内の経路情報インデックスに基づいて伝票毎に定められた承認経路情報を読み出し、該読み出した承認経路情報,受信した入力内容,申請日(現在日),申請者の氏名等に基づいて伝票データを作成する(S115)。
【0074】
次に、ステップS116において、申請日における組織情報を読み出し、ステップS117において、申請者が所属する部署に基づいて伝票データを次に承認処理する役割(役職)に相当する実ユーザを特定し、ステップS118において、そのユーザ(次承認者)に承認処理が必要な伝票データが到来した旨(伝票番号,伝票名称も含む)を通知し、処理を終了する。なお、図示していないが、(クライアント102側のユーザによりキャンセルキー等が押下され)クライアント102から送信されるキャンセル通知を受信した場合には、そのまま処理を終了するものとする。また、ステップS111〜118の処理が正常終了した場合には、クライアント102に対して伝票の申請終了通知を送信した後、正常に終了しなかった場合には、クライアント102に対してエラー通知を送信するように構成してもよい。
【0075】
なお、図7のフローチャートでは、サーバ101側で申請画面を作成してクライアント102に送信し、クライアント102側で表示させる構成について説明したが、サーバ101側から申請画面の表示に必要な情報をクライアント102に送信し、クライアント102側のアプリケーション等でサーバ101より受信した情報に基づく申請画面を作成表示させるように構成してもよい。
【0076】
図8,図9は、本発明のワークフローサーバ及びクライアントを適用可能なワークフローシステムにおける第2の制御処理手順の一例を示すフローチャートである。なお、図8(a)はクライアント側の承認処理手順に対応し、図3に示したCPU301によりHD311又はその他の記録媒体に格納されたプログラムに基づいて実行制御されるものとする。また、S201〜S205は各ステップを示す。
【0077】
さらに、図8(b),図9はサーバ側の承認処理手順に対応し、図2に示したCPU201によりHD211又はその他の記録媒体に格納されたプログラムに基づいて実行制御されるものとする。また、S211〜S225は各ステップを示す。
【0078】
まず、図8(a)を用いて、クライアント側の承認処理について説明する。
【0079】
承認を行なうユーザ(図7のステップS118でサーバ101より送信された通知を受け取った次承認者)が、クライアント102から自己を特定するためのログイン処理を行ない、承認する伝票データの指定を行なうと、ステップS201において、伝票データ指定(伝票番号801等)と承認処理要求をサーバ101に対して送信する。
【0080】
次に、サーバ101から指定した伝票データの承認画面を受信すると、ステップS202において、受信した承認画面(後述する図10)をCRT310に表示する。
【0081】
次に、承認者より、図10に示す承認画面上において、次承認予定者,否認時の戻り先等の指示及びコメントの入力がなされ(必要な場合のみ)、承認(図10に示す承認ボタン1005)又は否認(図10に示す否認ボタン1004)が指示されると(S203)、ステップS204において、承認又は否認の指示,次承認者,否認時の戻り先のデータ,コメント等をサーバ101に送信し、ステップS205において、承認画面を閉じ、処理を終了する。なお、図示していないが、ステップS203で、図10に示すキャンセルキー1006が押下されキャンセル指示を検知した場合、サーバ101にキャンセル通知を送信し、そのまま処理を終了するものとする。また、サーバ101からの正常終了通知の有無を判定し、正常終了通知を受信した場合にはそのまま処理を終了し、所定時間内に申請終了通知を受信しない場合又はエラー通知を受信した場合には、エラー処理を行うように構成してもよい。また、このフローチャートには、図示しないが、図10に示すキャンセルボタン1006が指示された場合には、キャンセルされた旨をサーバ101に送信し、そのまま処理を終了するものとする。
【0082】
次に、図8(b)及び図9を用いて、サーバ側の承認処理について説明する。
【0083】
まず、クライアント102より、承認者がログインすると、承認者のユーザIDに基づいて人事情報を読み出し、さらに、クライアント102より、伝票データの指定(伝票番号801等)と承認処理要求を受信すると、ステップS211において、該受信した伝票データの指定に対応する伝票データ800を読み出し、ステップS212において、承認画面を作成する(後述する図10に示す1002a,1002b以外を作成)。
【0084】
次に、ステップS213において、申請日802における組織情報(A)を読み出し、申請者が所属する部署(所属部署804)に基づいて、承認経路806において、伝票データを次に承認処理する役割(役職)に相当する実ユーザと、否認した場合の戻り先となる役割(役職)に相当する実ユーザを特定する。次に、現在日における組織情報(B)を読み出し、申請者が所属する部署(所属部署804)に基づいて、承認経路806において、伝票データを次に承認処理する役割(役職)に相当する実ユーザ(所属/氏名等表示)と、否認した場合の戻り先となる役割(役職)に相当する実ユーザ(所属/氏名等表示)を特定する。
【0085】
次に、ステップS214において、次の承認者が申請日802における組織情報(A)と現在日における組織情報(B)とで同じであるか否かを判定し、同じでない(異なる)と判断した場合には、ステップS216において、該組織情報(A)における次の承認者の候補と組織情報(B)における次の承認者の候補を承認画面上の次の承認予定者表示欄1002aに選択可能に付加し、ステップS217に進む。
【0086】
一方、ステップS214で、次の承認者が申請日802における組織情報(A)と現在日における組織情報(B)とで同じであると判断した場合には、該次の承認者を承認画面上の次の承認予定者表示欄1002aに付加し(1人のみのため選択不可能に付加)、ステップS217に進む。なお、ここでは図示していないが、承認経路806において次の承認者がいない場合には、そのままステップS217に進む。
【0087】
次に、ステップS217において、否認時の戻り先が申請日802における組織情報(A)と現在日における組織情報(B)とで同じであるか否かを判定し、同じでない(異なる)と判断した場合には、ステップS219において、該組織情報(A)における否認時の戻り先の候補と組織情報(B)における否認時の戻り先の候補とを承認画面上の否認時の戻り先表示欄1002bに選択可能に付加し、ステップS220に進む。
【0088】
一方、ステップS217で、否認時の戻り先が申請日802における組織情報(A)と現在日における組織情報(B)とで同じであると判断した場合には、ステップS218において、該否認時の戻り先を承認画面上の否認時の戻り先表示欄1002bに付加し(1人のみのため選択不可能に付加)、ステップS220に進む。なお、ここでは図示していないが、承認経路806において、否認時の戻り先がない場合は、申請者を否認時の戻り先表示欄1002bに付加し、ステップS220に進む。
【0089】
次に、ステップS220において、作成した承認画面を承認画面の要求を行ったクライアント102に送信する。
【0090】
次に、クライアント102から承認画面における承認又は否認の指示,次承認者,否認時の戻り先のデータ,コメント等を受信すると、ステップS221において、受信した指示が承認であるか否かを判定し、承認であると判断した場合には、ステップS222において、現承認者の情報と承認結果(承認「1」)を伝票データ内の承認ユーザ名(ID)806b,承認結果806cにそれぞれ格納して伝票データを伝票データDB1015に保存(更新)し、ステップS223において、受信した次承認者に承認待ちデータがある旨(伝票番号,伝票名称も含む)を通知し、処理を終了する。なお、ここでは図示していないが、次承認者がいない場合には、申請者に申請した伝票データが承認された旨(伝票番号,伝票名称も含む)の通知を行い、該伝票データを図示しない承認済みDBに移動させるものとする。
【0091】
一方、ステップS221で、受信した指示が承認であると判断した場合には、ステップS224において、現承認者の情報と承認結果(否認「−1」)を伝票データ内の承認ユーザ名(ID)806b,承認結果806cにそれぞれ格納して伝票データを伝票データDB1015に保存(更新)し、ステップS225において、否認時の戻り先に否認された戻りデータがある旨(伝票番号,伝票名称も含む)を通知し、処理を終了する。
【0092】
なお、図示していないが、(クライアント102側のユーザにより図10に示すキャンセルキー1006が押下され)クライアント102から送信されるキャンセル通知を受信した場合には、そのまま処理を終了するものとする。また、ステップS211〜225の処理が正常終了した場合には、クライアント102に対して伝票の申請終了通知を送信し、正常に終了しなかった場合には、クライアント102に対してエラー通知を送信するように構成してもよい。
【0093】
また、このフローチャートでは図示しないが、クライアント102からキャンセルされた旨の通知が送信された場合には、伝票データDB1015を更新することなく、そのまま処理を終了するものとする。
【0094】
なお、図8,図9のフローチャートでは、サーバ101側で、該認証画面にサーバ101側で特定した複数の「次承認予定者」と複数の「否認時の戻り先」と選択可能に付加した認証画面を生成してクライアント102に送信し、クライアント102側で表示させる構成について説明したが、サーバ101側で特定した複数の「次承認予定者」と複数の「否認時の戻り先」の情報をクライアント102に送信し、クライアント102側のアプリケーション等でサーバ101より受信した情報に基づいて複数の「次承認予定者」と複数の「否認時の戻り先」とを選択可能に付加した認証画面を作成表示させるように構成してもよい。
【0095】
図10は、本発明のワークフローサーバ及びクライアントを適用可能なワークフローシステムにおける承認面の一例を示す模式図であり、承認処理時にクライアント102のCRT310に表示される。
【0096】
図において、1001は申請者データ表示エリアで、伝票データ800内の申請日802,申請者803,所属部署804等が表示される。
【0097】
1002は次承認者及び否認時の戻り先選択エリアで、次の承認予定者の所属/氏名等を表示する次の承認予定者表示欄1002a,否認時の戻り先の所属/氏名等を表示する否認時の戻り先表示欄1002bから構成される。
【0098】
申請日での組織情報から、申請者が所属する部署を基に、伝票データを自分の次に承認処理する役割(役職)に相当する実ユーザ(Next−1)と、否認した場合の戻り先となる実ユーザ(Back−1)を特定し、さらに、承認処理を行なっている現在日での組織情報から、申請者が所属する部署を基に、伝票データを自分の次に承認処理する役割(役職)に相当する実ユーザ(Next−2)と、否認した場合の戻り先となる実ユーザ(Back−2)を特定し、次の承認予定者表示欄1002aには、次の承認候補者であるNext−1とNext−2をPD312等により選択できるユーザI/Fにて表示する。なお、Next−1とNext−2が同一人物である場合には選択の必要がないため、単に次の承認予定実ユーザを表示するのみとなる。また、否認時の戻り先表示欄1002bには、戻り先候補者であるBack−1とBack−2をPD312等により選択できるユーザI/Fにて表示する。なお、Back−1とBack−2が同一人物である場合には選択の必要がないため、単に戻り先実ユーザを表示するのみとなる。
【0099】
1003は伝票内容表示欄で、伝票内容としての伝票名称805,伝票の入力データ807が表示されるとともに、前の承認者又は否認者等により入力されたコメント808が入力者の部署/氏名とともに表示される。1007はコメント入力欄で、新規に任意のコメントをKB309等で入力することができる。
【0100】
1004は否認ボタンで、伝票内容を否認する場合にPD312により指示する。1005は承認ボタンで、伝票内容を承認する場合にPD312により指示する。1006はキャンセルボタンで、承認処理を中止する場合にPD312により指示する。また、キャンセル通知がサーバ101に送信される。
【0101】
以上説明したように、現承認者は、クライアント102の画面(CRT310)に表示された承認画面により、伝票の内容を確認し、承認する場合であれば、その伝票の決裁に相応しい次の承認実ユーザを次の承認予定者表示欄1002aで選択し、承認ボタン1005を指示する。また、否認する場合であれば、その伝票の戻り先に相応しい実ユーザを否認時の戻り先表示欄1002bにより選択し、否認ボタン1004を指示する。
【0102】
これらの現承認者からの指示に従い、サーバ101は、承認または否認の結果を伝票データに書き出し、次の処理担当となる承認実ユーザまたは戻り先実ユーザに承認処理または否認処理が必要な伝票データの到来を通知する。
【0103】
図11は、本発明のワークフローサーバ及びクライアントを適用可能なワークフローシステムにおける承認者候補の遷移の一例を示す図である。
【0104】
図に示すように、伝票データの申請後に組織変更があった場合でも、各承認者は、伝票の性質等を考慮して、組織変更前の承認予定者又は組織変更後の承認予定者のいずれかを選択して伝票を渡すことができる。
【0105】
以上に示すように、本実施形態のワークフローシステムの組織情報は、構成要素に「適用日」を含むことにより、適用日の異なる複数の組織情報を持つことができ、組織変更前の組織情報をワークフローシステムに残すことができる。
【0106】
また、本実施形態のワークフローシステムの伝票情報は、構成要素に「承認経路情報を特定するインデックス」を持ち、伝票種に応じた承認経路情報(役割(役職)の羅列によって順路を定義される)を関連付けておくものである。
【0107】
さらに、本実施形態のワークフローシステムの伝票データは、構成要素に「申請日」を持つことにより、申請した時点の日付を保持しておくことができる。また、この「申請日」と上記「適用日付組織情報」により、申請時点での組織情報を特定することができ、申請者の所属に応じた「次承認者」を実ユーザ名で特定することができる。
【0108】
また、本実施形態のワークフローシステムでは、承認画面に、承認する場合の「次承認実ユーザ名」と、否認する場合の「戻り先実ユーザ名」を表示し、その時点(承認画面表示時点)の組織情報による「次承認実ユーザ」(「戻り先実ユーザ」)と、申請日付での組織情報による「次承認実ユーザ」(「戻り先実ユーザ」)が異なる場合には、それらの候補者の中から「次承認実ユーザ」(「戻り先実ユーザ名」)を選択できるようにする。
【0109】
そして、承認画面の操作者は、「次承認実ユーザ名」または「戻り先実ユーザ名」を必要に応じて変更し、承認/否認を行い、承認又は否認された伝票データは、選択された次承認者/戻り先の承認待ちデータとなるものとする。
【0110】
以上の構成により、伝票データの申請が行われた後に組織変更があった場合でも、申請時点での組織と現時点での組織のいずれかで適切な承認者を伝票データ毎に選択でき、組織変更時の伝票データの取り扱いに自由度が増し、現実に即した対応が可能となる。
【0111】
また、システム上で制約された範囲で承認者を決定するため、ユーザが無秩序に承認経路を変更してしまうことを防止することができる。
【0112】
さらに、組織情報内に適用日を含むことにより、システムの管理者は、組織変更に先立って新しい情報を事前登録しておくことが可能となる。
【0113】
〔第2実施形態〕
上記第1実施形態では、申請時点での組織情報と現時点(承認画面表示時点)での組織情報のいずれかで適切な承認者を伝票データ毎に選択する構成について説明したが、申請時点から現時点(承認画面表示時点)までに適用された全ての組織情報のいずれかで適切な承認者を伝票データ毎に選択可能に構成してもよい。
【0114】
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形(各実施形態の有機的な組み合わせを含む)が可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
【0115】
以下、図12,図13に示すメモリマップを参照して本発明に係るワークフローサーバ及びクライアントを適用可能なワークフローシステムで読み出し可能なデータ処理プログラムの構成について説明する。
【0116】
図12は、本発明に係るクライアント(クライアント102)で読み出し可能な各種データ処理プログラムを格納する記録媒体のメモリマップを説明する図である。
【0117】
図13は、本発明に係るワークフローサーバ(サーバ101)で読み出し可能な各種データ処理プログラムを格納する記録媒体のメモリマップを説明する図である。
【0118】
なお、特に図示しないが、記録媒体に記憶されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン情報,作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し側のOS等に依存する情報、例えばプログラムを識別表示するアイコン等も記憶される場合もある。
【0119】
さらに、各種プログラムに従属するデータも上記ディレクトリに管理されている。また、インストールするプログラムやデータが圧縮されている場合に、解凍するプログラム等も記憶される場合もある。
【0120】
本実施形態における図7,図8,図9に示す機能が外部からインストールされるプログラムによって、ホストコンピュータにより遂行されていてもよい。そして、その場合、CD−ROMやフラッシュメモリやFD等の記録媒体により、あるいはネットワークを介して外部の記録媒体から、プログラムを含む情報群を出力装置に供給される場合でも本発明は適用されるものである。
【0121】
以上のように、前述した実施形態の機能を実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記録媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
【0122】
この場合、記録媒体から読み出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記録媒体は本発明を構成することになる。
【0123】
プログラムコードを供給するための記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク,ハードディスク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD−R,DVD−ROM,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROM,EEPROM,シリコンディスク等を用いることができる。
【0124】
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0125】
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0126】
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用してもよい。また、本発明は、システムあるいは装置にプログラムを供給することによって達成される場合にも適応できることは言うまでもない。この場合、本発明を達成するためのソフトウエアによって表されるプログラムを格納した記録媒体を該システムあるいは装置に読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
【0127】
さらに、本発明を達成するためのソフトウエアによって表されるプログラムをネットワーク上のデータベースから通信プログラムによりダウンロードして読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
【0128】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、クライアントからの承認要求に応じて、ワークフローサーバに登録されている伝票データの次承認予定者を、申請日での組織情報及び前記承認要求時点での組織情報に基づいて複数特定し、該特定される複数の次承認予定者を前記クライアントに通知し、承認時に前記複数の次承認予定者からいずれかを次承認者として選択させるので、伝票データの申請が行われた後に組織変更があった場合でも、申請時点での組織と伝票申請時点での組織のいずれかで適切な承認者を伝票データ毎に選択でき、管理者の負担を増大することなく、組織変更時の伝票データの取り扱いに自由度を増し、現実に即した対応を可能にするとともに、システム上で制約された範囲で承認者を決定するため、ユーザが無秩序に承認経路を変更してしまうことを防止することができ、さらに、システムの管理者は、実際の組織変更に先立って新しい組織情報を事前登録しておくことができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示す電子決裁サーバ及び情報処理装置を適用可能なワークフローシステム(電子決裁システム)の構成の一例を示すブロック図である。
【図2】図1に示したサーバの構成を示すブロック図である。
【図3】図1に示したクライアントの構成を示すブロック図である。
【図4】図1に示した人事情報DB内のデータ構成の一例を示す図である。
【図5】図1に示した伝票情報DB,承認経路情報DB内のデータ構成及び関係を示す図である。
【図6】図1に示した伝票データDB,組織情報DB内のデータ構成及び関係を示す図である。
【図7】本発明の電子決裁サーバ及び情報処理装置を適用可能なワークフローシステムにおける第1の制御処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図8】本発明の電子決裁サーバ及び情報処理装置を適用可能なワークフローシステムにおける第2の制御処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図9】本発明の電子決裁サーバ及び情報処理装置を適用可能なワークフローシステムにおける第2の制御処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図10】本発明の電子決裁サーバ及び情報処理装置を適用可能なワークフローシステムにおける承認面の一例を示す模式図である。
【図11】本発明の電子決裁サーバ及び情報処理装置を適用可能なワークフローシステムにおける承認者候補の遷移の一例を示す図である。
【図12】本発明に係る情報処理装置(クライアント)で読み出し可能な各種データ処理プログラムを格納する記録媒体のメモリマップを説明する図である。
【図13】本発明に係る情報処理装置(サーバ)で読み出し可能な各種データ処理プログラムを格納する記録媒体のメモリマップを説明する図である。
【符号の説明】
101 ワークフローサーバ
102a〜102c ワークフロークライアント
103 ネットワーク
1011 人事情報DB
1012 組織情報DB
1013 伝票情報DB
1014 承認経路情報DB
1015 伝票データDB

Claims (12)

  1. 所定の通信媒体を介して複数のクライアントと通信可能なワークフローサーバにおいて、
    組織における役割名と該役割名に対応するユーザ名を定義する組織情報を適用日毎に複数記憶可能な第1の記憶手段と、
    承認内容,役割名により定義される承認経路情報,申請日を含む伝票データを複数記憶可能な第2の記憶手段と、
    前記いずれかのクライアントからの承認要求に応じて、前記第2の記憶手段に記憶される伝票データの次承認予定者を、申請日での組織情報及び前記承認要求時点での組織情報に基づいて複数特定可能な第1の特定手段と、
    前記第1の特定手段により特定される複数の次承認予定者を前記クライアントに通知し、承認時に前記複数の次承認予定者からいずれかを次承認者として選択させる第1の選択手段と、
    を有することを特徴とするワークフローサーバ。
  2. 前記第1の特定手段は、申請日における組織情報より特定される次承認者と前記承認要求時における組織情報より特定される次承認者とが異なる場合には、それぞれを承認時の次承認予定者として特定することを特徴とする請求項1記載のワークフローサーバ。
  3. 前記第1の選択手段は、前記第1の特定手段により複数の次承認予定者が特定されている場合には、クライアントに送信する承認画面上で前記複数の次承認予定者からいずれかを選択させることを特徴とする請求項1又は2記載のワークフローサーバ。
  4. 前記第1の選択手段により選択された次承認者に対して承認を行う伝票データが存在する旨を通知する第1の通知手段を設けたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のワークフローサーバ。
  5. 役割名により定義される承認経路情報を該承認経路情報を特定するためのID情報毎に複数記憶可能な第3の記憶手段と、
    前記クライアントから指定される承認内容と前記承認経路情報を特定するためのID情報に基づいて、前記伝票データを生成し、前記第2の記憶手段に格納する生成手段と、
    を有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のワークフローサーバ。
  6. 前記生成手段により生成された伝票データの先頭の承認者を、申請日での組織情報に基づいて特定する第の特定手段と、
    前記第の特定手段により特定された先頭の承認者に対して承認すべき伝票データが存在する旨を通知する第の通知手段と、
    を設けたことを特徴とする請求項記載のワークフローサーバ。
  7. 組織における役割名と該役割名に対応するユーザ名を定義する組織情報を適用日毎に複数記憶可能な第1の記憶手段と承認内容,役割名により定義される承認経路情報,申請日を含む伝票データを複数記憶可能な第2の記憶手段とを有するワークフローサーバと、複数のクライアントとが所定の通信媒体を介して通信可能なワークフローシステムの制御方法において、
    前記ワークフローサーバの第1の特定手段が、前記いずれかのクライアントからの承認要求に応じて、前記ワークフローサーバの前記第2の記憶手段に登録されている伝票データの次承認予定者を、申請日での組織情報及び前記承認要求時点での組織情報に基づいて複数特定可能な第1の特定工程と、
    前記ワークフローサーバの第1の選択手段が、前記第1の特定工程で特定される複数の次承認予定者を前記クライアントに通知し、承認時に前記複数の次承認予定者からいずれかを次承認者として選択させる第1の選択工程と、
    含むことを特徴とするワークフローシステムの制御方法。
  8. 前記ワークフローサーバの第1の通知手段が、前記第1の選択工程により選択された次承認者に対して承認を行う伝票データが存在する旨を通知する第1の通知工程を更に含むことを特徴とする請求項記載のワークフローシステムの制御方法。
  9. 前記ワークフローサーバ役割名により定義される承認経路情報を該承認経路情報を特定するためのID情報毎に記憶する第3の記憶手段を設けており
    前記ワークフローサーバの生成手段が、前記クライアントから指定される承認内容と前記承認経路情報を特定するためのID情報に基づいて、前記伝票データを生成し、前記第2の記憶手段に格納する生成工程を更に含むことを特徴とする請求項7又は8記載のワークフローシステムの制御方法。
  10. 前記ワークフローサーバの第2の特定手段が、前記生成工程により生成された伝票データの先頭の承認者を、申請日での組織情報に基づいて特定する第2の特定工程と、
    前記ワークフローサーバの第2の通知手段が、前記第2の特定工程により特定された先頭の承認者に対して承認すべき伝票データが存在する旨を通知する第2の通知工程と、
    更に含むことを特徴とする請求項記載のワークフローシステムの制御方法。
  11. 所定の通信媒体を介して複数のクライアントと通信可能なワークフローサーバで実行可能な制御プログラムであって、
    前記ワークフローサーバを、
    組織における役割名と該役割名に対応するユーザ名を定義する組織情報を適用日毎に複数記憶可能な第1の記憶手段と、
    承認内容,役割名により定義される承認経路情報,申請日を含む伝票データを複数記憶可能な第2の記憶手段と、
    前記いずれかのクライアントからの承認要求に応じて、前記第2の記憶手段に記憶される伝票データの次承認予定者を、申請日での組織情報及び前記承認要求時点での組織情報に基づいて複数特定可能な第1の特定手段と、
    前記第1の特定手段により特定される複数の次承認予定者を前記クライアントに通知し、承認時に前記複数の次承認予定者からいずれかを次承認者として選択させる第1の選択手段と
    して機能させることを特徴とする制御プログラム。
  12. 請求項11に記載された制御プログラムをコンピュータが読み取り可能に記憶した記録媒体。
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