JPH08318882A - 搬送装置のハンガーに吊り下げられたワークの振れ止め・浮き上がり防止装置 - Google Patents

搬送装置のハンガーに吊り下げられたワークの振れ止め・浮き上がり防止装置

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JPH08318882A
JPH08318882A JP7152721A JP15272195A JPH08318882A JP H08318882 A JPH08318882 A JP H08318882A JP 7152721 A JP7152721 A JP 7152721A JP 15272195 A JP15272195 A JP 15272195A JP H08318882 A JPH08318882 A JP H08318882A
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JP
Japan
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work
hanger
pinion
rod
pressing
Prior art date
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Application number
JP7152721A
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English (en)
Inventor
Shogo Okamoto
正吾 岡本
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Tsubakimoto Chain Co
Original Assignee
Tsubakimoto Chain Co
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 部品交換等を行うことなく多くの種類のワー
クに対応することができる、搬送装置のハンガーに吊り
下げられたワークの振れ止め・浮き上がり防止装置を提
供する。 【構成】 搬送装置の走行中に、搬送装置のハンガーに
吊り下げられたワークは、搬送装置に上下方向にスライ
ド自在に支持されたワーク押さえ棒10によって、ハン
ガーに押し付けられ、搬送装置の走行中にワークの振れ
や浮き上がりが生じることが防止される。ワーク押さえ
棒10の位置をワークの高さに応じて上下位置調整する
場合に、ワーク押さえ棒10のラック12に噛み合って
いるピニオン15が回転し、ワークを押圧する位置で、
ピニオン15が回転止め機構によって回転が拘束されて
固定される。前記位置では、ワーク押さえ棒10の下端
とワークに当接しているワーク押圧片14との間に設け
られている弾性体13が圧縮され、適正な押圧力が維持
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ハンガーにワークを吊
り下げて走行する搬送装置に用いられるワークの振れ止
め・浮き上がり防止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ハンガーにワークを吊り下げて走
行する搬送装置には、搬送中のワークの振れやハンガー
からの浮き上がりを防止するために、実開平7−968
5号公報に記載されているような振れ止め・浮き上がり
防止装置が考えられている。前記実開平7−9685号
公報に開示されている装置は、ワーク押圧杆の先端に設
けられているワーク押圧片を、ハンガーに支持されてい
るワークに押しつけてワークの振れや浮き上がりを防止
している。そして、搬送されるワークの高さに応じて、
押圧杆の側方に突出した係合ピンを、押圧杆を案内支持
しているパイプ状の案内杆の複数箇所に形成された切欠
に選択的に係止して、数種類のワークに対応できるよう
に構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記実
開昭7−9685号公報に記載されている振れ止め・浮
き上がり防止装置では、取り扱うワークの種類が多い場
合、案内杆にそれぞれのワークの高さに対応する数だけ
切欠を形成する必要が生じ、また、前記の装置では、一
度搬送装置に据え付けてしまうと、前記案内杆の複数箇
所に設けられた、切欠の位置では対応できない種類のワ
ークを搬送する必要が生じた場合には、部品交換が必要
となる等の問題があった。そこで、本発明は、前記実開
昭7−9685号公報に記載されている技術をさらに改
良し、押圧杆の位置を細かく調整でき、部品交換等を行
うことなく多くの種類のワークに対応することができ
る、搬送装置のハンガーに吊り下げられたワークの振れ
止め・浮き上がり防止装置を提供することを目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明の搬送装置のハンガーに吊り下げられたワー
クの振れ止め・浮き上がり防止装置は、ハンガーにワー
クを吊り下げて走行する搬送装置に上下方向にスライド
自在に支持され、前記ワークをハンガーに押し付けて搬
送中のワークの振れ及び浮き上がりを防止するワーク押
さえ棒と、前記ワーク押さえ棒をワーク押圧位置に保持
するロック手段とを備えている。
【0005】前記ワーク押さえ棒には、下端に弾性体を
介してワークと当接するワーク押圧片が設けられている
とともに側面に長手方向に沿ってラックが設けられ、前
記ロック手段は、前記ワーク押さえ棒のラックに噛み合
うピニオンと、前記ピニオンと噛み合ってその回転を拘
束状態に保持するとともに前記拘束状態を解除可能な回
転止め機構とから構成されている。
【0006】前記振れ止め・浮き上がり防止装置は、前
記ワーク押さえ棒をワークを押圧する位置へ上下動させ
るとともに、ワーク押さえ棒のワーク押圧力を調整可能
なレギュレータを有するワーク押さえシリンダと、前記
ロック手段の回転止め機構の解除操作を行うロック解除
シリンダとを前記搬送装置外に備えていることが好まし
い。
【0007】
【作用】 ハンガーに吊り下げられたワークは、ワーク
押さえ棒によってハンガーに押し付けられ、搬送装置の
走行中にワークの振れや浮き上がりが生じることが防止
される。前記ワーク押さえ棒の位置をワークの高さに応
じて上下位置調整する場合に、前記ワーク押さえ棒のラ
ックに噛み合っているピニオンが回転し、ワークを押圧
する位置で、前記ピニオンが回転止め機構によって回転
が拘束されて固定される。前記位置では、ワーク押さえ
棒の下端とワークに当接しているワーク押圧片との間に
設けられている弾性体が圧縮され、適正な押圧力が維持
される。
【0008】また、レギュレータを有するワーク押さえ
シリンダと、ロック解除シリンダとを搬送装置外に備え
ている場合には、ワーク押さえシリンダによって、前記
ワーク押さえ棒の上下動が行われ、また、ワーク押さえ
シリンダのレギュレータによって、ワークへのワーク押
さえ棒の押圧力が適正に調整される。また、ロック手段
の回転止め機構の解除動作がロック解除シリンダによっ
て行われる。前記ワーク押さえシリンダによるワーク押
さえ押の上下動は、ロック解除シリンダによる前記解除
動作と協働して行われる。
【0009】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明
する。図1は、本発明の振れ止め・浮き上がり防止装置
が適用されている搬送装置の側面図であって、同図にお
いて、搬送装置1は、駆動輪5と従動輪7によって走行
レール2に支持されるハンガーフレーム3を備えてお
り、前記駆動輪5がモータ6によって回転駆動されて、
走行レール2に沿って走行するようになっている。前記
ハンガーフレーム3には、ワークWを吊り下げるための
ハンガー4が左右両側に開閉自在に設けられている。
【0010】図2に示すように、ハンガーフレーム3の
左右両側には、ガイドローラ8が取り付けられており、
搬送装置1の走行経路の両側に走行レール2と平行に配
置されているガイドレール9によって、前記ガイドロー
ラ8が下方から支持されて、搬送装置の振れが防止され
るようになっている。
【0011】ハンガー4は、同図に実線で表示している
閉じた位置において、ワークWを左右両側から支持して
いる。ワークWの上面は、ハンガーフレーム3に支持さ
れた一対のワーク押さえ棒10、10によって上方から
押圧され、搬送中における振れや、ハンガー4からの浮
き上がりが防止されている。
【0012】図3は、本発明の振れ止め・浮き上がり防
止装置の構造を示した側面図であり、また、図4はその
正面図であって、前記ワーク押さえ棒10は、ハンガー
フレーム3に取り付けられた支持フレーム11に、上下
方向にスライド自在に支持されている。
【0013】ワーク押さえ棒10の側面には、その長手
方向に沿ってラック12が設けられており、また、ワー
ク押さえ棒10の下端には、圧縮コイルばね等の弾性体
13を介してワークWの上面に当接するワーク押圧片1
4が取り付けられ、上端には、T字状に側方に張り出し
た操作部10Aが形成されている。支持フレーム11の
前記操作部10Aの下面との対向部には、ストッパ11
Aが設けられており、ワーク押さえ棒10の下方へスラ
イド範囲が制限されている。
【0014】前記ラック12は、支持フレーム11の内
部に回転自在に支持されているピニオン15と噛み合っ
ており、また、前記ピニオン15はさらに、隣接して回
動自在に支持フレーム11内に支持されているピニオン
16と噛み合っている。ピニオン16の、ピニオン15
と噛み合っている側と反対側には、錠止ラック17が配
置されている。
【0015】前記錠止ラック17は、ワーク押さえ棒1
0と平行に、支持フレーム11内に固定されたガイド棒
18に、上下動自在に案内され、錠止ラック17の下面
と支持フレーム11の底面との間の、ガイド棒18の周
囲に装着されている圧縮コイルばね19によって、上方
に付勢されている。前記錠止ラック17には、支持フレ
ーム11の上方へ上端が露出しているロック解除レバー
20が固定され、錠止ラック17と一体に上下動できる
ようになっている。また、前記ロック解除レバー20の
側面には、ストッパ21とストッパ22がそれぞれ固定
されており、支持フレーム11のロック解除レバー20
が貫通している上下の面との当接により、ロック解除レ
バー20の上下動可能な範囲を規制している。
【0016】錠止ラック17は、常時は圧縮コイルばね
19の付勢力によって、上方に位置しており、前記位置
では、ピニオン16と噛み合って、ワーク押さえ棒10
の上方への移動が阻止されている。また、ロック解除レ
バー20がストッパ22によって規制される下限位置ま
で移動すると、錠止ラック17は、ピニオン16との噛
み合いが外れ、ワーク押さえ棒10は自由に上下にスラ
イドできる状態となる。ピニオン16からロック解除レ
バー20に至る一連の部材によって、ピニオン15の回
転を拘束する回転止め機構が構成されている。
【0017】次に、ワークWを搬送装置1へ積み卸しす
る位置には、図5に示すような昇降装置23が配置され
ている。前記昇降装置23には、図示しない昇降駆動装
置によって昇降される昇降体24が設けられている。前
記昇降体24には、昇降レール2Aが支持されており、
昇降体24の上昇位置においては、昇降レール2Aは、
図1及び図2に示す走行レール2の端面と連結されて、
搬送装置1が昇降レール2Aに進入できるようになって
いる。また、昇降体24には、ハンガー4の上端を下方
に押して、ハンガー4を左右に開くためのハンガーアー
ム開閉用シリンダ25が設けられている。さらに、昇降
体24には、前述したワーク押さえ棒10を上下動させ
るための一対のワーク押さえシリンダ26が設けられて
いる。
【0018】前記ワーク押さえシリンダ26には、図6
に示すように、昇降体24の上下方向に移動自在に設け
られたリニアガイド27が連結されている。前記リニア
ガイド27の下端面は、図3及び図4に示すワーク押さ
え棒10の上端に形成されている操作部10Aの上面に
当接して、ワーク押さえ棒10を下方へ押す機能を有し
ている。
【0019】前記リニアガイド27の下端付近には、フ
ック29が枢支されており、前記フック29の先端は、
前記操作部10Aの下面に係合する位置と、側方へ退避
する位置との間で、ワーク押さえ棒10に支持されてい
るフック駆動シリンダ28によって回動操作されるよう
になっている。フック29は、図7に示すように、リニ
アガイド27の下端部の両側に設けられている。
【0020】また、昇降体24には、ワーク押さえシリ
ンダ26と並行して、ロック解除シリンダ30が設けら
れており、前記ロック解除シリンダ30には、上下方向
に移動自在なリニアガイド31が連結されている。前記
リニアガイド31の下端面は、その伸縮動作の下限位置
で、図3に示すロック解除レバーの上端面を押し下げ
て、ワーク押さえ棒10の固定を解除する位置に設定さ
れている。
【0021】前述した構成において、ハンガー4が空の
搬送装置1が走行レール2上を走行して、図5に示す昇
降装置23の位置に至ると、図6に示すロック解除シリ
ンダ30が、リニアガイド31を下降させ、図3に示す
ロック解除レバー20の上端面を下方へ、圧縮コイルば
ね19の付勢力に抗して押し下げる。そうすると、錠止
ラック17は、ピニオン16から外れることによって、
ワーク押さえ棒10の上下動が自由にできるようにな
る。次いで、ワーク押さえシリンダ26がリニアガイド
27を下降させ、その下端面が、ワーク押さえ棒10の
操作部10Aの上面と当接すると、フック駆動シリンダ
28が駆動されて、フック29は操作部10Aの下面両
側部分へ回動する。その後、ワーク押さえシリンダ26
がリニアガイド27を上昇させ、これに伴って、ワーク
押さえ棒10が上方へ引き上げられる。
【0022】一方、ハンガーアーム開閉用シリンダ25
が動作して、ハンガー4が左右に開放されるとともに、
図5に示す昇降体24は、図示していない駆動装置によ
って下降を開始し、下降下限位置へ接近すると昇降体2
4の下降速度は減速されて、下限位置で停止する。ハン
ガー4の下方には、ワークWが搬入されており、昇降体
24が停止すると、ハンガーアーム開閉用シリンダ25
が復帰動作し、ハンガー4の下端は左右からワークの下
面へ侵入する。次いで、昇降体24が上昇を開始し、上
限位置へ接近すると昇降体24の上昇速度は減速され
て、上限位置で停止する。前記上限位置で、昇降体24
の昇降レール2Aは、図1に示す走行レール2に接続さ
れ、搬送装置1の昇降体24外への走行が可能となる。
【0023】一方、図6に示すワーク押さえシリンダ2
6が動作し、リニアガイド27を下降させる。ワーク押
さえ棒10はリニアガイド27の下降に伴って下降し、
ワークWの上面にワーク押圧片14が当接してワークW
を押圧する。リニアガイド27によるワークWの押圧力
は、リニアガイド27に取り付けられている図示してい
ないレギュレータに設定された圧力で、一定に維持され
ており、ワークWにワーク押圧片14から所定の押圧力
が作用する位置でワーク押さえシリンダ26が停止した
状態となる。ワーク押さえシリンダ26が動作してから
一定時間が経過すると、図示していないタイマー手段に
よって上記時間が検知され、フック駆動シリンダ28が
復帰動作し、フック29が退避位置へ回動される。
【0024】次いで、ロック解除シリンダ30が復帰動
作して、リニアガイド31を上方に退避させ、ワーク押
さえ棒10を固定する。この際、錠止ラック17は、ス
トッパ21で規制される位置まで、圧縮コイルばね19
の付勢力によって少し上昇し、ピニオン16と噛み合う
状態となるが、前記錠止ラック17の移動によってピニ
オン16が僅かに回転するため、ワーク押さえ棒10
は、僅かに上昇した位置で固定される。
【0025】前記ワーク押さえ棒10の固定時の僅かな
上昇は、ワーク押さえ棒10下端とワーク押圧片14と
の間に設けられている弾性体13によって吸収され、ワ
ークWは、前記弾性体13の反発力によってハンガー4
押し付けられた状態が維持される。その後、図1に示し
ているモータ6によって、駆動輪5が駆動され、搬送装
置1は、昇降体24上から、目的の場所へワークWを搬
送する。
【0026】なお、ピニオン15の回転を拘束する回転
止め機構は、前述した実施例に限定されるものではな
く、例えば、ピニオン16に代えて大小のギヤが同軸で
一体に回転する2段ピニオンを用い、その小ギヤ側がピ
ニオン15と噛み合い、大ギヤ側が錠止ラック17と噛
み合う構造とすることによって、ワーク押さえ棒10の
上下位置をより細かい間隔で調整することができ、ま
た、錠止ラック17をピニオン16から離脱させる際
に、ロック解除レバー20に加える力を少なくて済むよ
うにすることができる。
【0027】また、前述した実施例では、ピニオン15
にピニオン16を噛み合わせ、ピニオン16に錠止ラッ
ク17が噛み合うようにした回転止め機構を用いている
が、ピニオン15に錠止ラック17を直接噛み合わせる
ようにした回転止め機構を用いることもできる。この場
合には、錠止ラック17は、その下限に移動した位置で
ピニオン15と噛み合ってその回転を拘束するように
し、錠止ラック17の上方への移動によって、ピニオン
15との噛み合いが外れるようにすればよい。その際、
圧縮コイルばね19を、錠止ラック17をピニオン15
と噛み合うように下方に付勢するように設け、ロック解
除レバー20を上方へ引き上げてロック解除を行う構成
とすることができる。
【0028】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の搬送装
置のハンガーに吊り下げられたワークの振れ止め・浮き
上がり防止装置によれば、ワーク押さえ棒の固定位置
が、細かく調整できるとともに、設定した固定位置に確
実に固定することができるので、種々の高さの異なるワ
ークに対して、それぞれのワークの高さに応じた適切な
押圧力によってワークをハンガーに押し付けることがで
き、搬送中におけるワークの振れや、浮き上がりを確実
に防止することができる。その結果、モデルチェンジ等
でワークの高さが変更になっても、部品交換等の改造を
施すことなく対応することができる。また、ワーク押さ
えシリンダとロック解除シリンダとを搬送装置外に備え
ている場合には、ロック解除シリンダによるワーク押さ
え棒のロック解除操作の後、ワーク押さえシリンダによ
って、前記ワーク押さえ棒の上下動が行われ、ワーク押
さえシリンダに設けたレギュレータによって、ワークに
対するワーク押さえ棒の押圧力を自動的に適正値に調整
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の振れ止め・浮き上がり防止装置が設
けられている搬送装置の側面図である。
【図2】 本発明の振れ止め・浮き上がり防止装置が設
けられている搬送装置の正面図である。
【図3】 本発明の振れ止め・浮き上がり防止装置の1
実施例を示す側面図である。
【図4】 本発明の振れ止め・浮き上がり防止装置の1
実施例を示す正面図である。
【図5】 昇降装置の正面図である。
【図6】 ワーク押さえシリンダ及びロック解除シリン
ダを示す側面図である。
【図7】 ワーク押さえシリンダを示す正面図である。
【符号の説明】 1 搬送装置 2 走行レール 4 ハンガー 10 ワーク押さえ棒 12 ラック 13 弾性体 14 ワーク押圧片 15,16 ピニオン 17 錠止ラック 18 ガイド棒 19 圧縮コイルばね 20 ロック解除レバー 21,22 ストッパ 26 ワーク押さえシリンダ 27,31 リニアガイド 28 フック駆動シリンダ 29 フック 30 ロック解除シリンダ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハンガーにワークを吊り下げて走行する
    搬送装置に上下方向にスライド自在に支持され、前記ワ
    ークをハンガーに押し付けて搬送中のワークの振れ及び
    浮き上がりを防止するワーク押さえ棒と、前記ワーク押
    さえ棒をワーク押圧位置に保持するロック手段とを備
    え、 前記ワーク押さえ棒には、下端に弾性体を介してワーク
    と当接するワーク押圧片が設けられているとともに側面
    に長手方向に沿ってラックが設けられ、 前記ロック手段は、前記ワーク押さえ棒のラックに噛み
    合うピニオンと、前記ピニオンと噛み合ってその回転を
    拘束状態に保持するとともに前記拘束状態を解除可能な
    回転止め機構とから構成されていることを特徴とする搬
    送装置のハンガーに吊り下げられたワークの振れ止め・
    浮き上がり防止装置。
  2. 【請求項2】 前記ワーク押さえ棒をワークを押圧する
    位置へスライドさせるとともに、ワーク押さえ棒のワー
    ク押圧力を調整可能なレギュレータを有するワーク押さ
    えシリンダと、回転止め機構の解除操作を行うロック解
    除シリンダとを前記搬送装置外に備えていることを特徴
    とする請求項1記載の搬送装置のハンガーに吊り下げら
    れたワークの振れ止め・浮き上がり防止装置。
JP7152721A 1995-05-29 1995-05-29 搬送装置のハンガーに吊り下げられたワークの振れ止め・浮き上がり防止装置 Pending JPH08318882A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100427344B1 (ko) * 2001-09-11 2004-04-14 현대자동차주식회사 트럭 캡 이송용 오버헤드 행거 안전장치
US7328812B2 (en) 2004-06-28 2008-02-12 Murata Kikai Kabushiki Kaisha Overhead travelling carriage
JP2014080066A (ja) * 2012-10-15 2014-05-08 Honda Motor Co Ltd パネル搬送ハンガー
JP2016072050A (ja) * 2014-09-30 2016-05-09 日産自動車株式会社 バッテリパックの組立装置および組立方法

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