JP4174092B2 - ポリエステル溶融成形物の製造方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は生産性向上とともに省エネルギーや省力化を達成できるポリエステル溶融成形方法、特に溶融紡糸方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ポリエステル繊維は、機械的特性をはじめとして様々の優れた特性を有しているため、衣料用途をはじめとして産業資材用途にも広く利用されている。
【0003】
近年、特にポリエチレンテレフタレート(以下PETと略す)繊維の製造においては、紡糸における引取速度を5000m/分以上と高速にして、引伸ばすことなく、1工程で実用的な繊維を得る高速紡糸法が工業的に採用されている。紡糸工程における生産性は単位時間当りの吐出量に大きく依存するため、高速にすればするほどこのような1工程法の生産性は向上する。また、従来からの2工程法においても同一伸度の未延伸糸をより高速紡糸により得ることができれば、それだけ生産性が向上するのである。
【0004】
従来から特開昭56-9103、57-11211、58-144117、60-209015号公報、公表平7-504717号公報等に開示されているように特定のポリマをポリエステルにブレンドして高速紡糸する方法や、特開昭53-292、58-186611、63-75112号公報等に開示されているように特定の分岐剤をポリエステルに共重合して高速紡糸する方法、特開昭61-111358、特開平5-195320号公報に開示されているように特定の粒子をポリエステルに分散させて高速紡糸する方法が知られている。また、最近特定のポリマと複合紡糸する方法が特開平8-246247号公報に開示されている。
しかしながら、いずれの方法もポリマ改質や新たな設備投資が必要であり、吐出量が増大し生産性が向上してもコストの点で問題が残っていた。
【0005】
また、通常ポリエステルの溶融紡糸は、Tm(DSCで測定されるポリエステルポリマの融解ピーク温度)+25〜40℃で行われている。しかしながら、285℃以上の高温の紡糸温度では吐出ポリマや酸化チタン等粒子の昇華、滲みだし、堆積による口金汚れに起因する糸切れや、口金汚れ清掃のため一時的に紡糸を中断し、それに伴う糸くずが大量に発生し生産性が低下していた。しかも、口金汚れ清掃のための要員確保も必須となっていた。
【0006】
口金汚れの低減に関しては、従来から特開昭63-120109号公報、特開平1-168907号公報等に開示されているように口金孔ディメンジョンの適正化する方法、特開昭63-270807号公報等に開示されているように口金材質を改質する方法や、特開昭52-32709、58-115112号公報に開示されているように窒素や二酸化炭素等のガスや水蒸気により口金下をシールする方法が開示されている。しかし、口金単価の上昇や口金下シールのための設備投資が大きく、加えて糸斑等の品質の低下があり課題が解決されたわけではなかった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、従来よりも簡便な方法により前記吐出量増加、口金汚れ低減により生産性を向上させ、実質的なコストダウンを達成するものである。
【0008】
上記目的は、二酸化炭素が吸収および/または吸着されたポリエステルを溶融紡糸することを特徴とするポリエステル繊維の製造方法により達成される。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下本発明について詳細に説明する。
ポリエステルは、ポリエチレンテレフタレート、ポリプロピレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート等が挙げられるが、ポリエチレンテレフタレートが最も汎用的に使用されており好ましい。
【0010】
ポリエステルは、ジオール成分および酸成分の一部が各々15mol%以下の範囲で他の共重合可能な成分で置換されたものであってもよい。また、これらは艶消剤、難燃剤、帯電防止剤、顔料などの添加物を含有していてもよい。
【0011】
本発明は、二酸化炭素が吸収および/または吸着されたポリエステルの溶融成形、特に溶融紡糸において、通常に比べ紡糸速度を高速化して生産性向上し、紡糸温度を低く設定して省エネルギーできるものである。この理由はよくわからないが、例えばK. Mizoguchi et al.,Polymer,vol.28,p1298-1302(1987).やD. Knittel et al.,Angew. Makromol. Chem.,vol.218,p69-79(1994).等に記載されているように、吸収および/または吸着された二酸化炭素がポリエステルに対し可塑剤として働くことが一因であると考えられる。
【0012】
前記文献では固体ポリエステルに二酸化炭素を吸収および/または吸着させているが、これには高圧下で長時間(数時間以上)の処理または超臨界二酸化炭素という厳しい状態が必要であり、そのままではポリエステルの成形加工に利用するのは実用的ではない。本発明では成形前、すなわち溶融状態でポリエステルに二酸化炭素を吸収および/または吸着させることが好ましく、特に1軸または2軸押出機を用いた場合は二酸化炭素は圧縮(高圧)を受ける状態である時間攪拌されるため、効率的に二酸化炭素の吸収および/または吸着できるのである。
【0013】
なお、口金孔からポリエステルを吐出させた後では二酸化炭素を吸収および/または吸着させるのは非常に困難である。例えば、溶融紡糸において口金下を二酸化炭素でシールする方法もあるが、二酸化炭素とポリエステルの接触時間が非常に短く、また効率が悪く効果が低い、二酸化炭素を効率的に吸収および/または吸着させるため高圧条件とするには多大な設備投資が必要等の点から本発明に比べ劣るものである。
【0014】
紡糸速度の高速化や紡糸温度の低温化の程度は、ポリエステルに吸収および/または吸着された二酸化炭素量に依存する。すなわち、二酸化炭素の吸収および/または吸着量が高い方が紡糸速度高速化の程度が高くなる。通常、二酸化炭素の吸収および/または吸着量は0.2重量%以上であれば十分な効果を発現する。二酸化炭素の吸収および/または吸着量は次のようにして見積もることができる。まず、溶融紡糸において口金孔から吐出された溶融ポリエステルを口金下30cmのところで水槽で冷却しながら50g程度サンプリングする。次に速やかに高圧気流により余分な水分を除去後重量を測定し、96時間後の重量と比較することにより、二酸化炭素の吸収および/または吸着量を知ることができる。
【0015】
二酸化炭素の供給方法、また溶融紡糸装置およびそれの付帯装置(ポリマチップバンカー等)への導入方法等は公知の方法を採用することができるが、特に制限されるものではない。ただし、加水分解によるポリエステルの劣化を防ぐため、水分を除去した乾燥二酸化炭素を用いることが好ましい。
【0016】
二酸化炭素の吸収および/または吸着方法は特に制限されるものではない。以下、図面を用いて説明する。従来、ポリエステル溶融紡糸はポリエステルチップ乾燥から口金7より溶融ポリマ吐出までの工程全てにわたって乾燥窒素によってシールされ、水分の混入を防止しているが、乾燥窒素に代わり、乾燥二酸化炭素を適用することにより、ポリエステルに二酸化炭素を吸収および/または吸着させることができる。少なくともポリマ溶融装置3〜紡糸パック5内までを乾燥二酸化炭素でシールすることで充分吸収および/または吸着される。ただし、ポリエステルの二酸化炭素の吸収および/または吸着はポリエステルと長時間接触した方が安定すること、および使用用役の全体の効率化を考え、乾燥二酸化炭素シールは好ましくはチップ配管2から、より好ましくはポリマチップバンカー1から、さらに好ましくはチップ乾燥以後からである。
【0017】
溶融紡糸、巻取装置は公知の物をそのまま使用できるが、ポリマ溶融装置3として1軸または2軸押出機を用いることが好ましい。これは、ポリエステルの二酸化炭素の吸収および/または吸着は二酸化炭素の圧力が高い方が有利であるが、押出機内では溶融/移送過程でポリマに圧縮力が働くため、見かけ上二酸化炭素圧力を高くできるためである。さらに押出機では二酸化炭素の膨張/圧縮も発生するため、さらに二酸化炭素の圧力が上昇し好ましいのである。なお、押出機は従来公知の物が使用可能である。軸数は1軸よりも2軸の方が二酸化炭素とポリエステルの接触効率が向上する点から好ましいが、2軸押出機とすることによるコストアップも考慮すると、両者の兼ね合いで押出機の軸数は決定すればよい。
【0018】
本発明は、通常のポリエステル溶融紡糸に比べ紡糸速度を高速化しても同等の残留伸度を持つ繊維を得ることができる。すなわち、単位時間あたりの吐出量が増加し生産性を向上できる。この際、紡糸速度は3000〜12000m/分以上であれば分子配向が適度に進んでいるため延伸、延伸仮撚り加工に供したり、そのままで使用可能な繊維を得ることができる。好ましくは紡糸速度4000m/分以上である。
【0019】
また、溶融紡糸された糸条をそのまま巻き取っても、一旦第一ホットロールで引き取り第二ホットロール間で延伸し熱固定後巻き取っても(いわゆる紡糸直接延伸)、紡糸線上で一旦ポリマのガラス転移温度以下に冷却した後非接触ホットチューブに通し加熱延伸後巻き取っても良い。
【0020】
通常、ポリエステル繊維は延伸時の糸切れや延伸均一性を考慮してガラス転移温度+5〜20℃程度(PETでは80〜95℃)で延伸されているが、本発明で得られるポリエステル繊維はガラス転移温度以下で延伸しても通常のポリエステル延伸糸と同等の品質のものが得られ、しかも糸切れ等も発生しない。このため、延伸工程でも省エネルギーに貢献できるものである。
【0021】
本発明では通常のポリエステル溶融紡糸に比べ紡糸温度を通常より低く設定しても紡糸性が良好であり、省エネルギーに寄与することができる。紡糸温度はTm+20℃以下とすることが可能である。ただし、紡糸温度がTm−10℃以下とすると紡糸性が低下するのでこれ以上の温度とすることが好ましい。
【0022】
このように紡糸温度を設定することにより、吐出ポリマや酸化チタン等粒子の昇華、滲みだし、堆積による口金汚れを大幅に低減できる。そのため、汚れに起因する糸切れ、口金清掃に伴う屑の発生削減や屑整理要員、口金清掃要員の削減を行うことができ、収率を向上させるとともに省力化も可能となるのである。
【0023】
また、本発明により得られた繊維を織編物とした後、空気中に放置しておくと、吸収および/または吸着されていた二酸化炭素が放出され繊維内にミクロボイドが形成され、染色性や吸湿性が通常のポリエステル繊維織編物に比べ向上する効果を奏し、従来より染色性や吸湿性に優れたポリエステル織編物を得ることができる。さらに、繊維内のミクロボイドによる消臭効果も付与される。
【0024】
本発明で得られたポリエステル繊維は、生糸のままで、あるいは撚糸、仮撚加工糸として、裏地、スポーツウエア、スラックス、ブルゾン、ブラウスなどの衣料用途や、リボン、テープ、ベルトなどの資材用途に好適に用いることができる。
【0025】
また、本発明は溶融紡糸のみならず、フィルム成形や射出成形等様々な溶融成形に適用できるものである。
【0026】
【実施例】
以下、本発明を実施例を用いて詳細に説明する。なお、実施例中の測定方法は以下の方法を用いた。
【0027】
A.極限粘度[η]
オルソクロロフェノール中25℃で測定した。
【0028】
B.ガラス転移温度およびTm
二酸化炭素を吸収および/または吸着する前のポリエステルチップをPerkin Elmer 社製 DSC 7 を用い、試料量10mg、昇温速度16℃/分で測定し、ガラス転移温度および融解に対応する吸熱のピーク温度(Tm)を測定した。
【0029】
C.強度および伸度
JIS L1013に示される条件で荷重−伸長曲線を求めた。次に荷重値を初期の繊度で割り強度とし、伸びを初期試料長で割り伸度とした。
【0030】
実施例1
極限粘度0.63、ガラス転移温度75℃、Tm255℃のホモPETをポリエステルチップとし、図1に示す溶融紡糸装置を用い溶融紡糸を行った。この時、チップ乾燥工程以後は全て乾燥二酸化炭素でシールを行った。ポリマ溶融装置3としては1軸押出機を用いた。また、パック内で絶対濾過径5μのステンレス製不織布フィルタ6を用い濾過を行った後、孔径0.25mm、孔長0.4mm、孔数36の口金7から吐出した。紡糸温度は270℃、吐出量は単糸繊度4dtexになるように調整した。吐出した糸条は、吐出後常法によりチムニー9により冷却、給油ガイド10にて紡糸油剤を付与した後、インターレースノズル11にて交絡を付与し、引取ローラー12(室温、同一周速)を介して巻取機13で巻取った。糸条が最初に触れる引取ローラーの周速度を紡糸速度として表1に示す(実験No.1〜5)。
【0031】
紡糸性は良好であり、口金汚れもほとんど発生しなかった。また、全ての紡糸速度域でPETの通常溶融紡糸(比較例1)に比べ残留伸度向上効果がみられた。
【0032】
比較例1
乾燥二酸化炭素を乾燥窒素に変更し、紡糸温度を295℃とした以外は実施例1と同様の条件で溶融紡糸を行った(実験No.6〜10)。顕著な口金汚れが発生し、糸切れが多発した。また、得られた繊維の同一紡速での残留伸度も二酸化炭素が吸収および/または吸着されたPETを溶融紡糸した場合に比べ低いものであった。
【0033】
実施例2
実施例1において紡糸速度4000m/分で巻き取った繊維を延伸倍率1.80倍、第1ホットローラー温度60℃、第2ホットローラー温度130℃にて常法(図2)により延伸した。得られた延伸糸の強伸度特性および糸斑は良好であった。また、この延伸糸を経糸、緯糸に用い平織物を作成し染色したところ、染色性良好であり、染色斑等も発生しなかった。
【0034】
実施例3
実施例1において紡糸速度4000m/分で巻き取った繊維を延伸倍率1.83倍、ヒーター温度210℃にて常法(図3)により延伸仮撚り加工した。得られた延伸糸の強伸度特性、捲縮特性および糸斑は良好であった。また、この延伸糸を経糸、緯糸に用い平織物を作成し染色したところ、染色性良好であり、染色斑等も発生しなかった。
【0035】
実施例4
紡糸温度を275、265、255℃、紡糸速度を4000m/分とした以外は実施例1と同様の条件で紡糸を行った(実験N0.11〜13)。紡糸性は良好であり、口金汚れもほとんど発生しなかった。また、通常のPET溶融紡糸に比べ残留伸度向上効果がみられた。
【0036】
実施例5
紡糸温度を295℃とした以外は実施例1と同様の条件で紡糸を行った(実験No.14)。口金汚れは発生したが、巻き取り糸の残留伸度向上効果は紡糸温度275℃の場合(実施例3)よりも大きくなった。
【0037】
【表1】
実施例6
第1引き取りロール、第2引き取りロールともネルソン型の加熱ロールとした紡糸直接延伸法により製糸した以外は実施例1と同様の条件で紡糸を行った(実験No.15)。この時、第1引き取りロールは周速度4000m/分、温度60℃、第2引き取りロールは周速度8000m/分、温度150℃とし、2.00倍の延伸を行った。この場合第1引き取りロール温度が延伸温度となる。得られた巻き取り糸の強伸度特性および糸斑は良好であった。また、この延伸糸を経糸、緯糸に用い平織物を作成し染色したところ、染色性良好であり、染色斑等も発生しなかった。
【0038】
【発明の効果】
本発明のポリエステル繊維の製造方法を採用することにより、単位時間あたりの吐出量を増加させ生産性を向上させるとともに、紡糸温度の低温下による省エネルギー、口金汚れの低減による収率向上、省力化を行うことが可能となり、トータルでコストダウンが可能となるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 溶融紡糸装置を示す図である。
【図2】 延伸装置を示す図である。
【図3】 延伸仮撚り装置を示す図である。
【符号の説明】
1:ポリマチップバンカー 14:未延伸糸
2:チップ配管 15:フィードローラー
3:ポリマ溶融装置(押出機) 16:第1ホットローラー
4:スピンブロック 17:第2ホットローラー
5:紡糸パック 18:コールドローラー
6:不織布フィルター 19:延伸糸
7:口金 20:未延伸糸
8:糸条 21:フィードローラー
9:チムニー 22:ヒーター
10:給油ガイド 23:ツイスター
11:インターレースノズル 24:第2ローラー
12:引取ローラー 25:第3ローラー
13:巻取機 26:仮撚り加工糸
Claims (8)
- ポリマ溶融装置として1軸または2軸押出機を用い、ポリマ溶融装置から紡糸パック内までを乾燥二酸化炭素でシールして、二酸化炭素を吸収および/または吸着させたポリエステルを溶融紡糸することを特徴とするポリエステル繊維の製造方法。
- ポリエステルの溶融紡糸装置が1軸または2軸押出機を含んでいる請求項1記載のポリエステル繊維の製造方法。
- 紡糸速度が3000〜12000m/分である請求項1または2記載のポリエステル繊維の製造方法。
- 紡糸温度がTm+20℃以下である請求項1〜3のうちいずれか1項記載のポリエステル繊維の製造方法。
Tm:DSCで測定されるポリエステルポリマの融解ピーク温度 - ポリエステルがポリエチレンテレフタレートである請求項1〜4のうちいずれか1項記載のポリエステル繊維の製造方法。
- 請求項1〜5により得られたポリエステル繊維に延伸または延伸仮撚り加工を施すポリエステル繊維の製造方法。
- 延伸温度がガラス転移温度以下である請求項6記載のポリエステル繊維の製造方法。
- 請求項1〜7により得られたポリエステル繊維を用いた織編物。
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