JP4171841B2 - コインの受入払出装置 - Google Patents
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Description
【発明が属する技術分野】
本発明は、複数金種のコインを受け入れ、払い出し信号に対応して所定の金種を所定数払い出す循環型のコイン受入払出装置に関する。
特に、小型の循環型のコイン受入払出装置に関する。
さらに詳しくは、小型であって、かつ安価な循環型のコイン受入払出装置に関する。
なお、本明細書で使用する「コイン」は、通貨であるコイン、ゲーム機のメダルやトークン等の代用貨幣、及び、それらと類似のものを包含する。
【0002】
【従来の技術】
複数種類のコインを受け入れ、それらのコインを払い出し信号に応じて所定数払い出す、循環型のコイン受入払出装置が知られている。
例えば特開平6-274740号公報及び特開平9-319912号公報参照。
【0003】
前者の技術は、コインをバラ積み状態で受け入れる6個のコインホッパが3個ずつ並列され、平面的に配置されている。
したがって、装置の高さは小さくできるが、幅は大きくなってしまう。
そのため、POSレジの下側に配置されるが、POSレジのキーボードの入力位置を適正な高さにすると、コインの払出口が低くなり、コインを取り出す都度かがみ込まねばならない。
結果として、作業者が余分な動作を行わねばならいため、改善が求められている。
【0004】
後者は、6個のコインホッパを上下二段に配置し、上側のホッパを前後方向にずらして配置することにより、下側のコインホッパへの分配路を確保している。
このため、幅が小さいのでPOSレジの側方に配置でき、POSレジのキーボードの位置とコインの払出口との位置を適正に配置できるが、分配路がコインホッパの間に配置されるため前後方向に長くなり、より一層の小型化が求められている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の第1の目的は、上下にコインホッパを配置したコインの受入払出装置を更に小型化することを目的とする。
本発明の第2の目的は、上下にコインホッパを配置したコインの受入払出装置を安価に提供することである。
本発明の第3の目的は、コインの自動受入払出処理のコイン処理の信頼性を高めることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明のコインの受入払出装置は、コインの受入装置と、受け入れたコインを金種毎に振り分け、かつ正貨搬送装置によりコインを搬送する過程で対応する金種のコインホッパに分配する振分装置と、前記振分装置から分配されるコインをバラ積み状態に保留し、かつ、一個ずつ払い出す複数のコインホッパと、複数のコインホッパから払い出されたコインを払出口へ送る払出装置とを有するコインの受入払出装置において、受け入れたコインを所定の金種と他の金種に振り分ける振分装置を具備し、該振分装置により振り分けられた前記所定の金種が第1正貨搬送装置により横に搬送案内され、その搬送中に前記振分装置から離れる方向に横に並んでいる複数のゲージ孔により振分けられる第1正貨振分装置と、前記振分装置により振り分けられた前記他の金種が第2正貨搬送装置により横に搬送案内され、その搬送中に前記振分装置から離れる方向に横に並んでいる複数のゲージ孔により振分けられる第2正貨振分装置とを有し、第1正貨振分装置と第2正貨振分装置とを上下に横に配置した構成の正貨振分装置と、前記第1正貨振分装置の前記各ゲージ孔からのコインを夫々受け入れるように各ゲージ孔と対応して配置され、前記第1正貨振分装置と平行に横一列に並べられている複数のコインホッパから成る上段のコインホッパ列と、前記第2正貨振分装置の前記各ゲージ孔からのコインを夫々受け入れるように各ゲージ孔と対応して配置され、前記第2正貨振分装置に並んで横一列に配置されている複数のコインホッパから成る下段のコインホッパ列と、を備え、前記上段のコインホッパ列と前記下段のコインホッパ列のそれぞれ上下方向に位置するコインホッパは、コインホッパが並ぶ横手方向と直交する前後方向にずらされて配置され、かつ上下方向には整列されていることを特徴とするコインの受入払出装置である。
また本発明は、コインの受入装置と、受け入れたコインを金種毎に振り分け、かつ正貨搬送装置によりコインを搬送する過程で対応する金種のコインホッパに分配する振分装置と、前記振分装置から分配されるコインをバラ積み状態に保留し、かつ、一個ずつ払い出す複数のコインホッパと、複数のコインホッパから払い出されたコインを払出口へ送る払出装置とを有するコインの受入払出装置において、受け入れたコインを所定の金種と他の金種に振り分ける振分装置を具備し、該振分装置により振り分けられた前記所定の金種が第1正貨搬送装置により横に搬送案内され、その搬送中に前記振分装置から離れる位置の孔ほど大きく形成されて横に並んでいる複数のゲージ孔により順次振分けられる第1正貨振分装置と、前記振分装置により振り分けられた前記他の金種が第2正貨搬送装置により横に搬送案内され、その搬送中に前記振分装置から離れる位置の孔ほど大きく形成されて横に並んでいる複数のゲージ孔により順次振分けられる第2正貨振分装置とを有し、第1正貨振分装置と第2正貨振分装置とを上下に横に平行配置した構成の正貨振分装置と、前記第1正貨振分装置の前記各ゲージ孔からのコインを夫々受け入れるように各ゲージ孔と対応して配置され、前記第1正貨振分装置と平行に横一列に並べられている複数のコインホッパから成る上段のコインホッパ列と、前記第2正貨振分装置の前記各ゲージ孔からのコインを夫々受け入れるように各ゲージ孔と対応して配置され、前記第2正貨振分装置と平行に横一列に並べられている複数のコインホッパから成る下段のコインホッパ列と、を備え、前記上段のコインホッパ列と前記下段のコインホッパ列のそれぞれ上下方向に位置するコインホッパは、コインホッパが並ぶ横手方向と直交する前後方向にずらされて配置され、かつ上下方向には垂直に整列されていることを特徴とするコインの受入払出装置である。
【0007】
この構成において、複数のコインホッパは上下の列に配置されるので、幅が狭い。
さらに、上下に位置するコインホッパが垂直方向に整列配置され、ずれていないので前後方向の長さも短くなる。
結果として、コイン受入払出装置を小型にすることができる。
【0008】
本発明は、複数のコインホッパが全て同一構造であることが好ましい。
この構成において、コインホッパが全て同一構造であるため、量産効果によりコインホッパが安価になる。
また、コインホッパが同一構造のため、メンテナンスも容易である。
【0009】
本発明では、上下に位置するコインホッパが、それらコインホッパが横一列に並ぶその横手方向の並びに対し直交する前後方向にずらして配置されている。この構成において、上側のコインホッパの払出口が下側のコインホッパを外れた位置にあるので、上側のコインホッパから払い出されたコインは、下側のコインホッパに接することがないので、コインの払い出し不良を防止できる。
【0010】
本発明は、振分装置から上下に位置するコインホッパへのコイン案内筒が、正貨搬送装置の移動方向に対し直交する方向にずれていることが好ましい。
この構成において、コインホッパが上下方向において整列していても、振分装置からのコインはコイン案内筒にガイドされて対応するコインホッパ内へ確実案内される。
そしてこのコイン案内筒は、コインホッパの列方向に対し直交する方向にずれているので、コインホッパを列方向にずらすことなく配置できる。
結果として、コインの受入払出装置の前後方向の長さが小さくなり、コインの受入払出装置を小型化できる。
【0011】
【発明の実施の形態】
図1は、実施例のコイン受入払出装置の正面左側上方からの斜視図である。
図2は、図1におけるカバーを外した状態の斜視図である。
図3は、実施例のカバーを外した状態の背面斜視図である。
図4は、実施例のカバーを外した状態の左側面図である。
図5は、図4のX―X線断面図である。
図6は、実施例の振分搬送装置を外した状態の背面斜視図である。
図7は、実施例のゲージ孔の断面図である。
図8は、実施例の振分装置の斜視図である。
図9は、実施例の振分装置の斜視図である。
【0012】
コイン受入払出装置1は、矩形箱形であって、上カバー2に受入装置10の受入口3が配置され、前カバー4の下部に払出口5が配置されている。
左カバー6は、上カバー2側の端部を支点に回動可能であり、後述の金庫及びコインホッパからのコインの回収、及びメンテナンスを行う際、開口する。
左カバー6は、ロック装置7でロックされる。
【0013】
コイン受入払出装置1は、コインの流れの順に、受入装置10、金種判別装置20、振分装置30、コイン保留装置70、コイン払出装置85、払出口5が配置される。
受入装置10は、上向き漏斗型であって、上部開口が矩形の受入口3である。
受入装置10の下端部は円形であり、金種判別装置20の金種判別搬送装置21の上方に開口している。
【0014】
金種判別装置20は、金種判別搬送装置21と金種判別器23を備えている。
金種判別搬送装置21は、搬送ベルト22である。
金種判別器23は、搬送ベルト22によって所定の間隔で一列に並べられたコインの真偽及び金種を、個別に判別し、主制御装置に送る。
【0015】
振分装置30は、正偽貨振分装置31と正貨振分装置32とを有する。
正偽貨振分装置31は、金種判別装置20から送られてくるコインを、偽貨の場合、払出口5に案内し、正貨は正貨振分装置33へ案内する。
正貨振分装置33は、所定金種を、第1正貨振分装置33aへ、他の金種を第2正貨振分装置33bへ案内する機能を有する。
【0016】
第1正貨振分装置33aは、第1正貨搬送装置36aと第1ゲージ装置37aを有する。
第1ゲージ装置37aは、第1ゲージ孔列38aと第1ガイドレール39aとを有する。
同様に、第2正貨振分装置33bは第2正貨搬送装置36bと第2ゲージ装置37bとを有する。
第2ゲージ装置37bは、第2ゲージ孔列38bと第2ガイドレール39bとを有する。
第1ゲージ孔列38aと第2ゲージ孔列38bは、傾斜配置された平板状のゲージ板40に開口されている。
【0017】
次にゲージ孔の配列をユーロコインを例に説明する。
図6に示すように、第1ゲージ孔列38aは、上側に配置された4個の矩形のゲージ孔である。
振分装置30側から、1セント用の第1ゲージ孔45a、10セント用の第2ゲージ孔45b、20セント用の第3ゲージ孔45c、50セント用の第4ゲージ孔45dの順に配置されている。
【0018】
ゲージ孔45a、45b、45cの下縁は同一線上に配置され、第4ゲージ孔45dの下縁はそれらの僅か下方に形成されている。
第4ゲージ孔45dの下縁に第1ガイドレール39aの上面が一致するよう水平に取り付けられている。
すなわち、ゲージ孔45a、45b、45cの下縁と第1ガイドレール39aの上面との間に第1落下防止壁41aが形成されている。(図7参照)
第1ガイドレール39aとゲージ板40とで第1正貨振分通路35aを構成している。
【0019】
ゲージ孔45a、45b、45c、45dの上縁は、第1ガイドレール39aの上面と平行に形成され、かつ、第1ガイドレール39aの上面を転がるコインの上端が対応するゲージ孔の上縁に係止されないように所定の間隔に形成されている。
すなわち、ゲージ孔45a、45b、45c、45dの上下方向の間隔は、振分装置30から離れたゲージ孔程大きくなっている。
第2ゲージ孔列38bは、4個の矩形のゲージ孔である。
【0020】
振分装置30側から、2セント用の第5ゲージ孔45e、5セント用の第6ゲージ孔45f、1ユーロ用の第7ゲージ孔45g、2ユーロ用の第8ゲージ孔45hの順に配置されている。
ゲージ孔45e、45f、45gの下縁は、同一線上に配置され、第8ゲージ孔45hの下縁はそれらの僅か下方に形成されている。
第8ゲージ孔45hの下縁に第2ガイドレール39bの上面が一致するよう水平に取り付けられている。
【0021】
すなわち、ゲージ孔45e、45f、45gの下縁と第2ガイドレール39bの上面との間に第2落下防止壁41bが形成されている。
ゲージ孔45e、45f、45g、45hの上縁は、第2ガイドレール39bと平行に形成され、かつ、その上面を転がるコインの上端が対応するゲージ孔の上縁に係止されないように所定の間隔に形成されている。
すなわち、ゲージ孔45e、45f、45g、45hの上下方向の間隔は、振分装置30から離れたゲージ孔程大きくなっている。
第2ガイドレール39bとゲージ板40とで第2正貨振分通路35bを構成している。
【0022】
第1ゲージ孔列38aに沿って第1正貨搬送装置36aが配置されている。第1正貨搬送装置36aは、ガイドプーリ46a、46b、46c、46dと第1ベルト47a及び第1駆動プーリ49aを備えている。ガイドプーリ46a、46b、46c、46dは、前記ゲージ孔45a、45b、45c、45dに相対配置されている。第1ベルト47aは、第1駆動プーリ49aとガイドプーリ46dとの間に巻き掛けられ、ガイドプーリ46a、46b、46cによって案内される。コインは、第1ガイドレール39aに周面を支えられ、第1ベルト47aによってゲージ板44に押し付けられつつ振分装置30から遠ざかる方向に搬送される。
【0023】
第5ゲージ孔45e、第6ゲージ孔45f、第7ゲージ孔45g、第8ゲージ孔45hの上縁は、対応するコインの上縁が係止されないよう第2ガイドレール39bからの距離を設定してある。
すなわち、ゲージ孔45e、45f、45g、45hの上下方向の間隔は、振分装置30から離れたゲージ孔程大きくなっている。
第2ゲージ孔列38bに沿って第2正貨搬送装置36bが配置されている。
第2正貨搬送装置36bは、ガイドローラ46e、46f、46g、46hと第2ベルト47bと及び第2駆動プーリ49bを含んでいる。
【0024】
ガイドローラ46e、46f、46g、46hは、ゲージ孔45e、45f、45g、45hに相対して配置されている。
第2ベルト47bは、第2駆動プーリ49bとガイドプーリ46hに巻きかけられている。
第2ベルト47bは第2駆動プーリ49bとガイドプーリ46hとの間に巻き掛けられ、ガイドプーリ46e、46f、46gによって案内される。
コインは、第2ガイドレール39bに周面を支えられつつ第2ベルト47bによってゲージ板40に押し付けられつつ振分装置30から離れる方向に搬送される。
【0025】
第1駆動プーリ49a及び第2駆動プーリ49bは、回転軸50に固定されている。
回転軸50は、金種判別搬送装置21と連動して回転される。
第1ベルト47a及び第2ベルト47bの移動速度は、搬送ベルト22よりも大きい速度に設定されている。
第1正貨搬送装置36a及び第2正貨搬送装置36bは、コインの搬送機能を有していれば他の方式でも良い。
【0026】
次に振分装置30を説明する。
振分装置30は、金種判別装置20から落下するコインを受け入れる上下方向に伸びる受入通路60、受入通路60に続いて形成されたキャンセル通路61、第1通路62a及び第2通路62bを有する。
【0027】
キャンセル通路61は、コインをキャンセル経路64へ案内する。
キャンセル経路64は、払出口5に連通している。
第1通路62aは、第1正貨振分通路35aへコインを案内する。
第2通路62bは、第2正貨振分通路35bへコインを案内する。
偽貨振分板65が受入通路60の下部に配置されている。
【0028】
偽貨振分板65は下端部を支点に回動可能であり、金種判別器23の偽貨判定に基づいて、キャンセル位置にあるとき、キャンセル通路61へコインを誘導する。
金種判別器23の判定が正貨の場合、偽貨振分板65は受入位置に移動され、コインは正貨通路66に誘導される。
【0029】
正貨通路66に正貨振分板67が配置してある。
正貨振分板67は、図8の位置にあるとき、コインを第2通路62bへ誘導する。
正貨振分板67の上端が紙面に対し下方に回動したとき、コインを第1通路62aに誘導する。
すなわち、キャンセル通路61、第1通路62a及び第2通路62bは横方向に三層構造になっている。
正貨振分装置33は、同様の機能を有していれば、他の方式を採用することができる。
【0030】
正貨振分装置33の後方はコイン保留部70であって、前記ゲージ孔の数に対応するコインホッパが配置されている。
図4に図示するように、上ベース71に第1コインホッパ72a、第2コインホッパ72b、第3コインホッパ72c、第4コインホッパ72dが正貨搬送装置34、のコイン搬送方向と平行に横一列に並べられている。
また、上ベース71の下方に位置する下ベース73に第5コインホッパ72e、第6コインホッパ72f、第7コインホッパ72g、第8コインホッパ72hが正貨搬送装置34のコイン搬送方向と平行に横一列に並べられている。
【0031】
第1コインホッパ72aから第8コインホッパ72hは同一構造のため、第2コインホッパ72bを代表して説明する。
図5に示すように、コインホッパ72bは、コインボウル74と、コイン通孔75を有する回転ディスク76と、回転ディスク76を回転する電気モータ(図示せず)と、回転ディスク76によって一個ずつ送られるコインのカウンタ(図示せず)を有している。
コインボウル74は上部が矩形状かつ下部が円筒状であり、ホッパベース77に固定されている。
【0032】
回転ディスク76は、コインボウル74の下部の円筒部内に配置されている。
コイン出口78は、回転ディスク76の側方に位置している。
コインホッパ72bは、上ベース71の上面に沿って配置したガイドレール(図示せず)に沿って左カバー6側へ引出せるようにしてある。
すなわち、コインホッパ72bは図2において左方(図5において右方)へ引出すことができる。
コインホッパ72bを引出し可能にすることにより、コインの補充やコインホッパのメンテナンスを行うのに便利である。
【0033】
図4に示すように、第2コインホッパ72bの真下に第5コインホッパ72fが配置されている。
換言すれば、第2コインホッパ72bと第5コインホッパ72fとは上下方向に整列している。
また、図5に示すように、第2コインホッパ72bと第6コインホッパ72fとは、正貨搬送装置34のコイン搬送方向に対し直行方向にずれている。
【0034】
換言すると、第2コインホッパ72bが横方向において、正貨搬送装置34から離れて配置される。
これにより、コイン出口78は第6コインホッパ72eに対しオーバーハングした位置にあるので、出口78から払い出されたコインがコインホッパ72fのコインボウル74に入り込むことがない。
コイン出口78から払い出されたコインは、左カバー6とコインホッパの壁面とにより案内されて後述の払出装置85に落下する。
第2コインホッパ72bは第2ゲージ孔45bの側方の下方に配置されている。
【0035】
同様に第1コインホッパ72aの真下に第5コインホッパ72eが配置されている。
同様に第3コインホッパ72cの真下に第7コインホッパ72gが配置されている。
同様に第4コインホッパ72dの真下に第8コインホッパ72hが配置されている。
コインホッパは、投入されたコインを受け入れ、一個ずつ払い出す機能を有していれば他の方式を採用することができる。
【0036】
図7に示すように、第2ゲージ孔45bから第2コインホッパ72bのコインボウル74の上側開口にコインを誘導する第1案内筒80が配置されている。
第1案内筒80は、右下がりに傾斜し、コインが自然滑落するように配置される。
第6コインホッパ72fは第6ゲージ孔48fの側方の下方に配置されている。
第6ゲージ孔45fとの第6コインホッパ72fのコインボウル74の上側開口とは、垂直方向に伸びる第2案内筒81によって連通されている。
【0037】
したがって、第1案内筒80と第2案内筒81とは、正貨搬送装置34のコイン搬送方向に対し直交方向にずれて配置されている。
したがって、これらの第1案内筒80及び第2案内筒81によって正貨搬送装置34の搬送方向に装置が大きくなることはない。
他のコインホッパとゲージ孔との間は、同様に第1案内筒80及び第2案内筒81により連通されている。
【0038】
第1及び第2案内筒は、正貨の振分装置から受けたコインをコインホッパに確実に案内できる機能を有して入れは他の方式を採用することができる。
次にコイン払出装置85を説明する。
コイン払出装置85は、払出搬送装置86とシュート87とを備える。
出口78の下方に、払出搬送装置86が配置されている。
払出搬送装置86は、払出ベルト88を有し、図示しないモータによって正方向及び逆方向に循環移動される。
【0039】
払出ベルト88は、下ベース73の下方に位置している。
払出ベルト88が正転した場合、受入装置10の下方に位置するシュート87にコインを落下させる。
シュート87の底面は傾斜しており、払出口5に連通している。
ベルト82のシュート87と反対側の下方に金庫90が配置されている。
【0040】
払出搬送装置86は、払出口5へコインホッパから払い出されたコインを搬送する機能を有している他の方式を採用することができる。
上面が開口したボックス状の金庫90は、第7コインホッパ72g及び第8コインホッパ72hの下方に配置され、ベース91に沿って左カバー6側へ引出すことができる。
払出搬送装置86の端部は金庫90の上方で落下口92にコインを落下させる。
落下口92は金庫90の上面開口に連通している。
【0041】
次に作用を説明する。
まず、入金したコインを対応する金種のコインホッパに収納する処理を説明する。
受入口3に投入されたコインは、搬送ベルト22により搬送されつつ一列、かつ、所定の間隔に並べられる。
そして、金種判別器23によって真偽を判別され、正貨のときに金種が判定される。
【0042】
偽貨の場合、偽貨振分板65がキャンセル位置に切り替えられ、受入通路60を落下するコインは、キャンセル通路61を通ってキャンセル経路64へ誘導され、払出口5へ戻される。
正貨の場合、偽貨振分板65は正貨位置に切り替えられ、受入通路60と正貨通路66とが連通される。
【0043】
そして、1セント、10セント、20セント及び50セントの場合、正貨振分板67は正貨通路66と第1通路62aとを連通する。
これらの金種の場合、受入通路60から正貨通路66及び第1通路62aを通って第1正貨搬送装置36aに誘導される。
コインは、第1正貨搬送装置36aにおいて、下周面を第1ガイドレール39aに支えられ、かつ、第1ベルト47aによってゲージ板40に押し付けられつつ振分装置30から離れる方向に搬送される。
1セントコインの場合、第1ゲージ孔45aにおいて上縁が外れるので第1ゲージ孔45a内へ倒れ、第1案内筒80に落下して第1コインホッパ72aのコインボウル74に保留される。
【0044】
10セントの場合、第1ゲージ孔45aにおいて、その上端は外れないので通過し、第2ゲージ孔45bにおいて倒れて落下し、第1案内筒80に誘導されてコインホッパ72bのコインボウル74に保留される。
20セントの場合、第1ゲージ孔45a及び第2ゲージ孔45bを通過し、第3ゲージ孔45cにおいて落下し、第1案内筒80に誘導されてコインホッパ72cに落下する。
【0045】
50セントの場合、第1ゲージ孔45a、第2ゲージ孔45b、第3ゲージ孔45cを通過して第4ゲージ孔45dで落下し、第1案内筒80に誘導されてコインホッパ72dに落下する。
2セント、5セント、1ユーロ、2ユーロの場合、正貨振替板67が切り替わり、正貨通路66と第2通路62bが連通される。
したがって、第2正貨搬送装置36bに達したコインは、第2ガイドレール39bに下周面を支えられつつ第2ベルト47bによって搬送される。
すなわち、第2ベルト47bによって第1正貨搬送装置36a同様に搬送される。
【0046】
2セントコインの場合、第5ゲージ孔45eに落下し、第2案内筒81にガイドされて第5コインホッパ72eに保留される。
5セントコインの場合、第5ゲージ孔45eを通過し、第6ゲージ孔45fに落下し、第2案内筒82にガイドされて第6コインホッパ72eに保留される。
1ユーロは、第5ゲージ孔45e、第6ゲージ孔45fを通過して第7ゲージ孔45gに落下し、第2案内筒82を経由して第7コインホッパ72gに落下する。
【0047】
2ユーは、第5ゲージ孔45e、第6ゲージ孔45f、第7ゲージ孔45gを通過して第8ゲージ孔45hから落下し、第2案内筒81を経由して第8コインホッパ72hに保留される。
次に指定されたコインを払い出すケースを説明する。
各コインを1個ずつ払い出すケースを例に説明する。
【0048】
モータの起動電流が重畳しないよう、僅かに時間的遅れをもって第4コインホッパ72d、第8コインホッパ72h、第3コインホッパ72c、第7コインホッパ72g、第2コインホッパ72b、第6コインホッパ72f、第1コインホッパ72a、第5コインホッパ75eの順に起動される。
各コインホッパにおいて、回転ディスク76が回転され、コイン1個が出口78から払い出される。
【0049】
払い出された各コインは、各コインホッパと左カバー6に案内されて搬送ベルト88上に落下する。
搬送ベルト88は、払い出し信号によってシュート87側へ移動しているので、 搬送ベルト88上に落下したコインは、シュート87へ落下する。
コインは、シュート87を滑り降りて払出口5に払い出される。
【0050】
搬送ベルト88は、全てのコインが払い出されてからシュート87に達するに十分な時間移動されたのち、停止される。
各コインホッパのコインを回収する場合、搬送ベルト88を逆転し、落下口92に向かって移動するよう駆動する。
次に各コインホッパを作動させて搬送ベルト88上にコインを払い出す。
払い出されたコインは、搬送ベルト88によって搬送され、落下口92に落下し、金庫90に保留される。
【0051】
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、実施例のコイン受入払出装置の正面左側上方からの斜視図である。
【図2】図2は、図1におけるカバーを外した状態の斜視図である。
【図3】図3は、実施例のカバーを外した状態の背面斜視図である。
【図4】図4は、実施例のカバーを外した状態の左側面図である。
【図5】図5は、図4のX―X線断面図である。
【図6】図6は、実施例の振り分け搬送装置を外した状態の背面斜視図である。
【図7】図7は、実施例のゲージ部の断面図である。
【図8】図8は、実施例の上下振り分け部の斜視図である。
【図9】図9は、実施例の上下振り分け部の斜視図である。
【符号の説明】
10 受入装置
30 振分装置
72a〜72h コインホッパ
5 払出口
85 払出装置
34 正貨搬送装置
80、81 コイン案内筒
Claims (4)
- コインの受入装置(10)と、受け入れたコインを金種毎に振り分け、かつ正貨搬送装置( 34 )によりコインを搬送する過程で対応する金種のコインホッパに分配する振分装置(30)と、前記振分装置(30)から分配されるコインをバラ積み状態に保留し、かつ、一個ずつ払い出す複数のコインホッパ(72a〜72h)と、複数のコインホッパ(72a〜72h)から払い出されたコインを払出口(5)へ送る払出装置(85)とを有するコインの受入払出装置において、
受け入れたコインを所定の金種と他の金種に振り分ける振分装置( 30 )を具備し、該振分装置により振り分けられた前記所定の金種が第1正貨搬送装置( 36 a)により横に搬送案内され、その搬送中に前記振分装置から離れる方向に横に並んでいる複数のゲージ孔( 45 a、 45 b、 45 c、 45 d)により振分けられる第1正貨振分装置( 33 a)と、
前記振分装置により振り分けられた前記他の金種が第2正貨搬送装置( 36 b)により横に搬送案内され、その搬送中に前記振分装置から離れる方向に横に並んでいる複数のゲージ孔( 45 e, 45 f、 45 g、 45 h)により振分けられる第2正貨振分装置( 33 b)とを有し、第1正貨振分装置と第2正貨振分装置とを上下に横に配置した構成の正貨振分装置( 32 )と、
前記第1正貨振分装置の前記各ゲージ孔からのコインを夫々受け入れるように各ゲージ孔と対応して配置され、前記第1正貨振分装置に並んで横一列に配置されている複数のコインホッパから成る上段のコインホッパ列( 72 a, 72 b、 72 c、 72 d)と、
前記第2正貨振分装置の前記各ゲージ孔からのコインを夫々受け入れるように各ゲージ孔と対応して配置され、前記第2正貨振分装置に並んで横一列に配置されている複数のコインホッパから成る下段のコインホッパ列( 72 e、 72 f、 72 g、 72 h)と、を備え、
前記上段のコインホッパ列( 72 a, 72 b、 72 c、 72 d)と前記下段のコインホッパ列( 72 e、 72 f、 72 g、 72 h)のそれぞれ上下方向に位置するコインホッパ( 72 a− 72 e, 72 b− 72 f, 72 c− 72 g, 72 d− 72 h)は、コインホッパが並ぶ横手方向と直交する前後方向にずらされて配置され、かつ上下方向には整列されていることを特徴とするコインの受入払出装置。 - コインの受入装置(10)と、受け入れたコインを金種毎に振り分け、かつ正貨搬送装置( 34 )によりコインを搬送する過程で対応する金種のコインホッパに分配する振分装置(30)と、前記振分装置(30)から分配されるコインをバラ積み状態に保留し、かつ、一個ずつ払い出す複数のコインホッパ(72a〜72h)と、複数のコインホッパ(72a〜72h)から払い出されたコインを払出口(5)へ送る払出装置(85)とを有するコインの受入払出装置において、
受け入れたコインを所定の金種と他の金種に振り分ける振分装置( 30 )を具備し、該振分装置により振り分けられた前記所定の金種が第1正貨搬送装置( 36 a)により横に搬送案内され、その搬送中に前記振分装置から離れる位置の孔ほど大きく形成されて横に並んでいる複数のゲージ孔( 45 a、 45 b、 45 c、 45 d)により順次振分けられる第1正貨振分装置( 33 a)と、
前記振分装置により振り分けられた前記他の金種が第2正貨搬送装置( 36 b)により横に搬送案内され、その搬送中に前記振分装置から離れる位置の孔ほど大きく形成されて横に並んでいる複数のゲージ孔( 45 e, 45 f、 45 g、 45 h)により順次振分けられる第2正貨振分装置( 33 b)とを有し、第1正貨振分装置と第2正貨振分装置とを上下に横に平行配置した構成の正貨振分装置( 32 )と、
前記第1正貨振分装置の前記各ゲージ孔からのコインを夫々受け入れるように各ゲージ孔と対応して配置され、前記第1正貨振分装置と平行に横一列に並べられている複数のコインホッパから成る上段のコインホッパ列( 72 a, 72 b、 72 c、 72 d)と、
前記第2正貨振分装置の前記各ゲージ孔からのコインを夫々受け入れるように各ゲージ孔と対応して配置され、前記第2正貨振分装置と平行に横一列に並べられている複数のコイ ンホッパから成る下段のコインホッパ列( 72 e、 72 f、 72 g、 72 h)と、を備え、
前記上段のコインホッパ列( 72 a, 72 b、 72 c、 72 d)と前記下段のコインホッパ列( 72 e、 72 f、 72 g、 72 h)のそれぞれ上下方向に位置するコインホッパ( 72 a− 72 e, 72 b− 72 f, 72 c− 72 g, 72 d− 72 h)は、コインホッパが並ぶ横手方向と直交する前後方向にずらされて配置され、かつ上下方向には垂直に整列されていることを特徴とするコインの受入払出装置。 - 前記第2正貨振分装置は、前記上段のコインホッパ列の側方、かつ前記下段のコインホッパ列の上方に配置され、前記第1正貨振分装置は前記上段のコインホッパ列の側方、かつ前記下段のコインホッパ列及び前記第2正貨振分装置の上方に配置されていることを特徴とする請求項1または請求項2のコインの受入払出装置。
- 複数金種のコインの受入装置( 10 )と、
受け入れたコインを正貨と偽貨に振り分ける正偽貨振分装置( 31 )と、
正貨を所定の金種と他の金種に振り分ける振分装置( 30 )と、
前記振分装置の側方に傾斜配置された横手方向に長い平板( 40 )を有し、この平板に前記所定の金種のコインと前記他の金種のコインを上下に平行して横に搬送案内し得るように設けた第1ガイドレール( 39 a)と第2ガイドレール( 39 b)と、
前記第1ガイドレールに隣設する第1正貨搬送装置( 36 a)により第1ガイドレール上を前記平板に沿わされて横に搬送案内される前記所定の金種が小径順に振り分けられるように複数のゲージ孔( 45 a、 45 b、 45 c、 45 d)が前記振分装置から離れる程に大きく前記平板に開口形成されて横に並んでいる第1正貨振分装置( 33 a)と、
前記第2ガイドレールに隣設する第2正貨搬送装置( 36 b)により第2ガイドレール上を前記平板に沿わされて搬送案内される前記他の金種が小径順に振り分けるように複数のゲージ孔( 45 e, 45 f、 45 g、 45 h)が振分装置から離れる程に大きく前記平板に開口形成されて横に並んでいる第2正貨振分装置( 33 b)と、
前記第1正貨振分装置の前記各ゲージ孔( 45 a、 45 b、 45 c、 45 d)からのコインを夫々受け入れるように各ゲージ孔に対応してコインホッパのコインボウル (74) を位置させ前記第1正貨振分装置と平行に横一列に配設させた複数のコインホッパから成る上段のコインホッパ列( 72 a, 72 b、 72 c、 72 d)と
前記第2正貨振分装置の前記各ゲージ孔( 45 e, 45 f、 45 g、 45 h)からのコインを夫々受け入れるように各ゲージ孔に対応してコインホッパのコインボウル (74) を対応位置させ前記第2正貨振分装置と平行に横一列に配設させた複数のコインホッパから成る下段のコインホッパ列( 72 e、 72 f、 72 g、 72 h)と、
前記第1正貨振分装置の各ゲージ孔と前記上段の各コインホッパのコインボウルの上側開口とを連絡する第1案内筒( 80 )と、
前記第2正貨振分装置の各ゲージ孔と前記下段の各コインホッパのコインボウルの上側開口とを連絡する第2案内筒( 81 )と、
前記上段の各コインホッパの底部の前記第1案内筒と反対側の位置にあるコイン出口( 78 )および前記下段の各コインホッパの底部の前記第2案内筒と反対側の位置にあるコイン出口( 78 )から、それぞれ各コインホッパ内の回転ディスクにより 1 つずつ払い出されたコインを払出口 (5) へ送るコイン払出装置 (85) と、を備え、
前記上段のコインホッパ列( 72 a, 72 b、 72 c、 72 d)と前記下段のコインホッパ列( 72 e、 72 f、 72 g、 72 h)のそれぞれ上下方向に位置するコインホッパ( 72 a− 72 e, 72 b− 72 f, 72 c− 72 g, 72 d− 72 h)は、上側のコインホッパのコイン出口( 78 )が下側のコインホッパのコインボウル( 74 )に対しオーバーハングして位置するように、コインホッパの並ぶ横方向と直交する前後方向にずらして配置され、かつ上下方向には垂直に整列されていることを特徴とする請求項 1 又は請求項2のコインの受入払出装置。
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