JP4167977B2 - ガスハイドレートの造粒及び荷役並びに輸送方法 - Google Patents

ガスハイドレートの造粒及び荷役並びに輸送方法 Download PDF

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Description

本発明は、天然ガスなど、メタンを主成分とするガスと水とから構成されている所謂ガスハイドレートを荷役するガスハイドレートの荷役方法に関する。
従来、天然ガスの輸送や貯蔵は、液化天然ガス(以下、LNGという)、或いは圧縮天然ガスの形で行われている。
ところが、LNGは、貨物温度をマイナス162℃に保って輸送や貯蔵する必要があり、輸送や貯蔵のために特別に製作された高価なタンクを持つ特別な船舶(LNG船)や貯蔵施設が必要である。また、マイナス162℃の液体にするために、製造に多くのエネルギーを投入する必要がある。また、LNGは、コントロールが不調になると、急激に気化し、危険である。また、LNGは、上記のように、極端な低温のため、気化速度が速く、長期貯蔵に不向きである。
一方、クリーンなエネルギー源や各種構造の原料として、天然ガスなど、メタンを主成分とするガスが注目され、その輸送や貯蔵のために、天然ガスなど、メタンを主成分とするガスを人工的、或いは工業的にガスハイドレートにする研究が行なわれている。
ガスハイドレートは、水の分子の作るカゴの中にガスの分子が一つずつ収まっている結晶構造を持っており、例えば、メタンハイドレートでは、常圧で1m3 のメタンハイドレート中(このうち水の体積は、0.8m3 )に、164m3 のメタンを包蔵できるといわれている。
このように、メタンハイドレートは、高いガス包蔵性を有しているので、LNGに代わる天然ガスの新しい輸送および貯蔵体として注目されている。メタンハイドレート中のメタンガス密度は、LNGの約3.5分の1であるが、人口的、或いは工業的に製造する場合には、LNGのように液化温度(マイナス162℃以下)まで冷却する必要がないために、エネルギー効率が大幅に改善されるといわれている。
メタンハイドレートを人工的に製造する場合は、例えば、温度を1〜10℃、圧力を30〜100気圧に保持した圧力容器内に、散布手段から水または不凍液を散布すると共に、供給管から天然ガス(メタン)を供給する。すると、散布手段から散布された水または不凍液と天然ガス(メタン)とが合成して粉体状のメタンハイドレートが生成される。粉体状のメタンハイドレートは、充填率(メタンハイドレートの体積/貯蔵容器の体積)が小さいため、輸送や貯蔵に際して大きな容積を有するタンクが必要となる。
また、粉体状のガスハイドレートは、長期間大量に貯蔵すると、自重などによって互いに結合して岩盤状となり、取り出し(荷揚げ)が困難になるという問題がある。
本発明は、このような従来の問題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、ガスハイドレートの充填率の向上、輸送及び貯蔵中の安全性、荷役時の扱いの容易性などを計ることができるガスハイドレートの荷役方法を提供することにある。
上記の課題を解決するため、本発明のガスハイドレートの荷役方法は、粉体状のガスハイドレートを造粒装置により圧縮成形してペレット状にし、しかる後に、ペレット状のガスハイドレートを船や貯蔵施設の貯槽に積み込むガスハイドレートの荷役方法において、前記貯槽に、寸法の異なる2種以上のペレット状のガスハイドレートを混合して積み込むことを特徴とする。
ここで、粉体状のガスハイドレートをペレット状に加工する前に、前記粉体状のガスハイドレートに液を吹きつけて湿らせることが好ましい。
また、寸法の異なる2種以上のペレット状のガスハイドレートの直径比を1.5〜30とすることが好ましい。
上述したように、本発明は、寸法の異なる2種以上のボール状のガスハイドレートを混合して積み込むので、同径のボール状のガスハイドレートのみを積み込む場合に比べて充填率をより一層向上させることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を用いて説明する。図1は、本発明に係るガスハイドレートの荷役方法を示す説明図であるが、その説明を行う前にメタンハイドレートを人工的に製造する方法について簡単に説明する。
メタンハイドレートは、乾式法と湿式法の2つの方法によって製造することができるが、湿式法によって製造する場合は、例えば、図4に示す装置によって製造される。
この装置は、筒状容器101からなり、容器101内の温度は1〜10℃に保持され、また、圧力は30〜100気圧に保持されている。散布手段112から散布された水又は不凍液は、反応部101Aにおいて供給管108から供給される天然ガス(メタン)と合成して粉体状のメタンハイドレートaを生成し、貯留部101Bの水又は不凍液の表層に落下する。水又は不凍液の表層に浮遊している粉体状のメタンハイドレートaは、かき寄せ機114によって、順次、排出口107の方にかき寄せられ、排出口107から排出される。排出口107から排出された粉体状のメタンハイドレートaは、余分な水又は不凍液を取り除いた後、図示しない貯蔵タンクに貯蔵される。
なお、図中、103は冷却ジャケット、106は冷媒の供給ライン、102は冷媒の出口ライン、104は水又は不凍液抜き出しライン、105は水又は不凍液の循環ライン、110は循環ポンプ、111は水又は不凍液の抜き出しライン、113は水又は不凍液の補給ラインである。
次に、図1を用いて本発明に係るガスハイドレートの荷役方法について説明する。図1において、1は、粉体状のメタンハイドレートaを貯蔵する貯蔵タンク、2は、貯蔵タンク1の底部に設けた横型のスクリューコンベヤーであり、スクリューコンベヤー2は、筒状の本体3と、電動モータ5により積極駆動されるスクリュー軸4とから構成されている。本体2は、その先端下面に下向きのダクト6を有している。
ダクト6の直下には、2個のローラ8a,8bから成るペレタイザー(造粒機)7が設けられている。ローラ8aは、図において時計方向に回転し、ローラ8bは、ローラ8aと同期して反時計方向に回転するようになっている。
図2に示すように、ローラ8a,8bの外周面には、それぞれ、半球状の窪み9が周方向に一定の間隔で設けられている。窪み9の形状は、半球状に限らず、例えば、半楕円球状や半円柱状などの所望の形状のものが採用される。また、その大きさも任意の寸法に設定される。なお、ペレタイザーは、上記のローラ方式に限らず、他の方式でも差し支えがない。
また、図1に戻って説明すると、ダクト6とペレタイザー7との間には、水噴射ノズル10が設けられている。更に、ペレタイザー7の直下に横形の搬送装置11が設けられている。搬送装置11は、ベルトコンベヤ12と箱形の本体13とから構成されている。本体13は、ペレタイザー7の直下にホッパー14を有するとともに、先端下面に下向きのダクト15を有している。また、搬送装置11の本体13は、ホッパー14の下流側に水噴射ノズル10aを設けている。水噴射ノズル10aは、その先端をベルトコンベヤ12の上面に向けている。
更に、上記本体13は、その外側に冷却ジャケット(図示せず)を有し、ベルトコンベヤ12によって搬送される被搬送物を過冷却するようになっている。また、ベルトコンベヤ12は、動的安息角を保持するように、1箇所につき2〜3本のローラ16によって保持されている(図3参照)。
なお、スクリューコンベヤー2のダクト6と搬送装置11のホッパー14との間は、図示しないカバーなどで密閉され、気化したガスが外部に漏れないようになっている。
次に、メタンハイドレート(NGH)を運搬船(バラ積み船)に積み込んで運搬する場合について説明する。図1示すように、搬送装置11のダクト15をバラ積み船30の船倉(積荷タンク)31の積荷口32に挿入し、しかる後に、スクリューコンベヤー2の電動モータ5を駆動すると、貯蔵タンク1内の粉体状のメタンハイドレートaが横型のスクリューコンベヤー2によってペレタイザー7に供給される。
ペレタイザー7に供給された粉体状のメタンハイドレートaは、外周面に半球状の窪み9を持つ2つのローラ8a,8bによって圧縮成形され、球状(ボール状)のメタンハイドレートbに成形される。粉体状のメタンハイドレートaの湿り具合が足りない場合には、水噴射ノズル10から水cを噴射して粉体状のメタンハイドレートaを湿らせる。すると、粉体状のメタンハイドレートaの締まり具合が固くなり、落下させても壊れ難くなる。
ボール状のメタンハイドレート(以下、メタンハイドレートボールと称する)bは、ペレタイザー7から搬送装置11のベルトコンベヤ12上に供給されるが、例えば、大型の運搬船(バラ積み船)30の船倉(積荷タンク)31に積み込む場合には、搬送装置11の本体11に設けた水噴射ノズル10aからベルトコンベヤ12上のメタンハイドレートボールbに向けて水cを噴射してマイナス5℃〜マイナス20℃に過冷却する。
すると、メタンハイドレートボールbの外表面が氷の膜(カプセル)で覆われ、メタンハイドレートボールbの強度が更に増大し、大型の運搬船(バラ積み船)30の船倉(積荷タンク)31に積み込んでも壊れ難くなると共に、大量に積み込んでもその重さで潰れるようなことが少なくなる。
粉体状のガスハイドレートaは、水の分子の作るカゴの中にガスの分子が一つずつ収まっている結晶構造を持っているため、自己保存性を有しているが、上記のように、メタンハイドレートボールbの外表面を氷の膜(カプセル)で覆うと、自己保存性が更に改善される利点がある。
氷の膜で外表面が覆われメタンハイドレートボールbは、ベルトコンベヤ12によってバラ積み船30の船倉(積荷タンク)31内に積み込まれる。船倉(積荷タンク)31内は、メタンハイドレートボールbが分解する温度よりも低温(例えば、マイナス5℃〜マイナス30℃)に保たれている。
バラ積み船30としては、図7図8に示すものが好ましく使用される。図7のバラ積み船30は、積荷コンベア33及び荷揚コンベア35を有している。また、ガスハイドレートボールbを均等に積み込むための邪魔板装置兼ハッチ38を有している。この邪魔板装置兼ハッチ38は、上下に移動するようになっている。31は船倉、34はゲート、36はバラストタンク、37は覆い、39は断熱材を示している。一方、図8のバラ積み船30は、船首尾方向に移動可能な荷役機械50を備えている。31は船倉、37は覆い、39断熱材を示している。
以上の説明では、メタンハイドレートボールbをベルトコンベヤ式の搬送装置11によって船倉(積荷タンク)31に積み込む場合について説明したが、ペレタイザー7から船倉(積荷タンク)31へ直接積み込む場合には、搬送装置として空気輸送方式を採用してもよい。
また、タンクローリー40にメタンハイドレートボールbを積み込む場合も、船と同様に、ベルトコンベヤ式の搬送装置11によってタンクローリー40のタンク41に積み込まれる(図6参照)。また、貯蔵施設にメタンハイドレートボールbを貯蔵する場合も、タンクローリーと同様に、ベルトコンベヤ式の搬送装置11によって搬送される。
メタンハイドレートボールbの大きさは、数センチメートルから数十センチメートル、時には、数メートル程度にしてもよい。大きくすればするほど、表面積比が小さくなり、ブリッジが発生しなくなるので、充填率が高くなる。上記のように造粒されたメタンハイドレートボールbの充填率は、約60%となる。因みに、パウダー状のガスハイドレートの充填率は、40%であるからガスハイドレートを造粒化することによって充填率が大幅に改善されることが分かる。
図5は、メタンハイドレートボールの充填率をより一層向上させる方法を示している。すなわち、粒径の大きいメタンハイドレートボールb′を製造するペレタイザー7′と、粒径の小さいメタンハイドレートボールb″を製造するペレタイザー7″とを組み合わせる方法である。この方法は、大粒のメタンハイドレートボールb′が作る空間(1−充填率)に、粒の小さいメタンハイドレートボールb″を充填しようとするものである。この方法を採用すれば、ガスハイドレートの充填率は、更に向上して約80%となる。
ここで、重要なことは、大粒のメタンハイドレートボールb′の直径と、小粒のメタンハイドレートボールb″の直径の比(直径比=大粒のメタンハイドレートボールの直径/小粒のメタンハイドレートボールの直径)を、適宜、選択することである。実験によれば、この直径比は、1.5から30の範囲、より好ましくは、5〜20の範囲が望ましい。
直径比が1.5未満の場合は、大粒のメタンハイドレートボールb′の空間に小粒のメタンハイドレートボールb″が入らないので、充填率が高くならない。一方、直径比が30を超えると、小粒のメタンハイドレートボールb″が多くなり、ブリッジが発生し易くなるため、充填率が高くならない。なお、楕円球など、球形以外のメタンハイドレートボールbの直径は、内接球の直径をいう。
本方法を採用すれば、パウダーのメタンハイドレートaを積み込む場合に比べて船倉(積荷タンク)やタンクローリのタンクの大きさが1/2以下になる。また、メタンハイドレートボールの種類は、2種類以上が好ましく、例えば、メタンハイドレートボールを大中小の3種類にすると、更に充填率を向上させることが可能となる。
上記のように、本発明を採用し、メタンハイドレートボールが分解する温度よりも低温状態を保持すれば、隣り合うメタンハイドレートボールの接触面積が小さいため、メタンハイドレートボールどうしが焼結状態を維持する。従って、運搬されるメタンハイドレートボールの集合体は、容易に粉砕可能であり、グラブなどで荷揚げすることが可能となる。
以上の説明では、メタンハイドレートボールを船倉やタンクローリに積み込む場合について説明したが、本発明は、メタンハイドレートボールを貯蔵施設のタンクに貯蔵する場合にも適用することができる。また、本発明は、プロパン、二酸化炭素など、メタン以外のガスハイドレートの造粒や荷役及び貯蔵運搬にも適用することが可能である。
本発明に係るガスハイドレートの荷役方法を示す説明図である。 ペレタイザーの一部断面を含む拡大正面図である。 搬送装置の横断面図である。 ガスハイドレート製造方法の説明図である。 大小2種類のガスハイドレートを混合させる場合の説明図である。 タンクローリーに積み込む場合の説明図である。 運搬船の断面図である。 運搬船の他の一例を示す断面図である。
符号の説明
粉体状のガスハイドレート
b,b′,b″ ペレット状のガスハイドレート
造粒装置
31 船倉

Claims (3)

  1. 粉体状のガスハイドレートを造粒装置により圧縮成形してペレット状にし、しかる後に、ペレット状のガスハイドレートを船や貯蔵施設の貯槽に積み込むガスハイドレートの荷役方法において、前記貯槽に、寸法の異なる2種以上のペレット状のガスハイドレートを混合して積み込むことを特徴とするガスハイドレートの荷役方法。
  2. 粉体状のガスハイドレートをペレット状に加工する前に、前記ガスハイドレートに液を吹きつけて湿らせることを特徴とする請求項1記載のガスハイドレートの荷役方法。
  3. 寸法の異なる2種以上のペレット状のガスハイドレートの直径比を1.5〜30とすることを特徴とする請求項1記載のガスハイドレートの荷役方法。
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