JP2007035148A - 相変化光ディスク初期化装置及び同初期化方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 エンボスマーク部も良好に初期化を行う相変化光ディスク初期化装置の提供。
【解決手段】 ランド・グルーブ部4及びエンボスマーク部5を有する相変化光ディスクの初期化を行う相変化光ディスク初期化装置であって、相変化光ディスク7を回転駆動するスピンドルモータ10と、レーザスポット6を照射する光学ヘッド11と、該光学ヘッド11をディスク半径方向に直線移動するキャリッジ13と、該キャリッジ13の移動距離を検出するためのリニアスケール12とを備え、相変化ディスク7上のエンボスマーク部5にレーザスポットが位置することをリニアスケール12により検出し、エンボスマーク部5の初期化レーザ出力または初期化線速度または半径方向送りまたはデフォーカス量の初期化条件のうち、少なくとも一つ以上がランド・グルーブの初期化条件と異なる条件に設定可能な機能を有するもの。
【選択図】 図5
【解決手段】 ランド・グルーブ部4及びエンボスマーク部5を有する相変化光ディスクの初期化を行う相変化光ディスク初期化装置であって、相変化光ディスク7を回転駆動するスピンドルモータ10と、レーザスポット6を照射する光学ヘッド11と、該光学ヘッド11をディスク半径方向に直線移動するキャリッジ13と、該キャリッジ13の移動距離を検出するためのリニアスケール12とを備え、相変化ディスク7上のエンボスマーク部5にレーザスポットが位置することをリニアスケール12により検出し、エンボスマーク部5の初期化レーザ出力または初期化線速度または半径方向送りまたはデフォーカス量の初期化条件のうち、少なくとも一つ以上がランド・グルーブの初期化条件と異なる条件に設定可能な機能を有するもの。
【選択図】 図5
Description
本発明は、相変化光ディスクの初期化を行う相変化光ディスク初期化装置及び同初期化方法に係り、特に相変化光ディスクのエンボスマーク部も良好に初期化を行うことができる相変化光ディスク初期化装置及び同初期化方法に関する。
近年、書換え可能な大容量の光ディスクとして、相変化光ディスクが主流となっている。この相変化光ディスクの製造プロセスにおいては、記録膜生成直後の非結晶状態な記録膜を結晶状態へ変える初期化処理が必要である。
この初期化処理は、レーザを熱源としてディスクの膜面に長円状の初期化レーザスポットを照射し、このレーザスポットを良好な結晶状態が得られる所定のレーザスポット走査速度/レーザパワー/レーザスポットのデフォーカス量で隙間無く螺旋状に光ディスクを走査させることにより光ディスク全面を初期化させるものである。
近年の相変化光ディスクは、図3に示す如く、データを記録再生するためのランド・グルーブ部4と、該ランド・グルーブ部4の内周側に配置され、ディスクの物理的特長等の情報をエンボスマークにより記録するのエンボスマーク部5とが設けられている。前記ランド・グルーブ部4は、図1にその拡大図を示す如く、案内溝となるグルーブ1と、該グルーブ1とグルーブ1間のランド2とを形成し、ランド・グルーブ記録方式においては前記グルーブ1及びランド2に情報を記録することにより記録密度を増加することが行われている。
また前記エンボスマーク部5は、図2に示す如く、平面上の記録面上に物理的にエンボスマークを形成することによってディスク情報等を固定的に形成するものである。
この相変化光ディスクは、スパッタリング技術等により製造されるものであるが、この製造直後の記録膜は非結晶状態の反射率が低い状態であり、光ディスク装置等の情報記録の際に光スポットのオートフォーカスやトラッキングが不安定になりやすいため、前述の初期化を行う必要があり、この初期化を行う装置は相変化光ディスク初期化装置と呼ばれる。
従来技術による相変化光ディスク初期化装置による初期化は、図4に示す如く、相変化光ディスク7を回転駆動した状態で長手方向幅48〜250[μm]、短手方向幅1[μm]の線状に形成したレーザスポット6を長手方向がディスクトラック方向と垂直になるように照射し、レーザスポット6をディスク回転と同期してディスク半径方向に所定速度により移動させることによって、レーザスポットの短手方向を走査方向として螺旋状に走査することにより行われ、図示の例では、レーザスポット6によりディスク内周側を初期化部8とし、外周側が未初期化部9である例を示している。
この初期化技術は、相変化光ディスクの回転速度(線速度)/レーザスポットのデフォーカス量(記録面のスポット焦点位置をずらして長楕円形スポット形状を作成する技術)/レーザパワー/レーザスポットの半径方向への1回転当たりの送り量を変化させることによって、初期化条件を変化させることができる。
尚、前記相変化光ディスク初期化装置に関する技術が記載された文献としては、例えば下記特許文献が挙げられる。
特開2005−71514
前述の従来技術による相変化光ディスク初期化装置は、初期化工程において前記ランド・グルーブ部4が好適な初期化状態になる一律の初期化条件により相変化光ディスク全面の初期化を行っていたため、初期化を行ったエンボスマーク部5の再生特性が良好でないと言う不具合があった。
本発明の目的は、前述の従来技術による不具合を除去することであり、ランド・グルーブ部の記録再生特性と、エンボスマーク部の再生特性の両方の特性を良好に初期化することができる相変化光ディスク初期化装置及び同初期化方法を提供することである。
前記目的を達成するため本発明は、ランド・グルーブ部及びエンボスマーク部を有する相変化光ディスクの初期化を行う相変化光ディスク初期化装置において、相変化光ディスクを回転駆動するスピンドルモータと、レーザスポットを相変化光ディスクに照射する光学ヘッドと、該光学ヘッドを支持して相変化光ディスク半径方向に直線移動するためのキャリッジと、該キャリッジを駆動するキャリッジモータと、前記キャリッジの移動距離を検出するためのリニアスケールとを備え、相変化光ディスク上のレーザスポットの位置をリニアスケールにより検出し、 相変化ディスク上のエンボスマーク部にレーザスポットが位置することを前述リニアスケールにより検出し、エンボスマーク部の初期化レーザ出力または初期化線速度または半径方向送りまたはデフォーカス量の初期化条件のうち、少なくとも一つ以上がランド・グルーブ部の初期化条件と異なる条件で初期化を行うことを第1の特徴とする。例えば本発明は、前記エンボスマーク部に対するレーザスポットのレーザ出力とディスク線速度とデフォーカス量とディスク半径方向送り量からなる初期化条件により決まるレーザパワーを、ランド・グルーブ部に比して5%〜30%増加させて初期化を行うことを第1の特徴とする。
また本発明は、前記特徴の相変化光ディスク初期化装置において、前記相変化光ディスクのエンボスマーク部の開始半径位置がRes[mm]、エンボスマーク部の終了半径位置がRee[mm]であり、長手方向幅が192[μm]のレーザスポットを用いた時のランド・グルーブ部の好適な初期化条件が、レーザ出力2000[mW]、ディスク線速度10[m/s]、デフォーカス量1[μm]、送り量12[μm/rot]であり、エンボスマーク部の好適な初期化条件が、レーザ出力2400[mW]、ディスク線速度5[m/s]、デフォーカス量−1[μm]、送り量6[μm/rot]とした場合、前記リニアスケールがレーザスポットの位置としてディスク半径位置Res[mm]からRee[mm]間を検出したとき、レーザ出力を2400[mW]、ディスク線速度を5[m/s]、デフォーカス量を−1[μm]、送り量を6[μm/rot]の初期化条件により初期化を行い、前記リニアスケールがレーザスポットの位置としてディスク半径位置Ree[mm]を越える位置を検出したとき、レーザ出力2000[mW]、ディスク線速度10[m/s]、デフォーカス量1[μm]、送り量12[μm/rot]の初期化条件により初期化を行うことを第2の特徴とする。
また本発明は、前記特徴の相変化光ディスク初期化装置において、前記相変化光ディスクのエンボスマーク部の開始半径位置がRes[mm]、エンボスマーク部の終了半径位置がRee[mm]であり、長手方向幅が192[μm]のレーザスポットを用いた時のランド・グルーブ部の好適な初期化条件が、レーザ出力2000[mW]、ディスク線速度10[m/s]、デフォーカス量1[μm]、送り量12[μm/rot]であり、エンボスマーク部の好適な初期化条件が、レーザ出力2400[mW]、ディスク線速度5[m/s]、デフォーカス量−1[μm]、送り量6[μm/rot]とした場合、前記リニアスケールがレーザスポットの位置としてディスク半径位置Res[mm]からRee[mm]間を検出したとき、レーザ出力を2400[mW]、ディスク線速度を5[m/s]、デフォーカス量を−1[μm]、送り量を6[μm/rot]の初期化条件により初期化を行い、前記リニアスケールがレーザスポットの位置としてディスク半径位置Ree[mm]を越える位置を検出したとき、レーザ出力2000[mW]、ディスク線速度10[m/s]、デフォーカス量1[μm]、送り量12[μm/rot]の初期化条件により初期化を行うことを第2の特徴とする。
また本発明は、相変化光ディスクを回転駆動するスピンドルモータと、レーザスポットを相変化光ディスクに照射する光学ヘッドと、該光学ヘッドを支持して相変化光ディスク半径方向に直線移動するためのキャリッジと、該キャリッジを駆動するキャリッジモータと、前記キャリッジの移動距離を検出するためのリニアスケールとを備え、ランド・グルーブ部及びエンボスマーク部を有する相変化光ディスクの初期化を行う相変化光ディスク初期化装置の初期化方法において、相変化ディスク上のエンボスマーク部にレーザスポットが位置することを前述リニアスケールにより検出し、エンボスマーク部の初期化レーザ出力または初期化線速度または半径方向送りまたはデフォーカス量の初期化条件のうち、少なくとも一つ以上がランド・グルーブ部の初期化条件と異なる条件で初期化を行うことを第3の特徴とする。例えば本発明は、相変化光ディスク上のレーザスポットの位置をリニアスケールにより検出し、該検出した位置がエンボスマーク部の開始位置のとき、レーザスポットのレーザ出力とディスク線速度とデフォーカス量とディスク半径方向送り量からなる初期化条件により決まるレーザパワーを、ランド・グルーブ部に比して5%〜30%増加させて初期化を行う工程と、該検出した位置がエンボスマーク部の終了位置のとき、レーザスポットのレーザ出力とディスク線速度とデフォーカス量とディスク半径方向送り量からなる初期化条件により決まるレーザパワーを、ランド・グルーブ部の初期化条件により初期化を行う工程とを実行することを第3の特徴とする。
更に本発明は、前記特徴の相変化光ディスクの初期化方法において、前記相変化光ディスクのエンボスマーク部の開始半径位置がRes[mm]、エンボスマーク部の終了半径位置がRee[mm]であり、長手方向幅が192[μm]のレーザスポットを用いた時のランド・グルーブ部の好適な初期化条件が、レーザ出力2000[mW]、ディスク線速度10[m/s]、デフォーカス量1[μm]、送り量12[μm/rot]であり、エンボスマーク部の好適な初期化条件が、レーザ出力2400[mW]、ディスク線速度5[m/s]、デフォーカス量−1[μm]、送り量6[μm/rot]とした場合、前記リニアスケールがレーザスポットの位置としてディスク半径位置Res[mm]からRee[mm]間を検出したとき、レーザ出力を2400[mW]、ディスク線速度を5[m/s]、デフォーカス量を−1[μm]、送り量を6[μm/rot]の初期化条件により初期化を行い、前記リニアスケールがレーザスポットの位置としてディスク半径位置Ree[mm]以上を検出したとき、レーザ出力2000[mW]、ディスク線速度10[m/s]、デフォーカス量1[μm]、送り量12[μm/rot]の初期化条件により初期化を行うことを第4の特徴とする。
更に本発明は、前記特徴の相変化光ディスクの初期化方法において、前記相変化光ディスクのエンボスマーク部の開始半径位置がRes[mm]、エンボスマーク部の終了半径位置がRee[mm]であり、長手方向幅が192[μm]のレーザスポットを用いた時のランド・グルーブ部の好適な初期化条件が、レーザ出力2000[mW]、ディスク線速度10[m/s]、デフォーカス量1[μm]、送り量12[μm/rot]であり、エンボスマーク部の好適な初期化条件が、レーザ出力2400[mW]、ディスク線速度5[m/s]、デフォーカス量−1[μm]、送り量6[μm/rot]とした場合、前記リニアスケールがレーザスポットの位置としてディスク半径位置Res[mm]からRee[mm]間を検出したとき、レーザ出力を2400[mW]、ディスク線速度を5[m/s]、デフォーカス量を−1[μm]、送り量を6[μm/rot]の初期化条件により初期化を行い、前記リニアスケールがレーザスポットの位置としてディスク半径位置Ree[mm]以上を検出したとき、レーザ出力2000[mW]、ディスク線速度10[m/s]、デフォーカス量1[μm]、送り量12[μm/rot]の初期化条件により初期化を行うことを第4の特徴とする。
本発明による相変化光ディスク初期化装置及び同初期化方法は、相変化光ディスク上のレーザスポットの位置をリニアスケールにより検出し、エンボスマーク部に対するレーザスポットのレーザ出力とディスク線速度とデフォーカス量とディスク半径方向送り量からなる初期化条件により決まるレーザパワーを、ランド・グルーブ部に比して5%〜30%増加させて初期化を行うことによって、エンボスマーク部の再生特性とランド・グルーブ部の記録再生特性の両方を良好に初期化することができる。
以下、本発明の一実施形態による相変化光ディスク初期化装置及び同初期化方法を図面を参照して詳細に説明する。図5は本実施形態による相変化光ディスク初期化装置の構成を示す図、図6は相変化光ディスク初期化装置の初期化レーザスポットのディスク半径による初期化条件遂移を説明するための図である。
本実施形態による相変化光ディスク初期化装置は、図5に示す如く、相変化光ディスク7を回転駆動するスピンドルモータ10と、レーザスポット6を対物レンズを介して前記相変化光ディスク7に照射する光学ヘッド11と、該光学ヘッド11を支持して相変化光ディスク7の半径方向に直線移動するためのキャリッジ13と、該キャリッジ13を駆動するキャリッジモータ14と、前記キャリッジ13の移動距離を検出するためのリニアスケール12と、前記リニアスケール12からの検出信号を基にキャリッジモータ14によるレーザスポット6の移動制御を行うと共に前記光学ヘッド11の出力であるレーザパワーを制御するMPU15とから構成され、該MPU15が相変化光ディスク7の回転数を制御しながらレーザスポット6を相変化光ディスク7半径方向への移動制御を行うことによって、相変化光ディスク7の全面を初期化を行う様に構成されている。
本実施形態による相変化光ディスク初期化装置及び同初期化方法は、レーザスポット6が相変化光ディスク7のエンボスマーク部5の所定位置に達したことをリニアスケール12により検出したとき、MPU15が予め設定した所定のレーザ出力と所定のディスク線速度(回転数)と所定の初期化スポット径方向送り速度と所定のデフォーカス量等の複数の初期化条件の何れか1つ又は組合せを、エンボスマーク部5の初期化条件に設定して初期化を行う。
このエンボスマーク部5の初期化条件は、例えば、相変化光ディスク7のエンボスマーク部5の開始半径位置がRes[mm]、エンボスマーク部5の終了半径位置がRee[mm]であり、長手方向幅が192[μm]のレーザスポットを用いた時のランド・グルーブ部4の好適な初期化条件が、レーザ出力2000[mW]、ディスク線速度10[m/s]、デフォーカス量1[μm]、送り量12[μm/rot]であり、エンボスマーク部5の好適な初期化条件が、レーザ出力2400[mW]、ディスク線速度5[m/s]、デフォーカス量−1[μm]、送り量6[μm/rot]のとき、図6に示す如く、ディスク半径位置Res[mm]からRee[mm]の間において、レーザ出力を2400[mW]に上げ、ディスク線速度を5[m/s]に下げ、デフォーカス量を−1[μm]に下げ、送り量を6[μm/rot]に下げる様に初期化条件を変え、その他の面の初期化条件をレーザ出力2000[mW]、ディスク線速度10[m/s]、デフォーカス量1[μm]、送り量12[μm/rot]の初期化条件により初期化を行う様に動作する。
また本実施形態により相変化型光ディスク初期化装置は、レーザスポット6が相変化光ディスク7のエンボスマーク部5を越えた位置に移動したことを検出したとき、レーザ出力2000[mW]、ディスク線速度10[m/s]、デフォーカス量1[μm]、送り量12[μm/rot]の初期化条件によりランド・グルーブ部4の初期化を行う様に動作する。
尚、本実施形態においては、初期化条件としてレーザスポットのレーザ出力/ディスク線速度/デフォーカス量/ディスク半径方向送り量の全てを変化させる例を説明したが、本発明はこれに限られるものではなく、例えば任意の条件を固定として他の条件を変えることより、ランド・グルーブ部とエンボスマーク部との初期化条件を変える様に構成しても良い。
この様に本実施形態による相変化光ディスク初期化装置及び同初期化方法は、ランド・グルーブ部の初期化条件、具体的には単位面積当たりのレーザスポットによる照射エネルギー量を、エンボスマーク部に比して5%〜30%、好適には20%増加させることによって、エンボスマーク部の初期化を再生特性が良好になるように初期化することができる。
本実施例のエンボス部はディスク回転中心をセンターとしたリング状のものへの例であったが、ディスクの任意角の微小角に位置するエンボス部であってもよい。この場合スピンドルモータにロータリーエンコーダを取付け、そこから検出する回転角によりエンボス部を検出し、初期化条件を変えてもよい。また、スポットの半径位置及び回転角の両方を同時に検出し、初期化条件を変化させてもよい。
本実施例のエンボス部はディスク回転中心をセンターとしたリング状のものへの例であったが、ディスクの任意角の微小角に位置するエンボス部であってもよい。この場合スピンドルモータにロータリーエンコーダを取付け、そこから検出する回転角によりエンボス部を検出し、初期化条件を変えてもよい。また、スポットの半径位置及び回転角の両方を同時に検出し、初期化条件を変化させてもよい。
1:グルーブ1、2:ランド、3:エンボスマーク、4:ランド・グルーブ部、5:エンボスマーク部、6:レーザスポット、7:相変化光ディスク、8:初期化部、9:未初期化部、10:スピンドルモータ、11:光学ヘッド、12:リニアスケール、13:キャリッジ、14:キャリッジモータ。
Claims (4)
- ランド・グルーブ部及びエンボスマーク部を有する相変化光ディスクの初期化を行う相変化光ディスク初期化装置であって、
相変化光ディスクを回転駆動するスピンドルモータと、レーザスポットを相変化光ディスクに照射する光学ヘッドと、該光学ヘッドを支持して相変化光ディスク半径方向に直線移動するためのキャリッジと、該キャリッジを駆動するキャリッジモータと、前記キャリッジの移動距離を検出するためのリニアスケールとを備え、
相変化ディスク上のエンボスマーク部にレーザスポットが位置することを前述リニアスケールにより検出し、エンボスマーク部の初期化レーザ出力または初期化線速度または半径方向送りまたはデフォーカス量の初期化条件のうち、少なくとも一つ以上がランド・グルーブの初期化条件と異なる条件に設定可能な機能を有することを特徴とする相変化ディスク初期化装置。 - 前記相変化光ディスクのエンボスマーク部の開始半径位置がRes[mm]、エンボスマーク部の終了半径位置がRee[mm]であり、長手方向幅が192[μm]のレーザスポットを用いた時のランド・グルーブ部の好適な初期化条件が、レーザ出力2000[mW]、ディスク線速度10「m/s]、デフォーカス量1[μm]、送り量12[μm/rot]であり、エンボスマーク部の好適な初期化条件が、レーザ出力2400[mW]、ディスク線速度5[m/s]、デフォーカス量−1[μm]、送り量6[μm/rot]とした場合、
前記リニアスケールがレーザスポットの位置としてディスク半径位置Res[mm]からRee[mm]間を検出したとき、レーザ出力を2400[mW]、ディスク線速度を5[m/s]、デフォーカス量を−1[μm]、送り量を6[μm/rot]の初期化条件により初期化を行い、
前記リニアスケールがレーザスポットの位置としてディスク半径位置Ree[mm]を越える位置を検出したとき、レーザ出力2000[mW]、ディスク線速度10[m/s]、デフォーカス量1[μm]、送り量12[μm/rot]の初期化条件により初期化を行うことを特徴とする請求項1記載の相変化光ディスク初期化装置。 - 相変化光ディスクを回転駆動するスピンドルモータと、レーザスポットを相変化光ディスクに照射する光学ヘッドと、該光学ヘッドを支持して相変化光ディスク半径方向に直線移動するためのキャリッジと、該キャリッジを駆動するキャリッジモータと、前記キャリッジの移動距離を検出するためのリニアスケールとを備え、ランド・グルーブ部及びエンボスマーク部を有する相変化光ディスクの初期化を行う相変化光ディスク初期化装置の初期化方法であって、
相変化ディスク上のエンボスマーク部にレーザスポットが位置することを前述リニアスケールにより検出し、エンボスマーク部の初期化レーザ出力または初期化線速度または半径方向送りまたはデフォーカス量の初期化条件のうち、少なくとも一つ以上がランド・グルーブ部の初期化条件と異なる条件で初期化を行うことを特徴とする相変化ディスク初期化方法。 - 前記相変化光ディスクのエンボスマーク部の開始半径位置がRes[mm]、エンボスマーク部の終了半径位置がRee[mm]であり、長手方向幅が192[μm]のレーザスポットを用いた時のランド・グルーブ部の好適な初期化条件が、レーザ出力2000[mW]、ディスク線速度10[m/s]、デフォーカス量1[μm]、送り量12[μm/rot]であり、エンボスマーク部の好適な初期化条件が、レーザ出力2400[mW]、ディスク線速度5[m/s]、デフォーカス量−1[μm]、送り量6[μm/rot]とした場合、
前記リニアスケールがレーザスポットの位置としてディスク半径位置Res[mm]からRee[mm]間を検出したとき、レーザ出力を2400[mW]、ディスク線速度を5[m/s]、デフォーカス量を−1[μm]、送り量を6[μm/rot]の初期化条件により初期化を行い、
前記リニアスケールがレーザスポットの位置としてディスク半径位置Ree[mm]を越える位置を検出したとき、レーザ出力2000[mW]、ディスク線速度10[m/s]、デフォーカス量1[μm]、送り量12[μm/rot]の初期化条件により初期化を行うことを特徴とする請求項3記載の相変化光ディスクの初期化方法。
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