JP4172439B2 - データ管理装置およびデータ管理システム - Google Patents

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Description

本発明は、マルチ・ファンクション・ペリフェラル(MFPとも称する)などのデータ管理装置およびデータ管理システムに関する。
コピー機能、スキャン機能、ファクシミリ通信機能およびプリンタ機能等の複数の機能を有する複合機(MFP)などにおいては、種々の文書ファイル等(データファイル)を当該複合機内の記憶部(ハードディスク等)に蓄積しておく機能(蓄積機能)を有するものが存在する。
また、MFP内に蓄積されたデータは、管理者によって所定の外部記憶装置にバックアップされることがある。
バックアップ技術の一例を示す文献としては、特許文献1が存在する。特許文献1は、MFP内のデータをバックアップする技術ではないが、クライアントサーバシステムにおけるクライアント(端末)内のデータをバックアップする技術を開示している。
特開2003−288277号公報
ところで、上記のようなバックアップ技術をMFPに適用した場合を想定すると、MFPからその外部の記憶装置等へと一旦バックアップ処理が行われてしまった場合には、バックアップ先の記憶装置からそのデータファイルが流出してしまうということが考えられる。すなわち、機密性の高い情報であっても、一旦バックアップのためにコピーされてしまうと、その情報が外部記憶装置を介してさらにその外部に流出してしまうことがあるという問題がある。
そこで、この発明の課題は、データ管理装置内の所定の情報(例えば機密性の高い情報等)がデータ管理装置の外部の記憶装置を介して漏洩してしまうことを防止することが可能なデータ管理装置およびデータ管理システムを提供することにある。
上記の課題を解決するため、請求項1の発明は、データのプリント処理および外部記憶装置へのバックアップ処理を行うことが可能なデータ管理装置であって、データファイルを記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶されたデータファイルのうちバックアップ禁止がユーザによって指定されたデータファイルについての前記外部記憶装置へのバックアップ処理を禁止する制御手段とを備え、前記制御手段は、データファイルに対するプリント指示コマンドが入力された際に、該データファイルについての前記外部記憶装置へのバックアップ処理を禁止することを特徴とする。
請求項の発明は、請求項の発明に係るデータ管理装置において、前記記憶手段は、複数のボックスを有しており、前記複数のボックスのうちの特定のボックスに保存されているデータファイルは、バックアップ禁止がユーザによって指定されたものであるとみなされることを特徴とする。
請求項の発明は、請求項1または請求項2の発明に係るデータ管理装置において、バックアップ禁止をユーザ操作に応じてファイルごとに設定する設定手段、をさらに備えることを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項3の発明に係るデータ管理装置において、前記設定手段が、前記記憶手段に格納されたデータファイルについて、ユーザ操作に応じてバックアップ禁止をファイルごとに設定することを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1ないし請求項4のいずれかの発明に係るデータ管理装置において、ファイル名に特定の識別部分を有するデータファイルは、バックアップ禁止がユーザによって指定されたものであるとみなされることを特徴とする。
請求項6の発明は、データ管理システムであって、データ管理装置と外部記憶装置とを備え、前記データ管理装置は、データファイルを記憶する第1の記憶手段を有し、前記外部記憶装置は、バックアップされたデータファイルを記憶する第2の記憶手段を有し、前記データ管理装置は、前記第1の記憶手段に記憶されたデータファイルのうちバックアップ禁止がユーザによって指定されたデータファイルについての前記第2の記憶手段へのバックアップ処理を禁止する制御手段をさらに有し、前記制御手段は、データファイルに対するプリント指示コマンドが入力された際に、該データファイルについての前記第2の記憶手段へのバックアップ処理を禁止することを特徴とする。
請求項7の発明は、請求項6の発明に係るデータ管理システムにおいて、前記第1の記憶手段は、複数のボックスを有しており、前記複数のボックスのうちの特定のボックスに保存されているデータファイルは、バックアップ禁止がユーザによって指定されたものであるとみなされることを特徴とする。
請求項8の発明は、請求項6または請求項7の発明に係るデータ管理システムにおいて、前記データ管理装置は、バックアップ禁止をユーザ操作に応じてファイルごとに設定する設定手段、をさらに備えることを特徴とする。
請求項9の発明は、請求項8の発明に係るデータ管理システムにおいて、前記設定手段が、前記第1の記憶手段に格納されたデータファイルについて、ユーザ操作に応じてバックアップ禁止をファイルごとに設定することを特徴とする。
請求項10の発明は、請求項6ないし請求項9のいずれかの発明に係るデータ管理システムにおいて、ファイル名に特定の識別部分を有するデータファイルは、バックアップ禁止がユーザによって指定されたものであるとみなされることを特徴とする。
請求項1ないし請求項5に記載の発明によれば、バックアップ禁止がユーザによって指定されたデータファイルは外部記憶装置へとバックアップされないので、バックアップ禁止が指定されたデータファイルが外部記憶装置を介して流出することを防止できる。
また、請求項6ないし請求項10に記載の発明によれば、バックアップ禁止がユーザによって指定されたデータファイルは第2の記憶手段へとバックアップされないので、バックアップ禁止が指定されたデータファイルが第2の記憶手段を介して流出することを防止できる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
<A1.全体構成>
図1は、本発明の実施形態に係るデータ管理システム1の全体構成を示す概略図である。このシステム1は、マルチ・ファンクション・ペリフェラル(以下、「MFP」と略する。)10とコンピュータ50とを備えている。
MFP10は、スキャン機能、複写機(コピー)機能、プリンタ機能、ファクシミリ通信機能および画像蓄積機能等の機能を有する複合機である。したがって、MFP10は、画像を形成する機能等を有する画像形成装置であるとも表現される。あるいは、MFP10は、画像などのデータを管理(あるいは記憶)する装置、すなわち、データ管理装置(あるいはデータ記憶装置)であるとも表現される。
また、MFP10の蓄積機能における蓄積対象とされたデータファイルは、MFP10の内部の記憶部23(図3参照)に記憶される。
コンピュータ50は、例えば、ハードディスクなどの記憶部を備える一般的なパーソナルコンピュータとして構成される。コンピュータ50は、ネットワークNW等を介してMFP10との間でバックアップ対象のデータの授受等を行うことによって、MFP10内のデータをコンピュータ50の記憶部(ハードディスク等)にバックアップすることが可能である。言い換えれば、MFP10は、MFP10のデータをコンピュータ50へバックアップする処理(バックアップ処理)を行うことが可能である。なお、コンピュータ50は、MFP10の外部に設けられた記憶装置(外部記憶装置)であるとも表現される。
後述するように、このバックアップ処理においては、MFP10内に記憶されたデータファイルのうち、バックアップ禁止がユーザによって指定されたデータファイルは、外部記憶装置へのバックアップ対象から除外される。言い換えれば、バックアップ禁止がユーザによって指定されたデータファイルについては、外部記憶装置へのバックアップ処理が禁止される。したがって、バックアップ禁止の対象として指定されたデータファイルが50(外部記憶装置)を介して流出することを防止できる。
<A2.MFP10の詳細構成等>
図2は、MFP10を示す外観図である。
MFP10は、図2に示すように、複数のキー11aを備え、当該キーに対するユーザの操作による各種の指示や、文字・数字等のデータの入力を受け付ける操作部11、ユーザに対する指示メニューや取得した画像に関する情報の表示等を行うディスプレイ12、原稿を光電的に読み取って画像データを得るスキャナ部13、および画像データに基づいて記録シート上に画像を印刷するプリンタ部14を備える。
また、MFP10は、本体上面に原稿をスキャナ部13に送るフィーダ部17、下部にはプリンタ部14に記録シートを供給する給紙部18、中央部にはプリンタ部14によって画像を印刷された記録シートが排出されるトレイ19、内部にはネットワークを介して外部機器と画像データの送受信等を行う通信部16、および画像データ等を記憶する記憶部23を備えている。なお、図示は省略しているがMFP10はネットワーク・インターフェイスを有しており、通信部16は外部機器との間で各種データの送受信が可能なようにネットワーク・インターフェイスを介してネットワークに接続されている。
ディスプレイ12は、認証用表示を含む種々の表示に使用されるものであり、操作部11は、各種機能の選択を含む種々の入力に用いられるものである。また、ディスプレイ12は、接触式センサ等を内蔵した液晶式パネルとして構成されており、ディスプレイ12内において操作者の指などが触れた位置を検出することが可能になっている。したがって、操作者は、ディスプレイ12内に表示された各種の仮想的なボタン等を、指などを用いて押下することによって、各種の指示を入力することができる。ディスプレイ12は、このような操作入力機能をも有している。これらの操作部11およびディスプレイ12は、ユーザインターフェースの要部として機能する。
スキャナ部13は、写真、文字、絵などの画像情報を原稿から光電的に読み取って画像データを取得する。取得された画像データ(濃度データ)は、図示しない画像処理部においてデジタルデータに変換され、周知の各種画像処理を施された後、プリンタ部14や通信部16に送られ、画像の印刷やデータの送信に供されるか、または、後の利用のために記憶部23に保存される。
プリンタ部14は、スキャナ部13により取得された画像データ、通信部16により外部機器から受信した画像データ、または記憶部23に保存されている画像データに基づいて記録シート上に画像を印刷する。このように、プリンタ部14は、各種の印刷出力を行うプリント出力部である。
通信部16は、LANおよびインターネット等のネットワークを介して該ネットワークに接続された外部機器との間で各種データの送受信を行うとともに、公衆電話回線を介してファクシミリデータの送受信をも行う。
図3は、MFP10に設けられた構成のうち主に本実施形態に係る部分を示すブロック図である。MFP10は、各種演算処理を行うとともに、MFP10全体の動作を制御するCPU20を備え、各種データを記憶するRAM21、および所定のソフトウエアプログラム(以下、単に「プログラム」と称する)221を記憶するROM22がCPU20に接続される。このプログラム221がCPU20等を用いて実行されることによって、MFP10における各種の機能が実現される。また、CPU20には、操作部11、ディスプレイ12、スキャナ部13、および記憶部23等も接続される。記憶部23は、画像データ等を保存するハードディスク231とメモリカード91から情報の読み取りを行うカードスロット232とから構成されている。なお、RAM21は、不揮発性メモリ(nonvolatile RAM)である。
これにより、CPU20の制御の下にRAM21、スキャナ部13、ハードディスク231、並びにカードスロット232に装填されたメモリカード91の間で各種データの受け渡しが可能とされており、ディスプレイ12には、CPU20の制御により、RAM21、ハードディスク231、メモリカード91に記憶されている情報の表示が行われる。
さらに、CPU20には、通信部16も接続される。通信部16は、LANおよびインターネット等のネットワークを介して該ネットワークに接続された外部機器との間で各種データの送受信を行うネットワーク通信部161(図3)と、公衆電話回線を介してファクシミリデータの送受信を行うファクシミリ通信部162(図3)とを有している。
また、図1に示すように、MFP10は、各種のデータファイルを保存するボックス(BOX)30を備えている。ボックス30は、記憶部23のハードディスク231内に構築された記憶領域である。
ボックス30は、仮想的に分類された領域であるサブボックス31,32,33を有している。具体的には、ボックス30は、サブボックスとして、一般ユーザボックス31とセキュアボックス32とバックアップボックス33とを備える。なお、これらのサブボックスも「ボックス」と称せられるため、MFP10は、複数のボックス31,32,33を備えることになる。
一般ユーザボックス31は、各一般ユーザに割り当てられた記憶領域であり、セキュアボックス32は、一般ユーザボックス31よりもセキュリティ機能を向上させた記憶領域である。バックアップボックス33は、自動バックアップ(後述)の対象となる記憶領域である。なお、ここでは、一般ユーザボックス31内の所定データファイルは、管理者による操作に応じて不定期にコンピュータ50にバックアップされるのに対して、バックアップボックス33内のデータファイルは自動動作によって定期的にコンピュータ50にバックアップされる。ただし、これに限定されず、一般ユーザボックス31およびバックアップボックス33の双方のボックス内のデータファイルを対象として定期的に自動的にバックアップ処理を行うようにしてもよい。
また、各データファイルは、各ボックス31,32,33に分類されて保存される。
一般ユーザボックス31を保存先とするデータファイルに関しては、3種類のプリントジョブが実行され得る。3種類のプリントジョブは、具体的には、2種類の通常プリントジョブ(バックアップ禁止指定有りのジョブ及びバックアップ禁止指定無しのジョブ)、およびセキュアプリントジョブである。セキュアプリントジョブは、通常プリントジョブよりも高いセキュリティ機能を有するプリントジョブである。「セキュアプリント(ジョブ)」については、後述する。
各ジョブの対象データファイルのうち、バックアップ禁止指定無しの通常プリントジョブの対象となるデータファイルは、上記のバックアップ処理の対象となり得る。その一方で、一般ユーザボックス31に保存されたデータファイルのうち、バックアップ禁止指定有りの通常プリントジョブの対象となるデータファイルと、セキュアプリントジョブの対象となるデータファイルとは、当該データファイルに対するバックアップ禁止がユーザによって指定されたものであるとみなされ、上記のバックアップ処理の対象から除外される。この結果、バックアップ禁止指定有りの通常プリントジョブの対象となるデータファイルは、当該データファイルに対するバックアップ処理がMFP10によって禁止されるため、上記のバックアップ処理の対象となり得ない。同様に、セキュアプリントジョブの対象となるデータファイルも、当該データファイルに対するバックアップ処理がMFP10によって禁止されるため、上記のバックアップ処理の対象となり得ない。
また、セキュアボックス32を保存先とするデータファイルに関しては、通常プリントが実行される。このセキュアボックスに保存されたデータファイルは、当該データファイルに対するバックアップ禁止がユーザによって指定されたものであるとみなされ、上記のバックアップ処理の対象から除外される。したがって、コンピュータ50を介して当該データファイルに関する情報が外部に流出することを防止できるので、セキュアボックス32内のデータファイルに対する安全性は、一般ユーザボックス31内のデータファイル(正確には、一般ユーザボックス31内の通常プリントジョブの対象となるデータファイル)に対する安全性よりも高いものとなる。
また、バックアップボックス33を保存先とするデータファイルに関しては、3種類のジョブ、具体的には、通常プリントジョブ、FAX受信ジョブおよびFAX送信ジョブが実行される。「通常プリントジョブ」は、コンピュータ50における入力指示に応じてMFP10が行う印刷出力処理を意味する。「FAX受信ジョブ」および「FAX送信ジョブ」は、それぞれ、ファクシミリ通信装置80(図1)との間でのファクシミリ通信における受信ジョブ及び送信ジョブである。いずれのジョブの対象となる場合にも、バックアップボックス33に保存されたデータファイルは、上記のバックアップ処理の対象となる。
以下では、本システムにおける各種の動作等についてさらに詳細に説明する。
<A3.動作>
ここでは、(1)まずコンピュータ50側での操作に応じて対象データファイルがコンピュータ50からMFP10に転送されて当該対象データファイルに関する印刷出力処理がMFP10で行われるとともに、当該対象データファイルが一旦MFP10内の記憶部23に保存される処理PA(図4参照)が行われ、その後に、(2)記憶部23内に保存されているデータファイルに対するバックアップ処理PB(図5参照)が行われる場合について説明する。
なお、これに限定されず、MFP10側での操作に応じてMFP10による印刷出力処理を行うとともに対象データファイルをMFP10内に保存し、その後に、MFP10内に保存されているデータファイルをコンピュータ50に転送するバックアップ処理を行うようにしてもよい。すなわち、MFP10に対するデータファイルの保存処理は、MFP10側での操作に応じて行うようにしてもよい。
<プリント処理>
図4は、上記(1)の処理PAについて説明する図である。処理PAにおいては、プリント処理と保存処理(格納処理)とバックアップ判定処理との3つの処理が行われる。なお、これら3つの処理の順序は適宜に変更してもよいが、ここでは上記の順序で行われる場合について例示する。
まず、プリント処理におけるコンピュータ50での操作等について説明する。
コンピュータ50で実行される所定のアプリケーションプログラム(例えばワードプロセッサ)において印刷実行処理メニューが選択されると、プリンタドライバが呼び出され、当該プリンタドライバによる処理が行われる。
図6は、このプリンタドライバに関する設定画面SC1である。この設定画面SC1は、プリント処理時における所定の操作に応じてコンピュータ50の表示部に表示される。この設定画面SC1を用いてコンピュータ50の操作者が各種の設定を行うと、MFP10はその設定内容に応じて各設定項目に関する内容を決定する。
設定画面SC1は、複数の設定項目、具体的には、「プリンタ選択」、「用紙選択」、「BOX選択」、「バックアップ禁止設定」および「プリント種類」の各設定項目を有している。操作者は、上記の各設定項目において、適宜の選択肢を選択することによって、それぞれ、各設定項目に関する内容を設定することができる。
「プリンタ選択」は、プリント出力先に関する設定項目である。操作者は、設定画面SC1の当該項目にリストアップされたプリンタの中から所望のプリンタを選択することによって、プリント出力先を指定することができる。なお、図1では図示の都合上、1台のMFP10のみが示されているが、本システム1においては、複数のMFP10とコンピュータ50とをネットワークNWを介して接続することが可能である。そして、図6は、複数のMFP10(プリンタPR1〜プリンタPR5)がプリント出力先として選択可能とされている場合を示している。
「用紙選択」は、用紙サイズに関する設定項目である。操作者は、設定画面SC1内の当該項目にリストアップされた用紙サイズの中から所望のサイズを選択することによって、用紙サイズを指定することができる。
「BOX選択」は、プリント対象とされているデータファイルの保存先ボックスに関する設定項目である。「BOX選択」には、各ユーザの「ユーザボックス」が表示されるとともに、「セキュアボックス」および「バックアップボックス」が表示される。操作者は、設定画面SC1内の当該項目にリストアップされたボックスの中から所望のボックスを選択することによって、データファイルを保存すべきボックス(保存先ボックス)を指定することができる。なお、ここでは、複数のユーザボックスがリストアップされており、ユーザが自らのユーザボックスを指定する場合を例示している。ただし、これに限定されず、例えば、予めユーザ認証動作が完了している場合には、その認証情報に基づいて、認証済みユーザのユーザボックスのみを自動的に表示するようにしてもよい。また、ユーザ認証の際には、コンピュータ50自体のIPアドレスおよびユーザID等を自動的に利用するようにすれば、ユーザの入力の手間を省くことができる。
「バックアップ禁止設定」は、対象データファイルに関するバックアップ禁止の有無を設定する項目である。操作者は、設定画面SC1において、「バックアップ禁止」の文字の左側に設けられたチェックボックスをチェックすることによって、このデータファイルについてのバックアップ処理を禁止すべき旨を指示することができる。MFP10は、このようなユーザ操作によって指定されたデータファイルを、バックアップ禁止がユーザによって指定されたデータファイルであるとみなして、後述するようにバックアップ対象から除外する。なお、逆に当該チェックボックスのチェックを外しておけば、当該データファイルをバックアップ処理の対象とすべき旨を指示することになる。操作者は、このようなユーザ操作によって、バックアップの禁止と許可とをファイルごとに設定することができる。
「プリント種類」は、プリント種類に関する設定項目である。操作者は、設定画面SC1内の「プリント種類」にリストアップされた選択肢の中から所望の選択肢を選択することによって、プリント種類を指定することができる。
「プリント種類」には4つの選択肢、具体的には、「プリント後消去」、「プリント後保存」、「BOX保存」および「セキュアプリント」が存在する。まず、「プリント後消去」および「プリント後保存」は、対象データファイルのプリント処理を通常プリントとして行うことを前提にする点で共通するが、当該通常プリント後に対象データファイルを消去するのか保存するのかの点で相違する。また、「BOX保存」は、対象データファイルについてのプリント出力処理を行うことなく当該対象データファイルをMFP10内の所定のボックスに保存すべき旨を指定するための選択肢である。「BOX保存」は、プリント出力処理を行わない点で、「プリント後保存」と相違する。また、「セキュアプリント」は、通常プリントとは異なる種類のプリントであるセキュアプリントを行うべき旨を指定するための選択肢である。この「セキュアプリント」については後述する。
4つの選択肢のうち「プリント後消去」以外の選択肢が選択された場合には対象データファイルがMFP10内に保存されることになり、バックアップ処理の対象とされる可能性があることになる。ただし、必ずしも全てのデータファイルがバックアップ処理の対象となるわけではない。具体的には、セキュアボックス32(図1)に保存された全てのデータファイルが、バックアップ処理の対象から除外すべきものとして(すなわちバックアップ処理の禁止対象として)決定される。また、一般ユーザボックス31(図1)に保存されたデータファイルのうち、セキュアプリントの対象であったデータファイルと、バックアップ禁止指定有りの通常プリントの対象であったデータファイルとが、バックアップ処理の禁止対象として決定される。なお、ユーザボックスに保存されたデータファイルのうちでは、バックアップ禁止指定無しの通常プリントの対象となったデータファイルのみが、バックアップ処理の対象として決定される。
以上のような各設定項目が適宜に設定された後にプリント開始指示が与えられると、コンピュータ50は、プリンタドライバを用いて、プリント出力用のデータファイルとプリント指示コマンドとを生成し、生成されたデータファイル(プリントデータ)とプリント指示コマンドとをMFP10に向けて送信する(図4)。
MFP10は、コンピュータ50からの、プリント指示コマンドとデータファイル(プリントデータ)とを受信すると、プリント指示コマンドの内容に応じた処理を実行する。
具体的には、「プリント種類」として「プリント後消去」あるいは「プリント後保存」が選択されていた場合には、プリント指示コマンドにおいて通常プリントを実行すべき旨のコマンドが含まれており、MFP10はこのコマンドに応じて直ぐに通常プリントを実行する。詳細には、MFP10は、指定された用紙にプリンタ部14等を用いて画像を印刷し、記録済み用紙をトレイ19に排出する。
また、「プリント種類」として「BOX保存」が選択されていた場合には、プリント指示コマンドにおいては、プリント処理を実行しない旨のコマンドが含まれており、MFP10はこのコマンドに応じてプリント処理を実行しない。
さらに、「プリント種類」として「セキュアプリント」が選択されていた場合には、プリント指示コマンドにおいては、セキュアプリントを実行すべき旨のコマンドが含まれており、MFP10はこのコマンドに応じてセキュアプリントを実行する。セキュアプリントは、プリント済み用紙がコンピュータ50の操作者に確実に受領されるようにすることを意図したプリント種類である。そのため、MFP10は、コンピュータ50から送信されてきたデータファイルに基づいて即時にプリント出力を開始するのではなく、MFP10のディスプレイ12に待機中表示を行っておく。そして、コンピュータ50の操作者が、MFP10の配置場所に到来して、MFP10のディスプレイ12等を用いた操作によって予め定められたパスワードの入力を行ったことに応答して、MFP10は、当該データファイルのプリント出力を開始する。なお、パスワードは、ユーザごとに予め定めておいたものを用いてもよく、あるいは、コンピュータ50からのプリント出力時ごとに定めるものを用いるようにしてもよい。
つぎに、MFP10での格納処理(保存処理)について説明する。
「プリント種類」として、「プリント後消去」以外の選択肢(すなわち、「プリント後保存」、「BOX保存」および「セキュアプリント」のいずれかの選択肢)が選択されていた場合には、送信されてきたデータファイルを指定されたBOXに保存すべき旨のコマンドがプリント指示コマンドに含まれており、MFP10はこのコマンドに応じて当該データファイルを保存する。たとえば、ユーザボックスBOX1に「BOX保存」することが指定されていた場合には、当該データファイルはプリント出力処理の対象となることなくそのままユーザボックスBOX1に保存される。あるいは、セキュアボックスに「プリント後保存」することが指定されていた場合には、当該データファイルは、プリント処理の対象となった後にセキュアボックスに保存される。
つぎに、MFP10におけるバックアップ判定処理について説明する。図7は、このバックアップ判定処理を示す図である。
図7に示すように、まずステップS11において、対象データファイルに関するバックアップ対象フラグFLの値を「1」に設定しておく。
次に、対象データファイルの保存がセキュアボックスへの保存を行うものであるか(ステップS13)、セキュアプリントに伴うものであるか(ステップS14)、バックアップ禁止指定を伴うものであるか(ステップS15)、がさらに判定される。そして、いずれかの条件が満たされる場合には、バックアップ対象フラグFLの値が「0」に設定される(ステップS16)。すなわち、対象データファイルが、セキュアボックスへ保存される場合、セキュアプリントされる場合、およびバックアップ禁止指定有りで保存される場合のいずれかの場合には、バックアップ対象フラグFLの値が、バックアップ処理禁止を表す値に設定される。
その後、保存対象のデータファイルに対して、バックアップ対象フラグFLの値を含むバックアップ情報が付加される(ステップS19)。この結果、データファイルは、バックアップ情報が付加された状態で更新されて保存されることになる。
なお、ここでは、プリント処理時において、コンピュータ50側でバックアップ処理の禁止および許可を決定する場合を例示したが、これに限定されない。
たとえば、MFP10側での操作に応じてバックアップ処理の禁止および許可に関する設定を変更できるようにしてもよい。
図8は、所定の操作に応じてMFP10のディスプレイ12に表示される設定画面SD1を示す図である。操作者は、この設定画面SD1を用いて、バックアップ処理の禁止設定および許可設定を変更することが可能である。図8においては、ユーザボックス(BOX1)とセキュアボックスとバックアップボックスとのそれぞれに格納された各ファイルのファイル名称と、当該各ファイルに対するバックアップ処理の禁止に関する設定状況とが示されている。
設定画面SD1において、各ファイルのファイル名称の左側に付された白い四角印は、対応する各ファイルがバックアップ対象のデータファイルであることを示している。また、各ファイルのファイル名称の左側に付された黒い四角印は、対応する各ファイルがそのバックアップが禁止されたデータファイルであることを示している。さらに、黒い星印は、対応する各ファイルが自動バックアップ(後述)の対象ファイルであることを示している。
さらに、矢印AR1は、現在選択中のファイルを示している。操作者は、ディスプレイ12上において所望のファイルが表示された部分を指で押下して、所望のファイルが選択された状態とした上で、バックアップ禁止選択用のボタンBN1を指で押下する。MFP10は、この押下操作に応じて、当該ファイルに対するバックアップ処理を禁止する設定を行う。なお、バックアップ禁止選択用のボタンBN1を再度押下することによれば、バックアップ処理の禁止を解除すること(すなわちバックアップ処理を許可すること)が可能である。
以上のようにして、MFP10における操作によって、バックアップ処理の禁止および許可に関する設定を変更することも可能である。
<バックアップ処理>
つぎに、上記(2)のバックアップ処理PBについて説明する。バックアップ処理PBは、例えば、上記の処理PAの後において行われる。
バックアップ処理PBは、コンピュータ50においてバックアップ用プログラムを実行し、コンピュータ50とMFP10との間でデータを授受することによって、実現される。
図9は、バックアップ用プログラムの実行中にコンピュータ50の表示部に表示される画面SC2である。この画面SC2を用いた操作によって、MFP10内のデータをバックアップすること、具体的にはMFP10内のデータをコンピュータ50内の所定のディレクトリにコピーして保存すること、が可能である。
より詳細には、操作者がバックアップ先としてコンピュータ50内の所定のディレクトリを指定した上でバックアップボタンBN21を押下すると、コンピュータ50はバックアップ要求をMFP10に対して送出する(図5参照)。
図10は、MFP10でのバックアップ処理ルーチンにおける処理内容を示すフローチャートである。このバックアップ処理ルーチンは、MFP10において微小時間間隔で実行されるルーチンであり、バックアップ要求の受信の有無に応じて、その主要処理の実行の有無が切り替えられる。
具体的には、まずステップS31において、バックアップ要求の受信の有無が判定される。そして、バックアップ要求無しと判定される場合には、当該バックアップ処理は終了する。一方、バックアップ要求有りと判定される場合には、ステップS32以降の処理(主要処理)が実行される。
具体的には、各データファイルのバックアップ対象フラグFLの値が「1」に設定されているものを選択して(ステップS33)、当該データファイルをコンピュータ50へと転送する(ステップS34)。このような動作を、MFP10内のセキュアボックス以外のボックスに格納された全データファイルについて終了したと判定(ステップS32)されると、このバックアップ処理は終了する。
以上のバックアップ処理によって、バックアップ禁止指定無しのデータファイルがコンピュータ50内の所定のフォルダに保存される。その一方で、セキュアボックスへ保存されたデータファイル、セキュアプリントされたデータファイル、およびバックアップ禁止指定有りで保存されたデータファイルは、バックアップ処理の対象とはならず、コンピュータ50には保存されていない。なお、これらのデータファイルは、バックアップ禁止対象として指定されたデータファイルであると表現できる。このように、MFP10側でバックアップの禁止処理を行うことができる。
上記のバックアップ処理においては、バックアップ禁止対象として指定されたデータファイルは、バックアップ用としてコンピュータ50に転送されることがないため、コンピュータ50を介してさらにその外部に流出することはあり得ない。したがって、バックアップ禁止の対象として指定されているデータファイルがコンピュータ50を介したルートで漏洩することを防止できる。
また、上記のバックアップ処理とは逆の処理、すなわちリストア処理は、コンピュータ50にバックアップされていたデータファイルを元のデータボックスに書き戻すことによって行われる。具体的には、コンピュータ50の設定画面SC2(図9)において、リストア先のプリンタ(ここではMFP10)を指定した上でリストアボタンBN22を押下することによって実行開始が指示される。コンピュータ50は、当該開始指示に応じて、コンピュータ50内の各データファイルをMFP10へと転送して、MFP10内の元のボックスに保存する。これによって、故障時等のデータ復旧を容易に行うことが可能である。なお、コンピュータ50は、複数のMFP10のそれぞれに割り当てられたIPアドレスを用いることによって、複数のMFP10の中から転送先のMFP10を特定することができる。
また、上記においては、管理者の操作による不定期のバックアップ処理を行う場合について説明したが、この実施形態においては、バックアップ用プログラムによる定期的な自動バックアップ処理を行うこともできる。この自動バックアップ処理は、コンピュータ50において実行されているバックアップ用プログラムの機能の1つとして実現される。
自動バックアップを行うべき旨の要求コマンドがコンピュータ50からMFP10へ送出されてきたときには、バックアップボックス33(図1)内の全てのデータファイルが自動バックアップ処理の対象となる。これによって、バックアップボックス内に格納されていた各種のデータファイルがコンピュータ50にバックアップされる。具体的には、通常プリント後のデータファイルと、ファクシミリ通信で受信されたデータファイルと、ファクシミリ通信で送信されたデータファイルとが、コンピュータ50にバックアップされる。
このような動作によって、バックアップを行うことが好ましいデータファイル(例えば、機密性が低いデータファイル)については、そのバックアップ処理を確実に行うことが可能になる。
<B.その他>
なお、上記の実施形態においては、コンピュータ50側からの要求に応じてバックアップ処理を行う場合について例示したが、これに限定されない。例えば、図11に示すように、MFP10における所定の動作が検出された時点においてMFP10側でバックアップ要求を発生させて、MFP10からコンピュータ50へと対象ファイルを自動的にバックアップするようにしてもよい。図11は、プリント動作時およびファクシミリ動作時に各主要ルーチンとともにMFP10において実行される別ルーチンの処理内容を示すフローチャートである。図11においては、バックアップボックスへの保存を伴うプリント指示動作がなされたこと(ステップS41)と、ファクシミリ通信の送信が完了したこと(ステップS42)と、ファクシミリ通信の受信が完了したこと(ステップS43)とのいずれかが検出された場合に、バックアップ要求を発生(ステップS44)させて、図10と同様のバックアップ処理が行われる。ここでは、バックアップボックス内のデータファイルのみがバックアップ処理の対象となる。
また、上記実施形態および図11の動作例においては、自動バックアップ処理時と管理者の操作によるバックアップ処理時とで異なるボックスのファイルをバックアップ対象としているが、同一のボックス内のファイルをバックアップ処理の対象ファイルとするようにしてもよい。たとえば、自動バックアップ処理時と管理者の操作によるバックアップ処理時とのいずれにおいても、全ボックス内の全ファイルをバックアップ処理対象の候補として選択した上で、当該候補の中から、バックアップ対象フラグFLの値が「1」に設定されているデータファイルのみをバックアップするようにしてもよい。
また、バックアップ対象となるデータファイルを、その保存先ボックスの種類およびプリント種類等に応じて変更する場合を例示したが、これに限定されない。例えば、ファイル名に特定の識別部分(具体的には、識別用の文字等)を含むデータファイルを、バックアップ禁止がユーザによって指定されたデータファイルとみなすようにしてもよい。詳細には、MFP10は、ファイル名に「人事」などの文字が含まれるデータファイル(例えば、「人事2002年」)については、そのバックアップ禁止がユーザによって指定されているものとみなすようにすればよい。これによれば、データファイルの内容(例えば機密性の高い情報であるか否か等)をそのファイル名に基づいて判断して、バックアップの対象から除外することができる。すなわち、当該識別部分を含むファイルをバックアップすることが不適切なデータファイルであると判断して、バックアップ対象から除外することができる。なお、逆に、ファイル名に「週報」などの文字が含まれるデータファイル(例えば、「週報7月第2週」)については、バックアップが許可されているものとみなすことができる。これによれば、データファイルの内容をそのファイル名に基づいて判断し、バックアップすることが好ましいデータファイルをバックアップの対象に加えることができる。
データ管理システムの概略構成を示す図である。 MFP(マルチ・ファンクション・ペリフェラル)の外観図である。 MFPの構成を示すブロック図である。 処理PAについて説明する図である。 バックアップ処理PBについて説明する図である。 プリンタドライバに関する設定画面SC1を示す図である。 バックアップ判定処理を示すフローチャートである。 MFPにおける設定画面SD1を示す図である。 コンピュータの表示部に表示される画面SC2を示すである。 MFPでのバックアップ処理ルーチンにおける処理内容を示すフローチャートである。 プリント動作時等にMFPにおいて実行される処理内容を示すフローチャートである。
符号の説明
1 データ管理システム
10 MFP
50 コンピュータ(外部記憶装置)
80 ファクシミリ通信装置
23 記憶部
231 ハードディスク
NW ネットワーク

Claims (10)

  1. データのプリント処理および外部記憶装置へのバックアップ処理を行うことが可能なデータ管理装置であって、
    データファイルを記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶されたデータファイルのうちバックアップ禁止がユーザによって指定されたデータファイルについての前記外部記憶装置へのバックアップ処理を禁止する制御手段と、
    を備え
    前記制御手段は、データファイルに対するプリント指示コマンドが入力された際に、該データファイルについての前記外部記憶装置へのバックアップ処理を禁止することを特徴とするデータ管理装置。
  2. 請求項1に記載のデータ管理装置において、
    前記記憶手段は、複数のボックスを有しており、
    前記複数のボックスのうちの特定のボックスに保存されているデータファイルは、バックアップ禁止がユーザによって指定されたものであるとみなされることを特徴とするデータ管理装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載のデータ管理装置において、
    バックアップ禁止をユーザ操作に応じてファイルごとに設定する設定手段、
    をさらに備えることを特徴とするデータ管理装置。
  4. 請求項3に記載のデータ管理装置において、
    前記設定手段が、前記記憶手段に格納されたデータファイルについて、ユーザ操作に応じてバックアップ禁止をファイルごとに設定することを特徴とするデータ管理装置。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のデータ管理装置において、
    ファイル名に特定の識別部分を有するデータファイルは、バックアップ禁止がユーザによって指定されたものであるとみなされることを特徴とするデータ管理装置。
  6. データ管理システムであって、
    データ管理装置と外部記憶装置とを備え、
    前記データ管理装置は、データファイルを記憶する第1の記憶手段を有し、
    前記外部記憶装置は、バックアップされたデータファイルを記憶する第2の記憶手段を有し、
    前記データ管理装置は、前記第1の記憶手段に記憶されたデータファイルのうちバックアップ禁止がユーザによって指定されたデータファイルについての前記第2の記憶手段へのバックアップ処理を禁止する制御手段をさらに有し、
    前記制御手段は、データファイルに対するプリント指示コマンドが入力された際に、該データファイルについての前記第2の記憶手段へのバックアップ処理を禁止することを特徴とするデータ管理システム。
  7. 請求項6に記載のデータ管理システムにおいて、
    前記第1の記憶手段は、複数のボックスを有しており、
    前記複数のボックスのうちの特定のボックスに保存されているデータファイルは、バックアップ禁止がユーザによって指定されたものであるとみなされることを特徴とするデータ管理システム。
  8. 請求項6または請求項7に記載のデータ管理システムにおいて、
    前記データ管理装置は、バックアップ禁止をユーザ操作に応じてファイルごとに設定する設定手段、
    をさらに備えることを特徴とするデータ管理システム。
  9. 請求項8に記載のデータ管理システムにおいて、
    前記設定手段が、前記第1の記憶手段に格納されたデータファイルについて、ユーザ操作に応じてバックアップ禁止をファイルごとに設定することを特徴とするデータ管理システム。
  10. 請求項6ないし請求項9のいずれかに記載のデータ管理システムにおいて、
    ファイル名に特定の識別部分を有するデータファイルは、バックアップ禁止がユーザによって指定されたものであるとみなされることを特徴とするデータ管理システム。
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