JP4169356B2 - 弾球遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は弾球遊技機に関し、特に、通常領域と特定領域とを内部に有する可変入賞手段の開放時間を選択し、その開放時間で可変入賞手段を開放するように構成した弾球遊技機に関する。
従来、第2種パチンコ機等の弾球遊技機において、遊技盤の遊技領域には、遊技球が入球可能な入球手段と、この入球手段に入球する遊技球を検知する球検知手段と、遊技球が入賞しない又は入賞しにくい閉状態と遊技球が入賞し易い開状態とに亙って可変で且つ内部に通常領域と特定領域とを有する可変入賞手段が設けられている。
通常時、可変入賞手段は閉状態に保持されているが、遊技領域に発射された遊技球が入球手段に入球し球検知手段で検知されると、可変入賞手段が所定回(例えば、1回又は2回)開閉する。この開閉動作により可変入賞手段に遊技球が入賞し、更に、遊技球が可変入賞手段の内部の特定領域に入賞すると、遊技者に有利な特別遊技が発生する。
特別遊技が発生すると、可変入賞手段が略連続的に開閉し、その開閉動作を所定回(例えば、18回)行うか、又は、可変入賞手段に所定個(例えば、10個)の遊技球が入賞するか、の何れか一方を契機に終了するラウンドが、最高で設定ラウンド(例えば、15ラウンド)実行可能となる。最終ラウンドを除く各ラウンド実行中に、遊技球が可変入賞手段の特定領域に入賞すると、そのラウンドが終了して次のラウンドに移行する。
従来の第2種パチンコ機の多くは、前記入球手段として、第1入球手段と第2入球手段の2種類の入球手段が設けられ、第1入球手段に遊技球が入球すると可変入賞手段が1回開閉し、第2入球手段に遊技球が入球すると可変入賞手段が2回開閉する。第1入球手段への入球による可変入賞手段の開放時間(例えば、0.3 秒間)は常に一定であり、第2入球手段への入球による可変入賞手段の(1回の)開放時間(例えば、0.6 秒間)も常に一定である(例えば、特許文献1参照)。
特開平3−90181号公報
従来の第2種パチンコ機のように、通常領域と特定領域とを有する可変入賞手段を設けた弾球遊技機では、所定の入球手段(第1又は第2入球手段)に遊技球が入球した場合に、可変入賞手段の開放時間(例えば、0.3 又は0.6 秒間)は常に一定であるため、開閉入賞手段の開閉パターンも従来より定着化した一定パターンとなり、それ故、可変入賞手段の開閉動作に伴う遊技性等の更なる向上を図るのに限界がある。
本発明の目的は、特に、可変入賞手段の開放時間を予め設定されている複数の開放時間のなかから択一的に選択し、その開放時間で可変入賞手段を開放するように構成することにより、可変入賞手段の開閉動作に伴う遊技性等の更なる向上を図ることが可能な弾球遊技機を提供することである。
請求項1の弾球遊技機は、閉状態と開状態とに亙って可変で且つ内部に通常領域と特定領域とを有する可変入賞手段と、この可変入賞手段を開閉制御する開閉制御手段とを備えた弾球遊技機において、可変入賞手段を開放する複数の開放時間を記憶した開放時間記憶手段と、この開放時間記憶手段に記憶されている開放時間の1つを択一的に選択する開放時間選択手段とを備え、開閉制御手段は、開放時間選択手段で選択された開放時間の間可変入賞手段を開放するように制御し、第1,第2入球手段に入球する遊技球を夫々検知する球検知手段を設け、開放時間選択手段は、複数の抽選用数値を1つずつ所定微小時間毎に順次発生させる抽選用数値発生手段と、開放時間記憶手段に記憶された複数の開放時間が択一的に選択される選択率を前記抽選用数値と関連づけて異ならせる手段とを有し、第1入球手段に遊技球が入球して球検知手段で検知された場合にのみ、或いは、第2入球手段に遊技球が入球して球検知手段で検知された場合にのみ、抽選用数値発生手段で発生された抽選用数値に基づいて開放時間選択手段が可変入賞手段の開放時間を決定し、開閉制御手段がその開放時間で可変入賞手段を開放するように制御することを特徴とするものである。
これにより、種々の開放時間で可変入賞手段を開放させることができ、可変入賞手段の開閉パターンも多様になり、可変入賞手段の開閉動作に伴う遊技性等の更なる向上を図ることが可能となる。本願の弾球遊技機は、所謂羽根物と呼ばれる第2種パチンコ機等の弾球遊技機に適用可能であるが、第2種パチンコ機以外のパチンコ機やアレンジボール機等々、閉状態と開状態とに亙って可変で且つ内部に通常領域と特定領域とを有する可変入賞手段を備えた種々の弾球遊技機に適用可能である。
この弾球遊技機では、第1,第2入球手段に入球する遊技球を夫々検知する球検知手段を設け、開放時間選択手段は、複数の抽選用数値を1つずつ所定微小時間毎に順次発生させる抽選用数値発生手段と、開放時間記憶手段に記憶されている複数の開放時間の中から発生させた抽選用数値と関連づけて開放時間の1つが択一的に選択される選択率を異ならせる手段とを有する。
この球検知手段により、第1入球手段に遊技球が入球して検知された場合にのみ、或いは、第2入球手段に遊技球が入球して検知された場合にのみ、開放時間選択手段が各抽選用数値に基づいて設定された選択率から開放時間を決定し、開閉制御手段がその開放時間で可変入賞手段を開放するように制御する。
請求項2の弾球遊技機は、請求項1の発明において、開放時間選択手段で選択された開放時間に関連する報知を行う報知手段を設けたことを特徴とするものである。これにより、前記開放時間に関連する事項を遊技者に知らせることができる。
請求項3の弾球遊技機は、請求項2の発明において、報知手段は、選択された開放時間で可変入賞手段が開放する迄の間に、開放時間に関連する報知を開始することを特徴とするものである。これにより、前記開放時間に関連する報知が極めて有効となる。
本願の弾球遊技機によれば、第1,第2入球手段に入球する遊技球を夫々検知する球検知手段を設け、開放時間選択手段は、複数の抽選用数値を1つずつ所定微小時間毎に順次発生させる抽選用数値発生手段と、開放時間記憶手段に記憶された複数の開放時間が択一的に選択される選択率を前記抽選用数値と関連づけて異ならせる手段とを有し、球検知手段により、第1入球手段に遊技球が入球して検知された場合にのみ、或いは、第2入球手段に遊技球が入球して検知された場合にのみ、開放時間選択手段により開放時間記憶手段に記憶されている開放時間の1つを択一的に選択し、開閉制御手段によりその開放時間で可変入賞手段を開放するように制御する。つまり、種々の開放時間で可変入賞手段を開放させることができ、可変入賞手段の開閉パターンも多様になり、可変入賞手段の開閉動作に伴う遊技性等の更なる向上を図ることが可能となる。
本発明に係る弾球遊技機は、閉状態と開状態とに亙って可変で且つ内部に通常領域と特定領域とを有する可変入賞手段と、この可変入賞手段を開閉制御する開閉制御手段とを備え、可変入賞手段を開放する複数の開放時間を記憶した開放時間記憶手段と、この開放時間記憶手段に記憶されている開放時間の1つを択一的に選択する開放時間選択手段とを備え、開閉制御手段は、開放時間選択手段で選択された開放時間の間可変入賞手段を開放するように制御し、第1,第2入球手段に入球する遊技球を夫々検知する球検知手段を設け、開放時間選択手段は、複数の抽選用数値を1つずつ所定微小時間毎に順次発生させる抽選用数値発生手段と、開放時間記憶手段に記憶された複数の開放時間が択一的に選択される選択率を抽選用数値と関連づけて異ならせる手段とを有し、第1入球手段に遊技球が入球して球検知手段で検知された場合にのみ、或いは、第2入球手段に遊技球が入球して球検知手段で検知された場合にのみ、抽選用数値発生手段で発生された抽選用数値に基づいて開放時間選択手段が可変入賞手段の開放時間を決定し、開閉制御手段がその開放時間で可変入賞手段を開放するように制御するものである。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。本実施形態は、パチンコホールの島構造体に設置される所謂第2種パチンコ機に本発明を適用した場合の一例である。尚、パチンコホールに設けられた島構造体に、その長さ方向に複数のパチンコ機1が配設されている。
図1〜図4に示すように、パチンコ機1は、矩形枠状の外枠3と、外枠3に開閉自在に枢着された前枠4とを有し、外枠3が島構造体(図示略)に着脱自在に装着されている。前枠4には遊技盤5が裏側から着脱自在に装着され、遊技盤5の前側に窓部6aを有するガラス扉6と、上皿8を取付けた前面板7が夫々開閉自在に枢着されている。
前面板7の下側において前枠4の下部に、上皿8から溢流し又は抜き取った遊技球2を貯留する下皿9が固定的に設けられ、この下皿9の右側に発射手段10の発射ハンドル11が取付けられている。発射手段10は、回動操作可能な発射ハンドル11と、この発射ハンドル11の回動角度に応じた打撃力で打撃槌12により遊技球2を発射させる発射モータ13などを備えている。
図4に示すように、盤面を鉛直にして配設される遊技盤5には、外レールと内レールとからなるガイドレール15がほぼ環状に設けられている。ガイドレール15の内側に遊技領域5aが形成され、発射手段10により発射された遊技球2はガイドレール15にガイドされて遊技領域5aの上部に投入される。
遊技領域5aには、多数の障害釘20、複数の風車21、複数の普通入賞手段22、2つの第1入球手段23、第2入球手段24、可変入賞手段25、ラウンド数表示手段26、開放時間表示手段27等が設けられ、第1,第2入球手段23,24に入球する遊技球2を夫々検知する球検知センサ等からなる球検知手段23a,24a(図7参照)も設けられている。
障害釘20と風車21は、主に遊技球2の落下方向を変える部材として機能し、これら障害釘20と風車21の配置等によって、前記普通入賞手段22と第1,第2入球手段23,24と可変入賞手段25に、遊技球2が入賞する難易度も設定可能である。普通入賞手段22、第1,第2入球手段23,24、可変入賞手段25に、遊技球2が入賞すると、その入賞球1個あたり数個から10数個の遊技球2が賞として払出される。
可変入賞手段25は遊技領域5aの中央部分に配設され、例えば、前面部が略U字形になった入賞手段本体30と、入賞手段本体30の上端部又は側部に設けられた1対の開閉羽根31と、入賞手段本体30の内側に形成された球遊動スペース32と、可変入賞手段25の内部において球遊動スペース32に連通状に設けられた通常領域33及び特定領域34等を有する。
可変入賞手段25の1対の開閉羽根31は、図5−1に示すように、可変入賞手段25に遊技球2が入賞しない閉状態と、図5−2に示すように、可変入賞手段25に遊技球2が入賞し易い開状態とに亙って可変に構成され、通常時、開閉羽根31は図5−1の閉状態に保持されている。尚、図示していないが、可変入賞手段25は、1対の開閉羽根31を閉状態と開状態とに亙って切換えるように駆動するソレノイドアクチュエータ又は電動モータ等からなる電動アクチュエータを備えている。
図4に示すように、第1,第2入球手段23,24は遊技領域5aの下部に設けられ、左右2つの第1入球手段23の間に第2入球手段24が配置されている。第1入球手段23に遊技球2が入賞し球検知手段23aにより検知されると、可変入賞手段25の開閉羽根31が閉状態から開状態→閉状態と切換わるように1回開閉し、第2入球手段24に遊技球2が入球し球検知手段24aにより検知されると開閉羽根31が閉状態から開状態→閉状態→開状態→閉状態と切換わるように2回開閉する。
ここで、図6に示すように、第1入球手段23に遊技球2が入球した場合に、可変入賞手段25の開閉羽根31が開放する開放時間については、例えば、1a(0.2 秒)、1b(0.3 秒)、1c(0.4 秒)、1d(0.5 秒)、1e(0.8 秒)の5つの開放時間が設定されており、そのなかの1つが後述の開放時間選択手段63で択一的に選択(抽選)され採用される。尚、その抽選確率は、1a→40%、1b→30%、1c→20%、1d→9%、1e→1%に設定されている。
また、図6に示すように、第2入球手段24に遊技球2が入球した場合に、可変入賞手段25の開閉羽根31が(1回)開放する開放時間については、例えば、2a(0.6 秒)、2b(0.7 秒)、2c(0.8 秒)、2d(0.9 秒)の4つの開放時間が設定されており、そのなかの1つが開放時間選択手段63で選択(抽選)され採用される。尚、その抽選確率は、2a→10%、2b→20%、2c→30%、2d→40%に設定されている。
可変入賞手段25の開閉羽根31が開閉することにより、可変入賞手段25に入賞した遊技球2は球遊動スペース32で遊動して、通常領域33と特定領域34の何れかに入賞して、遊技球2の払出しが賞として得られる。ここで、遊技球2が特定領域34に入賞すると、通常時では遊技者に有利な特別遊技が発生し、特別遊技中には特別遊技が継続可能になるという特典が得られる。
特別遊技が発生すると、可変入賞手段25の開閉羽根31が略連続的に開閉し、その開閉動作を所定回(例えば、18回)行うか、又は、可変入賞手段25に所定個(例えば、10個)の遊技球2が入賞するか、の何れか一方を契機に終了するラウンドが、最高で設定ラウンド(例えば、15ラウンド)実行可能となる。最終ラウンドを除く各ラウンド実行中に、遊技球2が可変入賞手段25の特定領域34に入賞すると、そのラウンドが終了して次のラウンドに移行する。
ラウンド数表示手段26と開放時間表示手段27は、例えば、夫々ドットマトリクス型又はセグメント型の発光ダイオードディスプレイ(LED)からなり、例えば、可変入賞手段25の入賞手段本体30の前面部に設けられている。ラウンド数表示手段26には、特別遊技が発生しているときに実行中のラウンド数が表示され、開放時間表示手段27には、通常時に遊技球2が入球手段23,24に入球したときに開放時間選択手段63で選択された開放時間(例えば、図5−1,図5−2に示す「0.6 」(秒))が表示される。
図2、図3に示すように、前枠4の裏側には、遊技盤5を裏側から押える裏機構板40が着脱自在に装着されている。この裏機構板40には開口部40aが形成され、その上側に賞球タンク43と、これから延びるタンクレール44が設けられ、裏機構板40の下側には払出し手段45に接続された通路ユニット46が設けられている。
払出し手段45は、普通入賞手段22、第1,第2入球手段23,24、可変入賞手段25への遊技球2の入賞により賞として遊技球2を払出すが、払出し手段45からの遊技球2は通路ユニット46を経由して上皿8に払出され、上皿8が遊技球2で満杯の場合には下皿9に払出される。
裏機構板40の開口部40aには、遊技盤5の裏側に装着された裏カバー47と、入賞手段22〜25に入賞した遊技球2を排出する入賞球排出樋(図示略)が夫々嵌合されている。この裏カバー47に装着されたケース48の内部に主制御基板49が設けられ、その前側付近に表示制御基板50が設けられている。
主制御基板49の下側において裏カバー47に装着されたケース51aの内部にランプ制御基板52が設けられ、このケース51aに隣接するケース51bの内部にサウンド制御基板53が設けられている。これらケース51a,51bの下側において裏機構板40に装着されたケース54の内部に、電源基板55と払出し制御基板56が夫々設けられ、発射手段10の後側に装着されたケース57の内部に発射制御基板58が設けられている。
このように、これら基板49,50,52,53,55,56,58は夫々別基板で構成されており、電源基板55を除く制御基板49,50,52,53,56,58には、CPUとROMやRAM等を有するマイクロコンピュータ(マイコン)が夫々設けられている。
主制御基板49とその他の制御基板50,52,53,56とは、複数本の信号線を介して電気的に接続され、主制御基板49から各制御基板50,52,53,56に、所定の遊技動作を実行させる為の種々の制御信号として、制御情報を簡略化して送信可能なコマンド信号を、一方向通信にてデータ送信するように構成されている。
次に、パチンコ機1の制御装置に予め格納されている複数の制御プログラムに基づいて達成される種々の機能について、図7の機能ブロックに基づいて説明する。但し、これら種々の機能は前述した複数の制御プログラムとマイクロコンピュータ等の制御装置で達成される。
主制御基板49上に構成された主制御手段60は遊技に関連する制御を司り、後述の表示制御手段70、払出し制御手段71、ランプ制御手段72、サウンド制御手段73等に必要に応じて制御信号であるコマンド信号を送信出力する。主制御手段60は、開閉制御手段61、開放時間記憶手段62、開放時間選択手段63、コマンド送信手段66等を備えている。
開閉制御手段61は、通常時において第1入球手段23に入球する遊技球2が球検知手段23aにより検知された場合に、可変入賞手段25の開閉羽根31を1回開閉させるように制御し、また、通常時において第2入球手段24に入球する遊技球2が球検知手段24aにより検知された場合に、可変入賞手段25の開閉羽根31を2回開閉させるように制御する。
開放時間記憶手段62は、図6に示す複数の開放時間;1a(0.2 秒)、1b(0.3 秒)、1c(0.4 秒)、1d(0.5 秒)、1e(0.8 秒)、2a(0.6 秒)、2b(0.7 秒)、2c(0.8 秒)、2d(0.9 秒)を記憶し、開放時間選択手段63は、開放時間記憶手段62に記憶されている開放時間;1a〜1e、2a〜2dの1つを択一的に選択する。
開放時間選択手段63は、抽選用数値発生手段64と抽選用数値取得手段65とを有する。抽選用数値発生手段64は複数の抽選用数値(例えば、0〜100 )を微小時間(例えば、0.2msec )毎に順次発生させ、球検知手段23aにより第1入球手段23に入球する遊技球2が検知された場合、その検知タイミングで抽選用数値発生手段64で発生された抽選用数値が抽選用数値取得手段65により取得される。そして、その抽選用数値に基づいて、可変入賞手段25の開閉羽根31の開放時間として、開放時間記憶手段62に記憶されている複数の開放時間;1a〜1eのなかの1つが決定(選択)される。
尚、開放時間選択手段により各開放時間(1a〜1e)を選択(抽選)する抽選確率(1a→40%、1b→30%、1c→20%、1d→9%、1e→1%)については、抽選用数値の総数(100 )に対して、各開放時間(1a〜1e)に対応する抽選用数値の数の割合である(抽選用数値に関連づけて異ならせる手段に相当する)。例えば、開放時間1aに対応する抽選用数値の数は40個あり、開放時間1aの抽選確率40%は40/100×100 で求められる。
図8−1に示すように、第1入球手段23に遊技球2が入球した直後に、開放時間(1a〜1eのなかの1つ)が選択され、開閉制御手段61は、第1入球手段23への入球時の1秒後から、可変入賞手段25の開閉羽根31を閉状態から開状態→閉状態に切換えて1回開閉させるが、その開閉において、開放時間選択手段63で選択された開放時間(0.2 秒 or 0.3 秒 or 0.4 秒 or 0.5 秒 or 0.8 秒)で開閉羽根31を開放するように制御する。
一方、球検知手段24aにより第2入球手段24に入球する遊技球2が検知された場合、その検知タイミングで抽選用数値発生手段64で発生された抽選用数値を抽選用数値取得手段65が取得し、その抽選用数値に基づいて、可変入賞手段25の開閉羽根31の開放時間として、開放時間記憶手段62に記憶されている複数の開放時間2a〜2dのなかの1つが決定(選択)される。
尚、開放時間選択手段により各開放時間(2a〜2d)を選択(抽選)する抽選確率(2a→10%、2b→20%、2c→30%、2d→40%)については、抽選用数値の総数(100 )に対して、各開放時間(2a〜2d)に対応する抽選用数値の数の割合である(抽選用数値に関連づけて異ならせる手段に相当する)。例えば、開放時間2aに対応する抽選用数値の数は10個あり、開放時間2aの抽選確率10%は10/100×100 で求められる。
図8−2に示すように、第2入球手段24に遊技球2が入球した直後に、開放時間(2a〜2dのなかの1つ)が選択され、開閉制御手段61は、第2入球手段24への入球時の1秒後から、可変入賞手段25の開閉羽根31を閉状態から開状態→閉状態に切換えて、更にその1秒後から開閉羽根31を閉状態から開状態→閉状態に切換えるように2回開閉させるが、1回の開閉において、開放時間選択手段63で選択された開放時間(0.6 秒 or 0.7 秒 or 0.8 秒 or 0.9 秒)で開閉羽根31を開放するように制御する。
また、羽根開閉手段61は、(第1,第2入球手段23,24への遊技球2の入球による可変入賞手段25の開閉を前提として)、可変入賞手段25の特定領域34に遊技球2が入賞することを条件に、図8−3に示すように、可変入賞手段25の開閉羽根31を略連続的に開閉制御して、前述のように特別遊技を発生させ、所定の終了条件が充足されると、開閉羽根31の開閉動作、つまり特別遊技を終了させる。
尚、前記終了条件については、設定された最終ラウンドが終了したこと、又は、最終ラウンドを除く各ラウンドにおいて、遊技球2が可変入賞手段25の特定領域34に入賞することなく、開閉羽根31の開閉動作が所定回(18回)行われるか、可変入賞手段25に所定個(10個)の遊技球2が入賞したこと、である。
図7に示すように、コマンド送信手段66は、開放時間選択手段63で選択された開放時間に関する表示制御用のコマンド信号を表示制御手段70に送信し、そのコマンド信号に基づいて、表示制御手段70が開放時間表示手段27に、開放時間選択手段63で選択された開放時間を表示させる。
尚、開放時間表示手段27と表示制御手段70が、開放時間選択手段63で選択された開放時間に関連する報知を行う報知手段に相当する。尚、コマンド送信手段66は、その他必要に応じて、表示制御手段70、払出し制御手段71、ランプ制御手段72、サウンド制御手段73等に種々のコマンド信号を送信する。
尚、払出し制御基板56上に払出し制御手段71が構成され、ランプ制御基板52上にランプ制御手段72が構成され、サウンド制御基板53上にサウンド制御手段73が構成され、発射制御基板58上に発射制御手段74が構成されている。そして、主制御手段60からのコマンド信号に基づいて、払出し制御手段71は払出し手段45を制御し、ランプ制御手段72はランプ群LPを点灯制御し、サウンド制御手段73はスピーカSPを制御し各種効果音を発生させる。
ここで、主制御手段50で実行される一連の制御について図9のフローチャートに基づいて説明する。図9に示すように、この制御が開始され、遊技球2が第1入球手段23に入球して球検知手段23aで検知された場合にのみ、或いは、第2入球手段24に入球して球検知手段24aで検知された場合にのみ(S1;Yes)、その検知タイミングで抽選用数値発生手段64で発生された抽選用数値が、抽選用数値取得手段65により取得される(S2)。
次に、S3において、遊技球2が第1入球手段23に入球して球検知手段23aで検知された場合にのみ取得される抽選用数値に基づいて、開放時間記憶手段62に記憶されている開放時間;1a〜1eの1つが決定(選択)される。或いは、第2入球手段24に入球して球検知手段24aで検知された場合にのみ取得される抽選用数値の取得に基づいて開放時間記憶手段62に記憶されている開放時間;2a〜2dの1つが決定(選択)される。
次に、選択された開放時間で可変入賞手段25の開閉羽根31が開放する迄の間に(例えば、図8−1,図8−2に示すように、開閉羽根31が開閉動作を開始する約1秒前から)、その開放時間の報知を開始するために、表示制御手段70に対して表示制御指示が行われ(S4)、表示制御手段70により表示制御される開放時間表示手段27に開放時間が表示される。
次に、開閉制御手段61により開閉入賞手段25の開閉羽根31が開閉制御され(S5)、開放時間選択手段63で選択された開放時間で開閉羽根31を開放させるように開閉制御するが、このとき、遊技球2が第1入球手段23に入球した場合には、図8−1のタイムチャートに示すパターンで開閉羽根31を1回開閉動作させ、遊技球2が第2入球手段24に入球した場合には、図8−2のタイムチャートに示すパターンで開閉羽根31を2回開閉動作させる。
S5による開閉羽根31の開閉動作によって、可変入賞手段25の特定領域34に遊技球2が入賞すると(S6;Yes)、特別遊技が発生し(S7)、前述のように、開閉制御手段61により、図8−3のタイムチャートに示すパターンで開閉羽根31が開閉制御されて、特別遊技が継続される(S8)。このとき、終了条件が充足されると(S9;Yes)特別遊技が終了して(S10)S1へリターンし、終了条件が充足されなければ(S9;No )S8へリターンする。
上記のように、このパチンコ機1によれば、第1入球手段23に遊技球2が入球して前記球検知手段23aで検知された場合にのみ、或いは、第2入球手段24に遊技球2が入球して球検知手段24aで検知された場合にのみ可変入賞手段25の開閉羽根31の開放時間を選択する開放時間選択手段63を設け、開放時間選択手段63で選択された開放時間で開閉羽根31を開放制御するように羽根開閉手段61を構成した。つまり、可変入賞手段25の開閉羽根31の開閉パターンも多様になり、開閉羽根31の開閉動作に伴う遊技性等の更なる向上を図ることが可能となる。
次に、変更形態について説明する。
1〕可変入賞手段25については、1対の開閉羽根31を回動させて開閉するもの以外に、1対の開閉羽根を直線的に又は曲線的に移動させて開閉するものであってもよい。また、その他の種々の開閉羽根を有するもの、また、開閉羽根だけでなくその他の構造を異ならせた種々の可変入賞手段を適用可能である。
2〕開放時間記憶手段62に記憶させる開放時間やその数については、前記実施形態以外の種々の設定を行ってもよい。
3〕可変入賞手段25の1対の開閉羽根31を、遊技球2が入賞しにくい閉状態と、遊技球2が入賞し易い開状態とに亙って可変に構成してもよい。
4〕前記報知手段として、開放時間選択手段63で選択された開放時間を数字以外の表示を行って報知してもよいし、開放時間自体ではなく、その開放時間自体に関連する報知を行うようにしてもよい。例えば、開放時間の程度(大小)を表示するようにしてもよい。また、ディスプレイからなる表示手段以外に、ランプやサウンド等により、開放時間に関連する報知を行うこと可能である。
5〕その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、前記実施形態のパチンコに、前記変更形態以外の種々の変更を付加して実施することも可能であるし、第2種パチンコ機以外のパチンコ機やアレンジボール機や雀球機等、前記可変入賞手段に相当するものを備えた種々の弾球遊技機に、本発明を適用可能である。
本発明の実施形態に係るパチンコ機の斜視図である。 パチンコ機の側面図である。 パチンコ機の背面図である。 パチンコ機の遊技盤の正面図である。 開閉羽根が閉位置にある可変入賞手段の正面図である。 開閉羽根が開位置にある可変入賞手段の正面図である。 開放時間記憶手段に記憶されている複数の開放時間を示す図である。 パチンコ機の機能ブロック図である。 第1入球手段へ入球後のタイムチャートを示す図である。 第2入球手段へ入球後のタイムチャートを示す図である。 特別遊技中のタイムチャートを示す図である。 手段制御手段で実行される制御のフローチャートである。
符号の説明
1 パチンコ機
2 遊技球
23 第1入球手段
23a 球検知手段
24 第2入球手段
24a 球検知手段
61 開閉制御手段
63 開放時間選択手段
64 抽選用数値発生手段

Claims (3)

  1. 閉状態と開状態とに亙って可変で且つ内部に通常領域(33)と特定領域(34)とを有する可変入賞手段(25)と、この可変入賞手段(25)を開閉制御する開閉制御手段(61)とを備えた弾球遊技機において、
    前記可変入賞手段(25)を開放する複数の開放時間を記憶した開放時間記憶手段(62)と、 この開放時間記憶手段(62)に記憶されている開放時間の1つを択一的に選択する開放時間選択手段(63)とを備え、
    前記開閉制御手段(61)は、前記開放時間選択手段(63)で選択された開放時間の間可変入賞手段(25)を開放するように制御し、
    第1,第2入球手段(23,24) に入球する遊技球(2) を夫々検知する球検知手段(23a,24a) を設け、
    前記開放時間選択手段(63)は、複数の抽選用数値を1つずつ所定微小時間毎に順次発生させる抽選用数値発生手段(64)と、前記開放時間記憶手段(62)に記憶された複数の開放時間が択一的に選択される選択率を前記抽選用数値と関連づけて異ならせる手段とを有し、 前記第1入球手段(23)に遊技球(2) が入球して前記球検知手段(23a) で検知された場合にのみ、或いは、前記第2入球手段(24)に遊技球(2) が入球して前記球検知手段(24a) で検知された場合にのみ、前記抽選用数値発生手段(64)で発生された抽選用数値に基づいて開放時間選択手段(63)が可変入賞手段(25)の開放時間を決定し、
    前記開閉制御手段(61)がその開放時間で可変入賞手段(25)を開放するように制御する、 ことを特徴とする弾球遊技機。
  2. 前記開放時間選択手段(63)で選択された開放時間に関連する報知を行う報知手段(27,70) を設けたことを特徴とする請求項1に記載の弾球遊技機。
  3. 前記報知手段(27,70) は、選択された開放時間で可変入賞手段(25)が開放する迄の間に、前記開放時間に関連する報知を開始することを特徴とする請求項2に記載の弾球遊技機。
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