JP5063518B2 - 空気調和機 - Google Patents

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Description

本発明は、天井に埋設されあるいは天井から吊り下げられて昇降可能な吸込みグリルを有する空気調和機に関する。
従来の空気調和機においては、「熱交換器、送風機を有したユニット本体を天井内に埋設、若しくは天井から吊下げ、前記ユニット本体の下部に吸い込みグリルを有した化粧パネルを備えた天井埋込型空気調和機において、昇降自在とされた吸い込みグリルと、ユニット本体に接続されたリモコンと、リモコンに吸い込みグリルが昇降中であることを表示する手段とを備えた」ものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許第2880491号公報(第2頁、図1、図2)
従来の空気調和機では、吸込みグリルが昇降動作を行っている間は、その動作情報が常にリモコンに表示され続けている。このため、昇降動作中のリモコン表示に要する電力消費量が嵩むという問題があった。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、吸込みグリルの昇降動作に関する情報をリモコンに表示しながらも、リモコン表示に要する電力消費量を節減することのできる空気調和機を提供するものである。
本発明に係る空気調和機は、
天井に埋設されあるいは天井から吊り下げられて昇降可能な吸込みグリルと、
前記吸込みグリルの昇降動作を設定する操作部及び昇降動作に関する情報を表示する動作表示部を備えたリモコンとを有し、
前記リモコンは、その操作部に対して昇降動作の設定が行われた際に前記吸込みグリルの昇降動作に関する情報を前記動作表示部に表示し、
前記吸込みグリルが昇降動作を開始した後は前記動作表示部の表示を消灯し、
前記吸込みグリルの昇降動作が完了したときに、昇降動作が完了したことを表す情報を前記動作表示部に所定時間表示する
ことを特徴とするものである。
本発明に係る空気調和機によれば、吸込みグリルが昇降動作を開始した後は動作表示部の表示を消灯するようにしたので、リモコン表示に要する電力消費量を節減することができる。
実施の形態1.
図1は本発明の実施の形態1に係る天井埋込型空気調和機の室内機の斜視図であり、吸込みグリルが下降した状態を示す。図2はリモコンの構成を示す正面模式図、図3は室内機の機能的な構成を示すブロック図である。
図1において、空気調和機の室内機1は、外形がほぼ箱状の筐体であり、内部には図示しない熱交換器、ドレンパン、送風機、ファン、ファンモータ等が配置されている。室内機1の下側には、後述の吸込みグリル6を昇降させるための昇降キット2が取り付けられている。そして、室内機1の下方の開口部を覆うようにして、化粧パネル3が天井に埋設されている。化粧パネル3の中央部には、吸込みグリル6がワイヤ5によって吊されている。ワイヤ5は、昇降キット2に繋がれており、昇降キット2内部に設けられた図示しないモータの動作によって上げ下げされる。これにより、吸込みグリル6は昇降動作を行うことができる。また、吸込みグリル6の上部には、フィルター4が設けられている。フィルター4は、吸込みグリル6に着脱自在に装着されており、ユーザは吸込みグリル6を下降させてフィルター4の着脱を行うことができる。
また、室内機1にはリモコン線8を介してリモコン7が接続されている。リモコン7は、壁等に配設されており、空気調和機の運転や吸込みグリル6の昇降動作などに関する操作を行うためのものである。なお、有線のリモコン線8を設けず、無線によってリモコン7と室内機1とを接続することとしてもよい。
図3により本実施の形態1に係る機能構成について説明する。室内機制御部110は、室内機1に内蔵されており、例えばマイクロプロセッサ等により構成されている。室内機制御部110は、昇降制御部201及びリモコン制御部701と電気的に接続され、昇降制御部201やリモコン制御部701からの信号を受信して、各種運転動作に関する制御を行う。
昇降制御部201は、昇降キット2のモータ203を駆動制御するモータドライバ202と接続され、吸込みグリル6の昇降動作の制御を行う。リモコン制御部701は、リモコン7の操作部10及び表示部9に接続されており、操作部10からの操作信号に基づいて室内機制御部110に信号を送信するとともに、表示部9に対する表示指示を行う。
図2より本実施の形態1に係るリモコン7について説明する。リモコン7は、押下により信号を送信して空気調和機の運転等の機能を実行させるための操作部10と、空気調和機の動作状態などを表示する表示部9とを備えている。表示部9は、フルドット液晶画面で構成されており、空気調和機の運転モード、風速、設定温度などの動作情報や、ユーザに対するメッセージなどを表示する。表示内容は動作状態によって随時切り替わる。操作部10は、運転/停止ボタン101、メニューボタン102、戻るボタン103、決定ボタン104、及びファンクションボタン10a、10b、10c、10d(以下、F1ボタン、F2ボタン、F3ボタン、F4ボタンと称する場合がある)により構成されている。ファンクションボタン10a〜10dには、実行する機能や動作に合わせて、必要な機能が適宜割り当てられる。
図4によりリモコン7の基本的な動作及び表示について説明する。なお、図4(a)、図4(b)、図4(c)は、リモコン7の表示が切り替わる様子を示している。
図4(a)は、室内機1が通常の冷房運転を行っているときの状態を示している。表示部9は、上部左から順に、風速モード「自動」、設定温度「28℃」、運転モード「冷房」という冷房運転に関する情報を表示している。また、これらの下部に表示された白抜き文字の領域(「風速」、「−」、「+」、「モード」)は、F1〜F4ボタンに割り当てられた機能を表示している。例えば、F1ボタンの真上には「風速」と表示しているが、これは、F1ボタンが風速切り替えの機能を有することを示している。したがって、F1ボタンを押すと、風速を例えば自動→弱→中→強→自動といったように切り替えることができる。
図4(b)は、図4(a)の状態においてメニューボタン102を押下し、表示部9にメニュー選択画面を表示した状態を示す。メニュー選択画面には、空気調和機の運転動作や各種設定を行うための機能がメニューとして一覧表示されている。一覧表示されたメニューのうち1つの項目が選択された状態となっており、選択されている位置は白抜き文字で表示されている(図4(b)の表示部9の最上行)。
図4(b)においては、F1ボタン、F2ボタンはそれぞれ選択する項目を上下に移動させる機能を有しており、F1ボタンを押下すると下の項目を選択し、F2ボタンを押下すると上の項目を選択する。F1ボタン、F2ボタンで任意のメニュー項目を選択し、決定ボタン104を押下すると、選択されているメニューの機能が実行される。例えば、図4(b)に示す「吸込みグリル自動昇降」メニューを選択した状態で決定ボタン104を押下すると、図4(c)に示すように表示部9の表示が切り替わり、吸込みグリル自動昇降に関する設定及び操作が可能となる。
ここで、液晶画面の表示量と、その電力消費量とは比例関係にある。即ち、表示部9(液晶画面)での表示量が多いほど、リモコン7で消費される電力が増加する。したがって、電力節減の観点からすれば、表示部9への表示は必要最小限に止めることが望ましい。
しかし、徒に表示内容を減少または縮小させると、電力消費量は節減できるものの、ユーザに十分な情報の通知が行えない上に視認性の低下も懸念される。そうなると、空気調和機に関する安全性を十分に確保することができないおそれがある。特に、吸込みグリル6を昇降させる場合、近傍にいる人が頭を衝突させてしまうなどの不都合が生じうるため、吸込みグリル6の昇降動作に関する情報を十分にユーザに伝えることが必要となる。
図5は、本実施の形態1に係るリモコン7の構成を示す正面模式図である。図5(a)〜図5(c)は、吸込みグリル6が昇降動作を行うときの表示部9の状態を示しており、以下、順に説明する。
図5(a)は、吸込みグリル6の自動昇降を行う場合のリモコン7の初期状態を示している。図5(a)は、表示部9には「吸込みグリル自動昇降」という文字が表示されている。ここで、F1ボタンは吸込みグリル6の下降、F2ボタンは吸込みグリル6の上昇の設定を行う機能を有している。
そして、吸込みグリル6が上昇位置にある状態において、F1ボタンを押下すると、吸込みグリル6の下降動作が開始する。
次に、図6により吸込みグリル6の昇降動作の動作フローについて説明する。
操作部10のF1ボタンが押下されると(S51)、リモコン制御部701によりリモコン信号が送信される(S52)。このリモコン信号は、リモコン線8を介して室内機制御部110に伝達される。室内機制御部110は、受信したリモコン信号に基づいて、昇降制御部201に対して吸込みグリル6の昇降動作指示を行う(S53)。昇降制御部201は、受信した信号に基づいて、吸込みグリル6を昇降駆動するモータ203の回転方向や運転状態を制御するモータドライバ202に対し、昇降動作の制御信号を送信する(S54)。この信号に基づいてモータドライバ202はモータ203を駆動させる(S55、S56)。モータ203が駆動することにより、ワイヤ5が緩み、吸込みグリル6の下降動作が開始する。
また、操作部10のF1ボタンが押下されると(S51)、リモコン制御部701は表示部9に対して表示指示を行う(S57)。この表示指示を受けると、表示部9は、動作表示部9aに昇降動作に関する情報を表示する(S58)。動作表示部9aの表示は、図5(b)に示すように例えば「今から吸込みグリルが下降します。」などの文字で表示することができる。そして、モータ203が駆動を開始すると(S56)、この駆動開始情報が所定の手順によりリモコン制御部701に伝達され(S59)、リモコン制御部701は表示部9に対して表示停止指示を行う(S60)。表示部9は、リモコン制御部701からの表示停止指示に基づいて動作表示部9aの表示を消灯し、図5(c)に示す状態となる。
すなわち、リモコン7の表示部9は、操作部10によって昇降動作が指示されてから実際に吸込みグリル6が昇降動作を開始するまでの間、動作表示部9aにより昇降動作に関する情報の表示を行う。
図6に示したように、F1ボタンを押下して吸込みグリル6の下降が指示されてから実際に吸込みグリル6の下降動作が開始するまでの間には、図6のステップS51〜S56で示したような信号処理の時間が必要であり、また、ワイヤ5の遊びにより吸込みグリル6が下降を開始するまで更にある程度の時間を要する。
本実施の形態1では、吸込みグリル6の下降が指示されてから実際に昇降動作を開始するまでの間に動作表示部9aにより昇降動作に関する情報を表示し、実際に昇降動作を開始した後は動作表示部9aの表示を消灯するようにした。このため、昇降動作を開始する際においては、ユーザにその旨を報知することができ、ユーザは吸込みグリル6の昇降動作を認識することができる。したがって、吸込みグリル6が上昇あるいは下降するときにユーザに衝突してしまうと行った事態を、ユーザは能動的に回避することができる。
また、実際に吸込みグリル6が昇降動作を開始した後は、動作表示部9aの表示を消灯するようにしたので、電力消費を節減することができる。このように本実施の形態1によれば、吸込みグリル6の昇降動作に関する必要な情報を伝達しつつ、リモコン7への表示にかかる電力消費を節減することができる。
なお、前述の図5では、吸込みグリル6を下降させる場合の例を表しているが、吸込みグリル6を上昇させる場合においても、同様の表示を行うことができる。例えば、図5(a)において、F2ボタンを押下すると、吸込みグリル6の上昇動作が開始され、表示部9は「今から吸込みグリルが上昇します。」などの表示を動作表示部9aにて行う。そして、実際の吸込みグリル6が上昇動作を開始すると、動作表示部9aの表示を消灯する。
また、本実施の形態1では、リモコン7の表示部9ではフルドット液晶に文字表示を行う場合の例について説明したが、同等の内容をアイコンを用いて表示することとしてもよい。
図12は、リモコン7の他の例であり、前述の表示部9の代わりにアイコンで情報を表示する表示部13を備えている。また、リモコン7を操作するための操作部として、操作部15を備えている。操作部15は、室内機1の運転/停止を指示するボタンや、吸込みグリル6の上昇/下降を指示する上昇ボタン15a、下降ボタン15bなどを備えている。
図12(a)は、室内機1が運転を停止している状態を示しており、表示部13の画面右上には、停止状態を示す黒い矩形が表示されている。この状態において、例えば、吸込みグリル6の下降ボタン15bが押下されると、図12(b)に示すように、表示部13に逆三角形マーク14が表示される。ここで逆三角形マーク14は、吸込みグリル6の下降動作のシンボル表示である。そして、上述の通り、下降ボタン15bが押下されてから実際に吸込みグリル6が下降動作を開始するまでの間のみ逆三角形マーク14を表示し、下降動作を開始した後は逆三角形マーク14を消灯する(図12(c))。このように、アイコンで情報を表示する表示部13を備えた場合であっても、同等の表示を実現することができる。
実施の形態2.
前述の実施の形態1では、吸込みグリル6の昇降動作が指示されてから実際に昇降動作を開始するまでの間に動作表示部9aにより昇降動作に関する情報を表示し、それ以降、つまり吸込みグリル6が昇降動作を開始した後は表示を消灯するようにしていた。本実施の形態2では、吸込みグリル6の昇降動作が完了したときに、動作が完了したことを表す情報を所定時間リモコン7に表示する場合の例について説明する。なお、前述の実施の形態1と同一の構成要素については同一の符号を付している。
図7は、本実施の形態2に係るリモコン7の正面模式図である。
図7(a)は、吸込みグリル6が下降動作を行っている最中の表示であり、表示部9には「吸込みグリル自動昇降」とのみ表示されている。
ここで、吸込みグリル6の下降動作が完了すると、図7(b)に示すように、表示部9は動作表示部9bに昇降動作が完了した旨の表示を行う。動作表示部9bの表示は、例えば「吸込みグリルの下降が完了しました。」などの文字で表示することができる。また、文字の代わりにアイコンや画像等を用いて表示を行ってもよい。この表示を行うことにより、ユーザは吸込みグリル6の動作状態を正しく認識することができる。
そして、動作表示部9bの表示を行ってから所定時間が経過すると、図7(c)に示すように、動作表示部9bの表示を消灯する。所定時間としては、ユーザが動作表示部9bの内容を認識するのに必要十分な時間を適宜定める。
なお、図7においては、吸込みグリル6が下降動作を行う場合の例について説明しているが、上昇動作を行う場合においても同様の表示を行うことができる。この場合、吸込みグリル6の上昇動作が完了したときには例えば「吸込みグリルの上昇が完了しました。」や、「吸込みグリルのセットが完了しました。」など、ユーザに吸込みグリル6の状態を知らせるのに適切な表示を動作表示部9bにて行う。そして、所定時間経過後は、この表示を消灯する。
以上のように、本実施の形態2によれば、吸込みグリル6の昇降動作が完了したときに、昇降動作が完了したことを示す情報を動作表示部9bにて所定時間だけ表示し、その後は該表示を消灯するようにした。このため、吸込みグリル6の昇降動作が完了したか否かをユーザに適切に報知できるとともに、その報知に要する電力消費を節減することができる。
なお、本実施の形態2で説明した動作表示部9bは、前述の実施の形態1と組み合わせて適用することが可能であり、同様の効果を得ることができる。
実施の形態3.
前述の実施の形態2では、吸込みグリル6の昇降動作が完了した際に、昇降動作が完了したことを示す情報を、動作表示部9bに所定時間表示していた。ところで、吸込みグリル6の昇降動作においては、昇降動作の操作を行ってから昇降動作を完了するまでの間にユーザが途中で昇降動作を停止させる場合がある。本実施の形態3では、昇降動作を途中で停止させた場合に、所定時間リモコン7に昇降動作に関する表示を行う場合の例について説明する。なお、前述の実施の形態1〜2と同一の構成要素については同一の符号を付している。
図8は、本実施の形態3に係るリモコン7の正面模式図である。
図8(a)は、吸込みグリル6が下降動作を行っている最中の表示であり、表示部9には「吸込みグリル自動昇降」とのみ表示されている。
ここで、吸込みグリル6の上昇ボタンとして機能するF2ボタンが押下されると、吸込みグリル6は下降動作を停止する。このとき、図8(b)に示すように、表示部9は動作表示部9cに昇降動作を停止した旨の表示を行う。動作表示部9cの表示は、例えば「吸込みグリルの下降が停止しました。」などの文字で表示することができる。また、文字の代わりにアイコンや画像等を用いて表示を行ってもよい。この表示を行うことにより、ユーザは吸込みグリル6の動作状態を正しく認識することができる。
そして、動作表示部9cの表示を行ってから所定時間が経過すると、図8(c)に示すように、動作表示部9cの表示を消灯する。所定時間としては、ユーザが動作表示部9cの内容を認識するのに必要十分な時間を適宜定める。
なお、図8においては、吸込みグリル6の下降動作が途中で停止された場合の例について説明しているが、上昇動作を行う場合においても同様の表示を行うことができる。この場合、吸込みグリル6の上昇動作が停止されたときに、例えば「吸込みグリルの上昇が停止しました。」など、ユーザに吸込みグリル6の状態を知らせるのに適切な表示を動作表示部9cにて行う。そして、所定時間経過後は、この表示を消灯する。
以上のように、本実施の形態3によれば、吸込みグリルの昇降動作が途中で停止されたときに、昇降動作が停止したことを示す情報を動作表示部9cにて所定時間だけ表示し、その後は該表示を消灯するようにした。このため、吸込みグリル6の昇降停止状態をユーザに適切に報知できるとともに、その報知に要する電力消費を節減することができる。
なお、本実施の形態3で説明した動作表示部9cは、前述の実施の形態1、2と組み合わせて適用することが可能であり、同様の効果を得ることができる。
実施の形態4.
前述の実施の形態3では、吸込みグリル6の昇降動作が途中で停止された場合に、吸込みグリル6の停止状態を示す情報を所定時間だけ動作表示部9cにより表示していた。実施の形態3で示したように吸込みグリル6の昇降動作が途中で停止された状態においては、ユーザによって再び昇降動作が開始される場合がある。本実施の形態4では、昇降動作を途中で停止させた後、再開した場合におけるリモコン7の昇降動作表示について説明する。なお、前述の実施の形態1〜3と同一の構成要素については同一の符号を付している。
図9は、本実施の形態4に係るリモコン7の正面模式図である。
図9(a)は、吸込みグリル6が下降動作を途中で停止している場合の表示であり、表示部9には「吸込みグリル自動昇降」とのみ表示されている。
ここで、吸込みグリル6の下降ボタンとして機能するF1ボタンが押下されると、吸込みグリル6は下降動作を再開する。そして、図9(b)に示すように、表示部9に動作表示部9dに昇降動作を示す情報を表示する。動作表示部9dの表示は、例えば「今から吸込みグリルが下降します。」などの文字で表示することができる。また、文字の代わりにアイコンや画像等を用いて表示を行ってもよい。この表示を行うことにより、ユーザは吸込みグリル6の動作状態を正しく認識することができる。
そして、吸込みグリル6が実際に下降動作を開始すると、図9(c)に示すように、動作表示部9dの表示を消灯する。そして、吸込みグリル6が下降移動している最中は昇降動作情報は表示されない。
なお、図9においては、吸込みグリル6が下降動作を行う場合の例について説明しているが、上昇動作を行う場合においても同様の機能を実現することができる。この場合、吸込みグリル6の上昇動作の再開が指示されたときに、例えば「今から吸込みグリルが上昇します。」など、ユーザに吸込みグリル6の状態を知らせるのに適切な表示を行う。そして、実際に吸込みグリル6が昇降動作を開始すると、動作表示部9dの表示を消灯する。
なお、本実施の形態4で説明した動作表示部9dは、前述の実施の形態1〜3と組み合わせて適用することが可能であり、同様の効果を得ることができる。
以上のように、本実施の形態4によれば、吸込みグリル6の昇降動作が途中で停止された状態でユーザによって再び昇降動作が開始される場合において、吸込みグリル6の昇降動作の再開を行うための操作が行われてから吸込みグリル6の昇降動作が開始するまでの間は吸込みグリル6の昇降動作に関する情報を動作表示部9dに表示し、その後は該表示を消灯するようにした。このため、吸込みグリル6の昇降動作状態をユーザに適切に報知できるとともに、その報知に要する電力消費を節減することができる。
実施の形態5.
前述の実施の形態1〜4においては、吸込みグリル6の昇降動作に関する情報を、所定時間のみリモコン7に表示し、その後は表示を消灯していた。ところで、吸込みグリル6が昇降動作を行う場合において、近傍に人がいると、吸込みグリル6が頭に衝突してしまうなどの不都合が生じうる。本実施の形態5では、このような不都合を回避するために、ユーザに注意を喚起するための注意喚起表示部を設ける場合の例について説明する。なお、前述の実施の形態1〜4と同一の構成要素については同一の符号を付している。
図10は、本実施の形態5に係るリモコン7の正面模式図である。図10は、吸込みグリル6を下降させる場合において、下降させるためにF1ボタンを押下してから吸込みグリル6が実際に下降動作を開始するまでの状態を示している。
リモコン7の表示部9には、吸込みグリル6の昇降動作に関する情報を表示する動作表示部9aと、吸込みグリル6の昇降動作に伴う注意を促すための注意喚起表示部9eが設けられている。注意喚起表示部9eは、例えば「ご注意ください。」などのユーザに注意を促す情報を表示している。そして、実際に吸込みグリル6が昇降動作を開始すると、動作表示部9a及び注意喚起表示部9eの表示を消灯する。
以上のように、本実施の形態5によれば、吸込みグリル6の動作表示部9aとともに注意喚起を呼びかけるための注意喚起表示部9eを設けて表示するようにしたので、吸込みグリル6の昇降動作の状態や昇降方向をユーザに報知できるとともに、吸込みグリル6の昇降動作に関する安全性を確保することができる。そして、実際に吸込みグリル6が昇降動作を開始すると、動作表示部9a及び注意喚起表示部9eの表示を消灯するようにしたので、表示に要する電力消費を節減することができる。
なお、本実施の形態5で説明した注意喚起表示部9eは、前述の実施の形態1〜4のいずれとも組み合わせて適用することが可能であり、同様の効果を得ることができる。
実施の形態6.
前述の実施の形態1〜4においては、吸込みグリル6の昇降動作に関する情報を、所定時間のみリモコン7に表示し、その後は表示を消灯していた。本実施の形態6においては、吸込みグリル6の昇降動作が完了するまでの時間を表示する場合の例について説明する。なお、前述の実施の形態1〜5と同一の構成要素については同一の符号を付している。
図11は、本実施の形態6に係るリモコン7の正面模式図である。図1は、吸込みグリル6を下降させる場合において、下降させるためにF1ボタンを押下してから吸込みグリル6が実際に下降動作を開始するまでの状態を示している。

リモコン7の表示部9には、動作表示部9aと、注意喚起表示部9e、及び吸込みグリル6が昇降動作を完了するまでの時間を表示する時間表示部9fが設けられている。時間表示部9fは、例えば「約○○秒後に下降が完了します。」などの昇降動作が完了するまでの時間情報を表示している。時間表示部9fの表示は、例えば1秒おきなど任意のタイミングで更新され、ユーザが適切に時間を把握できるようにする。そして、実際に吸込みグリル6が昇降動作を開始すると、動作表示部9a及び時間表示部9fの表示を消灯する。
なお、図11では、「ご注意ください。」など注意喚起表示部9eも併せて設けており、このようにすることで、吸込みグリル6の昇降動作の安全性を確保することができる。
以上のように、本実施の形態6によれば、吸込みグリル6の動作表示部9aとともに昇降動作が完了するまでの時間を表示する時間表示部9fを設けたので、吸込みグリル6の昇降動作の状態や昇降方向をユーザに報知できるとともに、吸込みグリル6の昇降動作に要する時間をユーザに通知することができる。このため、吸込みグリル6の昇降動作を行う際の使い勝手を向上させることができる。そして、実際に吸込みグリル6が昇降動作を開始すると、動作表示部9a及び時間表示部9fの表示を消灯するようにしたので、表示に要する電力消費を節減することができる。
なお、本実施の形態6で説明した時間表示部9fは、前述の実施の形態1〜5のいずれとも組み合わせて適用することが可能であり、同様の効果を得ることができる。
本発明の実施の形態1に係る天井埋込型空気調和機の室内機の斜視図であり、吸込みグリルが下降した状態を示す。 本発明の実施の形態1に係るリモコンの正面模式図である。 本発明の実施の形態1に係る室内機の機能的な構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1〜6に係るリモコンの正面模式図である。 本発明の実施の形態1における、吸込みグリルが昇降動作する際のリモコンの正面模式図である。 本発明の実施の形態1に係る吸込みグリルの昇降動作フローである。 本発明の実施の形態2における、吸込みグリルが昇降動作を完了した時のリモコンの正面模式図である。 本発明の実施の形態3における、吸込みグリルが昇降動作を停止した時のリモコンの正面模式図である。 本発明の実施の形態4における、吸込みグリルが昇降動作する際のリモコンの正面模式図である。 本発明の実施の形態5における、注意喚起表示部を設けた場合のリモコンの正面模式図である。 本発明の実施の形態6における、時間表示部を設けた場合のリモコンの正面模式図である。 本発明の実施の形態1における、吸込みグリルが昇降動作する際の他のリモコンの正面模式図である。
符号の説明
1 室内機、2 昇降キット、3 化粧パネル、4 フィルター、5 ワイヤ、6 吸込みグリル、7 リモコン、8 リモコン線、9 表示部、9a 動作表示部、9b 動作表示部、9c 動作表示部、9d 動作表示部、9e 注意喚起表示部、9f 時間表示部、10 操作部、13 表示部、14 逆三角形マーク、15 操作部、101 運転/停止ボタン、102 メニューボタン、103 戻るボタン、104 決定ボタン、110 室内機制御部、201 昇降制御部、202 モータドライバ、203 モータ、701 リモコン制御部。

Claims (5)

  1. 天井に埋設されあるいは天井から吊り下げられて昇降可能な吸込みグリルと、
    前記吸込みグリルの昇降動作を設定する操作部及び昇降動作に関する情報を表示する動作表示部を備えたリモコンとを有し、
    前記リモコンは、その操作部に対して昇降動作の設定が行われた際に前記吸込みグリルの昇降動作に関する情報を前記動作表示部に表示し、
    前記吸込みグリルが昇降動作を開始した後は前記動作表示部の表示を消灯し、
    前記吸込みグリルの昇降動作が完了したときに、昇降動作が完了したことを表す情報を前記動作表示部に所定時間表示する
    ことを特徴とする空気調和機。
  2. 前記吸込みグリルの昇降動作中において、
    前記リモコンは、
    前記操作部に前記吸込みグリルの昇降動作を停止する設定が行われた場合、吸込みグリルの昇降動作が停止したことを表す情報を前記リモコンの動作表示部に所定時間表示する
    ことを特徴とする請求項1記載の空気調和機。
  3. 前記吸込みグリルの昇降動作が中途停止している状態において、
    前記リモコンは、
    前記操作部に前記吸込みグリルの昇降動作を開始する設定が行われた場合、吸込みグリルの昇降動作に関する情報を前記動作表示部に所定時間表示する
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の空気調和機。
  4. 前記リモコンは、
    前記吸込みグリルの昇降動作に対して注意を促すための情報を表示する注意喚起表示部を備えた
    ことを特徴とする請求項1〜請求項のいずれかに記載の空気調和機。
  5. 前記リモコンは、
    前記吸込みグリルの昇降動作が完了するまでの時間を表示する時間表示部を備えた
    ことを特徴とする請求項1〜請求項のいずれかに記載の空気調和機。
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