JP4170770B2 - 圧縮機 - Google Patents

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Description

本発明は、圧縮機、特に車両におけるエアコンディショナのための圧縮機であって、ケーシングが設けられており、ケーシング閉鎖蓋が設けられており、軸受けを備えた駆動軸が設けられており、往復運動するピストンのための駆動装置が設けられており、該駆動装置が、駆動軸の回転運動をピストンの往復運動に変換するようになっており、シリンダブロックが設けられており、該シリンダブロック内で、往復運動するピストンが冷媒を吸い込んで圧縮するようになっており、弁装置たとえば吸込弁および吐出弁を備えた弁プレートが設けられており、吸込圧領域および吐出圧領域のための吸込室および吐出室が設けられている形式のものに関する。
このような圧縮機は公知である。ケーシング閉鎖蓋として、公知技術では多くの場合、圧縮機の吸込室および吐出室を備えたシリンダヘッドの構成部材が用いられる。このような形式のシリンダヘッドは、たとえばドイツ連邦共和国実用新案登録第20013202号明細書に示したように単個のねじ山または個別的なねじによってケーシングと結合することができる。この場合の欠点によれば、このような形式のシリンダヘッドに、いわゆる高温部分つまり吐出室と、比較的低温の部分つまり吸込室とが存在し、これによってこのようなシリンダヘッド内で種々異なる熱負荷が生じることとなり、ケーシングとシリンダヘッドとの間のねじ結合部またはねじ山結合部の品質ならびにケーシングとシリンダヘッドとの間ならびにシリンダヘッドと弁プレートとの間のシール機能の品質に関してネガティブな影響が生じる。
したがって本発明の課題は、圧縮機を改良し、このような欠点を排除することである。
この課題を解決するための本発明の装置によれば、圧縮機、特に車両におけるエアコンディショナのための圧縮機であって、ケーシングが設けられており、ケーシング閉鎖蓋が設けられており、軸受けを備えた駆動軸が設けられており、往復運動するピストンのための駆動装置が設けられており、該駆動装置が、駆動軸の回転運動をピストンの往復運動に変換するようになっており、シリンダブロックが設けられており、該シリンダブロック内で、往復運動するピストンが冷媒を吸い込んで圧縮するようになっており、弁装置たとえば吸込弁および吐出弁を備えた弁プレートが設けられており、吸込圧領域および吐出圧領域のための吸込室および吐出室が設けられている形式のものにおいて、一方では吸込室および吐出室を備えたシリンダヘッドと、他方ではケーシング鉢またはケーシング蓋もしくはケーシングの閉鎖プレートとが、別個の構成ユニットとして形成されている。有利な圧縮機によれば、ケーシング鉢またはケーシング蓋もしくは閉鎖プレートたとえばケーシングが、鋼または鋼に比肩する材料から製作されており、シリンダヘッドが、アルミニウム材料から製作されている。
本発明の圧縮機によれば、ケーシングが、主に薄い壁厚さの管から形成されており、ケーシング蓋が、金属薄板または場合によっては厚い壁厚さの金属板鉢によって形成されている。本発明の圧縮機によれば、閉鎖プレートまたはケーシング蓋の底部が弾性変形可能であり、閉鎖プレートまたはケーシング蓋の底部が一領域で次のように形成されており、つまり、押圧力をシリンダヘッドに及ぼし、かつシリンダヘッドを一方では閉鎖プレートもしくはケーシング蓋と他方では弁プレートとの間で締め付けるように形成されている。特にシリンダヘッドは、弁プレートと閉鎖プレートもしくはケーシング蓋との間の挿入部材として形成することができる。
本発明の別の圧縮機によれば、閉鎖プレートが、ねじ山付リングによってケーシング管体に押圧されるか、もしくはケーシング管体にねじ止めされるようになっている。圧縮機の別の実施形態によれば、ケーシング閉鎖蓋が、雌ねじ山を備えた鉢状の鋼薄板部材として形成されている。
さらに有利な圧縮機によれば、シリンダヘッドが、環状のシールウェブを備えており、これらのシールウェブが、弾性的な閉鎖プレートもしくは弾性的なケーシング蓋底部によって弁プレートに押し付けられるようになっている。
さらに有利な圧縮機によれば、電磁弁の圧力管が、ケーシング蓋もしくは閉鎖プレートに溶接されている。
さらに有利な圧縮機によれば、ケーシング蓋または閉鎖プレートが、取付装置、たとえばアイ、孔または舌片を備えている。有利には、取付の際にねじ込みモーメントを生じさせることによって、取付装置が、ケーシング管体にケーシング蓋をねじ止めするのにも役立つ。
本発明の圧縮機によれば、ねじ山付リングまたはケーシング蓋の下位縁部とケーシング管部分との間のねじ山によって、比較的厚い閉鎖蓋または蓋底部における高圧負荷が、薄い管ケーシングに向かう移行部に作用することはない。
本発明の別の圧縮機によれば、取付装置、たとえばアイ、孔または切片が、鍛造または押出成形の際に一緒に製作されるようになっている。
の装置によれば、圧縮機、特に車両におけるエアコンディショナのための圧縮機であって、鉢状のケーシングが設けられており、ケーシング閉鎖蓋が設けられており、ケーシング領域全体が実質的に2部分から構成されており、軸受けを備えた駆動軸が設けられており、往復運動するピストンのための駆動装置が設けられており、該駆動装置が、駆動軸の回転運動をピストンの往復運動に変換するようになっており、シリンダブロックが設けられており、該シリンダブロック内で、往復運動するピストンが冷媒を吸い込んで圧縮するようになっており、弁装置たとえば吸込弁および吐出弁を備えた弁プレートが設けられており、吸込圧領域および吐出圧領域のための吸込室および吐出室が設けられている形式のものにおいて、吸込室および吐出室、吸込弁装置および吐出弁装置、ならびにシリンダブロックが、ケーシングの閉鎖側、つまりケーシング底部側に配置されている。有利には、圧縮機のケーシングが、シリンダブロックおよび弁プレートの領域で外向きに閉鎖されていて、かつ該領域においてケーシング分割ひいてはこれに起因する外向きのシール装置を有していない。
さらに有利な圧縮機によれば、ケーシング蓋および駆動室のシールが外向きに、つまり周囲に向かって、圧縮機の最大熱源つまり高圧領域とは反対側に配置されている。
このような構成によって、圧縮機の、いわゆる高温側における高温および/または高圧によって、外向きのシールまたは固定手段が破損されることはない、という利点が得られる。
の圧縮機によれば、駆動室の外向きのシールが、鉢状のケーシングとケーシング蓋との間のシールによって実現されている。
有利には、ケーシング/ケーシング蓋−閉鎖装置、たとえばねじ山、リングナット、ねじ、折り曲げ部または溶接シームなどが、圧縮機の、最大熱源とは反対側に配置されている。
さらに有利な圧縮機によれば、ケーシング蓋の領域において、外向きの軸貫通案内、軸受けおよび軸シールが配置されている。
圧縮機は、吸込圧領域と吐出圧領域との間における第1の分離インサートと、場合によっては吐出圧領域と駆動室圧領域との間における別の第2の分離インサートとを備えており、これらの分離インサートが、圧力領域を分離し、かつケーシング底部に対してシリンダブロックと弁プレートとを支持している。
さらに有利な圧縮機構成によれば、第1の分離インサートおよび場合によっては第2の分離インサートが、ケーシング底部に組み込まれている。
次に図面につき本発明の実施例を詳しく説明する。
図1には、本発明の圧縮機ケーシングを横断面図で示した。圧縮機ケーシングは、ケーシング底部1とケーシング管体2とシリンダブロック3とシリンダヘッド4と2つのOリング−シール5,8とケーシング閉鎖プレート6とケーシングねじ山付リング7と2つの弁−圧力管9とケーシング底部1におけるシール10とから成っている。ここでは駆動部位、たとえば軸、旋回ディスクおよびピストンは図示していない。さらに重要な構成要素として軸受けブシュ11を挙げることができ、この軸受けブシュ11はケーシング底部1に配置されていて、かつ軸のラジアル軸受けと場合によってはスラスト軸受けとを収容することができる。ケーシングは、箇所12,12bにねじ山(雄ねじ山または雌ねじ山)を備えており、これによってケーシング管体2にかかる比較的厚い閉鎖プレート6の移行部の緊締を僅かに設けることができる。さらにこのような分割構成によって、押出成形または鍛造の際にケーシング底部1に固定用の耳片27を設けることができ、またケーシング閉鎖プレート6もしくは蓋30(図4)に圧力管9および取付具13を溶接することができる。この耳片(図3において符号13および27で示した)に、蓋30(図4)を用いて取付けの際に必要なねじ込みモーメントを導入することができる。ケーシング管体2は、ねじ山12およびねじ山12bによる分離に基づいて、比較的薄い壁厚を有して形成することができ、これによって重量を削減することができる。シリンダブロック3は、シール5、たとえばOリングを備えることができ、これによって吸込室圧力領域14を駆動室15における圧力領域に対してシールすることができる。シリンダヘッド4は、シリンダブロック側で環状の2つのウェブ16,18を備えており、これらのウェブ16,18は、高圧領域19と吸込室圧力領域14と駆動室圧領域20とを互いに分離する。シリンダヘッドは、複数の通路(図示せず)を備えており、これらの通路に2つの調整弁および1つの圧力制限弁が設けられている。圧力制限弁は、シリンダヘッド4に配置されている(図示せず)。調整弁の圧力管9は、閉鎖プレートに溶接(レーザ溶接、抵抗溶接)されている。閉鎖プレート6は、シリンダヘッド4の熱膨張を吸収できる間は弾性的である。閉鎖プレートに蓄積される力は主に領域21で伝達される。領域21の位置は次のように選択されており、つまり、上方ではシールウェブ22に導入される蓄積力が、シール作用のために、シリンダヘッドの僅かな変形によってシリンダヘッド4の両方のウェブ16,18に分配されるように選択されている。閉鎖プレート6は、ねじ山付リング7によって保持するか、または図4に示したようにねじ山を備えた蓋の構成で堅固に結合することができ、その結果として鉢状の蓋30が形成される。
このよう配置構成によって、本発明は以下の利点を有している。つまり高い熱負荷が回避される。従来の極めて高いねじ込みモーメントが低減される。シリンダヘッドと弁プレートとの間をシールするためのプレロードを形成するために必要な、シリンダヘッド4におけるシール面の間のステップによる高い負荷は、大幅に低減される。ねじ止めによる接続箇所は、調整弁9、圧力制限弁および場合によっては設けられる油分離器がシリンダヘッドに収容されることによって、4つから2つに減らされる。調整弁9は、外向きのシールを省略して、廉価な形式で構成変化することができる。ケーシングシールはより確実なものとなる。ケーシング外套は、全く鋳造成形されない材料から形成することができる。これによって必要な試験圧力が低下される。
図2には、ケーシング底部におけるシールとケーシング蓋におけるシールとを詳しく示した。図2.1にはケーシング蓋におけるシール、つまり閉鎖プレート6とリングナット7とケーシング管2とに沿ったシールを示した。シール8は、閉鎖プレート6に沿ってフェイスを成すように設けられた切欠に配置されていて、かつ丸みを帯びた肩部24で閉鎖プレート6に対する押圧力を形成するねじ山付リング7によって、ねじ止めの際に、ケーシング管体2の上縁部に押し付けられる。ねじ込み結合の力の流れは、ケーシング管体2からねじ山付リング7を介して肩部24に移動し、そこでて閉鎖プレート6が緊締される。したがって閉鎖プレート6の熱膨張およびたわみは直接的にねじ山結合部に作用することはない。
図2.2には、ケーシング管体2とケーシング底部1との間の、図2.1に類似するねじ山結合を詳しく示した。ここではOリング−シール10はケーシング底部1における溝26に取り付けられ、これによって取り付けやすい配置構成が得られ、シール10は取付に際して十分に離脱またはずれに対して保護されている。
図3には、本発明の圧縮機ケーシングを外側からみた斜視図で示した。閉鎖プレート6には、調整弁の両方の圧力管9以外に、両方の保持耳片13による保持部も看取することができ、これらの保持部はたとえば自動車に圧縮機を取り付けるのに役立つ。ここでもまた閉鎖プレート6はねじ山付リング7によってケーシング管体2にねじ止めされる。既に述べたように閉鎖プレートと同様にケーシング管体2にねじ止めされたケーシング底部1に2つの保持耳片27を看取することができ、これらの保持耳片27は開口28で、ベルト駆動装置の領域にコンプレッサを取り付けるのに役立つ。
図4には、圧縮機ケーシングの別の1構成を示した。ここでもケーシング底部1は、ねじ山結合を介してケーシング管体2にねじ止めされている。ここではケーシング蓋は、鉢状の蓋30によって形成されており、この蓋30はケーシング2にねじ止めされ、この場合蓋30は、シリンダブロック3の緊締肩部31を介してシリンダブロック3をケーシング管体2に挟み付けて緊締する。このシリンダブロック3もまたシール装置5を用いてケーシング管体2に対してシールされており、別のシール装置8はシリンダブロックをケーシング蓋30に対してシールする。蓋30をねじ止めすることに基づいて、この蓋30はシリンダヘッド4と弁プレート32とをシリンダブロック3に押し付ける。さらにシリンダヘッド4は前述の油分離器40を備えている。さらにケーシング蓋30から突出して、調整弁の圧力管9が示されており、この圧力管9は蓋30に溶接することができ、これによって調整弁と蓋との間の外向きのシールが省略される。ここでも鉢状の蓋30の、弾性作用を有する底部は、シリンダヘッドの内側の熱負荷を緩衝するので、この熱負荷は、上部で鉢状の蓋30において適当に分配して解消することができ、そうしてこの熱負荷は、管状のケーシング2と鉢状の蓋30との間のねじ山結合部に直接的に作用することはない。有利にはアルミニウム材料から製作されるシリンダヘッド4と蓋30の鋼材料との間のそれぞれ異なる熱膨張が、管状のケーシング2と蓋30との間のねじ山領域に熱負荷を直接的に生ぜしめることはなく、熱負荷は蓋30の弾性的な底部によって適当に緩衝されて、弁プレートおよびケーシング蓋に対するシリンダヘッドの押圧およびシール作用のために利用される。
図5.1には、鉢状のケーシング蓋30とケーシング管体2とシリンダブロック3との間におけるシールを詳しく示した。シリンダブロック3とケーシング管体2との間のシールは、環状に延びるOリング−溝に設けられたシール5によって得られる。シリンダブロック3とケーシング蓋30との間のシールは、シリンダブロック3に沿ってフェイスを成すように環状に延びる切込34に設けられたOリング−シール8によって得られる。シリンダヘッド3を管状のケーシング2にねじ止めする際に、シリンダブロックは緊締肩部31によって締め付けられ、シール8も同様に適当にプレロード(予荷重)をかけられる。もちろんこの場合、緊締肩部のための締付力を形成するため、かつシール8を破損しないようにするために、蓋30の一部は直接的にシリンダブロック3に支持させる必要がある。
図5.2には、ケーシング底部1とケーシング管体2との間のシール装置10を詳しく示した。この図は図2.2に対応するものなので、詳しい説明は省略する。
図6には、鉢状のケーシング部分102とケーシング閉鎖蓋103とから成るケーシングを備えた圧縮機100を示した。ケーシング102の内側にシリンダブロック104が配置されており、このシリンダブロック104に沿って、図示していない吸込弁および吐出弁を備えた弁プレート105が配置されている。弁プレート105およびシリンダブロック104は、分離装置106.1,106.2によって、鉢状の一体的なケーシング部分102の底部107に支持されている。シリンダブロック104は、シリンダ底部における分離装置106.1を貫通する、内側から配置された取付手段108、たとえばねじによって、たとえば圧密の開口109を介してケーシング底部107に取り付けられている。分離装置106.2は、駆動室圧領域121から吐出圧領域119を分離しており、この駆動室圧領域121は、通路122を介して駆動室114と接続されている。さらに圧縮機は駆動軸110を備えており、この駆動軸110はケーシング蓋103の内側で軸受け111と軸シール112とを備えている。第2の軸受け113はシリンダブロック内に配置されている。圧縮機の駆動装置が設けられているいわゆる駆動室114の内側に、単に概略的に示した駆動ディスク、たとえば傾斜円板115が配置されており、この傾斜円板115は図示していないピストンをシリンダブロック104内で往復運動させ、ひいては軸110の回転運動を図示していないピストンの往復運動に変換する。もちろん別の駆動装置配置構成、たとえば回転斜板伝動装置、旋回リング伝動装置などを、ピストンの駆動のために用いることもできる。ケーシング蓋にはシール116が配置されており、このシール116はケーシング蓋103とケーシング102との間のギャップを外向きにシールする。ここで重要な点は、ケーシング分割箇所の単個のシールが外向きに設けられている、ということであり、ここでは圧縮機のいわゆる低温側に設けられており、つまり圧縮機の、高圧領域とは反対側に設けられている。ここでもまたたとえばねじ山117による、ケーシング蓋103とケーシング102との間の機械式の結合は、圧縮機の低温側に配置されている。圧縮機の高温側に設けられたシール118は、ケーシングの内側で、閉鎖されたケーシングに対してシリンダブロックをシールしていて、高温または高圧による故障の際に、雰囲気に向かって圧力媒体が損失することはない。駆動室114を周囲に対してシールする単個のシール116は、熱的および圧力的にごく僅かにしか負荷されておらず、したがっていずれにせよ比較的高い耐用年数が期待される。分離手段106.1,106.2は吐出冷媒および吸込冷媒とのための室と駆動室圧力とを分離し、これらの分離手段106.1,106.2は、複数部分から組み合わすことができ、高温の高圧領域119と低温の吸込領域120ならびに駆動室圧領域121との間のシールおよび絶縁機能を有することができる。このために分離手段106.1,106.2およびケーシング底部107は場合によっては特有の熱絶縁層を備えることができる。
閉鎖プレートを備えた本発明の圧縮機を示す縦断面図である。 シールを詳しく示す図である。 シールを詳しく示す図である。 本発明の圧縮機を示す斜視図である。 鉢状のケーシング蓋を備えた別の圧縮機を示す縦断面図である。 図4の圧縮機のシールを詳しく示す図である。 図4の圧縮機のシールを詳しく示す図である。 らに別の圧縮機を示す断面図である。
符号の説明
1 ケーシング底部、 2 ケーシング管体、 3 シリンダブロック、 4 シリンダヘッド、 5,8 シール、 6 閉鎖プレート、 7 ねじ山付リング、 9 圧力管、 10 シール、 11 軸受けブシュ、 12,12b ねじ山箇所、 13 取付装置、 14 吸込圧領域、 15 駆動室、 16,18 ウェブ、 19 高圧領域、 20 駆動室圧領域、 21 領域、 22 シールウェブ、 24 肩部、 26 溝、 27耳片、 28 開口、 30 蓋、 31 緊締肩部、 32 弁プレート、 34 切込、 40 油分離器、 100 圧縮機、 102 ケーシング部分、 103 ケーシング閉鎖蓋、 104 シリンダブロック、 105 弁プレート、 106.1,106.2 分離装置、 107 底部、 108 取付手段、 109 開口、 110 駆動軸、 111 軸受け、 112 軸シール、 113 軸受け、 114 駆動室、 115 傾斜円板、 116 シール、 117 ねじ山、 118 シール 119 吐出圧領域、 120 吸込領域、 121 駆動室圧領域、 122 通路

Claims (9)

  1. 圧縮機、特に車両におけるエアコンディショナのための圧縮機であって、ケーシングが設けられており、ケーシング閉鎖蓋が設けられており、軸受けを備えた駆動軸が設けられており、往復運動するピストンのための駆動装置が設けられており、該駆動装置が、駆動軸の回転運動をピストンの往復運動に変換するようになっており、シリンダブロックが設けられており、該シリンダブロック内で、往復運動するピストンが冷媒を吸い込んで圧縮するようになっており、弁装置たとえば吸込弁および吐出弁を備えた弁プレートが設けられており、吸込圧領域および吐出圧領域のための吸込室および吐出室が設けられおり、とりわけ吸込室および吐出室を形成する構成部材、つまりシリンダヘッドと、ケーシング鉢またはケーシング蓋もしくは閉鎖プレートとが、別個の構成ユニットであり、閉鎖プレートまたはケーシング蓋の底部が、弾性変形可能であり、かつ一領域で次のように形成されており、つまり、押圧力をシリンダヘッドに及ぼし、かつシリンダヘッドを閉鎖プレートもしくはケーシング蓋と弁プレートの間で締め付けるように形成されており、特にシリンダヘッドが、弁プレートと閉鎖プレートもしくはケーシング蓋との間の挿入部材として形成されている形式のものにおいて、
    シリンダヘッドが、環状に延びる2つのシールウェブを備えており、これらのシールウェブが、弾性的な閉鎖プレートもしくは弾性的なケーシング蓋底部によって弁プレートに押し付けられるようになっていることを特徴とする、圧縮機。
  2. ケーシング鉢またはケーシング蓋もしくは閉鎖プレートたとえばケーシングが、鋼から製作されており、シリンダヘッドが、アルミニウム材料から製作されている、請求項1記載の圧縮機。
  3. ケーシングが、主に薄い管から形成されており、ケーシング蓋が、厚い金属板または場合によっては厚い金属板鉢によって形成されている、請求項1記載の圧縮機。
  4. 閉鎖プレートが、ねじ山付リングによってシリンダヘッドに押圧されるか、もしくはケーシング管体のねじ山にねじ止めされるようになっている、請求項1または2記載の圧縮機。
  5. ケーシング閉鎖蓋が、雌ねじ山を備えた鉢状の鋼板部材として形成されている、請求項1または2記載の圧縮機。
  6. 電磁弁の圧力管が、ケーシング蓋もしくは閉鎖プレートに溶接されている、請求項1からまでのいずれか1項記載の圧縮機。
  7. ケーシング蓋または閉鎖プレートが、取付装置、たとえばアイ、孔または舌片を備えている、請求項1からまでのいずれか1項記載の圧縮機。
  8. 取付の際にねじ込みモーメントを作用させることによって、取付装置が、ケーシング管体にケーシング蓋をねじ止めするのにも役立つ、請求項項記載の圧縮機。
  9. 取付装置、たとえばアイ、孔または切片が、鍛造または押出成形の際に一緒に製作されるようになっている、請求項1からまでのいずれか1項記載の圧縮機。
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