JP4159481B2 - ライブラリ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、磁気テープ、磁気ディスク、光ディスク、あるいは光磁気ディスク等のデータカートリッジを複数格納するとともに、それらのデータカートリッジのうちから所望のデータカートリッジを選択的に取り出し、内部のドライブ装置によってデータの読み取り/書き込みを行うライブラリ装置に関する。
従来、マガジンの複数のセル内に例えばテープカートリッジ等のデータカートリッジを格納し、それらのデータカートリッジの中から所望のデータカートリッジを選択的に取り出し、ドライブ装置によってデータの読み取り/書き込みを行うライブラリ装置(データストレージシステム等と称される場合もある)が知られている(例えば、特許文献1参照)。
図16は、同文献に示されたライブラリ装置に用いられるマガジンを示す図であり、図16(a)はその正面図を示し、図16(b)は左側面図を示している。
図示するように、マガジン1200には、カートリッジを1つずつ収容するセル1230が縦方向に積み重なるようにして設けられており、筐体の上面には持ち運び用の取っ手1280が設けられている。ライブラリ装置は、このマガジン1200がセットされた状態で、同装置内のカートリッジ取出し搬送機構(不図示)によってセル1230内に収容されたカートリッジを選択的に取り出し、同じく同装置内のカートリッジ読み取り/書き込み機構(不図示)に搬送し、このカートリッジ読み取り/書き込み機構で、カートリッジに対してデータの読み取り/書き込みを行う。
マガジン1200の側面には、装置内にマガジン1200がセットされたかどうか(マガジン1200の有無)を検出するための1つのマガジン検出フラグ1260と、上記カートリッジ取出し搬送機構(不図示)とセル1230との相対位置を検出するための複数の位置検出フラグ1250とが形成されている。マガジン検出フラグ1260および位置検出フラグ1250はいずれも、筐体と一体に形成された板状構造部を切り欠いてスリット状に形成されており、また、各位置検出フラグ1250はそれぞれのセル1230に対応する位置に設けられている。
ライブラリ装置は、マガジン検出フラグ1260を検出するためのセンサと、位置検出フラグ1250とを検出するためのセンサを別個に備えており、それらを利用して、マガジン1200の有無と、各セル1230の位置の検出を行うように構成されている。
特願2002―175655号公報
しかしながら、上述したような従来のライブラリ装置では、マガジン側に、マガジン検出用およびセル位置検出用のフラグを設けていたため、フラグを形成するための空間が必要でありマガジンが大型なものとなっていた。このような構成のマガジンではマガジン自体が大型であるため、マガジンを収容するための空間が大きく設ける必要があり、ライブラリ装置を小型化することが困難であった。
そこで本発明は、ライブラリ装置の小型化を図ることを目的とする。また、本発明の他の目的は、セルの位置を検出するためのフラグを備えていない小型のマガジンを用いた場合であっても、セットされたマガジンの各セルの位置に対して正確な位置決めを行い、動作不良の発生を防止するライブラリ装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため本発明のライブラリ装置は、データカートリッジ内に収容された記憶媒体の読み書きを行うドライブ装置と、複数の前記データカートリッジを収納する複数のセルが一方向に並べて設けられたマガジンと、前記マガジンに対して、前記データカートリッジの取り出し/収納を行うピッカー機構を搭載して前記一方向に移動し、前記ピッカー機構を前記複数のセルのうちの1つのセルの位置に選択的に位置決めする搬送手段と、前記一方向に沿って同一直線上に並んで配置され、適正位置にセットされたときの前記マガジンの各セルの位置に対応して設けられた複数の位置決め用フラグと、前記同一直線上に配置され、セットされた前記マガジンの位置に応じて変位するマガジン位置検出用フラグと、前記搬送手段と一体となって移動して前記位置決め用フラグおよび前記マガジン位置検出用フラグを検出する共通のポジションセンサとを有す
このように構成された本発明のライブラリ装置によれば、従来マガジン側に設けていた、マガジンの各セルの位置を検出するためのフラグを、ライブラリ装置側に設けることにより、従来構造のマガジンと比較してマガジンが小型化するため、ライブラリ装置の小型化を図ることができる。また、位置決め用フラグとマガジン位置検出用フラグとを同一直線上に設けることにより、2つのセンサを用いることなく共通のポジションセンサにより検出可能となるため、ライブラリ装置がより小型化する。
上記マガジン位置検出用フラグは、装置内にセットされたマガジンの片方の端部側に配置され、上記マガジンが適正位置にセットされたときに、上記マガジンの複数のセルのうち、上記端部に最も近い側のセルの位置決め用フラグとして機能するものとしてもよい。このように、マガジン位置検出用フラグとセルの位置決め用フラグとを兼用のものとすることにより、1つの位置決め用フラグを配置する空間を設ける必要がなくなる。
また、上記本発明のライブラリ装置は、前記マガジンに当接する当接部と、前記マガジン位置検出用フラグとして機能するセンサフラグ部とが形成され、回動可能に支持された少なくとも1つのアーム部材を有する振り子機構を含むものであってもよい。
また、本発明のライブラリ装置は、ポジションセンサが検出したマガジン位置検出用フラグの位置に基づいて、マガジンの有無や、装置内にセットされたマガジンの位置を検出する制御を行うものであってもよい。
また、搬送手段の移動の原点から各位置決め用フラグまでの距離を、搬送手段の移動距離として予め設定し、搬送手段を、原点から移動距離だけ移動させることにより、各セルの位置に位置決めする制御を行うものであってもよい。
また、搬送手段の移動に同期して、ポジションセンサを作動させて位置決め用フラグを検出し、その検出結果に基づいて搬送手段の位置を確認する制御を行うものであってもよい。このように実際の搬送手段の位置を確認することにより、搬送手段の位置決め不良が防止される。
また、検出したマガジン位置検出用フラグの位置に基づいて、セットされたマガジンの位置を検出し、その検出結果に基づいて適正位置に対するマガジンのズレ量を算出し、マガジンのズレ量を用いて、予め設定した搬送手段の移動距離を補正する制御を行うものであってもよい。これにより、例えば収納する際の力の加減などの要因によって、マガジンが適正位置に対してずれた場合であっても、搬送手段をマガジンの各セルの位置に正確に位置決めすることができ、動作不良の発生が防止される。
上述したように本発明のライブラリ装置によれば、位置決め用フラグとマガジン位置検出用フラグとを装置側に設けたことにより、マガジン自体にセルを検出するためのフラグを設ける必要なくなるため、マガジンが小型化し、その結果、ライブラリ装置の小型化を図ることができる。このようなマガジンを用いた場合であっても、セットされたマガジンの位置に応じて変位するマガジン位置検出用フラグを用いて、セットされたマガジンのズレ量を検出し、搬送手段の移動距離を補正する制御を行うことにより、搬送手段を正確に位置決めすることができるため、動作不良の発生を防止することができる。
次に、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るライブラリ装置の概略構成を示す斜視図である。
図1に示すように、本実施形態のライブラリ装置は、データカートリッジ100を水平姿勢で積み重ねられた状態に収容する複数のセル300を有するマガジン200と、データカートリッジ100内の記憶媒体に対してデータの読み取り/書き込みを行う2つのドライブ装置600と、データカートリッジ100の移送を行うアクセッサ機構400とを有している。
本実施形態では、2つのマガジン200がセル300の開口部が向き合うように対向配置され、さらにそれらのマガジン200の一方の端部の近傍に、重ね合わされた2つのドライブ装置600が配置されており、それらのマガジン200とドライブ装置600が略U字形を成すように配置されている。アクセッサ機構400は、セル300やドライブ装置600との間でデータカートリッジ100の授受を行うピッカー機構500を図示Y方向に移動させるリフター機構410(図3参照)と、リフター機構410を図示X方向に移動させるリニア機構450(図3参照)とを備えている。アクセッサ機構400のリフター機構410(図3等参照)は、互いに対向する2つのマガジン200の間を図示X方向に移動する。
本実施形態における各マガジン200は、4列×2段で計8個のセル300を有するマガジン200aの上に、4列×3段で計12個のセル300を有するマガジン200bが重ね合わされて構成されており、それらの各段が別々に引き出せるように構成されている。本実施形態の構成では各マガジン200が計20個のセル300を有しており、2つのマガジン200に合計で40個のデータカートリッジ100を収容可能である。セル300を列方向に仕切るためにマガジン200に設けられている隔壁は、その下端面がセル300の底板から離れており、隔壁の底面とセル300の底板との間に隙間が形成されている。この隙間によって、後述するピッカー機構500のピッカーアーム521(図7参照)がデータカートリッジ100のノッチ110(図2参照)にアクセスすることが可能になっている。
なお、マガジン200が有するセル300の数やマガジン200の段数は任意である。アクセッサ機構400のXY方向の移動距離等は、マガジン200が有するセル300の数や段数に応じて適宜変更して構成することが可能である。
データカートリッジ100は、例えばLAN(Local Area Network)やインターネット等の通信回線を介してライブラリ装置に接続されたコンピュータ(不図示)が共有するデータを読み書きする記憶媒体である。そのような記憶媒体としては、例えば、LTOやDLT等のテープメディア、ハウジング内に収容されているDVD、光磁気ディスク(MO)、あるいはMD等のディスクメディア等がある。図2では、両側面にノッチ110が形成されているLTOテープカートリッジの形態のデータカートリッジ100を示している。
ドライブ装置600は、ドライブ装置600に装填されたデータカートリッジ100に書き込まれたデータを読み取り、また、コンピュータのオペレータが更新したデータをデータカートリッジ100に書きこむリード/ライト装置である。本実施形態では2つのドライブ装置600が重ね合わされているが、ライブラリ装置が備えるドライブ装置600の数は任意である。
ピッカー機構500を搭載したアクセッサ機構400に搭載されたピッカー機構500は、1つのデータカートリッジ100を保持してこれをマガジン200のセル300やドライブ装置600に対して出し入れする動作や、保持したデータカートリッジ100の向きを水平姿勢で転換させる動作を行う。アクセッサ機構400は、そのような動作によって、データカートリッジ100を、セル300とドライブ装置600との間、各セル300の間、あるいは各ドライブ装置600の間で移送することが可能である。
図3は、図1に示したアクセッサ機構400の詳細な構成を示す斜視図である。なお図3では、図示の便宜上、図1に示したピッカー機構500は省略している。
図3に示すように、アクセッサ機構400は、セル300やドライブ装置600との間でデータカートリッジ100の授受を行うピッカー機構500を搭載し、これを上下方向(図示Y方向)に昇降させるリフター機構410と、リフター機構410を水平方向(図示X方向)に移動させるリニア機構450とを有している。これらリフター機構410およびリニア機構450は、ライブラリ装置のシャーシ上に設けられている。
まず、リニア機構450について説明すると、リニア機構450は、モータおよび駆動ギア列からなる駆動部451と、両端部近傍に駆動プーリ452が設けられ、駆動部451によって回転駆動される駆動シャフト453と、それぞれ回転軸454を中心として回転可能な従動プーリ455と、駆動プーリ452と従動プーリ455との間にそれぞれ巻かれたタイミングベルト456と、リフター機構410の図示X方向への移動をガイドする2本のガイドレール457とを有している。各タイミングベルト456の一部にはリフター機構410の固定部が固定されている。
このように構成されたリニア機構450では、駆動部451のモータを正逆方向に回転駆動させると、その駆動力によって駆動シャフト453が回転し、タイミングベルト456がそれに従動してプーリ452、455の間で回転する。すると、各々のタイミングベルト456の一部に固定されているリフター機構410が、2本のガイドレール457に沿って図示X方向に移動する。
なお、図3に示したリニア機構450は、そのリフター機構410(アクセッサ機構400)を図示X方向に移動させるための基本的な構成を示すものであり、アクセッサ機構400を図示X方向における任意の位置に位置決めするための構成についてはここでは説明を省略し、図10を参照してより詳細に後述する。
次に、図4〜図6を参照して、リフター機構410の構成について説明する。なお、図4および図6では、図示の便宜上、リフター機構410の天板を省略した状態で示している。
図4に示すように、リフター機構410は、ベース418上における四隅のうちの三隅に設けられたラック420、421、422、ベース418上における四隅の残りの一隅に設けられたガイドシャフト415、およびラック420の近傍に設けられたガイドシャフト414を有するベース418と、ベース418に対して図示Y方向に移動可能なエレベータ419とを有している。エレベータ419には、各ガイドシャフト414、415に沿って摺動するガイドブッシュ416、417が設けられている。ピッカー機構500(図1参照)は、このエレベータ419上に搭載される。
ベース418には、モータおよび駆動ギア列からなる駆動部411と、駆動部411によって回転駆動される駆動プーリ(不図示)と、その上方に回転可能に設置されている従動プーリ412と、それらのプーリの間に巻かれたタイミングベルト413とが配置されている。タイミングベルト413の一部にはガイドブッシュ416の端部が固定されている。
また、エレベータ419には、ラック420に噛み合うピニオンギア423が一方の端部に設けられたシャフト424と、ラック421に噛み合うピニオンギア426(図5参照)およびラック422に噛み合うピニオンギア429が両端部に設けられたシャフト425とが回転可能に支持されている。2本のシャフト424、425は、図5に拡大して示すように、各々の端部に設けられた傘歯車427、428を介して約90度の角度を成すように互いに連結されている。
このように構成されたリフター機構410では、駆動部411のモータを正逆方向に回転駆動させると、その駆動力によって駆動プーリ(不図示)が回転し、タイミングベルト413がそれに従動して回転する。すると、図6に示すように、タイミングベルト413の一部にガイドブッシュ416を介して固定されているエレベータ419が、2本のガイドシャフト414、415に沿って図示Y方向に移動する。このとき、各シャフト424、425のピニオンギア423、426、429は、ラック420、421、422上を転がるように移動する。エレベータ419は、このように構成されたシャフト424、425、ピニオンギア423、426、429、および傘歯車427、428を備えているので、ベース418に対して平行を維持したまま図示Y方向に移動することが可能である。
次に、ピッカー機構500について説明する。図7および図8は、図1に示したピッカー機構500を一部を破断した状態で示す斜視図である。
図7に示すように、ピッカー機構500は、下面にターンテーブル512を有するピッカーフレーム510と、そのピッカーフレーム510に収容され、図示A方向に移動可能なフィード部材520とを有している。ピッカーフレーム510の、フィード部材520を収容する開口付近には、庇状のカートリッジ押し込み部510aが形成されている。
フィード部材520は、その一側面に、データカートリッジ100のノッチ110(図2参照)に係合する爪を有するピッカーアーム521が設けられている。また、フィード部材520は、通常は図示のようにフィード部材520の先端面から突出しているカートリッジセンサシャフト522と、カートリッジセンサシャフト522の後端部を検出するカートリッジ検出センサ523とを備えている。カートリッジ検出センサ523は、カートリッジセンサシャフト522が図示のようにフィード部材520の先端面から突出している状態では、カートリッジセンサシャフト522の後端部を検出しない。カートリッジセンサシャフト522は、フィード部材520がデータカートリッジ100(図2参照)に接触したときにはフィード部材520内に押し込められ、このときには、カートリッジ検出センサ523はカートリッジセンサシャフト522の後端部を検出する。カートリッジ検出センサ523は、このようにしてカートリッジセンサシャフト522の後端部を検出することによって、フィード部材520がデータカートリッジ100に接触しているか否かを検出する。
次に図8を参照すると、フィード部材520の下面側には、内周面に雌ねじが形成されたナット部525と、フィード部材520のフィード位置を検出するために用いられるフラグ526とが設けられている。一方、ピッカーフレーム510の内部には、ピッカー駆動モータ530(図7参照)によって回転駆動されるスクリューシャフト524と、フィード部材520のフラグ526を検出するフィード位置検出センサ511とが設けられている。さらに、ピッカーフレーム510の下面に設けられたターンテーブル512の中心部には、リフター機構410(図4等参照)においてピッカー機構500を旋回させるための回転軸540が設けられている。
スクリューシャフト524とナット部525とは、ピッカーフレーム510に対するフィード部材520の図示A方向の移動を行う送りネジ機構を構成している。スクリューシャフト524はピッカーフレーム510内においてピッカー駆動モータ530によって正逆方向に回転駆動させられ、ナット部525はスクリューシャフト524の回転に伴ってスクリューシャフト524に沿って図示A方向に移動する。フィード部材520は、このような送りネジ機構524、525によって、ピッカーフレーム510に対して図示A方向に移動可能になっている。
また、フィード位置検出センサ511は、フィード部材520がピッカーフレーム510内に完全に収容されたとき(そのときのフィード部材520の位置をホームポジションという)にそのフラグ526を検出するようになっている。本実施形態ではピッカー駆動モータ530はステッピングモータからなる。そのため、フィード部材520のホームポジションからの移動距離(フィード位置)は、スクリューシャフト524を回転させるためにピッカー駆動モータ530に入力したパルス数に基づいて管理することができる。
図9は、図7等に示したピッカー機構をリフター機構のエレベータ上に搭載した状態で示す斜視図である。
ピッカー機構500は、下面側の回転軸540(図8参照)が、リフター機構410のエレベータ419に設けられている軸穴419a(図4参照)に挿入された状態で、エレベータ419上に搭載される。これによりピッカー機構500は、エレベータ419上に回転軸540を中心として回転自在に支持される。なお、図4等では図示していなかったが、リフター機構410のエレベータ419には、ピッカー機構500をエレベータ419で回転駆動するためのスイベル駆動モータ550が設けられている。スイベル駆動モータ550はピッカー機構500の回転軸540とタイミングベルト560を介して連結されており、スイベル駆動モータ550を正逆方向に回転駆動することで、ピッカー機構500をエレベータ419上で正逆方向に回転させることが可能になっている。なお、本実施形態ではスイベル駆動モータ550もステッピングモータからなり、それに入力したパルス数に基づいて、ピッカー機構500の所定の位置からの回転量を管理することができる。
以下、本発明の特徴部であるマガジンの有無を検出するための機構と、アクセッサ機構400(図1参照)を所定の位置に位置決めするための構成ついて説明する。図10は、アクセッサ機構を位置決めするための構成を説明するための斜視図であり、図3のライブラリ装置の構成に加え、フラグおよび振り子機構等が図示されている。
図示するように、両側に設けられた各ガイドレール457の、駆動シャフト453が配置された側には、マガジンの有無を検出するとともに、セットされたマガジンの位置を検出する振り子機構50、60が設けられている。なお、振り子機構50、60は、図示L側と図示R側とが対称な形状となっており、その構成は同質のものであるため、以下、図示L側の振り子機構50を例として説明する。
フラグ71a〜71c、72a〜72cは、マガジン200(図1参照)のセル300の図示X方向の位置を検出するためのものであり、図示L側と図示R側とにそれぞれ3つずつ、ガイドレール457に沿ってライブラリ装置のシャーシ上に固定配置されている。フラグ71a〜71c、72a〜72cは、マガジン200(図1参照)の4列のセル300のうち、ドライブ装置600から離れた側の3列のセル300の位置に対応する位置に取り付けられている。
各フラグ71a〜71c、72a〜72cは、板状部材からなり、図面下方に向かって折り曲げられた先端部がフラグとして機能する。なお、その先端部の幅はいずれも同寸法となっている。フラグ71a〜71c、72a〜72cを検出するためのXポジションセンサ418aは、アクセッサ機構400のベース418の両側に1つずつ配置されており、発光受光センサで構成されている。これにより、Xポジションセンサ418aはアクセッサ機構400と一体となって移動し、上述したフラグ71a〜c、72a〜cを通過して、各フラグ71a〜c、72a〜cの位置を検出する。
図示しないが、ライブラリ装置のシャーシ上には、アクセッサ機構400の移動の原点を設定するための原点センサ(不図示)が固定されており、上方を通過するベース418下面に設けられたフラグ(不図示)を検出するように構成されている。なお、原点センサの位置は特に限定されるものではないが、本実施形態では、図示X方向の、フラグ71cと振り子機構50との中間に配置されている。
図11は振り子機構を示す図であり、図11(a)はその構成を説明するための斜視図であり、図11(b)は通常時の状態を示す平面図である。図12は、図11の振り子機構を用いてマガジンを検出する原理を説明するための図であり、上下2つのマガジン200a、200bが適正位置にセットされた状態を示している。なおこの状態では、図示するように、2つのマガジン200a、200bの端部が図示X方向において同じ位置となっている。
例えば図12に示すように、振り子機構50は、それぞれ支持軸54によって回動可能に支持された上マガジン用アーム51および下マガジン用アーム52を備え、各アーム51、52がマガジン200a、200bにそれぞれ当接するように構成されている。
上マガジン用アーム51は、支持軸54によって部材の中間位置が支持されており、上端には上側のマガジン200bに当接する当接部51aが形成され、下端には上述したXポジションセンサ418a(図10参照)によって検出されるセンサフラグ部51bが形成されている。このセンサフラグ部51bは、ドライブ装置600に最も近い側のセル300(図1参照)の位置を検出するためのフラグとして用いられる。すなわち、このセンサフラグ部51bは上述したフラグ71a〜71cと同様に機能するものであり、このような構成とすることで省スペース化および構造の簡素化が図られている。下マガジン用アーム52は、支持軸54によって部材の上端が支持されており、部材の中間位置に下側のマガジン200aに当接する当接部52aが形成され、下端にセンサフラグ部52bが形成されている。なお、本実施形態の振り子機構50は2本のアーム51、52を備えたものであるが、アームの数はマガジンの個数に応じて適宜変更すればよい。
各アーム51、52は、図11に示すように、各支持軸54に固定されたスプリング55と、両支持軸54の間に設けられたフラグストッパ56の作用により、初期状態(装置にマガジンがセットされていない状態)で、それぞれの当接部51a、52aがマガジン側(図面右側)に変位し、2つのアーム51、52が最大に開くように構成されている。
なお、図面に示されている「センサスキャンライン」とは、アクセッサ機構400(図10参照)に設けられたXポジションセンサ418aがスキャンする軌道を示しており、図10に示したフラグ71a〜71cおよび上記センサフラグ部51b、52bはいずれもこのセンサスキャンライン上に位置するように配置されている。このような構成とすることにより、フラグ71a〜71cおよび上センサフラグ部51b、52bを1つのXポジションセンサ418aで検出することができる。
このように構成された振り子機構50は、マガジン200a、200bがセットされると、各当接部51a、52aがマガジン200a、200bの端部に当接することにより、アーム51、52が支持軸54を中心として回動変位する。このアーム51、52の変位に応じて、アーム下端のセンサフラグ部51b、52bがセンサスキャンライン上で図示X方向に変位する。したがって、Xポジションセンサ418a(図10参照)によってセンサフラグ部51b、52bの位置を検出することで、マガジン200a、200bの有無が検出できるようになっている。
次に、マガジンがずれた状態でセットされた場合に、振り子機構50を利用してそのズレ量を検出することについて説明する。
図13には、一例として、上マガジン用アーム51が種々の位置に回動変位した状態が示されている。ここで、一点鎖線、点線、および実線にて示す上マガジン用アーム51はそれぞれ、マガジンがセットされてない状態、マガジンが適正位置にセットされた状態、およびマガジンがずれてセットされた状態を示している。
このように種々の位置に変位した上マガジン用アーム51のセンサフラグ部51bを、Xポジションセンサ418a(図10参照)を用いて検出すると、その検出結果は、図示するような波形となり、これに基づいてセンサフラグ部51bのX方向の位置が検出される。ここで、センサフラグ部51bの位置はそれぞれ、XP10(マガジン非セット時)、XP1(マガジン位置適正時)、XP1’(マガジン位置ズレ時)となっている。また、XP1とXP1’との間の距離は、センサフラグ部51bのズレ量δXoutであり、このときのマガジンのズレ量はδXinである。
マガジンのズレ量δXinと、検出されたセンサフラグ部51bのズレ量δXoutとの関係は、上マガジン用アーム51の幾何形状によって、すなわち、支持軸54からそれぞれ当接部51a、センサフラグ部51bまでの長さの比によって、予め定まるものであり、マガジンのズレ量δXinは、センサフラグ部51bのズレ量δXoutに、その幾何形状に基づいて設定された所定の係数を乗じることにより算出可能である。すなわち、その算出式は、(マガジンのズレ量δXin)=(検出されたセンサフラグ部51bのズレ量δXout)×(所定の係数)となり、ライブライリ装置の不図示の制御装置で演算することによって、検出されたセンサフラグ部51bのズレ量δXoutからマガジンのズレ量δXinが算出される。なお、以上、上マガジン用アーム51を例として説明したが、下マガジン用アーム52も同様の原理で使用される。
図14は、Xポジションセンサによるフラグの検出および原点センサによる原点位置検出について説明するための図である。なお、図14では、マガジンのセル300(図1参照)の各列の位置を、ドライブ側から順に「第1〜第4セル」として示している。
図10を参照して説明した原点センサ(不図示)とXポジションセンサ418aとを作動させ、アクセッサ機構400を図示X方向に移動させると、アクセッサ機構400の移動のホームポジションとなる原点の位置と、各フラグ71a〜c、52b、51bの位置は、図示するような波形として検出される。ここで、XP1は図13に示したものと同一であり、すなわち、マガジンが適正位置にセットされたときのセンサフラグ部51bの位置を示している。また、XP20はセンサフラグ部52bの位置を示し、XP2〜XP4はそれぞれフラグ71a〜71c(図10参照)の位置を示している。XP1〜XP4は、セル300(図1参照)の各列の位置にそれぞれ対応している。なお、フラグ71a〜71cは装置のシャーシ上に固定配置されたものであるため、XP2〜XP4の位置は常に不変である。一方、XP1に関しては、図13で説明したようにマガジンのセット位置に応じて例えばXP1’にずれることがある。
本実施形態のアクセッサ機構400の移動は、原点センサ(不図示)により検出された原点を基準として実施される。この移動は、図3のリニア機構450によって実施され、原点から停止位置までの移動距離は、リニア機構450内の駆動部451に備えられたモータ(ステッピングモータ)に入力したパルス数に基づいて管理される。すなわち、アクセッサ機構400をホームポジションである原点に位置させ、上記モータに所定のパルス数を入力することにより、アクセッサ機構400がホームポジションから各停止位置(XP1〜XP4等)まで移動する。
このようにステッピングモータを駆動源とした場合、モータが脱調してアクセッサ機構400を所望の位置に位置決めできないことがある。このため、本実施形態ではそのような不具合を防止するため、アクセッサ機構400の移動と同期してXポジションセンサ418a(図10参照)でアクセッサ機構400の実際の位置を検出し、その検出結果に基づいて、アクセッサ機構400が正しく移動しているかどうかを確認する制御が行われる。
上述のように構成された本実施形態のライブラリ装置の動作例について、マガジンのセル300(図1参照)内に収容された任意のデータカートリッジ(ここでは一例として図14に示す「第3セル」の列内のセルに収容されたデータカートリッジとする)を取り出してドライブ装置600に搬送する工程を以下に説明する。
図3に示す駆動部451のモータに、原点位置(図14参照)からXP3の位置までの距離に基づいて予め設定された所定のパルス数を入力すると、リニア機構450の作用により、アクセッサ機構400(リフター機構410)が図示X方向に移動する。このとき、アクセッサ機構400の移動に同期して、アクセッサ機構400と一体に移動するXポジションセンサ418a(図10参照)を用いてフラグ71c、71bの検出をする。
次いで、アクセッサ機構400がXP3の位置で停止した状態で、図6に示すリフター機構410の駆動部411を駆動することにより、エレベータ419を所定の高さまで移動させ、ピッカー機構500(図7参照)を上記所望のセルと略同一高さに位置させる。次いで、スイベル駆動モータ550(図9参照)を駆動して、ピッカー機構500をその回転軸540(図8参照)を中心として回転させ、ピッカーアーム521(図7参照)を所望のセルの方向に向ける。次にピッカー駆動モータ530を駆動して、ピッカーアーム521をマガジン200の隔壁に設けられている隙間に挿入し、リニア機構450の駆動部451を回転させることによりピッカーアーム521をデータカートリッジの方向に移動させ、データカートリッジのノッチ110にピッカーアーム521を挿入する。次いでピッカー駆動モータ530を逆方向に駆動することによりデータカートリッジはピッカーアーム521によって引き出され、ピッカー機構500は同カートリッジを所定姿勢で保持する。次いで、再びスイベル駆動モータ550を回転させることにより、ピッカー機構500を回転させ、ピッカーアーム521とデータカートリッジをドライブ装置600の方向に向ける。次いで駆動部451のモータを回転させることにより、アクセッサ機構400がドライブ装置600に向かって移動する。このような一連の工程により、セル300内のデータカートリッジが取り出され、ドライブ装置600に搬送される。
次に、図15を参照して、ずれた状態でセットされたマガジンのズレ量を検出し、各セルまでの移動距離を補正する動作について説明する。図15には、マガジンが適正位置にセットされたときのXポジションセンサの波形(理論値)と、位置ズレ時の同センサの波形と、そのときの実際のセルの位置とが示されている。
図15では、位置ズレ時のセンサ波形に示されているように、振り子機構50のセンサフラグ部51b(図13参照)の位置は、適正位置であるXP1に対してズレ量δXout分だけ図示ドライブ側に変位してXP1’となっている。また、固定配置されたフラグ71a〜71cの位置は、理論値と同位置となっている。
このように、センサフラグ部51aがズレ量δXout分だけ変位しているとき、実際のマガジンの各セル(第1セル〜第4セル)の位置は、図13を参照して説明したように、適正位置XP1〜XP4に対してズレ量δXin分だけ図示ドライブ側の反対側にずれ、それぞれXP1a〜XP4aとなっている。
上述したように、アクセッサ機構400(図10参照)は、原点を基準として予め設定した移動距離だけ移動するように駆動されるものであるため、図15の状態のように実際のセルの位置が適正位置に対してずれている場合、予め設定した移動距離だけ移動させたとしてもアクセッサ機構400と各セルの位置との間に位置ズレが発生してしまう。そこで、この位置ズレを解消してアクセッサ機構400を各セルに対して適正に位置決めするため、本実施形態のライブラリ装置は移動距離の補正を行っている。すなわち、図15の状態では、各セル(第1セル〜第4セル)の位置が適正位置に対してズレ量δXin分だけずれているため、予め設定した移動距離にこのズレ量δXin加算して補正を行い、新たに適正な移動距離を設定すればよい。例えば、XP2までの予め設定した移動距離がd1であったとき、移動距離d1にマガジンのズレ量δXinを加算することにより、適正な移動距離d2が設定される。なお、センサフラグ部のズレ量δXoutに基づいてマガジンのズレ量δXinを算出することについては、図13を参照して上述したとおりである。
以上説明したように、本実施形態のライブラリ装置は、従来マガジン側に設けていた、マガジンの各セル300(図1参照)の位置を検出するためのフラグ71a〜71c、51bを装置側に設けているため、従来の構成と比較してマガジン200を小型化することができ、装置自体の小型化が実現される。また、本実施形態のライブラリ装置は振り子機構50、60を用いてマガジンの有無の検出およびセットされたマガジンの位置の検出ができるように構成されているため、検出したマガジンの位置に基づいてマガジンのズレ量δXinを算出し、アクセッサ機構400の移動距離を補正することにより、アクセッサ機構400を、ずれてセットされたマガジン内の各セルに対しても適正に位置決めすることが可能となっている。
本発明の一実施形態に係るライブラリ装置の概略構成を示す斜視図である。 データカートリッジの一例を示す斜視図である。 図1に示したアクセッサ機構の詳細な構成を示す斜視図である。 図3に示したリフター機構の構成を説明するための図である。 図3に示したリフター機構の構成を説明するための図である。 図3に示したリフター機構の構成を説明するための図である。 図1に示したピッカー機構の構成を説明するための斜視図である。 図1に示したピッカー機構の構成を説明するための斜視図である。 図1に示したピッカー機構の構成を説明するための斜視図である。 アクセッサ機構を位置決めするための構成を説明するための斜視図である。 振り子機構を示す図であり、図11(a)はその構成を説明するための斜視図であり、図11(b)は通常時の状態を示す平面図である。 図11の振り子機構を用いてマガジンを検出する原理を説明するための図である。 振り子機構によるマガジンの位置検出を説明するための模式図である。 Xポジションセンサによるフラグの検出および原点センサによる原点位置検出について説明するための図である。 ずれた状態でセットされたマガジンのズレ量を検出し、各セルまでの移動距離を補正する動作について説明するための図である。 従来のライブラリ装置に用いられるマガジンを示す図であり、図16(a)はその正面図であり、図16(b)は左側面図である。
符号の説明
50、60 振り子機構
51 上マガジン用アーム
52 下マガジン用アーム
51a、52a 当接部
51b、52b センサフラグ部
54 支持軸
55 スプリング
56 フラグストッパ
71a〜71c、72a〜72c フラグ
100 データカートリッジ
110 ノッチ
200、200a、200b マガジン
300 セル
400 アクセッサ機構
410 リフター機構
411 駆動部
412 従動プーリ
413 タイミングベルト
414、415 ガイドシャフト
416、417 ガイドブッシュ
418 ベース
418a Xポジションセンサ
419 エレベータ
420、421、422 ラック
423、426、429 ピニオンギア
424、425 シャフト
427、428 傘歯車
450 リニア機構
451 駆動部
452 駆動プーリ
453 駆動シャフト
454 回転軸
455 従動プーリ
456 タイミングベルト
457 ガイドレール
500 ピッカー機構
510 ピッカーフレーム
510a カートリッジ押し込み部
511 フィード位置検出センサ
512 ターンテーブル
520 フィード部材
521 ピッカーアーム
522 カートリッジセンサシャフト
523 カートリッジ検出センサ
524 スクリューシャフト
525 ナット部
526 フラグ
530 ピッカー駆動モータ
540 回転軸
550 スイベル駆動モータ
560 タイミングベルト
600 ドライブ装置

Claims (8)

  1. データカートリッジ内に収容された記憶媒体の読み書きを行うドライブ装置と、
    複数の前記データカートリッジを収納する複数のセルが一方向に並べて設けられたマガジンと、
    前記マガジンに対して、前記データカートリッジの取り出し/収納を行うピッカー機構を搭載して前記一方向に移動し、前記ピッカー機構を前記複数のセルのうちの1つのセルの位置に選択的に位置決めする搬送手段と、
    前記一方向に沿って同一直線上に並んで配置され、適正位置にセットされたときの前記マガジンの各セルの位置に対応して設けられた複数の位置決め用フラグと、
    前記同一直線上に配置され、セットされた前記マガジンの位置に応じて変位するマガジン位置検出用フラグと、
    前記搬送手段と一体となって移動して前記位置決め用フラグおよび前記マガジン位置検出用フラグを検出する共通のポジションセンサと
    を有すライブラリ装置。
  2. 前記マガジン位置検出用フラグは、ライブラリ装置内にセットされた前記マガジンの片方の端部側に配置され、前記マガジンが適正位置にセットされたときに、前記マガジンの複数のセルのうち、前記端部に最も近い側の前記セルの前記位置決め用フラグとして機能する、請求項1に記載のライブラリ装置。
  3. 記マガジンに当接する当接部と、前記マガジン位置検出用フラグとして機能するセンサフラグ部とが形成され、回動可能に支持された少なくとも1つのアーム部材を有する振り子機構を含む、請求項1または2に記載のライブラリ装置。
  4. 前記ポジションセンサが検出した前記マガジン位置検出用フラグの位置に基づいて、前記マガジンの有無を検出する制御を行う、請求項1ないし3のいずれか1項に記載のライブラリ装置。
  5. 前記ポジションセンサが検出した前記マガジン位置検出用フラグの位置に基づいて、ライブラリ装置内にセットされた前記マガジンの位置を検出する制御を行う、請求項1ないし4のいずれか1項に記載のライブラリ装置。
  6. 前記搬送手段の移動の原点から前記各位置決め用フラグまでの距離を、前記搬送手段の移動距離として予め設定し、前記搬送手段を、前記原点から前記移動距離だけ移動させることにより、前記各セルの位置に位置決めする制御を行う、請求項1ないし5のいずれか1項に記載のライブラリ装置。
  7. 前記搬送手段の移動に同期して、前記ポジションセンサを作動させて前記位置決め用フラグを検出し、その検出結果に基づいて前記搬送手段の位置を確認する制御を行う、請求項6に記載のライブラリ装置。
  8. 前記ポジションセンサが検出した前記マガジン位置検出用フラグの位置に基づいて、ライブラリ装置内にセットされた前記マガジンの位置を検出し、その検出結果に基づいて適正位置に対する前記マガジンのズレ量を算出し、前記マガジンのズレ量を用いて、予め設定した搬送手段の前記移動距離を補正する制御を行う、請求項6または7に記載のライブラリ装置。
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