JP4180299B2 - リモコン装置を備えた住宅設備機器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はリモコン装置を備えた住宅設備機器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、この種の住宅設備機器においては、電気温水器やヒートポンプ式給湯機に表示部を有したリモコン装置を備え、時間帯別電灯契約等により電力が安価な時間帯に貯湯タンクの湯水を加熱する沸き増しを行うもので、このような住宅設備機器は24時間常に制御状態にあるため、リモコン装置の表示部も常に点灯している状況であったが、省エネのため表示部を消灯させるようにしたものがあった。(例えば特開2000−220886号)
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来のものでは、表示消灯中は本体側になんらかの状態変化があってもそれを表示することができず、表示部本来の機能を果たすことが全くできず、逆に状態変化がある度に表示を点灯させてそれを表示するようにすると、人がリモコン装置の表示部を見ない時間帯にまで表示を行って電力の無駄遣いとなる課題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
そこで、本発明は上記課題を解決するため、請求項1では、操作部と表示部とを有したリモコン装置と、前記リモコン装置の表示部の表示内容および表示部を点灯状態、消灯状態に制御する表示制御手段と、時刻をカウントする時計カウンタと、機器の作動を制御すると共に作動状態を監視して表示制御手段に必要な表示を行わせるよう表示要求を出す作動制御手段とを備えた住宅設備機器において、前記作動制御手段が機器の作動状態の変化によって前記表示部に必要な表示を行わせようとする時に、前記表示制御手段からの前記表示部の点灯状態、消灯状態と、前記時計カウンタからの特定の時間帯か、特定の時間帯以外の時刻とから前記表示部に必要な表示を行わせるか否かを判断する表示可否判断手段を設けたことを特徴とするリモコン装置を備えたものとした。
【0005】
これにより、点灯消灯の状態と表示要求があった時の時間帯に応じて適切な表示を行うことができ、使用者の使い勝手を損なうことなく無駄な表示を行わないようにすることができる。
【0006】
また、請求項2では、前記表示可否判断手段は、前記表示部が消灯状態で、かつ、特定の時間帯に表示要求がある場合は、前記表示部の消灯状態を継続させるようにしたものとした。
【0007】
これにより、使用者が表示を必要としていない表示部が消灯状態にある場合には、深夜等の特定の時間帯には表示要求があっても表示を行わないので、無駄な表示が行われない。
【0008】
また、請求項3では、前記表示可否判断手段は、前記表示部が点灯状態にある場合に表示要求があると、前記時計カウンタのカウントする時刻に関わらず前記表示部に必要な表示を行い、表示要求の消滅に伴い前記表示部を通常の表示状態に戻すようにし、また、前記表示部が消灯状態にある場合で、かつ、特定の時間帯以外に表示要求があると、前記表示部を点灯状態として必要な表示を行うと共に、表示要求の消滅に伴い前記表示部を消灯状態に戻すようにし、さらに、前記表示部が消灯状態で、かつ、特定の時間帯に表示要求がある場合は、前記表示部の消灯状態を継続させるようにしたものとした。
【0009】
これにより、使用者が表示を必要としている可能性のある表示部が点灯状態にある場合には、時間帯に関係なく表示要求があると必要な表示を行い、表示要求の消滅に伴い通常の表示状態に戻し、また、表示が消灯状態にあっても特定の時間帯以外では表示要求に応じて表示を行うので、表示中は機器の作動状態が直ぐにわかると共に、表示要求の消滅によって自動的に表示部を消灯状態に戻すので無駄な電力消費を抑えることができ、さらに、使用者が表示を必要としていない表示部が消灯状態にある場合には、深夜等の特定の時間帯に表示要求があっても表示を行わないので、使い勝手を損なうことなく無駄な表示を行ず省エネルギー化を図れる。
【0010】
また、請求項4では、前記作動制御手段は機器の状態変化より異常を検知するとエラーの表示要求を出すと共に、前記表示可否判断手段はエラーの表示要求があると、前記表示部の点灯消灯の状態と前記時計カウンタからの時刻に関係なくエラーを表示させるようにしたものとした。
【0011】
これにより、機器にエラーが発生した場合は、必ずリモコン装置の表示部に表示するようにしたので、使用者がエラー発生に気が付かずに使用してしまう危険性がなくなる。
【0012】
また、請求項5では、前記特定の時間帯を前記リモコン装置の操作部によって変更可能としたものとした。
【0013】
これにより、特定の時間帯を容易に変更可能としたので、使用者の生活パターンに合致した表示制御を行うことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の一実施形態の住宅設備機器である時間帯別契約電力で24時間常に通電制御されるヒートポンプ式給湯機を図面に基づき説明する。
1は加熱部としてのヒートポンプユニット、2は貯湯タンク3を有した貯湯タンクユニット、4は台所等に設置された給湯栓、5は前記給湯栓4の近傍に設けられたリモコン装置である。
【0015】
前記ヒートポンプユニット1は、圧縮機、冷媒−水熱交換器としての凝縮器、減圧器、蒸発器(共に図示せず)が順次接続されてヒートポンプ回路を構成しており、これらを制御するヒーポン制御部6を有している。そして、ヒーポン循環ポンプ7を駆動して凝縮器に湯水を循環させることで、貯湯タンク3内に高温の湯を貯留するものである。
【0016】
8は貯湯タンク3とヒートポンプユニット2を循環可能に接続するヒーポン循環回路で、貯湯タンク3の下部に接続されたヒーポン往き管8a及び貯湯タンク3上部に接続されたヒーポン戻り管8bより構成され、貯湯タンク3下部の冷水をヒーポン往き管8aを介してヒートポンプユニット2で加熱し、加熱された高温の温水をヒーポン戻り管8bを介して貯湯タンク3上部に戻して貯湯タンク3内に上から湯を貯湯していくものである。
【0017】
9は貯湯タンク3の外周面に縦に所定間隔をあけて複数個設けられた貯湯温度センサで、上から9a、9b、9c、9dと呼ぶこととし、この貯湯温度センサ9a〜dのうち上から何個目までが所定温度以上を検出しているかにより残りの貯湯量を検知するものである。10は貯湯タンク3に水を供給する給水管、11は貯湯タンク3内の温水を出湯する出湯管、12は給水管10からの冷水と出湯管11からの温水を設定温度になるように混合する混合弁、13は混合された設定温度の温水を給湯する給湯管である。
【0018】
14は前記混合弁12の下流に設けた給湯温度センサ、15は給湯量をカウントする給湯流量センサである。なお、16は水道圧を所定の圧力に減圧する減圧弁、17は加熱されることによる過圧を逃す圧力逃し弁である。これらによって給湯回路18を構成しているものである。
【0019】
19は風呂循環回路で、貯湯タンク3内に設けられた間接熱交換器としての蛇管20と浴槽(図示せず)とを風呂往き管19a及び風呂戻り管19bとで循環可能に接続するものである。21は風呂循環回路19に設けられた風呂循環ポンプ、22は流水の有無を検出する流水センサ、23は風呂循環回路19を流れる浴槽水の温度を検出する風呂温度センサ、24は浴槽水の水圧から浴槽内の水位を検出する水位センサである。
【0020】
25は給湯管13途中から分岐されて風呂循環回路19に接続され浴槽への湯張りを行うための湯張り管、26はこの湯張り管25に設けられ浴槽への湯張りの開始、停止を行う湯張り弁、27は浴槽への湯張り量をカウントする風呂流量センサである。なお、28は湯張り管25と水位センサ24との間に設けられる二方弁で、湯張り時に一旦開弁して風呂戻り管19bの湯張り管25の接続位置から浴槽までの配管のエアパージを行った後、閉弁して水位センサ24で正確な水位を監視しながら湯張りを行えるようにするものである。
【0021】
前記リモコン装置5は、貯湯タンク3内の残り貯湯量や給湯設定温度等の貯湯式温水器の状態を表示するドットマトリクス方式の蛍光表示管より構成された表示部5aと、給湯設定温度を設定する給湯温度設定スイッチ5bや風呂設定温度を設定する風呂温度設定スイッチ5cや自動風呂運転を開始させる風呂自動スイッチ5dや表示部5aの点灯消灯を切換える表示スイッチ5eとを有した操作部5fを備えているものである。
【0022】
29はこの住宅設備機器全体の制御を行うマイクロコンピュータを主に構成された本体制御部で、前記給湯温度センサ14や給湯流量センサ15等の各センサ類の出力が入力され、前記混合弁12や風呂循環ポンプ21等の各アクチュエータの駆動制御を行うと共に、前記リモコン装置5およびヒーポン制御部6と通信可能に設けられているものである。
【0023】
30は前記本体制御部29の一機能として設けられ時刻をカウントする時計カウンタである。
【0024】
31は前記本体制御部29の一機能として設けられた作動制御手段で、貯湯タンクユニット2およびヒーポン制御部6を介してヒートポンプユニット1の各アクチュエータの作動を風呂自動運転や沸き増し運転などの予め定められたプログラムに沿って制御すると同時に、各運転を行っている最中はその旨をリモコン装置5の表示部5aに表示させる表示要求を出力すると共に、各センサ類の出力を監視して正常に作動しているかどうかをチェックし、正常に作動していない場合はエラー処理を行うと同時にエラー表示要求を出力するものである。
【0025】
32は前記本体制御部29の一機能として設けられ、前記リモコン装置5の表示部5aの表示内容を制御すると共に点灯と消灯を切換え制御する表示制御手段で、リモコン装置5の表示スイッチ5eの入力により表示部5aの点灯と消灯を相互に切換えるものであり、この表示スイッチ5eが操作されることで表示部5aを消灯にするようにしたので、使用者の消灯する意志を持った操作によって表示が消灯されることとなる。逆に消灯状態から点灯する場合は、給湯流量センサ15が所定流量以上を検出すると表示部5aを点灯状態に復帰させ、また、表示部5aが消灯状態にあるときに操作部5fのいずれかのスイッチが操作されることで表示部5aを点灯状態に復帰させるものである。
【0026】
33は前記本体制御部29の一機能として設けられ、前記作動制御手段31から表示要求が出されると、前記表示制御手段32からの前記表示部5aの点灯消灯の状態と前記時計カウンタ30からの時刻とから表示要求に応じた内容の表示(例えば、風呂自動運転であれば「風呂自動」と表示したり、沸き増し運転であれば表示部5aに描かれた貯湯タンク絵の隣の矢印を表示点滅させる等)を前記表示部5aに表示させるか否かを判断する表示可否判断手段である。
【0027】
そして、給湯栓4を開くと貯湯タンク3にかかる給水圧により下部の給水管10から冷水が貯湯タンク3内に流れ込んで高温の湯と冷水の境界層を上に押し上げると共に上部の高温の湯が出湯管11に流出し、流出した高温の湯が混合弁12にて給水管10の冷水と給湯設定温度に混合されて給湯栓4から給湯されるものである。
【0028】
また、風呂自動スイッチ5cを操作すると湯張り弁26が開かれ、貯湯タンク3にかかる給水圧により下部の給水管10から冷水が貯湯タンク3内に流れ込んで高温の湯と冷水の境界層を上に押し上げると共に上部の高温の湯が出湯管11に流出し、流出した高温の湯が混合弁12にて給水管10の冷水と混合弁12にて風呂設定温度に混合されて風呂循環回路19を介して浴槽に湯張りされる。そして、風呂循環回路19に設けられた水位センサ24により設定水位までの湯張りを確認すると、湯張り弁26を閉じて湯張りを完了する。そして、一定時間毎に風呂循環ポンプ21を駆動しながら風呂温度センサ23により浴槽内の湯温を検出し、風呂設定温度以下に低下していれば風呂循環ポンプ21の駆動を継続し、貯湯タンク3内の蛇管20によって循環する浴槽水を風呂設定温度まで加熱するもので、この風呂保温動作を所定時間(例えば4時間)繰り返すものである。
【0029】
そして、時間帯別契約電力の安価な時間帯(例えば23時から翌7時までの深夜時間帯)になると、作動制御手段31はヒーポン制御部6に沸き増し指令を出し、ヒーポン制御部6がヒートポンプユニット1を駆動すると共に、ヒーポン循環ポンプ7を駆動して貯湯温度センサ9a〜dで検出する残り湯量が翌日の予想使用湯量分を検知するまで沸き増しがされるが、昼間時間帯において貯湯量が少なく沸き増ししないと湯切れを起こすことが推測されると、強制的に沸き増しを行うようにしている。
【0030】
次に、本発明の特徴的な作動を図2に示したフローチャートに基づいて説明する。
【0031】
まず、作動制御手段31が機器の作動状態が変化して表示要求が出されると(ステップ1、以下S1)、表示可否判断手段33はその表示要求がエラーの表示要求であるかを判断し(S2)、エラー表示要求でない場合は、表示制御手段32に表示状態が点灯、消灯どちらの状態であるかを確認する(S3)。
【0032】
そして、表示スイッチ5eが操作されてあって表示部5aが消灯状態である場合は(S3でY)、前記表示可否判断手段33が時計カウンタ30がカウントする現在の時刻が深夜時間帯であるかどうかを確認する(S4)。深夜時間帯でなかった場合は、表示制御手段32が表示部5aを点灯し(S5)、表示部5aに表示要求内容に応じた表示を行う(S6)。
【0033】
そして、作動制御手段31からの表示要求が消滅すると(S7)、表示可否判断手段33が表示制御手段32に指示し表示部5aの表示を消灯し(S8)、前記S1に戻るものである。
【0034】
また、表示要求が発生した時に表示スイッチ5eが操作されてあって表示部5aが消灯状態であり、かつ、深夜時間帯であった場合には(S1でY→S2でN→S3でY→S4でY)、表示可否判断手段33は表示部5aの消灯状態を継続させたままとして、前記S1に戻るものである。
【0035】
このように、表示部5aが消灯状態であった時に機器の状態が変化して表示要求があった場合は、時間帯に応じて表示を行うか否かを判断するので、特定の時間帯以外では表示を行った後に自動的に表示を消灯するので、それまで消灯状態であったのに使用者の意図と関係なく表示部5aが勝手に点灯状態を継続して電力の無駄使いをしてしまうことがないと共に、人があまり活動していない深夜等の特定の時間帯に無駄な表示点灯を行わないようにすることができ、無駄な電力消費を押さえて省エネルギー化を図ることができるものである。
【0036】
また、表示要求が発生した時に表示部5aが点灯状態であった場合は(S1でY→S2でN→S3でN)、時刻に関係なく表示部5aに表示部5aに表示要求内容に応じた表示を行い(S9)、表示要求が消滅すると(S10でY)表示部5aの表示を通常の表示状態に戻して(S11)、前記S1に戻るものである。
【0037】
また、表示要求がエラーの表示要求であった場合は(S2でY)、表示部5aの表示状態およびエラー表示要求のあった時間帯に関係なく、表示可否判断手段33は表示制御手段32に対し表示部5aにエラーの表示を行わせ(S12)、異常箇所が点検修理等されてエラーが解除されると(S13)前記S1へ戻るものである。
【0038】
このように、機器の異常を知らせるエラー表示要求が出された場合は、表示部5aの点灯消灯の状態および要求のあった時刻に全く関係なくエラー表示を行うようにしているので、表示部5aの消灯による省エネルギー化を図ると同時に安全性を確保して、使用者がエラー発生に気が付かずに使用してしまう危険性をなくすことができるものである。
【0039】
以上説明してきたように、機器の状態が変化して表示要求が発生した時に、表示部5aの点灯消灯状態と時計カウンタからの時刻とから前記表示部に表示させるか否かを判断する表示可否判断手段33を設けたので、点灯消灯の状態と表示要求のあった時の時間帯に応じて適切な表示を行うことができ、使用者の使い勝手を損なうことなく無駄な表示を行わないようにすることができ、省エネルギー化を図ることができるものである。
【0040】
なお、本発明はこの一実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を変更しない範囲で様々な変形が可能なものである。この一実施形態では住宅設備機器としてヒートポンプ式給湯機を例に挙げたが、これに限られず、例えば電気温水器や24時間風呂装置、寒冷地等で用いられる暖房ボイラ等の24時間常に通電されて制御されるリモコン装置を備えた住宅設備機器であれば良いものである。
【0041】
また、この一実施形態では時計カウンタ30、表示制御手段32、表示可否判断手段33を本体制御部29内に設けているが、これらをリモコン装置5内に設けても本体制御部29とリモコン装置5の通信の手順が増えるだけで全く同じ作動をさせることができるため、これらの手段を設ける部位は本体制御部29に限定されるものではない。
【0042】
また、この一実施形態のように、表示スイッチ5eの操作のみで表示部5aの消灯を行われるのでなく、例えば、給湯流量センサ15が所定流量以上を検知しない状態が所定時間経過したら表示部5aを消灯したり、操作部5fが一定時間以上操作されなかったら表示部5aを消灯するようにしても良い。
【0043】
また、この一実施形態ではリモコン装置5の表示部5aは、ドットマトリクス方式の蛍光表示管としていて、表示部5aの消灯によって全消灯するようになっているが、これに限らず、バックライト付の液晶表示として、消灯によりバックライトのみを消灯するようにしても良く、また、バックライトと液晶表示自体を一緒に消灯するようにしても良いもので、要は表示部5aの消灯により消費電力を少しでも低減することができればよいもので、消灯状態において一部のLED素子等を点灯させておくことを妨げるものではない。
【0044】
また、この実施形態では表示要求があっても表示消灯状態では表示を行わない特定の時間帯は予め深夜時間帯に定められているが、操作部5fのスイッチの特定の組合せ操作によりこの特定の時間帯を変更できるようにしても良いものである。例えば、表示スイッチ5eを押圧しながら給湯温度設定スイッチ5bを操作することによって任意の時間帯に変更することができるようにすれば、新たに専用の操作スイッチを設けることなく既存の操作スイッチのみで特定の時間帯を変更することができてコストアップを防げると共に、使用者の様々な生活パターンに合致した表示制御を行うことができて使い勝手が向上するものである。
【0045】
【発明の効果】
以上のように本発明の請求項1によれば、表示部の点灯消灯の状態と表示要求があった時の時間帯に応じて適切な表示を行うことができ、使用者の使い勝手を損なうことなく無駄な表示を行わないようにすることができ、省エネルギー化を図ることができる。
【0046】
また、請求項2によれば、表示の不要な特定の時間帯には表示要求があっても表示しないので、不必要な表示が行われず、省エネルギー化を図ることができる。
【0047】
また、請求項3によれば、使用者が表示を必要としている可能性のある表示部が点灯状態にある場合には、時間帯に関係なく表示要求があると要求された内容を表示し、表示要求の消滅で通常の表示状態に戻し、また、表示が消灯状態にあっても特定の時間帯以外では表示要求があると要求内容を表示するので、必要な表示が確実に行われると共に、表示要求の消滅によって自動的に表示部を消灯状態に戻すので無駄な電力消費を抑えることができ、さらに、使用者が表示を必要としていない表示部が消灯状態にある場合には、深夜等の特定の時間帯には表示要求があってもその旨表示しないので、使い勝手を損なうことなく不必要な表示を行わないようにでき、無駄な電力消費を抑えて省エネルギー化を図ることができる。
【0048】
また、請求項4によれば、機器にエラーが発生した場合は、表示部の点灯消灯状態および要求時の時間帯に関係なく、必ずリモコン装置の表示部に表示するようにしたので、使用者がエラー発生に気が付かずに使用してしまう危険性がなくなる。
【0049】
また、請求項5によれば、特定の時間帯を容易に変更可能としたので、使用者の生活パターンの実体に合致した表示制御を行うことができて使い勝手が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の概略構成図。
【図2】同一実施形態の作動を示すフローチャート。
【符号の説明】
5 リモコン装置
5a 表示部
5f 操作部
30 時計カウンタ
31 作動制御手段
32 表示制御手段
33 表示可否判断手段

Claims (5)

  1. 操作部と表示部とを有したリモコン装置と、前記リモコン装置の表示部の表示内容および表示部を点灯状態、消灯状態に制御する表示制御手段と、時刻をカウントする時計カウンタと、機器の作動を制御すると共に作動状態を監視して表示制御手段に必要な表示を行わせるよう表示要求を出す作動制御手段とを備えた住宅設備機器において、前記作動制御手段が機器の作動状態の変化によって前記表示部に必要な表示を行わせようとする時に、前記表示制御手段からの前記表示部の点灯状態、消灯状態と、前記時計カウンタからの特定の時間帯か、特定の時間帯以外の時刻とから前記表示部に必要な表示を行わせるか否かを判断する表示可否判断手段を設けたことを特徴とするリモコン装置を備えた住宅設備機器。
  2. 前記表示可否判断手段は、前記表示部が消灯状態で、かつ、特定の時間帯に表示要求がある場合は、前記表示部の消灯状態を継続させるようにしたことを特徴とする請求項1記載のリモコン装置を備えた住宅設備機器。
  3. 前記表示可否判断手段は、前記表示部が点灯状態にある場合に表示要求があると、前記時計カウンタのカウントする時刻に関わらず前記表示部に必要な表示を行い、表示要求の消滅に伴い前記表示部を通常の表示状態に戻すようにし、また、前記表示部が消灯状態にある場合で、かつ、特定の時間帯以外に表示要求があると、前記表示部を点灯状態として必要な表示を行うと共に、表示要求の消滅に伴い前記表示部を消灯状態に戻すようにし、さらに、前記表示部が消灯状態で、かつ、特定の時間帯に表示要求がある場合は、前記表示部の消灯状態を継続させるようにしたことを特徴とする請求項1記載のリモコン装置を備えた住宅設備機器。
  4. 前記作動制御手段は機器の状態変化より異常を検知するとエラーの表示要求を出すと共に、前記表示可否判断手段はエラーの表示要求があると、前記表示部の点灯消灯の状態と前記時計カウンタからの時刻に関係なくエラーを表示させるようにしたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のリモコン装置を備えた住宅設備機器。
  5. 前記特定の時間帯を前記リモコン装置の操作部によって変更可能としたことを特徴とする請求項2〜4のいずれかに記載のリモコン装置を備えた住宅設備機器。
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