JP4167081B2 - 景品取得ゲーム装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、景品取得ゲーム装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、筐体内の景品を取得するゲーム装置としては、筐体内に置かれた景品の一つを狙い遊戯者がクレーンを操作して景品を掴みとるクレーンゲーム装置がある(例えば、特許文献1参照)。このゲーム装置は、設置に広いスペースが必要とされるためスペース効率が悪い。
【0003】
また、バーに吊持された景品をハンド部で把持して取得するゲーム装置、所謂コンビニキャッチャーや、ボールチェーンを介して吊持された景品を下方に押圧することで、ボールチェーンの係止を解除させることにより景品を落下させて取得するゲーム装置等もある(例えば、特許文献2、3参照)。
これらのゲーム装置は、景品を上下左右に配列してゲーム空間内に景品を吊り下げることができるため、スペース効率に優れることとなる。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−157773号公報
【特許文献2】
特開2001−252462号公報
【特許文献3】
特開平9−285638号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
これらの景品取得ゲーム装置は、根強い人気を保っているものの、そのゲーム性は殆ど変化しておらず、新しいゲーム性を有する景品取得ゲーム装置の出現が待望されている。
本発明は、上述した課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、新たなゲーム性を有する景品取得ゲーム装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決するために、本発明は、以下のようなものを提供する。
(1)複数の景品がゲーム空間に吊持され、各景品のうち所望の景品を落下させることにより景品を取得する景品取得ゲーム装置であって、
上記景品を吊持する吊持体と、上記吊持体を切断する切断手段と、上記切断手段を移動させる移動手段と、上記切断手段及び上記移動手段を操作するための指示の入力を可能とする操作手段とを備えたことを特徴とする。
【0008】
(1)の発明によれば、景品を吊持している吊持体を切断手段で切断することにより、景品を落下させて取得することができるゲームを提供することができる。この景品取得ゲームは、一見すると容易に景品を取得することができるように思えるのであるが、逆に景品を取得することができなかった場合にはよりゲームに熱中しやすくなるというゲーム性を有するものである。
また、ハサミ等を備えた切断手段により紐等の吊持体を切断して景品を取得するというゲーム内容は、極めて把握しやすいものであり、幅広いプレーヤに受け入れられやすいゲーム性を有する。また、切断するという動作は、成功したか否かが一時で決する動作であるため、景品を掴みとるという動作と比べると、苛立ち等を覚え難く、成功したときにより大きな爽快感を得ることができるというゲーム性を有する。さらに、先に景品取得ゲームを行い、切断手段により吊持体に切れ込みを入れることができれば、次に当該吊持体を切断しやすくなるため、複数回にわたって景品を取得する過程を楽しむようなゲームを提供することもでき、プレーヤの達成感や満足感を向上させることが可能である。
【0009】
さらに、本発明は以下のようなものを提供する。
(2) 上記(1)に記載の景品取得ゲーム装置であって、
上記移動手段は、吊持体と交わらない軸に沿って切断手段を移動させる第一移動手段と、吊持体へ向けて切断手段を移動させる第二移動手段とを含むことを特徴とする。
【0010】
(2)の発明によれば、所望する景品を吊持する吊持体を切断するために、切断手段に少なくとも2種類の方向へ動きを与える必要があるため、より面白みのあるゲームを提供することができる。
【0011】
(3) 上記(2)に記載の景品取得ゲーム装置であって、
上記第一移動手段は、上記軸に沿って鉛直方向に切断手段を移動させ、上記第二移動手段は、吊持体へ向けて水平方向に切断手段を移動させることを特徴とする。
【0012】
(3)の発明によれば、切断手段が移動し得る方向が鉛直方向と水平方向とになっており、標的となる吊持体に切断手段を到達させるために必要な移動距離等の予測を立て易いため、プレーヤは気軽に景品取得ゲームを楽しむことができる。
【0013】
(4) 上記(2)又は(3)に記載の景品取得ゲーム装置であって、
上記移動手段は、上記軸を中心に切断手段を旋回させる第三移動手段を含むことを特徴とする。
【0014】
(4)の発明によれば、切断手段が軸を中心に旋回するため、景品を効率よく配列させることが可能となり、狭いスペースにも設置することができ、スペース効率に優れる。また、切断手段が直線的に移動するだけではなく、曲線的にも移動することになるため、面白みのある景品取得ゲームを提供することが可能になる。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明の景品取得ゲーム装置の実施例について図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の景品取得ゲーム装置の一例を模式的に示す斜視図である。
本発明の景品取得ゲーム装置10は、略円柱形状の本体装置11と、本体装置11の上部に設置された円筒形状の透明枠体12と、透明枠体12の上部に設置されたドーム形状の天井体17とからなる。
【0016】
透明枠体12の内部には、連結部材16によって天井体17から吊り下げられた3つの円環形状のホイール13が、上下方向に所定間隔をあけて配設されている。各ホイール13の内周側には、複数の鈎部材14が設けられており、それぞれの鈎部材14には、例えば、ぬいぐるみ、プラスチック人形等の景品21が吊持体20により吊持されている。
なお、本発明の景品取得ゲーム装置において、ゲーム空間に吊持される景品としてはゲーム空間に吊持させることができる大きさ及び重さを有するものであれば特に限定されない。その具体例としては、例えば、ぬいぐるみ、プラスチック人形、カプセル、キーホルダ等が挙げられる。
【0017】
透明枠体12の下部には、その中央に開口を有する擂鉢形状の底部15が設けられている。
また、透明枠体12の内部の中央には、その下側に傘部19を備えた動作部30が垂設されている。動作部30はハサミ31を有しており、後述する操作部24を介して入力された指示に応じて動作するものである。ハサミ31によって吊持体20が切断されると、この吊持体20により鈎部材14に吊持された景品21は下方へ落下し、底部15と傘部19とにより形成された景品落下口22を介して、ゲーム空間から排出されることになる。なお、景品取得ゲーム装置10において、ゲーム空間とはハサミ31が移動可能な領域をいう。
動作部30の構造及び動作については、後で図面を用いて詳述することにする。
【0018】
本体装置11には、プレーヤが所定の指示を入力することが可能な操作部24が設けられている。操作部24は、ハサミ31を旋回させるための旋回用ボタン25と、ハサミ31を上方向へ移動させるための上昇用ボタン26と、ハサミ31を吊持体20へ向けて移動させるための延長用ボタン27と、ハサミ31に切断動作を行わせるための切断用ボタン28と、硬貨が投入される硬貨投入口29とからなる。また、本体装置11の下部には、景品払出口18が設けられており、この景品払出口18から、景品落下口22を介してゲーム空間から排出された景品21が払い出されることになる。
【0019】
次に、動作部30の構造及び動作について、図2〜図10を用いて説明することにする。なお、図2〜図10においては、各装置や機器を接続する配線は図示していない。
図2は、図1に示した景品取得ゲーム装置10に備えられた動作部30を模式的に示す正面図である。図中、白抜きの矢印は、各機器、装置又は部材の動きを示している。
【0020】
本体装置10(図示せず)内に設置されたベース40上には、その下側に傘部19を備えたガイドポール(軸)52が回動可能に垂設されており、また、ベース40には、ガイドポール52を回転させるための旋回用モータ41が設置されている。傘部19の内部において、旋回用モータ41が備えるギア42は、ガイドポール52の下部に取り付けられたギア43と噛み合っており、旋回用モータ41のギア42の回転がギア43に伝達され、ガイドポール52が傘部19とともに回転することになる。その結果、ガイドポール(軸)52を中心に、後述する切断手段が旋回することになる。当該構成については、後で図3を用いて詳述することにする。
【0021】
ガイドポール52の傘部19より上側の部分は、長手方向にスリット53が形成された四角筒形状を有しており、その内部の最も下側には上昇用モータ50が設置されている。上昇用モータ50には、垂直方向へ向けてネジ棒59が固定して取り付けられており、ネジ棒59は上昇用モータ50によって回転する。
ガイドポール52に移動可能に設置された移動ユニット60は、このネジ棒59の回転によって上下動を行う。その結果、ガイドポール(軸)52に沿って鉛直方向に、後述する切断手段が移動することになる。当該構成については、後で図4、図5を用いて詳述することにする。
【0022】
移動ユニット60は、ハサミ31を備えるとともに、ハサミ31に切断動作を行わせる切断動作ユニット32と、切断動作ユニット32を吊持体20へ向けて移動させる伸縮動作ユニット70とを備えている。伸縮動作ユニット70によって、切断動作ユニット32が吊持体20へ向けて移動し、切断動作ユニット32が切断動作を行うことにより、吊持体20が切断され、吊持体20に吊持された景品21が落下することになる。すなわち、伸縮動作ユニット70は、切断動作ユニット32を吊持体20へ向けて水平方向へ移動させるものであり、切断動作ユニット32は、吊持体20を切断するものである。なお、伸縮動作ユニット70については、図6〜図9を用いて詳述することとし、切断動作ユニット32については、図10を用いて詳述することにする。
【0023】
景品取得ゲーム装置10において、動作部30の切断動作ユニット32は、吊持体20を切断する切断手段として機能し、動作部30は、切断手段である切断動作ユニット32を移動させる移動手段として機能する。
【0024】
図3は、図1に示した景品取得ゲーム装置10に備えられた傘部19の内部構造を模式的に示す平面図である。図中、白抜きの矢印は、各機器、装置又は部材の動きを示している。
【0025】
ベース40の外周側には、旋回用モータ41(図示せず)が設置されており、ベース40の中心部分には、傘部19を備えたガイドポール(軸)52が回動可能に垂設されている。旋回用モータ41が備えるギア42は、ガイドポール52の下部に取り付けられたギア43と噛み合っており、旋回用モータ41のギア42の回転がギア43に伝達され、ガイドポール52が傘部19とともに回転する。その結果、ガイドポール(軸)52を中心に、移動ユニット60が旋回する。
【0026】
ガイドポール52に取り付けられたギア43の外周部分には、外周方向へ突出した接点43aが形成されており、また、ベース40には、機械式センサである回転基準位置センサ44と、回転限界位置センサ45とが設置されている。
これらの回転基準位置センサ44と、回転限界位置センサ45とは、ギア43の接点43aと接触するように設置されており、ギア43の回転を検知することができる。すなわち、ゲーム実行時、旋回用モータ41の駆動(正転)に伴ってギア43が回転して、接点43aが回転限界位置センサ45によって検知されると、旋回用モータ41の回転が停止する。一方、ゲーム終了時には、旋回用モータ41の駆動(逆転)に伴ってギア43が回転して、接点43aが回転基準位置センサ44によって検知されると、旋回用モータ41の回転が停止する。その結果、移動ユニット60は、所定位置を基準として一定範囲内で旋回することができるのである。
【0027】
図4は、図1に示した景品取得ゲーム装置10に備えられた移動ユニット60を模式的に示す斜視図である。
図5(a)は、図1に示した移動ユニット60を模式的に示す縦断面図であり、(b)は、そのA−A線断面図である。
【0028】
図4に示すように、四角筒形状のガイドポール52は、その一面に長手方向にスリット53が形成されており、ガイドポール52の内部の最も下側には上昇用モータ50が設置されている。上昇用モータ50には、垂直方向になるようにネジ棒59が固定して取り付けられており、ネジ棒59は上昇用モータ50によって回転する。
【0029】
図5(a)、(b)に示すように、ガイドポール52内には、スライダ64が昇降可能に介装されており、スライダ64は、スリット53から突出して、移動ユニット60の筐体61に形成された支持台62を固定支持している。すなわち、ガイドポール52内のネジ棒59は、スライダ64を貫通螺合しており、上昇用モータ50の駆動によりネジ棒59が回転すると、スライダ64がガイドポール52に案内されて上下に摺動し、ともに移動ユニット64が昇降するのである。また、移動ユニット60の支持台62には、4つのプーリ63が遊動可能に設置されており、移動ユニット64の昇降に伴い、ガイドポール52のスリット53に沿って回転するように構成されている。図中、70は伸縮動作ユニットを示している。
【0030】
また、図4に示すように、ガイドポール52の外面の最下部には、昇降基準位置センサ54が上側に接点を有するように設置されており、また、ガイドポール52の外面の最上部には、昇降限界位置センサ55が下側に接点を有するように設置されている。
これらの昇降基準位置センサ54と、昇降限界位置センサ55とは、それぞれ接点が移動ユニット60と接触するように設置されており、移動ユニット60の昇降を検知することができる。すなわち、ゲーム実行時、上昇用モータ50の駆動(正転)に伴ってネジ棒59が回転して、移動ユニット60が上昇し、移動ユニット60が昇降限界位置センサ55によって検知されると、上昇用モータ50の回転が停止する。一方、ゲーム終了時には、上昇用モータ50の駆動(逆転)に伴ってネジ棒59が回転して、移動ユニット60が下降し、移動ユニット60が昇降基準位置センサ54によって検知されると、上昇用モータ50の回転が停止する。その結果、移動ユニット60は、ガイドポール52の一定範囲内で昇降することができるのである。
【0031】
次に、伸縮動作ユニット70について、図6〜図9を用いて説明する。
図6〜図9において、伸縮動作ユニット70を除く移動ユニット60内の構造は図示していない。
図6は、図1に示した景品取得ゲーム装置10に備えられた伸縮動作ユニット70を模式的に示す縦断面図である。
図7は、図6に示した伸縮動作ユニット70のA−A線断面図である。
【0032】
図6及び図7に示すように、伸縮動作ユニット70は、断面視矩形状の筐体71と、筐体71の内部に設置された各種機器等とから構成されたものであり、筐体71から水平方向に突出した状態の切断動作ユニット32を備えている。また、伸縮動作ユニット70の筐体71は、その一部が移動ユニット60の筐体61の内部に挿入され、固定されている。なお、以下、伸縮動作ユニット70において、切断動作ユニット32側を先端側ともいうこととし、移動ユニット60側を後端側ともいうこととする。
【0033】
筐体71の後端側には、減速装置(図示せず)を備えた前後駆動モータ72が設置されるとともに、基台支持部材73が設置されており、基台支持部材73上には、先端側へ突出するように基台74が設置されている。前後駆動モータ72の出力軸は基台74上に突出し、この出力軸には駆動ベルト車75が取り付けられている。基台74の先端側の上部には、遊動ベルト車76が回動自在に取り付けられている。また、遊動ベルト車76と駆動ベルト車75とには歯付きベルト(タイミングベルト)77が巻き付けられている。
【0034】
基台74の下面には、断面視略コ字状の上ガイド部材81が、基台74に沿うようにボルト等によって取り付けられている。また、上ガイド部材81には、複数のローラを備えた可動部材82が長手方向に移動可能に取り付けられている。また、可動部材82には、断面視略コ字状の下ガイド部材83が、上ガイド部材81と対向するように、長手方向に移動可能に取り付けられている。
【0035】
下ガイド部材83の下面には、取付板80がボルト等によって取り付けられている。この取付板80は、先端側から見た形状が逆L字形状を有しており、鉛直方向に延びた部分が歯付きベルト77の一側に固定されている。すなわち、下ガイド部材83は、取付板80によって、歯付きベルト77に固定されているのである。また、下ガイド部材83の先端側には、ハサミ31を備えた切断動作ユニット32が取り付けられている。
【0036】
取付板80の上端には、上方に突出した接点80aが形成されている。また、筐体71の天井の内面であって、駆動ベルト車75の近傍には、前検出センサ78が取り付けられ、さらに、筐体71の天井の内面であって、遊動ベルト車76の近傍には、後検出センサ79が取り付けられている。これらの前検出センサ78と、後検出センサ79とは、それぞれの接点が、取付板80の接点80aと接触するように設置されており、伸縮動作ユニット70の動作を検知することができる。
【0037】
この伸縮動作ユニット70が作動した様子を図8、図9を用いて説明する。
図8は、図6に示した伸縮動作ユニット70が作動した様子を示す図である。
図9は、図8に示した伸縮動作ユニット70のA−A線断面図である。
【0038】
前後駆動モータ72が駆動すると、前後駆動モータ72の出力軸の回転に伴って駆動ベルト車75が回転し、駆動ベルト車75及び遊動ベルト車76に巻き付けられた歯付きベルト77が作動する。歯付きベルト77が作動すると、歯付きベルト77に固定して取り付けられた取付板80が先端側へ移動し、取付板80とともに下ガイド部材83が先端側へ移動する。その結果、ハサミ31を備えた切断ユニット32が水平方向に吊持体20(図示せず)に向けて移動することになる。
【0039】
ゲーム実行時、上述したように、前後駆動モータ72の駆動(正転)に伴って駆動ベルト車75が回転して、歯付きベルト77に取り付けられた取付板80が先端側へ移動し、取付板80の接点80aが後検出センサ79に接触することにより、伸縮動作ユニット70の動作が検出されると、前後駆動モータ72の回転が停止する。一方、ゲーム終了時には、前後駆動モータ72の駆動(逆転)に伴って駆動ベルト車75が回転して、歯付きベルト77に取り付けられた取付板80が後端側へ移動し、取付板80の接点80aが前検出センサ78に接触することにより、伸縮動作ユニット70の動作が検出されると、前後駆動モータ72の回転が停止する。その結果、伸縮動作ユニット70は、水平方向に一定範囲内で切断動作ユニット32を吊持体20へ向けて移動させたり、吊持体20から離れるように移動させたりすることができるのである。
【0040】
図10(a)は、図1に示した景品取得ゲーム装置10に備えられた切断動作ユニット32を模式的に示す縦断面図であり、(b)は、そのA−A線断面図である。
【0041】
伸縮動作ユニット70(図示せず)の下ガイド部材83の先端側には、下板48が設けられており、下板48の下面には開閉動モータ33が取り付けられている。開閉動モータ48の出力軸は下板48の上面へ突出しており、この出力軸にはギア34が取り付けられている。
【0042】
下板48には、上刃部材46と下刃部材47とからなるハサミ31が取り付けられている。上刃部材46は、上刃31aとギア部35aとが連結部材36aにより連結されたものであり、上刃31aを先端側へ向けて、ギア部35aが下板48に回動自在に取り付けられている。下刃部材47は、下刃31bとギア部35bとが連結部材36bにより連結されたものであり、下刃31bを先端側へ向けて、ギア部35bが下板48に回動自在に取り付けられている。なお、図中、49は上板を示している。
【0043】
開閉動モータ33のギア34は、上刃部材46のギア部35aと噛み合っており、上刃部材46のギア部35aは、下刃部材47のギア部35bと噛み合っている。従って、図10(b)にて白抜きの矢印で示すように、開閉動モータ48が駆動してギア34が回転すると、ギア34の回転が上刃部材46のギア部35aに伝達されてギア部35aが回転し、ギア部35aの回転が下刃部材47のギア部35bに伝達されてギア部35bが回転する。その結果、ハサミ31の上刃31aと下刃31bとが開閉動作を行うのである。
【0044】
上板49の下面には、下刃部材47の連結部材36bの通過する領域に相当する位置に、赤外線を照射する2つの発光部37a、37bが設置されている。
また、下板49の下面には、発光部37a、37bに対向する位置に、開検知センサ38と閉検知センサ39とが設置されている。
下板の開検知センサ38と閉検知センサ39とが設置された位置には、それぞれ発光部37a,37bから照射された赤外線が通過する貫通孔が形成されており、開検知センサ38は発光部37aから照射された赤外線を受光することかでき、閉検知センサ39は発光部37bから照射された赤外線を受光することができるように構成されている。
【0045】
開検知センサ38の上部を下刃部材47の連結部材36bが通過すると、発光部37aから開検知センサ38へ向けて照射される赤外線が連結部材36bによって遮断される。また、閉検知センサ39の上部を下刃部材47の連結部材36bが通過すると、発光部37bから閉検知センサ39へ向けて照射される赤外線が連結部材36bによって遮断される。開検知センサ38と閉検知センサ39とは、このような連結部材36bの遮光により、ハサミ31の動作を検知することができる。すなわち、ゲーム実行時、開閉動モータ33の駆動(正転)によるギア34の回転に伴って、ギア部35a、35bが回転して、ハサミ31の上刃31aと下刃31bとが閉動作を行い、下刃部材47の連結部材36bが閉検知センサ39に検知されると、開閉動モータ33の回転が停止する。一方、ゲーム終了時には、開閉動モータ33の駆動(逆転)によるギア34の回転に伴って、ギア部35a、35bが回転して、ハサミ31の上刃31aと下刃31bとが開動作を行い、下刃部材47の連結部材36bが開検知センサ38に検知されると、開閉動モータ33の回転が停止する。その結果、ハサミ31は一定範囲内で開閉動作を行うことができるのである。
【0046】
図11は、図1に示した景品取得ゲーム装置10の内部構造を模式的に示すブロック図である。
景品取得ゲーム装置10は、CPU(Central Processing Unit)101、ROM(Read Only Memory)102及びRAM(Random Access Memory)103を含む制御部100を備えている。
【0047】
CPU101は、操作部24を構成する各種ボタン25〜28から入力される入力信号等と、ROM102及びRAM103に記憶されたデータやプログラム等とに基づいて、各種の機器や装置に命令信号を送信することにより、景品取得ゲームを進行させる。
ROM102は、例えば、半導体メモリ等により構成され、景品取得ゲーム装置の基本的な機能を実現させるためのプログラムや、景品取得ゲームを進行させるためのプログラム等を記憶する。RAM103は、CPU101による演算結果や、ゲームの結果等に係るデータを一時的に記憶する。
【0048】
制御部100には、旋回用ボタン25、上昇用ボタン26、延長用ボタン27、切断用ボタン28及び硬貨識別器23が接続されている。
各種ボタン25〜28が操作されると、入力信号がCPU101に供給される。また、硬貨識別器23は、硬貨投入口29に投入された硬貨を検出すると、検出信号をCPU101に送信する。CPU101は、これらの命令信号や検出信号に基づいて、景品取得ゲームを進行させる処理を行う。
【0049】
また、制御部100には、旋回用モータ41、旋回用ボタンランプ84、回転基準位置センサ44及び回転限界位置センサ45が接続されている。
旋回用モータ41は、ハサミ31を備えた移動ユニット60を旋回させるためのモータであり、旋回用ボタン25からの入力信号を受信しているCPU101から供給される命令信号により駆動する。
旋回用ボタンランプ84は、旋回用ボタン25の直下に設置され、CPU101から供給される命令信号により、点灯、点滅又は消灯するランプである。この旋回用ボタンランプ84によって、旋回用ボタン25が点灯、点滅又は消灯するように見えることになり、旋回用ボタン25への指示の入力の受け付けが開始されたこと等がプレーヤに対して報知される。
回転基準位置センサ44及び回転限界位置センサ45は、ガイドポール52の最下部に設置されたギア43の接点43aを検出すると(図3参照)、検出信号をCPU101に供給する。
【0050】
また、制御部100には、上昇用モータ50、上昇用ボタンランプ85、昇降基準位置センサ54及び昇降限界位置センサ55が接続されている。
上昇用モータ50は、ハサミ31を備えた移動ユニット60を昇降させるためのモータであり、上昇用ボタン26からの入力信号を受信しているCPU101から供給される命令信号により駆動する。
上昇用ボタンランプ85は、上昇用ボタン26の直下に設置され、CPU101から供給される命令信号により、点灯、点滅又は消灯するランプである。この上昇用ボタンランプ85によって、上昇用ボタン26が点灯、点滅又は消灯するように見えることになり、上昇用ボタン26への指示の入力の受け付けが開始されたこと等がプレーヤに対して報知される。
昇降基準位置センサ54及び昇降限界位置センサ55は、ガイドポール52に沿って鉛直方向に昇降する移動ユニット60を検出すると(図4参照)、検出信号をCPU101に供給する。
【0051】
また、制御部100には、前後駆動モータ72、延長用ボタンランプ86、前検出センサ78及び後検出センサ79が接続されている。
前後駆動モータ72は、ハサミ31を備えた切断動作ユニット32を水平方向に吊持体20へ向けて移動させたり、吊持体20から離れるように移動させたりするモータであり、延長用ボタン27からの入力信号を受信しているCPU101から供給される命令信号により駆動する。
延長用ボタンランプ86は、延長用ボタン27の直下に設置され、CPU101から供給される命令信号により、点灯、点滅又は消灯するランプである。この延長用ボタンランプ86によって、延長用ボタン27が点灯、点滅又は消灯するように見えることになり、延長用ボタン27への指示の入力の受け付けが開始されたこと等がプレーヤに対して報知される。
前検出センサ78及び後検出センサ79は、伸縮動作ユニット70内で水平方向に移動する取付板80の接点80aを検出すると(図6〜図9参照)、検出信号をCPU101に供給する。
【0052】
さらに、制御部100には、開閉動モータ33、切断用ボタンランプ87、開検知センサ38及び閉検知センサ39が接続されている。
開閉動モータ33は、ハサミ31の開閉動作を行うためのモータであり、切断用ボタン28からの入力信号を受信したCPU101から供給される命令信号により駆動する。
切断用ボタンランプ87は、切断用ボタン28の直下に設置され、CPU101から供給される命令信号により、点灯、点滅又は消灯するランプである。この切断用ボタンランプ87によって、切断用ボタン28が点灯、点滅又は消灯するように見えることになり、切断用ボタン28への指示の入力の受け付けが開始されたこと等がプレーヤに対して報知される。
開検知センサ38及び閉検知センサ39は、ハサミ31の下刃部材47の連結部材36bを検知すると(図10参照)、検出信号をCPU101に送信する。
【0053】
以下においては、景品取得ゲーム装置10は起動しており、CPU101において用いられる変数は所定の値に初期化され、定常動作しているものとする。
図12は、上述した制御部60において実行されるゲーム実行処理を行うためのサブルーチンを示すフローチャートである。なお、このサブルーチンは、予め実行されている景品取得ゲーム装置10の景品取得ゲームを制御するプログラムから所定のタイミングで呼び出されて実行されるものである。
【0054】
最初に、硬貨投入口29に硬貨が投入されたか否かを判断する(ステップS1)。すなわち、硬貨投入口29に正規の硬貨が投入されると、硬貨識別器23は検出信号をCPU101に送信する。CPU101は、その検出信号を受信したか否かを判断するのである。なお、硬貨投入口29に正規の硬貨以外のものが投入された場合、硬貨識別器23は検出信号をCPU101に送信しない。
【0055】
ステップS1において、硬貨投入口29に硬貨が投入されていないと判断した場合、CPU101は本サブルーチンを終了する。
一方、ステップS1において、硬貨投入口29に硬貨が投入されたと判断した場合、CPU101は景品取得ゲームを開始させる。
【0056】
まず、CPU101は、旋回処理を行う(ステップS2)。旋回処理は、ガイドポール(軸)52を中心に、ハサミ31を備えた切断動作ユニット32を旋回させる処理である。なお、この旋回処理については、後で図13を用いて詳述することにする。
【0057】
次に、CPU101は、上昇処理を行う(ステップS3)。上昇処理は、ガイドポール(軸)52に沿って鉛直方向に、ハサミ31を備えた切断動作ユニット32を移動させる処理である。なお、この上昇処理については、後で図14を用いて詳述することにする。
【0058】
次に、CPU101は、延長処理を行う(ステップS4)。延長処理は、吊持体20へ向けて水平方向に、ハサミ31を備えた切断動作ユニット32を移動させる処理である。なお、この延長処理については、後で図15を用いて詳述することにする。
【0059】
次に、CPU101は、切断処理を行う(ステップS5)。切断処理は、吊持体20を切断する処理である。なお、この切断処理については、後で図16を用いて詳述することにする。
【0060】
最後に、CPU101は、設定初期化処理を行う(ステップS6)。設定初期化処理は、ステップS2〜S5において動作した動作部を基準位置に戻すための処理である。なお、この設定初期化処理については、後で図17を用いて詳述することにする。ステップS6の処理を実行した後、CPU101は、本サブルーチンを終了する。図12に示したサブルーチンのステップS2〜S6の処理が実行されることにより、一回の景品取得ゲームが行われたことになる。
【0061】
図13は、図12に示したサブルーチンのステップS2において呼び出されて実行される旋回処理を行うサブルーチンを示すフローチャートである。
まず、CPU101は、旋回用ボタンランプ84に対して命令信号を送信することにより、旋回用ボタンランプ84を点滅させる処理を行う(ステップS10)。その結果、旋回用ボタン25が点滅し、プレーヤは、旋回用ボタン25への指示の入力の受け付けが開始されたことを認識することができる。
【0062】
次に、旋回用ボタン25への指示の入力が開始されたか否かを判断する(ステップS11)。すなわち、CPU101は、旋回用ボタン25からの入力信号の受信を開始したか否かを判断するのである。
旋回用ボタン25への指示の入力が開始されていないと判断した場合、CPU101は処理をステップS10に戻し、引き続きステップS10において旋回用ボタンランプ84を点滅させる処理を行う。
【0063】
一方、ステップS11において、旋回用ボタン25への指示の入力が開始されたと判断した場合、CPU101は、旋回用ボタンランプ84に対して命令信号を送信することにより、旋回用ボタンランプ84を点灯させる処理を行う(ステップS12)。
【0064】
次に、CPU101は、旋回用モータ41に命令信号を送信し、旋回用モータ41を駆動させる処理を行う(ステップS13)。
図4を用いて説明したように、旋回用モータ41が駆動すると、移動ユニット60とともに、ハサミ31を備えた切断動作ユニット32が、ガイドポール(軸)52を中心に旋回する。
【0065】
次に、CPU101は、旋回用ボタン25への指示の入力が停止したか否かを判断する(ステップS14)。すなわち、CPU101は、旋回用ボタン25からの入力信号の受信が停止したか否かを判断するのである。
ステップS14において、旋回用ボタン25への指示の入力が停止していないと判断した場合、CPU101は、回転限界位置センサ45からの検出信号を受信したか否かを判断する(ステップS15)。
【0066】
ステップS15において、回転限界位置センサ45からの検出信号を受信していないと判断した場合、CPU101は、処理をステップS12に戻し、ステップS12、S13の処理を実行する。その結果、旋回用ボタン25からの入力信号の受信が停止するか、又は、回転限界位置センサ45からの検出信号を受信するまで、旋回用ボタン25が点灯するとともに、旋回用モータ41が駆動することになる。
【0067】
一方、ステップS14において、旋回用ボタン25からの入力信号の受信が停止したと判断した場合、又は、ステップS15において、回転限界位置センサ45からの検出信号を受信したと判断した場合、CPU101は、旋回用ボタンランプ84を消灯させる処理を行う(ステップS16)。その結果、プレーヤは、旋回用ボタン25への指示の入力の受け付けが終了したことを認識することができる。さらに、CPU101は、旋回用モータ41の駆動を停止させる処理を行う(ステップS17)。その結果、ハサミ31を備えた切断動作ユニット32の旋回が停止する。
【0068】
図13に示したサブルーチンが実行されているとき、動作部30及び制御部100は、ガイドポール(軸)52を中心に、ハサミ31を備えた切断動作ユニット(切断手段)32を旋回させる第三移動手段として機能する。
【0069】
図14は、図12に示したサブルーチンのステップS3において呼び出されて実行される上昇処理を行うサブルーチンを示すフローチャートである。
まず、CPU101は、上昇用ボタンランプ85に対して命令信号を送信することにより、上昇用ボタンランプ85を点滅させる処理を行う(ステップS20)。その結果、上昇用ボタン26が点滅し、プレーヤは、上昇用ボタン26への指示の入力の受け付けが開始されたことを認識することができる。
【0070】
次に、上昇用ボタン26への指示の入力が開始されたか否かを判断する(ステップS21)。すなわち、CPU101は、上昇用ボタン26からの入力信号の受信を開始したか否かを判断するのである。
上昇用ボタン26への指示の入力が開始されていないと判断した場合、CPU101は処理をステップS20に戻し、引き続きステップS20において上昇用ボタンランプ85を点滅させる処理を行う。
【0071】
一方、ステップS21において、上昇用ボタン26への指示の入力が開始されたと判断した場合、CPU101は、上昇用ボタンランプ85に対して命令信号を送信することにより、上昇用ボタンランプ85を点灯させる処理を行う(ステップS22)。
【0072】
次に、CPU101は、上昇用モータ50に命令信号を送信し、上昇用モータ50を駆動させる処理を行う(ステップS23)。
図4、図5を用いて説明したように、上昇用モータ50が駆動すると、移動ユニット60とともに、ハサミ31を備えた切断動作ユニット32が、ガイドポール(軸)52に沿って鉛直方向に移動する。
【0073】
次に、CPU101は、上昇用ボタン26への指示の入力が停止したか否かを判断する(ステップS24)。すなわち、CPU101は、上昇用ボタン26からの入力信号の受信が停止したか否かを判断するのである。
ステップS24において、上昇用ボタン26への指示の入力が停止していないと判断した場合、CPU101は、昇降限界位置センサ55からの検出信号を受信したか否かを判断する(ステップS25)。
【0074】
ステップS25において、昇降限界位置センサ55からの検出信号を受信していないと判断した場合、CPU101は、処理をステップS22に戻し、ステップS22、S23の処理を実行する。その結果、上昇用ボタン26からの入力信号の受信が停止するか、又は、昇降限界位置センサ55からの検出信号を受信するまで、上昇用ボタン26が点灯するとともに、上昇用モータ50が駆動することになる。
【0075】
一方、ステップS24において、上昇用ボタン26からの入力信号の受信が停止したと判断した場合、又は、ステップS25において、昇降限界位置センサ55からの検出信号を受信したと判断した場合、CPU101は、上昇用ボタンランプ85を消灯させる処理を行う(ステップS26)。その結果、プレーヤは、上昇用ボタン26への指示の入力の受け付けが終了したことを認識することができる。さらに、CPU101は、上昇用モータ50の駆動を停止させる処理を行う(ステップS27)。その結果、ハサミ31を備えた切断動作ユニット32の上昇が停止する。
【0076】
図14に示したサブルーチンが実行されているとき、動作部30及び制御部100は、ガイドポール(軸)52に沿って鉛直方向に、ハサミ31を備えた切断動作ユニット(切断手段)32を移動させる第一移動手段として機能する。
【0077】
図15は、図12に示したサブルーチンのステップS4において呼び出されて実行される延長処理を行うサブルーチンを示すフローチャートである。
まず、CPU101は、延長用ボタンランプ86に対して命令信号を送信することにより、延長用ボタンランプ86を点滅させる処理を行う(ステップS30)。その結果、延長用ボタン27が点滅し、プレーヤは、延長用ボタン27への指示の入力の受け付けが開始されたことを認識することができる。
【0078】
次に、延長用ボタン27への指示の入力が開始されたか否かを判断する(ステップS31)。すなわち、CPU101は、延長用ボタン27からの入力信号の受信を開始したか否かを判断するのである。
延長用ボタン27への指示の入力が開始されていないと判断した場合、CPU101は処理をステップS30に戻し、引き続きステップS30において延長用ボタンランプ86を点滅させる処理を行う。
【0079】
一方、ステップS31において、延長用ボタン27への指示の入力が開始されたと判断した場合、CPU101は、延長用ボタンランプ86に対して命令信号を送信することにより、延長用ボタンランプ86を点灯させる処理を行う(ステップS32)。
【0080】
次に、CPU101は、前後駆動モータ72に命令信号を送信し、前後駆動モータ72を駆動させる処理を行う(ステップS33)。
図6〜図9を用いて説明したように、前後駆動モータ72が駆動すると、ハサミ31を備えた切断動作ユニット32が、吊持体20に向けて水平方向に移動する。
【0081】
次に、CPU101は、延長用ボタン27への指示の入力が停止したか否かを判断する(ステップS34)。すなわち、CPU101は、延長用ボタン27からの入力信号の受信が停止したか否かを判断するのである。
ステップS34において、延長用ボタン27への指示の入力が停止していないと判断した場合、CPU101は、後検出センサ79からの検出信号を受信したか否かを判断する(ステップS35)。
【0082】
ステップS35において、後検出センサ79からの検出信号を受信していないと判断した場合、CPU101は、処理をステップS32に戻し、ステップS32、S33の処理を実行する。その結果、延長用ボタン27からの入力信号の受信が停止するか、又は、後検知センサ79からの検出信号を受信するまで、延長用ボタン27が点灯するとともに、前後駆動モータ72が駆動することになる。
【0083】
一方、ステップS34において、延長用ボタン27からの入力信号の受信が停止したと判断した場合、又は、ステップS25において、後検知センサ79からの検出信号を受信したと判断した場合、CPU101は、延長用ボタンランプ86を消灯させる処理を行う(ステップS36)。その結果、プレーヤは、延長用ボタン36への指示の入力の受け付けが終了したことを認識することができる。さらに、CPU101は、前後駆動モータ72の駆動を停止させる処理を行う(ステップS37)。その結果、ハサミ31を備えた切断動作ユニット32の吊持体20へ向けた水平方向の移動が停止する。
【0084】
図15に示したサブルーチンが実行されているとき、動作部30及び制御部100は、吊持体20へ向けて水平方向に、ハサミ31を備えた切断動作ユニット(切断手段)32を移動させる第二移動手段として機能する。
【0085】
図16は、図12に示したサブルーチンのステップS5において呼び出されて実行される切断処理を行うサブルーチンを示すフローチャートである。
まず、CPU101は、切断用ボタンランプ87に対して命令信号を送信することにより、切断用ボタンランプ87を点滅させる処理を行う(ステップS40)。その結果、切断用ボタン28が点滅し、プレーヤは、切断用ボタン28への指示の入力の受け付けが開始されたことを認識することができる。
【0086】
次に、切断用ボタン28へ指示が入力されたか否かを判断する(ステップS41)。すなわち、CPU101は、切断用ボタン28からの入力信号を受信したか否かを判断するのである。
切断用ボタン28への指示の入力が開始されていないと判断した場合、CPU101は処理をステップS40に戻し、引き続きステップS40において切断用ボタンランプ87を点滅させる処理を行う。
【0087】
一方、ステップS41において、切断用ボタン28へ指示が入力されたと判断した場合、CPU101は、切断用ボタンランプ87を消灯させる処理を行う(ステップS42)。
次に、CPU101は、開閉動モータ33に命令信号を送信し、開閉動モータ33を駆動させる処理を行う(ステップS43)。
図10を用いて説明したように、開閉動モータ33が駆動すると、切断動作ユニット32のハサミ31が切断動作を開始する。
【0088】
次に、CPU101は、閉検知センサ39からの検出信号を受信したか否かを判断する(ステップS44)。ステップS44において、閉検知センサ39からの検出信号を受信していないと判断した場合、CPU101は、処理をステップS43に戻し、ステップS43の処理を実行する。その結果、閉検知センサ39からの検出信号を受信するまで、開閉動モータ33が駆動することになる。
一方、ステップS44において、閉検知センサ39からの検出信号を受信したと判断した場合、CPU101は、本サブルーチンを終了する。
図16に示したサブルーチンが実行されているとき、ハサミ31を備えた切断動作ユニット32は、吊持体20を切断する切断手段として機能する。
【0089】
なお、図16に示したサブルーチンが実行された結果、吊持体20が切断され、吊持体20が吊持していた景品21が落下すると、景品21は、景品落下口22を介してゲーム空間外へ排出され、景品払出口18から払い出されることになる。
【0090】
図12〜図16に示したサブルーチンが実行されているとき、操作部24及び制御部100は、上述した切断手段及び移動手段(第一移動手段、第二移動手段及び第三移動手段)を操作するための指示の入力を可能とする操作手段として機能する。
【0091】
図17は、図12に示したサブルーチンのステップS6において呼び出されて実行される設定初期化処理を行うサブルーチンを示すフローチャートである。
まず、CPU101は、切断動作を行ったハサミ31の上刃31aと下刃31bとを基準位置まで戻すため、開閉動モータ33を駆動(逆転)させる処理を行う(ステップS50)。
【0092】
次に、CPU101は、開検知センサ38からの検出信号を受信したか否かを判断する(ステップS51)。開検知センサ38からの検出信号を受信していないと判断した場合、CPU101は、処理をステップS51へ戻し、引き続き開閉動モータ33の駆動を行う。一方、開検知センサ38からの検出信号を受信したと判断した場合、CPU101は、開閉動モータ33に対して命令信号を送信し、開閉動モータ33の駆動を停止する処理を行う(ステップS52)。その結果、ハサミ31の上刃31aと下刃31bとが基準位置まで戻ったことになる。
【0093】
次に、CPU101は、延長動作を行った切断動作ユニット32を基準位置まで戻すため、前後駆動モータ72を駆動(逆転)させる処理を行う(ステップS53)。
次に、CPU101は、前検出センサ78からの検出信号を受信したか否かを判断する(ステップS54)。前検出センサ78からの検出信号を受信していないと判断した場合、CPU101は、処理をステップS53へ戻し、引き続き前後駆動モータ72の駆動を行う。一方、前検出センサ78からの検出信号を受信したと判断した場合、CPU101は、前後駆動モータ72に対して命令信号を送信し、前後駆動モータ72の駆動を停止する処理を行う(ステップS55)。その結果、切断動作ユニット32が基準位置まで戻ったことになる。
【0094】
次に、CPU101は、上昇した移動ユニット60を下降させて基準位置まで戻すため、上昇用モータ50を駆動(逆転)させる処理を行う(ステップS56)。
次に、CPU101は、昇降基準位置センサ54からの検出信号を受信したか否かを判断する(ステップS57)。昇降基準位置センサ54からの検出信号を受信していないと判断した場合、CPU101は,処理をステップS56に戻し、引き続き上昇用モータ50の駆動を行う。一方、昇降基準位置センサ54からの検出信号を受信したと判断した場合、CPU101は、上昇用モータ50に対して命令信号を送信し、上昇用モータ50の駆動を停止する処理を行う(ステップS58)。その結果、移動ユニット60が基準位置まで戻ったことになる。
【0095】
次に、CPU101は、旋回した移動ユニット60を基準位置まで戻すため、旋回用モータ41を駆動(逆転)させる処理を行う(ステップS59)。
次に、CPU101は、回転基準位置センサ44からの検出信号を受信したか否かを判断する(ステップS60)。回転基準位置センサ44からの検出信号を受信していないと判断した場合、CPU101は、処理をステップS59に戻し、引き続き旋回用モータ41の駆動を行う。一方、回転基準位置センサ44からの検出信号を受信したと判断した場合、CPU101は、旋回用モータ41に対して命令信号を送信し、旋回用モータ41の駆動を停止させる処理を行う(ステップS61)。その結果、移動ユニット60が基準位置まで戻ったことになる。
【0096】
図17に示したサブルーチンでは、各モータの駆動が順に行われているが、本発明においては、切断動作ユニット32を基準位置に戻す際の各モータの駆動が同時に行われることとしてもよい。すなわち、ステップS50〜S52の処理、ステップS53〜S55の処理、ステップS56〜S58の処理、及び、ステップS59〜S61の処理が同時に行われることにしてもよい。その結果、切断動作ユニット32が迅速に基準位置まで戻ることになるため、景品取得ゲームの所要時間を短縮することが可能になる。
【0097】
上述した景品取得ゲーム装置10では、ホイール13が連結部材16によって天井体17から吊り下げられることにより固定されているが、本発明の景品取得ゲーム装置においては、例えば、ホイールが回転することとしてもよく、ホイールが上下方向へ移動することとしてもよい。景品の位置が変化するため、景品取得の難易度を高めることができる。その結果、飽きを感じさせない景品取得ゲームを提供することが可能になる。また、上記連結部材の材質を、例えば、ゴムやバネ等の弾性体とすることにより、景品を揺動させることも可能であり、景品取得の難易度を高めることができる。
【0098】
上述した景品取得ゲーム装置10では、切断手段として、ハサミ31を有する切断動作ユニット32を備えている場合について説明したが、ハサミ31の形状は上述した例に限定されるものではない。ハサミ31の上刃31aと下刃31bとの刃先の形状を変化させることにより、景品取得の難易度を変化させることができる。例えば、ハサミ31の上刃31aと下刃31bとの刃先を鈍角形状とすることにより、景品取得の難易度を高めることができる。
【0099】
また、図18は、本発明の景品取得ゲーム装置に用いられるハサミの他の一例を示す平面図である。このハサミ131は、上刃131aと下刃131bとが閉じた状態となったとき、上刃131aと下刃131bとの間に開口131cが形成される形状を有している。このようなハサミ131では、吊持体20が開口131c内に入ると、吊持体20が切断されないことになる。
【0100】
本発明の景品取得ゲーム装置にハサミが備えられる場合、このハサミは、図18に示したように、上刃と下刃とを閉じた状態にしたとき、上刃と下刃とが重なる部分に開口が形成される形状を有していることも望ましい。景品取得の難易度を高めることができるからである。その結果、飽きを感じにくい景品取得ゲームを提供することが可能になる。
【0101】
また、本発明に係る吊持体は、特に限定されるものではなく、例えば、紐や糸等を挙げることができる。また、上記吊持体の太さや固さ等は、切断手段により切断可能な範囲内であれば、特に限定されるものではない。また、1つの景品を吊持する吊持体の本数は、特に限定されるものではなく、提供する景品取得ゲームの難易度等に応じて適宜設定することが可能である。
さらに、吊持体として、ゴムやバネ等からなる弾性体を用いることにより、当該吊持体により吊持された景品を揺動させることができ、景品取得の難易度を高めることができる。
【0102】
また、本発明においては、切断手段により景品自体に傷が付いたりすることがないように、例えば、切断手段が景品に到達すること防止し得る透明樹脂製の防護部材を景品を覆うように設置することとしてもよい。また、例えば、景品自体を透明樹脂製のカプセルに封入してもよい。
【0103】
上述した景品取得ゲーム装置10が備える第一移動手段、第二移動手段及び第三移動手段の機構を、図2〜図9を用いて説明したが、本発明の景品取得ゲーム装置が備える移動手段は、上述した例に限定されるものではなく、従来公知の機構を採用することが可能であることはいうまでもない。例えば、景品取得ゲーム装置10において、切断動作ユニット32の伸縮動をモータ(前後駆動モータ72)で行わずに、シリンダ等により行うこととしてもよいのである。本発明の景品取得ゲーム装置が備える切断手段についても同様であり、切断動作を行う機構については、図10に示した例に限定されるものではなく、従来公知の機構を採用することが可能である。
【0104】
また、上述した景品取得ゲーム装置10は、移動手段として、第一移動手段、第二移動手段及び第三移動手段を備えていたが、本発明の景品取得ゲーム装置は、移動手段を備えていれば、必ずしも、移動手段として、第一移動手段、第二移動手段及び第三移動手段の全てを備えている必要はない。例えば、移動手段として、第一移動手段及び第二移動手段を備えていてもよいのである。
以下、移動手段として、第一移動手段及び第二移動手段を備えた景品取得ゲーム装置について説明する。
【0105】
図19は、本発明の景品取得ゲーム装置の他の一例を模式的に示す斜視図である。
景品取得ゲーム装置210は、矩形状の本体装置211は、本体装置211の上部に設置された矩形状の透明枠体212とからなる。
透明枠体211の奥側の壁面213には、透明枠体211内へ向けて、複数の鈎部材214が設置されており、それぞれの鈎部材214には、景品221が吊持体220により吊持されている。
【0106】
透明枠体212内の前側の上部には、長手方向にレール241が架設されており、透明枠体212内の前側の下部には、長手方向にレール242が架設されている。レール241、242の間には、レール241、242に沿って摺動可能にガイドポール252が垂設されており、ガイドポール252には移動ユニット260が上下方向に摺動可能に設置されている。
また、移動ユニット260は、伸縮動作ユニット270、切断動作ユニット232及びハサミ231を備えている。
また、本体装置211の前面には、複数のボタンからなる操作部224及び硬貨投入口229が設置されるとともに、景品払出口218が設けられている。
【0107】
上述した景品取得ゲーム装置210では、ハサミ231を有する切断動作ユニット232を備えた移動ユニット260が、レール241、242に沿って水平方向に移動し、さらに、ガイドポール252に沿って鉛直方向に移動する。また、ハサミ231を有する切断動作ユニット232は、移動ユニット260が備えた伸縮動作ユニット270により、吊持体220へ向けて水平方向に移動する。
【0108】
このように、この景品取得ゲーム装置210は、吊持体220と交わらない軸に沿って、ハサミ231を有する切断動作ユニット(切断手段)232を移動させる第一移動手段と、吊持体220へ向けて、ハサミ231を有する切断動作ユニット(切断手段)232を移動させる第二移動手段とを備えているのである。
なお、第一移動手段及び第二移動手段の機構については、例えば、図4〜図9を用いて説明した機構や、従来公知の機構等を採用することが可能である。
【0109】
【発明の効果】
本発明によれば、景品を吊持している吊持体を切断手段で切断することにより、景品を落下させて取得することができるゲームを提供することができる。この景品取得ゲームは、一見すると容易に景品を取得することができるように思えるのであるが、逆に景品を取得することができなかった場合にはよりゲームに熱中しやすくなるというゲーム性を有するものである。
また、ハサミ等を備えた切断手段により紐等の吊持体を切断して景品を取得するというゲーム内容は、極めて把握しやすいものであり、幅広いプレーヤに受け入れられやすいゲーム性を有する。また、切断するという動作は、成功したか否かが一時で決する動作であるため、景品を掴みとるという動作と比べると、苛立ち等を覚え難く、成功したときにより大きな爽快感を得ることができるというゲーム性を有する。さらに、先に景品取得ゲームを行い、切断手段により吊持体に切れ込みを入れることができれば、次に当該吊持体を切断しやすくなるため、複数回にわたって景品を取得する過程を楽しむようなゲームを提供することも可能であり、プレーヤの達成感や満足感を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の景品取得ゲーム装置の一例を模式的に示す斜視図である。
【図2】 図1に示した景品取得ゲーム装置に備えられた動作部を模式的に示す正面図である。
【図3】 図1に示した景品取得ゲーム装置に備えられた傘部の内部構造を模式的に示す平面図である。
【図4】 図1に示した景品取得ゲーム装置に備えられた移動ユニットを模式的に示す斜視図である。
【図5】 (a)は、図1に示した移動ユニットを模式的に示す縦断面図であり、(b)は、そのA−A線断面図である。
【図6】 図1に示した景品取得ゲーム装置に備えられた伸縮動作ユニットを模式的に示す縦断面図である。
【図7】 図6に示した伸縮動作ユニットのA−A線断面図である。
【図8】 図6に示した伸縮動作ユニットが作動したときの様子を示す図である。
【図9】 図8に示した伸縮動作ユニットのA−A線断面図である。
【図10】 (a)は、図1に示した景品取得ゲーム装置に備えられた切断動作ユニットを模式的に示す縦断面図であり、(b)は、その正面図である。
【図11】 図1に示した景品取得ゲーム装置の内部構造を示すブロック図である。
【図12】 図1に示した景品取得ゲーム装置の制御部において実行されるゲーム実行処理を行うサブルーチンを示すフローチャートである。
【図13】 図12に示したサブルーチンのステップS2において呼び出されて実行される旋回処理を行うサブルーチンを示すフローチャートである。
【図14】 図12に示したサブルーチンのステップS3において呼び出されて実行される上昇処理を行うサブルーチンを示すフローチャートである。
【図15】 図12に示したサブルーチンのステップS4において呼び出されて実行される延長処理を行うサブルーチンを示すフローチャートである。
【図16】 図12に示したサブルーチンのステップS5において呼び出されて実行される切断処理を行うサブルーチンを示すフローチャートである。
【図17】 図12に示したサブルーチンのステップS6において呼び出されて実行される設定初期化処理を行うサブルーチンを示すフローチャートである。
【図18】 本発明の景品取得ゲーム装置に用いられるハサミの他の一例を模式的に示す平面図である。
【図19】 本発明の景品取得ゲーム装置の他の一例を模式的に示す斜視図である。
【符号の説明】
10、210 景品取得ゲーム装置
11 本体装置
12 透明枠体
13 ホイール
14 鈎部材
15 底部
16 連結部材
17 天井体
18 景品払出口
19 傘部
20 吊持体
21 景品
22 景品落下口
23 硬貨識別器
24 操作部
25 旋回用ボタン
26 上昇用ボタン
27 延長用ボタン
28 切断用ボタン
29 硬貨投入口
30 動作部
31 ハサミ
32 切断動作ユニット
33 開閉動モータ
38 開検知センサ
39 閉検知センサ
40 ベース
41 旋回用モータ
44 回転基準位置センサ
45 回転限界位置センサ
50 上昇用モータ
52 ガイドポール
54 昇降基準位置センサ
55 昇降限界位置センサ
59 ネジ棒
60 移動ユニット
61 筐体
62 支持体
63 プーリ
64 スライダ
70 伸縮動作ユニット
71 筐体
72 前後駆動モータ
73 基台支持部材
74 基台
75 駆動ベルト車
76 遊動ベルト車
77 歯付きベルト(タイミングベルト)
78 前検出センサ
79 後検出センサ
80 取付板
81 上ガイド部材
82 可動部材
83 下ガイド部材
84 旋回用ボタンランプ
85 上昇用ボタンランプ
86 延長用ボタンランプ
87 切断用ボタンランプ
100 CPU
101 ROM
102 RAM

Claims (4)

  1. 複数の景品がゲーム空間に吊持され、各景品のうち所望の景品を落下させることにより景品を取得する景品取得ゲーム装置であって、
    前記景品を吊持する吊持体と、前記吊持体を切断する切断手段と、前記切断手段を移動させる移動手段と、前記切断手段及び前記移動手段を操作するための指示の入力を可能とする操作手段とを備えたことを特徴とする景品取得ゲーム装置。
  2. 前記移動手段は、吊持体と交わらない軸に沿って切断手段を移動させる第一移動手段と、吊持体へ向けて切断手段を移動させる第二移動手段とを含む請求項1に記載の景品取得ゲーム装置。
  3. 前記第一移動手段は、前記軸に沿って鉛直方向に切断手段を移動させ、前記第二移動手段は、吊持体へ向けて水平方向に切断手段を移動させる請求項2に記載の景品取得ゲーム装置。
  4. 前記移動手段は、前記軸を中心に切断手段を旋回させる第三移動手段を含む請求項2又は3に記載の景品取得ゲーム装置。
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