JP2004151651A - 照明装置、プロジェクタ及び光学装置 - Google Patents

照明装置、プロジェクタ及び光学装置 Download PDF

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Takashi Takeda
高司 武田
Masatoshi Yonekubo
政敏 米窪
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Abstract

【課題】照明光学系を有効に利用することで、明るい投写像を得ることができる照明装置等を提供すること。
【解決手段】光を供給する光源部101と、光源部101からの光を空間光変調装置103へ導く照明光学系102と、照明光学系102の近傍に配置されて、空間光変調装置103によって変調された光を投写する投写レンズ104と、を有し、照明光学系102は、投写レンズ104の外周部分104aの形状と略一致する形状の切欠き部102aを有する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、照明装置、プロジェクタ及び光学装置に関するものであって、特に、光源部として固体発光素子を用いるものに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
プロジェクタは、コンピュータ等の画像供給装置から供給された画像信号に応じて画像を表す光(投写光)を投写することにより、画像を表示する画像表示装置である。特に光源部には、明るく高輝度な光を供給できるものとしてハロゲンランプや超高圧水銀ランプ等の大型で重い駆動回路を必要とする光源を用いていた(たとえば、特許文献1参照。)。
また、光源部からの光は、光変調装置によって画像を形成されることが知られている。この光変調装置とは、各画素に照射された照明光の出射方向を画像情報に応じて制御することにより、光を変調して画像を形成する装置のことを言う。この光変調装置としては、ディジタルマイクロミラーデバイス(テキサスインスツルメンツ社の登録商標。以後、「DMD」という。)等が挙げられる(例えば、特許文献2参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開平8−186783号公報
【特許文献2】
米国特許No,5,867,202号明細書
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
プロジェクタの光源部としては、古くはハロゲンランプ、近年は超高圧水銀ランプが主として用いられている。近年、光源部の主流となっている超高圧水銀ランプは、明るく高輝度な光を供給できる。しかし、超高圧水銀ランプは、大型で重い駆動回路を必要とする。このため、プロジェクタ本体の小型化、軽量化の妨げとなる。
【0005】
また、固体発光素子は超小型、超軽量である。固体発光素子の発光効率は著しく進歩してきているため、固体発光素子はプロジェクタの光源部として好適な素子である。固体発光素子からの光を空間光変調装置へ効率良く導くために、照明光学系が用いられる。照明光学系は、光軸に関して回転対称な光学系である。照明光学系と固体発光素子とで照明装置を構成する。
【0006】
空間光変調装置としては、ティルトミラーデバイスや液晶ライトバルブ等が用いられている。ティルトミラーデバイスは、複数の微小反射ミラーを有する。微小反射ミラーは、画像信号に応じて入射光を投写する方向(ON)と廃棄する方向(OFF)との2つの方向へ反射させる。このため、ティルトミラーデバイスへ入射する光の入射角度は所定の範囲内であることが望ましい。さらに、液晶ライトバルブは、入射光の偏光状態を画像信号に応じて変調して射出する。光の偏光状態を制御する場合、光学素子への入射角特性が大きく依存する。このため、ティルトミラーデバイスと同様に、液晶ライトバルブへ入射する光の入射角度は所定の範囲内であることが望ましい。従って、照明光学系と空間光変調装置との位置関係は略決まってしまう。しかしながら、プロジェクタ全体として小型化を図る場合、投写レンズの鏡筒と照明光学系とが干渉してしまうことが多い。
【0007】
図9(a)は、投写レンズ1000の鏡筒1001と照明光学系1002とが干渉する様子を説明する図である。上述のように不図示の空間光変調装置との関係で照明光学系1002の位置が略決まる。そして、殆どの場合、投写レンズ1000と照明光学系1002とが近接する。このため、図9(a)において照明光学系1002のうち斜線で示す部分が鏡筒1001と干渉してしまう。
【0008】
図9(b)は、上述の干渉を回避するような口径を有する照明光学系1003を用いた場合の構成を示す図である。図9(b)に示す構成の場合、鏡筒1001との干渉は回避できる。しかし、図9(b)において、斜線を付して示す部分は、光源部から光が供給されているにも関わらず、照明光学系1003を透過できない。このため、投写される光量が低下するので問題である。
【0009】
図9(c)は、照明光学系1002が複数のレンズ素子1004からなる場合の構成を示す図である。複数のレンズ素子1004は、光源部が有する複数の固体発光素子に各々対応している。レンズ素子1004は円形形状である。このため、レンズ素子1004を同一平面上に配列した場合、斜線を付して示す隙間領域1005が形成されてしまう。レンズ素子1004をより多く配列できれば、レンズ素子1004に対応する固体発光素子の数も増やすことができるため、明るい照明光を得ることができる。しかし、隙間領域1005の分だけ、照明光学系1002のレンズ素子1004を配列するスペースの損失を生ずる。このため、より多くのレンズ素子1004を配列して、対応する固体発光素子の数を増やすことが困難であるため問題である。
【0010】
また、複数の固体発光素子(図9(c)では7個の固体発光素子)から供給される光は、対応するレンズ素子1004に入射する。このとき、各固体発光素子からの光は、円形のレンズ素子1004に加えて、図9(c)において斜線を付した隙間領域1005にも入射する。斜線を付した隙間領域1005にはレンズ素子1004が存在しない。このため、斜線を付した隙間領域1005に入射した光は、空間光変調装置の方向へ有効に導かれることがない。このため、複数の固体発光素子からの光を効率良く用いることが困難であり問題である。
【0011】
これから詳述する第1から第3の本発明は上記問題に鑑みてなされたものである。第1の本発明は、照明光学系を有効に利用することで、明るい照明光を得ることができる照明装置を提供することを目的とする。第2の本発明は、複数の固体発光素子を光源とする場合、照明光学系の入射瞳へ、より多くの固体発光素子からの光を隙間なく導くことで、明るい照明光を得ることができる照明装置を提供することを目的とする。第3の発明は、複数の固体発光素子を光源とする場合、この固体発光素子からの光を効率良く照明光学系へ導くことで、明るい照明光を得ることができる照明装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決し、目的を達成するために、第1の本発明によれば、光を供給する光源部と、前記光源部からの光を空間光変調装置へ導く照明光学系と、前記照明光学系の近傍に配置されて、前記空間光変調装置によって変調された光を投写する投写レンズと、を有し、前記照明光学系は、前記空間光変調装置からの光を投写する投写レンズの外周部分の形状と略一致する形状の切欠き部を有することを特徴とする照明装置を提供できる。これにより、照明光学系を有効に利用することで、明るい照明光を得ることができる。
【0013】
また、第2の本発明によれば、光を供給する複数の固体発光素子を有する光源部と、前記光源部からの光を空間光変調装置へ導く照明光学系とを有し、前記照明光学系は、前記複数の固体発光素子に対応して略同一平面上に配列された複数のレンズ素子からなり、前記レンズ素子は、稠密に配列できる多角形形状を有することを特徴とする照明装置を提供できる。これにより、複数の固体発光素子を光源とする場合、照明光学系の入射瞳へ、より多くの固体発光素子からの光を隙間なく導くことができる。この結果、光源部を構成する固体発光素子の数を増やすことができる。従って、明るい照明光を得ることができる。
【0014】
また、本発明の好ましい態様によれば、前記レンズ素子の多角形形状は6角形形状であることが望ましい。これにより、レンズ素子をさらに効率良く同一平面上に配列できる。
【0015】
また、第3の本発明によれば、光を供給する複数の固体発光素子を有する光源部と、前記光源部からの光を空間光変調装置へ導く照明光学系とを有し、前記照明光学系は、前記複数の固体発光素子に対応して略同一平面上に配列された複数のレンズ素子からなり、前記固体発光素子は、供給する光を対応する前記レンズ素子の方向へ反射させるための反射部を有することを特徴とする照明装置を提供できる。これにより、固体発光素子からの光を効率良く照明光学系の対応するレンズ素子へ導くことで、明るい照明光を得ることができる。
【0016】
また、本発明の好ましい態様によれば、前記反射部は、前記照明光学系側に凹面を向けた曲率を有する反射ミラーであることが望ましい。これにより、さらに効率的に固体発光素子からの光を対応するレンズ素子へ導くことができる。
また、本発明の好ましい態様によれば、第2又は第3の発明において、前記照明光学系は、前記投写レンズの外周部分の形状と略一致する形状の切欠き部を有することが望ましい。これにより、さらに効率的に光源部からの光を有効に使用することができる。
【0017】
また、本発明によれば、上述の照明装置と、前記照明装置からの光を画像信号に応じて変調して射出する空間光変調装置と、前記変調された光を投写する投写レンズとを有することを特徴とするプロジェクタを提供できる。これにより、明るい投写像を得ることができる。
また、本発明によれば、上述の照明装置を有することを特徴とする光学装置を提供できる。これにより、明るい光学像を得ることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下に添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態を詳細に説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態に係る照明装置を有するプロジェクタ100の概略構成を示す図である。光源部101は、空間光変調装置103に向けて光を射出するが、光源部101からの光は、先ず照明光学系102に入射する。照明光学系102は、1枚のレンズからなり、投写レンズ104の光入射側の開口部近傍に配置され、光源部101からの光を空間光変調装置103へ効率良く導く機能を有する。照明光学系102は、この照明光学系102の投写レンズ104側に切欠き部102aを有する。なお、照明光学系102についての詳細は後述する。光源部101と照明光学系102とで照明装置を構成する。空間光変調装置103は、入射した光を画像信号に応じて変調して、射出する。なお、空間光変調装置103としてはティルトミラーデバイスを用いることができる。従来のティルトミラーデバイスの例の一つは、DMDである。空間光変調装置103で変調された光は投写レンズ104の光入射側の開口部に入射する。投写レンズ104は、空間光変調装置103で変調された光をスクリーン105へ投写する。
【0019】
次に、照明装置の照明光学系102について説明する。図2は、照明光学系102と投写レンズ104とを空間光変調装置103側から見た図である。光源部101からの光は照明光学系102に向けて射出される。照明光学系102は、投写レンズ104の近傍に配置されることから、投写レンズ104と干渉しあう。この干渉を回避するために照明光学系102の大きさを縮小することが講じられるが、照明光学系102の大きさを縮小させると、照明光学系102を透過できない光が存在することになる。そこで、照明光学系102に、投写レンズ104の外周部分104aの形状と略一致する形状の切欠き部102aを形成させたことで、照明光学系102と投写レンズ104との干渉を避けることができる。照明光学系102の有効径を減少させることがないので、光源部101からの光を有効に空間光変調装置103へ導くことができる。この結果、光源部101からの光の利用効率が向上し、スクリーン105上で明るい投写像を得られる。
【0020】
(第2実施形態)
図3は、第2実施形態に係る照明装置を有するプロジェクタ300の概略構成を示す図である。本実施形態は光源部301と照明光学系302とが上記第1実施形態と異なる。上記第1実施形態と同一の部分には同様の符号を付し、重複する説明は省略する。光源部301は、光を供給する複数の固体発光素子301aをアレイ状に配列し、各固体発光素子の光出射口が照明光学系302方向に向けられている。なお、固体発光素子は、小スペース、フレーム中の他の色表示の時は消燈できるため省電力という効果を有している。固体発光素子301aとして発光ダイオード素子(LED)、半導体レーザやエレクトロルミネセンス(EL)を用いることができる。
【0021】
また、照明光学系302は、複数の固体発光素子301aに対応して略同一平面M上に複数のレンズ素子302aをアレイ状に配列したものからなる。光源部301と照明光学系302とで照明装置を構成する。レンズ素子302aは、稠密に配列できる多角形形状を有する。これにより、レンズ素子とレンズ素子の間の隙間が減少する。よって、複数のLEDなどを固体発光素子301aとする場合、照明光学系302の入射瞳へ固体発光素子301aからの光を隙間なく導くことができる。この結果、光源部301を構成する固体発光素子301aの数を増やすことができる。従って、より多くの光源を利用できることから明るい照明光による明るい投写像を得ることができる。さらに好ましくは、レンズ素子302aの多角形形状は、図4に示すような6角形形状であることが望ましい。これにより、レンズ素子302aをさらに効率良く同一平面M上に稠密に配列できるので、さらに多くの固体発光素子301aを用いることができる。
【0022】
また、本実施形態では、以下の構成によりフルカラー像を得られる。例えば、固体発光素子301aは、赤色光(以下、「R光」という)用と、緑色光(以下、「G光」という)用と、青色光(以下、「B光」という)用との複数のLEDからなる。映像の1フレーム間で、R光用、G光用、B光用のLEDを順次点灯させて空間光変調装置103を照明する。R光とG光とB光とを順次投写して、全体として白色の投写画像を得るためには、G光の光束量を全体の光束量に対して60%から80%程度にする必要がある。このため、R光用、B光用、及びG光用の各LEDを同数量ずつ配列した場合は、G光用のLEDの点灯時間を、R光用、B光用のLEDの点灯時間よりも長くすることが望ましい。そして、観察者は、肉眼でR光とG光とB光とを積分した状態で認識できる。これにより、スクリーン105上にフルカラー像を投写する。
さらに、G光用LEDを、R光用LEDやB光用LEDよりも多く配置する場合、G光用LEDの点灯時間は、他のLEDの点灯時間と同程度又はそれ以下に短くすることもできる。
【0023】
(第3実施形態)
図5は、第3実施形態に係るプロジェクタ500の概略構成を示す図である。本実施形態は光源部501と照明光学系502とが上記第1実施形態と異なる。上記第1実施形態と同一の部分には同様の符号を付し、重複する説明は省略する。光源部501は、空間光変調装置103に光を供給する複数の固体発光素子501aを有する。光源部501と照明光学系502とで照明装置を構成する。
【0024】
図6は、光源部501と照明光学系502と概略の構成を示す図である。光源部501は、光を供給する複数の固体発光素子501a、501b、501c(不図示)を有する。固体発光素子501a、501b、501c(不図示)として固体発光素子であるLEDを用いる。光源部501の構成の詳細について、固体発光素子501aを例に説明する。固体発光素子501aは、チップ504とレンズ505と反射部503とを有する。また、照明光学系502は、複数の固体発光素子501a、501b、501c(不図示)に対応して略同一平面M上に配列された複数のレンズ素子502a、502b、502c(不図示)からなる。
【0025】
固体発光素子501aの反射部503は、チップ504が供給する光を対応するレンズ素子502aの方向へ反射させる。チップ504自体からはあらゆる方向へ光が供給される。例えば、固体発光素子501aからの光線Lは、反射部503でレンズ素子502aの方向へ反射される。これにより、固体発光素子501aからの光は略全てレンズ素子502aへ入射する。同様に、固体発光素子501bからの光は略全てレンズ素子502bへ入射する。これにより、1つの固体発光素子に対応したレンズ素子が設けられ、光がそのレンズ素子に入射することになるので、対応したレンズ素子以外に入射することがない。よって、照明光学系内での混色が発生することがなく空間光変調装置に光を入射させることができる。また、レンズ素子の形状等が原因でレンズ素子とレンズ素子の間に隙間が生じても、その隙間に光が入射してしまうことがない。また、反射部503は、照明光学系502側に凹面を向けた曲率を有する反射ミラーであることが望ましい。これにより、さらに効率的に固体発光素子からの光を対応するレンズ素子へ導くことができる。この結果、明るい照明光により明るい投写像を得ることができる。
【0026】
図7は、空間光変調装置103側からみた光源部501の正面図である。光源部501は、3つの固体発光素子501a、501b、501cとからなる。3つの固体発光素子501a、501b、501cは三角形状に配列されている。図6は、図7におけるA−A’断面をB方向から見た図に相当する。図7において、3つの固体発光素子501a、501b、501cに囲まれた領域505は、その斜面が固体発光素子の光を反射すことが望ましい。これにより、3つの固体発光素子501a、501b、501cからの光を、効率良く照明光学系502の対応するレンズ素子502a、502b、502c(不図示)へ反射させて導くことができる。つまり、固体発光素子に対応するレンズ素子以外に光が入射することがないので、空間光変調装置に入射する光の混色を抑えることができる。この結果、明るい投写像を得ることができる。
【0027】
また、上記第2実施形態及び第3実施形態において、照明光学系302、502にあるように複数のレンズ素子がアレイ状に配列された照明光学系の外周部は円形形状を有している。しかしこれに限られず、上記第1実施形態で述べたように、投写レンズ104の外周部分の形状と略一致するように複数のレンズ素子がアレイ状に配列された照明光学系の形状に切欠き形状を構成してもよい。これにより、さらに効率良く光源部301、501からの光を空間光変調装置103へ導くことができる。
【0028】
(第4実施形態)
図8は、本発明の第4実施形態に係る光学装置の例であるプリンタ700の概略構成を示す図である。上記各実施形態で説明した照明装置701からの光は、反射型のティルトミラーデバイス702に入射する。ティルトミラーデバイス702は、不図示の制御部からの信号に基づいて、光のON又はOFFにより感光ドラム703上に光を反射させる。感光ドラム703の表面は、予め帯電ロール704の負電荷により均一な負の静電気を帯びている。そして、光が照射された感光ドラム703上の部分(画像に相当する部分)だけ負の電荷が弱まる。これにより、感光ドラム703上に静電潜像(プリントイメージ)が形成される。次に、負に帯電されたトナーは、感光ドラム703上の負の電荷が弱い部分に引きつけられて、感光ドラム703上にトナー像を形成する。感光ドラム703に密着した用紙Pの裏側から転写ロール705により正の電荷が与えられる。これにより、トナーは用紙Pに転写される。そして、用紙Pから正の電荷が奪われると用紙Pが感光ドラム703から剥離する。用紙Pの転写されたトナーは、定着部であるヒートロール706の熱で溶ける。同時に、プレッシャーロール707で圧力を受けて用紙Pに定着される。感光ドラム703表面に残った残留トナーは、クリーニングブレード708により掃き落とされる。そして、感光ドラム703は帯電ロール704により、電気的に均一に負に帯電される。この一連の手順を繰り返して用紙Pに印字することができる。これにより、照明光を効率良く感光ドラム703に照射できる。この結果、S/N比が高くノイズの少ない印字を行うことができる
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るプロジェクタの概略構成を示す図。
【図2】上記第1実施形態の照明光学系の概略構成を示す図。
【図3】本発明の第2実施形態に係るプロジェクタの概略構成を示す図。
【図4】上記第2実施形態の照明光学系の概略構成を示す図。
【図5】本発明の第3実施形態に係るプロジェクタの概略構成を示す図。
【図6】上記第3実施形態の照明装置の概略構成を示す図。
【図7】上記第3実施形態の光源部の概略構成を示す図。
【図8】本発明の第4実施形態のプリンタの概略構成を示す図。
【図9】(a)、(b)、(c)は照明光学系の概略構成を示す図。
【符号の説明】
100 プロジェクタ、101 光源部、102 照明光学系、103 空間光変調装置、104 投写レンズ、105 スクリーン、102a 切欠き部、104a 外周部、300 プロジェクタ、301 光源部、301a 発光素子、301b 発光素子、302 照明光学系、302a レンズ素子、302bレンズ素子、501 光源部、502 照明光学系、501a 発光素子、501b 発光素子、501c 発光素子、502a レンズ素子、502b レンズ素子、503 反射部、504 チップ、505 レンズ、505 領域、700 プリンタ、701 照明装置、702 ティルトミラーデバイス、703 感光ドラム、704 帯電ロール、705 転写ロール、706 ヒートロール、707 プレッシャーロール、708 クリーニングブレード、P 用紙、1000 投写レンズ、1001 鏡筒、1002 照明光学系、1003 照明光学系、1004 レンズ素子

Claims (8)

  1. 光を供給する光源部と、
    前記光源部からの光を空間光変調装置へ導く照明光学系と、
    前記照明光学系の近傍に配置されて、前記空間光変調装置によって変調された光を投写する投写レンズと、を有し、
    前記照明光学系は、前記投写レンズの外周部分の形状と略一致する形状の切欠き部を有することを特徴とする照明装置。
  2. 光を供給する複数の固体発光素子を有する光源部と、
    前記光源部からの光を空間光変調装置へ導く照明光学系とを有し、
    前記照明光学系は、前記複数の固体発光素子に対応して略同一平面上に配列された複数のレンズ素子からなり、
    前記レンズ素子は、稠密に配列できる多角形形状を有することを特徴とする照明装置。
  3. 前記レンズ素子の外形形状は6角形形状であることを特徴とする請求項2に記載の照明装置。
  4. 光を供給する複数の固体発光素子を有する光源部と、
    前記光源部からの光を空間光変調装置へ導く照明光学系と、
    前記照明光学系は、前記複数の固体発光素子に対応して略同一平面上に配列された複数のレンズ素子からなり、
    前記固体発光素子は、供給する光を対応する前記レンズ素子の方向へ反射させるための反射部を有することを特徴とする照明装置。
  5. 前記反射部は、前記照明光学系側に凹面を向けた曲率を有する反射ミラーであることを特徴とする請求項4に記載の照明装置。
  6. 前記照明光学系は、前記投写レンズの外周部分の形状と略一致する形状の切欠き部を有することを特徴とする請求項2又は4に記載の照明装置。
  7. 請求項1〜6のいずれか一項に記載の照明装置と、
    前記照明装置からの光を画像信号に応じて変調して射出する空間光変調装置と、
    前記変調された光を投写する投写レンズとを有することを特徴とするプロジェクタ。
  8. 請求項1〜6のいずれか一項に記載の照明装置を有することを特徴とする光学装置。
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