JP4179239B2 - 液晶表示装置 - Google Patents

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本発明は、液晶プロジェクタ装置にて用いられる液晶表示装置に関する。
近年、光源から出射された光を、液晶表示装置を用いて選択的に透過させ、その透過光をスクリーン上に投写することで、大画面の画像表示を実現する、いわゆる液晶プロジェクタ装置が利用されつつあるが、このような液晶プロジェクタ装置に用いられる液晶表示装置は、その駆動回路を内蔵したものが一般的である。斯かる液晶表示装置では、薄膜トランジスタ(Thin Film Transistor;以下「TFT」と略す)として、アモルファスシリコン膜ではなく、より電子移動度の高いポリシリコン膜を用いたものが多く、高温ポリシリコンの移動度が高いためである。
ところが、液晶プロジェクタ装置用途の液晶表示装置に対しては、より一層の高精細化、高開口化、低コスト化等の要求が高まりつつある。このことから、液晶プロジェクタ装置用途の液晶表示装置においても、液晶プロジェクタ装置用途以外の液晶表示装置と同様に、駆動回路を内蔵するのではなく、外付けとすることが提案されている(例えば、特許文献1参照)。すなわち、有効画素を構成する液晶表示パネル部分とは別に、その液晶表示パネルを駆動するための駆動用ICを設けることで、その液晶表示パネルにおける有効画素エリアの増大化や同一基板から取得できる液晶表示パネル部分の数を増加等を可能とし、これにより高精細化、高開口化、低コスト化等の要求への対応を実現するのである。
特開2003−332585号公報
しかしながら、液晶表示装置を液晶プロジェクタ装置にて用いる場合には、その液晶表示装置の液晶表示パネル部分に対して、例えば白色光換算で約4000万ルクス程度の強い光が入射する。このような強い光の入射は、その液晶表示パネル部分の周辺の温度上昇、特に駆動用ICの温度上昇を招く要因となり得る。また、駆動用IC自体も、その動作(通電)に伴って発熱することが考えられる。このような駆動用ICにおける温度上昇は、駆動の誤動作、当該誤動作や温度上昇に起因する表示画像の画質劣化、液晶表示装置自体の信頼性低下等を招くおそれがある。
そこで、本発明は、高精細化、高開口化、低コスト化等の要求に応えるべく、液晶表示パネル部分とは別にその駆動回路として機能する駆動用ICを設けた場合であっても、その駆動用ICの温度上昇に起因する誤動作、画質劣化、信頼性低下等を防止することのできる液晶表示装置を提供することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するために案出された液晶表示装置である。すなわち、拡大投影画像を表示する液晶プロジェクタ装置にて用いられ、当該液晶プロジェクタ装置が有する光源からの照射光に対する光変調を行うための液晶表示装置であって、TFT基板と対向基板との間に液晶を挟持してなる液晶表示パネルと、前記液晶表示パネルを支持する枠体である支持部材と、前記液晶表示パネルと電気的に接続されたフレキシブルなフィルム基板と、前記液晶表示パネルを駆動するための駆動用ICとを備え、前記駆動用ICは、前記フィルム基板上に配設されているとともに、その配設箇所が前記支持部材の外縁よりもさらに外方に位置しており、さらに、前記駆動用ICに付設されたヒートシンクを備えることを特徴とするものである。
上記構成の液晶表示装置では、支持部材に支持される液晶表示パネルがその液晶表示パネルとは別体にフィルム基板上に配設された駆動用ICによって駆動され、その駆動により液晶表示パネルが液晶プロジェクタ装置が有する光源からの照射光を選択的に透過させてその照射光に対する光変調を行う。ただし、駆動用ICは、その配設箇所が支持部材の外縁よりもさらに外方に位置している。つまり、駆動用ICは、支持部材の外側に露出するように配されている。したがって、その駆動用ICについては、支持部材に覆われてしまうことがないので、その駆動用ICで生じた熱を支持部材の外方、すなわち液晶表示装置の外方へ容易に放出し得るようになる。しかも、例えば冷却風の通り道に駆動用ICを配するといったように、その駆動用ICに対する冷却を行うことも可能となるので、その駆動用ICの温度上昇の抑制が非常に容易となる。その上、ヒートシンクを付設することで、駆動用ICからの放熱を非常に効率よく行えるようになる。
以上のように、本発明に係る液晶表示装置では、駆動用ICの放熱を容易化してその駆動用ICにおける温度上昇を抑制し得るようになるので、高精細化、高開口化、低コスト化等の要求に応えるべく、液晶表示パネルとは別に駆動用ICを設けた場合であっても、温度上昇に起因する駆動回路としての機能の誤動作を招いてしまうことがない。また、その誤動作による液晶表示パネルでの不適切な光変調、すなわち表示画像の画質劣化を招いてしまうことがなく、さらには駆動用ICから液晶表示パネルへの伝熱による表示画像の画質劣化も抑制し得るようになる。これらのことから、本発明に係る液晶表示装置では、液晶表示パネルの駆動回路として機能する駆動用ICの信頼性向上を図ることができるとともに、液晶表示装置自体の信頼性向上をも図ることができる。しかも、特段の構成要素の大幅増加等も不要なため、装置コストの上昇等を招くことなく、その信頼性向上が実現可能となる。
以下、図面に基づき本発明に係る液晶表示装置について説明する。
はじめに、本発明に係る液晶表示装置の説明に先立ち、その液晶表示装置を用いた液晶プロジェクタ装置について説明する。液晶プロジェクタ装置としては、液晶表示装置がR(赤)色、G(緑)色およびB(青)色のそれぞれに対応して設けられた、いわゆる三板式のものが広く知られている。図1は、三板式の液晶プロジェクタ装置の概略構成例を示す模式図である。
図1に示すように、液晶プロジェクタ装置では、光源1から出射される光が、赤外線や紫外線をカットするフィルタ2a、フライアイレンズ2b、無偏光波を偏光波に変換するPS分離合成器2cを経た後に、特定の波長帯域の光だけを反射するダイクロイック・ミラー3によってRGBの各色成分光に分離され、必要に応じて全反射ミラー4やコンデンサー・レンズ5を利用しつつ、RGBの各色に対応して設けられた液晶表示装置6R,6G,6Bに入射される。そして、各液晶表示装置6R,6G,6Bにて映像信号に応じた光変調が行われた後に、光変調された各色成分光がダイクロイック・プリズム7によって合成されて、投写レンズ8によって拡大投影される。このようにして、液晶プロジェクタ装置では、スクリーン上へのカラー画像の表示を行うようになっている。
次に、以上のような構成の液晶プロジェクタ装置にて用いられる液晶表示装置6R,6G,6B、すなわち本発明に係る液晶表示装置について説明する。図2〜7は、本発明に係る液晶表示装置の構成例を示す説明図である。
図2および図3に示すように、ここで説明する液晶表示装置は、液晶表示パネル10と、フレーム20と、遮光板30とを備えている。このうち、フレーム20は、液晶表示パネル10の光の出射側に配されたもので、その液晶表示パネル10を支持するための枠体となるものである。このようなフレーム20としては、例えば金属部材または樹脂部材を枠状に成形したものが挙げられる。また、遮光板30は、液晶表示パネル10の光の入射側に配されたもので、その液晶表示パネル10の有効画素部分以外への光の入射を遮るためのものである。このような遮光板30としては、有効画素部分に応じた形状の開口を例えば金属板または樹脂板に形成したものが挙げられる。
液晶表示パネル10は、TFT基板11と対向基板12との間に液晶(ただし不図示)を挟持してなるものである。TFT基板11には、画素を構成する画素電極であるTFTがマトリクス状に配列されている。一方、これと液晶を挟んで対向する対向基板12には、対向電極またはコモン(共通)電極が配されている。このような構成により、液晶表示パネル10では、対向した電極間に電圧を印加した場合に、液晶分子のダイレクタ配向方向が一方向になり、一軸性の複屈折率異方性を発現するので、透過光量を制御することができ、光源1からの照射光に対して映像信号に応じた光変調を行い得るのである。なお、液晶表示パネル10の光の入射側および出射側のそれぞれには、TFT基板11および対向基板12を保護するためのカバーガラス13が設けられている。
ただし、液晶表示パネル10では、高精細化、高開口化、低コスト化等の要求に応えるべく、TFT基板11および対向基板12における各電極に電圧を印加してその液晶表示パネル10を駆動するための駆動回路が、その液晶表示パネルに内蔵されておらずに外付けされている。すなわち、液晶表示パネル10には、その液晶表示パネル10におけるTFT基板11および対向基板12の各電極と電気的に接続するフレキシブルなフィルム基板14が取り付けられている。そして、そのフィルム基板14上に、液晶表示パネル10を駆動する駆動回路としての機能を有した駆動用IC15が設けられている。なお、フィルム基板14および駆動用IC15の詳細については、公知技術を利用して実現すればよいため、ここではその説明を省略する。
このように、液晶表示装置は、液晶表示パネル10とは別に駆動用IC15が設けられており、しかもその駆動用IC15がフィルム基板14上に設けられている、いわゆるチップ・オン・フィルム(以下「COF」と略す)構造のものである。このCOF構造によれば、駆動用IC15が液晶表示パネル10とは別体のため、その液晶表示パネル10における有効画素エリアの増大化や同一基板から取得できる液晶表示パネル10部分の数を増加等が容易に可能となり、これにより液晶表示装置の高精細化、高開口化、低コスト化等が実現可能となる。しかも、駆動用IC15がフィルム基板14上に配されることで、液晶表示パネル10を構成する各基板11〜13の小型化が容易となり、またそのレイアウトの自由度を高く確保することも可能となる。
ところで、ここで説明する液晶表示装置は、駆動用IC15の配置箇所に大きな特徴がある。すなわち、図4に示すように、駆動用IC15の配置箇所は、液晶表示パネル10の支持部材の外縁よりもさらに外方に位置している(図中A参照)。
ここで、「支持部材」とは、液晶表示パネル10を支持するためのものをいう。具体的には、フレーム20がこれに該当するが、遮光板30もここでいう支持部材に含むものとする。さらに、例えば図5に示すように、液晶表示装置のフレーム20を液晶プロジェクタ装置のダイクロイック・プリズム7に装着するために、そのフレーム20に取付板40が取り付けられてる場合には、その取付板40もここでいう支持部材に含むものとする(図中B参照)。
また、「支持部材の外縁よりもさらに外方」とは、液晶表示装置への光の入射方向からみた支持部材の外形(平面的な外形形状)を形成する端縁よりも外側、すなわち図6に示すように、その外形端縁である外縁よりも液晶表示パネル10の有効画素部分16から遠い側のことをいう。なお、支持部材の外縁は、必ずしも図6(a)に示すような矩形状とは限らず、例えば図6(b)に示すように、切欠部21を有したものであってもよい。この場合には、その切欠部21の内側も「外縁よりもさらに外方」に該当することになる。
このように、駆動用IC15の配置箇所が支持部材の外縁よりもさらに外方に位置していると、その駆動用IC15は、支持部材の外側に露出するように配されることになる。したがって、その駆動用IC15については、フレーム20や遮光板30等といった支持部材に覆われてしまうことがないので、その駆動用IC15で生じた熱を容易に放出し得るようになる。
しかも、駆動用IC15が支持部材の外縁よりも外方に位置していれば、その駆動用IC15に対する冷却を行うことも可能となる。通常、液晶プロジェクタ装置では、送風ファンを備えており、例えば図7に示すように、その送風ファンが液晶表示装置周辺に空気の流れを生じさせている。そのため、駆動用IC15が支持部材の外縁よりも外方に位置していれば、その空気の流れ上(冷却風の通り道)に駆動用IC15が配されることになり、これにより駆動用IC15に対する冷却が可能となるのである。
以上のことから、ここで説明した液晶表示装置によれば、駆動用IC15の放熱が容易化し、またその駆動用IC15に対する冷却も可能となるので、その駆動用IC15の温度上昇を抑制することができる。したがって、液晶プロジェクタ装置にて用いられる場合に、高精細化、高開口化、低コスト化等の要求に応えるべく、COF構造によって液晶表示装置を構成しても、温度上昇に起因する駆動用IC15の誤動作を招いてしまうことがない。また、その誤動作による液晶表示パネル10での不適切な光変調、すなわち表示画像の画質劣化を招いてしまうことがなく、さらには駆動用IC15から液晶表示パネル10への伝熱による表示画像の画質劣化も抑制し得るようになる。これらのことから、ここで説明した液晶表示装置では、液晶表示パネル10の駆動回路として機能する駆動用IC15の信頼性向上を図ることができるとともに、液晶表示装置自体の信頼性向上をも図ることができる。しかも、特段の構成要素の大幅増加等も不要なため、装置コストの上昇等を招くことなく、その信頼性向上が実現可能となる。
なお、駆動用IC15は、フィルム基板14における光の出射側の面に配設されていることが望ましい。出射側の面に配設されていれば、光が駆動用IC15に直接入射することがなく、また光の入射側の面に配設されている場合に比べて駆動用IC15への光(回折光等)の入射の可能性が低くなるからである。つまり、駆動用IC15への光の入射を抑えられるので、その光の入射が駆動用IC15の温度上昇の要因となったり、また入射光によってキャリアが発生してTFTが誤動作したりするのを防止することができる。
次に、本発明に係る液晶表示装置の他の例について説明する。図8は、本発明に係る液晶表示装置の他の要部構成例を示す説明図である。
図例のように、ここで説明する液晶表示装置では、単に駆動用IC15が支持部材に覆われないように配されているだけではなく、その駆動用IC15が配設されたフレキシブルなフィルム基板14が屈曲点を有しており、これによりそのフィルム基板14上における駆動用IC15の配設箇所が液晶表示パネル10への光の入射方向と平行な方向にオフセットするようになっている。このときのオフセット量は、駆動用IC15が液晶表示パネル10の支持部材の外縁よりもさらに外方に位置する程度が望ましい。ただし、ここでいう「支持部材の外縁よりもさらに外方」とは、液晶表示装置への光の入射側における支持部材の端面よりもさらに光の入射側、または液晶表示装置への光の出射側における支持部材の端面よりもさらに光の出射側をいう。具体的には、図8(a)のような支持部材であるフレーム20よりも光の出射側、図8(b)のような支持部材である遮光板30よりも光の入射側、図8(c)のような支持部材である取付板40よりも光の出射側等が、これに該当する。
このように、駆動用IC15の配設箇所がオフセットしていれば、その駆動用IC15の配設箇所は、液晶プロジェクタ装置の送風ファンによる送風経路上に位置することになる。したがって、駆動用IC15にはその送風経路を流れる冷却風が確実に当たることになり、これにより駆動用IC15に対する冷却も確実化が図れるようになる。
ただし、駆動用IC15の配設箇所をオフセットさせる場合には、駆動用IC15の配設箇所の近傍を支持部材に固定することが望ましい。具体的には、駆動用IC15の配設箇所近傍のフィルム基板14を、図8(a)のようなフレーム20、図8(b)のような遮光板30、または図8(c)のような取付板40に固定する。フィルム基板14は厚さが100〜200μm程度のフレキシブルなものが一般的であるため、例えば5〜7m/s程度の風速で冷却風を駆動用IC15に当てると、その影響でフィルム基板14が振動してしまい断線発生や騒音増大等のおそれが生じるが、そのフィルム基板14上で最もマスの大きい駆動用IC15の近傍を固定すれば、冷却風を当てる影響によるフィルム基板14の振動発生を抑制でき、断線発生や騒音増大等も回避し得るからである。
このフィルム基板14の支持部材への固定は、熱伝導性樹脂50を介して行うことが考えられる。熱伝導性樹脂50は、アクリル系ゴムまたはエチレンプロピレン系ゴムをベースにした熱伝導シート(例えば、エフコ社製TMシートEP)や、絶縁性高熱伝導樹脂材(例えばメレコ(MERECO)社製CN−733)等を用いて形成されたもので、熱伝導性と弾性とを兼ね備えたものである。
このような熱伝導性樹脂50を介してフィルム基板14と支持部材との固定を行えば、駆動用IC15で発生した熱を、フィルム基板14および熱伝導性樹脂50を介して支持部材へ伝え得るようになる。したがって、フレーム20、遮光板30または取付板40といった支持部材を放熱部材として利用することができるので、駆動用IC15の温度上昇抑制の確実化が図れるようになる。さらには、熱伝導性樹脂50が介在することによって、フィルム基板14と支持部材との線膨張係数が互いに異なる場合であっても、これらの間の熱歪み量の違いを熱伝導性樹脂50の弾性で吸収することができ、フィルム基板14と支持部材との固定箇所の剥離等が生じてしまうことがない。
次に、本発明に係る液晶表示装置のさらに他の例について説明する。図9は、本発明に係る液晶表示装置のさらに他の要部構成例を示す説明図である。
図例のように、ここで説明する液晶表示装置では、単に駆動用IC15が支持部材に覆われないように配されているだけではなく、その駆動用IC15にヒートシンク17が付設されている。ヒートシンク17は、駆動用IC15で発生した熱を外部へ放熱するためのデバイス(放熱器)であり、例えば多数のフィン(ひれ)を付けて表面積を大きくした金属部材からなるものである。このヒートシンク17は、上述した熱伝導性樹脂50と同様の熱伝導性樹脂を介して、駆動用IC15のチップ表面に固設することが考えられる。熱伝導性樹脂を介在させれば、駆動用IC15とヒートシンク17との線膨張係数の相違を吸収し得るようになるからである。
このようなヒートシンク17を付設した場合には、駆動用IC15でからの放熱を非常に効率よく行え、更なる駆動用IC15の温度上昇抑制の確実化が図れるようになる。なお、ヒートシンク17を付設するとともに、上述したように駆動用IC15の配設位置をオフセットさせてもよく、その場合には、より一層の温度上昇抑制が期待できるようになる。
なお、上述した実施の形態では本発明について好適な具体例を挙げて説明したが、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能であることは勿論である。特に、支持部材や熱伝導性樹脂の形成材料、大きさ、形状等については、上述した実施の形態に限定されるものではない。
三板式の液晶プロジェクタ装置の概略構成例を示す模式図である。 本発明に係る液晶表示装置の構成例を示す説明図(その1)であり、その概略構成の分解斜視図である。 本発明に係る液晶表示装置の構成例を示す説明図(その2)であり、その概略構成の側断面図である。 本発明に係る液晶表示装置の構成例を示す説明図(その3)であり、その要部構成の一例の側断面図である。 本発明に係る液晶表示装置の構成例を示す説明図(その4)であり、その要部構成の変形例の側断面図である。 本発明に係る液晶表示装置の構成例を示す説明図(その5)であり、その要部構成の別の変形例の平面図である。 本発明に係る液晶表示装置の構成例を示す説明図(その6)であり、その液晶表示装置周辺における空気の流れ概要を模式的に示す図である。 本発明に係る液晶表示装置の他の構成例を示す説明図であり、その要部構成の側断面図である。 本発明に係る液晶表示装置の他の構成例を示す説明図であり、その要部構成の側断面図である。
符号の説明
1…光源、2a…フィルタ、2b…フライアイレンズ、2c…PS分離合成器、3…ダイクロイック・ミラー、4…全反射ミラー、5…コンデンサー・レンズ、6R,6G,6B…液晶表示装置、7…ダイクロイック・プリズム、8…投写レンズ、10…液晶表示パネル、11…TFT基板、12…対向基板、13…カバーガラス、14…フィルム基板、15…駆動用IC、16…有効画素部分、17…ヒートシンク、20…フレーム、21…切欠部、30…遮光板、40…取付板、50…熱伝導性樹脂

Claims (1)

  1. 拡大投影画像を表示する液晶プロジェクタ装置にて用いられ、当該液晶プロジェクタ装置が有する光源からの照射光に対する光変調を行うための液晶表示装置であって、
    TFT基板と対向基板との間に液晶を挟持してなる液晶表示パネルと、
    前記液晶表示パネルを支持する枠体である支持部材と、
    前記液晶表示パネルと電気的に接続されたフレキシブルなフィルム基板と、
    前記液晶表示パネルを駆動するための駆動用ICとを備え、
    前記駆動用ICは、前記フィルム基板上に配設されているとともに、その配設箇所が前記支持部材の外縁よりもさらに外方に位置しており、
    さらに、前記駆動用ICに付設されたヒートシンクを備える
    ことを特徴とする液晶表示装置。
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