JP4176186B2 - 機械等を起動するための回路及び起動を制御する方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、保護/監視回路によって保護された機械等を起動するための回路であって、前記保護/監視回路が複数の信号入力を絶え間なく監視し、異常が発生した場合、前記機械等への電力の供給を断つ機能を持ち;この回路が、前記保護/監視回路によって制御およびスイッチ可能な少なくとも2つの継電器および起動スイッチを含むことを特徴とする回路に関する。
【0002】
本発明は、さらに、保護/監視回路によって保護された機械等の起動を制御するための方法であって、前記保護/監視回路が複数の信号入力を絶え間なく監視し、異常が発生した場合、前記機械等への電力の供給を断つ機能を持ち、前記保護/監視回路が2つの継電器を制御およびスイッチし、前記継電器(K1、K2)が順番に起動され、最初に起動されるべき前記継電器(K2)は、コンデンサ(C15)によって完全に制御されることを特徴とする方法に関する。
【0003】
【従来の技術】
従来から、反射性の光バリア(reflective light barriers)および偏光フィルタを備える保護/監視回路が知られている。これら回路は、2つのセンサを持ち、これらセンサが、例えば、300Hzの周期にて、巡回的にテストされる。このテストフェーズの際に、これら2つのビーム経路の一つに障害物が、あるいは、エレクトロニクスの2つの冗長連鎖(two redundant chains of the electronics)の一つあるいはこれら2つのセンサの一つの所に干渉物が検出された場合は、2つの挿入された安全継電器(safety relay)が落ちる(drop)。これら安全継電器を含む全システムは、外部テスト入力(external test input)によって監視することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
継電器が落ちた場合、回路を解除するためには、手操作による解放が必要となる。従って、手操作による回路の解除は、保護/監視回路によって保護される機械等を起動することを意味する。
【0005】
本発明の目的は、前記汎用回路を、製造コストが安価で、動作効率が良く、しかも、起動のために、保護/監視回路と信号入力の両方、および前記回路の監視が完全にできるような回路に改善することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
これを達成するために、本発明によると、前記継電器が直列に接続され、順番に起動され;最初に起動されるべき継電器と並列にコンデンサが設置され、このコンデンサの電荷によって前記継電器が完全に制御され;少なくとも一つのトランジスタが前記継電器と直列に接続され、片方の継電器が前記トランジスタのベースに接続され、他方の継電器が前記トランジスタのコレクタに接続される。
【0007】
従って、本発明による回路においては、継電器は、始動手続きの起動において、同時ではなく、順番に起動される。これは、いわゆるポンプ起動(pump start)である。つまり、このポンプは、保護/監視回路の正のレベルより高い仮想レベルの電位を必要とする。従って、この仮想レベルの低下(drop)は、この回路に接続された監視されるべき機械のスイッチオフを示す。
【0008】
本発明の他の好ましい実施例が、以下のサブクレームから一層明白となるものである。
【0009】
本発明の目的を解決するための一つの方法においては、起動の際に、前記継電器が順番に制御される。
【0010】
本発明の方法によると、起動は、4つのフェーズから成り、これらが順番に遂行される。第一のフェーズにおいて、コンデンサが、前記継電器の常開接点(opening contact)を通じて充電される。第一のトランジスタのベース電流が、最初に制御されるべき継電器に流れる。このトランジスタの電荷は、この継電器を完全に制御するために用いられる。第一のフェーズが終了したところで、第二のフェーズにおいて、起動ボタンを押すことで、起動コマンド(start-up command)が与えられる。この起動ボタンを押すことで、結果として、後に起動されるべき継電器に電圧が供給される。すると電流がこの継電器と第一のトランジスタに流れる。
【0011】
第三のフェーズは、後者継電器が自己維持状態(self-maintaining state)に達したとき開始され、電流が、後者継電器と第一のトランジスタに流れる。すると、後者継電器の常閉接点(make-contact)によって第二のトランジスタのベースが制御され、このために、前記コンデンサの放電が最初に起動された継電器に向けて開始される。このコンデンサは、また、第二のトランジスタに追加のベース電流を供給する。最終的に、後者継電器が起動(pull up)し、こうして、両方の継電器が自己維持状態となる。
【0012】
最後の第四のフェーズにおいて、第一のトランジスタがロックされ、ロッキング電流(locking current)が、両継電器の常閉接点に流れる。この第四のフェーズは、第一の継電器が起動(pull up)すると、直ちに開始される。
【0013】
本発明のその他の特徴および長所は、監視回路の好ましい実施例を示す付属の図面の以下の説明から一層明らかとなるものである。
【0014】
【発明の実施の形態】
図1および図2は、監視回路1を示す。監視回路1は、4つ信号入力Z1、Z2、Z3、Z4を持ち、各信号入力Z1、Z2、Z3、Z4は、抵抗2に接続される。
【0015】
さらに、図1および図2には、正の電力リード(positive power lead)3および負の電力リード(negative power lead)4が示されている。
【0016】
信号入力Z1は、リード5を介して、トランジスタV185のエミッタに接続される。トランジスタV185のベースは、一方は、リード6を介して、挿入された抵抗7を経て、正の電力リード3に接続され、他方は、トランジスタV189のコレクタに接続される。トランジスタV189のエミッタは、負の電力リード4に接続され、トランジスタV189のベースは、挿入された抵抗2を経て、信号入力Z2に接続される。
【0017】
トランジスタV185のコレクタは、トランジスタV181のベースと隣接し、トランジスタV181のエミッタは、リード8を介して、負の電力リード4に接続され、トランジスタV181のコレクタは、リード9に接続される。リード9内には、抵抗10が設置され、この抵抗10と並列にコンデンサC43が接続される。ここで、コンデンサC43は、分極電解コンデンサとして設計され、負のプレートは、リード9に接続され、正のプレートは、リード11に接続される。さらに、リード9は、トランジスタV179のエミッタに接続され、トランジスタV179のコレクタは、正の電力リード3に接続される。
【0018】
トランジスタV179のベースは、リード12を介して、トランジスタV183のコレクタに接続される。トランジスタV183のベースは、トランジスタV193のコレクタに接続される。トランジスタV193のエミッタは、リード5に接続され、トランジスタV193のベースは、リード13を介して、トランジスタV191のコレクタに接続される。トランジスタV191のエミッタは、正の電力リード3に接続され、トランジスタV191のベースは、リード14を介して、トランジスタV204のコレクタに接続される。トランジスタV204のベースは、ツェナーダイオードを経て、リード6に接続される。
【0019】
トランジスタV189、V181、V179、V193、V204は、NPN型トランジスタとして設計され、トランジスタV191、V183、V185は、PNP型トランジスタとして設計される。
【0020】
リード11は、後に説明するように、リード15とリード16を接続する。
【0021】
リード15は、トランジスタV183のエミッタと、トランジスタV154のエミッタに接続される。リード15は、さらに、リード17にも接続される。リード17内には、2つの継電器K1、K2が直列に接続される。リード17の他方は正の電力リード3に接続される。ダイオード18がリード17内に接続され、もう一つのダイオード19がリード11内に接続される。
【0022】
監視回路1の左側には、上述の監視回路1の右側と同様な構成が、信号入力Z3およびZ4に対して存在する。つまり、信号入力Z3は、抵抗2が挿入されたリード20を介して、トランジスタV161のエミッタに接続される。トランジスタV161のベースは、リード21を介して、トランジスタV165のコレクタに接続される。トランジスタV165のベースは、リード22に接続される。そして、このリード22を介してトランジスタV165のベースが信号入力Z4に接続される。トランジスタV165のエミッタは負の電力リード4に接続される。
【0023】
トランジスタV161のベースとトランジスタV165のコレクタとの間で、リード21に、リード23が接続される。リード23は正の電力リード3に接続されるが、この間に抵抗24が挿入される。
【0024】
トランジスタV161のコレクタは、トランジスタV169のベースに接続され、トランジスタV169のエミッタは、リード25を介して、負の電力リード4に接続される。他方、トランジスタV169のコレクタは、抵抗26と、コンデンサC41に直列に接続される。コンデンサC41は、これも分極電解コンデンサとして設計され、正のプレートは、リード27を通じてリード9に接続される。リード27内には、ダイオード28が設置される。加えて、リード27は、リード29を介して、挿入されたダイオード30を経て、リード15に接続される。
【0025】
コンデンサC41と抵抗26の間に、トランジスタV167のエミッタが接続される。トランジスタV167のコレクタは、正の電力リード3に接続され、トランジスタV167のベースは、上述のトランジスタV145のコレクタに接続される。トランジスタV145のエミッタは、上述のように、リード15に接続される。トランジスタV145のベースは、トランジスタV141のコレクタに隣接し、トランジスタV141のエミッタは、リード20に接続される。トランジスタV141のベースは、トランジスタV137のコレクタに接続され、トランジスタV137のエミッタは、正の電力リード3に接続される。トランジスタV137のベースは、トランジスタV136のコレクタに接続され、トランジスタV136のベースは、リード23に接続される。ここで、リード23内には、ツェナーダイオード31が挿入され、ダイオード31と直列に抵抗24が接続される。
【0026】
図1は、監視回路内の第一のフェーズにおける充電電流(charge current)、継電器放電電流(relay discharge current)、および制御電流(control current)を示す。ここで、充電電流は、符号1の付いた矢印によって表され、継電器放電電流は、符号2の付いた矢印によって表され、制御電流は、符号3の付いた矢印によって表される。第一のフェーズにおいては、正の電位が、信号入力Z3、Z4の所に現れ、アース電位が、信号入力Z1、Z2の所に現れる。このために、コンデンサC43は充電し、コンデンサC41は放電する。
【0027】
信号入力Z3、Z4の所に現れる電位によって、トランジスタV161、V165、V169が直接に制御される。対応する制御電流がリード20、21、22内に示される。
【0028】
信号入力Z1、Z2の所に現れるアース電位によって、トランジスタV204は導通する。トランジスタV204に、トランジスタV191のベース電流が流れる。一方、トランジスタV191のコレクタ電流によって、トランジスタV193のベースが制御される。トランジスタV193は、信号入力Z1の所の電位がアース電位である場合にのみ導通する。そして、この場合、トランジスタV183はコンデンサC43から電流の供給を受け、トランジスタV183のベース電流は、トランジスタV193に流れる。また、トランジスタV179のベース電流が、トランジスタV183のコレクタ・エミッタ経路に沿って流れる。
【0029】
この状態(第一のフェーズ)においては、トランジスタV169とV179が、完全に制御され、コンデンサC43は、継電器K1、K2に放電する。この放電は、トランジスタV179を介して起こる。この放電は、また、トランジスタV179、V183にベース電流を供給する。
【0030】
コンデンサC43が放電すると同時に、コンデンサC41が、トランジスタV179、V169を通じて充電される。このコンデンサC41の充電は、信号入力Z3、Z4の所の電位によって行なわれる。
【0031】
図2に示す第二のフェーズが、図1に示す第一のフェーズと、2.3ミリ秒毎に交替して起こる。第二のフェーズにおいては、今度は、信号入力Z1、Z2が正の電位を持ち、信号入力Z3、Z4がアース電位を持つために、トランジスタV181、185、189が直接に制御される。信号入力Z3、Z4がアース電位となるためにトランジスタV136が導通する。トランジスタV137のベース電流がトランジスタV136に流れ、また、トランジスタV137のコレクタ電流によってトランジスタV141のベースが制御される。トランジスタV141は、信号入力Z3の所の電位がアース電位である場合にのみ導通する。
【0032】
トランジスタV145は、コンデンサC41から電流の供給を受け、トランジスタV145のベース電流がトランジスタV141に流れる。また、トランジスタV167に対するベース電流がトランジスタV145のコレクタ・エミッタ経路に沿って送られる。
【0033】
この第二のフェーズにおいては、トランジスタV167とV181が完全に制御され、このために、コンデンサC41が、トランジスタV167を通じて継電器K1、K2に放電する。コンデンサC41は、さらに、トランジスタV167、V145にベース電流を供給する。コンデンサC41が放電すると同時に、コンデンサC43がトランジスタV167、V181を通じて再充電される。
【0034】
上述の2つのフェーズが、概ね2.3ミリ秒毎に反復され、信号入力Z1、Z2、Z3、Z4が常に監視できるようにされる。監視の最中に、電位が適当な容量および/あるいは極性を持たない場合は、一方のコンデンサの再充電が起こらず、このコンデンサは、継電器K1、K2に向けて放電することができなくなる。このために、継電器K1、K2が落ち(drop)、これによって、継電器K1、K2に接続された危険な機械が直ちにスイッチオフされる。要素が故障した場合は、トランジスタV167、V169、V179、および/あるいはV181が焼け切れ、コントロール全体がブレークダウンし、この場合も、コンデンサの再充電が阻止される。この結果、次のフェーズにおいて、コンデンサの継電器K1、K2への放電が起こらなくなる。
【0035】
上述の図1および図2に示す監視回路1を最初に起動(pull up)するためには、起動手続きが必要とされ、この起動手続きは図3に示す回路32によって遂行される。
【0036】
図3に示すように、リード17に、継電器K1、K2が接続される。これら継電器K1、K2は直列に接続され、この間にダイオードV65が挿入される。継電器K1と並列に、抵抗33と、ダイオードV53が接続される。継電器K1の常閉接点(closing contact)は抵抗33と直列に接続され、他方、継電器K2の常閉接点は、外部からの起動のために、スイッチ34と直列に接続される。継電器K2の常開接点(opening contact)は、リード17内に挿入され、継電器K1の常開接点は、リード17に接続されたリード35内に設置される。リード35は、抵抗R49を通じて、継電器K2の常閉接点に接続される。さらに、リード35内にはダイオードV83が挿入され、継電器K1の常開接点は、このダイオードV83と抵抗R49との間に配置される。ダイオードV86とコンデンサC15がリード36内に接続され、このリード36は、抵抗R49と継電器K1の常開接点の間に接続される。コンタクトC15とダイオードV86の間で、リード36に、リード37が接続される。リード37の一方はリード17に接続され、他方は抵抗33に接続される。
【0037】
リード36と並列にリード38が設置される。リード38は、リード35を、トランジスタV85に接続する。ここで、リード38は、トランジスタV85のベースに接続される。トランジスタV85のコレクタは、継電器K2と継電器K2の常開接点との間で、リード17に接続される。一方、トランジスタV85のエミッタは、リード39に接続される。このリード39には、コンデンサC15を含むリード36も接続される。さらに、リード39は、リード40を通じて、リード17に、2つの継電器K1とK2の間で接続される。
【0038】
リード39と並列に、リード41が設置され、リード41に、抵抗R57が接続される。リード41は、リード17を、トランジスタV91のベースに接続する。トランジスタV91のコレクタは、リード40に接続される。
【0039】
外部からの起動は、4つのフェーズから成り、これらフェーズは、順番に起こることが要求される。図3は、これら4つのフェーズを電流i1、i2、i3、i4によって示すが、ここで、これら電流in(n=1〜4)に、A〜Dの大文字の付いた矢印が割当てられている。
【0040】
第一のフェーズにおいて、コンデンサC15が、継電器K1、K2の2つの常開接点を介して充電される。すると、トランジスタV91のベース電流が継電器K2に流れる。継電器K2を完全に制御するには、コンデンサC15を完全に充電することが要求される。第二のフェーズにおいて、スイッチ34が起動され、継電器K1に電圧が加えられる。すると、電流が、継電器K1およびトランジスタV91に流れる。この第二のフェーズは、起動コマンド(start-up command)を表す。
【0041】
起動コマンドのために継電器K1が自己維持状態(self-maintaining state)に達すると、第三のフェーズにおいて、電流が、抵抗R49、継電器K1、およびトランジスタV91に流れる。すると、継電器K1の常閉接点によってトランジスタV85のベースが制御され、このために、コンデンサC15は、継電器K2を介して放電する。コンデンサC15は、また、トランジスタV85に追加のベース電流を供給する。この第三のフェーズにおいて、継電器K1は、自己維持状態にとどまる。
【0042】
最後の第四のフェーズにおいて、継電器K2が、起動(プルアップ)する。継電器K2が起動(プルアップ)すると直ちに、トランジスタV91がロックされ、ロッキング電流(locking current)が、継電器K1、K2の2つの常閉接点に流れる。
【0043】
こうして、この起動回路32を用いた場合、継電器K1とK2は、同時ではなく、順番に起動される。従来の技術と比較して、このタイプの起動構成は、安価で、効率的で、しかも、起動回路32と、起動回路に直列に接続された機械の両方を、完全に監視することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の監視回路の概略図であって、第一のフェーズにおける電流の流れを示す。
【図2】本発明の監視回路の概略図であって、第二のフェーズにおける電流の流れを示す。
【図3】図1および図2の監視回路に接続された外部機械を起動するための2つの継電器を含む回路を示す。
【符号の説明】
1 保護/監視回路
2、7、10、24、26 抵抗
3 正の電力リード
4 負の電力リード
18、19、28、30 ダイオード
34 起動スイッチ
C15、C41、C43 コンデンサ
K1、K2 継電器
R51、R57 抵抗
V91〜V204 トランジスタ
Z1、Z2、Z3、Z4 信号入力
Claims (6)
- 保護/監視回路(1)によって保護された機械等を起動するための回路であって、前記保護/監視回路(1)が複数の信号入力(Z1、Z2、Z3、Z4)を絶え間なく監視し、異常が発生した場合は前記機械等への電力の供給を断つ機能を持ち、この回路は、前記保護/監視回路(1)によって制御およびスイッチ可能な少なくとも2つの継電器(K1、K2)と起動スイッチ(34)とを含み、前記少なくとも2つの継電器(K1、K2)は直列に接続されて順番に起動され;最初に起動されるべき継電器(K2)と並列にコンデンサ(C15)が設置されて、このコンデンサ(C15)の電荷によって前記継電器(K2)が完全に制御され;少なくとも一つのトランジスタ(V91)が前記継電器(K1、K2)と直列に接続され、一方の継電器(K2)が前記トランジスタ(V91)のベースに接続され、他の継電器(K1)が前記トランジスタ(V91)のコレクタに接続されていることを特徴とする回路。
- 前記コンデンサ(C15)として分極電解コンデンサが用いられたことを特徴とする請求項1記載の回路。
- 前記トランジスタ(V91)としてNPN型トランジスタが用いられたことを特徴とする請求項1記載の回路。
- 前記コンデンサ(C15)の正極が、後に起動されるべき前記継電器(K1)の常開接点と直列に接続されていることを特徴とする請求項2記載の回路。
- 前記コンデンサ(C15)はトランジスタ(V85)と直列に接続され、ベース電流が現れた場合に、前記コンデンサ(C15)は前記トランジスタ(V85)を介して放電し;前記放電によって前記トランジスタ(V85)に追加のベース電流が提供されることを特徴とする請求項1記載の回路。
- 保護/監視回路(1)によって保護された機械等の起動を制御する方法であって、前記保護/監視回路(1)は複数の信号入力(Z1、Z2、Z3、Z4)を絶え間なく監視し、異常が発生した場合は前記機械等への電力の供給を断つ機能を持ち、前記保護/監視回路(1)は、2つの継電器(K1、K2)を制御およびスイッチし、前記継電器(K1、K2)が順番に起動され、
最初に起動されるべき前記継電器(K2)は、コンデンサ(C15)によって完全に制御されることを特徴とする方法。
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