JP4162135B2 - ケースのフラップ開装置 - Google Patents

ケースのフラップ開装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4162135B2
JP4162135B2 JP2003104074A JP2003104074A JP4162135B2 JP 4162135 B2 JP4162135 B2 JP 4162135B2 JP 2003104074 A JP2003104074 A JP 2003104074A JP 2003104074 A JP2003104074 A JP 2003104074A JP 4162135 B2 JP4162135 B2 JP 4162135B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
case
flap
hook
pair
opening
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2003104074A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2004307023A (ja
Inventor
輝久 菅原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Okura Yusoki KK
Original Assignee
Okura Yusoki KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Okura Yusoki KK filed Critical Okura Yusoki KK
Priority to JP2003104074A priority Critical patent/JP4162135B2/ja
Publication of JP2004307023A publication Critical patent/JP2004307023A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4162135B2 publication Critical patent/JP4162135B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Supplying Of Containers To The Packaging Station (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ケースの閉状態にあるフラップを開くケースのフラップ開装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ダンボールケース内に収納物を箱詰めする際、ダンボールケース内に収納物を入れ易くするために、ダンボールケースから起立状態にあるフラップを外側に開くフラップ開装置がある(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
ところで、例えば野菜などを既に収納してフラップが閉じられているダンボールケース内に、後から氷などの収納物を追加収納する場合がある。しかし、従来のフラップ開装置では、ダンボールケースの閉状態にあるフラップを開くことは困難である。そのため、人手でダンボールケースの閉状態にあるフラップを開きながら氷などの収納物を収納している。
【0004】
【特許文献1】
実開平5−13907号公報(第1頁)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上述のように、既にフラップが閉じられているダンボールケース内に収納物を収納する場合、人手でダンボールケースの閉状態にあるフラップを開きながら収納物を収納する必要があり、人手による手間がかかる問題がある。
【0006】
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、ケースの閉状態にあるフラップを自動的に開くことができるケースのフラップ開装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載のケースのフラップ開装置は、ケースの一面の周辺からこのケースの一面に閉状態に折り曲げられたフラップの先端間に差し込まれてフラップの先端を係止するフック、およびこのフックをフラップの閉状態の位置とフラップが開く開状態の位置との間で移動させるフック開閉駆動部を有するフック装置と、前記ケースのフラップが閉じられた一面に対し交差する面からケース内に進退可能に差し込まれる押出レバーを有し、前記ケース内に差し込んだ押出レバーでケースの内側から外側にフラップを押し出すフラップ押出装置とを具備しているものである。
【0008】
そして、この構成では、フック装置のフックを、ケースの一面の周辺からこのケースの一面に閉状態に折り曲げられたフラップの先端間に差し込んでフラップの先端に係止させ、フック開閉駆動部によってフックをフラップの閉状態の位置からフラップが開く開状態の位置に移動させることにより、ケースの閉状態にあるフラップが自動的に開かれる。さらに、フラップ押出装置の押出レバーをケースのフラップが閉じられた一面に対し交差する面からケース内に差し込んでケースの内側から外側にフラップを押し出すことにより、フラップがケースの内側に窪んでいた場合でもフックがフラップに確実に係止される。
【0009】
請求項2記載のケースのフラップ開装置は、請求項1記載のケースのフラップ開装置において、フック装置は、一対で互いに対向配置され、ケースの一面の互いに対向する両側辺からこのケースの一面に閉状態に折り曲げられた一対のフラップを一対のフックで開可能とし、一対のフックは間隔をあけて配列される複数のフック部を有し、これら一対のフックのフック部が交互に組み合った状態でケースの閉状態にある一対のフラップの先端間に差し込まれるものである。
【0010】
そして、この構成では、一対のフックの複数のフック部を交互に組み合わせた状態でケースの閉状態にある一対のフラップの先端間に差し込むことにより、一対のフラップの先端間の間隔が狭くても、一対のフックが確実に差し込まれる。
【0011】
請求項3記載のケースのフラップ開装置は、請求項1または2記載のケースのフラップ開装置において、フック装置は、ケースのフラップが折り曲げられた辺の近傍に位置する支軸、およびこの支軸に揺動可能に軸支されフックを支持するとともにフック開閉駆動部によって揺動されるフック支持体を有するものである。
【0012】
そして、この構成では、ケースのフラップが折り曲げられた辺の近傍に位置する支軸にフック支持体を揺動可能に軸支し、このフック支持体でフックを支持するとともにフック開閉駆動部でフック支持体を揺動させることにより、フラップが開く支点とフラップを係止したフックが揺動する支点とが近く、フラップが無理なく確実に開かれる。
【0013】
請求項4記載のケースのフラップ開装置は、請求項1ないし3いずれか記載のケースのフラップ開装置において、フック装置は、フックをフラップの先端に対して係脱させるフック係脱駆動部を有するものである。
【0014】
そして、この構成では、フック係脱駆動部でフックをフラップの先端に対して係脱させることにより、フックがフラップの先端に確実に係止されるとともに、例えばフラップを開いた後にフックによる係止を解除させることでフラップが閉じられる。
【0015】
求項記載のケースのフラップ開装置は、請求項1ないしいずれか記載のケースのフラップ開装置において、ケースを搬送するコンベヤと、このコンベヤで搬送してきたケースを昇降させる昇降装置と、この昇降装置で上昇するケースの上面四隅に当接してケースをフラップ開位置に停止させるストッパと、このストッパで停止されるケースの側面に当接してフラップ開位置に位置決めする位置決め装置とを備え、前記フラップ開位置に位置決めしたケースのフラップを開くものである。
【0016】
そして、この構成では、コンベヤで搬送してきたケースを昇降装置で昇降させ、この昇降装置で上昇するケースの上面四隅にストッパが当接してケースをフラップ開位置に停止させ、このストッパで停止されるケースの側面に位置決め装置が当接してフラップ開位置に位置決めし、このフラップ開位置に位置決めしたケースのフラップを開くことにより、コンベヤで搬送してきたケースの場合でもフラップが確実に開かれる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態を図面を参照して説明する。
【0018】
図9に、ケース11を示し、このケース11は、ダンボールケースであって、長方形状の箱であり、長手方向に沿った両側面12および長手方向と交差する短手方向に沿った両端面13で周面が形成され、これら両側面12および両端面13の下面側の各辺に形成された図示しない下面側のフラップがケース11の底部に折り曲げられて固定され、ケース11の底部が閉塞されている。
【0019】
両側面12の上面側の両側辺に形成された両側のフラップ14、および両端面13の上面側の両端辺に形成された両端のフラップ15がそれぞれケース11の上面に折り曲げられ、一側のフラップ14の先端側両角部が両端のフラップ15に形成された取付孔16に内側から外側に差し込まれ、他側のフラップ14の先端側両角部が両端のフラップ15に形成された取付孔17に外側から内側に差し込まれ、これらフラップ14,15がケース11の上面を閉じた状態で係止されている。閉状態でのフラップ14,15の先端間には隙間部18が形成されている。
【0020】
ケース11の両端面13にはケース11を持ち運ぶための取手孔19がそれぞれ形成されている。両側面12の上面側の両側辺にはケース11を積み重ねた際に上側のケース11と係合して積み重ね状態を保持する複数のガイド20が突出形成されている。
【0021】
そして、ケース11内には収納物が収納された後に、ケース11の上面側のフラップ14,15が閉じられている。なお、ケース11の種類には高さのみが異なる2つの種類があるものとする。
【0022】
次に、図7および図8に、既にフラップ14,15が閉じられたケース11内に収納物を収納する箱詰め装置24を示し、この箱詰め装置24は、ケース11を搬送するコンベヤ25を有し、このコンベヤ25の途中にコンベヤ25で搬送してきたケース11の閉状態のフラップ14,15を開くフラップ開装置26が設置され、このフラップ開装置26の上方にフラップ14,15を開いたケース11内に収納物を供給させる収納物供給装置27が設置されている。
【0023】
コンベヤ25は、チェーンコンベヤであり、床面上に設置されたコンベヤフレーム31を有し、このコンベヤフレーム31の両側に側部フレーム32が設けられ、これら両側の側部フレーム32の内側に、搬送方向Fの始端側のスプロケット33、終端側のスプロケット34、リターン側のガイド用の複数のスプロケット35、および駆動力伝達用のスプロケット36がそれぞれ回転可能に設けられ、これら両側のスプロケット33〜36にわたって両側の無端状のチェーン37がそれぞれ掛け回されている。駆動力伝達用のスプロケット36にはモータ38からの駆動力が伝達され、始端側のスプロケット33から終端側のスプロケット34に向かう搬送方向Fにチェーン37が回動する。始端側のスプロケット33から終端側のスプロケット34に向かうチェーン37の上面がケース11を載せて搬送する搬送面39として構成されている。ケース11を搬送する向きは、ケース11の長手方向であって、取手孔19が設けられている一方の端面13を先頭に搬送する。
【0024】
両側の側部フレーム32の内側には、始端側のスプロケット33から終端側のスプロケット34に至る搬送面39側でチェーン37を支えてガイドするチェーンガイド40、始端側のスプロケット33に戻るリターン側でチェーン37を支えてガイドするチェーンガイド41がそれぞれ設けられている。
【0025】
コンベヤ25の両側の側部フレーム32にはケース11をガイドしながら搬送方向Fと交差する方向の位置を規制するガイドレール42が取り付けられている。
【0026】
コンベヤ25には、フラップ開装置26に対応した昇降位置に停止させるストッパ43が搬送面39上に出没可能に配設されているとともに、昇降位置の手前で後続のケース11を停止させるストッパ44が配設されている。これらストッパ43,44はコンベヤフレーム31に取り付けられたシリンダ45,46の作動によって搬送面39上に出没する。
【0027】
また、フラップ開装置26は、コンベヤ25上のケース11を所定のフラップ開位置の高さに対して昇降させる昇降装置51を有している。この昇降装置51は、コンベヤ25の昇降位置の下側に配設され、図5および図6に示すように、床面に設置されるとともに上部がコンベヤフレーム31に連結されて支持された基台52を有し、この基台52に上下方向にガイドレール53が取り付けられ、このガイドレール53に沿って上下方向にスライド可能に係合するスライド部54に昇降部55が取り付けられ、この昇降部55に例えばエアシリンダである第2のシリンダ56が取り付けられ、この第2のシリンダ56の上端から進退するロッド56aの先端が基台52に取り付けられ、第2のシリンダ56の作動によって昇降部55が昇降する。
【0028】
基台52には複数のシャフト57をそれぞれ上下方向にスライド可能に支持する複数のシャフト受部58が取り付けられ、複数のシャフト57の上面にケース11を載せて昇降する昇降台59が取り付けられている。昇降部55に例えばエアシリンダである第1のシリンダ60が取り付けられ、この第1のシリンダ60の上端から進退するロッド60aが昇降台59の下面に連結され、第1のシリンダ60の作動によって昇降台59が昇降する。
【0029】
また、フラップ開装置26は、図7に示すように、コンベヤ25を跨いで床面に設置された枠体63を有している。この枠体63には、図1ないし図3に示すように、昇降装置51で上昇するケース11の上面四隅に当接してケース11の上面を所定のフラップ開位置に停止させるストッパ64が配設されている。ケース11の長手方向の両端位置に対応する各2つのストッパ64が各ストッパ支持板65にそれぞれ取り付けられ、これら各ストッパ支持板65が枠体63に取り付けられる各ストッパシリンダ66の下端から進退するロッド66aの先端に取り付けられている。ストッパシリンダ66の作動によって、ストッパ64がケース11の上面に当接してフラップ開位置に停止させる下方の進出位置とこの進出位置より上方に退避する退避位置との間で移動する。
【0030】
フラップ開装置26の枠体63には、ストッパ64でフラップ開位置に停止されたケース11の水平方向の位置を位置決めする位置決め装置67が配設されている。この位置決め装置67は、ケース11の長手方向の両端面13を位置決めする一対の位置決めプレート68、およびケース11の短手方向の両側面12を位置決めする一対の位置決めプレート69を有し、各位置決めプレート68,69とも下縁が外側に折り曲げられて昇降装置51によって上昇するケース11を位置決めプレート68,69の内側間に導くことができる。ケース11の長手方向の両端面13を位置決めする一対の位置決めプレート68は、コンベヤ25上のケース11をストッパ43で昇降位置に停止させた際にケース11の先端の端面13を基準としてケース11の長手方向の位置を位置決めしてフラップ開位置に上昇するため、フラップ開位置に上昇するケース11を案内するだけで、枠体63に固定されており、ただし固定位置の位置調整は可能になっている。一方、ケース11の短手方向の両側面12を位置決めする一対の位置決めプレート69は、枠体63に取り付けられた位置決めシリンダ70から水平方向に進退するロッド70aに取り付けられ、位置決めシリンダ70の作動によって、位置決めプレート69でケース11の両側面12を押圧してフラップ開位置の中央を基準に位置決めする進出位置とケース11の両側面12の領域から退避してケース11の昇降を許容する退避位置との間で移動する。
【0031】
フラップ開装置26の枠体63には、ケース11の短手方向の両側面12側に対応して一対のフック装置71が配設されている。これらフック装置71では、枠体63に取り付けられた一対のブラケット72間でかつケース11の両側のフラップ14が折り曲げられた両側辺の近傍位置に支軸73が設けられ、この支軸73にフック支持体74が揺動可能に支持されている。フック支持体74の先端側にはフック係脱駆動部としてのフック係脱シリンダ75が取り付けられ、このフック係脱シリンダ75の先端から進退するロッド75aの先端にフック76が取り付けられている。フック係脱シリンダ75の作動によって、フック76がケース11のフラップ14の先端を係止する係止位置とフラップ14の先端から離反する係止解除位置との間で移動する。また、フック支持体74の基端側にはフック開閉駆動部としてのフック開閉シリンダ77の下端から進退するロッド77aが連結され、フック開閉シリンダ77の上端が枠体63の上部に連結されている。フック開閉シリンダ77の作動によって、フック76がフラップ開位置に上昇するケース11の閉状態にある両側のフラップ14の先端間に差し込まれてフラップ14の先端を係止可能とする下方の差込位置とフラップ14を上方に開く上方の開位置との間で回動する。
【0032】
フック76は、フック係脱シリンダ75のロッド75aに取り付けられた横長のフック取付板78を有し、このフック取付板78に複数のフック部79が所定の間隔をあけて取り付けられている。各フック部79の先端側にはフラップ14の内面側に引っ掛けられるフック爪80が支軸73側に向けて折曲形成されている。一対のフック装置71では一対のフック76のフック部79が互いに交互に組み合うようにオフセットされており、一対のフック76のフック部79が互いに交互に組み合った状態でケース11の閉状態にある一対のフラップ14の先端間に差し込み可能としている。
【0033】
フラップ開装置26の枠体63には、ケース11の長手方向の両端面13側に対応して一対のフラップ押出装置81が配設されている。これらフラップ押出装置81は、枠体63に取り付けられたフラップ押出駆動部としてのフラップ押出シリンダ82を有し、このフラップ押出シリンダ82から進退するロッド82aに押出レバー83が取り付けられている。押出レバー83は、ケース11の取手孔19に対して斜め下方から進退可能に傾斜状に配設され、フラップ押出シリンダ82の作動によって、押出レバー83の先端がケース11の取手孔19に差し込まれてフラップ14を内側から外側に押し出す進出位置とケース11の端面13より外方に退避してケース11の昇降を許容する退避位置との間で移動する。
【0034】
図4に示すように、フラップ開装置26は、ケース11の両側のフラップ14が所定位置まで開いたことを検知する一対のフラップ開検知手段85を有している。これらフラップ開検知手段85は、各フック装置71の側部に並んで枠体63に配設されており、枠体63に取り付けられた支持プレート86に支軸87によって検知レバー88の中間が揺動可能に軸支され、この検知レバー88の先端が開いたフラップ14に当接するようにフラップ14の開放領域に位置されている。検知レバー88の基端側に設けられた略L字形の取付ピン89と支持プレート86に取り付けられた調整ピン90との間に検知レバー88の先端がフラップ14に当接する方向に回動付勢するスプリング91が張設され、検知レバー88が略水平となる位置で検知レバー88に当接してスプリング91による回動を規制するストッパピン92が支持プレート86に取り付けられている。支持プレート86には、開いたフラップ14で検知レバー88がスプリング91の付勢に抗して回動したときに、検知レバー88の基端が近接してフラップ14が所定位置まで開いたことを検知する近接スイッチ93が設けられている。
【0035】
また、図1ないし図3に示すように、収納物供給装置27は、ケース11に収納する例えば氷などの収納物を選択的に供給、供給停止可能とし、フラップ開位置でケース11の一対のフラップ14を開いたときにシュート96を通じて収納物を供給する。
【0036】
次に、本実施の形態の作用を説明する。
【0037】
図1ないし図3において、フラップ開装置26のフラップ開動作に待機する待機状態では、一対のフック76がフック係脱シリンダ75によって係止解除位置に突出するとともにフック開閉シリンダ77によって下方の差込位置に回動して一対のフック76のフック部79が互いに組み合った状態にあり、また、ストッパ64が下方の進出位置に下降し、位置決めプレート69および押出レバー83がそれぞれ退避位置に退避している。
【0038】
図7および図8に示すように、コンベヤ25で搬送してくるケース11をストッパ43で昇降位置に停止させ、昇降装置51の昇降台59を上昇させてケース11をフラップ開位置の高さに上昇させる。このとき、図5および図6に示すように、高さが高い種類のケース11aの場合には、第1のシリンダ60のみを作動し、1段階の上昇でケース11aの上面をフラップ開位置の高さまで上昇させ、また、高さが低い種類のケース11bの場合には、第1のシリンダ60に加えて第2のシリンダ56も作動し、2段階の上昇でケース11bの上面をフラップ開位置の高さまで上昇させる。ケース11a,11bの種類は、装置を制御する図示しない制御盤の切換スイッチによって選択する。
【0039】
図1ないし図3に示すように、昇降装置51によって上昇させるケース11を位置決め装置67の四方の位置決めプレート68,69間に進入させ、ケース11の上面四隅をストッパ64に当接させ、ケース11の上面を基準としてフラップ開位置の高さに位置決めする。このとき、ケース11の高さの誤差を吸収してケース11を変形させないように、第1のシリンダ60および第2のシリンダ56に対するエア供給路に減圧弁を介在させ、ストッパ64に対してケース11を所定時間押し付けるようにする。
【0040】
昇降装置51によってケース11をフラップ開位置の高さまで上昇させることにより、フック部79が互いに組み合った状態にある一対のフック76の先端がケース11の両側のフラップ14間の隙間部18(両側のフラップ14間と両端のフラップ15間の隙間部18)を通じてケース11の内側に相対的に差し込まれる。特に、一対のフック76の複数のフック部79を交互に組み合わせた状態とすることで一対のフラップ14の先端間の方向に対応した幅寸法を小さくでき、一対のフラップ14の先端間の間隔が狭くても一対のフック76を確実に差し込むことができる。
【0041】
位置決め装置67の一対の位置決めシリンダ70を作動させて一対の位置決めプレート69によってケース11の両側面12を挟み込んでセンタリングし、ケース11の水平方向の位置をフラップ開位置に位置決めする。これにより、ケース11の誤差によりフラップ14のセンタにずれが生じていても、一対のフック76の先端がケース11の両側のフラップ14間に確実に差し込まれる。
【0042】
一対のフラップ押出装置81のフラップ押出シリンダ82を作動させ、押出レバー83の先端をケース11の取手孔19からケース11内に差し込み、押出レバー83の先端でフラップ14をケース11の内側から外側に押し上げる。これにより、フラップ14の先端がケース11の内側に下がっているような場合でも、フラップ14をフック76によって係止可能な高さに持ち上げ、フック76によるフラップ14の引っ掛けミスを防止できる。
【0043】
一対のフック装置71のフック係脱シリンダ75を作動させ、フック76を係止解除位置から係止位置に移動させてフラップ14の先端に係止させる。
【0044】
一対のフック装置71のフック開閉シリンダ77を作動させ、支軸73を支点として両側のフック76を上方の開放位置に回動させ、これら両側のフック76で両側のフラップ14を上方へ引き起こして開く。このとき、ケース11のフラップ14が折り曲げられた両側辺の近傍に位置する支軸73を支点としてフック76が回動するため、フラップ14が開く支点とフラップ14を係止したフック76が回動する支点とが近く、フラップ14を無理なく確実に開くことができる。さらに、フック76は複数のフック部79がフラップ14に対して面接触するため、フラップ14を開放する際の力が分散してフラップ14の破損を防止できる。
【0045】
そして、フック76によって開かれる両側のフラップ14は、両側のフラップ14の先端側両側角部が両端のフラップ15の取付孔16,17に差し込まれた状態に保たれており、両側のフラップ14を完全に開放するのではなく、両側のフラップ14の先端間の間隔つまり隙間部18の開口幅を広くする程度に開く。
【0046】
図4に示すように、両側のフラップ14が開いたことを両側のフラップ開検知手段85でそれぞれ検知する。すなわち、開くフラップ14が検知レバー88の先端に当接してスプリング91の付勢に抗して回動させ、検知レバー88の基端が近接スイッチ93に近接し、近接スイッチ93が切り換わってフラップ14が開いたことを検知する。
【0047】
両側のフラップ開検知手段85による開検知に基づき、収納物供給装置27から収納物を送り出し、シュート96を通じて、開かれている両側のフラップ14間からケース11内に送り込む。
【0048】
また、ケース11への収納物の収納作業の終了後、一対のフック装置71のフック係脱シリンダ75を作動させてフック76をフラップ14の先端から離れる係止解除位置に移動させ、フック76によるフラップ14の係止を解除する。これにより、係止の外れたフラップ14がその弾性および重さによって下方の初期の閉状態に戻るように移動する。
【0049】
一対のフック装置71のフック開閉シリンダ77を作動させてフック76を下方の差込位置に回動させ、一対のフック76のフック部79が互いに組み合った状態に戻す。さらに、一対のフラップ押出装置81のフラップ押出シリンダ82を作動させて押出レバー83をケース11の取手孔19から抜き外す。
【0050】
位置決め装置67の一対の位置決めシリンダ70を作動させて一対の位置決めプレート69をケース11に対して開き、昇降装置51によってケース11を下降させ、コンベヤ25に移載する。コンベヤ25で収納物を収納させたケース11を下流側の次工程に搬送し、一連の動作を完了する。
【0051】
このように、フラップ開装置26によれば、一対のフック装置71のフック76を、ケース11の一面の両側辺からこのケース11の一面に閉状態に折り曲げられた両側のフラップ14の先端間に差し込んでフラップ14の先端に係止させ、フック開閉シリンダ77によってフック76をフラップ14の閉状態の位置からフラップ14が開く開状態の位置に移動させることにより、ケース11の閉状態にあるフラップ14を自動的に開くことができる。
【0052】
なお、フック装置71は、一対用いることでケース11の両側のフラップ14の先端間を大きく開くことができるが、1つのみ用い、一方のフラップ14のみを開くだけでも、収納物によっては確実にケース11内に収納させることができる。
【0053】
また、ケース11に収納する収納物は、氷などに限らず、緩衝材や、ケース11に添付する添付物などでもよい。
【0054】
また、昇降装置51によってケース11を昇降させたか、コンベヤ25上でケース11を位置決めし、フック装置71などを昇降させるように構成しても、ケース11のフラップ14を自動的に開くことができる。
【0055】
【発明の効果】
請求項1記載のケースのフラップ開装置によれば、フック装置のフックを、ケースの一面の周辺からこのケースの一面に閉状態に折り曲げられたフラップの先端間に差し込んでフラップの先端に係止させ、フック開閉駆動部によってフックをフラップの閉状態の位置からフラップが開く開状態の位置に移動させることにより、ケースの閉状態にあるフラップを自動的に開くことができ、さらに、フラップ押出装置の押出レバーをケースのフラップが閉じられた一面に対し交差する面からケース内に差し込んでケースの内側から外側にフラップを押し出すことにより、フラップがケースの内側に窪んでいた場合でもフックをフラップに確実に係止することができる。
【0056】
請求項2記載のケースのフラップ開装置によれば、請求項1記載のケースのフラップ開装置の効果に加えて、一対のフックの複数のフック部を交互に組み合わせた状態でケースの閉状態にある一対のフラップの先端間に差し込むことにより、一対のフラップの先端間の間隔が狭くても、一対のフックを確実に差し込むことができる。
【0057】
請求項3記載のケースのフラップ開装置によれば、請求項1または2記載のケースのフラップ開装置の効果に加えて、ケースのフラップが折り曲げられた辺の近傍に位置する支軸にフック支持体を揺動可能に軸支し、このフック支持体でフックを支持するとともにフック開閉駆動部でフック支持体を揺動させることにより、フラップが開く支点とフラップを係止したフックが揺動する支点とが近く、フラップを無理なく確実に開くことができる。
【0058】
請求項4記載のケースのフラップ開装置によれば、請求項1ないし3いずれか記載のケースのフラップ開装置の効果に加えて、フック係脱駆動部でフックをフラップの先端に対して係脱させることにより、フックをフラップの先端に確実に係止させることができるとともに、例えばフラップを開いた後にフックによる係止を解除させてフラップを閉じさせることができる。
【0059】
求項記載のケースのフラップ開装置によれば、請求項1ないしいずれか記載のケースのフラップ開装置の効果に加えて、コンベヤで搬送してきたケースを昇降装置で昇降させ、この昇降装置で上昇するケースの上面四隅にストッパが当接してケースをフラップ開位置に停止させ、このストッパで停止されるケースの側面に位置決め装置が当接してフラップ開位置に位置決めし、このフラップ開位置に位置決めしたケースのフラップを開くことにより、コンベヤで搬送してきたケースの場合でもフラップを確実に開くことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態を示すケースのフラップ開装置の正面図である。
【図2】 同上フラップ開装置の平面図である。
【図3】 同上フラップ開装置の側面図である。
【図4】 同上フラップ開装置のフラップ開検知手段を示し、(a)は正面図、(b)は側面図である。
【図5】 同上フラップ開装置の昇降装置の側面方向から視た断面図である。
【図6】 同上フラップ開装置の昇降装置の正面方向から視た断面図である。
【図7】 同上フラップ開装置の側面図である。
【図8】 同上フラップ開装置の平面図である。
【図9】 同上フラップ開装置で取り扱うケースを示し、(a)は平面図、(b)は端面図である。
【符号の説明】
11 ケース
14 フラップ
25 コンベヤ
26 フラップ開装置
51 昇降装置
64 ストッパ
67 位置決め装置
71 フック装置
73 支軸
74 フック支持体
75 フック係脱駆動部としてのフック係脱シリンダ
76 フック
77 フック開閉駆動部としてのフック開閉シリンダ
79 フック部
81 フラップ押出装置
83 押出レバー

Claims (5)

  1. ケースの一面の周辺からこのケースの一面に閉状態に折り曲げられたフラップの先端間に差し込まれてフラップの先端を係止するフック、およびこのフックをフラップの閉状態の位置とフラップが開く開状態の位置との間で移動させるフック開閉駆動部を有するフック装置と、
    前記ケースのフラップが閉じられた一面に対し交差する面からケース内に進退可能に差し込まれる押出レバーを有し、前記ケース内に差し込んだ押出レバーでケースの内側から外側にフラップを押し出すフラップ押出装置と
    を具備していることを特徴とするケースのフラップ開装置。
  2. フック装置は、一対で互いに対向配置され、ケースの一面の互いに対向する両側辺からこのケースの一面に閉状態に折り曲げられた一対のフラップを一対のフックで開可能とし、
    一対のフックは、間隔をあけて配列される複数のフック部を有し、これら一対のフックのフック部が交互に組み合った状態でケースの閉状態にある一対のフラップの先端間に差し込まれる
    ことを特徴とする請求項1記載のケースのフラップ開装置。
  3. フック装置は、ケースのフラップが折り曲げられた辺の近傍に位置する支軸、およびこの支軸に揺動可能に軸支されフックを支持するとともにフック開閉駆動部によって揺動されるフック支持体を有する
    ことを特徴とする請求項1または2記載のケースのフラップ開装置。
  4. フック装置は、フックをフラップの先端に対して係脱させるフック係脱駆動部を有する
    ことを特徴とする請求項1ないし3いずれか記載のケースのフラップ開装置。
  5. ケースを搬送するコンベヤと、
    このコンベヤで搬送してきたケースを昇降させる昇降装置と、
    この昇降装置で上昇するケースの上面四隅に当接してケースをフラップ開位置に停止させるストッパと、
    このストッパで停止されるケースの側面に当接してフラップ開位置に位置決めする位置決め装置とを備え、
    前記フラップ開位置に位置決めしたケースのフラップを開く
    ことを特徴とする請求項1ないしいずれか記載のケースのフラップ開装置。
JP2003104074A 2003-04-08 2003-04-08 ケースのフラップ開装置 Expired - Lifetime JP4162135B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003104074A JP4162135B2 (ja) 2003-04-08 2003-04-08 ケースのフラップ開装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003104074A JP4162135B2 (ja) 2003-04-08 2003-04-08 ケースのフラップ開装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004307023A JP2004307023A (ja) 2004-11-04
JP4162135B2 true JP4162135B2 (ja) 2008-10-08

Family

ID=33467006

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003104074A Expired - Lifetime JP4162135B2 (ja) 2003-04-08 2003-04-08 ケースのフラップ開装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4162135B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102910316A (zh) * 2012-11-09 2013-02-06 颐中(青岛)烟草机械有限公司 开箱机的折边开合装置
KR101830517B1 (ko) * 2016-08-08 2018-02-20 주식회사 포스코 후크 해제 장치

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102556426B (zh) * 2010-12-28 2013-08-07 上海龙腾机械制造有限公司 塞盒拨片机构
CN105438552B (zh) * 2016-01-11 2017-12-22 亳州沃野知识产权服务有限公司 一种气缸调节式瓦楞纸箱顶部翻折部压紧装置
CN105479810B (zh) * 2016-01-11 2017-11-14 广东世腾环保包装科技有限公司 一种瓦楞纸箱顶部翻折部压紧装置
KR102115419B1 (ko) * 2018-08-06 2020-05-26 이익재 포장제품 운송박스 적재 시스템
CN114572472B (zh) * 2020-12-02 2022-11-08 中国科学院沈阳自动化研究所 一种包装箱全自动开合盖机构
CN114933072A (zh) * 2022-06-30 2022-08-23 歌尔股份有限公司 装盒装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102910316A (zh) * 2012-11-09 2013-02-06 颐中(青岛)烟草机械有限公司 开箱机的折边开合装置
CN102910316B (zh) * 2012-11-09 2014-10-01 颐中(青岛)烟草机械有限公司 开箱机的折边开合装置
KR101830517B1 (ko) * 2016-08-08 2018-02-20 주식회사 포스코 후크 해제 장치

Also Published As

Publication number Publication date
JP2004307023A (ja) 2004-11-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4162135B2 (ja) ケースのフラップ開装置
JP2008074570A (ja) 被搬送物積み下ろし搬送設備及び搬送方法
KR101938599B1 (ko) 가구재 제조용 자동화시스템
KR100587899B1 (ko) 시트 더미를 언로딩하는 방법 및 장치
US4684308A (en) Stacker assembly for a conveyor system
US5394599A (en) Method for automatically exchanging a stamper unit with another one
JP4326352B2 (ja) 育苗箱積重ね装置
JP3956269B2 (ja) 荷物移載装置
JPH0566300B2 (ja)
JPH08175644A (ja) パレット清掃装置
JP2004313116A (ja) 育苗箱積重ね装置
JP2596555B2 (ja) 段ボール箱の自動開梱切り出し装置
JP3516440B2 (ja) ガス容器移載装置
JP3003652U (ja) コンテナ自動折畳み装置
JP2714524B2 (ja) 箱詰装置
JP4564687B2 (ja) 容器組立装置
JPH0755697B2 (ja) 包装枚葉紙の開封装置
JP3044968B2 (ja) 荷役作業車輌における積荷プラットフォームのストッパ兼ガイドレール装置
JP3810495B2 (ja) 容器組立装置
JPS63203534A (ja) 包装枚葉紙の開封積み重ね方法とその装置
JPH08318882A (ja) 搬送装置のハンガーに吊り下げられたワークの振れ止め・浮き上がり防止装置
JPH10194456A (ja) 搬送装置
KR930009893A (ko) 벽돌 적재장치
US3533457A (en) Automatic box spring corner cutter
JPH0755696B2 (ja) 包装枚葉紙の開封装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060405

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080424

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080430

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080624

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080716

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080717

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110801

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4162135

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120801

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120801

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130801

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term