JP4176072B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、給紙部に収納されている用紙の残量を検出する用紙残量検出手段を有する画像形成装置に関する。
従来は、複写機、プリンタ、ファクシミリ装置、複合機等の画像形成装置の中には、ユーザに用紙の補給時期を事前に知らせるために、給紙カセットに収納されている用紙の枚数を検出し、用紙残量を階層的に表すゲージを表示部に表示させるものがある。
給紙カセットの用紙残量を検知する方法として発光素子及び受光素子を有する用紙残量センサを用いるのが一般的であり、給紙カセット内に収納される用紙束の上方に設けられた用紙残量センサによって用紙束に対し光を照射し、その反射光量によって用紙束までの距離を測定し、その距離から用紙残量枚数を検知する方法がある(例えば、特許文献1参照)。
特開平6−336352号公報
しかしながら、用紙残量センサにより給紙カセット内の用紙残量を検出する場合、用紙残量センサの精度のばらつきによって受光素子で検出される光量と用紙束までの距離の関係が一定ではなく、正確な用紙残量を検出することができなかった。また、用紙残量センサの経時変化によって発光素子からの出射光の光量が減少したり、受光素子の受光感度が低下するため、用紙残量枚数の検出精度が悪化するという問題点があった。
ところで、毎月の印刷枚数が比較的少ない、例えば、コンビニ等で使用される出力専用の画像形成装置では、給紙部にいつまでも用紙が滞留することを避けるために、給紙部に用紙を多量に補給することを避けるようにしているが、用紙切れが発生すると印刷依頼を行なったユーザに対して印刷物を迅速に提供することができなくなるという問題点があった。
本発明は、上記状況に鑑みてなされたものであり、給紙部の用紙残量を正確に検出することが可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明の請求項1に係る画像形成装置は、給紙部内の用紙束の上面位置が予め複数に区切られた階層のいずれにあるのかを検知する階層検知手段と、前記給紙部の各階層に収納可能な用紙の枚数である用紙残量枚数のデフォルト値を各階層毎に記憶するデフォルト値記憶手段と、前記階層検知手段によって用紙束の上面位置が次の階層に移行したことが検知されると、当該階層の印刷枚数のカウントを開始し、前記階層検知手段によって用紙束の上面位置が更に次の階層に移行したことが検知されるまで、用紙の印刷枚数をカウントするカウント手段と、前記階層検知手段によって用紙束の上面位置が次の階層に移行したことが検知されると、前記デフォルト値記憶手段に記憶される1つ前の階層の用紙残量枚数のデフォルト値を前記カウント手段によってカウントされた1つ前の階層の印刷枚数に更新する更新手段と、前記階層検知手段によって用紙束の上面位置が次の階層に移行したことが検知されると、前記デフォルト値記憶手段に記憶される当該階層の用紙残量枚数のデフォルト値を読み出し、印刷処理に伴い当該階層の用紙残量枚数のデフォルト値から印刷枚数を減算し、当該階層の用紙残量枚数を算出すると共に、当該階層の用紙残量枚数及び当該階層より下の階層の用紙残量枚数のデフォルト値を合計することによって、全体の用紙残量枚数を算出する用紙残量算出手段とを備える。
上記構成によれば、階層検知手段によって用紙束の上面位置が次の階層に移行したことが検知されると、カウント手段によって当該階層の印刷枚数のカウントが開始され、階層検知手段によって用紙束の上面位置が更に次の階層に移行したことが検知されるまで、用紙の印刷枚数がカウントされる。そして、当該階層の印刷処理が終了し、階層検知手段によって用紙束の上面位置が次の階層に移行したことが検知されると、更新手段によって、デフォルト値記憶手段に記憶されている1つ前の階層の用紙残量枚数のデフォルト値がカウント手段によってカウントされた1つ前の階層の印刷枚数に更新される。また、階層検知手段によって用紙束の上面位置が次の階層に移行したことが検知されると、用紙残量算出手段によってデフォルト値記憶手段に記憶される当該階層の用紙残量枚数のデフォルト値が読み出され、印刷処理に伴い当該階層の用紙残量枚数のデフォルト値から印刷枚数が減算され、当該階層の用紙残量枚数が算出されると共に、当該階層の用紙残量枚数及び当該階層より下の階層の用紙残量枚数のデフォルト値が合計されることによって、全体の用紙残量枚数が算出される。
本発明の請求項2に係る画像形成装置は、請求項1記載の画像形成装置において、前記デフォルト値記憶手段は、前記給紙部の各階層に収納されている用紙の用紙残量枚数のデフォルト値を用紙の種類毎に記憶するものであって、前記給紙部に収納されている用紙の種類を検知する用紙検知手段をさらに備え、前記用紙残量算出手段は、前記階層検知手段によって用紙束の上面位置が次の階層に移行したことが検知されると、前記用紙検知手段によって検知された用紙の種類に対応する用紙残量枚数のデフォルト値の中で、当該階層の用紙残量枚数のデフォルト値を前記デフォルト値記憶手段から読み出し、印刷処理に伴い当該階層の用紙残量枚数のデフォルト値から印刷枚数を減算し、当該階層の用紙残量枚数を算出すると共に、当該階層の用紙残量枚数及び当該階層より下の階層の用紙残量枚数のデフォルト値を合計することによって、全体の用紙残量枚数を算出し、前記更新手段は、前記階層検知手段によって用紙束の上面位置が次の階層に移行したことが検知される度に、前記デフォルト値記憶手段に記憶される、前記用紙検知手段によって検知された用紙の種類に対応する用紙残量枚数のデフォルト値の中で、1つ前の階層の用紙残量枚数のデフォルト値を前記カウント手段によってカウントされた1つ前の階層の印刷枚数に更新する。
上記構成によれば、用紙検知手段によって給紙部に収納されている用紙の種類が検知され、階層検知手段によって用紙束の上面位置が次の階層に移行したことが検知されると、用紙残量算出手段によって、用紙検知手段によって検知された用紙の種類に対応する用紙残量枚数のデフォルト値の中で、当該階層の用紙残量枚数のデフォルト値がデフォルト値記憶手段から読み出され、印刷処理に伴い当該階層の用紙残量枚数から印刷枚数が減算され、当該階層の用紙残量枚数が算出されると共に、当該階層の用紙残量枚数及び当該階層より下の階層の用紙残量枚数のデフォルト値が合計され、全体の用紙残量枚数が算出される。当該階層の印刷処理が終了し、階層検知手段によって用紙束の上面位置が次の階層に移行したことが検知されると、更新手段によって、デフォルト値記憶手段に記憶される、用紙検知手段によって検知された用紙の種類に対応する用紙残量枚数のデフォルト値の中で、1つ前の階層の用紙残量枚数のデフォルト値がカウント手段によってカウントされた1つ前の階層の印刷枚数に更新される。
本発明の請求項3に係る画像形成装置は、請求項1又は2記載の画像形成装置において、表示手段と、前記給紙部に収納される用紙の有無を検出する用紙検出手段と、前記用紙検出手段によって前記給紙部の用紙が無いことが検知される前に、前記階層検知手段によって用紙束の上面位置が現在の階層より上の階層に切り替わったことが検知されると、ユーザに対して給紙部内に残っている用紙からの使用又は給紙部内の用紙を除去することを促すメッセージを前記表示手段に表示する表示制御手段とを備える。
上記構成によれば、用紙検出手段によって給紙部の用紙が無いことが検知される前に、階層検知手段によって用紙束の上面位置が現在の階層より上の階層に切り替わったことが検知されると、ユーザに対して給紙部内に残っている用紙からの使用又は給紙部内の用紙を除去することを促すメッセージが表示手段に表示される。
本発明の請求項1に係る画像形成装置によれば、各階層の用紙による印刷処理と同時に印刷枚数のカウントを行い、各階層の印刷処理の終了毎にそのカウント値を各階層の用紙残量枚数のデフォルト値として更新し、更新後の用紙残量枚数のデフォルト値を基準に全体の用紙残量枚数を算出するので、階層検知手段の精度のばらつきがあったり、階層検知手段の精度が経時変化によって低下したとしても、その影響を受けることなく用紙残量枚数を正確に求めることができる。
本発明の請求項2に係る画像形成装置によれば、用紙の種類に応じた各階層の用紙残量枚数のデフォルト値を用いて用紙残量枚数の算出を行なうので、より正確な用紙残量検知が可能となる。
本発明の請求項3に係る画像形成装置によれば、給紙部の用紙が無くなる前に、用紙束の上面位置が現在の階層より上の階層に切り替わったことを検知すると、ユーザに対して給紙部内に残っている用紙からの使用又は除去を促すメッセージを表示手段に表示するので、給紙部内に残っている用紙からの使用又は除去が必要であることをユーザに認識させることができる。これにより、給紙部に残された古い用紙の下に新しい用紙が補充され、または古い用紙が除去されることとなり、いつまでも使用されない用紙が給紙部内に残るのを防止することができる。
(第1の実施形態)
以下、本発明の画像形成装置の一例である複写機について図面を参照しながら説明する。図1は、複写機の機械的構成を主に示す側面概略図である。複写機は、操作部1、原稿給送部2、原稿読み取り部3、本体部4及び用紙後処理部5を備える。操作部1は、タッチパネル部11、スタートキー12及びテンキー13等を備える。タッチパネル部11は、タッチパネルとLCD(Liquid Crystal Display)とを組み合わせたタッチパネルユニット等から構成され、種々の操作画面を表示するとともに、ユーザが当該部分をタッチすることにより種々の操作指令を入力するための操作ボタン等を表示する。スタートキー12は、ユーザが印刷実行指令等を入力するために用いられ、テンキー13は、印刷枚数等を入力するために用いられる。
図2はタッチパネル部11に表示される給紙カセット40の用紙残量を示す用紙残量表示部60の一例を示す図である。用紙残量表示部60には、給紙カセット40の用紙残量を階層的に示す残量ゲージ61及び用紙残量枚数62が表示される。残量ゲージ61は、上から順に給紙カセット40の用紙収納部(図示省略)を5階層に区切った場合の各階層を表示する階層A〜Eの表示部からなる。ここでは、用紙階層が5階層に分かれているが、階層数はこれに限定されない。
原稿給送部2は、原稿収納部21、原稿排出部22及び給紙ローラ23等を備え、原稿読み取り部3は、スキャナ31等を備える。給紙ローラ23は、原稿収納部21にセットされた原稿を1枚ずつ繰り出す。スキャナ31は、図示省略の搬送ローラ対によってスキャナ上に搬送される原稿を順次読み取り、読み取られた原稿は原稿排出部22に排出される。
本体部4は、複数の給紙カセット40、複数の給紙ローラ41、転写ローラ42、感光体ドラム43、露光装置44、現像装置45、定着ローラ46、排出口47、及び排出トレイ48等を備える。
感光体ドラム43は、矢印方向に回転しながら帯電装置(図示省略)によって一様に帯電される。露光装置44は、原稿読み取り部3において読み取られた原稿の画像データに基づいて生成された変調信号をレーザ光に変換して出力し、感光体ドラム43に静電潜像を形成する。現像装置45は、黒色のトナーを感光体ドラム43に供給してトナー画像を形成する。
一方、給紙ローラ41は、用紙が収納された給紙カセット40から用紙を引き出し、転写ローラ42まで給送する。転写ローラ42は、搬送された用紙に感光体ドラム43上のトナー像を転写させ、定着ローラ46は、転写されたトナー像を加熱して用紙に定着させる。その後、用紙は、本体部4の排出口47から用紙後処理部5に搬入される。また、用紙は、必要に応じて排出トレイ48へも排出される。
用紙後処理部5は、搬入口51、用紙搬送部52、搬出口53及びスタックトレイ54等を備える。用紙搬送部52は、排出口47から搬入口51に搬入された用紙を順次搬送し、最終的に搬出口53からスタックトレイ54へ用紙を排出する。スタックトレイ54は、搬出口53から搬出された用紙の集積枚数に応じて矢印方向に上下動可能に構成されている。
図3は、図1に示す複写機の電気的構成を主に示すブロック図である。複写機は、スキャナ部111、画像処理部121、プリンタ部131、制御部141、操作パネル部151、ネットワークI/F(インターフェース)部161、HDD(ハードディスクドライブ)171、用紙残量検知センサ181及び記憶部191を備える。
スキャナ部111は、図1に示すスキャナ31を構成する露光ランプ112及びCCD(電荷結合素子)113を含む。スキャナ部111は、露光ランプ112により原稿を照射し、その反射光をCCD113で受光することにより、原稿から画像を読み取り、読み取った画像に対応する画像データを画像処理部121へ出力する。
画像処理部121は、補正部122、画像加工部123及び画像メモリ124を含む。画像処理部121は、読み取られた画像データを必要に応じて補正部122及び画像加工部123により処理し、処理された画像データを画像メモリ124に記憶したり、プリンタ部131又はネットワークI/F部161等へ出力する。補正部122は、読み取られた画像データに対してレベル補正、γ補正等の所定の補正処理を行う。画像加工部123は、画像データの圧縮又は伸張処理、及び拡大又は縮小処理等の種々の加工処理を行う。
プリンタ部131は、図1に示す給紙カセット40及び給紙ローラ41等から構成される用紙搬送部132、図1に示す感光体ドラム43、露光装置44及び現像装置45等から構成される画像形成部133、図1に示す転写ローラ42等から構成される転写部134、及び図1に示す定着ローラ46等から構成される定着部135を含む。プリンタ部131は、スキャナ部111により読み取られた原稿データ、ネットワークI/F部161を介してパーソナルコンピュータ等から送信された印刷データ等の画像データを用いて画像を用紙に印刷する。具体的には、用紙搬送部132は用紙を画像形成部133へ搬送し、画像形成部133は上記の画像データに対応するトナー像を形成し、転写部134はトナー像を用紙に転写し、定着部135はトナー像を用紙に定着させて画像を形成する。
操作パネル部151は、図1に示すタッチパネル部11(152)、及び図1に示すスタートキー12及びテンキー13等から構成される操作キー部153を含む。
ネットワークI/F部161は、ネットワークインタフェース(10/100Base-TX等)等を用い、LAN等のネットワークを介して外部装置との間での種々のデータの送受信を制御する。HDD171は、スキャナ部111によって読み取られた画像データ及び当該画像データに設定されている出力形式等を記憶する。
用紙残量検知センサ181は、給紙カセット40上部に設けられた発光素子及び受光素子を有する光センサであって、給紙カセット40に収納されている用紙束の上面に光を照射し、その反射光量を電流に変換し、制御部141に出力する。
記憶部191は、給紙カセット40の階層B〜Eのいずれかの階層の用紙による印刷処理の際に、後述するカウント部143によってカウントされた印刷枚数を各階層毎に記憶する印刷枚数記憶部192と、給紙カセット40の階層B〜Eのそれぞれに収納されている用紙の用紙残量枚数及び各階層B〜Eの用紙残量枚数を合計した全体の用紙残量枚数を記憶する用紙残量記憶部193と、給紙カセット40の階層B〜Eのそれぞれに収納可能な用紙枚数である用紙残量枚数のデフォルト値を記憶するデフォルト値記憶部194とを備える。
制御部141は、階層検知部142、カウント部143、用紙残量算出部144、更新部145、及び表示制御部146を備える。階層検知部142は、用紙残量検知センサ181により検出された電流値から用紙束までの距離を求め、用紙束の上面位置が階層A〜Eのいずれにあるのかを検出する。また、階層検知部142は、用紙残量検知センサ181により検出された電流値が所定値になると、給紙カセット40に収納された用紙がなくなったことを検知する。
カウント部143は、階層検知部142によって用紙束の上面位置が階層B〜Eのいずれかの階層に移行したことが検知されると、当該階層の印刷枚数のカウントを開始し、階層検知部142によって用紙束の上面位置が1つ下の階層に移行したことが検知されるまで、用紙の印刷枚数をカウントする。
用紙残量算出部144は、階層検知部142によって用紙束の上面位置が階層B〜Eのいずれかの階層に移行したことが検知されると、デフォルト値記憶部194に記憶される当該階層の用紙残量枚数のデフォルト値を読み出し、印刷処理に伴い当該階層の用紙残量枚数から印刷枚数を減算し、当該階層の用紙残量枚数を算出すると共に、当該階層の用紙残量枚数及び当該階層より下の階層の用紙残量枚数のデフォルト値を合計することによって、全体の用紙残量枚数を算出する。
更新部145は、階層B〜Eのいずれかの階層の印刷処理が終わると、デフォルト値記憶部194に記憶される当該階層の用紙残量枚数のデフォルト値をカウント部143によってカウントされた当該階層の印刷枚数に書き換える。
次に、図4乃至図7を用いて複写機の処理を説明する。図4及び図5は複写機の処理を示すフローチャートである。図6はデフォルト値記憶部194に記憶される各階層B,C,D,Eの用紙残量枚数のデフォルト値の一例を示す図である。図7は更新部145によって更新された各階層B,C,D,Eの用紙残量枚数のデフォルト値の一例を示す図である。例えば給紙カセット40の最大積載枚数が500枚である場合は、最初に設定されている階層B〜Eの用紙残量枚数のデフォルト値B3,C3,D3,E3はそれぞれ100である。
印刷処理が開始すると、階層検知部142によって用紙束の上面位置が階層Aにあるか否かが判断され(ステップS1)、用紙束の上面位置が階層Aにあると判断された場合(ステップS1でYes)、タッチパネル部152に給紙カセット40内の用紙が満杯であることを示す用紙フル表示が行なわれる(ステップS3)。そして、制御部141によって設定枚数分の印刷処理が終了したか否かが判断され(ステップS5)、印刷処理が終了していない場合(ステップS5でNo)、ステップS1に戻り、印刷処理が終了した場合(ステップS5でYes)、処理を終了する。
ステップS1において、階層検知部142によって用紙束の上面位置が階層Aにないと判断されると(ステップS1でNo)、印刷枚数記憶部192に記憶される印刷枚数、及び用紙残量記憶部193に記憶される用紙残量枚数の初期設定がなされる(ステップS7)。具体的には、カウント部143によって印刷枚数記憶部192に記憶されている各階層B,C,D,Eの印刷枚数B1,C1,D1,E1がクリアされると共に、用紙残量記憶部193に記憶されている各階層B,C,D,Eの用紙残量枚数B2,C2,D2,E2がデフォルト値記憶部194に記憶されている各階層の用紙残量枚数のデフォルト値B3,C3,D3,E3に書き換えられる。
さらに、階層検知部142によって用紙束の上面位置が階層Bにあるか否かが判断され(ステップS9)、用紙束の上面位置が階層Bにあると判断された場合(ステップS9でYes)、ステップS10に進む。ステップS10において、給紙ローラ41によって階層Bから1枚の用紙がプリンタ部131に送り出され、印刷処理が行なわれると、カウント部143によって印刷枚数B1がインクリメントされ(ステップS11)、用紙残量算出部144によって階層Bの用紙残量枚数B2が1減算される(ステップS13)。さらに用紙残量算出部144によって各階層B,C,D,Eの用紙残量枚数の合計(B2+C2+D2+E2)が求められ、表示制御部146によって全体の用紙残量枚数がタッチパネル部152に表示される(ステップS15)。そして、制御部141によって設定枚数分の印刷処理が終了したか否かが判断され(ステップS17)、印刷処理が終了していない場合(ステップS17でNo)、ステップS9に戻り、印刷処理が終了した場合(ステップS17でYes)、処理を終了する。
ステップS9において、階層検知部142によって用紙束の上面位置が階層Bにないと判断されると(ステップS9でNo)、更新部145によって用紙残量記憶部193に記憶される階層Bの用紙残量枚数のデフォルト値B3がカウントされた印刷枚数B1に更新される(ステップS19)。具体的には、カウント部143によりカウントされた階層Bの印刷枚数B1は106であり、更新部145によって階層Bの用紙残量枚数のデフォルト値B3が100から106に書き換えられる。
さらに、階層検知部142によって用紙束の上面位置が階層Cにあるか否かが判断され(ステップS21)、用紙束の上面位置が階層Cにあると判断された場合(ステップS21でYes)、ステップS22に進む。ステップS22において、給紙ローラ41によって階層Cから1枚の用紙がプリンタ部131に送り出され、印刷処理が行なわれると、カウント部143によって印刷枚数C1がインクリメントされ(ステップS23)、用紙残量算出部144によって階層Cの用紙残量枚数C2が1減算される(ステップS25)。さらに用紙残量算出部144によって各階層C,D,Eの用紙残量枚数の合計(C2+D2+E2)が求められ、表示制御部146によって全体の用紙残量枚数がタッチパネル部152に表示される(ステップS27)。そして、制御部141によって設定枚数分の印刷処理が終了したか否かが判断され(ステップS29)、印刷処理が終了していない場合(ステップS29でNo)、ステップS21に戻り、印刷処理が終了した場合(ステップS29でYes)、処理を終了する。
ステップS21において、階層検知部142によって用紙束の上面位置が階層Cにないと判断されると(ステップS21でNo)、更新部145によって用紙残量記憶部193に記憶される階層Cの用紙残量枚数のデフォルト値C3がカウントされた印刷枚数C1に更新される(ステップS31)。具体的には、カウント部143によりカウントされた階層Cの印刷枚数C1は112であり、更新部145によって階層Cの用紙残量枚数のデフォルト値C3が100から112に書き換えられる。
さらに、階層検知部142によって用紙束の上面位置が階層Dにあるか否かが判断され(ステップS33)、用紙束の上面位置が階層Dにあると判断された場合(ステップS33でYes)、ステップS34に進む。ステップS34において、給紙ローラ41によって階層Dから1枚の用紙がプリンタ部131に送り出され、印刷処理が行なわれると、カウント部143によって印刷枚数D1がインクリメントされ(ステップS35)、用紙残量算出部144によって階層Dの用紙残量枚数D2が1減算される(ステップS37)。さらに用紙残量算出部144によって各階層D,Eの用紙残量枚数の合計(D2+E2)が求められ、表示制御部146によって全体の用紙残量枚数がタッチパネル部152に表示される(ステップS39)。そして、制御部141によって設定枚数分の印刷処理が終了したか否かが判断され(ステップS41)、印刷処理が終了していない場合(ステップS41でNo)、ステップS33に戻り、印刷処理が終了した場合(ステップS41でYes)、処理を終了する。
ステップS33において、階層検知部142によって用紙束の上面位置が階層Dにないと判断されると(ステップS33でNo)、更新部145によって用紙残量記憶部193に記憶される階層Dの用紙残量枚数のデフォルト値D3がカウントされた印刷枚数D1に更新される(ステップS43)。具体的には、カウント部143によりカウントされた階層Dの印刷枚数D1は98であり、更新部145によって階層Dの用紙残量枚数のデフォルト値D3が100から98に書き換えられる。
さらに、階層検知部142によって用紙束の上面位置が階層Eにあるか否かが判断され(ステップS45)、用紙束の上面位置が階層Eにあると判断された場合(ステップS45でYes)、ステップS46に進む。ステップS46において、給紙ローラ41によって階層Eから1枚の用紙がプリンタ部131に送り出され、印刷処理が行なわれると、カウント部143によって印刷枚数E1がインクリメントされ(ステップS47)、用紙残量算出部144によって階層Eの用紙残量枚数E2が1減算され(ステップS49)、表示制御部146によって用紙残量枚数E2がタッチパネル部152に表示される(ステップS51)。そして、制御部141によって設定枚数分の印刷処理が終了したか否かが判断され(ステップS53)、印刷処理が終了していない場合(ステップS53でNo)、ステップS45に戻り、印刷処理が終了した場合(ステップS53でYes)、処理を終了する。
ステップS45において、階層検知部142によって用紙束の上面位置が階層Eにないと判断された場合は(ステップS45でNo)、更新部145によって用紙残量記憶部193に記憶される階層Eの用紙残量枚数のデフォルト値E3がカウントされた印刷枚数E1に更新される(ステップS54)。具体的に、カウント部143にカウントされた階層Eの印刷枚数E1は84であり、更新部145によって階層Eの用紙残量枚数のデフォルト値E3が100から84に書き換えられる。そして、表示制御部146によってタッチパネル部152に残量ゲージ61及び用紙残量枚数62が0を示す用紙なし表示が行なわれる(ステップS55)。
このように本実施形態によれば、印刷処理と同時に各階層B〜Eの印刷枚数をカウントし、各階層B〜Eの用紙による印刷処理が終了する度に、カウントされた各階層B〜Eの印刷枚数によって各階層の用紙残量枚数のデフォルト値を更新し、更新後の用紙残量枚数のデフォルト値を基準に全体の用紙残量枚数を算出するので、用紙残量検知センサ181の精度のばらつきがあったり、用紙残量検知センサ181の精度が経時変化によって低下したとしても、その影響を受けることなく用紙残量枚数を正確に求めることができる。しかも、センサ等の部品の追加が不要であり、コストアップを招くことなく上述した効果を得ることができる。
次に給紙カセット40に用紙補充が行なわれた際の複写機の処理を説明する。複写機では、給紙カセット40の用紙がなくなる前に用紙が補充され、それが繰り返されると、いつまでも使用されない用紙が給紙カセット40内に残ることとなる。給紙カセット40内に残った用紙には、給紙ローラ41の接触圧によって給紙ローラ41の痕がつき、さらに、このような用紙の変形によって用紙にカールが生じ、給紙ミスを発生させる要因となっていた。そこで、本実施形態による複写機は、給紙カセット40の用紙がなくなる前に用紙が補充されたことを検知し、ユーザに対して給紙カセット40内に残っている用紙からの使用又は給紙カセット40内の用紙を除去することを促すメッセージをタッチパネル部152に表示させるものである。
図3において、階層検知部142は、用紙束の上面位置が現在の階層Xからそれより上の階層Yに切り替わったことを検知すると、用紙の補充処理が行なわれたことを検知する。階層検知部142によって給紙カセット40が空であることが検知される前に用紙補充が検知されると、更新部145は、用紙残量記憶部193に記憶される階層Xから階層Yまでの各階層の用紙残量枚数をそれぞれデフォルト値記憶部194に記憶される用紙残量枚数のデフォルト値に戻すと共に、カウント部143は、印刷枚数記憶部192に記憶される階層Xから階層Yまでの各階層の印刷枚数の値を0に戻す。同時に、表示制御部146は、例えば「古い用紙から使用するか、古い用紙を取り除いて下さい」というメッセージをタッチパネル部152に表示する。
図8は給紙カセット40に用紙補充が行なわれた際の制御部の処理を説明するフローチャートである。階層検知部142によって給紙カセット40の用紙の有無が判断され(ステップS101)、用紙がない場合は(ステップS101でYes)、給紙カセット40が空であること示すメッセージがタッチパネル部152に表示される(ステップS103)。用紙がある場合は(ステップS101でNo)、ステップS105に進み、階層検知部142によって、用紙の上面位置が現在の階層Xからそれより上の階層Yに上昇したか否かが判断される。用紙束の上面位置が現在の階層Xからそれより上の階層Yに上昇していないと判断された場合(ステップS105でNo)、ステップS101に戻る。一方、用紙束の上面位置が現在の階層Xからそれより上の階層Yに上昇したと判断された場合(ステップS105でYes)、更新部145によって用紙残量記憶部193に記憶されている階層Xから階層Yまでの各階層の用紙残量枚数がそれぞれ各階層の用紙残量枚数のデフォルト値に書き換えられると共に、カウント部143によって印刷枚数記憶部192に記憶されている階層Xから階層Yまでの各階層の印刷枚数が0にリセットされる(ステップS107)。
例えば、用紙補充によって用紙階層がEからCに切り替わった場合、更新部145によって階層C,D,Eの用紙残量枚数C2,D2,E2がデフォルト値記憶部194に記憶されるデフォルト値C3,D3,E3に書き換えられると共に、カウント部143によって印刷枚数記憶部192に記憶される印刷枚数C2,D2,E2が0にリセットされる。このデフォルト値C3,D3,E3は直前にカウント部143によってカウントされた階層C,D,Eの用紙枚数であるため、これ以降の印刷処理においてより正確な用紙残量の算出が可能となる。
次いで、例えば「古い用紙から使用するか、古い用紙を取り除いて下さい」というメッセージがタッチパネル部152に表示される(ステップS109)。これにより給紙カセット40内に残された古い用紙の下に新しい用紙が補充され、または古い用紙が除去されることとなり、古い用紙が給紙カセット40に残り続けるのを防止することができる。そして、表示制御部146によってメッセージの表示開始時点から所定期間が経過したか否かが判断され(ステップS111)、所定期間の経過前はステップS109に戻り、所定期間が経過した時点で、メッセージの表示が解除される(ステップS113)。
このように、本実施形態では給紙カセット40の用紙がなくなる前に用紙補充が行なわれたことを検出した場合は、給紙カセット40内に残っている用紙からの使用又は除去を促すメッセージを表示することによって、いつまでも使用されない用紙が給紙カセット40内に残るのを防止して、用紙に給紙ローラ41の痕がつくのを防止し、また、それが原因となって発生する給紙ミスを未然に防ぐことができる。
また、用紙補充が行なわれたことを検出した際に、用紙補充がされた階層の用紙残量枚数をデフォルト値に戻すので、用紙残量の変動に関わらず用紙残量枚数を正確に検出することができる。しかも、このデフォルト値は直前にカウントされた各階層の用紙枚数であるため、より正確な用紙残量の算出が可能となる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態による複写機について図面を参照しながら説明する。図9は図1に示す複写機の電気的構成を主に示すブロック図である。図において、図3と同一符号は同一または相当部分であり、その説明は省略する。表示制御部146は、様々な用紙の種類の中から印刷に使用される用紙の種類をユーザに選択させるための種類選択画面(図示省略)をタッチパネル部152に表示させる。種類受付部147は、種類選択画面において選択された用紙の種類を受け付ける。デフォルト値設定部148は、種類受付部147によって受け付けられた用紙の種類に対応する用紙残量枚数のデフォルト値をデフォルト値記憶部204から読み出し、用紙残量記憶部193に設定する。
デフォルト値記憶部204は、複数のタイプの用紙残量枚数のデフォルト値を記憶する。図10(a)は、複数の用紙の種類とその重さの関係を示す図、(b)は用紙の重さに対応する用紙残量枚数のデフォルト値のタイプを示す図、(c)は、各タイプの用紙残量枚数のデフォルト値の具体例を示す図である。
図10(a)に示すように、複数の用紙の種類は、その重さによって軽量なものから順に「Light」,「Normal1」,「Normal2」,「Normal3」,「Heavy1」,「Heavy2」,「Heavy3」,「Extra Heavy」に予め分類されている。図10(b),(c)に示すように、「Light」の用紙の用紙残量枚数のデフォルト値は、階層Bが126、階層Cが132、階層Dが118,階層Eが104であり、「Normal1」,「Normal2」,「Normal3」の用紙の用紙残量枚数のデフォルト値は、階層Bが106、階層Cが112、階層Dが98,階層Eが84であり、「Heavy1」,「Heavy2」,「Heavy3」の用紙の用紙残量枚数のデフォルト値は、階層Bが96、階層Cが102、階層Dが88,階層Eが74であり、「Extra Heavy」の用紙の用紙残量枚数のデフォルト値は、階層Bが84、階層Cが90、階層Dが76,階層Eが62である。
図11及び図12は複写機の処理を示すフローチャートである。図において、図4及び図5と同一符号は同一または相当の処理であるので、その説明は省略する。
タッチパネル部152に表示される複数の用紙の種類の中から1つの種類が選択されると、種類受付部147によって用紙の種類の受付が行なわれる(ステップS151)。さらに、スタートキー12の押下によって印刷開始指示の受付が行なわれたか否かが制御部141により判断され(ステップS153)、印刷開始指示の受付が行なわれた場合に、印刷処理が開始する(ステップS155)。
ステップS1において階層検知部142によって用紙束の上面位置が階層Aにないことが判断された場合(ステップS1でNo)、ステップS157に進む。ステップS157では、デフォルト値設定部148は、種類受付部147によって受け付けられた用紙の種類に対応する用紙残量枚数のデフォルト値B3,C3,D3,E3をデフォルト値記憶部204から読み出し、用紙残量記憶部193に設定し、カウント部143は、印刷枚数記憶部192に記憶されている各階層B,C,D,Eの印刷枚数B1,C1,D1,E1をクリアする。
階層Bの用紙による印刷処理が終了し、階層検知部142によって用紙束の上面位置が階層Bにないことが判断された場合(ステップS9でNo)、ステップS159に進み、更新部145は、種類受付部147によって受け付けた用紙の種類に対応する用紙残量枚数のデフォルト値の中から、階層Bの用紙残量枚数のデフォルト値B3を、それまでにカウント部143にカウントされた階層Bの印刷枚数B1に更新する。さらに、階層Cの用紙による印刷処理が終了し、階層検知部142によって用紙束の上面位置が階層Cにないことが判断された場合(ステップS21でNo)、ステップS161に進み、更新部145は、種類受付部147によって受け付けた用紙の種類に対応する用紙残量枚数のデフォルト値の中から、階層Cの用紙残量枚数のデフォルト値C3を、それまでにカウント部143にカウントされた階層Cの印刷枚数C1に更新する。
引き続き印刷処理が行われ、階層Dの用紙による印刷処理が終了し、階層検知部142によって用紙束の上面位置が階層Dにないことが判断された場合(ステップS33でNo)、ステップS163に進み、更新部145は、種類受付部147によって受け付けた用紙の種類に対応する用紙残量枚数のデフォルト値の中から、階層Dの用紙残量枚数のデフォルト値D3を、それまでにカウント部143にカウントされた階層Dの印刷枚数D1に更新する。さらに、階層Eの用紙による印刷処理が終了し、階層検知部142によって用紙束の上面位置が階層Eにないことが判断された場合(ステップS45でNo)、ステップS165に進み、更新部145は、種類受付部147によって受け付けた用紙の種類に対応する用紙残量枚数のデフォルト値の中から、階層Eの用紙残量枚数のデフォルト値E3を、それまでにカウント部143にカウントされた階層Eの印刷枚数E1に更新する。
このように、本実施形態では、複数のタイプの用紙残量枚数のデフォルト値の中から、給紙カセット40に収納されている用紙の種類に応じた用紙残量枚数のデフォルト値を選択し、これを基準に用紙残量枚数を求めるので、より正確な用紙残量表示が可能となる。
なお、本実施形態では、用紙の種類に応じて4つのタイプの用紙残量枚数のデフォルト値が用紙残量記憶部193に記憶されているが、より多くのタイプの用紙残量枚数のデフォルト値を記憶する用紙残量記憶部193を設け、用紙残量算出部144によって用紙の種類に応じ、適切な用紙残量枚数のデフォルト値のタイプを選択し、用紙残量枚数を算出するようにしてもよい。これにより、印刷処理に使用される用紙の種類に関わらず、より一層正確な用紙残量表示が可能となる。
本発明の第1の実施形態による複写機の機械的構成を主に示す側面概略図である。 タッチパネル部に表示される用紙残量表示部の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態による複写機の電気的構成を主に示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態による複写機の処理を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態による複写機の処理を示すフローチャートである。 デフォルト値記憶部に記憶される各階層の用紙残量枚数のデフォルト値の一例を示す図である。 更新部によって更新された各階層の用紙残量枚数のデフォルト値の一例を示す図である。 給紙カセットに用紙補充が行なわれた際の制御部の処理を説明するフローチャートである。 本発明の第2の実施形態による複写機の電気的構成を主に示すブロック図である。 (a)は複数の用紙の種類とその重さの関係を示す図、(b)は用紙の重さに対応する用紙残量枚数のデフォルト値のタイプを示す図、(c)は、各タイプの用紙残量枚数のデフォルト値の具体例を示す図である。 本発明の第2の実施形態による複写機の処理を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態による複写機の処理を示すフローチャートである。
符号の説明
111 スキャナ部
121 画像処理部
131 プリンタ部
141 制御部
142 階層検知部
143 カウント部
144 用紙残量算出部
145 更新部
146 表示制御部
147 種類受付部
148 デフォルト値設定部
151 操作パネル部
161 ネットワークI/F部
171 HDD
181 用紙残量検知センサ
191 記憶部
192 印刷枚数記憶部
193 用紙残量記憶部
194,204 デフォルト値記憶部

Claims (3)

  1. 給紙部内の用紙束の上面位置が予め複数に区切られた階層のいずれにあるのかを検知する階層検知手段と、
    前記給紙部の各階層に収納可能な用紙の枚数である用紙残量枚数のデフォルト値を各階層毎に記憶するデフォルト値記憶手段と、
    前記階層検知手段によって用紙束の上面位置が次の階層に移行したことが検知されると、当該階層の印刷枚数のカウントを開始し、前記階層検知手段によって用紙束の上面位置が更に次の階層に移行したことが検知されるまで、用紙の印刷枚数をカウントするカウント手段と、
    前記階層検知手段によって用紙束の上面位置が次の階層に移行したことが検知されると、前記デフォルト値記憶手段に記憶される1つ前の階層の用紙残量枚数のデフォルト値を前記カウント手段によってカウントされた1つ前の階層の印刷枚数に更新する更新手段と、
    前記階層検知手段によって用紙束の上面位置が次の階層に移行したことが検知されると、前記デフォルト値記憶手段に記憶される当該階層の用紙残量枚数のデフォルト値を読み出し、印刷処理に伴い当該階層の用紙残量枚数のデフォルト値から印刷枚数を減算し、当該階層の用紙残量枚数を算出すると共に、当該階層の用紙残量枚数及び当該階層より下の階層の用紙残量枚数のデフォルト値を合計することによって、全体の用紙残量枚数を算出する用紙残量算出手段とを備えた画像形成装置。
  2. 前記デフォルト値記憶手段は、前記給紙部の各階層に収納されている用紙の用紙残量枚数のデフォルト値を用紙の種類毎に記憶するものであって、
    前記給紙部に収納されている用紙の種類を検知する用紙検知手段をさらに備え、
    前記用紙残量算出手段は、前記階層検知手段によって用紙束の上面位置が次の階層に移行したことが検知されると、前記用紙検知手段によって検知された用紙の種類に対応する用紙残量枚数のデフォルト値の中で、当該階層の用紙残量枚数のデフォルト値を前記デフォルト値記憶手段から読み出し、印刷処理に伴い当該階層の用紙残量枚数のデフォルト値から印刷枚数を減算し、当該階層の用紙残量枚数を算出すると共に、当該階層の用紙残量枚数及び当該階層より下の階層の用紙残量枚数のデフォルト値を合計することによって、全体の用紙残量枚数を算出し、
    前記更新手段は、前記階層検知手段によって用紙束の上面位置が次の階層に移行したことが検知される度に、前記デフォルト値記憶手段に記憶される、前記用紙検知手段によって検知された用紙の種類に対応する用紙残量枚数のデフォルト値の中で、1つ前の階層の用紙残量枚数のデフォルト値を前記カウント手段によってカウントされた1つ前の階層の印刷枚数に更新する請求項1記載の画像形成装置。
  3. 表示手段と、
    前記給紙部に収納される用紙の有無を検出する用紙検出手段と、
    前記用紙検出手段によって前記給紙部の用紙が無いことが検知される前に、前記階層検知手段によって用紙束の上面位置が現在の階層より上の階層に切り替わったことが検知されると、ユーザに対して前記給紙部内に残っている用紙からの使用又は前記給紙部内の用紙の除去を促すメッセージを前記表示手段に表示する表示制御手段とを備えた請求項1又は2記載の画像形成装置。
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