JP4173245B2 - スクライブ方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、板ガラス,セラミックス板等の硬質脆性材料からなるワークの面にスクライブ線を形成する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
硬質脆性材料からなるワークに対し、振動を与えながらスクライブ線を形成する装置が特開平9−25134号公報に開示されている。このスクライブ装置は、エアーシリンダの外筒を支持部に固定し、エアーシリンダの内筒を振動発生部材の一端に連結している。さらに、振動発生部材の他端には、カッタ保持部が連結され、カッタ保持部はスライド機構を介して上記支持部にスライド可能に取り付けられている。そして、エアーシリンダの力でカッタ保持部を付勢することにより、このカッタ保持部に保持されたカッタをワーク面に押し付けるとともに、振動発生部材に高周波電圧を付与して、その伸縮によりカッタを振動させ、この状態で、支持部をワーク面に沿って移動させることにより、ワーク面にスクライブ線を形成するようになっている。
【0003】
上記装置によるスクライブ方法において、カッタは振動の各周期毎にワーク面を押し、これによりワーク面には塑性変形による微小な凹みが形成され、この凹みからワークの厚み方向にクラックが発生する。そして、上記微小凹みが連なるとともにクラックが連なって、スクライブ線が形成されることになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来では、カッタの先端形状に対する分析が足りず、単に先端を尖らせるだけで満足していた。そのため、上記微小凹みからスクライブ線と交差する方向にもクラックが延びてしまい、スクライブ線に沿う有効なクラックの形成に振動エネルギーを集中して使うことができなかった。そのため、上記スクライブ線に沿う有効なクラックが深く形成されず、スクライブ線に沿う破断をより一層容易に行いたいとの要求に答えることができなかった。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明の第1の態様では、第1,第2の2つの稜線を有して先端を尖らせた当接部材と、この当接部材に振動を付与する振動発生部材とを含むスクライブ本体を用い、上記当接部材の先端をワーク面に当てた状態で、この当接部材に振動発生部材からの振動を付与するとともに、上記スクライブ本体をワーク面に沿って相対的に送ることにより、ワーク面にスクライブ線を形成する方法において、上記第1,第2の2つの稜線がワーク面となす角度を異ならせるとともに、これら第1,第2の稜線を上記スクライブ本体の相対送り方向に沿って対峙させることを特徴とする。
本発明の第2の態様は、第1の態様のスクライブ方法において、上記第1稜線とワーク面のなす角度を、上記第2稜線とワーク面とのなす角度より大きくし、第2稜線を上記相対送り方向に位置させ第1稜線を相対送り方向の反対側に位置させることを特徴とする。
【0006】
本発明の第3の態様は、第1、第2の態様のスクライブ方法において、上記振動の各周期に当接部材の先端がワーク面を押すことによって得られる塑性変形部を互いに離し、上記第1,第2稜線に対応する塑性変形部の2つの角から上記送り方向に延びるクラックを結ぶことにより、上記スクライブ線を形成することを特徴とする。
本発明の第4の態様は、第1〜第3の態様のスクライブ方法において、上記当接部材の先端部の中心軸線に対して上記第1,第2稜線が等しい角度をなし、この中心軸線がワーク面の法線に対して上記送り方向に傾斜し、これにより、第1,第2の稜線とワーク面とのなす角度を異ならせたことを特徴とする。
本発明の第5の態様は、第1〜第4の態様のスクライブ方法において、上記第1,第2稜線とワーク面とのなす角度の差が1°〜10°であることを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明方法を実行するためのスクライブ装置について、図面に基づいて説明する。図1,図2に示すように、このスクライブ装置は、垂直をなす支持板(支持部)1と、この支持板1にスライド機構2を介して垂直方向にスライド可能に支持されたスクライブ本体10とを備えている。
【0008】
上記スライド機構2は、上記支持板1に固定されて垂直に延びるガイド2aと、このガイド2aに垂直方向にスライド可能に支持されたスライダ2bとを有している。このスライダ2bには、上下のブラケット3を介して計4枚の板ばね4が取り付けられており、これら板ばね4に上記スクライブ本体10のボデイ11が支持されている。
【0009】
上記スクライブ本体10は、縦長の箱形状をなす上記ボデイ11と、縦長の箱形状をなしてこのボデイ11に収容されるとともに微小量の垂直方向スライドを可能にして支持されたホルダ12と、このホルダ12の下端に設けられたカッタ13(ヘッド,当接部材)と、ホルダ12に収容されてこのホルダ12に振動を付与するピエゾアクチュエータ等からなる縦長の振動発生部材14と、を備えている。
【0010】
上記振動発生部材14は、ボデイ11,ホルダ12と同軸をなしており(これらの中心軸線を図においてLで示す)、軸方向(垂直方向)の振動を発生する。振動発生部材14の下端は、ホルダ12の内部空間の底面12a(当接部)に当たっている。
上記ホルダ12の上端部は、ボデイ11の上端部に設けたガイド部材15により、上記中心軸線Lに沿う方向(振動方向)に微少量スライド可能に支持されている。
【0011】
上記ホルダ12の下端部は、ボデイ11に掛け渡された板ばね16と、ゴムや樹脂等の弾性材料からなる球形のボール17(与圧供給部材)により支持されている。このボール17は、ボデイ11に固定された受板18とホルダ12との間に介在されている。
上記ボール17は、その弾性復元力でホルダ12を上方に付勢し、ホルダ12の内部空間の底面12aと、上記ガイド部材15にねじ込まれた調節ねじ15aとの間で振動発生部材14に予圧(振動発生部材14を軸方向に圧縮する方向の力)を付与している。
【0012】
上記ホルダ12は、上記板ばね16を跨ぐようにして2股に別れて下方に延びている。これら一対の延長部の下端部には、ホルダ12に対して角度調節可能なアタッチメント19を介して上記カッタ13が取り付けられている。このカッタ13は、上記ボデイ11や振動発生部材14のほぼ中心軸線L上に位置しており、
下端に向かって先細となる円錐形状をなすベース部13aと、このベース部13aの下端に固着された四角錐形状をなすダイヤモンド圧子20とを有している。このダイヤモンド圧子20は、カッタ13の先端部を構成している。
【0013】
本装置は、さらに、ワーク50を水平に支持するテーブル30と、移動機構40とを備えている。この移動機構40は、支持板1を水平移動し、ひいてはスライド機構2と板ばね4を介してスクライブ本体10を水平移動させるものである。
【0014】
次に、本発明の重要な特徴部について、図3、図4を参照しながら説明する。上記ダイヤモンド圧子20は、上述したように四角錐をなし、その頂点20aが下を向いており、この頂点20aから4つの稜線21〜24が延びている。ダイヤモンド圧子20は正四角錐ではなく、対向する稜線21,22を含む平面と対向する稜線23,24を含む平面とが交差する軸線を中心軸線25とした時、中心軸線25と第1稜線21間の角度Θ1が最も小さく、中心軸線25と第2稜線22とのなす角度Θ2が最も大きい。第3稜線23,第4稜線24と中心軸線25とのなす角度は、互いに等しく上記Θ1、Θ2の中間の大きさである。
【0015】
上記ダイヤモンド圧子20の中心軸線25は,上記ボデイ11等の中心軸線L(振動軸線)と同軸ないしは平行になっており、ワーク50の面50aに対して垂直になっている。そのため、ダイヤモンド圧子20の第1稜線21とワーク面50aとのなす角度Θαが最も大きく、第2稜線22とワーク面50aとのなす角度Θβが最も小さくなっている。
ダイヤモンド圧子20は上述したように正四角錐でないので、水平面(ワーク面50aと平行な面)で切った断面の形状は正四角形ではなく、図4に示すような四角形となる。
【0016】
上記構成をなす装置により実行されるスクライブ方法について説明する。上記テーブル30にワーク50を位置決めして水平にセットする。この状態で、スクライブ本体10をワーク面50aに載せ、振動発生部材14に高周波電圧を付与するとともに、移動機構40により、スクライブ本体10を所定軌跡例えば直線に沿って水平移動させる(図1において、矢印Xで示す)。すなわち、スクライブ本体10をワーク面50aに沿って相対送りする。
【0017】
上記カッタ13にはワーク面50aに対する押圧力(静圧)が常に付与されている。この押圧力は、本実施形態ではスクライブ本体Aの自重に起因するものである。振動発生部材14は、上記高周波電圧を受けて軸方向に周期的に伸縮し、この周期的伸縮に伴うホルダ12の振動がカッタ13を介してワーク50に伝達される。その結果、カッタ13は、ワーク面50aに沿って送られながら、周期的にワーク面50aを押す(接しながら叩く)ことになり、これにより、ワーク面50aにはスクライブ線が形成される。
【0018】
上記スクライブ線の形成について詳述する。上記カッタ13の先端のダイヤモンド圧子20は、振動の各周期毎にワーク50面を押す。そのため、ワーク面50aには図5に示すように塑性変形された凹み55(塑性変形部)が形成される。この凹み55は、図4に示すダイヤモンド圧子20の水平断面形状に対応して四角形をなしており、上記稜線21〜24に対応する角55a〜55dを有している。
【0019】
上記ダイヤモンド圧子20の1回の押圧により、ワーク面50aには、上記凹み55から延びる表層マイクロクラックが形成される。上述したように、稜線21〜24のワーク面50aに対する角度が異なるため、ワーク50に生じる衝撃応力に方向性があり、図5に示すように主に凹み55の稜線21,22に対応する角55a,55bから表層マイクロクラック56,57が延びることが、実験から確認されている。しかも、このクラック56,57は角56a,56bの対峙方向に延び、稜線21に対応するクラック56が、稜線22に対応するクラック57より長いことも確認されている。
【0020】
本発明では、上記のような稜線21,22のワーク面50aとの角度の相違により生じるクラック56,57の延び方向の特異性を利用して、良好なスクライブ線を形成するものである。すなわち、上記ダイヤモンド圧子20をカッタ13のベース部13aに固着する際、その向きを調整し、その稜線21,22が送り方向Xに沿うように対峙させる。すると、上記クラック56,57は図6に示すように、送り方向Xすなわちカッタ13の移動軌跡に沿って延びることになる。
【0021】
本実施形態では、さらに第2稜線22を送り方向Xに向け、第1稜線21を送り方向Xと反対側に位置させたことにより、第1稜線21に対応して長く延びるクラック56を直前に形成された凹み55に向かって確実に伸ばすことができる。これは、凹み55近傍部において内部応力が蓄積されており、上記クラック56を導くからである。
【0022】
また、本実施形態では、次のような工夫もしている。すなわち、図6に示すように、上記振動の1周期毎のカッタ13の押圧によって形成される凹み55を送り方向に離間させている。そして、この凹み55から延びるクラック56,57を結んでスクライブ線60を形成している。すなわち、前回形成した凹み55から送り方向に延びるクラック57と今回形成した凹み55から送り方向と逆方向に延びるクラック56とを結ぶのである。
なお、このようなスクライブ線60を形成するための条件について説明する。送り速度V(mm/sec),振動周波数をF(回数/sec)とした時、1周期当たりの送り量S(μm)は、下記式で表すことができる。
S=(V/F)×1000
そして、凹み55の送り方向の長さをL(μm),クラック56,57の合計長さをΔLとした時、上記スクライブ線60を形成するための条件は、次式で表すことができる。
L<S≦L+ΔL
上記L,ΔLは、上記静圧、振動荷重、圧子20の形状によって決定されるものである。
【0023】
なお、上記スクライブ線60において、上記凹み55と表層のクラック56,57から厚み方向にもクラックが発生しており、このようなスクライブ線60が形成されたワーク50は、テーブル3から取り外され、図示しない破断装置により、スクライブ線60に沿って破断される。
【0024】
上述したように,スクライブ線60においては、クラック56,57がスクライブ線60に沿って延びていること、長いクラック56が確実にこのスクライブ線60に沿うこと、凹み55が連続せず、間隔を明けて形成されていること、により、このスクライブ線60に沿って破断した時に、その破断面を非常に滑らかにすることができる。
【0025】
上記稜線21,22とワーク面50aとのなす角度Θα,Θβの差は、1°〜10°が好ましい。1°より小さい場合、10°より大きい場合には、クラック56,57の延び方向が不安定になるからである。
【0026】
なお、本発明は上記実施形態に制約されず、種々の態様が可能である。例えば、上記実施形態では、直線からなるスクライブ線を形成する方法について説明したが、曲線からなるスクライブ線を形成してもよい。この場合、送り方法は曲線の接線方向となる。
【0027】
図7〜図9に示すように、正四角錐のダイヤモンド圧子20’を用いてもよい。すなわち、このダイヤモンド圧子20’では、図8に示すように中心軸線25と直交する断面が正方形となり、中心軸線25と稜線21,22のなす角度も等しくなる。このような形状のダイヤモンド圧子20’を用いる場合には、稜線21,22を送り方向Xに対峙させるとともに、中心軸線25をワーク面50aの法線と一致させず送り方向に傾ける。これにより、稜線21〜24の位置関係は、最初の実施形態のダイヤモンド圧子20と同様となる。また、この傾斜状態にあるダイヤモンド圧子20’をワーク面50aと平行な面で切った時の断面形状は、図9に示すようになる。その結果、このダイヤモンド圧子20’でワーク面50aを押すことにより、図5に示すような凹み55とクラック56,57を得ることができ、図6に示すようなスクライブ線60を形成することができる。なお、この中心軸線25と法線のなす角度は、上記第1実施形態における角度差Θα―Θβが1°〜10°であることから容易に理解できるように、0.5°〜5°が好ましい。
【0028】
ダイヤモンド圧子として、扁平な四角錐を用いてもよい。この場合、図10に示すように、ダイヤモンド圧子20”の中心軸線25と直交する断面が扁平な菱形となり、その長軸を送り方向に沿わせるようにする。中心軸線25と稜線21,22のなす角度が等しい場合には、稜線21,22を送り方向Xに対峙させるとともに、中心軸線25をワーク面の法線と一致させず送り方向に傾ける。この傾斜状態にあるダイヤモンド圧子20”をワーク面と平行な面で切った時の断面形状は、図11に示すようになる。稜線21,22のワーク面に対する角度は、前述の実施形態と同様である。
【0029】
またダイヤモンド圧子は四角錐でなく、例えば図12に示すように第1,第2の稜線21,22が2つの湾曲面の交差により形成されるものであってもよい。中心軸線25と稜線21,22のなす角度が等しい場合には、稜線21,22を送り方向Xに対峙させるとともに、中心軸線25をワーク面の法線と一致させず送り方向に傾ける。この傾斜状態にあるダイヤモンド圧子をワーク面と平行な面で切った時の断面形状は、図13に示すようになる。稜線21,22のワーク面に対する角度は、前述の実施形態と同様である。
【0030】
上記ダイヤモンド圧子の中心軸線25を傾ける方法は種々ある。第1の方法は、カッタ13のベース部13aの軸線に対して中心軸線25が傾くようにダイヤモンド圧子を固着することである。第2の方法は、アタッチメント19をボデイ11等の中心軸線Lに対して傾けることである。第3の方法は、ボデイ11等の中心軸線L(振動軸線)をワーク面の法線に対して傾けることである。
【0031】
上記カッタ(当接部材)の先端部を構成する素材として、ダイヤモンド圧子の他にワークより遥かに硬い材料を用いてもよい。
スクライブ本体を移動させずにワークを移動させることにより、スクライブ本体をワークに対して相対送りさせてもよい。
前述の全ての実施形態とは逆に、第1稜線とワーク面とのなす角度を第2稜線とワーク面とのなす角度より小さくしてもよい。この場合、前述の実施形態よりスクライブ線はきれいでなくなるが、従来方法より遥かに良好なスクライブ線が得られる。
また、微小凹みは送り方向に離れずに、角同士が連なるようにしてもよいし、微小凹みがオーバーラップしていてもよい。この場合、前述の実施形態よりスクライブ線はきれいでなくなるが、従来方法より遥かに良好なスクライブ線が得られる。
【0032】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の第1の態様によれば、ワーク面との角度が異なる第1,第2の稜線を送り方向に対峙させることにより、クラックの延び方向を送り方向と一致させることにより、スクライブ線に沿って深いクラックを形成することができ、このスクライブ線に沿う破断を良好に行うことができる。
本発明の第2の態様によれば、さらに角度の小さな第2稜線を送り方向に位置させ、角度の大きな第1稜線を送り方向の反対側に位置させたことにより、クラックをより一層確実に送り方向に沿わせることができ、より一層良好なスクライブ線を形成することができる。
本発明の第3の態様によれば、送り方向に沿って塑性変形部を間隔を置いて形成し、この塑性変形部から延びるクラックを結ぶようにしてスクライブ線を形成したので、より一層良好なスクライブ線を形成することができる。
本発明の第4の態様によれば、当接部先端部を製造し易くなる。
本発明の第5の態様によれば、クラックの延び方向を安定させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態をなすスクライブ装置の全体を示す正面図である。
【図2】同スクライブ装置の全体を示す側面図である。
【図3】同スクライブ装置に用いられるカッタ先端のダイヤモンド圧子の拡大縦断面図である。
【図4】図3においてIV−IV線に沿うダイヤモンド圧子の横断面図である。
【図5】上記カッタで振動の1周期で押した時にワーク面に形成される凹みとクラックを示す拡大平面図である。
【図6】上記装置で形成されるスクライブ線を拡大して示す平面図である。
【図7】本発明の第2の実施形態をなすダイヤモンド圧子の拡大縦断面図である。
【図8】上記第2実施形態をなすダイヤモンド圧子の図7中VIII−VIII線に沿う(中心軸線と直交する平面で切ったときの)横断面図である。
【図9】上記第2実施形態をなすダイヤモンド圧子の図7中IX−IX線に沿う(水平面切ったときの)横断面図である。
【図10】第3実施形態をなすダイヤモンド圧子の図8相当図である。
【図11】上記第3実施形態をなすダイヤモンド圧子の図9相当図である。
【図12】第4実施形態をなすダイヤモンド圧子の図8相当図である。
【図13】上記第4実施形態をなすダイヤモンド圧子の図9相当図である。
【符号の説明】
10 スクライブ本体
13 カッタ(当接部材)
14 振動発生部材
20、20’、20” ダイヤモンド圧子(当接部材の先端部)
21 第1稜線
22 第2稜線
25 中心軸線
50 ワーク
55 凹み(塑性変形部)
56,57 クラック
60 スクライブ線

Claims (5)

  1. 第1,第2の2つの稜線を有して先端を尖らせた当接部材と、この当接部材に振動を付与する振動発生部材とを含むスクライブ本体を用い、
    上記当接部材の先端をワーク面に当てた状態で、この当接部材に振動発生部材からの振動を付与するとともに、上記スクライブ本体をワーク面に沿って相対的に送ることにより、ワーク面にスクライブ線を形成する方法において、
    上記第1,第2の2つの稜線がワーク面となす角度を異ならせるとともに、これら第1,第2の稜線を上記スクライブ本体の相対送り方向に沿って対峙させることを特徴とするスクライブ方法。
  2. 上記第1稜線とワーク面のなす角度を、上記第2稜線とワーク面とのなす角度より大きくし、第2稜線を上記相対送り方向に位置させ第1稜線を相対送り方向の反対側に位置させることを特徴とする請求項1に記載のスクライブ方法。
  3. 上記振動の各周期に当接部材の先端がワーク面を押すことによって得られる塑性変形部を互いに離し、上記第1,第2稜線に対応する塑性変形部の2つの角から上記送り方向に延びるクラックを結ぶことにより、上記スクライブ線を形成することを特徴とする請求項1または2に記載のスクライブ方法。
  4. 上記当接部材の先端部の中心軸線に対して上記第1,第2稜線が等しい角度をなし、この中心軸線がワーク面の法線に対して上記送り方向に傾斜し、これにより、第1,第2の稜線とワーク面とのなす角度を異ならせたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のスクライブ方法。
  5. 上記第1,第2稜線とワーク面とのなす角度の差が1°〜10°であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のスクライブ方法。
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