JP2005346778A - イメージ形成制御方法、ディスクドライブ装置及び記録ディスク - Google Patents
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Abstract
【課題】 記録ディスクラベル面に図や文字を記録(形成)する場合に、その記録位置を正確に決定し、正確な位置へのイメージの形成を可能にする。
【解決手段】ラベル面にガイドのためのピットを所定のピッチで設けてピット列を配設するラベル面を有する記録ディスクの情報面に情報を記録或いは再生し、ラベル面に画像もしくは文字を記録或いは形成するディスクドライブ装置において、該ディスク装置を制御するシステム制御回路と、レーザ光の照射によって記録ディスクの情報面に情報を記録再生し、或いはラベル面に画像・文字形成を行うするための光ピックアップと、フォーカスエラー信号に基づき、フォーカス制御を行うフォーカスサーボ回路と、データの記録または再生の際はトラッキングエラー信号に基づきトラッキング制御を行い、ラベル面印刷の際は、配設されたピットに基づいてラベル面印刷トラッキング制御を行うサーボ回路とを具備する。
【選択図】図6
【解決手段】ラベル面にガイドのためのピットを所定のピッチで設けてピット列を配設するラベル面を有する記録ディスクの情報面に情報を記録或いは再生し、ラベル面に画像もしくは文字を記録或いは形成するディスクドライブ装置において、該ディスク装置を制御するシステム制御回路と、レーザ光の照射によって記録ディスクの情報面に情報を記録再生し、或いはラベル面に画像・文字形成を行うするための光ピックアップと、フォーカスエラー信号に基づき、フォーカス制御を行うフォーカスサーボ回路と、データの記録または再生の際はトラッキングエラー信号に基づきトラッキング制御を行い、ラベル面印刷の際は、配設されたピットに基づいてラベル面印刷トラッキング制御を行うサーボ回路とを具備する。
【選択図】図6
Description
本発明は、例えばイメージ形成制御方法、ディスクドライブ装置及び記録ディスクに係り、特にラベル面に図や文字(イメージ)を記録(形成)する際の記録位置を正確に決定するためのイメージ形成制御方法、ディスクドライブ装置及び記録ディスクに関する。
記録ディスクのラベル面に図や文字(イメージ)を記録(形成)する場合、記録ディスク装置のレーザ光を利用してレーベル面に画像形成を行えるようにして、ペンによる書き込みやプリンタによる印刷を不要にする技術がある。
下記特許文献1には、記録ディスクのレーベル面側から見える箇所に、感光材、感熱材等による可視光特性変化層を形成し、記録ディスクと光ピックアップとを記録ディスクの面に沿って相対移動させ、該相対移動に同期して光ピックアップから出射するレーザ光のパワーを、画像形成しようとする文字、絵等の画像データに応じて変調して可視光特性変化層に照射することにより、可視光特性変化層の可視光特性を変化させて、レーベル面に該当する画像を形成する技術が開示されている。
特開2002−203321号公報
しかしながら、ラベル印刷用のディスクでは、フォーカス、トラッキングにオープン方式の制御方法を用いるため、外部からの振動や衝撃によりフォーカスエラーやトラッキングエラーが発生して印刷品位が悪化するという問題がある。また、ディスク固有のチャッキングズレや、偏芯による、記録位置ずれといった問題も起こりやすい。図7は、このように従来のラベル印刷を行うディスクでチャッキング誤差のある場合の繋ぎ書き部の概念を示す図であり、図8は、このような従来のラベル印刷を行うディスクのエンボスエリアを概念的に示す図である。
上記特許文献1は、この点に関する技術的解決手段を何ら開示も示唆もしていない。
本発明は上記の従来技術の問題を解決するためになされたもので、記録ディスクラベル面に図や文字(イメージ)を記録(形成)する場合に、その記録位置を正確に決定し、当該ディスクのラベル面の正確な位置へのイメージの形成を可能にするイメージ形成制御方法、ディスクドライブ装置及び記録ディスクを提供することを目的とする。
本発明の更なる目的は、記録ディスクのラベル面に図形や文字を記録するにあたり、ディスク固有のチャッキングズレや偏芯による記録位置ずれを防ぎ、正確な位置に記録できるイメージ形成制御方法、ディスクドライブ装置及び記録ディスクを提供することにある。
本発明のまた別の目的は、記録ディスクのラベル面に図形や文字を記録するにあたり、途中まで記録した状態でディスクを一旦取り外し、再度とりつけなおしても正確に続き位置から記録を開始できるイメージ形成制御方法、ディスクドライブ装置及び記録ディスクを提供することにある。
かかる課題を解決するため、本発明に係るイメージ形成制御方法は、データ面に情報及びラベル面にイメージもしくは文字を記録可能な記録ディスクのラベル面に位置のガイドのためのピットを所定のピッチで設けてピット列を配設し、該配設されたピット列に光線を照射し、該ピット列から反射する光量を検出し、該検出された光量をもとに記録ディスクの前記ラベル面での座標位置を把握することを特徴とする。
本願でいう「記録ディスク」には、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)が含まれる。DVDとしては、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−RW、DVD+RW、DVD−R、DVD+Rなど、あらゆる種類のものが含まれる。
このように構成される本発明によれば、プリピット部分を記録スポットが通過すると回折により入射方向に反射する光量が減少するため、適切なディテクタを設置することでプリピットの存在を検知することができる。
このとき、当該ピット列配設は、ピットを前記ディスクの半径方向に等間隔で配設することで形成し、該記録ディスクのラベル面での座標位置決定は、該ピットの当該間隔により半径方向の位置を決定し、該ディスクの回転に係る該ピット列の認識に伴うクロック・カウントに基づいて回転方向の角度位置を決定するように構成してもよい。このように構成することで、半径位置及び回転方向の基準位置を検出し任意の記録開始位置を正確に決定できる。
また、当該ピット列配設は、ピットを前記ディスクの半径方向に等間隔で互いにオフセットする位置に配設する第1及び第2のピット列からなるピット列組を形成し、該記録ディスクのラベル面での座標位置決定は、該ピット列組からの信号レベルの制御により半径方向の位置を決定し、該ディスクの回転に係る該ピット列組の認識に伴うクロック・カウントに基づいて回転方向の角度位置を決定するように構成してもよい。このように構成することで、記録ディスクのトラッキング方法として公知のサンプリングサーボ方法と同じように、半径方向にオフセットした第1ピット列と第2ピット列の組み合わせにより、この第1ピット列と第2ピット列との信号レベルを同じくするように半径位置を制御することで、より正確な半径位置制御を行える。
またこのとき、当該ピット列配設は、少なくとも複数回行うように構成しても良い。たとえば、90度の角度を持って、一周につき4箇所のピット列を配置してもよい。または、たとえば一周当り数十のピット列を設けるように構成しても良い。このように構成することで、これを用いて半径方向のトラッキングが可能となり、ディスクのチャッキング誤差を補正できるので、途中まで記録した状態でディスクを一旦取り外し、再度とりつけなおしても正確に続き位置から記録を開始できるシステムを構築できる。
また、当該複数設けられたピット列のうち少なくとも1のピット列について配列パターンを他のピット列の配列パターンと異ならしめるように構成しても良い。たとえば一本だけ、ピット列を複数近傍に繰り返し配置し、特長的なパターンとするようにしても良い。これらのように構成することで、容易に回転角の基準位置を決定できる。
また、当該ピット列配設は、該ディスクの半径方向に配置してもよいし、或いは、該ディスクの全面に亘り均一に配置するように構成しても良い。このように構成することで、半径方向にそろって配置すると比較的目立つ場合がある場合が仮にあったとしてもプリピットが視覚的にラベル面全面に分散されるため、目立たないという特長を保持しつつ、半径位置及び回転方向の基準位置を検出し任意の記録開始位置を正確に決定できる。
また、当該ピット列配設は、第1のピット長を有する第1のピットと第1のピット長とは異なる第2のピット長を有する第2のピットとを交互に配するように構成してもよい。このように構成することで、検知するピット長を長短ピットの中間となるように制御することでトラッキング制御が可能となる。
或いは、当該第1のピット列は、第1のピット長を有する第1のピットと第1のピット長とは異なる第2のピット長を有する第2のピットとを等間隔で交互に配し、当該第2のピット列は該第1のピットを等間隔で配するように構成してもよい。このように構成することで、長短ピットによりトラッキングし、短ピットの位置でピット出現位置の時間位置を予想することができる。
さらに、本発明に係るディスクドライブ装置は、ラベル面にガイドのためのピットを所定のピッチで設けてピット列を配設するラベル面を有する記録ディスクの情報面に情報を記録或いは再生し、ラベル面に画像もしくは文字を記録或いは形成するディスクドライブ装置において、該ディスク装置の各機器を制御するシステム制御回路と、レーザ光の照射によって記録ディスクの情報面に情報を記録し、再生し、或いはラベル面に画像・文字形成を行うするための光ピックアップと、該システム制御回路の指令により、フォーカスエラー信号に基づき、前記光ピックアップのフォーカスアクチュエータを駆動して、フォーカス制御を行うフォーカスサーボ回路と、該システム制御回路の指令により、データの記録または再生の際は、トラッキングエラー信号に基づき、該光ピックアップのトラッキングアクチュエータを駆動して、トラッキング制御を行い、ラベル面印刷の際は、配設されたピットに基づいてラベル面印刷トラッキング制御を行うトラッキングサーボ回路とを具備する。
このように構成されることにより、本発明によれば、プリピット部分を記録スポットが通過すると回折により入射方向に反射する光量が減少するため、適切なディテクタを設置することでプリピットの存在を検知することができるディスクドライブ装置が実現される。
このとき、当該ディスクのラベル面のピットは、該ディスクの半径方向に等間隔で配設され、該トラッキングサーボ回路は、該ディスクの回転に係る該ピット列の認識に伴うクロック・カウントに基づいて回転方向の角度位置を決定し、ピットの間隔により半径方向の位置を決定することでラベル面印刷トラッキング制御を行うように構成してもよい。このように構成することで、半径位置及び回転方向の基準位置を検出し任意の記録開始位置を正確に決定するディスクドライブ装置を実現できる。
また、当該ディスクのラベル面のピットは、該ディスクの半径方向に等間隔で互いにオフセットする位置に配設される第1及び第2のピット列からなるピット列組を形成し、該トラッキングサーボ回路は、該ディスクの回転に係る該ピット列組の認識に伴うクロック・カウントに基づいて回転方向の角度位置を決定し、ピット列組からの信号レベルの制御により半径方向の位置を決定することでラベル面印刷トラッキング制御を行うように構成してもよい。このように構成することで、記録ディスクのトラッキング方法として公知のサンプリングサーボ方法と同じように、半径方向にオフセットした第1ピット列と第2ピット列の組み合わせにより、この第1ピット列と第2ピット列との信号レベルを同じくするように半径位置を制御することで、より正確な半径位置制御を行えるディスクドライブ装置が実現される。
また、当該ラベル面ピット列配設回路は、該ディスクの半径方向に配置してもよいし、或いは、該ディスクの全面に亘り均一に配置するように構成しても良い。このように構成することで、半径方向にそろって配置すると比較的目立つ場合がある場合が仮にあったとしてもプリピットが視覚的にラベル面全面に分散されるため、目立たないという特長を保持しつつ、半径位置及び回転方向の基準位置を検出し任意の記録開始位置を正確に決定できるディスクドライブ装置が実現される。
また、当該ラベル面ピット列配設回路は、第1のピット長を有する第1のピットと第1のピット長とは異なる第2のピット長を有する第2のピットとを交互に配するように構成してもよい。このように構成することで、検知するピット長を長短ピットの中間となるように制御することでトラッキング制御が可能となるディスクドライブ装置が実現される。
或いは、当該第1のピット列は、第1のピット長を有する第1のピットと第1のピット長とは異なる第2のピット長を有する第2のピットとを等間隔で交互に配し、当該第2のピット列は該第1のピットを等間隔で配するように構成してもよい。このように構成することで、長短ピットによりトラッキングし、短ピットの位置でピット出現位置の時間位置を予想することができるディスクドライブ装置が実現される。
さらに、本発明に係る記録ディスクは、レーザ光の照射によって情報の記録が可能な記録層と、レーザ光の照射によって文字情報或いは画像情報を形成可能なラベル層と、該ラベル層に対応して、位置のガイドのために所定のピッチで配設されるピットにより形成されるピット列とを具備する。
このように構成されることにより、本発明によれば、プリピット部分を記録スポットが通過すると回折により入射方向に反射する光量が減少するため、適切なディテクタを設置することでプリピットの存在を検知することができる記録ディスクが実現される。
このとき、当該ピット列は、ピットを前記ディスクの半径方向に等間隔で配設するように構成してもよい。このように構成することで、半径位置及び回転方向の基準位置が検出されることで任意の記録開始位置を正確に決定する記録ディスクを実現できる。
また、当該ピット列は、ピットを前記ディスクの半径方向に等間隔で互いにオフセットする位置に配設する第1及び第2のピット列からなるピット列組として構成してもよい。このように構成することで、記録ディスクのトラッキング方法として公知のサンプリングサーボ方法と同じように、半径方向にオフセットした第1ピット列と第2ピット列の組み合わせにより、この第1ピット列と第2ピット列との信号レベルを同じくするように半径位置を制御することで、より正確な半径位置制御を行うことが可能になる記録ディスクが実現される。
また、当該ピット列は、該ディスクの半径方向に配置してもよいし、或いは、該ディスクの全面に亘り均一に配置するように構成しても良い。このように構成することで、半径方向にそろって配置すると比較的目立つ場合がある場合が仮にあったとしてもプリピットが視覚的にラベル面全面に分散されるため、目立たないという特長を持つ記録ディスクであって、半径位置及び回転方向の基準位置を検出し任意の記録開始位置を正確に決定できる記録ディスクが実現される。
また、当該ピット列は、第1のピット長を有する第1のピットと、該第1のピット長とは異なる第2のピット長を有する第2のピットとを交互に配するように構成してもよい。このように構成することで、検知するピット長を長短ピットの中間となるように制御することでトラッキング制御が可能となる記録ディスクが実現される。
或いは、当該第1のピット列は、第1のピット長を有する第1のピットと第1のピット長とは異なる第2のピット長を有する第2のピットとを等間隔で交互に配し、当該第2のピット列は該第1のピットを等間隔で配するように構成してもよい。このように構成することで、長短ピットによりトラッキングし、短ピットの位置でピット出現位置の時間位置を予想することができる記録ディスクが実現される。
記録ディスクラベル面に図や文字(イメージ)を記録(形成)する場合に、ピットの配置から、その基準位置を検出し任意の記録開始位置を正確に決定できる。
以下、図面を参照して本発明の第一の実施形態を説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る光ディスクを模式的に示す平面図である。図2は、図1の光ディスクのラベル記録面に設けられたピット列の一例を拡大して模式的に表した模式図である。なお、両図とも、本願発明の目的の達成のために説明に必要な範囲を模式的に示し、それ以外の箇所の記載及び説明は省略する。また、実際の装置の寸法を必ずしも反映せず、説明に必要な範囲においてモディファイしてある場合もありうる。
両図に示すように、光ディスク10のラベル記録面102aに微細なプリピット110を一定間隔で配設してピット列11を設け、これを半径位置と回転角位置の目安として用いる。このようなピット列11は、光ディスク10のの形成の際に予め組み込んでおく。プリピット列11は概ね記録スポット(直径 10μm〜100μm)の半分より大で、それを超えない値の大きさとする。プリピット110の形状が円形の場合には前述の大きさは直径とし、楕円の場合には短径をとり、矩形の場合には短辺とする。高さは記録波長λ、記録層近傍の屈折率をnとして、Nλ/(n*a)とする。ここでNは1以上の整数で、aは1/4±1/8の範囲の値とする。
このように構成した光ディスク10のプリピット110部分を(図示しない)記録スポットが通過すると、回折により入射方向に反射する光量が減少するため、適切なディテクタ(図示しない)を設置することでプリピット110の存在を検知することができる。
ラベル面の記録位置は半径位置と基準点からの回転角によって決定できる。本発明では、図2に示すように、プリピット110を半径方向に等間隔(Tp)で並べることでピット列11が形成されているから、かかる間隔(Tp)を単位として周回ごとにプリピット110を把握し、把握されたTpをもとに半径方向の位置決めを決定し、(内周側から半径方向側への)トラッキングジャンプ量を決めることができる。また、光ディスク10の回転に伴う、プリピット列11を認識するときのクロックをカウントすることによって時間を測り、これにより回転方向の角度位置を正確に決定することができる。
こうして検知したデータをもとに光ディスク10の半径方向位置及び回転方向位置を決定できるから、光ディスク10のラベル記録面102aに図や文字(イメージ)を記録(形成)する際に、その記録位置を正確に制御した上で、当該ラベル記録面102aへイメージ等を形成することが可能となる。
図3は、光ディスク10のラベル記録面に設けられた異なるピット列の例を拡大して模式的に表した模式図である。同図において線301は半径方向の中心からの同一距離位置を模式的に表した線である。
同図に示すように、この例においては、光ディスク10のラベル記録面102aに、微細なプリピット110を一定間隔で配設してピット列11を、互いに半径方向にオフセットしたピット列Aとピット列Bとの組み合わせとして配設する。線301は同図においては水平直線として表してあるが、実際には、光ディスク10のクランパを中心とする円周であり、弧状線であるが、ここでは説明上、局所的に直線としてモディファイして表してある。
このような構成をすることにより、光ディスクのトラッキング方法として公知のサンプリングサーボ方法(本発明の目的に鑑み、ここでは詳細は省略する)と同じ方法により、ピット列Aとピット列Bとの組み合わせの信号レベルを同じくするように光ディスク10の半径位置を制御する。また、半径方向(同図の上方方向)にピックが移動するときにはピット列Aの方が少なくなり、半径方向と逆方向(同図の下方方向)にピックが移動するときにはピット列Bの方が少なくなるという性質を利用することにより、トラッキングのずれの方向が把握できる。光ディスク10を回転させると偏心が起こるが、上下に動く量によって偏心量(周期、振幅)を見積もることができる。よって、光ピックを当該偏心量に追随させる。このように、ピット列Aとピット列Bとのずれを利用することにより、光ディスク10のラベル記録面102aに図や文字(イメージ)を記録(形成)する際に、より正確な半径位置制御を行える。
なお、図1では90度の角度を持って、一周につき4箇所のピット列を配置している例を説明したが、これを増やし、一周当り数十のピット列を設けるように構成しても良い(図示しない)。このように構成すると、これを用いて半径方向のトラッキングが可能となる。この場合には光ディスク10のチャッキング誤差を補正できるので、途中まで記録した状態でディスクを一旦取り外し、再度とりつけなおしても正確に続き位置から記録を開始できるシステムを構築できる。
また回転角の基準を明確にするために、一周の中で1本だけのピット列11の形状を変更するように構成しても良く(図示しない)、このように構成すると、極めて有効でな制御を行うことが可能である。例えば一本だけ、ピット列を複数近傍に繰り返し配置し、特長的なパターンとする(図示しない)ことで容易に回転角の基準位置を決定できる。
図4は、ピット列11を構成するピット110の上記とは異なる形状の一例を模式的に表す模式図である。
同図に示す例では、半径位置によりピットの長さを変えたピットとするものである。このようにピット110を形成することによれば、検知するピット長を長短ピットの中間となるように制御することでトラッキングできる。つまり、同図において、小円(図の真円)をディテクトする際には、ピット列11からの信号は短く、長円(図の楕円)をディテクトする際には、ピット列11からの信号は長くなる。これを交互にストライプ状に並べるから、トラッキングの量を間違えずに制御できる。
さらに、図5は、ピット列11を構成するピット110のまた別の形状の一例を模式的に表す模式図である。同図は概念的には、図3の構成と図4の構成とを結合させたものであり、図3及び図4を併せた効果が得られる。
同図に示す例では、図2に示したパターンと図4に示したパターンとを組み合わせピット110によりピット列11を形成するものである。このようにピット110を形成することによれば、長短ピットによりトラッキングし、短ピットの位置でピット出現位置の時間位置を予想することができる。
また、上記の実施形態の説明においては、いずれもピット列11を半径方向の仮想線にそろえて配置したが、これに縛られず、全面に渡り均一に配置するように形成してもよい(図示しない)。プリピット110は基本的には肉眼で目立たない構造であるが、半径方向にそろって配置すると比較的目立つ場合がある。しかしながら、この全面均一配置の場合には、プリピット110が視覚的にラベル面120a全面に分散するため、目立たないという特長がある。
このように、本願発明による記録ディスク及びイメージ形成制御方法によれば、ラベル面にイメージ形成用のガイドとして設けられたピットにより、記録位置は半径位置と基準点からの回転角によって決定でき、光ディスクのラベル記録面に図や文字(イメージ)を記録(形成)する際に、より正確な半径位置制御を行える。
次に、本発明の第二の実施形態につき説明する。
図6は、本発明の一実施形態に係るディスクドライブ装置の構成の一例を示すシステム構成ブロック図である。
同図に示す例は、例えば、パソコン等のホストコンピュータ(図示しない)に接続して使用され、例えばCD−R/RWドライブ(CD−RディスクおよびCD−RWディスクのデータ記録およびデータ再生が可能な光ディスク記録装置)として実現されるディスクドライブ装置(ディスク装置)20として構成されるものである。
同図に示すように、ディスク装置20において、この発明の光ディスク10は、表裏を逆にして(ラベル面102aを下向きにして)ターンテーブル205に載置され、スピンドルモータ210で回転駆動される。スピンドルモータ210の回転軸には、周波数発生器(FG)215が直結され、周波数発生器215からはスピンドルモータ210の1回転を所定の整数分割した回転角度ごとにパルス信号(FGパルス)216が発生される。
FGパルス216は、PLL回路等で構成される逓倍器220で所定の倍数に逓倍されてシステム制御回路(CPU)21に入力され、ディスク周方向位置の検出に利用される。スピンドルサーボ回路225は、ラベル面102aの画像・文字形成を行うときに、FGパルス216に基づき、スピンドルモータ210を、システム制御回路21から指示される回転数で回転数一定に制御する。
光ディスク10の下方には、データ記録、データ再生およびラベル面102aへの(上述したような)ピット配設及び画像・文字形成を行う光ピックアップ230が配置されている。光ピックアップ230は送りねじ235により、光ディスク10の径方向に移動自在に支持されている。システム制御回路21の指令により、送りモータ240をモータドライバ245を介して駆動して、送りねじ235を回転させることにより、光ピックアップ230は光ディスク10の径方向に移送される。
光ピックアップ230は、また、ディスク10のラベル面102aに、上記の図1乃至図5のいずれかで示したような、或いは上記の図示しない説明で示したような、ピット110を配設することで予めピット列11を形成する。プリピット列11は基本的には肉眼で目立たない構造である。半径方向にそろって配置することで、仮に目立つ場合があったとしても、上述したような全面均一配置を行うことで、プリピット列11が視覚的にラベル面102a全面に分散され、目立たなくさせることも可能である。
光ピックアップ230の光ディスク径方向位置はリニアスケール等の送り位置検出器250で検出される。フォーカスサーボ回路255は、システム制御回路21の指令により、フォーカスエラー信号256に基づき、光ピックアップ230のフォーカスアクチュエータ(図示しない)を駆動して、情報記録・再生の際のフォーカス制御を行う。ラベル面102aの画像・文字形成を行うときは、フォーカスサーボ回路255は、ラベル面印刷フォーカス制御を行う。
トラッキングサーボ回路260は、データの記録または再生の際は、システム制御回路21の指令により、トラッキングエラー信号261に基づき、光ピックアップ66のトラッキングアクチュエータ(図示しない)を駆動して、トラッキング制御を行う。ラベル面102aの画像・文字形成を行うときは、トラッキングサーボ回路260は、予め配設されたピット110(ピット列11)に基づいてラベル面印刷トラッキング制御を行う。
振動信号発生回路265は、ラベル面102aの画像・文字形成を行うときに、システム制御回路21の指令により所定の振動信号を発生させて、トラッキングアクチュエータ(図示しない)に供給する。これにより、光ピックアップ230の対物レンズは光ディスク10の半径方向に振動し、周回ごとのレーザ光の走査間隔が埋められて、すき間のない画像が得られる。
レーザドライバ270は、システム制御回路21の指令により、光ピックアップ230のレーザダイオードを駆動し、レーザ光275を光ディスク10に照射して、データ記録、データ再生、ラベル面102aの画像形成を行う。すなわち、レーザダイオードは、データ記録の際は記録信号で変調された記録パワーのレーザ光275を出射し、データ再生時は一定の再生パワーのレーザ光を出射し、ラベル面102a面の画像・文字形成時は画像形成しようとする文字、絵等の画像データで変調されたレーザ光275を出射する。
ラベル面102aの画像・文字形成を行うときは、ホストコンピュータ(図示しない)から、ユーザによって編集された画像形成しようとする文字、絵等の画像・文字データがディスク装置20に送られる。この画像データは、例えば光ディスクの径方向位置r(回転中心からの距離)と周方向位置θ(適宜の基準位置に対する周方向の角度)の組み合わせによる座標(r,θ)で表されるデータ(例えば、所定ピッチΔrの半径位置rごとに、角度θで表される画像形成区間を規定したデータ)276で構成される。
次に、ディスク装置20による光ディスク10のラベル面の画像・文字形成工程につき説明する。
まず、 光ディスク10をデータ記録または再生時と表裏逆にしてターンテーブル205に装着する。
次に、ユーザがホストコンピュータ(図示しない)のディスプレイ上で、画像形成する文字、絵等の画像を編集する。ホストコンピュータは編集された画像を画像データに変換する。
次に、ユーザがホストコンピュータ上で画像形成動作の開始を指示する。
次に、周波数発生器215から発生されるパルスがシステム制御回路21で指令される一定の周波数となるように、スピンドルサーボ回路225がスピンドルモータ210をCAV(回転数一定)制御する。
次に、光ピックアップ230を光ディスク10の内周側の所定の径方向の基準位置に位置決めする。
次に、光ピックアップ230のレーザダイオードのレーザパワーが、システム制御回路21で指令される所定の低出力となるように、レーザドライバ270がレーザダイオードを駆動する。
次に、システム制御回路21の指示により、フォーカスサーボ回路255をオンする。これにより、フォーカスサーボ回路255は、反射層でレーザ光275が最小スポットとなるように、フォーカスサーボをかける。
次に、トラッキングサーボ回路260は、トラッキング制御を行う。プリピット110は概ね記録スポット(直径 10μm〜100μm)の半分より大で、それを超えない値の大きさに構成されている。プリピット110の形状が円形の場合には前記大きさは直径とし、楕円の場合には短径をとり、矩形の場合には短辺とされる。高さは記録波長λ、記録層近傍の屈折率をnとして、Nλ/(n*a)とされる。ここでNは1以上の整数で、aは1/4±1/8の範囲の値とする。プリピット110部分を記録スポットが通過すると回折により入射方向に反射する光量が減少するため、トラッキングサーボ回路260はプリピット110の存在を検知することができる。この検知に基づき、トラッキングサーボ回路260は、ラベル面102aへのイメージ形成の際におけるトラッキング制御を行う。
以上で画像形成の準備が整い、システム制御回路21の指示により画像形成を開始する。すなわち、システム制御回路21はホストコンピュータ(図示しない)から画像データを入力し、送りモータ240を駆動して光ピックアップ230を光ディスク10の内周側で最初の画像形成箇所がある半径位置に位置決めし、FGパルスに基づく適宜のタイミング(あるいは、周方向の基準位置を検出するために別途設けられた検出器の検出タイミング)を周方向の基準位置として、逓倍器220の出力パルスをカウントして周方向位置θ情報276を検出し、該半径位置について画像データにより指示される周方向の各画像形成位置でレーザパワーを所定の高出力に切り換える。これにより、画像形成が行われる。
光ディスク10が1回転して周方向の基準位置に戻ったら、送りモータ240を駆動して光ピックアップ230を所定ピッチΔr分外周方向へ移送し、その半径位置について画像データにより指示される周方向の各画像形成位置でレーザパワーを所定の高出力に切り換えて画像形成を行う。以後、この動作を繰り返して、1周ごとに所定ピッチΔrで順次外周方向に移動して画像形成を行う。
このように、本発明に係るディスク装置によれば、ラベル面の記録位置は半径位置と基準点からの回転角によって決定できる。半径位置を決定するガイドとして、ピットが設けられていることから、このピットの配置から回転方向の基準位置を検出し任意の記録開始位置を正確に決定できるので、ディスクラベル面画像形成の際にその記録位置を正確に決定でき、また、途中まで記録した状態でディスクを一旦取り外し、再度とりつけなおしても正確に続き位置から記録を開始できるシステムを構築できる。
なお、本発明は、上述した実施形態には限定されず、本発明の技術思想の範囲内で様々な変形が可能である。
例えば、第一の実施形態において、記録ディスクに設けるピットの形状・配列方法は上記で説明したものに限定されるわけではなく、ラベル面印刷の位置決めに用いることのできるピットであればあらゆるものに対して本願に係る技術思想は適用される。
また、第一及び第二の実施形態について、光学式ピックアップ装置としての本願発明を説明したが、本願に係る技術思想は、フォーカス制御方法としても実現できるのは勿論である。
さらに、第二の実施形態においてはディスクドライブ装置の構成は、上記の説明のものに限られず、ラベル面印刷の位置決めのためにディスクラベル面にピットを設けたものであればあらゆる形態に対して、本願に係る技術思想は適用される。
また、光学式ピックアップ装置としての機器構成は上記の実施形態のものに限定されるものではなく、ラベル面とデータ面と記録可能な光学式ディスクに対してピックアップ動作を行う構成を有するあらゆる光学式ピックアップ装置に本願発明は適用し得る。たとえば、第二の実施形態では、予め組み込む方式について説明したが、この組み込みはどんな方法によっても本願に係る技術思想は適用し得る。
さらに、本願発明に係るディスクについては上記はその一例を示したものにすぎず、本願の技術思想はこのような例に限定されるものではなく、(図示しないが)片面単層ディスク、片面複層ディスク、両面単層ディスク、両面複層ディスクなど、レーベル面を有するあらゆるディスクに本願発明は適用し得る。
また、ピット列の配列は上記の説明のものに限られることはなく、たとえば図9に示すような、半径方向にピット幅を漸次的に増加(或いは減少:図示せず)させるように構成してもよい。このように構成することで、半径方向座標上の位置寸法(トラッキング量)がさらに正確に把握できる。なお、同図における外周を結ぶ直線は理解を容易にするために付したものである。
さらに本願発明は、その技術思想の同一及び等価に及ぶ範囲において様々な変形、追加、置換、拡大、縮小等を許容するものである。また、本願発明を用いて生産される装置、方法、ソフトウェア、システムが、その2次的生産品に登載されて商品化された場合であっても、本願発明の価値は何ら減ずるものではない。
光ディスクラベル面に図や文字(イメージ)を記録(形成)する場合に、その記録位置を正確に決定することができるため、ラベル面印刷の精度の向上、生産性の向上に資する。
10…光ディスク、11…ラベル面イメージ形成ガイド用ピット、20…ディスクドライブ装置、21…システム制御回路(CPU)、101…コーティング、102…ダミー基板、102a…ディスクラベル面、103…反射層、104…記録層、105…基板、205…ターンテーブル、210…スピンドルモータ、215…周波数発生器、216…FGパルス、220…逓倍器、225…スピンドルサーボ回路、230…光ピックアップ、235…送りねじ、240…送りモータ、245…モータドライバ、250…送り位置検出器、255…フォーカスサーボ回路、256…フォーカスエラー信号、260…トラッキングサーボ回路、261…トラッキングエラー信号、265…振動信号発生回路、270…レーザドライバ、275…レーザ光、276…θ情報、301…線
Claims (21)
- データ面に情報及びラベル面にイメージもしくは文字を記録可能な記録ディスクのラベル面に位置のガイドのためのピットを所定のピッチで設けてピット列を配設し、
前記配設されたピット列に光線を照射し、
前記ピット列から反射する光量を検出し、
前記検出された光量をもとに記録ディスクの前記ラベル面での座標位置を把握する
ことを特徴とするイメージ形成制御方法。 - 前記ピット列配設は、ピットを前記ディスクの半径方向に等間隔で配設することで形成し、
前記記録ディスクのラベル面での座標位置決定は、前記ピットの当該間隔により半径方向の位置を決定し、前記ディスクの回転に係る該ピット列の認識に伴うクロック・カウントに基づいて回転方向の角度位置を決定することを特徴とする請求項1記載のイメージ形成制御方法。 - 前記ピット列配設は、ピットを前記ディスクの半径方向に等間隔で互いにオフセットする位置に配設する第1及び第2のピット列からなるピット列組を形成し、
前記記録ディスクのラベル面での座標位置決定は、前記ピット列組からの信号レベルの制御により半径方向の位置を決定し、前記ディスクの回転に係る該ピット列組の認識に伴うクロック・カウントに基づいて回転方向の角度位置を決定することを特徴とする請求項1記載のイメージ形成制御方法。 - 前記ピット列配設は、該ディスクの半径方向に配置することを特徴とする請求項1記載のイメージ形成制御方法。
- 前記ピット列配設は、該ディスクの全面に亘り均一に配置することを特徴とする請求項1もしくは2記載のイメージ形成制御方法。
- 前記ピット列配設は、第1のピット長を有する第1のピットと第1のピット長とは異なる第2のピット長を有する第2のピットとを交互に配してなることを特徴とする請求項1もしくは2記載のイメージ形成制御方法。
- 前記第1のピット列は、第1のピット長を有する第1のピットと第1のピット長とは異なる第2のピット長を有する第2のピットとを等間隔で交互に配してなり、前記第2のピット列は該第1のピットを等間隔で配してなることを特徴とする請求項3記載のイメージ形成制御方法。
- ラベル面にガイドのためのピットを所定のピッチで設けてピット列を配設するラベル面を有する記録ディスクの情報面に情報を記録或いは再生し、ラベル面に画像もしくは文字を記録或いは形成するディスクドライブ装置において、
前記ディスク装置の各機器を制御するシステム制御回路と、
レーザ光の照射によって記録ディスクの情報面に情報を記録し、再生し、或いはラベル面に画像・文字形成を行うするための光ピックアップと、
前記システム制御回路の指令により、フォーカスエラー信号に基づき、前記光ピックアップのフォーカスアクチュエータを駆動して、フォーカス制御を行うフォーカスサーボ回路と、
前記システム制御回路の指令により、データの記録または再生の際は、トラッキングエラー信号に基づき、前記光ピックアップのトラッキングアクチュエータを駆動して、トラッキング制御を行い、ラベル面印刷の際は、配設されたピットに基づいてラベル面印刷トラッキング制御を行うトラッキングサーボ回路と
を具備することを特徴とするディスクドライブ装置。 - 前記ディスクのラベル面のピットは、該ディスクの半径方向に等間隔で配設され、
前記トラッキングサーボ回路は、前記ディスクの回転に係る該ピット列の認識に伴うクロック・カウントに基づいて回転方向の角度位置を決定し、ピットの間隔により半径方向の位置を決定することでラベル面印刷トラッキング制御を行う
ことを特徴とする請求項8記載のディスクドライブ装置。 - 前記ディスクのラベル面のピットは、該ディスクの半径方向に等間隔で互いにオフセットする位置に配設される第1及び第2のピット列からなるピット列組を形成し、
前記トラッキングサーボ回路は、前記ディスクの回転に係る該ピット列組の認識に伴うクロック・カウントに基づいて回転方向の角度位置を決定し、ピット列組からの信号レベルの制御により半径方向の位置を決定することでラベル面印刷トラッキング制御を行う
ことを特徴とする請求項8記載のディスクドライブ装置。 - 前記ラベル面ピット列配設回路は、該ディスクの半径方向に配置することを特徴とする請求項8記載のディスクドライブ装置。
- 前記ラベル面ピット列配設回路は、該ディスクの全面に亘り均一に配置することを特徴とする請求項8もしくは9記載のディスクドライブ装置。
- 前記ラベル面ピット列配設回路は、第1のピット長を有する第1のピットと第1のピット長とは異なる第2のピット長を有する第2のピットとを交互に配してなることを特徴とする請求項8もしくは9記載のディスクドライブ装置。
- 前記第1のピット列は、第1のピット長を有する第1のピットと第1のピット長とは異なる第2のピット長を有する第2のピットとを等間隔で交互に配してなり、前記第2のピット列は該第1のピットを等間隔で配してなることを特徴とする請求項10記載のディスクドライブ装置。
- レーザ光の照射によって情報の記録が可能な記録層と、
レーザ光の照射によって文字情報或いは画像情報を形成可能なラベル層と、
前記ラベル層に対応して、位置のガイドのために所定のピッチで配設されるピットにより形成されるピット列と
を具備することを特徴とする記録ディスク。 - 前記ピット列は、ピットを前記ディスクの半径方向に等間隔で配設することで形成することを特徴とする請求項15記載の記録ディスク。
- 前記ピット列は、ピットを前記ディスクの半径方向に等間隔で互いにオフセットする位置に配設する第1及び第2のピット列からなるピット列組として形成されることを特徴とする請求項15記載の記録ディスク。
- 前記ピット列は、該ディスクの半径方向に配置されることを特徴とする請求項15記載の記録ディスク。
- 前記ピット列は、該ディスクの全面に亘り均一に配置されることを特徴とする請求項15もしくは16記載の記録ディスク。
- 前記ピット列は、
第1のピット長を有する第1のピットと、
前記第1のピット長とは異なる第2のピット長を有する第2のピットと
を交互に配してなることを特徴とする請求項15もしくは16記載の記録ディスク。 - 前記第1のピット列は、
第1のピット長を有する第1のピットと第1のピット長とは異なる第2のピット長を有する第2のピットとを等間隔で交互に配してなり、
前記第2のピット列は該第1のピットを等間隔で配してなることを特徴とする請求項17記載の記録ディスク。
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---|---|---|---|
JP2004162625A JP2005346778A (ja) | 2004-05-31 | 2004-05-31 | イメージ形成制御方法、ディスクドライブ装置及び記録ディスク |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007280510A (ja) * | 2006-04-06 | 2007-10-25 | Sony Corp | 記録媒体処理装置,印刷方法およびコンピュータプログラム |
US8004940B2 (en) | 2008-05-19 | 2011-08-23 | Sony Corporation | Optical disk device and rotation control method |
-
2004
- 2004-05-31 JP JP2004162625A patent/JP2005346778A/ja not_active Withdrawn
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