JP2001290925A - 承認システム、承認方法、コンピュータ読み取り可能なプログラム記憶媒体 - Google Patents

承認システム、承認方法、コンピュータ読み取り可能なプログラム記憶媒体

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JP2001290925A
JP2001290925A JP2000106586A JP2000106586A JP2001290925A JP 2001290925 A JP2001290925 A JP 2001290925A JP 2000106586 A JP2000106586 A JP 2000106586A JP 2000106586 A JP2000106586 A JP 2000106586A JP 2001290925 A JP2001290925 A JP 2001290925A
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Koichi Kawasaki
浩一 川崎
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 グループウェアによる企業情報システム等に
用いられる承認システムにおいて、見積書等の承認対象
の承認済みの判定を行うための承認完了条件の設定や変
更をシステムの運用サイドで容易かつ柔軟に行えるよう
にする。 【解決手段】 承認完了条件のユーザによる設定入力を
促すための承認条件設定画面を表示し、この画面に対し
てユーザより入力された承認完了条件を記憶する。この
記憶された承認完了条件と承認対象を承認したユーザに
関する情報から当該承認対象の承認済みの判定を行う。
また、一つの承認対象に対して複数の承認完了条件を設
定したり、承認完了条件として、ユーザに付与される承
認権限レベルの組み合わせや、権限レベル毎のユーザ
数、さらには権限レベルの組み合わせ方の設定を可能と
することで、システム運用サイドで発生する細かい要求
に応じて承認完了条件を柔軟に設定することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、グループウェアに
よる企業情報システム等に用いられる承認システム、承
認方法、およびコンピュータ読み取り可能なプログラム
記憶媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、企業情報システムにおける情報の
共有化、情報伝達の高速化を目的とする統合型グループ
ウェアの利用度が高まりつつある。このようなグループ
ウェアには、たとえば見積書、タイムカード等の承認処
理を行う承認システムが統合されている。
【0003】この承認システムは複数のクライアントと
サーバとで構成される。あるクライアントで作成された
承認対象のファイルはサーバへアップロードされる。サ
ーバにアップロードされた承認対象のファイルは別のク
ライアントのユーザによって確認を通して承認され、承
認データとして当該ユーザのID等がサーバに通知され
る。サーバは、承認データであるユーザID等により特
定される登録ユーザに与えられている承認の権限レベル
と、あらかじめ定義された、承認対象の承認済みを判定
するための承認完了条件に基づいて当該承認対象が承認
済みであるかどうかを判定する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来より、各ユーザの
もつ承認の権限レベルや承認完了条件をコンパイルした
プログラムによって実現される承認システムが多く見受
けられるが、このような承認システムでは、ユーザ毎の
承認の権限レベルや承認完了条件をシステムの運用サイ
ドで自由に設定したり変更したりすることが基本的に不
可である。
【0005】また、会社組織等においては組織変更が度
々あり、その都度プログラムの修正によって対応するこ
とはコスト増に繋がるし、また、ユーザ毎の承認の権限
レベルや承認完了条件を一時的に変更したいような場合
の早急な対応が困難であった。
【0006】さらに、従来の承認システムでは、承認完
了条件の決め方に制限があり、多くのものは、たとえ
ば、課長以上、部長以上といった単純な形式で承認完了
条件を定義できるものに過ぎず、システム運用側の細か
い要求に応じた、より複雑な形式の承認完了条件は設定
できなった。
【0007】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、システムの運用サイドに
おいて、容易に承認完了条件を変更することを可能とし
た承認システム、承認方法、コンピュータ読み取り可能
なプログラム記憶媒体を提供することにある。
【0008】また、本発明の別の目的は、承認完了条件
の柔軟な設定を可能とした承認システム、承認方法、コ
ンピュータ読み取り可能なプログラム記憶媒体を提供す
ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の承認システムは、承認対象を記憶する承認
対象記憶手段と、前記承認対象記憶手段に記憶された承
認対象を承認したユーザに関する情報をユーザ承認情報
として記憶するユーザ承認情報記憶手段と、前記承認対
象の承認済みを判定するための承認完了条件の設定入力
を促すための画面を表示する設定画面表示手段と、前記
設定画面表示手段により表示された画面に対して入力さ
れた前記承認完了条件を記憶する承認完了条件記憶手段
と、前記ユーザ承認情報記憶手段に記憶された前記ユー
ザ承認情報と前記承認完了条件記憶手段に記憶された承
認完了条件に基づいて、前記承認対象記憶手段に記憶さ
れた前記承認対象が承認済みであるかどうかを判定する
判定手段とを具備してなるものである。
【0010】すなわち、本発明は、承認完了条件の設定
入力を促すための画面を表示し、この画面に対して承認
完了条件を入力して設定することができるので、システ
ムの運用サイドにおいて、随時、承認完了条件を設定、
変更することができる。また、これにより承認完了条件
の一時的な変更にも容易に対処できるようになる。
【0011】また、本発明は、一つの承認対象に対して
複数の承認完了条件を設定したり、承認完了条件とし
て、ユーザに付与される承認権限レベルの組み合わせ
や、権限レベル毎のユーザ数、さらには権限レベルの組
み合わせ方の設定を可能としたことで、システム運用サ
イドで発生する細かい要求に応じて承認完了条件を柔軟
に設定することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態について説明する。
【0013】図1は本発明の実施の形態に係る承認シス
テムの構成図である。
【0014】同図に示すように、この承認システムは、
データベースサーバ10と、複数の操作クライアント2
0と、これらを接続するLAN30とからなるコンピュ
ータネットワークにより構成される。
【0015】データベースサーバ10および操作クライ
アント20は、演算処理装置、読み書き可能な外部記憶
装置、マンマシンインターフェースである入力装置およ
び出力装置、LAN接続装置、記憶媒体読み込み装置な
どのハードウェアと、これらを組織的に動作させるため
のOS(オペレーティングシステム)、アプリケーショ
ンプログラム等のソフトウェアにより構成されるコンピ
ュータシステムである。演算処理装置は、少なくともC
PU、このCPUの作業領域である高速メモリ、プログ
ラムやデータが固定的に格納されたROM、および各種
周辺機器とのインターフェース部を有する。読み書き可
能な外部記憶装置としては、例えばフロッピー(登録商
標)ディスクドライブ、ハードディスクドライブ等が備
えられている。入力装置は、たとえばマウス、キーボー
ド、音声入力装置、イメージ入力装置等である。出力装
置は、たとえばCRT、LCD等の表示装置、スピーカ
等の音声出力装置、印刷装置等である。記憶媒体読み込
み装置は、例えば、CD−ROM等の記憶媒体に記憶さ
れたプログラム等の情報を読み出す装置である。
【0016】なお、本実施形態のデータベースサーバ1
0、操作クライアント20は前記の構成のコンピュータ
システムに限定されるものではなく、以下説明する承認
システムの機能を実現するものではあればよい。
【0017】図2に、データベースサーバ10および操
作クライアント20のシステム構成を示す。同図に示す
ように、データベースサーバ10は、操作クライアント
20で作成された見積書、タイムカード(以降、これら
を「承認対象」と称する)のファイルが蓄積される承認
対象データベース11と、操作クライアント20のユー
ザである社員一人一人のユーザID、パスワード、権限
レベルの値の組み合わせが登録される社員データベース
12と、承認対象の承認済みを判定するための承認完了
条件等が登録される権限データベース13と、これらの
データベース11,12,13の作成、更新、削除等の
管理を行うデータベース管理部14と、承認対象データ
ベース11に登録された承認対象について社員データベ
ース12および権限データベース13の情報に基づいて
承認処理を行う承認処理部15と、操作クライアント2
0との間で承認対象ファイルの転送を行うファイル転送
処理部16とを備えて構成される。
【0018】一方、操作クライアント20は、見積書、
タイムカード等の承認対象のファイルの作成、承認のた
めの確認等の処理を行う承認対象ファイル処理部21
と、LAN30を通じてデータベースサーバ10との間
で承認対象ファイルの転送を行うファイル転送処理部2
2とを備えて構成されている。操作クライアント20で
作成された承認対象のファイルはLAN30を通じてデ
ータベースサーバ10にアップロードされる。また、操
作クライアント20はデータベースサーバ10から目的
の承認対象ファイルをダウンロードしてその内容を確認
し、承認する場合は自身のユーザIDおよびパスワード
を承認データとしてデータベースサーバ10へ通知す
る。
【0019】次に、この承認システムの動作を説明す
る。
【0020】前処理として、データベースサーバ10で
は、データベース管理部14によって、社員データベー
ス12と権限データベース13の作成が行われる。これ
ら社員データベース12と権限データベース13の作成
は、その権限が与えられた特定の管理者によってのみ許
されるようユーザIDとパスワードによるユーザ認証を
経て行われる。
【0021】図3に社員データベース12の例を示す。
社員データベース12には、当該承認システムに参加可
能なユーザの氏名、ユーザID、パスワード、権限レベ
ルの値の組み合わせが登録される。権限レベルの値はた
とえば1−20の範囲で割り当てられる。権限の強さは
20が最大で1を最小とする。
【0022】図4に、権限データベース13の例を示
す。権限データベース13には、見積書、タイムカード
等の承認対象別に、これを承認済みと判定するための必
要条件である承認完了条件が登録される。承認完了条件
は、たとえば部長/課長/係長で区分される権限レベル
によって定義される。この部長/課長/係長で区分され
る権限レベルと、前述した社員データベース12に登録
される1−20の範囲の権限レベルの値との関係につい
ては後述する。
【0023】ここで、部長/課長/係長の各権限レベル
はAND論理、OR論理により複数組み合わせて利用す
ることができる。また、部長/課長/係長の各権限レベ
ルには人数による条件を付加することも可能である。さ
らに、一つの承認対象に対して複数の種類の承認完了条
件を定義することもできる。たとえば図4の例におい
て、見積書を承認済みとしてみなすには、それぞれ一名
ずつの部長、課長、係長による承認を要するか、あるい
は、二名の課長と一名の係長の承認を要する、という二
種類の承認完了条件が定義されている。なお、これら複
数の種類の承認完了条件はOR論理で適用される。ま
た、タイムカードの承認完了の条件としては、係長か課
長のいずれかの承認を要するといった条件が定義されて
いる。
【0024】本実施形態の承認システムでは、上記の権
限データベース13を作成するために、次のような承認
条件設定画面が用いられる。
【0025】図5に、この承認条件設定画面の例を示
す。40はメインウィンドウである。このメインウィン
ドウ40内には、承認対象名の表示欄41、部長権限の
設定欄42、課長権限の設定欄43、係長権限の設定欄
44が設けられている。部長権限、課長権限、係長権限
の各設定欄41−43には、それぞれ、これが必須条件
である場合にチェックされるチェックボックス50と、
人数の値を入力する人数値入力エリア52が設けられて
いる。また、メインウィンドウ40の右側には、部長、
課長、係長それぞれに対する権限レベルの値の範囲を設
定するための権限値入力ボックス54が設けられてい
る。この権限値入力ボックス54で入力された部長、課
長、係長それぞれの権限レベルの値の範囲は、たとえば
権限データベース13等の記憶部に権限レベル変換テー
ブルとして登録される。この例では、部長に11−2
0、課長に5−10、係長に1−4の権限レベルの値の
範囲が与えられている。権限の強さは20が最大で1が
最小である。
【0026】このような承認条件設定画面において、権
限データベース13の操作権限を有する特定管理者によ
って、上記必須条件チェックボックス50や人数値入力
エリア52への入力が行われることによって、図4に示
したような内容を有する権限データベース13が作成さ
れる。なお、承認条件設定画面の必須条件チェックボッ
クス50にチェックが入った項目はAND論理で適用さ
れる条件、必須条件チェックボックス50にチェックが
入っていないが人数値入力エリア52に値がセットされ
ている項目はOR論理で適用される条件である。
【0027】また、権限データベース13の操作権限を
有する管理者によって、部長、課長、係長の権限レベル
の値の範囲が権限値入力ボックス54に入力されること
によって前述した権限レベル変換テーブルが作成され
る。
【0028】続いて、この承認システムによる、承認対
象データベース11への承認対象ファイルの登録から承
認済み判定までの動作を説明する。
【0029】図6に、承認対象データベース11への承
認対象ファイルの登録の流れを示す。操作クライアント
20では、見積書、タイムカード等の承認対象の作成が
行われる。操作クライアント20のユーザは、承認対象
ファイルの転送前にファイルのアップロード要求を自身
のユーザIDおよびパスワードとともに入力してデータ
ベースサーバ10に通知する。データベースサーバ10
では、データベース管理部14によって、操作クライア
ント20から通知されたユーザIDとパスワードについ
て、図3に示す社員データベース12を参照してユーザ
認証を行い(ステップ61,62)、正規の登録ユーザ
ならば、操作クライアント20より転送された承認対象
ファイルをユーザIDおよびパスワードとともに承認対
象データベース11に登録する(ステップ63)。正規
の登録ユーザでない場合、アップロード要求はキャンセ
ルされる。
【0030】図7に、承認対象データベース11に登録
された承認対象ファイルに対する操作クライアント20
のユーザによる承認の流れを示す。承認対象データベー
ス11に登録された承認対象ファイルを承認のための確
認しようとしているユーザは、まず操作クライアント2
0から承認対象ファイルのダウンロード要求を自身のユ
ーザIDおよびパスワードとともに入力してデータベー
スサーバ10に通知する。データベースサーバ10で
は、データベース管理部14によって、操作クライアン
ト20から通知されてきたユーザIDとパスワードにつ
いて、図3に示す社員データベース12を参照してユー
ザ認証を行い(ステップ71,72)、正規の登録ユー
ザならば、承認対象データベース11内の該当する承認
対象ファイルを要求元の操作クライアント20に転送す
る(ステップ73)。正規の登録ユーザでない場合、ダ
ウンロード要求はキャンセルされる。
【0031】操作クライアント20のユーザは承認対象
の内容を確認した後、承認の意思を自身のユーザIDと
パスワードをデータベースサーバ10に送ることによっ
て通知する。データベースサーバ10は、当該操作クラ
イアント20からの承認通知を受信すると(ステップ7
4)、該ユーザIDとパスワードを承認データとして、
該当する承認対象ファイルと対応付けて承認対象データ
ベース11に登録する(ステップ75)。
【0032】当該承認対象ファイルは、別の操作クライ
アント20のユーザによっても同様にその内容が確認さ
れ、操作クライアント20から承認通知としてユーザI
Dとパスワードがデータベースサーバ10に送られるこ
とによって、承認対象データベース11に登録される。
【0033】続いて、データベースサーバ10の承認処
理部15による、承認対象ファイルの承認処理の動作を
説明する。
【0034】データベースサーバ10の承認処理部15
は、あらかじめ設定された時間周期で、あるいは特定の
ユーザからの判定要求に応じて、あるいは、操作クライ
アント20のユーザからの承認通知を受け取る度に、承
認対象データベース11に蓄積された承認対象が承認完
了の条件を満足しているかどうかの判定を行う。以下
に、この判定処理の詳細を図8のフローチャートにより
説明する。
【0035】データベースサーバ10の承認処理部15
は、まず判定したい承認対象ファイルを承認対象データ
ベース11より検索し(ステップ81)、この承認対象
ファイルについて、これに対応付けて承認対象データベ
ース11に登録されたユーザIDとパスワードを読み込
み(ステップ82)、この読み込んだユーザIDとパス
ワードを基に社員データベース12から、該当する個々
のユーザの権限レベルの値を取得する(ステップ8
3)。
【0036】続いて、データベースサーバ10の承認処
理部15は、この読み込んだ各ユーザの権限レベルの値
を、権限データベース13内の権限レベル変換テーブル
を参照して部長/課長/係長からなる区分の権限レベル
にそれぞれ置き換える(ステップ84)。
【0037】このように、社員データベース12上の権
限レベルの値を権限データベース13上の部長/課長/
係長からなる区分の権限レベルに置換する機能を設ける
ことで、たとえば、組織の違いや、組織の変更に対し
て、プログラムの変更の伴うことなく柔軟な対応をとる
ことができ、汎用的な承認システムを提供することがで
きる。
【0038】次に、承認処理部15は、これにより得ら
れた個々のユーザの権限レベルと、権限データベース1
3に設定された承認完了条件とから、当該承認対象ファ
イルが承認完了条件を満足しているかどうかを判定する
(ステップ85)。
【0039】たとえば、見積書を例にとる。見積書の承
認完了条件は、(部長1and 課長1and 係長1)or(課
長1and 係長2)であり、これは、部長、課長、係長に
よるすべての承認が得られた場合、あるいは、二名の係
長と一人の課長による承認が得られた場合に、見積書が
承認済みとなることを意味する。
【0040】ここでもし、見積書が社員データベース1
2に登録されているA氏(部長)、B氏(課長)、C氏
(係長)の承認を得ているものである場合は、当該見積
書が承認完了条件(部長1and 課長1and 係長1)を満
足するものと判定される。B氏(課長)、C氏(係
長)、D氏(係長)による承認が得られている場合も、
当該見積書が承認完了条件(課長1and 係長2)を満足
するものとして判定される。
【0041】以上詳述したように本実施形態によれば、
図5に示したような承認条件設定画面によるグラフィカ
ルユーザインターフェースを用いて承認の条件を承認シ
ステムの運用側で自由に設定、変更することができ、承
認の条件の一時的な変更にも容易に対処できるようにな
る。
【0042】また、本実施形態では、図4に示した見積
書の例のように、一つの承認対象に対して複数の承認完
了条件を設定できるとともに、承認完了条件として、ユ
ーザに付与される承認権限レベルの組み合わせ、権限レ
ベル毎のユーザ数、並びに前記異なる権限レベルのAN
D論理、OR論理等の組み合わせ方の設定を可能とした
ことで、運用側の細かい要求に応じて、承認の条件を柔
軟に設定することができる。
【0043】さらに、本実施形態によれば、社員データ
ベース12上の権限レベルの値を権限データベース13
上の部長/課長/係長からなる区分の権限レベルに置換
する機能を設けることで、たとえば、組織の違いや、組
織の変更に対して、プログラムの変更の伴うことなく柔
軟な対応をとることができ、汎用的な承認システムを提
供することができる。
【0044】さらに、以上説明した承認システムの機能
は、記憶媒体読み込み装置によって読み取り可能なCD
−ROM等の記憶媒体に記憶されたアプリケーションプ
ログラムとしてコンピュータに提供されることが可能で
ある。
【0045】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
承認完了条件の設定入力を促すための画面を表示し、こ
の画面に対して承認完了条件を入力して設定することが
できるので、システム運用サイドにおいて、随時、承認
完了条件を変更することができ、また、これにより承認
完了条件の一時的な変更に容易に対処できるようにな
る。
【0046】また、本発明では、一つの承認対象に対し
て複数の承認完了条件を設定したり、承認完了条件とし
て、ユーザに付与される承認権限レベルの組み合わせ
や、権限レベル毎のユーザ数、さらには権限レベルの組
み合わせ方の設定を可能としたことで、システム運用サ
イドで発生する細かい要求に応じて承認完了条件を柔軟
に設定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る承認システムの構成
図。
【図2】図1のデータベースサーバおよび操作クライア
ントのシステム構成図。
【図3】図2の社員データベースの例。
【図4】図2の権限データベースの例。
【図5】承認条件設定画面の例。
【図6】承認対象データベースへの承認対象ファイルの
登録の流れを示す図。
【図7】承認対象データベースに登録された承認対象フ
ァイルに対する操作クライアントのユーザによる承認の
流れを示す図。
【図8】データベースサーバの承認処理部による、承認
対象ファイルの承認済み判定の流れを示す図。
【符号の説明】
10…データベースサーバ 11…承認対象データベース 12…社員データベース 13…権限データベース 14…データベース管理部 15…承認処理部 16…ファイル転送処理部 20…操作クライアント 21…承認対象ファイル処理部 22…ファイル転送処理部 30…LAN

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 承認対象を記憶する承認対象記憶手段
    と、 前記承認対象記憶手段に記憶された承認対象を承認した
    ユーザに関する情報をユーザ承認情報として記憶するユ
    ーザ承認情報記憶手段と、 前記承認対象の承認済みを判定するための承認完了条件
    の設定入力を促すための画面を表示する設定画面表示手
    段と、 前記設定画面表示手段により表示された画面に対して入
    力された前記承認完了条件を記憶する承認完了条件記憶
    手段と、 前記ユーザ承認情報記憶手段に記憶された前記ユーザ承
    認情報と前記承認完了条件記憶手段に記憶された承認完
    了条件に基づいて、前記承認対象記憶手段に記憶された
    前記承認対象が承認済みであるかどうかを判定する判定
    手段とを具備することを特徴とする承認システム。
  2. 【請求項2】 一つの承認対象に対して複数の承認完了
    条件の設定が可能とされ、前記判定手段は、前記ユーザ
    承認情報記憶手段に記憶されたユーザ承認情報が前記複
    数の承認完了条件のいずれかを満足するとき、前記承認
    対象記憶手段に記憶された承認対象が承認済みであるこ
    とを判定することを特徴とする請求項1記載の承認シス
    テム。
  3. 【請求項3】 前記承認完了条件として、ユーザに付与
    される承認権限レベルの組み合わせの設定が可能とさ
    れ、前記判定手段は、前記ユーザ承認情報記憶手段に記
    憶された前記ユーザ承認情報と、前記承認条件記憶手段
    に記憶された、前記ユーザに付与される承認権限レベル
    の組み合わせを含む承認完了条件に基づいて、前記承認
    対象記憶手段に記憶された前記承認対象が承認済みであ
    るかどうかを判定することを特徴とする請求項1または
    2記載の承認システム。
  4. 【請求項4】 前記承認完了条件として、ユーザに付与
    される承認権限レベルの組み合わせと権限レベル毎のユ
    ーザ数の設定が可能とされ、前記判定手段は、前記ユー
    ザ承認情報記憶手段に記憶されたユーザ承認情報と、前
    記承認条件記憶手段に記憶された、前記ユーザに付与さ
    れる承認権限レベルの組み合わせと権限レベル毎のユー
    ザ数を含む承認完了条件に基づいて、前記承認対象記憶
    手段に記憶された前記承認対象が承認済みであるかどう
    かを判定することを特徴とする請求項1または2記載の
    承認システム。
  5. 【請求項5】 前記承認完了条件として、ユーザに付与
    される承認権限レベルの組み合わせ、権限レベル毎のユ
    ーザ数、並びに前記権限レベルの組み合わせ方の設定が
    可能とされ、前記判定手段は、前記ユーザ承認情報記憶
    手段に記憶されたユーザ承認情報と、前記承認条件記憶
    手段に記憶された、ユーザに付与される承認権限レベル
    の組み合わせ、権限レベル毎のユーザ数、並びに前記権
    限レベルの組み合わせ方を含む承認完了条件に基づい
    て、前記承認対象記憶手段に記憶された前記承認対象が
    承認済みであるかどうかを判定することを特徴とする請
    求項1または2記載の承認システム。
  6. 【請求項6】 承認対象を承認したユーザに関する情報
    をユーザ承認情報として入力し、記憶する段階と、 前記承認対象の承認済みを判定するための承認完了条件
    の設定入力を促すための画面を表示し、この画面に対し
    て入力された承認完了条件を記憶する段階と、 記憶された前記ユーザ承認情報と記憶された前記承認完
    了条件とに基づいて前記承認対象が承認済みであるかど
    うかを判定する段階とを有することを特徴とする承認方
    法。
  7. 【請求項7】 一つの承認対象に対して複数の承認完了
    条件の設定が可能とされ、記憶された前記ユーザ承認情
    報が、設定された前記複数の承認完了条件のいずれかを
    満足するとき、前記承認対象が承認済みであることを判
    定することを特徴とする請求項6記載の承認方法。
  8. 【請求項8】 前記承認完了条件として、ユーザに付与
    される承認権限レベルの組み合わせの設定が可能とさ
    れ、記憶された前記ユーザ承認情報と、設定された前記
    ユーザに付与される承認権限レベルの組み合わせを含む
    承認完了条件に基づいて、記承認対象が承認済みである
    かどうかを判定することを特徴とする請求項6または7
    記載の承認方法。
  9. 【請求項9】 前記承認完了条件として、ユーザに付与
    される承認権限レベルの組み合わせと権限レベル毎のユ
    ーザ数の設定が可能とされ、記憶された前記ユーザ承認
    情報と、設定された前記ユーザに付与される承認権限レ
    ベルの組み合わせと権限レベル毎のユーザ数を含む承認
    完了条件に基づいて、前記承認対象が承認済みであるか
    どうかを判定することを特徴とする請求項6または7記
    載の承認方法。
  10. 【請求項10】 前記承認完了条件として、ユーザに付
    与される承認権限レベルの組み合わせ、権限レベル毎の
    ユーザ数、並びに前記権限レベルの組み合わせ方の設定
    が可能とされ、記憶された前記ユーザ承認情報と、設定
    された前記ユーザに付与される承認権限レベルの組み合
    わせ、権限レベル毎のユーザ数、並びに前記権限レベル
    の組み合わせ方を含む承認完了条件に基づいて、記憶さ
    れた前記承認対象が承認済みであるかどうかを判定する
    ことを特徴とする請求項6または7記載の承認方法。
  11. 【請求項11】 コンピュータを動作させるためのプロ
    グラムが記憶されたコンピュータ読み取り可能なプログ
    ラム記憶媒体において、 前記コンピュータを、 承認対象を記憶する承認対象記憶手段と、 前記承認対象記憶手段に記憶された承認対象を承認した
    ユーザに関する情報をユーザ承認情報として記憶するユ
    ーザ承認情報記憶手段と、 前記承認対象の承認済みを判定するための承認完了条件
    の設定入力を促すための画面を表示する設定画面表示手
    段と、 前記設定画面表示手段により表示された画面に対して入
    力された前記承認完了条件を記憶する承認完了条件記憶
    手段と、 前記ユーザ承認情報記憶手段に記憶された前記ユーザ承
    認情報と前記承認完了条件記憶手段に記憶された承認完
    了条件に基づいて、前記承認対象記憶手段に記憶された
    前記承認対象が承認済みであるかどうかを判定する判定
    手段として機能させるためのプログラムが記憶されたこ
    とを特徴とするコンピュータ読み取り可能なプログラム
    記憶媒体。
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