JP4167255B2 - 発振器起動制御回路 - Google Patents

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Description

本発明は、水晶発振器回路の起動時間の短縮と制御、発振周波数の安定化に適した発振器起動制御回路に関するものである。
近年、水晶発振回路は電子機器内の基準となる周波数として多用され、また伝送データレートも高くなってきている。このような電子機器では、低消費電力を目的として間欠動作が行われている。このため、これらの基準となる周波数として使用されている水晶発振回路に対して、短時間で起動を行い、低消費電力により一定の発振周波数を出力する発振回路が望まれているため、水晶発振回路は回路技術として極めて有用である。
また、水晶発振回路が出力する周波数は、電子機器内の基準となる周波数として使用されているため、短時間で起動を行い、起動後は一定の発振周波数を出力する発振回路が必要である。
従来のこの種の水晶発振回路は図2に回路図の一例を示したように構成されている。図2において、1は発振回路、2はREG電圧回路、3は電圧制御回路、10、11はMOS可変容量、12、13は固定容量、14はインバータ、15は水晶振動子、16、18、19は抵抗、17は電源電圧である。図2に示す水晶発振回路は、REG電圧源2により発振回路部1の電源を供給し、水晶振動子15と発振回路部1とMOS容量10、11と固定容量12、13にて発振ループを形成し、発振波形を出力する構成である。
以上のように構成された水晶発振回路について、その動作を説明する。電源電圧(17)から電源電圧を印加するとREG電圧回路部(2)より、ある一定の電源電圧が発振回路部(1)と水晶振動子(15)に供給され、発振回路部(1)に電位が印加されることにより水晶振動子(15)に衝撃が与えられ、これにより発振動作を行い始める。そして、この発振回路部(1)において発振された発振振幅を出力する。また、電圧制御回路(3)より抵抗(18、19)を介してMOS可変容量(10、11)のゲートに制御電圧が印加され、MOS容量値を変化することにより発振回路の負荷容量CLを変化させ、所望の発振周波数f0に調整することができる。
この水晶発振回路の発振振幅および起動時間は、水晶振動子(15)に水晶発振回路の電源投入時に励起される電流の大きさ、負性抵抗、及び水晶発振回路の負荷容量CLの大きさにより決定されており、中でも負荷容量CLが小さいほど起動時間は短いことが分かっている。
そのため、負荷容量CLを小さくすると起動時間を短縮されるが、発振周波数f0も小さくなるため、従来回路では所望の発振周波数f0から負荷容量CLを決定するほか無かった。
また、バリキャップダイオードの可変容量を使用した発振回路においては以下の特許文献1などのようにして負荷容量CLを一時的に変化させて起動を早める回路は知られているが、この構成ではバリキャップダイオードに印加する電圧に限界があるため、負荷容量CLを十分に小さくすることができず、起動時間の短縮のための十分な効果が得られなかった。また感度が高いMOS可変容量を使用した発振回路には適用ができなかった。更に発振回路に印加する電源の起動条件によって起動時間がばらつきやすいという欠点があった。
特開2001−24435号公報
このように、従来の図2に示す水晶発振回路を用いた場合、または上記特許文献1にある水晶発振回路を用いた場合、電源電圧が印加される起動時の発振出力は、起動時間遅延の原因でもある負荷容量CLに依存するため、立ち上がり時間が低下する現象を起こしていた。また電源電圧が立ち上がることにより発振を開始するため、電源電圧の起動時間によって発振器の起動時間も変動し、安定しなかった。
一方、携帯電話機を代表とする携帯機器では、消費電力を削減するために、通常間欠動作を行っており、バッテリーの長寿命化のためには発振器がオフしている時間が長い方が有利であるため、起動時間を短縮することと起動時間を安定して制御できる発振器が必要である。
また、発振回路の出力波形の周波数は発振器の負荷容量である可変容量素子の容量値に依存するため、フローティングノードを有する可変容量素子を用いた場合、フローティングノードの電圧変化により可変容量素子の容量値が変化し、発振回路の起動後、一定の発振周波数を出力することができなかった。
本発明は、上記従来の事情に鑑みてなされたものであって、起動時間を短縮するとともに、起動時間を安定して制御できる発振器起動制御回路を提供することを目的としている。
また、本発明は、発振回路の起動後、発振周波数を安定化することができる発振器起動制御回路を提供することを目的としている。
本発明の発振器起動制御回路は、水晶振動子とMOS可変容量にて発振ループを形成する発振器における、前記MOS可変容量の容量値を変化させて所定の発振周波数に調整する発振器起動制御回路であって、起動時から所定期間、前記MOS可変容量の容量値を低下させる第1のスイッチを備える。
上記構成によれば、起動時から所定期間、MOS可変容量の容量値を低下させることにより、発振器の起動時間を短縮し、所定期間経過後、MOS可変容量の容量値を通常値に戻すことにより、発振器を安定して発振させることができる。
また、本発明の発振器起動制御回路は、供給される電源電圧の立ち上がりに応答して、前記第1のスイッチの動作期間を設定する第1の時定数回路を備える発振器起動制御回路である。
上記構成によれば、MOS可変容量の容量値を低下させる期間を安定化できるため、起動時間を安定して制御することができる。
また、本発明の発振器起動制御回路は、前記第1のスイッチが、前記MOS可変容量のゲートと、基準電位間に接続されるものである。
上記構成によれば、発振器の負荷容量を低下させて起動時間を短縮することができる。
また、本発明の発振器起動制御回路は、起動時から所定期間、発振器出力を遮断する第2のスイッチを備える。
上記構成によれば、起動時の出力波形が発振器に回り込むことによって起こる起動時間の遅延、または不発振を避けることができる。
また、本発明の発振器起動制御回路は、供給される電源電圧の立ち上がりに応答して、前記第2のスイッチの遮断期間を設定する第2の時定数回路を備える。
上記構成によれば、発振器出力の遮断期間を正確に設定することができる。
また、本発明の発振器起動制御回路は、前記MOS可変容量のゲートを前記水晶振動子の一端に接続する第1の容量と、前記MOS可変容量のドレインを前記水晶振動子の他端に接続する第2の容量とを備え、前記MOS可変容量のゲートおよびドレインに制御電圧を印加して前記MOS可変容量の容量値を変化させ、所定の発振周波数に調整するものである。
上記構成によれば、単一のMOS可変容量で発振ループを構成するので、発振器起動制御回路を小型化することができる。
また、本発明の発振器起動制御回路は、供給される電源電圧の立ち上がりを検出し、前記第1または第2の時定数回路に駆動信号を供給する電圧検知回路を備える。
上記構成によれば、電源電圧の立ち上がりを正確に検出し、起動時間を安定して制御することができる。
また、本発明の発振器起動制御回路は、前記MOS可変容量が、フローティングノードを有し、起動時から所定期間短絡して前記フローティングノードを所定電圧に固定する第3のスイッチを備える。
上記構成によれば、起動時から所定期間短絡してフローティングノードを所定電圧に固定することにより、発振起動時、MOS可変容量のフローティングノードの安定性を高め、発振回路の起動後、一定の発振周波数を出力させることができる。
さらに、本発明の発振器起動制御回路は、前記第3のスイッチの短絡期間が、前記第1の時定数回路により設定されるものである。
上記構成によれば、安定化された起動期間を正確に設定することができる。
本発明に係る発振器起動制御回路によれば、起動時間を著しく短縮し、また起動時間を安定化させることができる。また、発振回路の起動後、発振周波数を安定化することができる。
さらに、本発明に係る発振器起動制御回路を、携帯電話機を代表とする携帯機器に用いれば、間欠動作時に起動時間を短縮することによりオフの時間を長くすることができるため、低消費電力化の効果を高めることができる。
以下、本発明の実施形態に係る発振器起動制御回路の具体例について、図面を参照しながら説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明に係る発振器起動制御回路の第1の実施形態を示した図である。
図1において、電源電圧(17)を印加されたREG電圧回路(2)によって発振回路(1:発振器)にREG電圧が印加される。図1の発振回路(1)は、インバータ(14)の入力と出力を水晶振動子(15)の両端および抵抗(16)の両端に接続し、入力をMOS可変容量(10)のドレインに、出力をMOS可変容量(11)のドレインに接続し、MOS可変容量(10)のソースを固定容量(12)に接続し、MOS可変容量(11)のソースを固定容量(13)に接続し、固定容量(12、13)の他端をGNDに接続している水晶発振回路である。
更にMOS可変容量(10)のゲートに抵抗(18)とスイッチ(7:第1のスイッチ)を接続し、MOS可変容量(11)のゲートに抵抗(19)とスイッチ(8:第1のスイッチ)を接続し、抵抗(18、19)の他端を互いに接続し、更に電圧制御回路(3)に接続している。
一方、REG電圧検知回路(4)はREG電圧回路(2)の立上りを検出する信号が伝達されるように接続され、その信号を時定数回路1、2(6、5)に伝達するように接続される。更に時定数回路1(6)は上記の信号によりスイッチ(7、8)をショート、またはオープンとする制御信号を伝達するように接続され、時定数回路2(5)はスイッチ(9)をショート、またはオープンとする制御信号を伝達するように接続されている。
図1において、電源電圧(17)を印加されたREG電圧回路(2)によりREG電圧を印加されて動作する発振回路(1)を考える。REG電圧検知回路(4)は電源電圧(17)の起動時にREG電圧回路(2)が立ち上がったことを検知する回路であり、その立上り時間を基準として時定数回路1(6)と時定数回路2(5)を動作させる。時定数回路1(6)は上記の基準時間から上記のある一定時間スイッチ(7、8)をショートさせ、ある一定時間を過ぎるとオープンとなる。これにより、上記のある一定時間はMOSトランジスタのドレイン側から見える容量値を著しく小さくすることができ、水晶発振回路(1)の負荷容量CLを小さく保ち、起動時の発振開始を早くすることができ、ある程度発振が開始したところでスイッチ(7、8)をオープンにすることで負荷容量CLを電圧制御回路(3)から印加される制御電圧でMOS可変容量10、11の容量値を制御できるようにし、負荷容量CLを調整して所望の周波数f0で安定発振させることができる。
更に時定数回路2(5)は上記の基準時間からある一定時間スイッチ(9:第2のスイッチ)をオープンとし、上記のある一定時間を過ぎるとショートさせるように動作する。これにより、起動時の出力波形が発振器に回り込むことによって起こる起動時間の遅延、または不発振を避けることができる。
次に、上記の起動時の動作についてタイムチャートを使用して説明する。
図3は従来の発振回路の起動特性の一例を示す。電源電圧VCCが立ち上がるとREG電圧が電源電圧VCCに追随して立上り、時刻t=t1で、ある一定の電圧V(Hi)に落ち着く。発振器の発振波形はREG電圧が立上り始めてから時刻t=t1までのある時間から発振を始め、徐々に振幅が大きくなっていき、時刻t=t2で発振波形が安定する。発振波形の振幅が徐々に時間をかけて大きくなっていくのは主に発振器の負荷容量CLに依存しており、起動時間の遅延の原因となっている。
図4は従来の発振回路の起動特性の一例であり、電源電圧VCCが図3の場合よりもゆっくりと立ち上がった場合を示す。この場合もREG電圧が電源電圧VCCに追随して立上り、時刻t=t1で、ある一定の電圧に落ち着く。発振波形はREG電圧が立上り始めてから時刻t=t1までのある時間から発振を始め、徐々に振幅が大きくなっていき、時刻t=t2で発振波形が安定するが、図4の時刻t2は図3の時刻t2とは異なり、一般的には(図4の時刻t2)>(図3の時刻t2)となり、発振波形が安定する時刻t=t2は電源電圧VCCの立上り特性に依存して変動し、安定しないという不具合があった。以上から従来回路では起動時間の遅延、さらに起動時間が安定しないという不具合を併せ持つ。
図5は本実施形態における発振回路の起動特性の一例を示す。なお、図5では、時定数回路1(6)をREG電圧回路(2)に直結(REG電圧検知回路(4)を不動作)して動作させ、時定数回路2(5)を動作させない場合について説明する。
電源電圧VCCが立ち上がるとREG電圧が電源電圧VCCに追随して立上り、時刻t=t1で、ある一定の電圧に落ち着く。発振器の発振波形はREG電圧が立上り始めてから時刻t=t1までのある時間から時定数回路1(6)が動き始め、t1≦t≦t2の間は時定数回路1(6)から出力される信号により負荷容量CL値を小さくするスイッチ7,8をONし、発振器の負荷容量CLを小さく保つ。発振器は0≦t≦t1の間で発振を始め、t1≦t≦t2の間は負荷容量CLが小さいため、振幅が著しく早く大きくなる。これにより起動時間の短縮を図ることができる。時刻t2でスイッチ7,8がOFFしてCL値が通常値になり、振幅は徐々に定常状態に近づいていき、時刻t=t3で発振波形が安定する。
図6は本実施形態における発振回路の起動特性のバラツキ(REG電圧検知回路(4)および時定数回路2(5)を不動作にして、時定数回路1(6)だけを動作させた場合の欠点)の一例を示す。電源電圧VCCが立ち上がるとREG電圧が電源電圧VCCに追随して立上り、時刻t=t1で、ある一定の電圧に落ち着く。発振器の発振波形はREG電圧が立上り始めてから時刻t=t1までのある時間から時定数回路1(6)が動き始め、t1≦t≦t2の間は時定数回路1(6)から出力される信号により負荷容量CL値を小さくするスイッチ7,8をONし、発振器の負荷容量CLを小さく保つ。発振器は0≦t≦t1の間で発振を始め、t1≦t≦t2の間は負荷容量CLが小さいため、振幅が著しく早く大きくなる。時刻t=t2でスイッチ7,8がOFFしてCL値が通常値になり、振幅は徐々に定常状態に近づいていき、時刻t=t3で発振波形が安定する。その際に時定数回路1(6)が動作を始めるために必要なVREGの電圧をV1(0<V1<V(Hi))とし、VREGが立ち上がる時刻をt1とすると動作開始時刻t=t1’は0≦t1’≦t1となる。ここでV1はΔV1(=V(Hi)−V1)のバラツキを持つとすると、t1’は図6に示すようにΔt1(=t1-t1’)のバラツキを持ち、t2’はΔt2(=t2-t2’≒Δt1)のバラツキを持つ。同様にt3’はΔt3(=t3-t3’)のバラツキを発生する。
図7は本実施形態における発振回路の起動特性のバラツキ(REG電圧検知回路(4)および時定数回路2(5)を不動作にして、時定数回路1(6)だけを動作させた場合の欠点)の他の例で、図6の場合よりも電源電圧VCCを遅く立ち上げた場合を示す。時定数回路1(6)が起動時の動作を始めるために必要なVREGの電圧V1(0<V1<V(Hi))は一定であり、ΔV1も一定であるとした場合、Δt1は電源電圧VCCとREG電圧の起動時の傾きが緩いために図6のΔt1より大きくなり、同様にΔt2も図6の場合よりも大きくなる。また同様にΔt3も図6の場合より大きくなり、バラツキはより大きくなると考えられる。
以上から、本実施形態の発振回路の起動時間は、REG電圧検知回路(4)および時定数回路2(5)を不動作にして、時定数回路1(6)だけを動作させた場合に、電源電圧VCCの起動条件と時定数回路1(6)の動作開始電圧V1のバラツキに依存し、不安定であるという不具合を内包している。
そこで、上記の不具合を改善するために本実施形態では、REG電圧検知回路(4)を動作させ、時定数回路1(6)の動作開始時間をVREGの電圧が完全に立ち上がった時刻に設定するとともに、時定数回路2(5)を動作させる。
REG電圧検知回路(4)は、REG電圧回路(2)の出力であるREG電圧を監視し、上記のしきい値V1で出力を急激に立ち上げるシュミット回路により構成できる。あるいは、REG電圧が所定の電圧V(Hi)に達した時に、出力を急激に立ち上げるシュミット回路により構成できる。
図8は本実施形態の発振回路において、REG電圧検知回路(4)、時定数回路1(6)および時定数回路2(5)のすべてを動作させる場合の起動特性の一例である。この場合は、時定数回路1(6)の動作開始時間はVREGの電圧が完全に立ち上がった時刻t=t1に設定されるため、時刻t1のバラツキΔt1は抑えられる。これにより負荷容量CLはVREGが立上り、回路が安定して立ち上がった状態から発振器が発振を始め、OSC波形は安定して発振を開始し、起動時間を安定させることができる。
さらに図1に示すように時定数回路2(5)を動作させる場合は、これが動作する時間(t1−t4)の間、スイッチ(9)をオフして発振器の出力波形を出力しないようにしておくことで起動時に発生する出力波形の発振器への回り込みによる起動の遅延、または不発振を引き起こすことを防ぐ。
以上から、図8のOSC出力波形のように安定した発振波形を安定した起動時間t=t4に発生することが可能となる。
(第2の実施形態)
図9は、第1の実施形態と可変容量素子(10)の形状、および電圧制御回路(3、22)から電圧を印加する方法が異なる発振器起動制御回路の第2の実施形態を示した図である。
図9において、電源電圧(17)を印加されたREG電圧回路(2)によって発振回路(1)にREG電圧が印加される。図9の発振回路(1)はインバータ(14)の入力と出力を水晶振動子(15)の両端、抵抗(16)の両端に接続し、さらに入力と出力をMOS可変容量(10)に印加される制御電圧をカットする容量(20),(21)に接続し、MOS可変容量(10)のゲートを第1の制御電圧回路(3)に、ドレインを第2の制御電圧回路(22)に接続し、MOS可変容量(10)のソースを固定容量(12)に接続し、固定容量(12)の他端をGNDに接続している水晶発振回路である。
更にMOS可変容量(10)のゲートに抵抗(18)とスイッチ(7:第1のスイッチ)を接続し、ドレインに抵抗(19)とスイッチ(8:第1のスイッチ)を接続し、抵抗(18)の他端に第1の制御電圧回路(3)を接続し、抵抗(19)の他端に第2の制御電圧回路(22)を接続している。
本実施形態の発振器起動制御回路においても、第1の実施形態と同様に動作させることにより、所定の時間に水晶発振回路(1)の負荷容量CLを小さく保ち、起動時の発振開始を早くすることができる。
また、ある程度発振が開始したところでスイッチ(7,8)をオープンにすることで負荷容量CLを電圧制御回路(3,22)から印加される制御電圧でMOS可変容量(10)の容量値を制御できるようにし、負荷容量CLを調整して所望の周波数f0で安定発振させることができる。
さらに、時定数回路2(5)を動作させ、この動作時間の間スイッチ(9:第2のスイッチ)をオフして発振器の出力波形を出力しないようにしておくことにより、起動時に発生する出力波形の発振器への回り込みによる起動の遅延、または不発振を引き起こすことを防ぐことができる。
(第3の実施形態)
図10は、起動後の発振周波数の安定性を向上するために、時定数回路1(6)によって生成される一定時間の間、可変容量素子(10)のフローティングノードを固定させるスイッチ(24)によりフローティングノードを発振安定電圧に固定し、上記一定時間の後、フローティングノードを通常のフローティング状態に戻す第3の実施形態を示した図である。
図10の発振回路(1)は図9の発振回路(1)のMOS可変容量(10)のソースに抵抗(23)とスイッチ(24:第3のスイッチ)を接続し、抵抗(23)の他端に、第3の制御電圧回路(25)を接続している水晶発振回路である。
一方、REG電圧検知回路(4)はREG電圧回路(2)の立上りを検出する信号が伝達されるように接続され、その信号を時定数回路1、2(6、5)に伝達するように接続される。さらに、時定数回路1(6)は上記の信号によりスイッチ(24)をショート、またはオープンとする制御信号を伝達するように接続されている。
図10において、時定数回路1(6)は、基準時間からある一定時間、フローティングノードに接続されたスイッチ(24)をショートさせ、ある一定時間を過ぎるとオープンとする。これにより、発振起動時、可変容量素子(10)のフローティングノードの安定性を高め、発振回路の起動後、一定の発振周波数を出力させることができる。
(第4の実施形態)
図11は、起動後の発振周波数の安定性を向上するために、時定数回路3(26)によって生成される一定時間の間、可変容量素子(10)のフローティングノードを固定させるスイッチ(24)によりフローティングノードを発振安定電圧に固定し、上記一定時間の後、フローティングノードを通常のフローティング状態に戻す第4の実施形態を示した図である。
一方、REG電圧検知回路(4)はREG電圧回路(2)の立上りを検出する信号が伝達されるように接続され、その信号を時定数回路1、2(6、5)に伝達するように接続される。さらに、時定数回路3(26)は上記の信号によりスイッチ(24)をショート、またはオープンとする制御信号を伝達するように接続されている。
図11において、時定数回路3(26)は、基準時間からある一定時間、フローティングノードに接続されたスイッチ(24)をショートさせ、ある一定時間を過ぎるとオープンとする。これにより、発振起動時、可変容量素子(10)のフローティングノードの安定性を高め、発振回路の起動後、一定の発振周波数を出力させることができる。
図12は従来の発振回路の周波数起動特性の一例を示す。時刻t=0で電源電圧VCCが立ち上がるとREG電圧が電源電圧VCCに追随して立上り、発振回路の出力周波数は水晶振動子(15)と負荷容量CLで決まる周波数f0を出力するように起動する。しかし、可変容量素子(10)にフローティングノードが存在する場合、フローティングノードの電圧が変動するため、時刻t=t02で周波数f0に収束せず時刻t=t04で周波数f0へと収束し、起動後、時刻t=t04まで、周波数f0で安定発振することができない。
図13は本実施形態においてフローティングノード固定回路(スイッチ(24)、電圧制御回路(25)等)を内蔵した場合の周波数起動特性の一例を示す。電源電圧VCCが立ち上がるとREG電圧が電源電圧VCCに追随して立上がる。REG電圧が立上り始めてから時刻t=t02の間のある時刻t=t01でスイッチ(24)を切り替えることにより、時刻t=t02において周波数f0で安定発振することができる。
図14は本実施形態においてフローティングノード固定回路を内蔵した場合の周波数起動特性の一例を示す。電源電圧VCCが立ち上がるとREG電圧が電源電圧VCCに追随して立上がる。REG電圧が立上り始めてから時刻t=t02の間のある時刻t=t01まで、スイッチ(24)をショートすることにより、フローティングノードを発振安定電圧に固定し、時刻t=t01でスイッチ(24)をオープンすることにより、フローティングノードをより早く安定な電圧にし、時刻t=t02において周波数f0で安定発振することができる。
図15は本実施形態においてフローティングノード固定回路を内蔵し、時定数回路3を使用した場合の周波数起動特性の一例を示す。電源電圧VCCが立ち上がるとREG電圧が電源電圧VCCに追随して立上がる。REG電圧が立上り始めてから時刻t=t02の間のある時刻t=t03まで、スイッチ(24)をショートすることにより、フローティングノードを発振安定電圧に固定し、時刻t=t03でスイッチ(24)をオープンすることにより、フローティングノードをより早く安定な電圧にし、時刻t=t02において周波数f0で安定発振することができる。
以上説明したように、本実施形態の発振器起動制御回路によれば、起動時間を著しく短縮し、また起動時間を安定化させることができる。また、発振回路の起動後、発振周波数を安定化することができる。
さらに、本実施形態の発振器起動制御回路を、携帯電話機を代表とする携帯機器に用いれば、間欠動作時に起動時間を短縮することによりオフの時間を長くすることができるため、低消費電力化の効果を高めることができる。
本発明の発振器起動制御回路は、起動時間を著しく短縮し、また起動時間を安定化させることができる効果を有し、水晶発振器回路の起動時間の短縮と制御、発振周波数の安定化に適した発振器起動制御回路等に有用である。
本発明の第1の実施形態に係る発振器起動制御回路の構成例を示す回路図 従来の発振回路の構成例を示す図 従来の発振回路の起動特性の一例(1)を示す図 従来の発振回路の起動特性の一例(2)を示す図 本発明の第1の実施形態における発振回路の起動特性の一例を示す図(時定数回路1(6)をREG電圧回路(2)に直結(REG電圧検知回路(4)を不動作)して動作させ、時定数回路2(5)を動作させない場合) 本発明の第1の実施形態における発振回路の起動特性のバラツキ(REG電圧検知回路(4)および時定数回路2(5)を不動作にして、時定数回路1(6)だけを動作させた場合の欠点)の一例を示す図(1) 本発明の第1の実施形態における発振回路の起動特性のバラツキ(REG電圧検知回路(4)および時定数回路2(5)を不動作にして、時定数回路1(6)だけを動作させた場合の欠点)の一例を示す図(2) 本発明の第1の実施形態においてREG電圧検知回路(4)、時定数回路1(6)および時定数回路2(5)のすべてを動作させる場合の起動特性の一例を示す図 本発明の第2の実施形態に係る発振器起動制御回路の構成例を示す回路図 本発明の第3の実施形態に係る発振器起動制御回路の構成例を示す回路図 本発明の第4の実施形態に係る発振器起動制御回路の構成例を示す回路図 従来の発振回路の周波数起動特性の一例を示す図 本発明の第3の実施形態に係るフローティングノード固定回路を内蔵した場合の周波数起動特性の一例を示す図(1) 本発明の第3の実施形態に係るフローティングノード固定回路を内蔵した場合の周波数起動特性の一例を示す図(2) 本発明の第4の実施形態に係るフローティングノード固定回路を内蔵した場合の周波数起動特性の一例を示す図
符号の説明
1 水晶発振回路
2 REG電圧回路
3,22,25 電圧制御回路
4 REG電圧検知回路
5 時定数回路2
6 時定数回路1
7,8,9,24 スイッチ
10、11 MOS可変容量
12,13,20,21 固定容量
14 インバータ
15 水晶振動子
16,18,19,23 抵抗
17 電源電圧
26 時定数回路3

Claims (8)

  1. 水晶振動子と、前記水晶振動子の両端にそれぞれ接続されたMOS可変容量と、を有し、前記MOS可変容量にそれぞれ接続された抵抗を互いに接続し、前記抵抗を介して前記MOS可変容量に制御電圧を印加する電圧制御回路を接続して発振ループを形成する発振器における、前記MOS可変容量の容量値を変化させて所定の発振周波数に調整する発振器起動制御回路であって、
    前記MOS可変容量は、フローティングノードを有し、
    一端が前記電圧制御回路と前記MOS可変容量との間に接続され、起動時から所定期間、短絡することにより前記MOS可変容量の容量値を低下させる第1のスイッチと、
    供給される電源電圧の立ち上がりに応答して、前記第1のスイッチの動作期間を設定する第1の時定数回路と、
    起動時から所定期間短絡して前記フローティングノードを所定電圧に固定する第3のスイッチと、を備える発振器起動制御回路。
  2. 水晶振動子と、前記水晶振動子の両端にそれぞれ接続されたMOS可変容量と、を有し、前記MOS可変容量にそれぞれ接続された抵抗を互いに接続し、前記抵抗を介して前記MOS可変容量に制御電圧を印加する電圧制御回路を接続して発振ループを形成する発振器における、前記MOS可変容量の容量値を変化させて所定の発振周波数に調整する発振器起動制御回路であって、
    前記MOS可変容量は、フローティングノードを有し、
    一端が前記電圧制御回路と前記MOS可変容量との間に接続され、起動時から所定期間、短絡することにより前記MOS可変容量の容量値を低下させる第1のスイッチと、
    起動時から所定期間短絡して前記フローティングノードを所定電圧に固定する第3のスイッチと、
    前記MOS可変容量のゲートを前記水晶振動子の一端に接続する第1の容量と、
    前記MOS可変容量のドレインを前記水晶振動子の他端に接続する第2の容量とを備える発振器起動制御回路。
  3. 請求項1または2記載の発振器起動制御回路であって、
    前記第1のスイッチは、前記MOS可変容量のゲートと、基準電位間に接続される発振器起動制御回路。
  4. 請求項1または2記載の発振器起動制御回路であって、
    起動時から所定期間、発振器出力を遮断する第2のスイッチを備える発振器起動制御回路。
  5. 請求項1または2記載の発振器起動制御回路であって、
    供給される電源電圧の立ち上がりに応答して、前記第2のスイッチの遮断期間を設定する第2の時定数回路を備える発振器起動制御回路。
  6. 請求項1または2記載の発振器起動制御回路であって、
    供給される電源電圧の立ち上がりを検出し、前記第1または第2の時定数回路に駆動信号を供給する電圧検知回路を備える発振器起動制御回路。
  7. 請求項1または2記載の発振器起動制御回路であって、
    前記第3のスイッチの短絡期間は、前記第1の時定数回路により設定される発振器起動制御回路。
  8. 請求項1または2記載の発振器起動制御回路であって、
    前記第3のスイッチの短絡期間は、第3の時定数回路により設定される発振器起動制御回路。
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