JP4158873B2 - ラック用仮設足場材 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えばプラント建設におけるケーブル布設作業時に作業用足場をケーブルラック横に仮設する際に用いられるラック用仮設足場材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図19はケーブルラックの設置状態を示す斜視図である。
図19において、ケーブルラック1は、一対の親桁1aを互いに平行に配置し、子桁1bにより一対の親桁1aの底部間を所定間隔毎に連結して構成されている。そして、一対の吊りボルト2がケーブルの延線経路に沿って所定間隔毎に天井から吊り下げられ、L型アングル3が各一対の吊りボルト2の下端に装着されている。このように空中に所定間隔毎に吊設されたL型アングル3上にケーブルラック1が連ねて載せられ、隣接するケーブルラック1の端部同士が継ぎ金具4およびボルト5により連結され、さらにケーブルラック1の親桁1aが振れ止め金具6によりL型アングル3に固着されて、ケーブルの延線経路に沿ってケーブルラック1が設置されている。
【0003】
このように設置されたケーブルラック1への従来のケーブル布設作業について図20を参照しつつ説明する。
まず、天井7から吊設されたケーブルラック1の延設経路に沿って床8の上に、単管9aからなる単管足場9を所定間隔毎に組み上げる。そして、単管足場9間に鋼板からなる足場板10を架設する。その後、作業者が足場板10にのり、ケーブル11をケーブルラック1内に収納・整線して、布設する。そして、ケーブル11の布設作業が完了すれば、足場板10を取り外し、単管足場9を解体、撤去する。
【0004】
ここで、ケーブルラック1は、図19に示されるように、所定間隔毎に天井から吊設された一対の吊りボルト2の下端に装着されたL型アングル3上に連ねて載せられ、L型アングル3に固着されてケーブルの延線経路に沿って設置されているものとして説明しているが、図21および図22に示されるように延線経路に沿って設置されている場合もある。
図21はケーブルラックの他の設置状態を示す斜視図である。この場合、吊りボルト2に代えてL型アングル12が対をなして所定間隔毎に天井から吊設され、L型アングル3が対をなすL型アングル12の下端に固定ねじ13を用いて固着され、ケーブルラック1がL型アングル3上に連ねて載せられ、L型アングル3に振れ止め金具6を用いて固着されてケーブルの延線経路に沿って設置されている。
図22はケーブルラックのさらに他の設置状態を示す斜視図である。この場合、サポート板14がケーブルの延線経路に沿った壁面に所定間隔毎に取り付けられ、L型アングル3が水平に各サポート板14に溶着され、さらに補強用のL型アングル15がサポート板14とL型アングル3とに溶着されている。そして、ケーブルラック1がL型アングル3上に連ねて載せられ、L型アングル3に振れ止め金具6を用いて固着されてケーブルの延線経路に沿って設置されている。
【0005】
図21および図22に示されるように設置されたケーブルラック1においても、図20に示されるように、ケーブルラック1の延設経路に沿って床8の上に、単管9aからなる単管足場9が所定間隔毎に組み上げられ、鋼板からなる足場板10が単管足場9間に架設され、その後作業者が足場板10にのり、ケーブル11をケーブルラック1内に収納・整線して、布設することになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
従来のケーブル布設作業は以上のように、空中に延設されたケーブルラック1に沿って床8上に多数の単管足場9を組み上げ、単管足場9間に足場板10を架設して行われていた。
そこで、足場材料が多く必要となり、足場材料の作業場所への搬入、足場の組立、解体、並びに作業場所からの撤去に多くの労力を要するとともに、工費が増大してしまうという課題があった。
また、単管足場9の組立、解体にスパナ等の手工具が必要となり、作業負荷が増大してしまうという課題もあった。
また、床8上に据え付けられた単管足場9の占有するスペースが多く、かつ、長期にわたって必要となり、人や車の通路の障害となるとともに、ケーブルラック1の下における機械配管工事等の他の工事が遅れ、工期が長期化するという課題もあった。
さらに、機械用配管、機器、配水管などの施設がケーブルラック1の延設経路の下に既設されている場合には、これらの既設設備を避けて単管足場9を組み立てる必要があり、その分足場材料が多くなり、足場材料の作業場所への搬入、足場の組立、解体、並びに作業場所からの撤去の労力および工費がさらに増大してしまう。
【0007】
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、ラック支持用のL型アングルを利用して空中に足場を組み立てられるようにし、床上に据え付けられる単管足場を不要とし、さらにはケーブルラック下のスペースを解放し、単管足場の組立、解体作業の労力をなくし、工費の削減が図られ、人や車の通路を確保できるとともに、他の工事への障害を抑えることができるラック用仮設足場材を得ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この発明に係るラック用仮設足場材は、所定間隙毎に吊設されてその水平片によりケーブルラックを支持するL型アングルに装着されるラック用仮設足場材であって、上記L型アングルの水平片が内部に挿入されるコ字状断面の把持部を有する保持枠と、上記水平片が上記把持部に挿入された上記L型アングルを上記保持枠に固定する固定手段と、上記保持枠から上記水平片と平行に上記ケーブルラックの少なくとも一側に延出する足場板支持材とを備えたものである。
【0009】
また、上記保持枠は、上記足場板支持材が挿入される挿入孔を有する筒状の保持部と、コ字状溝の長さ方向が上記挿入孔の孔中心と平行となるように上記保持部の一側上部に一体に形成された上記把持部とを有するものである。
【0010】
また、上記保持枠は、上記保持部の一側に一体に形成され、上記水平片を上記把持部に挿入された上記L型アングルの鉛直片の先端部を支持する支持腕を備えているものである。
【0011】
また、上記保持枠は、上記保持部の一側に一体に形成され、上記把持部のコ字状溝の深さ方向と略直交する面を有する受部がその先端部に設けられ、上記水平片を上記把持部に挿入された上記L型アングルの鉛直片の内壁面を該受部で受けて該L型アングルを支持する支持腕を備えているものである。
【0012】
また、上記受部と上記把持部の下片とが略L字状の外径形状を有する一体物に作製されているものである。
【0013】
また、スライドレールが上記保持部の挿入孔の内壁面に長さ方向に延設され、該スライドレールに係合する溝が上記足場板支持材の外壁面に長さ方向に延設されているものである。
【0014】
また、上記保持部の挿入孔は矩形断面に形成され、上記スライドレールがこの挿入孔の四辺にそれぞれ形成され、上記足場板支持材は上記挿入孔の内径形状に略一致した外径形状に形成され、上記スライドレールに係合する溝が上記足場板支持材の四辺にそれぞれ形成されているものである。
【0015】
また、相対する辺に形成された上記スライドレール同士が上記挿入孔の孔中心に対して対称に形成され、かつ、相対する辺に形成された上記溝同士が上記足場板支持材の軸心に対して対称に形成されているものである。
【0016】
また、上記保持枠と上記足場板支持材とは、別体で構成され、スライドレールが上記保持枠と上記足場板支持材との一方に長さ方向の全域にわたって形成され、該スライドレールに嵌合する溝が上記保持枠と上記足場板支持材との他方に長さ方向の全域にわたって形成されているものである。
【0017】
また、上記保持枠および上記足場板支持材が引き抜き加工材である。
【0018】
また、上記固定手段は、上記把持部に回動自在に装着された偏心カムである。
【0019】
また、上記固定手段は、上記支持腕から下方に延設された取付片と、一端側が上記取付片に上記把持部のコ字状溝の深さ方向と平行な第1の軸周りに回動自在に取り付けられた第1の押さえ板と、一端側が上記取付片に上記把持部のコ字状溝の深さ方向と平行で、かつ、該コ字状溝の長さ方向に上記第1の軸から所定距離離れた第2の軸周りに回動自在に取り付けられた第2の押さえ板と、上記第1および第2の押さえ板に立設された軸周りに回動自在に取り付けられて上記第1および第2の押さえ板を連結する連結板と、上記把持部の上片の上記第1および第2の軸に対応する位置にそれぞれ穿設され、上記第1および第2の押さえ板の回動動作時に該第1および第2の押さえ板の他端側が挿通される第1および第2の係止穴と、上記第1および第2の押さえ板の他端に固着され、上記第1および第2の押さえ板の他端側が上記第1および第2の係止穴に挿入されたときに、上記把持部の上片に係合して第1および第2の押さえ板を係止する第1および第2の係止片とを備えているものである。
【0020】
また、上記第1および第2の押さえ板は、その他端側が上記第1および第2の係止穴に挿入されたときに、上記水平片を上記把持部に挿入された上記L型アングルの鉛直片を上記保持部側に押圧するように構成されているものである。
【0021】
また、上記保持枠と上記足場板支持材とが一体に形成されているものである。
【0022】
また、上記コ字状断面の把持部が上記足場板支持材を挟んで両側に形成されているものである。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を図について説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1に係るラック用仮設足場材を示す分解斜視図、図2はこの発明の実施の形態1に係るラック用仮設足場材の保持枠を示す側面図である。
図1および図2において、ラック用仮設足場材100は、L型アングル3に取り付けられる保持枠20と、この保持枠20からL型アングル3と平行に延出されて足場板を支持する足場板支持材30とから構成されている。
保持枠20は、アルミの引き抜き加工により作製され、足場板支持材30を挿入するための矩形断面の挿入孔21aが設けられた中空の保持部21と、この保持部21の一側上部に一体に設けられ、L型アングル3の水平片3aを挿入するための溝22aが上片22cと下片22bとにより構成された断面コ字状の把持部22と、保持枠21の一側側面から外方に延設され、L型アングル3の鉛直片3bの先端部を受ける支持腕23と、把持部22の下片22bの端面に回動可能に装着され、溝22a内に挿入されたL型アングル3の水平片3aを噛んでL型アングル3の抜けを阻止する固定手段としての偏心カム24とを備えている。さらに、保持枠21の他側の側面には、挿入孔21aに挿入された足場板支持材30を固定するための固定ねじ25が螺着されている。
保持部21の挿入孔21aは把持部22の溝22aの長さ方向と平行であり、挿入孔21aの壁面には、4つのスライドレール21b〜21eが上下左右に挿入孔21aの孔中心と平行に長さ方向の全域にわたって延設されている。そして、上下のスライドレール21b、21cが挿入孔21aの孔中心に対して対称に、左右のスライドレール21d、21eが挿入孔21aの孔中心に対して対称に形成されている。また、支持腕23の先端部には突起23aが設けられ、突起23aの端面である受部23bと支持腕23の先端面である受部23cとにより2種類のL型アングル3の鉛直片3bの先端部を受けることができるようになっている。
【0024】
足場板支持材30は、アルミの引き抜き加工により保持部21の挿入孔21aの内径形状と略一致する矩形外径形状の中空角棒体に作製されている。この足場板支持材30の各外壁面には、上述のスライドレール21b〜21eに嵌合する溝30a〜30dが長さ方向に長さ方向の全域にわたって延設されている。また、これらの溝30a〜30dの底部は径大に形成されている。さらに、足場板支持材30の両端部に後述する手すり支持用の貫通穴30e、30fが形成されている。
【0025】
つぎに、このラック用仮設足場材100を用いたケーブル布設作業について説明する。
保持枠20は、図2に示されるように、L型アングル3の水平片3aが溝22a内に納まるように、水平片3aの先端側からL型アングル3に押し付けて装着される。この時、保持枠20は、偏心カム24が水平片3aにより図3中時計回りに回動されつつ、受部23bが鉛直片3bの先端部に当接するまでL型アングル3に挿入される。そして、保持枠20を引き抜こうとすると、偏心カム24が水平片3aに噛み合って締着固定され、保持枠20の抜けが阻止されている。また、受部23bが鉛直片3bの先端部に当接し、保持枠20の図2中時計回りの回動が阻止されている。
なお、保持枠20は、偏心カム24を図3中時計回りに若干回動して偏心カム24による水平片3aの締着を解除し、その状態を維持して、引き抜くことになる。そして、引き抜かれた保持枠20においては、偏心カム24は中心軸が偏心しているので、図3中反時計回りに回動し、初期状態に戻る。また、この実施の形態1では、支持腕23の先端部に2つの受部23b、23cが設けられているので、図2中一点鎖線で示されるように、受部23cが大きなL型アングルの先端部に当接でき、異なる大きさのL型アングルにも装着できる。
【0026】
ついで、足場板支持材30を保持枠20の保持部21の挿入孔21aに挿入し、固定ねじ25を締着して、足場板支持材30を保持部21(保持枠20)に固定して、ラック用仮設足場材100が仮設される。この時、溝30a〜30dがそれぞれスライドレール21b〜21eに嵌合し、スライドレール21b〜21eに案内されて、足場板支持材30が挿入孔21aにスムーズに挿入される。そして、図4に示されるように、保持枠20はケーブルラック1を支持するL型アングル3の水平片3aの中央部に装着され、保持枠20に装着された足場板支持材30はケーブルラック1の一側に延出している。さらに、手すり用支柱40が足場板支持材30の貫通孔30eに挿入固定される。
【0027】
このラック用仮設足場材100は、ケーブルラック1の延設経路に沿って所定間隔毎に仮設される。そして、足場板41を隣り合うラック用仮設足場材100に架設する。ついで、図5に示されるように、固定金具43の先端の抜け止め片43bの長手方向を溝30aに一致させて隣り合う足場板41の隙間から溝30a内に挿入し、その後90度回した後、蝶ナット43bを締着して、足場板41を足場板支持材30に固定する。さらに、手すり用管材(図示せず)を隣り合う手すり用支柱40間に架設して、足場がケーブルラック1の延設経路に沿って中空に仮設される。その後、作業者が足場板41にのり、ケーブルをケーブルラック1内に収納・整線して、布設する。そして、ケーブルの布設作業が完了すれば、作業者がケーブルラック1の延設経路の一端側から他端側に移動しつつ手すり用支柱40、手すり用管材、足場板41、ラック用仮設足場材100等を順次取り外して、足場を解体、撤去する。
【0028】
このように、この実施の形態1によれば、天井から吊設されたL型アングル3の水平片3aが内部に挿入されるコ字状断面の把持部22を有する保持枠20と、把持部22の端面に回動自在に装着され、把持部22に挿入された水平片3aを固定する偏心カム24と、保持枠20から水平片3aと平行にケーブルラック1の一側に延出する足場板支持材30とを備えているので、ケーブルラック1の延設経路に沿って足場板支持材30を仮設でき、この足場板支持材30を使用して空中に足場を仮設することができる。そこで、床上に据え付けられる単管足場が不要となり、さらにはケーブルラック1下のスペースが解放されるので、単管足場の組立、解体作業の労力がなくなり、工費の削減が図られ、人や車の通路を確保できるとともに、他の工事への障害を抑えることができるという効果が得られる。さらに、スパナ等の手工具を用いることなくワンタッチで保持枠20をL型アングル3に着脱できるので、保持枠20の取付、取り外しの作業負荷が著しく軽減できるとともに、作業者が腰ベルト等に手工具を持つ必要がなく、高所での保持枠20の取付、取り外しの作業性を向上させることができる。
【0029】
また、保持枠20は、足場板支持材30が挿入される挿入孔21aを有する筒状の保持部21と、この保持部21の一側上部に一体に形成された把持部22とから構成されているので、足場板支持材30の延出方向を任意に選択できる。そこで、ケーブルラック1が壁際に延設されているような場合にも、反壁側に足場板支持材30を延出させることができ、またL型アングル3の向きに関わらず、任意の方向に足場板支持材30を延出させることができるので、優れた汎用性が得られる。
また、保持部21の一側に支持腕23が延設され、L型アングル3の鉛直片3bの先端部を支持するようになっているので、保持枠20のL型アングル3周りの回動が阻止され、安定性を向上させることができる。
また、支持腕23の先端部に受部23b、23cが設けられているので、片の長さが異なる2種類のL型アングル3に適用でき、優れた汎用性が得られる。
【0030】
また、スライドレールが保持部21の挿入口21aの内壁面に設けられ、スライドレールに嵌合する溝が足場板支持材30の外壁面に設けられているので、溝がスライドレールに嵌合し、足場板支持材30がスライドレールを案内にして挿入孔21aに挿入され、組立性を向上させることができる。
また、挿入孔21aが矩形断面に形成され、スライドレール21b〜21eが挿入孔21aの各辺に設けられ、足場板支持材30が挿入孔21aの内径形状に略一致した外径形状に形成され、溝30a〜30dが足場板支持材30の各辺に設けられているので、上下のスライドレール21b、21cと上下の溝30a、30bとの嵌合により左右方向のがたつきが防止され、左右のスライドレール21d、21eと左右の溝30c、30dとの嵌合により上下方向のがたつきが防止され、安定性を向上させることができる。
また、スライドレール21b、21c同士およびスライドレール21d、21e同士がそれぞれ挿入孔21aの孔中心に対して対称に形成され、溝30a、31b同士および溝30c、30d同士がそれぞれ足場板支持材30の軸心に対して対称に形成されているので、足場板支持材30を180度回転させても挿入孔21aに挿入できるようになり、組立性を向上させることができる。
【0031】
また、保持枠20および足場板支持材30がアルミの引き抜き加工材であるので、機械加工がほとんどなくなり、歩留まりが高まり、安価に作製できるとともに、軽量化が図られ、作業労力を大幅に低減させることができる。
【0032】
なお、ラック用足場の仮設は高所での作業となるので、上述の組立性の向上や軽量化による作業負荷の軽減効果は大きい。
また、L型アングル3の水平片3aとケーブルラック1の子桁1bとの隙間は10mm程度であるが、把持部22をコ字状断面に形成しているので、把持部22の水平片3aからの突出高さを低くでき、子桁1bと干渉することなく、L型アングル3の水平片3aに装着することができる。
また、足場板支持材30の上面はケーブルラック1の親桁1aの底部との干渉を避けるように、一段低くなっている。
また、上記実施の形態1では、一対の親桁1aを互いに平行に配置し、子桁1bにより一対の親桁1aの底部間を所定間隔毎に連結して構成されたケーブルラック1を用いるものとしているが、ケーブルラックはこれに限定されるものではなく、例えば互いに平行な一対の側板の底部を底板で塞ぐように構成されたケーブルラックでもよい。
また、上記実施の形態1では、保持枠20および足場支持材30をアルミの引き抜き加工材で作製するものとしているが、引き抜き加工材はアルミに限定されるものではなく、例えば鉄等の金属、グラファイト樹脂、エンジニアリングプラスチックを用いても同様の効果が得られる。
また、上記実施の形態1では、保持枠20および足場支持材30を引き抜き加工で作製するものとしているが、保持枠20および足場支持材30は引き抜き加工に限らず、折り曲げ加工、切削加工等で作製してもよいことはいうまでもないことである。
また、上記実施の形態1では、支持腕23の先端部に2つの受部23b、23cを設けるものとしているが、支持腕23の先端部にさらに受部を1つ以上設けてもよい。この場合、片の長さが異なる3種類もしくはそれ以上のL型アングルに適用でき、さらに汎用性を高めることができる。
【0033】
実施の形態2.
図6はこの発明の実施の形態2に係るラック用仮設足場材の構成を示す側面図である。
図6において、ラック用仮設足場材101は、L型アングル3に取り付けられる保持枠50と、この保持枠50からL型アングル3と平行に延出されて足場板を支持する足場板支持材55とから構成されている。
保持枠50は、アルミの引き抜き加工により作製され、足場板支持材55を装着するためのスライドレール51aが他側に設けられた保持部51と、この保持部51の一側上部に一体に設けられ、L型アングル3の水平片3aを挿入するための溝52aが上片52cと下片52bとにより構成された断面コ字状の把持部52と、保持枠51の一側側面から外方に延設され、L型アングル3の鉛直片3bの先端部を受ける支持腕53と、把持部52の下片52bの端面に回動可能に装着され、溝52a内に挿入されたL型アングル3の水平片3aを噛んでL型アングル3の抜けを阻止する固定手段としての偏心カム24とを備えている。さらに、保持枠51の一側の側面には、装着された足場板支持材55を固定するための固定ねじ25が螺着されている。
保持部51のスライドレール51aは把持部52の溝52aと平行であり、保持部51の他側の壁面に長さ方向の全域にわたって延設されている。また、支持腕53の先端部には突起53aが設けられ、突起53aの端面である受部53bと支持腕53の先端面である受部53cとにより2種類のL型アングル3の鉛直片3bの先端部を受けることができるようになっている。
【0034】
足場板支持材55は、アルミの引き抜き加工により中空角棒体に作製され、左右の外壁面には、保持部51のスライドレール51aの外径形状と略一致する内径形状の溝55a〜55dが長さ方向の全域にわたって延設されている。また、上下の外壁面には、溝55e、55fが長さ方向の全域にわたって延設されている。また、溝55e、55fの底部は径大に形成されている。さらに、足場板支持材55の両端部には、図示していないが、手すり支持用の貫通穴が形成されている。
【0035】
このように構成されたラック用仮設足場材101は、まず保持枠50が、L型アングル3の水平片3aが溝52a内に納まるように、水平片3aの先端側からL型アングル3に押し付けて装着される。この時、偏心カム24が水平片3aに噛み合って締着固定され、保持枠50の抜けが阻止されている。また、受部53bが鉛直片3bの先端部に当接し、保持枠50のL型アングル3周りの回動が阻止されている。
なお、このラック用仮設足場材101においても、支持腕53の先端部に2つの受部53b、53cが設けられているので、受部53cが大きなL型アングルの先端部に当接でき、異なる大きさのL型アングルにも装着できる。
【0036】
ついで、足場板支持材55の溝55a、55bを保持枠50の保持部51のスライドドレール51aに嵌合させ、スライドレール51aを案内にして、スライド移動させ、固定ねじ25を締着して、足場板支持材55を保持部51(保持枠50)に固定して、ラック用仮設足場材101が仮設される。なお、保持枠50に装着された足場板支持材55はケーブルラック1の一側に延出している。さらに、手すり用支柱が足場板支持材55の貫通孔に挿入固定される。
【0037】
このラック用仮設足場材101は、ケーブルラック1の延設経路に沿って所定間隔毎に仮設される。そして、足場板41を隣り合うラック用仮設足場材101に架設する。ついで、足場板41を足場板支持材55に固定し、さらに、手すり用管材を隣り合う手すり用支柱間に架設して、足場がケーブルラック1の延設経路に沿って中空に仮設される。
従って、この実施の形態2においても、上記実施の形態1と同様の効果が得られる。
【0038】
なお、上記実施の形態2では、スライドレール51aが保持部51に設けられ、溝55a、55bが足場板支持材55に設けるものとしているが、スライドレールが足場板支持材55に設けられ、溝が保持部51に設けられても同様の効果が得られる。
【0039】
実施の形態3.
図7はこの発明の実施の形態3に係るラック用仮設足場材を示す斜視図である。
図7において、ラック用仮設足場材102は、L型アングル3に取り付けられる保持枠60と、この保持枠60からL型アングル3と平行に延出されて足場板を支持する足場板支持材63とから構成されている。
保持枠60は、鋼板により作製され、L型アングル3の水平片3aを挿入するための溝61aが設けられた断面コ字状の把持部61と、把持部61の下方から外方に延設され、L型アングル3の鉛直片3bの先端部を受ける支持腕62と、把持部61の端面に回動可能に装着され、溝61a内に挿入されたL型アングル3の水平片3aを噛んでL型アングル3の抜けを阻止する固定手段としての偏心カム24とを備えている。
また、足場板支持材63は、鋼材からL字状に作製されている。この足場板支持材63の一端部には、手すり支持用の貫通穴63aが形成されている。
そして、ラック用仮設足場材102は、保持枠60を足場板支持材63の他端側に溶接部64で溶接し、一体に構成されている。
【0040】
このように構成されたラック用仮設足場材102は、まず保持枠60が、L型アングル3の水平片3aが溝61a内に納まるように、水平片3aの先端側からL型アングル3に押し付けて装着される。この時、偏心カム24が水平片3aに噛み合って締着固定され、保持枠60の抜けが阻止されている。また、支持腕62の先端面が鉛直片3bの先端部に当接し、保持枠60のL型アングル3周りの回動が阻止されている。そして、保持枠60を水平片3aに装着することにより、足場板支持材63がケーブルラック1の一側に延出している。さらに、手すり用支柱が足場板支持材55の貫通孔63aに挿入固定される。
このラック用仮設足場材102は、ケーブルラック1の延設経路に沿って所定間隔毎に仮設し、足場板を隣り合うラック用仮設足場材102に架設する。ついで、足場板を足場板支持材63に固定し、さらに、手すり用管材を隣り合う手すり用支柱間に架設して、足場がケーブルラック1の延設経路に沿って中空に仮設される。
【0041】
この実施の形態3においては、鋼材を用いてラック用仮設支持材102を作製しているので、軽量化が図れない点、また保持枠60と足場板支持材63とが溶接一体化されているので、足場板支持材63の延出方向が固定されてしまうという点を除いて、上記実施の形態1と同様の効果が得られる。
また、保持枠60と足場板支持材63とが一体に構成されているので、部品点数が削減され、組立性が向上される。
【0042】
実施の形態4.
図8はこの発明の実施の形態4に係るラック用仮設足場材を示す斜視図である。
図8において、ラック用仮設足場材104は、L型アングル3に取り付けられる保持枠60が鋼材で作製された中空角材の足場板支持材65の一端側の両側に溶接部64で溶接一体化されて構成されている。
従って、この実施の形態4においても、上記実施の形態3と同様の効果が得られる。
なお、この実施の形態4は、上記実施の形態3に比べて、保持枠60が足場板支持材65の両側に設けられているので、L型アングルの方向に関わらずケーブルラックからの足場支持材65の延出方向を選択することができるものの、さらに重量が増加してしまうという不具合がある。
【0043】
実施の形態5.
上記実施の形態1では、固定手段として偏心カム24を用いるものとしているが、この実施の形態5では、図9に示されるように、固定手段としてコ字状断面の把持部22の下片22bに螺着された固定ねじ66を用いるものとしている。この実施の形態5では、L型アングル3の水平片3aを把持部22の溝22a内に挿入した後、固定ねじ66を締着することにより水平片3aを把持部22に固定できるので、上記実施の形態1と同様の効果が得られる。
【0044】
実施の形態6.
上記実施の形態1では、固定手段として偏心カム24を用いるものとしているが、この実施の形態6では、図10に示されるように、固定手段としてコ字状断面の把持部22の上片22cに挿通された固定ピン67を用いるものとしている。
この実施の形態6では、L型アングル3の水平片3aを把持部22の溝22a内に挿入した後、固定ピン67を把持部22の上片22cに装着することにより固定ピン67の突出部によりL型アングル3の抜けが阻止されるので、上記実施の形態1と同様の効果が得られる。
【0045】
実施の形態7.
図11はこの発明の実施の形態7に係るラック用仮設足場材に適用される保持枠を示す正面図、図12は図11のXII−XII矢視断面図である。
図11および図12において、コ字状に成形された支持板68が保持部21の把持部22の下部に取付ねじ69aにより締着固定され、コ字状に成形された2つの枠体70が支持板68の外周面に並んで取付ねじ69bにより締着固定されている。さらに、先端部を傾斜面71aとする固定手段としての固定片71が2つの枠体70内にそれぞれ出没自在に収納され、ばね72が2つの枠体70の底部にそれぞれ配設されている。また、支持板68の両側辺を切り欠いてL型アングル3の鉛直片3bの先端部を受ける受部68bが形成されている。従って、支持板68が支持腕に相当する。
なお、他の構成は上記実施の形態1と同様に構成されている。
【0046】
この実施の形態7では、保持枠20が、L型アングル3の水平片3aを溝22a内に納めるように、水平片3aの先端側からL型アングル3に押し付けられる。この時、固定片71の傾斜面71aがL型アングル3の鉛直片3bの先端部により押圧され、固定片71がばね72の付勢力に抗して枠体70内に押し込まれる。そして、L型アングル3の鉛直片3bの先端部が傾斜面71aを乗り越えると、固定片71がばね72の付勢力により枠体70から延出する。そこで、L型アングル3の水平片3aが把持部22内に収納され、鉛直片3bの先端部が受部68aと固定片71とにより挟み込まれ、L型アングル3と保持枠20とが固定される。
また、固定片71を枠体70内に押し込むことにより、L型アングル3と保持枠20との固定が解除され、保持枠20を取り外すことができる。
【0047】
このように、この実施の形態7においても、L型アングル3の水平片3aの把持部22からの抜けが阻止されるので、即ち水平片3aを把持部22に固定できるので、上記実施の形態1と同様の効果が得られる。
また、スパナ等の手工具を用いることなくワンタッチで保持枠20をL型アングル3に着脱できるので、保持枠20の取付、取り外しの作業負荷が著しく軽減できるとともに、作業者が腰ベルト等に手工具を持つ必要がなく、高所での保持枠20の取付、取り外しの作業性を向上させることができる。
【0048】
また、上記各実施の形態において、偏心カム24、固定ねじ66、固定ピン67あるいは固定片71を固定手段として用いているが、固定手段はこれらに限定されるものではなく、L型アングル3の水平片3aを把持部22に固定できるものであればよい。
【0049】
実施の形態8.
図13はこの発明の実施の形態8に係るラック用仮設足場材の保持枠を示す側面図である。
図13において、支持腕26は、保持部21の一側側面から外方に延設された横架部26bと、この横架部26bの先端から溝22aの深さ方向に略直交するように延設された受部26aとから構成されている。この受部26aは把持部22の下片22bの先端に連結されており、支持腕26と下片22bとが一体に作製されている。そして、このように構成された保持枠20Aもアルミの引き抜き加工により作製されている。なお、他の構成は上記実施の形態1と同様に構成されている。
【0050】
このように構成された保持枠21Aは、受部26aがL型アングル3の鉛直片3bに当接するまで、溝22a内にL型アングル3の水平片3aを押し込んで、L型アングル3に装着される。これにより、偏心カム24が水平片3aに噛み合って保持枠20Aの抜けが阻止され、受部26aが鉛直片3bの内壁面全体に当接して保持枠20Aの図13中時計回りに回動が阻止されるので、安定した保持枠20Aの装着が実現できる。
【0051】
なお、上記実施の形態8では、支持腕26、下片22bおよび保持部21により囲まれた領域を中空にするものとしているが、支持腕26、下片22bおよび保持部21により囲まれた領域を中実としてもよい。この場合、材料費が高くなるとともに重量が重くなるという欠点はあるが、大強度が得られ、より安定した保持枠20Aの装着が実現できる。
【0052】
実施の形態9.
図14はこの発明の実施の形態9に係るラック用仮設足場材の保持枠を示す側面図である。
図14において、支持腕26Aは、保持部21の一側側面から外方に延設された横架部26bと、下片22bとL字状に一体に形成された受部26aとから構成されている。そして、保持部21の長さ方向に沿った溝27a、27bが、保持部21の下片22bとの連結部と、横架片26bの受部26aとの連結部とに、それぞれ延設され、受部26aと下片22bとのL字状の一体物が、溝27a、27bに差し込まれ、その後溶接等により一体化されて保持枠20Bが作製されている。そして、この保持枠20Bもアルミの引き抜き加工により作製されている。
【0053】
この実施の形態9では、受部26aと下片22bとがL字状に一体物として作製されている点を除いて、上記実施の形態8と同様に構成されているので、上記実施の形態8と同様の効果が得られる。
【0054】
実施の形態10.
図15はこの発明の実施の形態10に係るラック用仮設足場材の保持枠を示す側面図、図16はこの発明の実施の形態10に係るラック用仮設足場材の保持枠を示す上面図、図17はこの発明の実施の形態10に係るラック用仮設足場材の保持枠を示す斜視図、図18はこの発明の実施の形態10に係るラック用仮設足場材の保持枠のL型アングルへの装着動作を説明する正面図である。
図15〜図18において、保持部21の一側側面から外方に延設された横架部26bと、横架部26bの先端部から溝22aの深さ方向と略直交するように延設されて下片22bに連結された受部26aとからなる支持腕26が保持部21に一体に設けられている。さらに、第1の取付片28が横架片26bの先端から下方に、かつ、溝22aの長さ方向と平行に延設され、第2の取付片29が保持部21から下方に、かつ、第1の取付片28と平行に延設されている。
【0055】
L字状の操作ハンドル80が保持部21側から第1および第2の取付片28、29を溝22aの深さ方向に貫通して回動自在に配設されている。そして、短尺の平板状の第1の押さえ板81が、その一端側を第1の取付片28からの操作ハンドル80の延出端80a(第1の軸)に固着されて、第1の取付板28に取り付けられている。また、短尺の平板状の第2の押さえ板82が、その一端側を操作ハンドル80の延出端80aから溝22aの長さ方向に所定距離離れて第1の取付片28に立設された軸90(第2の軸)周りに回動自在に取り付けられている。さらに、平板状の連結板83が、その両端をそれぞれ第1および第2の押さえ板81、82に立設された軸91、92周りに回動自在に取り付けられて、第1および第2の押さえ板81、82を連結している。
係止片81a、82aが第1および第2の押さえ板81、82の他端に固着されている。そして、係止穴85、86がそれぞれ延出端80aと軸90とに対応するように把持部22の上片22cに穿設されている。これらの係止穴85、86は、係止片81a、82aが挿通される大径穴85a、86aと、大径穴85a、86aに連なって形成され、第1および第2の押さえ板81、82の他端側が挿通される小径穴85b、86bとから構成されている。
ここで、第1および第2の取付片28、29、操作ハンドル80、第1および第2の押さえ板81、82、連結板83、係止片81a、82aおよび係止穴85、86から固定手段が構成されている。
【0056】
つぎに、このように構成された保持枠21CのL型アングル3への装着方法について図18を参照しつつ説明する。
まず、操作ハンドル80を図18中反時計回りに回動させて、第1および第2の押さえ板81、82を図18中点線で示される位置まで回動させる。ついで、保持枠21Cは、受部26aがL型アングル3の鉛直片3bに当接するまで、溝22a内にL型アングル3の水平片3aを押し込む。そこで、操作ハンドル80を図18中時計回りに回動させる。この操作ハンドル80の回動操作により、第1および第2の押さえ板81、82が延出端80aおよび軸90周りに図18中時計回りに回動される。そして、係止片81a、82aが係止穴85、86の大径穴85a、86aを通過し、ついで第1および第2の押さえ板81、82の他端側が小径穴85b、86b内に挿入されて、第1および第2の押さえ板81、82が図18中実線で示される位置を採る。この時、係止片81a、82aが把持部22の上片22cの上面と弾性的に係合し、第1および第2の押さえ板81、82の延出端80aおよび軸90を中心とする図18中反時計回りに回動が阻止される。同時に、第1および第2の押さえ板81、82がL型アングル3の鉛直片3bの外面に密接して、保持枠20Cの抜けが阻止され、保持枠21CがL型アングル3に装着される。
また、操作ハンドル80を反時計回りに回動させ、第1および第2の押さえ板81、82を図18中点線で示される位置に戻すことで、保持枠20CをL型アングル3から取り外すことができる。
【0057】
このように保持枠21CがL型アングル3に装着された後、上記実施の形態1で説明したように、足場板支持材30を保持枠20Cの保持部21の挿入孔21aに挿入し、固定ねじ25を締着して、ラック用仮設足場材が仮設される。
【0058】
従って、この実施の形態10においても、上記実施の形態1と同様の効果が得られる。
この実施の形態10においては、L型アングル3の水平片3aおよび鉛直片3bの内壁面が下片22bおよび受部26aで構成されるL字状の外壁面に密接状態で受けられるので、保持枠20CがL型アングル3に安定した状態で装着される。
そして、作業者がラック用仮設足場材に架設された足場材に載って作業する際に、保持枠20CにL型アングル3を中心に図15中時計回りに回動する力が作用するが、該力は受部26aが鉛直片3bに当接して受けられ、保持枠20Cの抜けが阻止される。さらに、第1および第2の押さえ板81、82がL型アングル3の鉛直片3bに密接して上片22cに係止されているので、作業時に保持枠20Cに作用するL型アングル3を中心に図15中時計回りに回動する力は第1および第2の押さえ板81、82により受けられ、保持枠20Cの抜けが阻止される。従って、より安定した強固な保持枠20CのL型アングル3への装着が実現できる。
また、スパナ等の手工具を用いることなくワンタッチで保持枠20CをL型アングル3に着脱できるので、保持枠20Cの取付、取り外しの作業負荷が著しく軽減できるとともに、作業者が腰ベルト等に手工具を持つ必要がなく、高所での保持枠20Cの取付、取り外しの作業性を向上させることができる。
【0059】
なお、上記実施の形態10では、第1および第2の押さえ板81、82が平板状に作製されているものとしているが、第1および第2の押さえ板81、82の一部を保持部21側に突出するように作製してもよい。この場合、第1および第2の押さえ板81、82の突出部がL型アングル3の鉛直片3bを弾性的に押圧するので、保持枠20CとL型アングル3とのガタツキがなくなり、保持枠20CをL型アングル3に確実に装着できるようになる。
また、上記実施の形態10では、操作ハンドル80の延出端80aを第1の押さえ板81の第1の取付片28に対する回転軸としているが、第1および第2の押さえ板81、82を第1の取付片28に立設された軸周りにそれぞれ回動自在に取り付け、操作ハンドルを第1の押さえ板81もしくは第2の押さえ板82に立設し、該操作ハンドルにより第1および第2の押さえ板81、82を軸周りに回動させるようにしてもよい。
【0060】
なお、上記各実施の形態では、保持部21の内周壁面にスライドレール21b〜21eを形成するものとしているが、スライドレール21b〜21eを保持枠21の内周壁面に設ける必要はなく、例えば保持枠の内周面を平坦な矩形形状に形成してもよい。この場合、足場板支持材を平坦な外周面を有する矩形断面形状に形成でき、即ちスライドレールに嵌合する溝が不要となり、足場板支持材の作製が容易となり、その分低価格化が図られる。
【0061】
【発明の効果】
この発明は、以上のように構成されているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0062】
この発明によれば、所定間隙毎に吊設されてその水平片によりケーブルラックを支持するL型アングルに装着されるラック用仮設足場材であって、上記L型アングルの水平片が内部に挿入されるコ字状断面の把持部を有する保持枠と、上記水平片が上記把持部に挿入された上記L型アングルを上記保持枠に固定する固定手段と、上記保持枠から上記水平片と平行に上記ケーブルラックの少なくとも一側に延出する足場板支持材とを備えたので、L型アングルを利用して空中に足場を設置できるようになり、工費の削減が図られ、人や車の通路が確保されるとともに、他の工事への障害が抑えられるラック用仮設足場材を得ることができる。
【0063】
また、上記保持枠は、上記足場板支持材が挿入される挿入孔を有する筒状の保持部と、コ字状溝の長さ方向が上記挿入孔の孔中心と平行となるように上記保持部の一側上部に一体に形成された上記把持部とを有するので、足場板支持材の延出方向が任意に設定でき、ケーブルラックが壁際に延設されている場合やL型アングルの向きに拘わらず適用することができる。
【0064】
また、上記保持枠は、上記保持部の一側に一体に形成され、上記水平片を上記把持部に挿入された上記L型アングルの鉛直片の先端部を支持する支持腕を備えているので、保持枠のL型アングル周りの回動が阻止され、安定性の向上が図られる。
【0065】
また、上記保持枠は、上記保持部の一側に一体に形成され、上記把持部のコ字状溝の深さ方向と略直交する面を有する受部がその先端部に設けられ、上記水平片を上記把持部に挿入された上記L型アングルの鉛直片の内壁面を該受部で受けて該L型アングルを支持する支持腕を備えているので、L型アングルの鉛直片の内壁面が受部で受けられ、保持枠のL型アングル周りの回動が確実に阻止され、安定性の向上が一層図られる。
【0066】
また、上記受部と上記把持部の下片とが略L字状の外径形状を有する一体物に作製されているので、L型アングルの水平片および鉛直片の内壁面を受部および下片で広範囲にわたって受けることができる。
【0067】
また、スライドレールが上記保持部の挿入孔の内壁面に長さ方向に延設され、該スライドレールに係合する溝が上記足場板支持材の外壁面に長さ方向に延設されているので、組立性の向上が図られる。
【0068】
また、上記保持部の挿入孔は矩形断面に形成され、上記スライドレールがこの挿入孔の四辺にそれぞれ形成され、上記足場板支持材は上記挿入孔の内径形状に略一致した外径形状に形成され、上記スライドレールに係合する溝が上記足場板支持材の四辺にそれぞれ形成されているので、挿入孔に挿入された足場板支持材のがらつきが抑えられる。
【0069】
また、相対する辺に形成された上記スライドレール同士が上記挿入孔の孔中心に対して対称に形成され、かつ、相対する辺に形成された上記溝同士が上記足場板支持材の軸心に対して対称に形成されているので、足場板支持材を180度回動させても挿入孔に挿入でき、組立性の向上が図られる。
【0070】
また、上記保持枠と上記足場板支持材とは、別体で構成され、スライドレールが上記保持枠と上記足場板支持材との一方に長さ方向の全域にわたって形成され、該スライドレールに嵌合する溝が上記保持枠と上記足場板支持材との他方に長さ方向の全域にわたって形成されているので、組立性の向上が図られる。
【0071】
また、上記保持枠および上記足場板支持材が引き抜き加工材であるので、歩留まりが高まり、低価格化が図られる。
【0072】
また、上記固定手段は、上記把持部に回動自在に装着された偏心カムであるので、L型アングルの水平片を把持部に挿入するだけで水平片と把持部とが固定され、組立性の向上が図られる。
【0073】
また、上記固定手段は、上記支持腕から下方に延設された取付片と、一端側が上記取付片に上記把持部のコ字状溝の深さ方向と平行な第1の軸周りに回動自在に取り付けられた第1の押さえ板と、一端側が上記取付片に上記把持部のコ字状溝の深さ方向と平行で、かつ、該コ字状溝の長さ方向に上記第1の軸から所定距離離れた第2の軸周りに回動自在に取り付けられた第2の押さえ板と、上記第1および第2の押さえ板に立設された軸周りに回動自在に取り付けられて上記第1および第2の押さえ板を連結する連結板と、上記把持部の上片の上記第1および第2の軸に対応する位置にそれぞれ穿設され、上記第1および第2の押さえ板の回動動作時に該第1および第2の押さえ板の他端側が挿通される第1および第2の係止穴と、上記第1および第2の押さえ板の他端に固着され、上記第1および第2の押さえ板の他端側が上記第1および第2の係止穴に挿入されたときに、上記把持部の上片に係合して第1および第2の押さえ板を係止する第1および第2の係止片とを備えているので、第1および第2の押さえ板によりL型アングルからの保持枠の抜けが阻止され、保持枠のL型アングルへの安定した装着が実現できる。
【0074】
また、上記第1および第2の押さえ板は、その他端側が上記第1および第2の係止穴に挿入されたときに、上記水平片を上記把持部に挿入された上記L型アングルの鉛直片を上記保持部側に押圧するように構成されているので、保持枠とL型アングルとのがたつきがなくなり、保持枠のより安定した装着が実現できる。
【0075】
また、上記保持枠と上記足場板支持材とが一体に形成されているので、部品点数の削減が図られる。
【0076】
また、上記コ字状断面の把持部が上記足場板支持材を挟んで両側に形成されているので、足場板支持材の延出方向が任意に設定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1に係るラック用仮設足場材を示す分解斜視図である。
【図2】 この発明の実施の形態1に係るラック用仮設足場材の保持枠を示す側面図である。
【図3】 この発明の実施の形態1に係るラック用仮設足場材における保持枠の装着状態を示す要部側面図である。
【図4】 この発明の実施の形態1に係るラック用仮設足場材の装着状態を示す斜視図である。
【図5】 この発明の実施の形態1に係るラック用仮設足場材に架設された足場板の固定方法を説明する斜視図である。
【図6】 この発明の実施の形態2に係るラック用仮設足場材の構成を示す側面図である。
【図7】 この発明の実施の形態3に係るラック用仮設足場材を示す斜視図である。
【図8】 この発明の実施の形態4に係るラック用仮設足場材を示す斜視図である。
【図9】 この発明の実施の形態5に係るラック用仮設足場材に適用される保持枠を示す側面図である。
【図10】 この発明の実施の形態6に係るラック用仮設足場材に適用される保持枠を示す側面図である。
【図11】 この発明の実施の形態7に係るラック用仮設足場材に適用される保持枠を示す正面図である。
【図12】 図11のXII−XII矢視断面図である。
【図13】 この発明の実施の形態8に係るラック用仮設足場材に適用される保持枠を示す側面図である。
【図14】 この発明の実施の形態9に係るラック用仮設足場材に適用される保持枠を示す側面図である。
【図15】 この発明の実施の形態10に係るラック用仮設足場材に適用される保持枠を示す側面図である。
【図16】 この発明の実施の形態10に係るラック用仮設足場材に適用される保持枠を示す上面図である。
【図17】 この発明の実施の形態10に係るラック用仮設足場材に適用される保持枠を示す斜視図である。
【図18】 この発明の実施の形態10に係るラック用仮設足場材に適用される保持枠のL型アングルへの装着動作を説明する正面図である。
【図19】 ケーブルラックの設置状態を示す斜視図である。
【図20】 従来のケーブル布設作業を説明する図である。
【図21】 ケーブルラックの他の設置状態を示す斜視図である。
【図22】 ケーブルラックのさらに他の設置状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 ケーブルラック、3 L型アングル、3a 水平片、3b 鉛直片、20、20A、20B、20C、50、60 保持枠、21、61 保持部、21a挿入孔、21b、21c、21d、21e、51a スライドレール、22、52 把持部、22a 溝、22b 下片、22c 上片、23、26、26A、53 支持腕、24 偏心カム(固定手段)、26a 受部、28 第1の取付片、29 第2の取付片、30、55、63、65 足場板支持材、30a、30b、30c、30d、55a、55b、55c、55d 溝、66 固定ねじ(固定手段)、67 固定ピン(固定手段)、68 支持板(支持腕)、71固定片(固定手段)、80a 延出端(第1の軸)、81 第1の押さえ板(固定手段)、81a 第1の係止片(固定手段)、82 第2の押さえ板(固定手段)、82a 第2の係止片(固定手段)、83 連結板(固定手段)、85第1の係止穴(固定手段)、86 第2の係止穴(固定手段)、90 軸(第2の軸)、91、92 軸、100、101、102、103 ラック用仮設足場材。

Claims (15)

  1. 所定間隙毎に吊設されてその水平片によりケーブルラックを支持するL型アングルに装着されるラック用仮設足場材であって、
    上記L型アングルの水平片が内部に挿入されるコ字状断面の把持部を有する保持枠と、
    上記水平片が上記把持部に挿入された上記L型アングルを上記保持枠に固定する固定手段と、
    上記保持枠から上記水平片と平行に上記ケーブルラックの少なくとも一側に延出する足場板支持材と
    を備えたことを特徴とするラック用仮設足場材。
  2. 上記保持枠は、上記足場板支持材が挿入される挿入孔を有する筒状の保持部と、コ字状溝の長さ方向が上記挿入孔の孔中心と平行となるように上記保持部の一側上部に一体に形成された上記把持部とを有することを特徴とする請求項1記載のラック用仮設足場材。
  3. 上記保持枠は、上記保持部の一側に一体に形成され、上記水平片を上記把持部に挿入された上記L型アングルの鉛直片の先端部を支持する支持腕を備えていることを特徴とする請求項2記載のラック用仮設足場材。
  4. 上記保持枠は、上記保持部の一側に一体に形成され、上記把持部のコ字状溝の深さ方向と略直交する面を有する受部がその先端部に設けられ、上記水平片を上記把持部に挿入された上記L型アングルの鉛直片の内壁面を該受部で受けて該L型アングルを支持する支持腕を備えていることを特徴とする請求項2記載のラック用仮設足場材。
  5. 上記受部と上記把持部の下片とが略L字状の外径形状を有する一体物に作製されていることを特徴とする請求項4記載のラック用仮設足場材。
  6. スライドレールが上記保持部の挿入孔の内壁面に長さ方向に延設され、該スライドレールに係合する溝が上記足場板支持材の外壁面に長さ方向に延設されていることを特徴とする請求項2記載のラック用仮設足場材。
  7. 上記保持部の挿入孔は矩形断面に形成され、上記スライドレールがこの挿入孔の四辺にそれぞれ形成され、上記足場板支持材は上記挿入孔の内径形状に略一致した外径形状に形成され、上記スライドレールに係合する溝が上記足場板支持材の四辺にそれぞれ形成されていることを特徴とする請求項6記載のラック用仮設足場材。
  8. 相対する辺に形成された上記スライドレール同士が上記挿入孔の孔中心に対して対称に形成され、かつ、相対する辺に形成された上記溝同士が上記足場板支持材の軸心に対して対称に形成されていることを特徴とする請求項7記載のラック用仮設足場材。
  9. 上記保持枠と上記足場板支持材とは、別体で構成され、スライドレールが上記保持枠と上記足場板支持材との一方に長さ方向の全域にわたって形成され、該スライドレールに嵌合する溝が上記保持枠と上記足場板支持材との他方に長さ方向の全域にわたって形成されていることを特徴とする請求項1記載のラック用仮設足場材。
  10. 上記保持枠および上記足場板支持材が引き抜き加工材であることを特徴とする請求項2乃至請求項9のいずれかに記載のラック用仮設足場材。
  11. 上記固定手段は、上記把持部に回動自在に装着された偏心カムであることを特徴とする請求項1記載のラック用仮設足場材。
  12. 上記固定手段は、上記支持腕から下方に延設された取付片と、一端側が上記取付片に上記把持部のコ字状溝の深さ方向と平行な第1の軸周りに回動自在に取り付けられた第1の押さえ板と、一端側が上記取付片に上記把持部のコ字状溝の深さ方向と平行で、かつ、該コ字状溝の長さ方向に上記第1の軸から所定距離離れた第2の軸周りに回動自在に取り付けられた第2の押さえ板と、上記第1および第2の押さえ板に立設された軸周りに回動自在に取り付けられて上記第1および第2の押さえ板を連結する連結板と、上記把持部の上片の上記第1および第2の軸に対応する位置にそれぞれ穿設され、上記第1および第2の押さえ板の回動動作時に該第1および第2の押さえ板の他端側が挿通される第1および第2の係止穴と、上記第1および第2の押さえ板の他端に固着され、上記第1および第2の押さえ板の他端側が上記第1および第2の係止穴に挿入されたときに、上記把持部の上片に係合して第1および第2の押さえ板を係止する第1および第2の係止片とを備えていることを特徴とする請求項3乃至請求項5のいずれかに記載のラック用仮設足場材。
  13. 上記第1および第2の押さえ板は、その他端側が上記第1および第2の係止穴に挿入されたときに、上記水平片を上記把持部に挿入された上記L型アングルの鉛直片を上記保持部側に押圧するように構成されていることを特徴とする請求項12記載のラック用仮設足場材。
  14. 上記保持枠と上記足場板支持材とが一体に形成されていることを特徴とする請求項1記載のラック用仮設足場材。
  15. 上記コ字状断面の把持部が上記足場板支持材を挟んで両側に形成されていることを特徴とする請求項14記載のラック用仮設足場材。
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