JP4171461B2 - 光ディスクの初期化装置及び初期化方法 - Google Patents

光ディスクの初期化装置及び初期化方法 Download PDF

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Description

技術分野
本発明は、レーザ光の照射によって情報の記録再生を行なう光ディスクの初期化方法及び初期化装置に係り、特に、光ディスク全面において均一な初期化状態を得るための初期化方法及び初期化装置に関する。
技術背景
相変化型光ディスクは、高密度で書替え可能な記録媒体として、広く一般に普及している。この相変化型光ディスクは、照射するレーザ光の強度により記録層を結晶質または非晶質に変化させ、この後に結晶質と非晶質との反射率変化を検出することにより情報の記録再生が行われるものである。
この相変化型光ディスクは、透明な基板に反射層と記録層と保護層等を積層した構造を成し、これらの層はスパッタリング法や真空蒸着法などを用いて形成され、形成直後の記録層は非晶質状態になるのが一般的である。この非晶質状態の記録層は、通常、光ディスク駆動装置のレーザ波長帯での反射率が非常に低く、記録再生動作に不可欠な自動焦点制御やトラッキング制御が不安定になる。このため、相変化型光ディスクは、形成した記録膜を記録再生可能な状態にするため、使用領域全面(ディスク全面)を記録層形成直後の非晶質状態から結晶質に変化させる初期化を行う必要がある。
従来技術による初期化方法としては、ハロゲンランプやキセノンランプによりフラッシュ初期化を行うもの(特開平8−153343号公報)、高周波加熱により初期化を行うもの(特開平9−340071号公報)、レーザ光照射によるレーザビーム初期化(特開平4−186530号公報、同8−124158号公報)が提案されている。
現在、唯一実用化されている初期化技術は、レーザビーム初期化であり、以下、その初期化装置と初期化方法を、図7を用いて簡単に説明する。
図7に示した初期化装置は、数Wクラスの高出力半導体レーザ素子(図示なし)を光源として、光ディスク1にレーザ光を照射(符号10)し、光ディスクの記録膜面に、長手方向9の長さが数百μm程度の長円形レーザスポット2を形成させるレーザヘッド3と、レーザ光の発光を制御するレーザパルス発光手段17と、光ディスク1を矢印4方向に回転させるためのスピンドルモータ5と、レーザヘッド3を光ディスク1の半径方向6に移動させるキャリッジ(図示なし)とを備え、前記長円形レーザスポット2の長手方向を光ディスク1の半径方向に一致させ、光ディスク1を回転させながら前記レーザスポット2を光ディスク1の半径方向に直線移動しながら初期化を行う様に構成されていた。
この従来技術による初期化の様子を図8を参照して説明する。図8は、光ディスク面垂直方向から見た従来の初期化動作実行中の模式図である。従来装置は、図8の如く、長円形状レーザスポット2の長手方向9を光ディスク1の半径方向6と合致させ、長円形状レーザスポット2が光ディスク1の記録面上の周方向に相対的に走査する速度、即ち線速度(V)11が一定(CLV方式:constant linear velocity)になる様に光ディスク1をスポット半径位置(r)15に反比例した回転数(N)16で回転させ、且つレーザスポットの重ね率(重ね量)が一定(COR方式:constant over−lap ratio)になる様にスポット半径位置(r)15に反比例した送り速度(v)12で光ディスク径方向6に送ることにより、レーザスポット2を螺旋状に走査させて光ディスクの記録膜を全面初期化するものであった。尚、初期化実行中のレーザパワーは一定であり、図中のハッチング部13は未初期化の部分を示し、ハッチングが無い部分14は初期化した部分を示している。
図9にCLV方式及びCOR方式でのレーザスポット位置半径に対する光ディスク回転数とレーザスポット送り速度とレーザパワーの関係を示す。図9中のK1とK2は線速度Vとレーザスポット重ね率に関係した定数である。本図を参照すれば明らかな如く、従来技術は、光ディスクの回転数16とレーザスポット送り速度12を、レーザスポット半径(r)15に反比例する様に制御されていた。即ち、従来装置は、内周側では回転数N及び送り速度Vが大きく、外周に向かうに従って回転数N及送り速度Vを小さくなるように制御していた。
ここで一般に相変化型光ディスクへの記録と消去(非晶質化と結晶質化)は、レーザ光によって加熱された記録膜の到達温度及び冷却速度の微妙な操作によって行われる。そして相変化型光ディスクの初期化技術は、記録膜の結晶化が、レーザスポットの(a)パワー密度、(b)通過時間、(c)照射回数(レーザスポットの重ね率)とに依存した照射熱エネルギーに対して非常に敏感なため、レーザスポットのパワー密度、通過時間、照射回数とを光ディスク内周から外周までほぼ同一値にする必要がある。仮に前記レーザスポットのパワー密度等の条件が、光ディスク内周から外周までほぼ同一値でない場合、光ディスク全面を均一に初期化することができない。よって、光ディスクの回転とレーザスポットの径方向送り制御は、前述のようなCLV方式とCOR方式を用いることが不可欠である。
尚、長円形状レーザスポットの長手方向を記録トラック方向(光ディスク周方向)に対し平行以外の角度をつけることにより、CAV方式での初期化の可能性(特開平4−186530号公報)が示されてはいるもの、レーザスポットの半径位置に依存してレーザスポットの角度をどのような手段で変化させるかの具現手段が記述されていない。
一方、近年においては初期化工程のタクトタイム短縮を目的に高出力半導体レーザ(数W〜数十W)を搭載し、長円形状レーザスポットの長手方向を中心に短手方向も拡張した大長円形状レーザスポットを用いての初期化を行なうものが提案されている。この技術は、理論的にはキャリッジ送り速度と線速度を大きくすることができ、タクトタイム短縮に貢献することが予想された。しかしながらこの技術は、実際の装置において、スピンドルモータの角加速度とキャリッジの送り加速度が格段に大きくなり、CLV方式よる動作及びCOR方式による動作精度が劣化し、このため初期化状態の均一性が悪化するというような不具合が生じやすい。この不具合を解決するための技術として、スピンドルモータとキャリッジの駆動能力を上げる方法も考えられるものの、装置が大きくなり更に高コストになり、好ましくないものであった。
また前記不具合を解決するために図7に示した従来初期化装置において、ディスクの回転数を一定(CAV方式:constant angular velocity)に保ち、内外周のレーザパワー調整のみを行う初期化技術も考えられる。しかしながらこの技術は、内周側と外周側でレーザスポットが記録膜を通過する時間が異なり、均一な初期化が困難であると言う不具合があった。
本発明の目的は、従来技術による不具合を除去することであり、光ディスクの回転数とレーザスポットの送り速度を一定に保ったままで、光ディスクの最内周から最外周まで均一な初期化状態を得ることができる光ディスクの初期化装置及び初期化方法を提供することである。
発明の開示
前記目的を達成するため本発明は、回転している光ディスク面上にレーザ光を長円形状のレーザスポットとして螺旋状に走査することにより光ディスクの初期化必要領域を初期化する初期化装置において、前記レーザ光をパルス発光させるレーザパルス発光手段と、照射した長円形状のレーザスポットを初期化必要半径領域の一端から光ディスク半径方向に対し0<α<180度のなす角度αで他端まで移動させる移動手段とを備え、前記移動手段がレーザスポットの前記角度αを保ち、且つレーザパルス発光手段がレーザスポット重ね率を光ディスクの内外周において同じになるようにパルス発生することにより、光ディスクの初期化を行うことを第1の特徴とする。
また本発明は、前記光ディスクの初期化装置が、初期化必要半径領域の最内周において、長円形状レーザスポットの長手方向を半径方向に配置したことを第2の特徴とし、前記第1又は第2の特徴の初期化装置において、前記角度αが90度であり、レーザパルス発光手段が発するレーザスポットのレーザパワーを一定にすることを第3の特徴とする。
更に本発明は、前記何れかの特徴の初期化装置において、前記長円形状レーザスポットが、長手方向の長さをL、短手方向の長さをD、初期化必要半径領域の最内周の半径をri、半径rにおける光ディスク周方向のレーザスポット幅をW、半径rにおける光ディスク半径方向のレーザスポット幅をHとしたとき、レーザパルス発光手段が発するレーザスポットの前記レーザスポット幅W及び幅Hが、半径rに応じて次式により変化することを第4の特徴とする。
Figure 0004171461
また本発明は、回転している光ディスク面上にレーザ光を長円形状のレーザスポットとして螺旋状に走査することにより光ディスクの初期化必要領域を初期化する初期化装置において、前記レーザ光をパルス発光させるレーザパルス発光手段と、照射した長円形状のレーザスポットを初期化必要半径領域の一端から他端に移動させる移動手段とを備え、該移動手段が、レーザスポットを、レーザスポットの長円長手方向が光ディスクの半径方向と一致させた状態から、光ディスクの半径回転中心と交わらない方向に直線移動し、且つレーザパルス発光手段が、レーザスポット重ね率を光ディスクの内外周において同じになるようにパルス発生することにとにより、光ディスクの初期化を行うことを第5の特徴とする。
更に本発明は、初期化方法において、回転している光ディスク面上にレーザ光を長円形状のレーザスポットとして螺旋状に走査することにより光ディスクの初期化必要領域を初期化する初期化方法であって、光ディスクを一定の回転数で回転させながら、長円形状のレーザスポットを初期化必要半径領域の一端から光ディスク半径方向に対し0<α<180度のなす角度αで他端まで直線的に且つ等速で、レーザスポット重ね率を光ディスクの内外周において同じになるようにパルス発生しながら移動させることより、光ディスク全面を初期化することを第6の特徴とする。
また本発明は、前記光ディスクの初期化方法において、長円形状レーザスポットの直線移動範囲上の位置情報又は直線移動開始からの時間情報をレーザ光の発光タイミングとして用い、長円形状レーザスポットの位置が光ディスクの内周側にあるときはレーザ光のパルス周期を長く、長円形状レーザスポットの位置が光ディスクの外周側にあるときはレーザ光のパルス周期を短くすることにより光ディスク全面を初期化することを第7の特徴とし、前記何れかの光ディスクの初期化方法において、角度αが90度であり、レーザパルス発光手段が発するレーザスポットのレーザパワーを一定にすることを第8の特徴とする。
更に本発明は、前記何れかの初期化方法において、長円形状レーザスポットが、長手方向の長さをL、短手方向の長さをD、初期化必要半径領域の最内周の半径をri、半径rにおける光ディスク周方向のレーザスポット幅をW、半径rにおける光ディスク半径方向のレーザスポット幅をHとしたとき、レーザパルス発光手段が発するレーザスポットの前記レーザスポット幅W及び幅Hが、半径rに応じて次式により変化することを第9の特徴とする。
Figure 0004171461
更に本発明は、回転している光ディスク面上にレーザ光を長円形状のレーザスポットとして螺旋状に走査することにより光ディスクの初期化必要領域を初期化する初期化方法において、前記レーザ光をパルス発光させるレーザパルス発光手段と、照射した長円形状のレーザスポットを初期化必要半径領域の一端から他端に移動させる移動手段とを設け、該移動手段が、レーザスポットを、レーザスポットの長円長手方向が光ディスクの半径方向と一致させた状態から、光ディスクの半径回転中心と交わらない方向に直線移動し、且つレーザパルス発光手段が、レーザスポット重ね率を光ディスクの内外周において同じになるようにパルス発生することにとにより、光ディスクの初期化を行うことを第10の特徴とする。
発明を実施するための最良の形態
以下、本発明による光ディスクの初期化装置及び初期化方法の一実施形態を図を参照して詳細に説明する。
<装置構成の説明>
本実施形態による光ディスクの初期化装置は、図1に示す如く、初期化対象となる光ディスク19に対して、数W〜数十Wクラスの高出力半導体レーザ素子(図示なし)を光源としてレーザ光を照射(符号28a)し、記録膜面に長手方向28の長さが数百μm〜10mm程度の長円形状レーザスポット20を形成させるレーザヘッド21と、該照射した長円形状のレーザスポット20を初期化必要半径領域の最内周側24においてレーザスポット長手方向28が半径方向25と一致するよう配置し、ディスク半径方向25に対し角度αを保った状態で最外周側まで直線移動26させる直線移動手段(パルスモータ及びガイドレール等)29と、図中の直線方向27のレーザスポット20の位置を検出する位置検出手段(スケール及び光学センサ等)30と、光ディスク19を矢印22方向に回転させるための回転手段(スピンドルモータ)23と、前記高出力半導体レーザ素子をパルス的に発光させるレーザパルス発光手段21aと、前記位置検出手段30と直線移動手段29と回転手段23とを制御するMPU(マイクロプロセッサユニット)31とを備え、該MPU31は演算機能とタイマーとデータメモリを内蔵している。
特に本装置は、前記レーザスポット20の角度αを、直線移動手段29に対して光ディスク面と平行な面内で回転させることにより、0度から180度の任意に角度設定ができる。また本実施形態による直線移動手段は、レーザスポット直線移動延長線と光ディスクの回転中心が交わらない様に配置且つ移動させることが必要である。
<初期化動作概要の説明>
図2は本実施形態による初期化装置による光ディスク面垂直方向から見た初期化動作実行中の模式図であり、図2(a)は光ディスクの内周側から初期化を開始した場合を示している。図2を参照すれば明らかな如く本実施形態による初期化装置は、光ディスク34を回転手段23により一定回転数で矢印22方向に回転させながら、光ディスク19の記録膜に照射した長円形状のレーザスポット20を初期化が必要な半径領域の最内周側24に、レーザスポット長手方向28が半径方向25(ディスクの中心を通る線の方向)と平行になるよう配置し、該スポット20を光ディスク半径方向25に対し設定した一定の角度αで最外周側37まで等速で直線移動27させる様に動作する。このときレーザスポットがいずれの位置にあろうとも、レーザスポットの直線移動方向27とレーザスポット長手方向28が直行するように設定する。
即ち本実施形態による初期化装置は、長円形状のレーザスポット20を、光ディスク半径方向25に対し一定の角度α(この例では90度)を保った状態で最内周側24から最外周側に、未初期化の隙間の発生を防止するための回転数22と送り速度27を設定した状態で移動させることにより、光ディスク全面を螺旋状に初期化する様に動作する。尚、図中、ハッチング部32は未初期化部を示しハッチングが無い部分33は初期化部を示す。
このように本実施形態による初期化装置は、長円形状のレーザスポット20を、光ディスク半径方向25に対して設定した一定の角度α(この例では90度)を保った状態で最外周まで直線的に移動させて初期化を行うため、後述する原理により光ディスクの最内周から最外周まで均一な初期化状態を得ることができる。
図2(b)は、光ディスクの外周側から初期化を開始した場合の初期化動作実行中の模式図であり、図2(a)と同様に、光ディスク34を回転手段により一定回転数で回転22させながら、光ディスク19の記録膜に照射した長円形状のレーザスポット20を初期化必要半径領域の最外周側35に配置し、光ディスク半径方向25に対し設定した一定の角度α(この例では155度)で最内周側38まで等速で直線移動させることにより、光ディスク全面を螺旋状に初期化するものである。このときレーザスポットがいずれの位置にあろうとも直線移動方向36とレーザスポット長手方向28が直行するようにする。また、この場合、本装置は、未初期化の隙間ができないように、回転数22と送り速度36を設定する。
回転数22と送り速度36は、例えば、前記図2(a)の角度αが90度の場合または、前記図2(b)の角度αが155度の場合において、回転数1000rpm〜4000rpm且つ速度5mm/s〜50mm/sが好ましく、前記図2(a)の角度αが79度の場合または、前記図2(b)の角度αが156度の場合において、回転数500rpm〜2000rpm且つ速度10mm/s〜100mm/sが好ましい。前記図2(a)の角度αが小さい場合及び前記図2(b)の角度αが大きい場合は、ディスク外周端での初期化幅Hが広く取れるので、送り速度も大きくできる。
<レーザスポットの説明>
次に本実施形態に好適なレーザスポット半径位置に依存したレーザスポット配置ついて説明する。図3は、レーザスポット半径位置に対する光ディスク周方向のレーザスポット幅Wと、これと直交する光ディスク半径方向のレーザスポット幅Hとの関係を示す図である。
この図3は、光ディスクを4分割しディスク面に対し垂直方向からみたものであり、長円形状レーザスポットが光ディスク44の初期化必要半径領域39の最内周側に位置し、光ディスクの半径方向と一致する方向に延びる位置に照射されている状態40と、光ディスクの半径方向43に対し角度αの直線延長線上の任意半径rの位置に照射されている状態41を示す。尚、状態41のレーザスポット長手方向は、角度αが90度のために、光ディスクの半径方向43と平行を保ちながら矢印47方向に直線移動する。これにより本実施形態のレーザスポットは、光ディスクの回転中心と交わらない方向に直線移動する。
本実施形態による光ディスク初期化装置及び方法は、レーザスポットの照射半径位置rに応じて幾何学的に前記幅W及びHが変化するものであり、この幅W及びHが変化する原理を次に説明する。
前記長円形状レーザスポットの長手方向の長さをL、長円形状レーザスポットの短手方向の長さをD、初期化必要半径領域39の最内周の半径をriとしたとき、本初期化装置及び方法によれば、半径rにおける光ディスク周方向42のレーザスポット幅Wは、幾何学的計算により導かれる次式で表される様に変化する。
Figure 0004171461
また、本初期化装置及び方法によれば、半径rにおける光ディスク半径方向のレーザスポット幅Hは、幾何学的計算により導かれる次式で表される様に変化する。
Figure 0004171461
図4は、前記数式に基づいたレーザスポットの半径rに対するレーザスポット幅Wとレーザスポット幅Hの計算結果の一例を示す図である。本計算例では、L=10mm、D=3μm、ri=20mm、初期化必要半径領域の最外周半径を60mmとした。
図4(a)は角度α=90度の場合であり、Wはr=20mmにて3μm、r=60mmにて9μmとなり、rに比例して直線的に変化し、内外周のレーザスポット幅Wの比率は1:3となることが判る。
同様に図4(b)はα=79度の場合であり、Wはr=20mmにて3μm、r=60mmにて6μmとなり、2点をほぼ直線的に結び、内外周のWの比率は1:2となることが判る。
このように、レーザスポットの半径位置rの増加に伴いWが直線的にかつ連続して増加し、図4(a)及び図4(b)ともに、レーザスポット幅Hは半径rにほぼ反比例して減少することが理解できる。
この様に本実施形態による光ディスク初期化装置及び方法は、長円形状のレーザスポットを、光ディスク半径方向に対し設定して一定の角度αを保った状態で走査して初期化を行うことにより、前記幅L及びWがレーザスポットの照射位置(半径)に応じて変化し、これら幅L及びWの変化により、レーザスポットの形状が外周側に向かうに従ってレーザスポット走査方向に引き伸ばした形になるため、光ディスク記録膜面上の一点が受ける照射熱エネルギーの時間的変化が内周側から外周側まで連続して同じになり、これにより光ディスクの最内周から最外周まで均一な初期化エネルギーを供給することができる。
尚、本明細書においては、光ディスクの半径内でレーザスポットを直線移動することにより光ディスク全面を初期化するものであり、このレーザスポットが直線移動して初期化を行うための移動領域を、初期化必要半径領域と呼ぶ。
<回転速度及び送り速度の説明>
さて、図3において、レーザスポット直線移動速度47に対し回転速度46が大きい場合、レーザスポット幅Wは、レーザスポット走査方向のレーザスポット幅に相当し、レーザスポット幅Hは初期化幅に相当する。現実的な値としては、光ディスクの回転数46は200〜4000rpmであり、直線移動速度47は5〜100mm/sであり、ワースト値を求めても光ディスクの回転速度のほうが1桁大きい。
一方、光ディスクの回転数46を一定に固定した場合、周方向42の速度(線速度)は外周に行くほど、即ち半径位置rが大きくなるほど速くなり、前述したようにレーザスポットの半径位置rの増加に伴い幅Wが直線的にかつ連続して増加すれば、例え、光ディスクの回転数46を一定に固定した場合でも、光ディスク記録膜面上の一点をレーザスポットが通過する時間は最内周から最外周までほぼ一定値となることが判る。
特に角度αをα=90度とした場合、光ディスク記録膜面上の一点をレーザスポットが通過する時間は、最内周から最外周まで連続して同一値となる。また、レーザスポット走査方向のレーザスポット強度分布は、外周側に向かうに従いレーザスポット走査方向に引き伸ばした形になるので、光ディスク記録膜面上の一点が受ける照射熱エネルギーの時間的変化は内周側から外周側まで連続して同じである。さらに、レーザパワーを一定値に保つことにより、レーザスポットがどの半径位置rにおいても同じレーザスポットパワー密度(W/m)となる。
尚、角度αを90度、レーザパワーを一定値に限定しない場合の初期化装置及び方法は、角度αと半径に依存したレーザパワーを微妙に調整することにより、光ディスクの内周側と外周側のレーザ照射状態を変えることにより、光ディスクへのレーザスポットパワー密度を均一にすることもできる。
<レーザパワーの説明>
図5は、図2(a)に示した初期化方法に関する初期化実行中の光ディスクの回転数と、レーザスポット送り速度と、レーザパワー波形との関係を示す図である。図5中の各横軸は初期化開始48から終了49までの時間を示し、縦軸は上から光ディスク回転数N、レーザスポット送り速度v、レーザパワーPを示し、初期化開始位置48は光ディスクり最内周24であり、初期化終了位置49は光ディスク最外周37である。
また光ディスク回転数50とレーザスポット送り速度51は最内周24から最外周37まで一定値に固定しておく。レーザスポット送り速度51は初期化幅Hが最も狭くなる光ディスクの外周端37でも未初期化部の隙間が発生しないように考慮し決める。この場合、光ディスク初期化のレーザスポット重ね率は、光ディスクの外周端37でのレーザスポット重ね率を基準とする。レーザは連続的にパルス発光52を行なう。
このパルス発光52は、パルスのトップパワー53のレベルが初期化を行なうレベルであり、ボトムパワー54のレベルが初期化を行なわないレベルである。またパルス発光52は、レーザスポットが内周側24にあるほどパルスの周期55、56を長かく、外周側にあるほどパルスの周期57を短かくする様に制御する。このパルス周期55、56、57を決める発光タイミング58、59、60、61は、光ディスク全面においてレーザスポット重ね率が光ディスクの外周端のレーザスポット重ね率と同じになるように、図4で示した半径rに対するレーザスポット幅Hの関係から、レーザスポット送り方向の位置Z(図3中)から算出して求める。
このパルス発光タイミング58、59、60、61は初期化開始48からの時間として算出し、予め定めたタイミングによって制御することもできる。パルス幅62は、内周側から外周側までほぼ同じにして、回転周期の1から2倍の範囲が望ましい。尚、符号63及び65はディスク内周と外周におけるパルス間隔時間であり、間隔時間が、内周では長く、外周では短いことが判る。
この様に本実施形態による光ディスクの初期化装置は、前述の長円形状のレーザスポット20を、光ディスク半径方向25に対し角度αを保った状態で最内周側24から最外周側に、未初期化の隙間の発生を防止するため回転数22と送り速度27を設定した状態で移動させることにより、レーザスポットのパルス幅が内外周において変化し、且つレーザスポット重ね率を同一に保つことによって、均一に初期化を行うことができる。
<レーザスポット重ね率の説明>
本実施形態による初期化装置及び方法により、前記内外周におけるレーザスポット重ね率が同一であることを図6を参照して説明する。図6はレーザスポット重ね率が内周側と外周側で同じである状態を説明するための図であり、ハッチング部は初期化された領域を示し、矢印66及び67はレーザスポットの走査方向を示し、光ディスク半径方向に対しほぼ直交しているものとする。また、図中、Aは内周側での初期化幅、Bは該位置での重ね幅、Cは外周側での初期化幅、Dは該位置での重ね幅である。これら幅の関係は、幅B/幅A=幅D/幅C=一定となる。
本実施形態においては、内外周共に、領域68及び70の初期化から次の初期化領域69及び71までに要する時間が、図5中のパルス間隔時間63及び65に相当し、レーザをボトムパワー54まで落とすことにより、図6に示す如くレーザスポットの重ね幅を均一に保つことができ、これにより均一な初期化を行うことができる。
尚、前述のボドムパワー54に代えてレーザパワーを完全にOFF状態にすることも考えられるが、自動焦点制御を行なっている場合は初期化しないパワーとするのが好ましい。本実施形態によれば幅B/幅A=幅D/幅Cの関係が成り立っており、これによりレーザスポット重ね率が一定であることが理解できる。尚、前述のレーザ光の連続パルス発光を行う制御方法は、内周側でのレーザスポット重ね率の増大によるレーザ過剰照射を緩和することもできる。
<動作説明>
次に、本実施形態による初期化装置の一連の動作例を図1と図5をて用い説明する。初期化動作に係るディスク回転数とレーザスポット重ね率とレーザパワーのピークパワーとボトムパワーは、あらかじめ入力装置(図示なし)により、MPU31のデータメモリに与えられ、格納され、MPU31はディスク回転数とレーザスポット重ね率から、直線上27の発光タイミング位置58、59、60、61とレーザ発光時間(ピークパワー時間)62と送り速度51を算出し、算出結果をデータメモリの格納しておく。ここでは初期状態として、レーザスポット20は位置検出手段30と直線移動手段29により初期化開始位置24に位置付いているものとする。
次いで本装置は、MPU31からの指示により回転手段23が光ディスク19を所定の回転数50で回転22させ、MPU31はディスク回転の定常状態を検出したことを契機として、レーザパルス発光手段21に対し発光指示を出すと共に直線移動手段29に対してレーザスポット20をデータメモリに格納してある送り速度51で移動26させるよう指示する。
この直線移動中のレーザスポット20の位置は、位置検出手段30によってリアルタイムで検出され、MPUはデータメモリに格納してある発光タイミング位置58、59、60、61と刻々変化するレーザスポットの位置を比較し、一致したときにレーザパルス発光手段21aに対しデータメモリに格納してある発光時間62のみパルス発光させることにより、光ディスクの初期化を行う様に動作する。
<まとめ>
本発明の対象とする相変化型光ディスクは、前述した様に、記録膜の結晶化が、レーザスポットの(a)パワー密度と、レーザスポットの(b)通過時間と、(c)照射回数(レーザスポットの重ね率)に依存した照射熱エネルギーに対しては非常に敏感なため、レーザスポットのパワー密度とレーザスポットの通過時間と照射回数を光ディスク内周から外周までほぼ同一値にする必要がある。
前述の実施形態による初期化装置及び方法は、レーザスポットの形状が外周側に向かうに従いレーザスポット走査方向に引き伸ばした形になるため、前記(a)パワー密度が、光ディスク記録膜面上の一点が受ける照射熱エネルギーが内周側から外周側まで連続して同じになること、前記(b)光ディスク記録膜面上の一点をレーザスポットが通過する時間が、最内周から最外周まで連続して同一値となること、(c)照射回数が一定に制御されることによって、前述の相変化型光ディスクの均一な初期化条件(a)〜(c)を満足することができる。
特に本発明による初期化装置及び方法は、角度αを90度且つレーザパワーを一定とした場合、レーザスポットの重ね率が最内周から最外周まで一定になるように制御することにより、光ディスク全面に対し同一の照射時間と照射熱エネルギーを与えることができ、均一な初期化状態を得ることができる。
この様に本発明による初期化装置及び方法は、レーザスポットの位置を検出しながらパルス発光を順次繰り返しディスク最外周まで等速移動させることにより光ディスク全面を均一に初期化することができる。尚、前記パルス発生のタイミングは予め定めたタイミングによって発光制御しても良い。
尚、前記実施形態においてはレーザスポットを光ディスクの内周側から外周側に移動して初期化を行う例を説明したが、同様の方法で外周側から行ってもよい。
産業上の利用可能性
以上の説明からも明らかなように、本発明による光ディスクの初期化装置及び初期化方法は、一定の回転数で回転している光ディスクに対し、長円形状のレーザスポットの長手方向を光ディスク最内周の半径上に配置し、レーザ光を連続的にパルス発光させながら半径方向に対し直角に直線的かつ等速で最外周まで移動させることにより、最内周から最外周までどの半径位置においても同一のレーザスポット通過時間が可能となりかつ、同一の照射熱エネルギーを与えることができ、光ディスク全面に均一な初期化状態を得るのに適している。
【図面の簡単な説明】
図1は、本発明に係る一実施形態の初期化装置を説明するための斜視図。
図2は、本発明に係る一実施形態の初期化装置による光ディスク面垂直方向から見た初期化動作実行中の模式図。
図3は、本発明に係る初期化方法におけるレーザスポット半径位置に対する光ディスク周方向のレーザスポット幅とこれと直交する光ディスク半径方向のレーザスポット幅の関係をを説明するための図。
図4は、半径rに対するスポット幅W及びHの計算結果の一例を示す図。
図5は、図2(a)の初期化方法に関する初期化実行中の光ディスクの回転数とレーザスポット送り速度とレーザパワー波形を示した図。
図6は、レーザスポット重ね率が内周側と外周側で同じである状態を説明する図。
図7は、従来の初期化装置の斜視図。
図8は、光ディスク面垂直方向から見た従来の初期化動作実行中の模式図。
図9は、CLV方式及びCOR方式でのレーザスポット位置半径に対する光ディスク回転数とレーザスポット送り速度とレーザパワーの関係を示した図。

Claims (10)

  1. 回転している光ディスク面上にレーザ光を長円形状のレーザスポットとして螺旋状に走査することにより光ディスクの初期化必要領域を初期化する初期化装置において、前記レーザ光をパルス発光させるレーザパルス発光手段と、照射した長円形状のレーザスポットを初期化必要半径領域の一端から光ディスク半径方向に対し0<α<180度のなす角度αで他端まで移動させる移動手段とを備え、前記移動手段がレーザスポットの前記角度αを保ち、且つレーザパルス発光手段がレーザスポット重ね率を光ディスクの内外周において同じになるようにパルス発生することにより、光ディスクの初期化を行うことを特徴とする光ディスクの初期化装置。
  2. 初期化必要半径領域の最内周において、長円形状レーザスポットの長手方向を半径方向に配置したことを特徴とした請求項1記載の初期化装置。
  3. 前記角度αが90度であり、レーザパルス発光手段が発するレーザスポットのレーザパワーを一定にすることを特徴とする請求項1又は2記載の初期化装置。
  4. 前記長円形状レーザスポットが、長手方向の長さをL、短手方向の長さをD、初期化必要半径領域の最内周の半径をri、半径rにおける光ディスク周方向のレーザスポット幅をW、半径rにおける光ディスク半径方向のレーザスポット幅をHとしたとき、レーザパルス発光手段が発するレーザスポットの前記レーザスポット幅W及び幅Hが、半径rに応じて次式により変化することを特徴とする請求項1又は2又は3記載の初期化装置。
    Figure 0004171461
    Figure 0004171461
  5. 回転している光ディスク面上にレーザ光を長円形状のレーザスポットとして螺旋状に走査することにより光ディスクの初期化必要領域を初期化する初期化装置において、前記レーザ光をパルス発光させるレーザパルス発光手段と、照射した長円形状のレーザスポットを初期化必要半径領域の一端から他端に移動させる移動手段とを備え、該移動手段が、レーザスポットを、レーザスポットの長円長手方向が光ディスクの半径方向と一致させた状態から、光ディスクの半径回転中心と交わらない方向に直線移動し、且つレーザパルス発光手段が、レーザスポット重ね率を光ディスクの内外周において同じになるようにパルス発生することにとにより、光ディスクの初期化を行うことを特徴とする光ディスクの初期化装置。
  6. 回転している光ディスク面上にレーザ光を長円形状のレーザスポットとして螺旋状に走査することにより光ディスクの初期化必要領域を初期化する初期化方法であって、光ディスクを一定の回転数で回転させながら、長円形状のレーザスポットを初期化必要半径領域の一端から光ディスク半径方向に対し0<α<180度のなす角度αで他端まで直線的に且つ等速で、レーザスポット重ね率を光ディスクの内外周において同じになるようにパルス発生しながら移動させることより、光ディスク全面を初期化することを特徴とする光ディスクの初期化方法。
  7. 前記長円形状レーザスポットの直線移動範囲上の位置情報又は直線移動開始からの時間情報をレーザ光の発光タイミングとして用い、長円形状レーザスポットの位置が光ディスクの内周側にあるときはレーザ光のパルス周期を長く、長円形状レーザスポットの位置が光ディスクの外周側にあるときはレーザ光のパルス周期を短くすることにより光ディスク全面を初期化することを特徴とする請求項6記載の光ディスクの初期化方法。
  8. 前記角度αが90度であり、レーザパルス発光手段が発するレーザスポットのレーザパワーを一定にすることを特徴とする請求項6又は7記載の初期化方法。
  9. 前記長円形状レーザスポットが、長手方向の長さをL、短手方向の長さをD、初期化必要半径領域の最内周の半径をri、半径rにおける光ディスク周方向のレーザスポット幅をW、半径rにおける光ディスク半径方向のレーザスポット幅をHとしたとき、レーザパルス発光手段が発するレーザスポットの前記レーザスポット幅W及び幅Hが、半径rに応じて次式により変化することを特徴とする請求項5又は6又は7記載の初期化方法。
    Figure 0004171461
  10. 回転している光ディスク面上にレーザ光を長円形状のレーザスポットとして螺旋状に走査することにより光ディスクの初期化必要領域を初期化する初期化方法において、前記レーザ光をパルス発光させるレーザパルス発光手段と、照射した長円形状のレーザスポットを初期化必要半径領域の一端から他端に移動させる移動手段とを設け、該移動手段が、レーザスポットを、レーザスポットの長円長手方向が光ディスクの半径方向と一致させた状態から、光ディスクの半径回転中心と交わらない方向に直線移動し、且つレーザパルス発光手段が、レーザスポット重ね率を光ディスクの内外周において同じになるようにパルス発生することにとにより、光ディスクの初期化を行うことを特徴とする光ディスクの初期化方法。
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