JP2007199488A - 共焦点型顕微鏡 - Google Patents

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Abstract

【課題】半導体ウェハの周縁に形成されたノッチのような切欠き部や溝等の内周面を高解像度画像として撮像できる共焦点型顕微鏡を提供する。
【解決手段】
対物レンズ系(29)を介して2次元走査ビームを半導体ウェハ(1)の端縁(2)に向けて投射する。半導体ウェハからの反射光は、対物レンズ系(29)により集光され、リニァイメージセンサ(32)に入射し、その出力信号を信号処理装置(40)に供給する。信号処理装置(40)から半導体ウェハの端縁の2次元画像信号を出力する。本発明では、対物レンズ系の先端側に光軸をはさんで両側に切欠き部(60a,60b)を形成する。この切欠き部が形成されることにより、対物レンズ系の先端部分は、ウェハと衝突することなくウェハに形成されたノッチ(4)の内部に進入することができ、ノッチの内周面の画像を撮像することができる。
【選択図】 図5

Description

本発明は共焦点型顕微鏡、特に半導体ウェハのノッチのような切欠き部の内周面の状態を高解像度画像として観察できる共焦点型顕微鏡に関するものである。
また、本発明は、共焦点型顕微鏡に用いられる対物レンズ系にも関するものである。
半導体ウェハには、結晶方位を示すノッチが形成されており、各処理工程においては、ノッチを位置決めの基準として用いて各種の処理が行われる。ノッチは、ウェハの周縁に形成された半円形又はV字状の凹部ないし切欠き部であり、ウェハの素子形成領域に近接している。よって、ノッチの内周面に前工程で形成された皮膜等が残存すると、次の処理工程の位置決め精度が低下するだけでなく、残存する皮膜等が異物となり、半導体デバイスの製造歩留りを低下させる要因となる。従って、ノッチの内周面の状態を高分解能で観察できる顕微鏡の開発が強く要請されている。
半導体ウェハ等の試料表面の状態を高分解能画像として観察する顕微鏡として、共焦点型顕微鏡が既知である(例えば、特許文献1参照)。この共焦点型顕微鏡では、レーザ光源から発生したレーザビームを音響光学素子により主走査方向に偏向し、音響光学素子から出射したレーザビームを振動ミラーにより副走査方向に偏向し、対物レンズを介して試料表面に投射している。試料表面からの反射光は、対物レンズにより集光され、振動ミラーを経てリニァイメージセンサにより受光されている。
特開昭62−18179号公報
共焦点型顕微鏡は、高解像度の試料像を撮像できるので、半導体ウェハの表面状態を観察するのに好適である。しかしながら、開口数の大きな対物レンズを用いるため、対物レンズの先端を試料表面に近接して撮像しなければならない。一方、ウェハの周縁に形成されているノッチはウェハの周縁に形成された凹部であるため、対物レンズをノッチの内周面に接近させようとすると、対物レンズが半導体ウェハの周縁と衝突してしまい、ノッチの内周面の状態を観察することは極めて困難である。一方、開口数の小さい対物レンズを用いた場合、対物レンズが半導体ウェハの周縁領域と衝突せずに撮像できるが、低解像度のノッチ画像しか撮像されず、ノッチ内周面の微細な状態を把握することは極めて困難である。また、ノッチの内周面を2次元CCDカメラで撮像しても、CCDカメラの分解能が比較的低いため、所望の解像度の画像が撮像されないのが実情である。
本発明の目的は、半導体ウェハの周縁に形成されたノッチのような切欠き部や溝等の内周面を高解像度画像として撮像できる共焦点型顕微鏡を提供することにある。
また、本発明の別の目的は、切欠き部等の内周面を撮像できる共焦点型顕微鏡に好適な対物レンズ系を実現することにある。
本発明による共焦点型顕微鏡は、レーザビームを、第1の方向に延在する非コヒーレントなライン状光ビームに変換するライン状光ビーム発生手段と、ライン状光ビームを第1の方向と直交する第2の方向に周期的に偏向するビーム偏向手段と、偏向されたライン状光ビームを試料に向けて投射する対物レンズ系と、対物レンズ系をその光軸方向にそって移動させる対物レンズ移動手段と、前記第1の方向と対応する方向に配列された複数の受光素子を有し、試料からの反射光を前記対物レンズ系を介して受光するリニァイメージセンサと、リニァイメージセンサからの出力信号に基づいて試料の2次元画像信号を出力する信号処理装置とを具え、
前記対物レンズ系は、その光軸にそって配置した複数のレンズと、これら複数のレンズを支持する鏡筒とを有し、当該対物レンズ系には、入射したライン状光ビームが出射する先頭側において、鏡筒及び少なくとも先頭のレンズの光軸をはさんで両側に切欠き部が形成されていることを特徴とする。
高解像度の試料像を撮像するためには、開口数の大きな対物レンズ系を用いる必要がある。開口数の大きな対物レンズ系の焦点距離は短いため、半導体ウェハのノッチの内部を撮像しようとすると、対物レンズ系の先端が半導体ウェハに衝突してしまう。そこで、本発明では、対物レンズ系の先頭側に光軸をはさんで対向する2つの切欠き部を形成する。切欠き部を形成することにより、対物レンズ系の先頭部分がノッチの内部に進入できるため、ノッチの内周面の高解像度画像を撮像することができる。尚、本発明者が種々の実験及び解析を行った結果、先頭のレンズに切欠き部が形成されても、視野の中央部分の画像の解像度が僅かに低下するだけである。一方、視野の周辺の画像を形成する多くの光は、レンズの周辺を通過するため、切欠き部が形成されてもほとんど影響を受けないことが確認されている。
本発明による共焦点型顕微鏡では、2つの切欠き部は入射するライン状光ビームをはさんで対向するように位置する。
本発明による別の共焦点型顕微鏡は、走査ビームを発生するレーザ光源と、走査ビームを第1の方向に周期的に偏向する第1のビーム偏向手段と、第1のビーム偏向手段から出射した走査ビームを第1の方向と直交する第2の方向に周期的に偏向する第2のビーム偏向手段と、第2のビーム偏向手段から出射した走査ビームを試料に向けて投射する対物レンズ系と、対物レンズ系を光軸方向に移動させる対物レンズ駆動手段と、前記第1の方向と対応する方向に配列された複数の受光素子を有し、試料からの反射光を前記対物レンズ系及び第2のビーム偏向手段を介して受光するリニァイメージセンサと、リニァイメージセンサからの出力信号を受け取って試料の2次元画像信号を出力する信号処理装置とを具え、
前記対物レンズ系は、その光軸にそって配置した複数のレンズと、これら複数のレンズを支持する鏡筒とを有し、当該対物レンズ系には、入射した光ビームが出射する先頭側において、鏡筒及び少なくとも先頭のレンズの光軸をはさんで両側に切欠き部が形成されていることを特徴とする。
当該共焦点型顕微鏡においては、対物レンズ系に形成された2つの切欠き部は、走査ビームをはさんで対向するように位置する。
本発明による共焦点型顕微鏡の好適実施例は、対物レンズ系は、凹レンズが先頭に配置され、ほぼ45度又はそれ以上の開口角を有することを特徴とする。開口角が45°以上の対物レンズ系を用いることにより、方位角が90°にわたる試料表面の画像を撮像することができる。この結果、素子形成面と端面とが90°の角度をなす半導体ウェハの端縁の画像を一回の撮像操作により撮像することが可能である。
本発明による共焦点型顕微鏡の好適実施例は、信号処理装置は、前記対物レンズ系を光軸方向に移動させながら撮像した複数の2次元画像のうち、各画素の最大輝度値から構成される2次元画像信号を出力することを特徴とする。半導体ウェハのノッチ等の凹部の表面と対物レンズ系との間の光軸方向の距離は、部分的に相違する。一方、開口数の大きな対物レンズ系の焦点深度は浅いため、1枚の2次元画素だけではノッチの全内周面に焦点が合った画像を撮像することができない。そこで、対物レンズ系を光軸方向に移動させながら複数の2次元画像を撮像し、信号処理装置において、各画素毎に最大輝度値を抽出して2次元画像を形成する。これにより、視野全体にわたって焦点の合った全焦点画像を撮像することができる。
本発明による共焦点型顕微鏡の好適実施例は、当該共焦点型顕微鏡を用いて半導体ウェハに形成されたノッチの内周面を観察する際、前記対物レンズ系の先頭のレンズの少なくとも一部分がノッチの内部に進入することを特徴とする。
対物レンズ系の先頭のレンズがノッチの内部まで進入することにより、ノッチの最奥部の画像も鮮明に撮像することができる。
本発明による別の共焦点型顕微鏡は、対物レンズ系を介してライン状光ビームを投射し、試料からの反射ビームを前記対物レンズ系を介してリニァイメージセンサにより受光する第1の撮像装置と、同じく対物レンズ系を介してライン状光ビームを投射し、試料からの反射ビームを前記対物レンズ系を介してリニァイメージセンサにより受光する第2の撮像装置と、第1及び第2の撮像装置から出力される出力信号を受け取って試料の2次元画像信号を出力する信号処理装置とを具え、
前記第1及び第2の撮像装置の対物レンズ系は、半導体ウェハのノッチの内周面を観察する際、先頭に配置したレンズの少なくとも一部分がノッチの内部に進入するように、光軸をはさんで対向する2つの切欠き部が形成されていることを特徴とする。
本発明による別の共焦点型顕微鏡は、試料表面を2次元走査するための光ビームを対物レンズ系を介して投射し、試料からの反射光を前記対物レンズ系を介して撮像素子により受光する第1の撮像装置と、同じく試料表面を2次元走査するための光ビームを対物レンズ系を介して投射し、試料からの反射光を前記対物レンズ系を介して撮像素子により受光する第1の撮像装置と、第1及び第2の撮像装置からの出力信号を受け取って試料の2次元画像信号を出力する信号処理装置とを具え、
前記第1及び第2の撮像装置の対物レンズ系は、半導体ウェハのノッチの内周面を観察する際、先頭に配置したレンズの少なくとも一部分がノッチの内部に進入するように、光軸をはさんで対向する2つの切欠き部が形成されていることを特徴とする。
本発明による共焦点型顕微鏡の別の好適実施例は、前記第1及び第2の撮像装置の対物レンズ系の光軸は、共に同一平面上に位置すると共に、互いに90度の角度をなすことを特徴とする。
本発明による対物レンズ系は、集束した光ビーム又はライン状光ビームにより試料表面を2次元走査し、試料からの反射光を受光して試料の2次元画像を形成する共焦点型顕微鏡に用いられる対物レンズ系であって、光軸方向に沿って配置した複数のレンズと、これら複数のレンズを支持する鏡筒とを有し、当該対物レンズ系の先頭に凹レンズが配置され、少なくとも先頭に配置した凹レンズと鏡筒に2つの切欠き部が形成され、これらの切欠き部が光軸をはさんで対向するように形成されていることを特徴とする。
本発明では、対物レンズ系に光軸をはさんで対向する2つの切欠き部が形成されているので、半導体ウェハのノッチ等の凹部や切欠き部の内周面の高解像度画像を撮像することができる。
図1は本発明による共焦点型顕微鏡の基本概念を説明するための線図である。本例では、撮像対象として半導体ウェハを用いる。図1(a)は半導体ウェハ1の端縁に入射する2本の走査ビームの入射状態を示す斜視図であり、図1(b)は半導体ウェハの中心面Sの上方から見た平面図である。半導体ウェハ1は中心面Sを有し、この中心面Sをはさんで素子形成面である第1の表面1aと裏面である第2の表面1bとを有し、これら第1の表面と第2の表面との間に端縁2が位置する。端縁2は、2つの斜面2a及び2bを有し、これらの斜面間に中心面と直交する端面2cが存在する。第1の斜面2aは第1の表面1aに連なり、第2の斜面2bは第2の表面1bと連なる。
端縁2に向けて第1の走査ビーム3a及び第2の走査ビーム3bを投射する。これら第1及び第2の走査ビームは、後述する第1及び第2の撮像装置からそれぞれ出射する。第1及び第2の走査ビームは、半導体ウェハの中心面Sと直交する面内に延在するライン状の光ビーム又は周期的に高速振動ないし高速偏向する走査ビームとする。第1の走査ビーム3aは中心面Sの第1の側から投射され、第2の走査ビームは中心面Sをはさんで第1の側とは反対側である第2の側から投射される。従って、半導体ウェハ1の端縁2には、中心面Sをはさんで両側から同一面内に延在する2本のライン状光ビーム又は2本の周期的に高速振動する光ビームがそれぞれ入射する。尚、第1の走査ビーム3aは、第1の表面1aの一部並びに第1の斜面2a及び端面2cの一部に入射し、第2の走査ビーム3bは、第2の表面1bの一部並びに第2の斜面2b及び端面2cの一部に入射する。尚、第1及び第2の走査ビームを投射する対物レンズの光軸をZ1及びZ2とし、これらの光軸は同一面内に位置すると共に90°の角度をなす。走査ビームを含む面内の光軸Z1と直交する方向をx1とし、光軸Z2と直交する方向をx2とする。尚、x1及びx2方向は、後述する一次元画像の画素の配列方向とする。本例では、2つの撮像装置を用いて2本の装置ビームを投射する構成としたが、勿論、1台の撮像装置を用い、半導体ウェハの一方の側から撮像し、次に半導体ウェハを回動させて反対側から撮像することも可能である。
図2は本発明による共焦点型顕微鏡の第1の実施例を示す線図である。本例では、測定ビームとして測定面内で周期的に高速振動する測定ビームを用いて半導体ウェハの端縁を走査する。本発明による共焦点型顕微鏡は、第1及び第2の2つの共焦点型の撮像装置10及び11を有し、これら2つの撮像装置は半導体ウェハの中心面Sをはさんで両側にそれぞれ配置され、半導体ウェハの端縁2の2次元画像を両方の側から撮像する。尚、第1及び第2の撮像装置は同一構成であるため、図面上第1の撮像装置についてだけ詳細に図示する。撮像装置は、半導体レーザ20を有し、半導体レーザ20から発生するレーザビームにより半導体ウェハの端縁を走査する。レーザビームは、エキスパンダ光学系21により拡大平行光束に変換する。エキスパンダ光学系21から出射したレーザビームは、第1のビーム偏向装置である音響光学素子22に入射し、当該音響光学素子により入射したレーザビームを第1の方向に周期的に偏向する。音響光学素子22から出射したレーザビームは、リレーレンズを経て偏光ビームスプリッタ24に入射し、その偏光面で反射し、1/4波長板25及びリレーレンズ26を経て振動ミラー27に入射する。振動ミラー27は、入射したレーザビームを第1の方向と直交する第2の方向に周期的に偏向する。
振動ミラー27で反射したレーザビームはリレーレンズ28を経て対物レンズ系29に入射する。対物レンズ29は、図面上単一のレンズとして図示したが、複数のレンズが配列された対物レンズ系を用いる。当該対物レンズ系は、開口角が45°以上のものを用いることにより、方位角が180°にわたる端縁であっても、半導体ウェハの中心面を挟んで両側から測定することにより、2回の測定操作により端縁の2次元画像を撮像することができる。対物レンズ系29の支持枠にはサーボモータ30が連結され、サーボモータ30により光軸方向にそって自在に移動する。レーザビームは対物レンズ系29によりスポット状に集束して半導体ウェハ1の端縁2に入射する。従って、端縁2は、走査ビームにより2次元走査されることになる。尚、走査ビームは、半導体ウェハの第1の表面の一部、斜面2a及び端面2cの一部を走査する。
走査中に、対物レンズ29を光軸方向に移動させながら走査する。従って、走査ビームの集束点は光軸方向に移動するので、端縁の各部位は、ある瞬時に走査ビームの集束点が位置し、それ以外の場合集束性又は発散性の走査ビームが入射する。
半導体ウェハ1の端縁2からの反射光は、対物レンズ系29により集光され、リレーレンズ28を経て振動ミラー27に入射する。従って、半導体ウェハからの反射ビームは振動ミラーによりデスキャンされることになる。振動ミラーで反射した反射光は、リレーレンズ26及び1/4波長板25を経て偏光ビームスプリッタ24に入射する。この反射ビームは1/4波長板25を2回透過しているので、偏向ビームスプリッタ24を透過し、結像レンズ31を経てリニァイメージセンサ32に入射し、光電変換されて半導体ウェハ端縁の一次元画像信号が出力される。この一次元画像信号は、増幅器33を経て信号処理回路40に供給され、信号処理回路において半導体ウェハの端縁の2次元画像信号が出力される。尚、リニァイメージセンサ32の読出制御及び振動ミラー27の駆動制御はコントローラの制御のもとで行うものとする。
同様に、第2の撮像装置11により、第1の側とは反対側の第2の側から半導体ウェハの端縁2の一次元画像を撮像し、得られた一次元画像信号を画像処理装置40に供給する。
図3は信号処理装置の一例を示す線図である。リニァイメージセンサ32から出力される端縁の一次元画像信号は増幅器33により増幅されて信号処理装置40に入力する。リニァイメージセンサからの出力信号はA/D変換器41によりA/D変換され、比較器42に入力すると共に、セレクタ43にも入力し、画像メモリ44に試料の2次元画像の各画素の輝度値が記憶される。画像メモリ44に記憶されている各画素の輝度値は順次読み出され、比較器42において、対物レンズが光軸方向にそって移動する間に検出された新たな輝度値と画像メモリに格納されている輝度値とを2次元画像の各画素毎に比較する。新たに検出された輝度値が画像メモリに記憶された輝度値よりも大きい場合新たな輝度値が選択され、新たな輝度値が画像メモリ44に書き込まれる。このようにして、半導体ウェハの端縁の2次元画像信号のうち、リニァイメージセンサに入射する反射光の最大輝度値が各画素毎に画像メモリ44に記憶される。この結果、ノッチの内周面全体にわたって合焦した2次元画像が撮像される。
このようにして、半導体ウェハの一方の側から見た2次元画像が撮像されるが半導体ウェハの両側から撮像した2次元画像を出力することも可能である。すなわち、第2の撮像装置のリニァイメージセンサからの出力信号も信号処理装置40に入力させ、上述した信号処理を行う。そして、半導体ウェハの端縁の反対側から撮像した2次元画像も別の画像メモリに記憶し、合成回路(図示せず)により2つの撮像装置により撮像された端縁の2次元画像を合成して出力することも可能である。
次に、ノッチ観察について説明する。図4は、ノッチの形状及びノッチと対物レンズ系との関係を示す線図である。図4aに示すように、半導体ウェハ1の周縁に形成されたノッチ4は凹部であるから、ノッチの内周面の状態を観察しようとすると、対物レンズ系29を、その先頭のレンズがノッチ内部に位置するように接近させる必要がある。この場合、開口数の大きな対物レンズ系の焦点距離が短いため、ノッチの内周面上に焦点を合わせようとすると、対物レンズ系の先頭のレンズ及び鏡筒が半導体ウェハに衝突してしまい、ノッチの内周面上に焦点を合わせることができず、従来の共焦点型顕微鏡では、ノッチの内周面の状態を観察することができなかった。そこで、本発明では、対物レンズ系に改良を加えることにより、ノッチの内周面の状態が観察できるようにする。
図5は本発明の対物レンズ系の一例を示す線図であり、図5(a)は改良前の対物レンズ系を示し、図5(b)は改良後の本発明による対物レンズ系を示し、図5(c)は鏡筒を除いて先頭の凹状の第1面を有する凸レンズ側から光軸方向にそって見た図である。対物レンズ系は、光軸Lを有し、光軸にそって先頭の凸レンズ51を含み合計6枚のレンズ51〜56を有し、これらのレンズは鏡筒57内に支持する。尚、対物レンズ系のレンズ数は、単なる一例であり、所望の枚数で構成することができる。
前述したように、ノッチの内周面を観察しようとすると、対物レンズ系の先端が半導体ウェハと衝突してしまい、対物レンズ系の焦点をノッチの内周面上に位置させることできない。そこで、本発明では、対物レンズ系の鏡筒及び少なくとも先頭の凸レンズの一部分が除去されるように、光軸をはさんで2つの切欠き部60a及び60bを形成する(図5a及びb参照)。このように、2つの切欠き部を形成することにより、対物レンズ系がノッチ付近の半導体ウェハと衝突することなく、対物レンズ系の先端部分をノッチ内部に進入させることができ、ノッチの内周面上に焦点を合わせることが可能になる。
次に、対物レンズ系による半導体ウェハからの反射光の集光状態について説明する。図6(a)は対物レンズ系から半導体ウェハに入射する光線及び対物レンズ系により集光される光線を模式的に示す図であり、図6(b)は対物レンズ系の先頭の凸レンズ51から出射する走査ビームの走査状態及び集光状態を示す図である。視野の中央部分の映像情報を表す光線はレンズのほぼ全体を通過する。従って、対物レンズ系に切欠き部を形成した場合、若干解像度に影響を与えることになる。一方、半導体ウェハの素子形成面1a並びに端面2cにおいては、これらの面にほぼ垂直に入射した光線だけが対物レンズ系により集光され、垂直以外の入射角で入射した光線例えばレンズの中央部を通る光線は対物レンズ系により集光されない。従って、対物レンズ系に切欠き部を形成しても、視野の周辺の画像の解像度にほとんど影響を与えない。このように、対物レンズ系に切欠き部を形成しても、対物レンズ系全体としての解像度低下は、視野の中央の画像に僅かな影響を与えるだけあり、対物レンズ系全体としてなんら問題は生じない。
図6(b)に示すように、走査ビームと切欠き部との位置関係は、走査ームをはさんで両側に切欠き部が位置するように設定する。このように走査ビームと切欠き部との関係を規定することにより、視野の周辺の画像を形成する光線は、切欠き部によりほとんどカットされず、解像度に悪影響を及ぼすことはない。
図7は本発明による共焦点型顕微鏡の第2の実施例を示す線図である。本例では、ビーム走査を行うのではなく、ライン状光ビーム副走査方向に周期的に偏向することにより試料表面を2次元走査する。光源としてレーザ光源70を用いる。レーザ光源70から出射したレーザ光は、エキスパンダ光学系71により拡大光束に変換され、シリンドリカルレンズ72により第2の方向に集束した偏平なビームに変換される。当該ビームは、偏光ビームスプリッタ73を透過し、1/4波長板74を通過してマイクロミラー装置(DMD)75の光入射面に垂直に入射する。
本発明では、マイクロミラー装置の各マイクロミラー素子を個別に駆動して画像表示装置として使用するのではなく、駆動パルス発生装置(図示せず)から全てのマイクロミラー素子に同一の駆動パルスを供給し、各ミラー面の全体としての高速回動により入射したレーザビームを発散性の非コヒーレントな光ビームに変換する。マイクロミラー装置75は、光入射面に2次元マトリックス状に配置した複数のマイクロミラー素子を有し、各マイクロミラー素子は、例えば14μm×14μmの矩形のアルミニウムのミラー面を有する。各マイクロミラー素子に同一の駆動パルスが入力すると、各ミラー面は、全体として高速で往復回動ないし往復傾動し、入射したレーザビームを高速偏向させる。すなわち、各ミラー面は、支持柱を中心にして、供給される駆動パルスに応じて、中立点をはさんで一方の側から他方の側に周期的に高速回動するため、各ミラー面に入射したビーム部分がそれぞれ高速で偏向されることになる。この結果、全体として見た場合、マイクロミラー装置75から発散性のライン状光ビームが出射する。尚、マイクロミラー装置による偏向方向を前記第2の方向と直交する第1の方向とし、この第1の方向をライン状光ビームの延在方向とし、第1の方向を含む面を前述した走査ビーム面とする。
一方、マイクロミラー装置の各マイクロミラー素子は、全体として同一の駆動パルスが入力しても、各ミラー面は、微視的に見た場合、その質量等の差によりそれぞれランダムな状態で回動ないし傾動する。このため、入射したレーザビームの各マイクロミラー面に入射したビーム部分は、それぞれランダムな状態で反射する。この結果、マイクロミラー装置から出射するライン状光ビームは、ビーム全体として見た場合、位相関係がそれぞれランダムな状態となり、もはやコヒーレント性は維持されず、発散性の非コヒーレントな光ビームに変換される。この結果、グレァ等が発生しない鮮明な画像を撮像することが可能である。尚、マイクロミラー装置によりレーザビームが非コヒーレントな光ビームに変換されることは、実験により実証されている。
マイクロミラー装置75から出射した非コヒーレントなライン状光ビームは、1/4波長板74を透過し、偏光ビームスプリッタ73の偏光面で反射する。偏光ビームスプリッタ73から出射したライン状光ビームは、集束性の球面レンズ76に入射し、第1の方向に拡大された平行な光ビームに変換される。このライン状の平行光ビームは、第2のシリンドリカルレンズ77により第2の方向に集束され、リレーレンズ78を経て第2の偏光ビームスプリッタ79に入射する。第2の偏光ビームスプリッタから出射した光ビームは、結像レンズ80を透過し、振動ミラー81に入射する。この振動ミラー81は、入射したライン状光ビームを、その延在方向(第1の方向)と直交する方向に周期的に偏向する。
振動ミラーから出射したライン状光ビームは、リレーレンズ82及び83並びに1/4波長板84を経て対物レンズ系85に入射する。当該対物レンズ系85は、図5に示すように、光軸をはさんで2つの切欠き部が形成された対物レンズ系とする。対物レンズ系85にはサーボモータ86が連結され、このサーボモータにより光軸方向にそって移動することが可能である。尚、対物レンズ系と走査ビーム面との関係は、図6(b)に示すように、対物レンズ系の先頭のレンズから出射するライン状光ビームの両側に切欠き部60a及び60bが位置するように設定する。従って、半導体ウェハのノッチの内周面の画像を撮像する場合であっても、対物レンズ系が半導体ウェハと衝突する不具合が解消される。
ライン状光ビームは、対物レンズ85により集束され、集束性のライン状光ビームとして、半導体ウェハ1の端縁に入射する。
半導体ウェハ試料1からライン状の反射光が発生し、当該ライン状の反射光は、対物レンズ系85により集光され、1/4波長板84、リレーレンズ83及び82を経て振動ミラー81に入射する。このライン状の反射ビームは、振動ミラー81によりデスキャンされ、結像レンズ80を経て偏光ビームスプリッタ79に入射する。この試料からの反射光は1/4波長板84を2回通過しているから、偏光ビームスプリッタ79を透過し、リニァイメージセンサ87に入射する。
リニァイメージセンサ87は、第1の方向にそって配列した複数の受光素子を有する。従って、半導体ウェハ1からのライン状の反射光は、リニァイメージセンサの各受光素子上に入射するから、リニァイメージセンサの各受光素子に蓄積した電荷を振動ミラー81と同期して読み出し、増幅器88を介して信号処理装置40に供給する。信号処理装置40は、図3に基づいて説明した信号処理を行って半導体ウェハの端縁の2次元画像信号を出力する。
図7に示す撮像装置を2台設け、図1に示すように、半導体ウェハの中心面をはさんで両側から同一平面上に位置する2本のライン状光ビームを投射して半導体ウェハの端縁の180度の方位にわたる2次元画像を撮像することも可能である。尚、この場合、一方の撮像装置が撮像中の場合他方の撮像装置を待避させ、対物レンズ系が相互に衝突しないようにする。また、2台の撮像装置で撮像された画像は、信号処理装置において、画像合成することにより180度の方位角にわたる画像をモニタ上に表示することが可能である。
本発明は上述した実施例だけに限定されず種々の変形や変更が可能である。例えば、ライン状光ビーム発生装置として、実施例ではレーザ光源とマイクロミラー装置の組み合わせを用いたが、水銀ランプやキセノンランプから出射する光束をスリットを用いてライン状光ビームとすることも可能である。
本発明による断面形状測定装置の半導体ウェハに対する走査ビームの入射状態を示す線図的斜視図及び半導体ウェハの中心面Sの上方から見た平面図である。 本発明による共焦点型顕微鏡の第1の実施例を示す線図である。 信号処理回路の一例を示す図である。 半導体ウェハに形成されているノッチを示す図及び半導体ウェハと対物レンズ系との位置関係を示す線図である。 本発明による対物レンズ系の一例を示す線図である。 対物レンズ系による集光状態を示す図及び走査ビーム面と切欠き部との位置関係を示す図である。 本発明による共焦点型顕微鏡の第2実施例を示す図である。
符号の説明
1 半導体ウェハ
2 端縁
3a,3b 走査ビーム
20 レーザ光源
21 エキスパンダ光学系
22 音響光学素子
23,26,28 リレーレンズ
24 偏光ビームスプリッタ
25 1/4波長板
27 振動ミラー
29 対物レンズ
30 サーボモータ
31 結像レンズ
32 リニァイメージセンサ
33 増幅器
40 信号処理装置
41 A/D変換器
42 比較器
43 セレクタ
44 画像メモリ

Claims (12)

  1. ライン状光ビームを発生するライン状光ビーム発生手段と、ライン状光ビームをその面と直交する方向に周期的に偏向するビーム偏向手段と、偏向されたライン状光ビームを試料に向けて投射する対物レンズ系と、対物レンズ系をその光軸方向にそって移動させる対物レンズ移動手段と、複数の受光素子を有し、試料からの反射光を前記対物レンズ系を介して受光するリニァイメージセンサと、リニァイメージセンサからの出力信号に基づいて試料の2次元画像信号を出力する信号処理装置とを具え、
    前記対物レンズ系は、その光軸にそって配置した複数のレンズと、これら複数のレンズを支持する鏡筒とを有し、当該対物レンズ系には、入射したライン状光ビームが出射する先頭側において、鏡筒及び少なくとも先頭のレンズの光軸をはさんで両側に切欠き部が形成されていることを特徴とする共焦点型顕微鏡。
  2. レーザビームを、非コヒーレントなライン状光ビームに変換するライン状光ビーム発生手段と、ライン状光ビームをその面と直交する方向に周期的に偏向するビーム偏向手段と、偏向されたライン状光ビームを試料に向けて投射する対物レンズ系と、対物レンズ系をその光軸方向にそって移動させる対物レンズ移動手段と、複数の受光素子を有し、試料からの反射光を前記対物レンズ系を介して受光するリニァイメージセンサと、リニァイメージセンサからの出力信号に基づいて試料の2次元画像信号を出力する信号処理装置とを具え、
    前記対物レンズ系は、その光軸にそって配置した複数のレンズと、これら複数のレンズを支持する鏡筒とを有し、当該対物レンズ系には、入射したライン状光ビームが出射する先頭側において、鏡筒及び少なくとも先頭のレンズの光軸をはさんで両側に切欠き部が形成されていることを特徴とする共焦点型顕微鏡。
  3. 請求項1又は2に記載の共焦点型顕微鏡において、前記対物レンズ系に形成されている2つの切欠き部は、入射するライン状光ビームをはさんで対向するように位置することを特徴とする共焦点型顕微鏡。
  4. 走査ビームを発生するレーザ光源と、走査ビームを第1の方向に周期的に偏向する第1のビーム偏向手段と、第1のビーム偏向手段から出射した走査ビームを第1の方向と直交する第2の方向に周期的に偏向する第2のビーム偏向手段と、第2のビーム偏向手段から出射した走査ビームを試料に向けて投射する対物レンズ系と、対物レンズ系を光軸方向に移動させる対物レンズ駆動手段と、前記第1の方向と対応する方向に配列された複数の受光素子を有し、試料からの反射光を前記対物レンズ系及び第2のビーム偏向手段を介して受光するリニァイメージセンサと、リニァイメージセンサからの出力信号を受け取って試料の2次元画像信号を出力する信号処理装置とを具え、
    前記対物レンズ系は、その光軸にそって配置した複数のレンズと、これら複数のレンズを支持する鏡筒とを有し、当該対物レンズ系には、入射した光ビームが出射する先頭側において、鏡筒及び少なくとも先頭のレンズの光軸をはさんで両側に切欠き部が形成されていることを特徴とする共焦点型顕微鏡。
  5. 請求項4に記載の共焦点型顕微鏡において、前記対物レンズ系に形成された2つの切欠き部は、走査ビームをはさんで対向するように位置することを特徴とする共焦点型顕微鏡。
  6. 請求項1から5までのいずれか1項に記載の共焦点型顕微鏡において、前記対物レンズ系は、先頭に配置した凹レンズを有し、ほぼ45度又はそれ以上の開口角を有することを特徴とする共焦点型顕微鏡。
  7. 請求項1から6までのいずれか1項に記載の共焦点型顕微鏡において、前記信号処理装置は、前記対物レンズ系を光軸方向に移動させながら撮像した複数の2次元画像から、各画素について最大輝度値を求め、最大輝度値から構成される2次元画像信号を出力することを特徴とする共焦点型顕微鏡。
  8. 請求項1から7までのいずれか1項に記載の共焦点型顕微鏡において、当該共焦点型顕微鏡を用いて半導体ウェハに形成されたノッチの内周面を観察する際、前記対物レンズ系の先頭のレンズの少なくとも一部分がノッチの内部に進入することを特徴とする共焦点型顕微鏡。
  9. 対物レンズ系を介してライン状光ビームを投射し、試料からの反射ビームを前記対物レンズ系を介してリニァイメージセンサにより受光する第1の撮像装置と、同じく対物レンズ系を介してライン状光ビームを投射し、試料からの反射ビームを前記対物レンズ系を介してリニァイメージセンサにより受光する第2の撮像装置と、第1及び第2の撮像装置から出力される出力信号を受け取って試料の2次元画像信号を出力する信号処理装置とを具え、
    前記第1及び第2の撮像装置の対物レンズ系は、半導体ウェハのノッチの内周面を観察する際、先頭に配置したレンズの少なくとも一部分がノッチの内部に進入するように、光軸をはさんで対向する2つの切欠き部が形成されていることを特徴とする共焦点型顕微鏡。
  10. 試料表面を2次元走査するための光ビームを対物レンズ系を介して投射し、試料からの反射光を前記対物レンズ系を介して撮像素子により受光する第1の撮像装置と、同じく試料表面を2次元走査するための光ビームを対物レンズ系を介して投射し、試料からの反射光を前記対物レンズ系を介して撮像素子により受光する第1の撮像装置と、第1及び第2の撮像装置からの出力信号を受け取って試料の2次元画像信号を出力する信号処理装置とを具え、
    前記第1及び第2の撮像装置の対物レンズ系は、半導体ウェハのノッチの内周面を観察する際、先頭に配置したレンズの少なくとも一部分がノッチの内部に進入するように、光軸をはさんで対向する2つの切欠き部が形成されていることを特徴とする共焦点型顕微鏡。
  11. 請求項9又は10に記載の共焦点型顕微鏡において、前記第1及び第2の撮像装置の対物レンズ系の光軸は、共に同一平面上に位置すると共に、互いに90度の角度をなすことを特徴とする共焦点型顕微鏡。
  12. 集束した光ビーム又はライン状光ビームにより試料表面を2次元走査し、試料からの反射光を受光して試料の2次元画像を形成する共焦点型顕微鏡に用いられる対物レンズ系であって、光軸方向に沿って配置した複数のレンズと、これら複数のレンズを支持する鏡筒とを有し、当該対物レンズ系の先頭に凹レンズが配置され、少なくとも先頭に配置した凹レンズと鏡筒に2つの切欠き部が形成され、これらの切欠き部が光軸をはさんで対向するように形成されていることを特徴とする対物レンズ系。
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