JP4175149B2 - プロジェクタ及び光学装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、プロジェクタ及び光学装置、特に、光源部として固体発光素子を用いるプロジェクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
プロジェクタは、コンピュータ等の画像供給装置から供給された画像信号に応じて光(投写光)を投写し、画像を表示する画像表示装置である。プロジェクタの光源部には、古くはハロゲンランプ、近年は超高圧水銀ランプが主として用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
プロジェクタの光源部に発光ダイオード素子(以下適宜「LED」という。)、半導体レーザ素子等の固体発光素子を使用することが考えられている。プロジェクタは省スペースや携帯性を求められ、小型・軽量化の傾向にある。超高圧水銀ランプは高輝度な光を供給できるものの大型かつ重い駆動回路を必要とするため、プロジェクタの小型・軽量化の妨げとなっている。固体発光素子は小型・軽量であるうえ、照明光学系をより簡素にできることから、固体発光素子を光源部として使用することによりプロジェクタの小型・軽量化を特に促進できる。固体発光素子は近年の開発により発光輝度が著しく向上し、長寿命かつ低消費電力であることからも光源に適する。このため、固体発光素子はプロジェクタの光源部に好適な発光体である。なお、プロジェクタと固体発光素子とを組み合わせた例は従来知られていない。
【0004】
図4に、プロジェクタの光源として固体発光素子を使用した場合にとり得る構成の一例を示す。プロジェクタ400の光源部401は、第1の波長領域の光を供給する第1光源部401RBと、前記第1の波長領域とは異なる第2の波長領域の光を供給する第2光源部401Gとから構成される。以下、光源部401とは第1光源部401RBと第2光源部401Gとをいう。例えば、第1光源部401RBは赤色光を供給するLEDと青色光を供給するLEDとを有し、第2光源部401Gは緑色光を供給するLEDを有する。光源部401からの光はコンデンサレンズ410で方向を均一化され、フィールドレンズ412を透過し、空間光変調装置414に入射する。空間光変調装置414は入射光を画像信号に応じて変調し、射出する。空間光変調装置414にはティルトミラーデバイスを用いることができる。空間光変調装置414で変調された光は投写レンズ416に入り、投写レンズ416は入射光をスクリーン418に投写する。
【0005】
説明の簡単のため、第1光源部401RBから供給される光のみにつき考える。ティルトミラーデバイスを構成する可動ミラー素子の移動可能な傾き角度には制限があることから、空間光変調装置414への入射光軸AX2と投写レンズ416の光軸AX1とがなす角度は所定範囲内に制限される。第1光源部401RBの位置は、光軸AX1となす角度が所定範囲内に制限される光軸AX2上であることを要する。さらに、プロジェクタ400をコンパクトな構成で小型とするためには、第1光源部401RBの位置は、投写レンズ416の入射側開口部近傍に略限定される。第2光源部401Gから供給される光についても、第1光源部401RBから供給される光と同様であるから、第2光源部401Gの位置も投写レンズ416の入射側開口部近傍に略限定される。
【0006】
しかし、投写レンズ416近傍は空間的に空きスペースが少ないことから、光源部401の設置位置の自由度は少ない。固体発光素子を光源部とすると、固体発光素子自体に加えて光源部駆動回路、照明光学系及び放熱のためのヒートシンク等も必要となり、光源部401の設置位置の自由度はさらに少なくなる。光源部401の設置位置の自由度が少ないと、プロジェクタ400を小型化の要請に合わせ構成することが難しいばかりでなく、光源部401が投写レンズ416への入射光を遮り、投写像が暗くなるという問題がある。本発明は上記問題点を解決するためになされたもので、固体発光素子を光源とし、小型かつ軽量で、明るい投写像のプロジェクタ及び光学装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決し目的を達成するために、本発明は、光を供給する光源部と、前記光源部からの光を画像信号に応じて変調する空間光変調装置と、前記空間光変調装置で変調された光を投写する投写レンズと有し、前記光源部は前記空間光変調装置の近傍に配置され、前記投写レンズの入射側開口部近傍に、前記光源部から供給された光を前記空間光変調装置の方向に反射する反射ミラーを有することを特徴とするプロジェクタを提供する。光源部を空間光変調装置近傍に配置することにより、光源部が投写レンズへの入射光を遮ることを回避し、さらにプロジェクタを小型化の要請に合わせ構成することができる。光源部から供給された光を空間光変調装置の方向に反射する反射ミラーを設けることにより、空間光変調装置近傍に配置される光源部からの光を有効に空間光変調装置に入射することができる。これにより、小型で明るい投写像のプロジェクタを得られる。
【0008】
また、本発明の好ましい態様によれば、前記反射ミラーは、前記光源部から供給された光を前記空間光変調装置の方向へ集光させる曲率を有することが望ましい。反射ミラーに曲率を持たせ、光源部から供給された光を空間光変調装置の方向へ集光させることにより、光源光を集光するためのコンデンサレンズの機能を持たせる。これにより、コンデンサレンズを不要とし、プロジェクタの部品点数を減少させて、小型かつ軽量なプロジェクタを得られる。
【0009】
また、本発明の好ましい態様によれば、前記光源部を駆動する光源駆動部と、前記空間光変調装置を駆動する空間光変調装置駆動部とをさらに有し、前記光源駆動部と前記空間光変調装置駆動部とは、同一基板上に形成されることが望ましい。光源駆動部と空間光変調装置駆動部とを同一基板上に形成することにより、光源部、光源駆動部、空間光変調装置及び空間光変調装置駆動部を一体に形成できる。これにより、簡易な構成で小型のプロジェクタを得られる。
【0010】
また、本発明の好ましい態様によれば、前記基板は、前記光源部及び前記空間光変調装置の少なくとも一方からの熱を周囲に放出するヒートシンクを有することが望ましい。光源部及び空間光変調装置から発生する熱を周囲に放出するヒートシンクを共通とすることにより、簡易な構成とし、かつプロジェクタの部品点数を減少させる。これにより、簡易な構成で、小型かつ軽量なプロジェクタを得られる。
【0011】
また、本発明の好ましい態様によれば、前記空間光変調装置は、前記光源部からの光を前記投写レンズの方向又は前記投写レンズ以外の方向に反射させる可動ミラー素子からなるティルトミラーデバイスであって、前記可動ミラー素子により投写レンズ以外の方向へ反射される光を吸収する吸収板をさらに有することが望ましい。空間光変調装置から投写レンズ以外の方向に進む光(OFF)を吸収する吸収板を設けることにより、迷光を確実に除去することができる。これにより、高コントラストな投写像のプロジェクタを得られる。
【0012】
また、本発明の好ましい態様によれば、前記光源部は、固体発光素子であることが望ましい。これにより、小型かつ軽量なプロジェクタを得られる。
さらに本発明は、光を供給する光源部と、前記光源部からの光を画像信号に応じて変調する空間光変調装置と、前記空間光変調装置で変調された光を所定面に結像する結像レンズとを有し、前記光源部は前記空間光変調装置の近傍に配置され、前記結像レンズの入射側端面近傍に、前記光源部から供給された光を前記空間光変調装置の方向に反射する反射ミラーを有することを特徴とする光学装置を提供する。これにより、小型かつ軽量で、効率的な光学装置を得られる。
【0013】
また、本発明の好ましい態様によれば、前記反射ミラーは、前記光源部から供給された光を前記空間光変調装置の方向へ集光させる曲率を有することが望ましい。これにより、コンデンサレンズを不要とし、光学装置の部品点数を減少させて、小型かつ軽量な光学装置を得られる。
【0014】
また、本発明の好ましい態様によれば、前記光源部を駆動する光源駆動部と、前記空間光変調装置を駆動する空間光変調装置駆動部とをさらに有し、前記光源駆動部と前記空間光変調装置駆動部とは、同一基板上に形成されることが望ましい。光源駆動部と空間光変調装置駆動部とを同一基板上に形成することにより、光源部、光源駆動部、空間光変調装置及び空間光変調装置駆動部を一体に形成できる。これにより、簡易な構成で小型の光学装置を得られる。
【0015】
また、本発明の好ましい態様によれば、前記基板は、前記光源部及び前記空間光変調装置の少なくとも一方からの熱を周囲に放出するヒートシンクを有することが望ましい。光源部及び空間光変調装置から発生する熱を周囲に放出するヒートシンクを共通とすることにより、簡易な構成とし、かつ光学装置の部品点数を減少させる。これにより、簡易な構成で、小型かつ軽量な光学装置を得られる。
【0016】
また、本発明の好ましい態様によれば、前記空間光変調装置は、前記光源部からの光を前記結像レンズの方向又は前記結像レンズ以外の方向に反射させる可動ミラー素子からなるティルトミラーデバイスであって、前記可動ミラー素子により結像レンズ以外の方向へ反射される光を吸収する吸収板をさらに有することが望ましい。空間光変調装置から結像レンズ以外の方向に進む光(OFF)を吸収する吸収板を設けることにより、迷光を確実に除去することができる。これにより、高コントラストな光学装置を得られる。
また、本発明の好ましい態様によれば、前記光源部は固体発光素子であることが望ましい。これにより、小型かつ軽量な光学装置を得られる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下に添付図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1実施形態に係るプロジェクタの概略構成を示す。プロジェクタ100の光源部には、固体発光素子であるLEDを用いる。光源部101は、第1の波長領域の光を供給する第1光源部101RBと、第1の波長領域とは異なる第2の波長領域の光を供給する第2光源部101Gとから構成される。以下、光源部101とは第1光源部101RBと第2光源部101Gとをいう。第1光源部101RBは、赤色光(以下「R光」という。)を供給するR光用LEDと、青色光(以下「B光」という。)を供給するB光用LEDとを有し、第2光源部101Gは緑色光(以下「G光」という。)を供給するG光用LEDを有する。光源部101は、空間光変調装置114の近傍に配置される。光源部101近傍には、LEDを駆動する光源部駆動回路と、光源部101からの熱を周囲に放出するヒートシンクとを有する(光源部駆動回路及びヒートシンクは図示せず)。
【0018】
光源部101から供給された光は、各々コンデンサレンズ110に入射する。コンデンサレンズ110は、光源部101からの光を集光し、投写レンズ116の入射側開口部近傍に設けられる反射ミラー107に入射させる。コンデンサレンズ110により、光源部101の像を投写レンズ116の入射瞳の位置に形成させることで、空間光変調装置114をケーラー照明できる。反射ミラー107は、入射光を空間光変調装置114の方向へ反射させる。反射ミラー107の反射光は、フィールドレンズ112を透過して空間光変調装置114に入射する。フィールドレンズ112は、空間光変調装置114をテレセントリックに照明する機能、換言すると照明光をできるだけ主光線に平行にして空間光変調装置114に入射させる機能を有する。空間光変調装置114としては、例えばティルトミラーデバイスを用いることができる。従来のティルトミラーデバイスの例の一つは、テキサス・インスツルメンツ社のディジタルマイクロミラーデバイス(DMD)である。空間光変調装置114は、画像信号に応じて入射光を変調する。空間光変調装置114は、空間光変調装置駆動回路(図示せず)により可動ミラー素子を駆動し、光変調を行う。空間光変調装置114で変調された光は、投写レンズ116の方向へ射出される。投写レンズ116は、空間光変調装置114から射出された光をスクリーン118に投写する。
【0019】
図5に、光源部101を構成する各色光用LEDの点灯時間と階調表現の例を示す。光源部101は、投写像の1フレーム間において、R光用、G光用、B光用LEDを順次点灯させて空間光変調装置114を照明する。観察者は、光源部101から順次照明され、空間光変調装置114により変調されるR光、G光、B光を積分して認識する。このため、スクリーン118上にフルカラーの投写像を得られる。
【0020】
R光、G光、B光を順次投写し、全体として白色の投写像を得るためには、G光の光束量を、全体の光束量のうち60〜80%とすることを要する。各色光用LEDの出力量、数量を同一とした場合、投写像のカラーバランスを良好とするにはG光の光束量が不足することとなる。G光の光束量が不足する場合、図5(a)に示すように、G色用LEDの点灯時間GTをR光用LED及びB光用LEDの点灯時間RT、BTより長くすることにより調節し、投写像の色調を整えることができる。図5(b)は、階調表現時間の調節により、投写像の色調を整える様子を示す。階調表現時間とは、空間光変調装置114が、各色光について画像信号に応じた強度(階調)を実現するために必要な時間期間である。また、各階調表現時間は、各色光に対応する画像のサブフレームの期間に一致している。さらに、各階調表現時間は各点灯時間(RT、GT、BT)に一致している。また、映像の階調をnビット(nは正の整数)で表現する場合、G光階調表現時間GKの単位ビットの長さとR光及びB光の階調表現時間RK、BKの単位ビットの長さとを異ならせることができる。さらに、G光用LEDをR光用LED及びB光用LEDの数よりも多く配置することにより、G光用LEDの点灯時間を他の色光のLEDの点灯時間と同一又はさらに短くすることもできる。
【0021】
本実施形態では、R光用及びB光用LEDを第1光源部101RBに、G光用LEDを第2光源部101Gに配置し、第1光源部101RBと第2光源部101Gとを投写レンズ116の光軸AX1に関して対称に配置する構成としている。かかる構成により、G光用LEDをR光用LED及びB光用LEDの数のいずれより多く配置するなど、配置の自由度を高くし、簡易な構成で良好なカラーバランスの投写像を得ることができる。
【0022】
空間光変調装置114の可動ミラー素子は、画像信号に応じて第1の反射位置と第2の反射位置とに択一的に移動し、入射光を投写レンズ116方向(ON)又は投写レンズ116以外の方向(OFF)に反射させる。ここで、第1光源部101RBからの光は、可動ミラー素子が第1の反射位置にあるときに投写レンズ116方向に反射され、可動ミラーが第2の反射位置にあるときに投写レンズ116以外の方向に反射されるとする。第2光源部101Gからの光は、第1光源部101Gからの光とは逆に、可動ミラー素子が第1の反射位置にあるときに投写レンズ116以外の方向に反射され、可動ミラー素子が第2の反射位置にあるときに投写レンズ116の方向に反射される。可動ミラー素子の反射位置は、G光を投写レンズ116方向へ反射するときとR光及びB光を投写レンズ116方向へ反射するときとでは逆である。そこで図5(a)に示すように、可動ミラー素子の駆動極性は、G光用LEDの点灯時間とR光用及びB光用LEDの点灯時間とで反転させる。これによりフルカラーの像を投写する。
【0023】
LEDは小型・軽量であることから、光源部101にLEDを用いることにより小型・軽量なプロジェクタ100を得ることができる。LEDは超高圧水銀ランプに比べ消費電力が少ないことから、プロジェクタ100の低消費電力化も可能である。超高圧水銀ランプを使用する場合、白色光を色分離する色分離光学系を必要とする。LEDを光源とすると、光源部101のR光用LED、G光用LED及びB光用LEDの順次駆動が可能であるから、色分離光学系を不要としプロジェクタ100をさらに小型・軽量化できる。また、図5(a)の点灯時間に示すように、1フレーム内において、ある色のLEDを点灯する間は他の色のLEDを消灯する。例えばR色用LEDを点灯する間はG色用LED及びB色用LEDを消灯するため、像形成に使われない光を減少させ、プロジェクタ100の消費電力削減を可能とする。
【0024】
以下、本発明の特徴部分につき詳細に説明する。本実施形態において、光源部101及びコンデンサレンズ110は空間光変調装置114近傍に配置される。空間光変調装置114近傍は空間スペースが広いことから、光源部101及びコンデンサレンズ110を自由に配置することができる。光源部101及びコンデンサレンズ110を自由に配置できることから、光源部101及びコンデンサレンズ110が投写レンズ116への入射光を遮ることを回避し、さらにプロジェクタ100を小型化の要請に合わせ構成することができる。これにより、明るく小型のプロジェクタ100を得ることができる。また、光源部101の配置位置近傍は空間スペースが広いことから、光源部駆動回路及びヒートシンクをLEDと一体とし構成することができる。これにより、相互に離れて設けられている光源部駆動回路とLEDとの間を隔離しフレキシブル配線等で接続する構成の必要がないため、小型で簡易な構成のプロジェクタ100を得ることができる。
【0025】
本実施形態において、反射ミラー107は、投写レンズ116の入射側開口部近傍に配置され、光源部101から供給された光を空間光変調装置114方向に反射させる。反射ミラー107により、光源部101を空間光変調装置114の近傍に設けた場合でも、光源部101からの光は有効に空間光変調装置114に入射される。これにより、明るい投写像のプロジェクタ100を得られる。反射ミラー107の形状は、光源部101からの光を有効に空間光変調装置114方向に反射できるものであればよく、プロジェクタ100の構成に合わせ適宜変更可能である。
【0026】
なお、図1において、反射ミラー107は投写レンズ116の入射側開口部に隣接して設置される様子を示しているが、反射ミラー107の位置はこれに限られない。例えば、反射ミラー107は、図示している位置よりも投写レンズ116の出射側位置に設置してもよく、あるいは投写レンズ116と離して設置してもよい。反射ミラー107の位置は、反射ミラー107が光源部101からの光を空間光変調装置114方向に反射し、空間光変調装置114が入射光を投写レンズ116方向に反射可能であれば、プロジェクタ100の構成に合わせ適宜変更可能である。ただし、反射ミラー107は、空間光変調装置114から投写レンズ116に入射する光を遮らない位置に設けられることを要する。
【0027】
本実施形態では、第1光源部101RBと第2光源部101Gとを光軸AX1に関して対称に配置し、反射ミラー107も光軸AX1に関して対称に配置し、光源部101と反射ミラー107とを対応させる構成としている。反射ミラー107を光軸AX1に関して対称に配置することにより、光源部101の配置の自由度を高くし、明るく良好なカラーバランスのプロジェクタ100を得られる。この構成に限られず、例えば、光源部101を空間光変調装置114近傍の一個所にまとめて配置し、単独の反射ミラー107を投写レンズ116近傍に配置する構成としても良い。
【0028】
(実施の形態2)
図2は、本発明の第2実施形態に係るプロジェクタの概略構成を示す。上記第1実施形態と同一の部分には同様の符号を付し、重複する説明は省略する。本実施形態に係るプロジェクタ200の光源部201には、固体発光素子であるLEDを用いる。光源部201は、第1の波長領域の光を供給する第1光源部201RBと、第1の波長領域とは異なる第2の波長領域の光を供給する第2光源部201Gとから構成される。以下、光源部201とは第1光源部201RBと第2光源部201Gとをいう。第1光源部201RBは、R光を供給するR光用LEDと、B光を供給するB光用LEDとを有し、第2光源部201Gは、G光を供給するG光用LEDを有する。
【0029】
光源部201、空間光変調装置114、光源部201を駆動する光源部駆動回路212及び空間光変調装置114を駆動する空間光変調装置駆動回路213は同一の基板211上に形成される。基板211は、光源部201及び空間光変調装置114の少なくとも一方からの熱を周囲に放出するヒートシンク215を有する。光源部201から供給された光は、投写レンズ116の入射側開口部近傍に設けられている反射ミラー207にて空間光変調装置114方向に反射される。反射ミラー207は、光源部201から供給された光を空間光変調装置114の方向へ集光させる曲率を有する。空間光変調装置114は入射光を画像信号に応じて変調し、光を投写レンズ116の方向(ON)又は投写レンズ116以外の方向(OFF)に反射する。
【0030】
投写レンズ116の方向(ON)に反射される光は、投写レンズ116からスクリーン118に投写される。投写レンズ116以外の方向(OFF)に反射される光は、吸収板209の方向に進行する。吸収板209は、光軸AX1に関して対称な位置であって、かつ反射ミラー207近傍に配置される。吸収板209は、空間光変調装置114から投写レンズ116以外の方向(OFF)に反射される光を吸収する。例えば、第1光源部201RBから供給される光は、可動ミラー素子が第1の反射位置にあるときに投写レンズ116方向に反射され、可動ミラー素子が第2の反射位置にあるときに吸収板209方向に反射されるとする。投写レンズ116の方向に進む光Lonは投写レンズ116からスクリーン118へ投写され、投写レンズ116以外の方向に進む光Loffは吸収板209にて吸収される。このとき、第2光源部201Gから供給される光は、駆動極性を反転させることにより(図5(a)参照)、可動ミラー素子が第1の反射位置にあるときに吸収板209方向に反射され、可動ミラー素子が第2の反射位置にあるときに投写レンズ116方向に反射される。
【0031】
光源部201、空間光変調装置114、光源部駆動回路212及び空間光変調装置駆動回路213を同一基板211上に形成することにより、簡潔な、かつ小型化に適した構成とし、小型のプロジェクタ200を得ることができる。投写中に発熱源となる光源部201と空間光変調装置114とを同一基板211上に一個所にまとめて設置することにより、ヒートシンク215を複数とせず共通にできる。ヒートシンク215を共通とすることにより、簡易な構成とし、かつ部品点数を減少させる。これにより、小型かつ軽量なプロジェクタ200を得ることができる。
【0032】
反射ミラー207は、光源部201から供給された光を空間光変調装置114の方向へ集光させる曲率を有する。反射ミラー207に、光源部201からの光を集光する曲率を持たせるため、光源光を集光するコンデンサレンズは不要となる。コンデンサレンズを不要とすることにより、プロジェクタ200の構成部品点数を減少させ、小型かつ軽量なプロジェクタ200を得られる。
【0033】
上述のように本実施形態のプロジェクタ200は、空間光変調装置114から投写レンズ116以外の方向(OFF)に反射される光を吸収する吸収板209を有する。吸収板209は、迷光を吸収し確実に除去するため、投写像が高コントラストなプロジェクタ200を得ることができる。図2においては、吸収板209は反射ミラー207に隣接して設置する構成を示している。吸収板209の位置はこの位置に限られず、例えば反射ミラー207とは離して配置してもよい。吸収板209の位置は、空間光変調装置114が投写レンズ116以外の方向(OFF)に反射する光を有効に吸収できる位置であれば、プロジェクタ200の構成に合わせ適宜変更可能である。ただし、吸収板209は光源部201から反射ミラー207に入射する光を遮らない位置に設けることを要する。
【0034】
本実施形態では、第1光源部201RBと第2光源部201Gとを光軸AX1に関して対称に配置し、吸収板209も光軸AX1に関して対称に配置し、光源部201と吸収板209とを対応させる構成としている。吸収板209を光軸AX1に関して対称に配置することにより、空間光変調装置114から投写レンズ116以外の方向に射出される光を有効に吸収し、確実に除去することができる。この構成に限られず、例えば、光源部201を空間光変調装置114近傍の一個所にまとめて配置した場合には、単独の吸収板209を投写レンズ116近傍に配置する構成としても良い。
【0035】
吸収板209を有する本実施形態の構成は、第1実施形態に係るプロジェクタ100にも適用できる。吸収板209を設けることにより、本実施形態と同様、迷光を確実に除去することができ、投写像が高コントラストなプロジェクタ100を得ることができる。また、第1実施形態に係るプロジェクタ100が有する反射ミラー107は、本実施形態に係るプロジェクタ200が有する反射ミラー207と同様、曲率を有する構成とすることができる。反射ミラー107に曲率を持たせる構成とすることにより、本実施形態と同様、コンデンサレンズを不要とし部品点数を減少させる。これにより、小型かつ軽量なプロジェクタ100を得ることができる。
【0036】
(実施の形態3)
図3は、本発明の第3実施形態に係る光学装置の例であるプリンタの概略構成を示す。プリンタ300は、固体発光素子から構成される光源部301を有する。光源部301は、空間光変調装置302の近傍に配置される。光源部301からの光は、結像レンズ310の入射側端面近傍に設けられる反射ミラー309で反射され、ティルトミラーデバイスである空間光変調装置302に入射する。空間光変調装置302は、不図示の制御部からの信号に応じて光を変調し、結像レンズ310に光を反射する。結像レンズ310は、空間光変調装置302で変調された光を感光ドラム303表面に結像する。このように、光源部301、反射ミラー309、空間光変調装置302及び結像レンズ310は、上記第1実施形態におけるプロジェクタ100の光源部、反射ミラー、空間光変調装置及び投写レンズと同様の構成を有する。
【0037】
感光ドラム303の表面は、予め帯電ロール304の負電荷により均一な負の静電気を帯びている。感光ドラム303表面に照明光が照射されると、光が照射された部分(画像に相当する部分)だけ負の電荷が弱まり、感光ドラム303上に静電潜像(プリントイメージ)が形成される。負に帯電されたトナーは、感光ドラム303上の負の電荷が弱い部分に引きつけられて、感光ドラム303上にトナー像を形成する。感光ドラム303に密着した用紙Pの裏側から転写ロール305により正の電荷が与えられ、トナーは用紙Pに転写される。用紙Pから正の電荷が奪われると、用紙Pは、感光ドラム303から剥離する。用紙Pに転写されたトナーは、定着部であるヒートロール306の熱で溶けると同時に、プレッシャーロール307で圧力を受けて、用紙Pに定着される。感光ドラム303表面に残った残留トナーは、クリーニングブレード308により掃き落とされ、感光ドラム303は帯電ロール304により電気的に均一に負に帯電する。この一連の手順を繰り返すことにより、用紙Pに印字することができる。
【0038】
光源部301に固体発光素子を使用することにより、小型かつ軽量なプリンタ300を得ることができる。また、光源部301を空間光変調装置302の近傍に配置し、光源部301から供給された光を空間光変調装置302の方向に反射する反射ミラー309を有することにより、照明光を効率良く感光ドラム303に照射できる。この結果、S/N比が高く、ノイズの少ない印字を行うことができる。なお、プリンタ300は、上記第2実施形態のプロジェクタ200と同様に、光源駆動部と、空間光変調装置駆動部と、ヒートシンクと、吸収板とを配置する構成としても良い。
【0039】
本実施形態では光学装置の例としてプリンタを用いて説明したが、プリンタに限られるものではない。明るく、均一な照度分布の照明光を必要とする光学装置であれば、本発明を適用することができる。例えば、本発明は、半導体露光装置等にも効果的に適用できる。なお、上記各実施形態において、光源部である固体発光素子にLEDを用いて説明したが、半導体レーザやエレクトロルミネッセント(EL)を固体発光素子として光源部に用いても良い。また、上記各実施形態では、ケーラー照明による構成を用いて説明したが、本発明はこれに限られるものではない。例えば、コンデンサレンズにより、光源部の像が空間光変調装置上に形成されるような直接照明の構成とすることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態に係るプロジェクタの概略構成を示す図。
【図2】 本発明の第2実施形態に係るプロジェクタの概略構成を示す図。
【図3】 本発明の第3実施形態に係る光学装置の概略構成を示す図。
【図4】 プロジェクタの光源部にLEDを適用する構成の一例を示す図。
【図5】 LEDの点灯時間と階調表現を示す図。
【符号の説明】
100,200 プロジェクタ、101,201 光源部、107,207 反射ミラー、110 コンデンサレンズ、114 空間光変調装置、116 投写レンズ、209 吸収板、211 基板、212 光源部駆動回路、213 空間光変調装置駆動回路、215 ヒートシンク、300 プリンタ

Claims (12)

  1. 光を供給する光源部と、
    前記光源部からの光を画像信号に応じて変調する空間光変調装置と、
    前記空間光変調装置で変調された光が入射し、投写する投写レンズと、
    前記投写レンズの入射側開口部近傍に設けられた、前記光源部から供給された光を前記空間光変調装置の方向に反射する反射ミラーと、
    を有し、
    前記光源部と前記空間光変調装置とは、同一の基板上に形成され、前記光源部は、光を前記基板の略法線方向に射出し、前記空間光変調装置は、変調した光を前記基板の略法線方向に反射することを特徴とするプロジェクタ。
  2. 前記光源部を駆動する光源駆動部と、
    前記空間光変調装置を駆動する空間光変調装置駆動部とをさらに有し、
    前記光源駆動部と前記空間光変調装置駆動部とは、前記同一の基板上に形成されることを特徴とする請求項1に記載のプロジェクタ。
  3. 前記基板は、前記光源部及び前記空間光変調装置の少なくとも一方からの熱を周囲に放出するヒートシンクを有することを特徴とする請求項1又は2に記載のプロジェクタ。
  4. 前記空間光変調装置は、前記光源部からの光を前記投写レンズの方向又は前記投写レンズ以外の方向に反射させる可動ミラー素子からなるティルトミラーデバイスであって、
    前記可動ミラー素子により投写レンズ以外の方向へ反射される光を吸収する吸収板をさらに有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のプロジェクタ。
  5. 前記光源部は固体発光素子であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載のプロジェクタ。
  6. 前記反射ミラーは、前記光源部から供給された光を前記空間光変調装置の方向へ集光させる曲率を有することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載のプロジェクタ。
  7. 光を供給する光源部と、
    前記光源部からの光を画像信号に応じて変調する空間光変調装置と、
    前記空間光変調装置で変調された光が入射し、所定面に結像させる結像レンズと、
    前記結像レンズの入射側端面近傍に設けられた、前記光源部から供給された光を前記空間光変調装置の方向に反射する反射ミラーと、
    を有し、
    前記光源部と前記空間光変調装置とは、同一の基板上に形成され、前記光源部は、光を前記基板の略法線方向に射出し、前記空間光変調装置は、変調した光を前記基板の略法線方向に反射することを特徴とする光学装置。
  8. 前記光源部を駆動する光源駆動部と、
    前記空間光変調装置を駆動する空間光変調装置駆動部とをさらに有し、
    前記光源駆動部と前記空間光変調装置駆動部とは、前記同一の基板上に形成されることを特徴とする請求項7に記載の光学装置。
  9. 前記基板は、前記光源部及び前記空間光変調装置の少なくとも一方からの熱を周囲に放出するヒートシンクを有することを特徴とする請求項7又は8に記載の光学装置。
  10. 前記空間光変調装置は、前記光源部からの光を前記結像レンズの方向又は前記結像レンズ以外の方向に反射させる可動ミラー素子からなるティルトミラーデバイスであって、
    前記可動ミラー素子により結像レンズ以外の方向へ反射される光を吸収する吸収板をさらに有することを特徴とする請求項7〜9のいずれか一項に記載の光学装置。
  11. 前記光源部は固体発光素子であることを特徴とする請求項7〜10のいずれか一項に記載の光学装置。
  12. 前記反射ミラーは、前記光源部から供給された光を前記空間光変調装置の方向へ集光させる曲率を有することを特徴とする請求項7〜11のいずれか一項に記載の光学装置。
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