JPH07296481A - オートローダ - Google Patents
オートローダInfo
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- JPH07296481A JPH07296481A JP8681694A JP8681694A JPH07296481A JP H07296481 A JPH07296481 A JP H07296481A JP 8681694 A JP8681694 A JP 8681694A JP 8681694 A JP8681694 A JP 8681694A JP H07296481 A JPH07296481 A JP H07296481A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cartridge
- magazine
- carriage
- slots
- detecting part
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【目的】周囲温度に係わらずカートリッジを正しくロー
ディングする。 【構成】マガジン3はカートリッジ4を収納するスロッ
ト3aを複数有する。マガジン3を基準部3bを基準と
して保持する。位置検出部15を掛止部15b,15
c,15dで金属シャーシ11の側面に取り付けると共
にネジ17で螺着する。螺着位置は基準部3bとほぼ同
じ位置とする。検出部15とマガジン3を同じ合成樹脂
で形成する。検出部15の複数のスリット15sをスロ
ット3aに関係付けて形成する。光センサ8とスリット
15sでスロット3aの位置を検出する。マガジン3と
検出部15が同じ熱膨張係数を持つと共に基準部3bと
検出部15の螺着位置がほぼ同じ位置であるため、温度
が変化してもスロット3aとスリット15sの相対的位
置は大きく変化しない。このため、カートリッジ4を搬
送するキャリッジを所定の位置で停止させてローディン
グすることができる。
ディングする。 【構成】マガジン3はカートリッジ4を収納するスロッ
ト3aを複数有する。マガジン3を基準部3bを基準と
して保持する。位置検出部15を掛止部15b,15
c,15dで金属シャーシ11の側面に取り付けると共
にネジ17で螺着する。螺着位置は基準部3bとほぼ同
じ位置とする。検出部15とマガジン3を同じ合成樹脂
で形成する。検出部15の複数のスリット15sをスロ
ット3aに関係付けて形成する。光センサ8とスリット
15sでスロット3aの位置を検出する。マガジン3と
検出部15が同じ熱膨張係数を持つと共に基準部3bと
検出部15の螺着位置がほぼ同じ位置であるため、温度
が変化してもスロット3aとスリット15sの相対的位
置は大きく変化しない。このため、カートリッジ4を搬
送するキャリッジを所定の位置で停止させてローディン
グすることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えばデジタル・オ
ーディオ・テープレコーダ(DAT)やMOディスクな
ど(以下「カートリッジ」という)のオートローダに関
する。
ーディオ・テープレコーダ(DAT)やMOディスクな
ど(以下「カートリッジ」という)のオートローダに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、複数のカートリッジより任意のも
のを選択してドライブに装着することにより記録再生で
きるオートローダが知られている。
のを選択してドライブに装着することにより記録再生で
きるオートローダが知られている。
【0003】図4は従来のオートローダの構成の要部を
示す図である。図4において、1はキャビネットであ
る。このキャビネット1の内部の構成を説明するため、
図ではキャビネット1の一部を切り欠いて表わしてい
る。
示す図である。図4において、1はキャビネットであ
る。このキャビネット1の内部の構成を説明するため、
図ではキャビネット1の一部を切り欠いて表わしてい
る。
【0004】2はキャビネット1に内装されたドライブ
部である。また、3はカートリッジ4が収納される複数
のスロット3aを一方向、本例においては上下方向に配
列してなるマガジンである。このマガジン3は、キャビ
ネット1の前面のドア5を開けて着脱される。なお、マ
ガジン3は合成樹脂によって形成されたものである。ま
た、ドア5には窓5cが設けられており、収納されてい
るカートリッジ4が外部から確認できるようにされてい
る。
部である。また、3はカートリッジ4が収納される複数
のスロット3aを一方向、本例においては上下方向に配
列してなるマガジンである。このマガジン3は、キャビ
ネット1の前面のドア5を開けて着脱される。なお、マ
ガジン3は合成樹脂によって形成されたものである。ま
た、ドア5には窓5cが設けられており、収納されてい
るカートリッジ4が外部から確認できるようにされてい
る。
【0005】6はカートリッジ4を搬送するためのキャ
リッジである。キャリッジ6は、図示しないステップモ
ータによってマガジン3の複数のスロット3aやドライ
ブ部2のカートリッジ挿入口2aに沿って上下方向に移
動制御される。
リッジである。キャリッジ6は、図示しないステップモ
ータによってマガジン3の複数のスロット3aやドライ
ブ部2のカートリッジ挿入口2aに沿って上下方向に移
動制御される。
【0006】キャビネット1内の上方に配された金属シ
ャーシ10には、ドア5の閉状態を保持するストッパ部
20とドア5の開閉状態を検知するドアスイッチ12が
配設されている。なお、ストッパ部20はプランジャ2
1で制御される。
ャーシ10には、ドア5の閉状態を保持するストッパ部
20とドア5の開閉状態を検知するドアスイッチ12が
配設されている。なお、ストッパ部20はプランジャ2
1で制御される。
【0007】ドライブ部2およびマガジン3の側面の金
属シャーシ11には、図5に示すように位置検出部7が
形成されている。この位置検出部7は、曲げ加工された
金属シャーシ11の前端部の端部面にマガジン3のスロ
ット3aやドライブ部2のカートリッジ挿入口2aの位
置に関連した複数の位置検出孔7aが設けられて形成さ
れている。
属シャーシ11には、図5に示すように位置検出部7が
形成されている。この位置検出部7は、曲げ加工された
金属シャーシ11の前端部の端部面にマガジン3のスロ
ット3aやドライブ部2のカートリッジ挿入口2aの位
置に関連した複数の位置検出孔7aが設けられて形成さ
れている。
【0008】図4に示すキャリッジ6には、光センサ8
(例えばホトインタラプタ)が配設されている。この光
センサ8の発光部と受光部が金属シャーシ11に形成さ
れた位置検出部7を跨ぐように配設されるので、光セン
サ8の発光部から受光部への光の透過あるいは遮断が位
置検出部7によって制御される。このため、光センサ8
の受光部に照射された光に基づく位置検出信号が、光セ
ンサ8から図示しないキャリッジ6の駆動制御部に供給
されてキャリッジ6の位置制御が行われる。
(例えばホトインタラプタ)が配設されている。この光
センサ8の発光部と受光部が金属シャーシ11に形成さ
れた位置検出部7を跨ぐように配設されるので、光セン
サ8の発光部から受光部への光の透過あるいは遮断が位
置検出部7によって制御される。このため、光センサ8
の受光部に照射された光に基づく位置検出信号が、光セ
ンサ8から図示しないキャリッジ6の駆動制御部に供給
されてキャリッジ6の位置制御が行われる。
【0009】このような構成のオートローダにおいて、
カートリッジ4に対してデータを記録したり、あるいは
カートリッジ4に記録されているデータの読み出しを行
う場合、カートリッジ4をドライブ部2に装着するロー
ディング動作が行われる。
カートリッジ4に対してデータを記録したり、あるいは
カートリッジ4に記録されているデータの読み出しを行
う場合、カートリッジ4をドライブ部2に装着するロー
ディング動作が行われる。
【0010】つまり、キャリッジ6は、図示しないステ
ッピングモータによって上方に移動されると共に、キャ
リッジ6に配設された光センサ8と位置検出部7によっ
て得られる位置検出信号に基づいて位置検出が行われ
る。その後、キャリッジ6は、この位置検出信号に基づ
きマガジン3の所定のスロット位置で停止される。キャ
リッジ6が停止されると、カートリッジ4は図示しない
ローディング機構によってキャリッジ6に装着される。
カートリッジ4が装着されたキャリッジ6は、下方に移
動されて位置検出信号に基づきドライブ部2の位置で停
止され、その後、キャリッジ6に装着されたカートリッ
ジ4が、図示しないローディング機構によってドライブ
部2に装着される。
ッピングモータによって上方に移動されると共に、キャ
リッジ6に配設された光センサ8と位置検出部7によっ
て得られる位置検出信号に基づいて位置検出が行われ
る。その後、キャリッジ6は、この位置検出信号に基づ
きマガジン3の所定のスロット位置で停止される。キャ
リッジ6が停止されると、カートリッジ4は図示しない
ローディング機構によってキャリッジ6に装着される。
カートリッジ4が装着されたキャリッジ6は、下方に移
動されて位置検出信号に基づきドライブ部2の位置で停
止され、その後、キャリッジ6に装着されたカートリッ
ジ4が、図示しないローディング機構によってドライブ
部2に装着される。
【0011】また、ドライブ部2に装着されたカートリ
ッジ4をマガジン3の所定のスロットに収納する場合
も、同様に処理される。
ッジ4をマガジン3の所定のスロットに収納する場合
も、同様に処理される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところで、位置検出部
7は金属シャーシ11の前端部に形成されたものである
のに対して、カートリッジ4が複数収納されるマガジン
3は合成樹脂で形成されているために、オートローダ内
の温度が変化すると、金属の熱膨張係数と合成樹脂の熱
膨張係数の違いによって、位置検出部7の位置検出孔7
aとマガジン3のスロット3aの相対的位置が変化して
しまう。このため、位置検出信号に基づいてキャリッジ
6を移動させて所定の位置としても、マガジン3の所定
のスロット位置とならず、カートリッジ4がローディン
グできない場合があった。
7は金属シャーシ11の前端部に形成されたものである
のに対して、カートリッジ4が複数収納されるマガジン
3は合成樹脂で形成されているために、オートローダ内
の温度が変化すると、金属の熱膨張係数と合成樹脂の熱
膨張係数の違いによって、位置検出部7の位置検出孔7
aとマガジン3のスロット3aの相対的位置が変化して
しまう。このため、位置検出信号に基づいてキャリッジ
6を移動させて所定の位置としても、マガジン3の所定
のスロット位置とならず、カートリッジ4がローディン
グできない場合があった。
【0013】そこで、この発明では、周囲温度に拘らず
カートリッジをローディングできるオートローダを供給
する。
カートリッジをローディングできるオートローダを供給
する。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係わる
オートローダは、カートリッジが収納される複数のスロ
ットを一方向に配列してなるカートリッジ収納部と、カ
ートリッジを搬送するキャリッジと、カートリッジ収納
部の複数のスロットに関係付けて形成した位置検出部
と、位置検出部に基づいてキャリッジの位置を検出する
センサ部とを備え、位置検出部は、カートリッジ収納部
と同等の熱膨張係数を有する部材で構成するものであ
る。
オートローダは、カートリッジが収納される複数のスロ
ットを一方向に配列してなるカートリッジ収納部と、カ
ートリッジを搬送するキャリッジと、カートリッジ収納
部の複数のスロットに関係付けて形成した位置検出部
と、位置検出部に基づいてキャリッジの位置を検出する
センサ部とを備え、位置検出部は、カートリッジ収納部
と同等の熱膨張係数を有する部材で構成するものであ
る。
【0015】請求項2の発明に係わるオートローダは、
カートリッジ収納部を複数のスロットを配列した方向の
一方の端部を基準として保持すると共に、位置検出部は
カートリッジ収納部の基準とされた端部の位置で固定す
るものである。
カートリッジ収納部を複数のスロットを配列した方向の
一方の端部を基準として保持すると共に、位置検出部は
カートリッジ収納部の基準とされた端部の位置で固定す
るものである。
【0016】
【作用】この発明においては、カートリッジ収納部と位
置検出部が同等の熱膨張係数を有する部材で形成される
と共に、カートリッジ収納部が保持される基準位置と略
同位置で位置検出部が固定されるので、周囲の温度が変
化してもカートリッジ収納部と位置検出部の相対的位置
は大きく変化することがない。このため、周囲温度に拘
らずキャリッジをカートリッジ収納部の所定のスロット
位置で停止することが可能となる。
置検出部が同等の熱膨張係数を有する部材で形成される
と共に、カートリッジ収納部が保持される基準位置と略
同位置で位置検出部が固定されるので、周囲の温度が変
化してもカートリッジ収納部と位置検出部の相対的位置
は大きく変化することがない。このため、周囲温度に拘
らずキャリッジをカートリッジ収納部の所定のスロット
位置で停止することが可能となる。
【0017】
【実施例】以下、図1を参照しながら、この発明に係わ
るオートローダの一実施例について説明する。図1は本
発明に係わるオートローダの構成の要部を示す図であ
る。なお、図1において図4と対応する部分については
同一符号を付しその詳細な説明は省略する。
るオートローダの一実施例について説明する。図1は本
発明に係わるオートローダの構成の要部を示す図であ
る。なお、図1において図4と対応する部分については
同一符号を付しその詳細な説明は省略する。
【0018】図1おいて、15および16は位置検出部
である。この位置検出部15,16とドライバ部2およ
びマガジン3の正面図を図2に示す。
である。この位置検出部15,16とドライバ部2およ
びマガジン3の正面図を図2に示す。
【0019】図2において、マガジン3は基準部3bを
基準としてオートローダ内に保持される。また、位置検
出部は2つの位置検出部15,16から構成される。位
置検出部15は、マガジン3の複数のスロット3aと図
1に示すキャリッジ6のカートリッジ挿入口(図示せ
ず)が対向するように位置決めするために使用されるも
のである。位置検出部16は、ドライブ部2のカートリ
ッジ挿入口2aとキャリッジ6のカートリッジ挿入口が
対向するように位置決めするために使用されるものであ
る。
基準としてオートローダ内に保持される。また、位置検
出部は2つの位置検出部15,16から構成される。位
置検出部15は、マガジン3の複数のスロット3aと図
1に示すキャリッジ6のカートリッジ挿入口(図示せ
ず)が対向するように位置決めするために使用されるも
のである。位置検出部16は、ドライブ部2のカートリ
ッジ挿入口2aとキャリッジ6のカートリッジ挿入口が
対向するように位置決めするために使用されるものであ
る。
【0020】ここで、図3を参照して位置検出部15に
ついて説明する。この位置検出部15は、マガジン3と
同じ合成樹脂によって形成されるものである。
ついて説明する。この位置検出部15は、マガジン3と
同じ合成樹脂によって形成されるものである。
【0021】図3Cは位置検出部15の正面図である。
位置検出部15の前面部には、複数のスリット(光透過
部)15sが形成される。また、図3Bに示す左側面図
および図3Cに示すように、位置検出部15の左側面に
は掛止部15b,15c,15dが突設される。この略
円柱状の掛止部15b,15c,15dの頂部側面に
は、1対の凸部15eが形成される。また、位置検出部
15の下端部には、図3Bおよび図3Dの右側面図に示
すようにネジ孔15aが形成される。
位置検出部15の前面部には、複数のスリット(光透過
部)15sが形成される。また、図3Bに示す左側面図
および図3Cに示すように、位置検出部15の左側面に
は掛止部15b,15c,15dが突設される。この略
円柱状の掛止部15b,15c,15dの頂部側面に
は、1対の凸部15eが形成される。また、位置検出部
15の下端部には、図3Bおよび図3Dの右側面図に示
すようにネジ孔15aが形成される。
【0022】なお、図3Aは、金属シャーシ11の右側
面図であり、位置検出部15の取付部を示すものであ
る。この金属シャーシ11には、位置検出部15の掛止
部15b,15c,15dが挿入される掛止孔11b,
11c,11dと共に、位置検出部15を螺着するため
のネジ孔11aが形成される。
面図であり、位置検出部15の取付部を示すものであ
る。この金属シャーシ11には、位置検出部15の掛止
部15b,15c,15dが挿入される掛止孔11b,
11c,11dと共に、位置検出部15を螺着するため
のネジ孔11aが形成される。
【0023】この位置検出部15の掛止部15b,15
c,15dは、それぞれ金属シャーシ11の掛止孔11
b,11c,11dに挿入されると共に、挿入された状
態で下方向にスライドされる。このとき、ネジ孔15a
と金属シャーシ11のネジ孔11aの位置が一致した状
態でネジ17が挿入されることで位置検出部15が金属
シャーシ11に螺着される。なお、位置検出部15はネ
ジ17のみで金属シャーシ11に螺着されるが、位置検
出部15の掛止部15b,15c,15dの凸部15e
と掛止部15b,15c,15dの左側面とで金属シャ
ーシ11が挟持されるので、所定の位置で保持される。
c,15dは、それぞれ金属シャーシ11の掛止孔11
b,11c,11dに挿入されると共に、挿入された状
態で下方向にスライドされる。このとき、ネジ孔15a
と金属シャーシ11のネジ孔11aの位置が一致した状
態でネジ17が挿入されることで位置検出部15が金属
シャーシ11に螺着される。なお、位置検出部15はネ
ジ17のみで金属シャーシ11に螺着されるが、位置検
出部15の掛止部15b,15c,15dの凸部15e
と掛止部15b,15c,15dの左側面とで金属シャ
ーシ11が挟持されるので、所定の位置で保持される。
【0024】また、図2に示す位置検出部16は、曲げ
加工された金属シャーシ11の前端部の端面部に複数の
スリット(光透過部)16sが形成される。
加工された金属シャーシ11の前端部の端面部に複数の
スリット(光透過部)16sが形成される。
【0025】このように構成されたオートローダにおい
て内部温度が高温となった場合、マガジン3は基準部3
bを基準としてオートローダ内に保持されているので、
マガジン3のスロット3aが熱膨張によって上方向に位
置ずれを生じる。
て内部温度が高温となった場合、マガジン3は基準部3
bを基準としてオートローダ内に保持されているので、
マガジン3のスロット3aが熱膨張によって上方向に位
置ずれを生じる。
【0026】また、位置検出部15は、金属シャーシ1
1を挟持するように取り付けられると共に、下側の端部
のみが基準部3bとほぼ同じ位置で金属シャーシ11に
螺着されているので、位置検出部15のスリット15s
が熱膨張によって上方向に位置ずれを生じる。
1を挟持するように取り付けられると共に、下側の端部
のみが基準部3bとほぼ同じ位置で金属シャーシ11に
螺着されているので、位置検出部15のスリット15s
が熱膨張によって上方向に位置ずれを生じる。
【0027】ところで、上述したようにマガジン3と位
置検出部15は同じ合成樹脂よって形成されるものであ
るために熱膨張係数が等しく、さらにマガジン3の基準
部3bと位置検出部15の螺着位置とはほぼ等しい位置
とされている。このため、マガジン3および位置検出部
15が熱膨張を生じても、マガジン3の複数のスロット
3aと位置検出部15の複数のスリット15sとの相対
的位置は大きく変化することがない。
置検出部15は同じ合成樹脂よって形成されるものであ
るために熱膨張係数が等しく、さらにマガジン3の基準
部3bと位置検出部15の螺着位置とはほぼ等しい位置
とされている。このため、マガジン3および位置検出部
15が熱膨張を生じても、マガジン3の複数のスロット
3aと位置検出部15の複数のスリット15sとの相対
的位置は大きく変化することがない。
【0028】また、ドライブ部2は金属シャーシ11に
取り付けられると共に位置検出部16は金属シャーシ1
1の前端の曲げ部に形成されており、金属シャーシ11
が熱膨張を生じてもドライブ部2およびカートリッジ挿
入部2aと位置検出部16のスリット16sとの相対的
位置は大きく変化することがない。
取り付けられると共に位置検出部16は金属シャーシ1
1の前端の曲げ部に形成されており、金属シャーシ11
が熱膨張を生じてもドライブ部2およびカートリッジ挿
入部2aと位置検出部16のスリット16sとの相対的
位置は大きく変化することがない。
【0029】このように、温度変化が生じても、マガジ
ン3のスロット3aと位置検出部15のスリット15s
およびドライブ部2のカートリッジ挿入部2aと位置検
出部16のスリット16sとの相対的位置が大きく変化
しないことから、位置検出部15,16と光センサ8に
よってキャリッジ6を所定のマガジン3のスロット3a
の位置あるいはドライブ部2のカートリッジ挿入口2a
の位置で正しく停止させることができる。
ン3のスロット3aと位置検出部15のスリット15s
およびドライブ部2のカートリッジ挿入部2aと位置検
出部16のスリット16sとの相対的位置が大きく変化
しないことから、位置検出部15,16と光センサ8に
よってキャリッジ6を所定のマガジン3のスロット3a
の位置あるいはドライブ部2のカートリッジ挿入口2a
の位置で正しく停止させることができる。
【0030】なお、上述の実施例では、位置検出部15
がマガジン3と同じ合成樹脂で形成されるものとした
が、マガジン3の合成樹脂と同等の熱膨張係数を有する
ものであれば、別の素材を使用しても同等の作用効果を
得ることができるのは勿論である。
がマガジン3と同じ合成樹脂で形成されるものとした
が、マガジン3の合成樹脂と同等の熱膨張係数を有する
ものであれば、別の素材を使用しても同等の作用効果を
得ることができるのは勿論である。
【0031】
【発明の効果】この発明によれば、カートリッジ収納部
と位置検出部が同等の熱膨張係数を有する部材で形成さ
れると共に、カートリッジ収納部が保持される基準位置
と略同位置で位置検出部が固定されるので、周囲の温度
が変化してもカートリッジ収納部と位置検出部の相対的
位置は大きく変化することがない。このため、周囲温度
に係わらずキャリッジをカートリッジ収納部の所定のス
ロット位置で停止することができる。
と位置検出部が同等の熱膨張係数を有する部材で形成さ
れると共に、カートリッジ収納部が保持される基準位置
と略同位置で位置検出部が固定されるので、周囲の温度
が変化してもカートリッジ収納部と位置検出部の相対的
位置は大きく変化することがない。このため、周囲温度
に係わらずキャリッジをカートリッジ収納部の所定のス
ロット位置で停止することができる。
【図1】本発明に係わるオートローダの一実施例の構成
の要部を示す斜視図である。
の要部を示す斜視図である。
【図2】実施例の要部を示す正面図である。
【図3】位置検出部の構成を示す図である。
【図4】従来のオートローダの構成の要部を示す斜視図
である。
である。
【図5】従来のオートローダの要部を示す正面図であ
る。
る。
1 キャビネット 2 ドライブ部 2a カートリッジ挿入口 3 マガジン 3a スロット 3b 基準部 4 カートリッジ 5 ドア 6 キャリッジ 7,15,16 位置検出部 7a 位置検出孔 8 光センサ 10,11 金属シャーシ 11a ネジ孔 11b,11c,11d 掛止孔 12 ドアスイッチ 15a ネジ孔 15b,15c,15d 掛止部 15e 凸部 15s,16s スリット 17 ネジ 20 ストッパ部
Claims (2)
- 【請求項1】 カートリッジが収納される複数のスロッ
トを一方向に配列してなるカートリッジ収納部と、 上記カートリッジを搬送するキャリッジと、 上記カートリッジ収納部の複数のスロットに関係付けて
形成した位置検出部と、 上記位置検出部に基づいて上記キャリッジの位置を検出
するセンサ部とを備え、 上記位置検出部は、上記カートリッジ収納部と同等の熱
膨張係数を有する部材で構成したことを特徴とするオー
トローダ。 - 【請求項2】 上記カートリッジ収納部を上記複数のス
ロットを配列した方向の一方の端部を基準として保持す
ると共に、上記位置検出部は上記カートリッジ収納部の
基準とされた端部の位置で固定することを特徴とする請
求項1記載のオートローダ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8681694A JPH07296481A (ja) | 1994-04-25 | 1994-04-25 | オートローダ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8681694A JPH07296481A (ja) | 1994-04-25 | 1994-04-25 | オートローダ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07296481A true JPH07296481A (ja) | 1995-11-10 |
Family
ID=13897338
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8681694A Pending JPH07296481A (ja) | 1994-04-25 | 1994-04-25 | オートローダ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07296481A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102005002996B4 (de) * | 2004-01-22 | 2010-04-08 | Nec Corp. | Datensammelgerät |
US9190101B2 (en) | 2012-06-13 | 2015-11-17 | Hitachi-Lg Data Storage, Inc. | Archive device |
-
1994
- 1994-04-25 JP JP8681694A patent/JPH07296481A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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