JP2021117730A - 情報処理プログラム、情報処理方法、情報処理装置、情報処理システム - Google Patents

情報処理プログラム、情報処理方法、情報処理装置、情報処理システム Download PDF

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佳則 片山
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Satoru Torii
悟 鳥居
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和快 古川
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Abstract

【課題】人物に応じたシーケンス情報を出力情報処理プログラム、情報処理方法、情報処理装置、情報処理システムを提供する。【解決手段】シーケンス配信システム100は、シーケンス情報の出力先となる端末装置400の利用者に関する情報に基づき、シーケンス情報に、反映すべき情報を特定し、反映すべき情報が反映された状態のシーケンス情報を端末装置400へ配布する。反映すべき情報は、利用者の固有の情報等である。【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理プログラム、情報処理方法、情報処理装置、情報処理システムに関する。
従来から、業務を自動化する手法の1つとして、各利用者がこれまでに作成した資料の共通部分を抽出し、抽出された共通部分を用いてテンプレートを生成する方法が知られている。また、従来では、業務を自動化するための処理の手順を示すシーケンス情報として、このようなテンプレートを利用者に配布する。
特開平11−238050号公報 特開平9−114895号公報
上述した従来のシーケンス情報は、利用者に共通に提供されるものであり、各利用者の固有の情報はすべて取り除かれている。このため、従来では、シーケンス情報により業務を自動化する場合でも、利用者の固有の情報を入力する必要があり、煩雑である。
1つの側面では、本発明は、人物に応じたシーケンス情報を出力することを目的としている。
一つの態様では、処理の手順を示すシーケンス情報の出力対象となる人物に対応付けられた情報に基づいて、前記シーケンス情報に反映する情報を特定し、特定した情報を前記シーケンス情報に反映させた反映済みシーケンス情報を出力する、処理をコンピュータに実行させる。
人物に応じたシーケンス情報を出力できる。
第一の実施形態のシーケンス配信システムのシステム構成の一例を示す図である。 第一の実施形態のシーケンス配信サーバのハードウェア構成の一例を示す図である。 第一の実施形態のシーケンス情報記憶部の一例を示す図である。 第一の実施形態の反映項目記憶部の一例を示す図である。 第一の実施形態の利用者情報記憶部の一例を示す図である。 第一の実施形態のシーケンス配信サーバの機能を説明する図である。 第一の実施形態のシーケンス配信サーバの処理を説明するフローチャートである。 第一の実施形態のシーケンスを起動したときの表示例を示す図である。 第二の実施形態のシーケンス配信システムのシステム構成の一例を示す図である。 第二の実施形態の利用者情報記憶部の一例を示す図である。 第二の実施形態のシーケンス配信サーバの機能を説明する図である。 第二の実施形態のシーケンス配信サーバの処理を説明するフローチャートである。 第二の実施形態のシーケンスを起動したときの表示例を示す図である。
(第一の実施形態)
以下に図面を参照して、第一の実施形態について説明する。図1は、第一の実施形態のシーケンス配信システムのシステム構成の一例を示す図である。
本実施形態のシーケンス配信システム100は、シーケンス配信サーバ200(第一の情報処理装置)と、ディレクトリサーバ300(第二の情報処理装置)と、を含み、シーケンス配信サーバ200とディレクトリサーバ300とは、ネットワークを介して接続される。
また、シーケンス配信システム100は、端末装置400−1、400−2、・・・、400−Nと無線による通信を行う。ただし、通信方法は必ずしも無線に限定されるものではなく、有線による通信でも良い。以下の説明では、端末装置400−1、400−2、・・・、400−Nのそれぞれを区別しない場合には、端末装置400と呼ぶ。
本実施形態のシーケンス配信システム100は、例えば、端末装置400−1、400−2、・・・、400−N等に対し、シーケンス情報を配布する。シーケンス情報は、シーケンス配信システム100を導入している組織等において行われる業務を自動化するための処理の手順を定義した記述である。
また、本実施形態のシーケンス配信システム100は、シーケンス情報の出力先となる端末装置400の利用者に関する情報に基づき、シーケンス情報に、反映すべき情報を特定し、反映すべき情報が反映された状態のシーケンス情報を端末装置400へ配布する。反映すべき情報は、例えば、利用者の固有の情報等である。
以下の説明では、反映すべき情報が反映された状態のシーケンス情報を、反映済みシーケンス情報と呼ぶ場合がある。
本実施形態のシーケンス配信システム100において、ディレクトリサーバ300は、シーケンス配信サーバ200によって情報が参照されるサーバであり、例えば、シーケンス配信システム100の利用者に関する利用者情報を管理している。
本実施形態のディレクトリサーバ300は、利用者情報記憶部310を有する。利用者情報記憶部310は、シーケンス配信システム100の利用者に関する情報が格納される。シーケンス配信システム100の利用者とは、具体的には、例えば、シーケンス配信システム100を用いて業務の自動化を行う組織に所属する利用者であり、シーケンス情報の出力先となる人物である。したがって、利用者情報記憶部310に格納される利用者情報とは、具体的には、例えば、利用者が所属する組織や役職等を含む情報であり、シーケンス情報の出力対象となる人物と対応付けられた情報と言える。利用者情報記憶部310の詳細は後述する。
本実施形態のシーケンス配信サーバ200は、シーケンス情報記憶部210、反映項目記憶部220、配信処理部230を有する。
シーケンス情報記憶部210は、自動化の対象とされた各業務について、業務における処理の手順を定義した記述であるシーケンス情報が格納される。尚、シーケンス情報記憶部210は、予めシーケンス配信サーバ200に与えられおり、シーケンス情報記憶部210に格納されたシーケンス情報は、利用者固有の情報が除かれた状態の情報である。
反映項目記憶部220は、自動化の対象とされた業務毎に、シーケンス情報に反映させる情報の項目を特定するための反映項目情報が格納される。シーケンス情報記憶部210と反映項目記憶部220の詳細は後述する。
配信処理部230は、端末装置400において、シーケンス情報に基づく業務の実行要求を受け付けると、反映項目記憶部220を参照し、シーケンス情報に反映させる項目を特定する。そして、配信処理部230は、ディレクトリサーバ300の利用者情報記憶部310を参照し、特定された項目の値となる情報を取得して、シーケンス情報に反映させ、反映済みシーケンス情報を端末装置400へ配信する。
本実施形態によれば、このように、利用者情報に基づき特定された情報が反映された、反映済みシーケンス情報を端末装置400へ配信する。したがって、本実施形態によれば、
人物に応じたシーケンス情報を出力することができ、業務を自動化する場合に、利用者の固有の情報を入力する必要がなく、操作を簡素化できる。
尚、以下の説明では、シーケンス情報で定義された手順で処理を実行することを、シーケンスを実行する、と表現する場合がある。また、以下の説明では、シーケンス情報で定義された手順での処理の実行を要求することを、シーケンスの起動を要求する、と表現する場合がある。シーケンスとは、シーケンス情報によって定義された処理である。
尚、図1の例では、シーケンス配信システム100は、シーケンス配信サーバ200とディレクトリサーバ300とを有するものとしたが、これに限定されない。シーケンス配信システム100は、シーケンス配信サーバ200がディレクトリサーバ300を兼ねていても良い。この場合、シーケンス配信サーバ200が利用者情報記憶部310を有しても良い。
また、図1の例では、シーケンス配信サーバ200がシーケンス情報記憶部210と反映項目記憶部220とを有するものとしたが、これに限定されない。シーケンス情報記憶部210と、反映項目記憶部220とは、全部又は一部が、シーケンス配信サーバ200の外部に装置に設けられていても良い。
以下に、本実施形態のシーケンス配信サーバ200のハードウェア構成について説明する。図2は、シーケンス配信サーバのハードウェア構成の一例を示す図である。
本実施形態のシーケンス配信サーバ200は、それぞれバスBで相互に接続されている入力装置21、出力装置22、ドライブ装置23、補助記憶装置24、メモリ装置25、演算処理装置26及びインターフェース装置27を含むコンピュータ(情報処理装置)である。
入力装置21は、各種の情報の入力を行うための装置であり、例えばキーボードやポインティングデバイス等により実現される。出力装置22は、各種の情報の出力を行うためものであり、例えばディスプレイ等により実現される。インターフェース装置27は、LANカード等を含み、ネットワークに接続する為に用いられる。
配信処理部230を実現させるシーケンス配信プログラムは、シーケンス配信サーバ200を制御する情報処理プログラムの少なくとも一部である。シーケンス配信プログラムは、例えば記憶媒体28の配布やネットワークからのダウンロード等によって提供される。シーケンス配信プログラムを記録した記憶媒体28は、CD−ROM、フレキシブルディスク、光磁気ディスク等の様に情報を光学的、電気的或いは磁気的に記録する記憶媒体、ROM、フラッシュメモリ等の様に情報を電気的に記録する半導体メモリ等、様々なタイプの記憶媒体を用いることができる。
また、シーケンス配信プログラムは、シーケンス配信プログラムを記録した記憶媒体28がドライブ装置23にセットされると、記憶媒体28からドライブ装置23を介して補助記憶装置24にインストールされる。ネットワークからダウンロードされた通信制御プログラムは、インターフェース装置27を介して補助記憶装置24にインストールされる。
補助記憶装置24は、シーケンス配信サーバ200の有するシーケンス情報記憶部210、反映項目記憶部220部等を実現するものであり、シーケンス配信サーバ200にインストールされたシーケンス配信プログラムを格納すると共に、シーケンス配信サーバ200による各種の必要なファイル、データ等を格納する。メモリ装置25は、シーケンス配信サーバ200の起動時に補助記憶装置24からシーケンス配信プログラムを読み出して格納する。そして、演算処理装置26はメモリ装置25に格納されたシーケンス配信プログラムに従って、後述するような各種処理を実現している。
尚、本実施形態のディレクトリサーバ300は、シーケンス配信サーバ200と同様のハードウェア構成を有する情報処理装置であるから、ディレクトリサーバ300のハードウェア構成の説明は省略する。
次に、図3乃至図5を参照して、シーケンス情報記憶部210、反映項目記憶部220、利用者情報記憶部310について説明する。
図3は、第一の実施形態のシーケンス情報記憶部の一例を示す図である。本実施形態のシーケンス情報記憶部210は、情報の項目として、シーケンスID、シーケンス名、経路を有し、項目「シーケンスID」とその他の項目とが対応付けられている。
項目「シーケンスID」の値は、シーケンス情報記憶部210に格納されているシーケンス情報を特定する識別情報である。
項目「シーケンス名」の値は、シーケンスIDで特定されるシーケンス情報の名称を示す。具体的には、項目「シーケンス名」の値は、シーケンスIDで特定されるシーケンス情報によって自動化される業務の名称等であっても良い。
項目「経路」は、シーケンスIDで特定されるシーケンス情報毎に、回送や承認の経路を示す項目「回送順」と対応付けられている。
図3の例では、シーケンスID「1」で特定されるシーケンス情報は、名称が「F社○○部内承認」であることから、F社○○部内で承認を得る業務の手順を定義した記述であることがわかる。
また、シーケンスID「1」で特定されるシーケンス情報の項目「経路」における最初の回送先を示す項目「回送順1」の値は「承認者1:F社○○部×課課長」であり、次の回送先を示す項目「回送順2」の値は「承認者2:F社○○部部長」であり、その次の回送先を示す項目「回送順3」の値は、「回送先:監査統括部」である。
図4は、第一の実施形態の反映項目記憶部の一例を示す図である。本実施形態の反映項目記憶部220は、情報の項目として、シーケンスID、シーケンス名、反映項目を含み、項目「シーケンスID」と、その他の項目とが対応付けられている。本実施形態では、項目「シーケンスID」、「シーケンス名」、「反映項目」の値を含む情報を反映項目情報とする。
尚、反映項目情報は、図4に示す項目の一部を含まなくても良い。具体的には、反映項目情報は、シーケンスIDと反映項目が含まれていれば良い。また、反映項目情報は、図4に示す項目以外の項目が含まれていても良い。
項目「反映項目」の値は、シーケンスIDで特定されるシーケンス情報に反映させる情報の項目を示す。
また、図4の例では、シーケンスID「1」と対応する反映項目は、「承認者1:F社○○部×課課長」、「承認者2:F社○○部部長」、「回送先:監査統括部」である。したがって、シーケンスID「1」で特定されるシーケンス情報に反映すべき情報は、承認者1を特定する情報と、承認者2を特定する情報と、監査統括部長を特定する情報であることがわかる。また、シーケンスID「1」と対応する反映項目は、F社○○部内の承認経路を示している。
本実施形態では、このように、シーケンスID(シーケンス情報)と、承認経路とを対応付けておくことで、承認経路を自動で決定することができる。
また、図4において、シーケンスID「2」で特定されるシーケンス情報は、名称が「A業務」であることから、A業務の手順を定義した記述であることがわかる。
また、図4では、シーケンスID「2」と対応する反映項目は、「回送先1:業務aの担当者」、「回送先2:業務bの担当者」、「回送先3:関連部署の×部部長」である。したがって、シーケンスID「2」で特定されるシーケンス情報に反映すべき情報は、回送先1となる人物を特定する情報、回送先2となる人物を特定する情報、回送先3となる人物を特定する情報であることがわかる。
また、シーケンスID「2」と対応する反映項目は、業務Aにおける回送経路を示している。
また、図4において、シーケンスID「3」で特定されるシーケンス情報は、名称が「データ保存」であることから、データ保存の手順を定義した記述であることがわかる。
また、図4では、シーケンスID「3」と対応する反映項目は、「格納先のフォルダ名:本日の日付」、「上位のフォルダ名:担当者名」である。したがって、シーケンスID「3」で特定されるシーケンス情報に反映すべき情報は、本日の日付と、「データ保存」業務の担当者名であることがわかる。
尚、本実施形態において、シーケンスID(シーケンス情報)と対応付けられる反映項目情報は、図4に示す例に限定されない。反映項目情報は、シーケンス情報として処理の手順が定義される業務に応じて、任意に決めることができる。したがって、反映項目情報は、業務の種類等に応じて、個別に設定されても良い。
具体的には、例えば、反映項目情報は、同じ会議に参加した複数の人物を特定する情報と、これらの複数の人物を順番にした回送経路とを含む情報等であっても良い。
図5は、第一の実施形態の利用者情報記憶部の一例を示す図である。本実施形態の利用者情報記憶部310は、情報の項目として、利用者ID、利用者名、所属、役職、担当業務、連絡先、勤務先、個人フォルダ名等を含む。
利用者情報記憶部310では、項目「利用者ID」と、その他の項目とが対応付けられている。また、本実施形態では、項目「利用者ID」の値と、その他の項目の値とを含む情報を、利用者情報とする。本実施形態の利用者情報は、シーケンス情報に反映される情報である。言い換えれば、本実施形態の利用者は、シーケンス情報に組み込まれる情報である。
尚、利用者情報は、図5に示す項目を全て含んでいなくても良い。図5に示す項目は、一例であり、利用者情報に含まれる項目は、例えば、シーケンス配信システム100を利用する組織に応じたものであって良い。
項目「利用者ID」の値は、利用者を特定するための識別情報である。具体的には、項目「利用者ID」の値は、例えば、利用者が所属する企業等の社員ID等である。
項目「利用者名」の値は、利用者の氏名を示す。項目「所属」の値は、利用者が所属する組織の名称等を示す。具体的には、項目「所属」の値は、利用者が所属する組織の部署名等である。項目「役職」の値は、利用者の役職を示す。項目「担当業務」の値は、利用者が担当している業務を示す。
項目「所属」、「役職」、「担当業務」等の値は、利用者の職責を示す情報である。したがって、利用者情報には、利用者の職責を示す職責情報が含まれる。
項目「連絡先」の値は、利用者の連絡先を示す。連絡先は、例えば、電子メールアドレスや電話番号、住所、納入場所等であっても良い。項目「勤務地」の値は、利用者が勤務している地域を示す。項目「個人フォルダ名」の値は、利用者が各自で使用するフォルダの名称を示す。
尚、本実施形態の利用者情報記憶部310には、情報の項目として、図5に示す項目以外に、例えば、利用者が保有する資格、担当庶務、勤怠情報、在席しているか否かを示す情報、個人情報(本人の許可済のもの)等を含んでも良い。
次に、図6を参照して、本実施形態のシーケンス配信サーバ200の有する配信処理部230の機能について説明する。
図6は、第一の実施形態のシーケンス配信サーバの機能を説明する図である。本実施形態のシーケンス配信サーバ200は、配信処理部230を有する。配信処理部230は、演算処理装置26がメモリ装置25や補助記憶装置24等に格納された配信プログラムを読み出して実行することで実現される。
配信処理部230は、入力受付部231、シーケンス情報取得部232、反映項目特定部233、反映情報取得部234、反映部235、配信部236を有する。
入力受付部231は、シーケンス配信サーバ200に対する入力を受け付ける。具体的には、入力受付部231は、例えば、端末装置400から、シーケンスの起動要求等の入力を受け付ける。尚、入力受付部231は、シーケンスの起動要求として、利用者IDやシーケンスIDの入力を受け付けても良い。
シーケンス情報取得部232は、利用者IDが入力された場合には、利用者IDに基づき、利用者に応じたシーケンス情報を特定し、特定したシーケンス情報をシーケンス情報記憶部210から取得する。また、シーケンス情報取得部232は、シーケンスIDが入力された場合には、シーケンスIDと対応するシーケンス情報をシーケンス情報記憶部210から取得する。
反映項目特定部233は、シーケンス情報取得部232が取得したシーケンス情報に含まれるシーケンスIDと、反映項目記憶部220とを参照して、取得したシーケンス情報に反映すべき情報の項目を特定する。
反映情報取得部234は、反映項目特定部233により特定された項目の値となる情報を、利用者情報記憶部310から取得する。
反映部235は、シーケンス情報取得部232で取得したシーケンス情報に、反映情報取得部234が取得した情報を反映し、反映済みシーケンス情報とする。具体的には、反映部235は、シーケンス情報取得部232で取得したシーケンス情報に含まれる反映項目と、反映情報取得部234が取得した情報とを対応付けることで、シーケンス情報に反映項目の値を代入し、情報を反映させる。
配信部236は、反映済みシーケンス情報の出力対象となる利用者の端末装置400に配信する。具体的には、配信部236は、反映済みシーケンス情報で処理の手順が定義された業務に携わる人物が利用する端末装置400に対し、反映済みシーケンス情報を配信する。つまり、配信部236は、シーケンス情報が出力される対象となる人物と対応付けられた端末装置400に反映済みシーケンス情報を出力する出力部の一例である。
次に、図7を参照して、本実施形態のシーケンス配信サーバ200の処理について説明する。図7は、第一の実施形態のシーケンス配信サーバの処理を説明するフローチャートである。
本実施形態のシーケンス配信サーバ200の配信処理部230において、入力受付部231により、シーケンスの起動要求を受け付けたか否かを判定する(ステップS701)。
ステップS701において、起動要求を受け付けていない場合、配信処理部230は、起動要求を受け付けるまで待機する。
ステップS701において、起動要求を受け付けた場合、配信処理部230は、シーケンス情報取得部232により、起動が要求されたシーケンス情報を取得する。そして、配信処理部230は、反映項目特定部233により、反映項目記憶部220を参照して、シーケンス情報に含まれるシーケンスIDと対応する反映項目を特定する(ステップS702)。
続いて、配信処理部230は、反映情報取得部234により、利用者情報記憶部310を参照し、反映項目特定部233で特定された反映項目の値となる情報を取得する(ステップS703)。
続いて、配信処理部230は、反映部235により、反映情報取得部234が取得した情報を、取得したシーケンス情報に反映させ、反映済みシーケンス情報とする(ステップS704)。
続いて、配信処理部230は、反映済みシーケンス情報を、出力対象の利用者の端末装置400へ配信し(ステップS705)、処理を終了する。
以下に、図4及び図5を参照して、本実施形態の配信処理部230の処理を具体的に説明する。
以下の説明では、配信処理部230は、シーケンスの起動要求として、利用者ID「104」の入力を受け付けたものとする。
この場合、配信処理部230において、シーケンス情報取得部232は、利用者情報記憶部310を参照し、利用者ID「104」の利用者の所属と役職を特定する。図5の例では、利用者ID「104」で特定される利用者の所属は「F社○○部」であり、役職は「一般社員」である。
このため、シーケンス情報取得部232は、シーケンス情報記憶部210を参照し、起動要求の対象とされたシーケンス情報として、シーケンス名「F社○○部内承認」であるシーケンスID「1」のシーケンス情報を特定し、取得する。
尚、シーケンス情報取得部232は、例えば、シーケンスの起動要求として利用者IDが入力された場合には、この利用者IDと対応付けられた所属名が付与されたシーケンス情報を特定するように、予め設定されていても良い。
配信処理部230は、シーケンス情報取得部232によってシーケンス情報が特定されると、反映項目特定部233によって、反映項目記憶部220を参照する。
反映項目特定部233は、特定されたシーケンス情報のシーケンスID「1」と対応する反映項目を特定する。図4の例では、シーケンスID「1」と対応する反映項目は、「承認者1:F社○○部×課課長」、「承認者2:F社○○部部長」、「回送先:監査統括部長」である。
次に、配信処理部230は、反映情報取得部234により、特定された反映項目の値となる情報を利用者情報記憶部310から取得する。
ここでは、反映情報取得部234は、反映項目「F社○○部×課課長」、「F社○○部部長」、「監査統括部長」のそれぞれの値として、該当する利用者の氏名を取得するものとする。
図5の例では、「F社○○部×課課長」の氏名は、「鈴木○×」であり、「F社○○部部長」の氏名は、「佐藤××」である。したがって、反映情報取得部234は、シーケンスID「1」のシーケンス情報に反映させる情報として、「鈴木○×」、「佐藤××」を取得する。また、反映情報取得部234は、図5では示していないが、利用者情報記憶部310から、「監査統括部長」の氏名を取得する。
尚、反映情報取得部234は、このとき、「鈴木○×」の利用者ID「102」と、「佐藤××」の利用者ID「101」と、「監査統括部長」の利用者IDを取得しても良い。
また、このとき、反映情報取得部234は、シーケンスの起動要求として入力された利用者ID「104」の利用者の氏名「田中**」等を取得しても良い。そして、反映部235は、利用者ID「104」の利用者の情報を、シーケンスの起動要求を行った人物の情報として、シーケンスID「1」のシーケンス情報に反映させても良い。
続いて、配信処理部230は、反映部235により、反映情報取得部234が取得した情報「鈴木○×」を、シーケンスID「1」のシーケンス情報に含まれる項目「承認者1:○○部×課課長」の値とする。また、反映部235は、反映情報取得部234が取得した情報「佐藤××」を、シーケンスID「1」のシーケンス情報に含まれる項目「承認者2:○○部部長」の値とする。また、反映部235は、項目「監査統括部長」の値を、反映情報取得部234で取得した氏名とする。
本実施形態では、これにより、利用者に対応付けられた利用者ID「104」に基づいて特定されたシーケンス情報を、反映項目の値を代入した反映済みシーケンス情報とする。
続いて、配信処理部230は、配信部236により、反映済みシーケンス情報を、起動要求を行った利用者ID「104」の利用者が利用者する端末装置400へ配信する。また、配信部236は、シーケンスID「1」のシーケンス情報で処理の手順が定義された業務に携わることが明らかな利用者の利用者IDと対応付けられた端末装置400へ反映済みシーケンス情報を配信する。
ここでは、該当する利用者は、利用者ID「101」の「佐藤××」と、利用者ID「102」の「鈴木○×」と、監査統括部長である。したがって、配信部236は、利用者ID「101」、「102」のそれぞれと対応付けられた端末装置400に対し、反映済みシーケンス情報を配信する。
本実施形態では、以上のようにして、シーケンス情報の出力対象となる人物に対応付けられた利用者ID(識別情報)に基づいて、シーケンス情報に反映する情報を特定し、特定した情報をシーケンス情報に反映させて出力する。したがって、本実施形態によれば、人物に応じたシーケンス情報を出力することができる。
次に、シーケンスの起動要求として、シーケンスIDが入力された場合について説明する。
以下の説明では、配信処理部230は、シーケンスの起動要求として、シーケンスID「2」の入力を受け付けたものとする。尚、配信処理部230は、シーケンスIDの代わりに、シーケンス名「A業務」の入力を受け付けても良い。
この場合、配信処理部230において、シーケンス情報取得部232は、シーケンス情報記憶部210を参照し、起動要求の対象とされたシーケンスID「2」のシーケンス情報を特定する。
配信処理部230は、シーケンス情報取得部232によってシーケンス情報が特定されると、反映項目特定部233によって、反映項目記憶部220を参照する。
反映項目特定部233は、特定されたシーケンス情報のシーケンスID「2」と対応する反映項目を特定する。図4の例では、シーケンスID「2」と対応する反映項目は、「回送先1:業務aの担当者」、「回送先2:業務bの担当者」、「回送先3:関連部署の×部部長」である。
したがって、反映情報取得部234は、利用者情報記憶部310から、反映項目の値となる情報を取得する。具体的には、反映情報取得部234は、項目「業務aの担当者」、「業務bの担当者」、「関連部署の×部部長」のそれぞれの氏名と利用者IDとを取得する。
続いて、配信処理部230は、反映部235により、反映情報取得部234が取得した情報を、シーケンスID「2」のシーケンス情報に含まれる反映項目「回送先1:業務aの担当者」、「回送先2:業務bの担当者」、「回送先3:関連部署の×部部長」のそれぞれの値とし、反映項目の値を代入した反映済みシーケンス情報とする。
続いて、配信処理部230は、配信部236により、反映済みシーケンス情報を、シーケンスID「2」のシーケンス情報で処理の手順が定義された業務に携わることが明らかな利用者の利用者IDと対応付けられた端末装置400へ配信する。
ここでは、該当する利用者は、「業務a」の担当者である利用者ID「104」の利用者と、「業務b」の担当者である利用者ID「105」の利用者が含まれる(図5参照)。したがって、配信部236は、利用者ID「104」、「105」のそれぞれと対応付けた端末装置400に対し、反映済みシーケンス情報を配信する。
このように、本実施形態では、シーケンスに対応づけられた業務に関する情報をシーケンス情報に反映させることができる。
次に、シーケンスの起動要求として、シーケンス名と利用者IDとが入力された場合について説明する。
以下の説明では、配信処理部230は、シーケンスの起動要求として、シーケンス名「データ保存」と利用者ID「106」の入力を受け付けたものとする。尚、配信処理部230は、シーケンスIDの代わりに、シーケンスIDの入力を受け付けても良い。
この場合、配信処理部230において、シーケンス情報取得部232は、シーケンス情報記憶部210を参照し、シーケンス名「データ保存」と対応するシーケンスID「3」のシーケンス情報を特定する。
続いて、反映項目特定部233は、反映項目記憶部220を参照し、シーケンスID「3」と対応する反映項目を特定する。図4の例では、シーケンスID「3」と対応する反映項目は、「本日の日付」、「担当者名」である。
したがって、反映情報取得部234は、起動要求を受け付けた日の日付を取得し、利用者情報記憶部310において、「担当業務」が「データ保存」である利用者の氏名を取得する。
続いて、配信処理部230は、反映部235により、反映情報取得部234が取得した情報を、シーケンスID「3」のシーケンス情報に含まれる反映項目「本日の日付」、「担当者名」のそれぞれの値とし、反映項目の値を代入した反映済みシーケンス情報とする。
続いて、配信処理部230は、配信部236により、反映済みシーケンス情報を、シーケンスID「3」のシーケンス情報で処理の手順が定義された業務に携わることが明らかな利用者の利用者ID「106」と対応付けられた端末装置400へ配信する。
以上のように、本実施形態によれば、シーケンス情報に対応づけられた組織または業務に関する情報(反映項目)と、人物に対応づけられた組織または業務に関する情報(利用者情報)とに基づいて、シーケンス情報に反映させる情報を特定し、反映させる。
したがって、本実施形態によれば、利用者の端末装置400に配信済みシーケンス情報が配信されて、起動された際には、利用者の固有の情報が入力された状態となっており、利用者が情報を入力する必要がなく、操作を簡素化することができる。
次に、図8を参照して、反映済みシーケンス情報が配信された端末装置400において、シーケンスが起動されたときの表示例について説明する。
図8は、第一の実施形態のシーケンスを起動したときの表示例を示す図である。
図8に示す画面401は、例えば、利用者ID「104」と対応付けられた端末装置400から、利用者ID「104」が、シーケンスの起動要求として、シーケンス配信サーバ200に送信された場合の、シーケンスの起動後の画面の一例を示している。
言い換えれば、画面401は、シーケンスID「1」と対応する反映済みシーケンス情報によって定義された、「F社○○部内承認」の業務フローを示す画面の一例を示す。
画面401は、表示欄402、403、404を含む。表示欄402は、シーケンスの起動要求を行った利用者に関する情報が表示される。また、表示欄403は、承認経路を示す情報が表示される。表示欄404は、回送先を示す情報が表示される。
画面401において、表示欄402には、起動要求を行った利用者ID「104」の利用者の氏名「田中**」が表示される。
また、表示欄403は、表示欄403a、403bと、入力欄403c、404dを含む。表示欄403aには、承認者1が「鈴木課長」であることが表示されており、表示欄403bには、承認者2が「佐藤部長」であることが表示されている。入力欄403c、403dは、シーケンスを起動させた後に、新たな承認者を設定するための入力欄である。
また、画面401において、表示欄404には、回送先が「監査統括部長」であることが表示されている。
つまり、画面401では、シーケンスが起動したときに、シーケンスID「1」のシーケンス情報に反映された情報が表示される。言い換えれば、本実施形態では、反映済みシーケンス情報が配信された端末装置400において、シーケンスの起動要求がなされると、起動要求を行った人物と対応付けられた利用者情報から特定された反映項目の値が反映された状態で、シーケンスが起動する。
このように、本実施形態では、シーケンスの起動要求を行った利用者の固有の情報(氏名)が入力された状態で、シーケンスが起動する。また、本実施形態では、反映済みシーケンス情報の出力対象となる人物の固有の情報が、承認経路において設定された状態で、シーケンスが起動する。
このため、本実施形態によれば、人物に応じたシーケンス情報を取得することができ、利用者の固有の情報を入力する必要がなく、操作を簡素化できる。
(第二の実施形態)
以下に図面を参照して、第二の実施形態について説明する。第二の実施形態は、利用者情報にスケジュールに関する情報が含まれる点と、配信処理部がスケジュールに関する情報を参照する点とが相違する。よって、以下の第二の実施形態の説明では、第一の実施形態との相違点について説明し、第一の実施形態と同様の機能については、第一の実施形態の説明で用いた符号と同様の符号を付与し、その説明を省略する。
図9は、第二の実施形態のシーケンス配信システムのシステム構成の一例を示す図である。
本実施形態のシーケンス配信システム100Aは、シーケンス配信サーバ200Aと、ディレクトリサーバ300Aと、を含む。
本実施形態のシーケンス配信サーバ200Aは、シーケンス情報記憶部210、反映項目記憶部220、配信処理部230Aを有し、ディレクトリサーバ300Aは、利用者情報記憶部310Aを有する。
以下に、図10を参照して、本実施形態の利用者情報記憶部310Aについて説明する。図10は、第二の実施形態の利用者情報記憶部の一例を示す図である。
本実施形態の利用者情報記憶部310Aは、情報の項目として、利用者ID、利用者名、所属、役職、担当業務、連絡先、勤務先、スケジュール、代理、個人フォルダ名等を含む。
項目「スケジュール」の値は、対応する利用者IDによって特定される利用者のスケジュールを示す。項目「スケジュール」の値は、例えば、利用者の出張の予定を示すものであっても良いし、利用者が出席する会議の予定を示すものであっても良いし、利用者が取得する休暇の予定を示すもの等であっても良い。
項目「代理」の値は、対応する利用者IDによって特定される利用者の不在に、代理として業務を行う利用者を特定する情報を示す。具体的には、項目「代理」の値は、例えば
利用者IDであっても良いし、利用者の氏名や、利用者の所属と役職等であっても良い。
次に、図11を参照して、本実施形態のシーケンス配信サーバ200Aの機能について説明する。図11は、第二の実施形態のシーケンス配信サーバの機能を説明する図である。
本実施形態のシーケンス配信サーバ200Aの有する配信処理部230Aは、入力受付部231、シーケンス情報取得部232、反映項目特定部233、反映情報取得部234、反映部235、配信部236、スケジュール参照部237、代理特定部238を有する。
本実施形態のスケジュール参照部237は、利用者情報記憶部310Aにおける、反映済みシーケンス情報の出力対象となる利用者のスケジュールを参照する。
代理特定部238は、反映済みシーケンス情報の出力対象となる利用者が不在である場合に、利用者情報記憶部310Aを参照し、不在である利用者の代理となる利用者を特定する。
以下に、図12を参照して、本実施形態のシーケンス配信サーバ200Aの動作について説明する。図12は、第二の実施形態のシーケンス配信サーバの処理を説明するフローチャートである。
図12のステップS1201からステップS1203までの処理は、図7のステップS701からステップS703までの処理と同様であるから、説明を省略する。
ステップS1203に続いて、配信処理部230Aは、スケジュール参照部237により、取得された反映項目に、承認者や回送先が存在するか否かを判定する(ステップS1204)。言い換えれば、スケジュール参照部237は、反映項目に、スケジュールの参照対象となる利用者が含まれるか否かを判定している。
ステップS1204において反映項目に、該当する利用者が含まれない場合、配信処理部230Aは、後述するステップS1208へ進む。
ステップS1204で該当する利用者が反映項目に含まれる場合、スケジュール参照部237は、利用者情報記憶部310Aにおいて、該当する利用者のスケジュールを参照する(ステップS1205)。
続いて、スケジュール参照部237は、該当する利用者が不在であるか否かを判定する(ステップS1206)。ステップS1206において、該当する利用者が不在ではない場合、配信処理部230Aは、後述するステップS1208へ進む。
ステップS1206において、該当する利用者が不在である場合、配信処理部230Aは、代理特定部238により、利用者情報記憶部310Aにおいて、該当する利用者と対応付けられた代理となる利用者を特定し、反映情報取得部234により、特定した利用者の情報を、反映項目の値として取得する(ステップS1207)。
ステップS1207に続いて、配信処理部230Aは、反映部235により、反映情報取得部234が取得した情報をシーケンス情報に反映させ、反映済みシーケンス情報とし、ステップS1209へ進む。
図12のステップS1208とステップS1209の処理は、図7のステップS704とステップS705の処理と同様であるから、説明を省略する。
以上のように、本実施形態の配信処理部230Aは、反映項目に承認者や回送先が含まれる場合に、この承認者や回送先が不在であるか否かを判定し、不在である場合には、代理となる承認者や回送先を特定する。そして、配信処理部230Aは、特定された代理となる人物の情報を、反映項目の値として取得し、シーケンス情報に反映させる。
以下に、図10を参照して、本実施形態の配信処理部230Aの処理について具体的に説明する。
以下の説明では、配信処理部230Aは、シーケンスの起動要求として、利用者ID「104」の入力を受け付けたものとする。
この場合、配信処理部230Aにおいて、シーケンス情報取得部232は、利用者ID「104」の利用者の所属と役職に基づき、起動要求の対象とされたシーケンス情報として、シーケンスID「1」のシーケンス情報を取得する。続いて、配信処理部230Aは、反映項目特定部233によって、反映項目記憶部220を参照し、シーケンスID「1」と対応する反映項目を特定する。
ここで、シーケンスID「1」と対応する反映項目は、「承認者1:F社○○部×課課長」、「承認者2:F社○○部部長」、「回送先:監査統括部長」である(図4参照)。したがって、スケジュール参照部237は、この反映項目には、スケジュールを参照する対象となる承認者と回送先が含まれると判定する。
そして、スケジュール参照部237は、利用者情報記憶部310Aにおいて、「承認者1:F社○○部×課課長」、「承認者2:F社○○部部長」、「回送先:監査統括部長」のそれぞれのスケジュールを参照する。
そして、スケジュール参照部237は、シーケンスの起動要求が行われた日付において、「承認者1:F社○○部×課課長」、「承認者2:F社○○部部長」、「回送先:監査統括部長」のそれぞれが不在であるか否かを判定する。
ここで、シーケンスの起動要求が行われた日付が12/5であったとする。この場合、図10の例では、承認者1のF社○○部×課課長が、出張により不在である。
したがって、配信処理部230Aは、代理特定部238により、利用者情報記憶部310Aにおいて、F社○○部×課課長である利用者ID「102」と対応付けられた代理の利用者ID「101」と対応する利用者を、F社○○部×課課長の代理とする。
利用者ID「101」が示す利用者は、F社○○部部長である。よって、この場合は、承認者1、承認者2共に、F社○○部部長となる。
代理が特定されると、配信処理部230Aは、反映情報取得部234により、反映項目「承認者1:F社○○部×課課長」の値として、「F社○○部部長」の氏名を取得する。
そして、配信処理部230Aは、反映部235により、承認者1、承認者2として、共に「F社○○部部長」の氏名を反映させる。このとき、反映部235は、承認者1が不在であることを示す通知を反映済みシーケンス情報に含めても良い。この場合、反映部235は、反映項目記憶部220において特定された反映項目に含まれる「承認者1」が示す「F社○○部×課課長」の氏名を取得し、この通知に取得した氏名を含めても良い。
反映部235による反映が行われると、配信部236は、反映済みシーケンス情報を配信する。
このとき、配信部236は、反映済みシーケンス情報の配信先として、シーケンスの起動要求を行った利用者と、承認者、回送先となる利用者とに、反映済みシーケンス情報を配信する。よって、この場合には、シーケンスの起動要求を行った利用者ID「104」の利用者と、承認者1、承認者2を兼ねた利用者ID「101」の利用者と、回送先である「監査統括部長」とに、反映済みシーケンス情報を配信しても良い。
つまり、本実施形態の配信処理部230Aは、シーケンス情報の出力対象となる人物のスケジュールに応じて、シーケンス情報に反映させる反映項目情報を変更する。
また、本実施形態の配信処理部230Aは、シーケンス情報の出力対象となる人物のスケジュールに応じて、シーケンス情報に反映させる情報を、出力対象となる人物の代理となる人物の利用者情報に含まれる情報へ変更する。
尚、この例では、シーケンスの起動要求が行われた日に、不在であるか否かを判定するものとしたが、これに限定されない。例えば、本実施形態では、承認を行うための期間が設定されており、その期間が不在である場合に、代理の利用者を特定するようにしても良い。
次に、図13を参照して、本実施形態の反映済みシーケンス情報が配信された端末装置400において、シーケンスが起動されたときの表示例について説明する。
図13は、第二の実施形態のシーケンスを起動したときの表示例を示す図である。図13に示す画面401Aにおいて、表示欄403Aに含まれる表示欄403aには、承認者1の「F社○○部×課課長」である鈴木課長が不在のため、「F社○○部部長」が代理として承認者1とされたことを示す通知403eが表示される。
このように、本実施形態では、シーケンス情報の出力対象となる人物のスケジュールを示す情報に基づき、シーケンス情報に反映させる情報を特定することができる。
したがって、本実施形態によれば、例えば、承認者や回送先となる人物の不在によって、業務の進捗が遅延することを抑制できる。
このように、本実施形態によれば、特に承認処理等の依頼処理で必要となる利用者の属性や職責等の情報をシーケンス情報に取込むことで、利用者にとって煩わしい入力をする手間が省くことができる。さらに、本実施形態では、業務の自動化における利用者側の入力処理のミスを減らすことができる。
尚、上述した各実施形態では、シーケンスの起動要求を受け付けて、配信処理部230の処理を実行するものとしたが、これに限定されない。
本実施形態では、例えば、利用者情報記憶部310に格納されている利用者の所属や役職が変更された場合等に、配信処理部230の処理を実行しても良い。このようにすれば、常に、利用者の所属や役職に応じた反映済みシーケンス情報を配信することができる。また、本実施形態では、例えば、定期的に配信処理部230の処理を実行しても良い。
開示の技術では、以下に記載する付記のような形態が考えられる。
(付記1)
処理の手順を示すシーケンス情報の出力対象となる人物に対応付けられた情報に基づいて、前記シーケンス情報に反映する情報を特定し、
特定した情報を前記シーケンス情報に反映させた反映済みシーケンス情報を出力する、処理をコンピュータに実行させる、情報処理プログラム。
(付記2)
前記シーケンス情報と、前記シーケンス情報に反映する情報の項目とを対応付けた反映項目情報を参照して、前記シーケンス情報に反映する情報の項目を特定し、
前記人物に対応付けられた情報において、特定された前記項目の値となる情報を、前記シーケンス情報に反映する情報として特定する、処理を前記コンピュータに実行させる、付記1記載の情報処理プログラム。
(付記3)
前記人物に対応付けられた情報は、
前記人物の職責を示す職責情報を含み、前記反映項目情報は、前記人物が所属する組織における承認経路を示す情報を含む、付記2記載の情報処理プログラム。
(付記4)
前記人物が所属する組織における承認経路上のある人物に対応づけて記憶された前記ある人物のスケジュールに関する情報と、前記ある人物の代理となる人物に関する情報とに基づいて、前記ある人物が不在であると判定した場合に、前記代理となる人物を前記ある人物の代わりに前記シーケンス情報に反映する、
処理をコンピュータに実行させることを特徴とする付記3に記載の情報処理プログラム。
(付記5)
前記人物に対応付けられた情報は、前記人物のスケジュールを示す情報を含み、
前記人物のスケジュールに基づき、前記シーケンス情報に反映する情報の項目を変更する、処理を前記コンピュータに実行させる、付記4記載の情報処理プログラム。
(付記6)
コンピュータによる情報処理方法であって、前記コンピュータが、
処理の手順を示すシーケンス情報の出力対象となる人物に対応付けられた情報に基づいて、前記シーケンス情報に反映する情報を特定し、
特定した情報を前記シーケンス情報に反映させた反映済みシーケンス情報を出力する、情報処理方法。
(付記7)
処理の手順を示すシーケンス情報の出力対象となる人物に対応付けられた情報に基づいて、前記シーケンス情報に反映する情報を特定する反映項目特定部と、
特定した情報を前記シーケンス情報に反映させた反映済みシーケンス情報を出力する出力部と、を有する情報処理装置。
(付記8)
第一の情報処理装置と、人物に対応付けられた情報を管理する第二の情報処理装置と、を有する情報処理システムであって、
前記第一の情報処理装置は、
処理の手順を示すシーケンス情報と、前記第二の情報処理装置における、前記シーケンス情報の出力対象となる人物に対応付けられた情報とに基づいて、前記シーケンス情報に反映する情報を特定する反映項目特定部と、
特定した情報を前記シーケンス情報に反映させた反映済みシーケンス情報を出力する配信部と、を有する情報処理システム。
本発明は、具体的に開示された実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲から逸脱することなく、種々の変形や変更が可能である。
100 シーケンス配信システム
200、200A シーケンス配信サーバ
210 シーケンス情報記憶部
220 反映項目記憶部
230、230A 配信処理部
231 入力受付部
232 シーケンス情報取得部
233 反映項目特定部
234 反映情報取得部
235 反映部
236 配信部
237 スケジュール参照部
238 代理特定部
300、300A ディレクトリサーバ
310、310A 利用者情報記憶部
400 端末装置

Claims (7)

  1. 処理の手順を示すシーケンス情報の出力対象となる人物に対応付けられた情報に基づいて、前記シーケンス情報に反映する情報を特定し、
    特定した情報を前記シーケンス情報に反映させた反映済みシーケンス情報を出力する、処理をコンピュータに実行させる、情報処理プログラム。
  2. 前記シーケンス情報と、前記シーケンス情報に反映する情報の項目とを対応付けた反映項目情報を参照して、前記シーケンス情報に反映する情報の項目を特定し、
    前記人物に対応付けられた情報において、特定された前記項目と対応する情報を、前記シーケンス情報に反映する情報として特定する、処理を前記コンピュータに実行させる、請求項1記載の情報処理プログラム。
  3. 前記人物に対応付けられた情報は、前記人物の職責を示す職責情報を含み、前記反映項目情報は、前記人物が所属する組織における承認経路を示す情報を含む、請求項2記載の情報処理プログラム。
  4. 前記人物が所属する組織における承認経路上のある人物に対応づけて記憶された前記ある人物のスケジュールに関する情報と、前記ある人物の代理となる人物に関する情報とに基づいて、前記ある人物が不在であると判定した場合に、前記代理となる人物を前記ある人物の代わりに前記シーケンス情報に反映する、
    処理をコンピュータに実行させることを特徴とする請求項3に記載の情報処理プログラム。
  5. コンピュータによる情報処理方法であって、前記コンピュータが、
    処理の手順を示すシーケンス情報の出力対象となる人物に対応付けられた情報に基づいて、前記シーケンス情報に反映する情報を特定し、
    特定した情報を前記シーケンス情報に反映させた反映済みシーケンス情報を出力する、情報処理方法。
  6. 処理の手順を示すシーケンス情報の出力対象となる人物に対応付けられた情報に基づいて、前記シーケンス情報に反映する情報を特定する反映項目特定部と、
    特定した情報を前記シーケンス情報に反映させた反映済みシーケンス情報を出力する配信部と、を有する情報処理装置。
  7. 第一の情報処理装置と、人物に対応付けられた情報を管理する第二の情報処理装置と、を有する情報処理システムであって、
    前記第一の情報処理装置は、
    処理の手順を示すシーケンス情報と、前記第二の情報処理装置における、前記シーケンス情報の出力対象となる人物に対応付けられた情報とに基づいて、前記シーケンス情報に反映する情報を特定する反映項目特定部と、
    特定した情報を前記シーケンス情報に反映させた反映済みシーケンス情報を出力する配信部と、を有する情報処理システム。
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