JP4156323B2 - 位置調節式のシートベルトアンカー - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は位置調節式のシートベルトアンカーに関する。さらに詳しくは、自動車のドライバーや乗客を保護するシートベルトのアンカーポイントの高さをモータ駆動により調節することができる位置調節式のシートベルトアンカーに関する。
【0002】
【従来の技術】
特開平5−116594号公報には、図4に示すような、車両側壁、とくにセンターピラーなどに取り付けるシートベルトアンカー90、91が示されている。上側のシートベルトアンカー(ショルダアンカー)90は、シートベルト93を摺動自在に通すアンカー部材94を有し、通常はセンターピラー95に固定されている。下方のシートベルトアンカー91はシートベルト93の端部を固定するものであり、シートベルトの他端は、センターピラー95内の巻き取り装置96に巻き取られている。なお符号97はシートベルト93の途中に設けられる連結金具であり、この連結金具97を座席の中央側に設けた連結部材98に着脱自在に連結する。
【0003】
そして上記の特開平5−116594号公報は、前記ショルダアンカー90を改良するものとして、図に示す高さ調節装置100を開示している。このものは、車両側壁に取り付けられるフレーム101と、そのフレームに上下端が回転自在に取り付けられる送りネジ102と、その送りネジに螺合されるブロック103と、ブロックに取り付けられるショルダアンカ104と、送りネジ102を可撓性を有する駆動軸105を介して回転駆動するモータとを備えている。ブロック103はフレーム101により回転しないように規制されている。このものはモータの回転により駆動軸105を介して送りネジ102を一方向に回転させると、ブロック103が上方または下方に移動する。それによりショルダアンカ104を上下に移動させることができ、シートベルト93の取り付け位置調節をすることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
の高さ調節装置は、モータの回転を駆動軸105を介して送りネジ102に伝達し、その送りネジの回転によりブロック103をフレーム101に沿って上下に駆動する。そのためブロック103はフレーム101と送りネジ102の2ヶ所で摺動し、機構が複雑で、高精度の加工および組み立て精度が要求される。また、フレキシブルワイヤで往復方向の回転力を伝達するため、ワイヤの撚りの戻りや摩擦力に対する対策を講ずる必要があり、技術的高レベルで、全体に高価になるといった問題がある。
【0005】
本発明は機構が簡単で、高精度の加工および組み立て精度を要せず、位置調節が容易な可動式のシートベルトアンカーを提供することを技術的課題としている。さらに本発明は、モータの回転の開始時および停止時の衝撃がアンカーポイントに伝わりにくいシートベルトアンカーを提供することを技術課題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の位置調節式シートベルトアンカー(請求項1)は、断面C字状でリップ付溝形鋼の形状を備え、上下方向に配置されるレールと、そのレールの内部に、レールの長手方向に延びるように配置され、両端で回転自在に支持される送りネジと、前記レール内にスライド自在に、かつ、送りネジと干渉しないように設けられ、前記レールのリップの隙間に通されてシートベルトが連結される突起を備えているスライダと、前記送りネジにそれぞれ螺合され、レールによって案内され、スライダを押し下げる第1ナットおよびスライダを押し上げる第2ナットと、前記第1ナットとスライダの間に介在される圧縮コイルスプリングと、前記第1ナット、スライダおよび第2ナットの側面全体を囲み、レールの内面との間に介在される左右一対の角皿状のサポート受けと、前記送りネジを回転駆動するためのモータとを備えていることを特徴としている。
【0007】
本発明のシートベルトアンカーの第2の態様は、断面C字状のレールと、そのレールの内部に、レールの長手方向に延びるように配置され、両端で回転自在に支持される送りネジと、前記レール内にスライド自在に、かつ、送りネジと干渉しないように設けられ、シートベルトのアンカーポイントが設けられるスライダと、前記送りネジに螺合され、レールによって案内され、スライダの一端および他端を押すための第1ナットおよび第2ナットと、前記送りネジを回転駆動するためのモータと、前記送りネジの回転数を検出する手段を備えており、その検出手段が基準値から所定数回転したことを検出したときに、モータを停止させるように構成している(請求項2)。その場合、前記検出手段がモータの軸に設けた磁石と、その磁石を検出するホール素子とから構成されているものが好ましい(請求項3)
【0008】
【作用および発明の効果】
本発明のシートベルトアンカー(請求項1)は、モータの回転をスライダの往復直線移動に変換させる機構としてネジ機構を採用している。すなわちモータが回転して送りネジが一方向に回転すると、その送りネジに螺合している第1ナットおよび第2ナットが同調して軸方向に移動し、それらに挟まれているスライダが、一方のナット(たとえば第1ナット)に押され、レールに案内されながら下方に移動する。モータが逆方向に回転すると、送りネジが他方向に回転し、他方のナット(第2ナット)がスライダを押し、スライダが上向きに移動する。そしていずれの場合も、モータが停止したときのスライダの位置でアンカーポイントが固定される。また、ナット自体にアンカーポイントを設けず、スライダとナットとを分離しているので、モータの回転の開始および停止に伴う衝撃がスライダ、ひいてはアンカーポイントに伝わりにくい。
さらに第1ナットがバネを介してスライダと係合しているので、スライダは第1ナットと第2ナットの間で固定されず、バネの伸縮範囲で移動することができる。そしてバネがいわばクッションの作用をするので、モータが急に停止したり回転を開始したりした場合でも、その衝撃がバネによって吸収される。そのため部品を損傷するおそれが少なく、使用者が不快にならない。
【0009】
本発明のシートベルトアンカーの第2の態様(請求項2)は、基準位置、たとえばスライダがもっとも高い位置にある位置から送りネジの回転数を検出していくことにより、スライダの位置と送りネジの回転数とを対応させることができる。したがって使用者がスライダの位置を適切な位置にしたとき、そのスライダの位置を数値として検出することができる。そのため、その数値をメモリーに記憶させておけば、次回の時に自動的に適切な位置に設定することができる。また、あらかじめスライダの位置を数値入力することにより、自動的にその位置に設定することも可能である。
【0010】
前記検出手段がモータの軸に設けた磁石と、その磁石を検出するホール素子とから構成されている場合は(請求項3)は、回転抵抗を増加させることなく、精度が高い検出を行うことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
つぎに図面を参照しながら本発明の位置調節式のシートベルトアンカーの実施の形態を説明する。図1aおよび図1bはそれぞれ本発明のシートベルトアンカーの一実施形態を示す概略正面図および縦断面図、図2a〜bはそれぞれ図1bの要部拡大図、図2cは図2bのII-II線断面図、図3は図2aのスライダユニット部分の分解斜視図である。
【0013】
図1に示すシートベルトアンカー10は、断面C字状の案内部11と、その案内部の両端に設けられる取り付け脚12とを有するレール13と、レール13の中心に沿って配置され、両端で回転自在に支持される送りネジ14と、レール13の内面によって軸方向摺動自在に設けられるスライダユニット15と、送りネジ14を回転駆動するためのモータMとを備えている。
【0014】
前記レール13の案内部11は、図2cに示すように、下面11aと、その両端から立ち上がる側面11bと、その側面の上端から内向きに延びるリップ部11cとを有する、いわゆるリップ付き溝型鋼のような断面C字状を呈している。リップ部11cの先端同士の間には隙間が形成されている。また図2aおよび図2bに示すように、レール13の両端の取り付け脚12は、それぞれ案内部11の下面11aからいくらか下がる段部12aと介して連続して設けられている。レール13はたとえば薄鋼板をプレス成形することにより製造することができる。
【0015】
図2aに示すように、レール13の案内部11の一端には、軸受けハウジング21が嵌合され、固定されている。軸受けハウジング21の一端には、モータMを取り付けるための角フランジ状のモータベース22が設けられている。前記モータMはそのモータベース22に対しダンパ23を介して固定されている。モータMとしては、ステッピングモータが好適に用いられる。モータMの出力軸24には、回転数を検出するための磁石25を有する連結軸24aが固定されている。そして軸受けハウジング21の内面の磁石25と対向する部位には、磁石を検出して送りネジ14の軸方向の位置を検出するためのホール素子26が取り付けられている。軸受けハウジング21の内周には、円筒状のブッシュ21aが嵌合されている。磁石25とホール素子26に代えて、リミットスイッチなど、他の位置検出器を用いることもできる。
【0016】
前記連結軸26には合成樹脂製のジョイント27が回転しないように取り付けられ、そのジョイント27に、ゴム製のダンパ28を介して第2のジョイント29がトルク伝達可能に、かつ、回転方向の衝撃を吸収するように連結されている。ジョイント27および第2のジョイント29は、ブッシュ21a内に回転自在に設けられている。第2のジョイント29には軸方向に延びる空所30が設けられており、その空所には送りネジ14の一端の細い角形断面の部分14aが回転しないように、かつ、軸方向移動自在に嵌合されている。さらに空所30内には、送りネジ14を常時反対側の端部側(図2aでは左側)に付勢する第1バネ31が挿入されている。
【0017】
図2bの左側に示すように、レール13の一方の取り付け脚12には、補強ブラケット32が設けられ、その補強ブラケット32に、送りネジ14の端部の軸方向の力を支えるための軸端支持部材33が固定されている。さらにレール14の案内部11の端部には、送りネジ14を回転自在に支持する軸受け部材34が取り付けられている。送りネジ14の端部には、円板状の軸端部材14bが設けられており、その軸端部材14bと軸受け部材34との間にいくらかの隙間が設けられている。そのため、送りネジ14の他端側の軸方向移動自在の軸受け構造と相まって、送りネジ14はその両端で回転自在に、かつ、軸方向に所定の長さだけ移動自在である。
【0018】
図2bの右側、図2cおよび図3は前記スライダユニット15を詳細に示している。図2bおよび図2cに示すように、スライダユニット15は、レール13の案内部11内を摺動自在に移動する角皿状のサポート受け35が、左右一対で設けられている。一対のサポート受け35の間には、送りネジ14と螺合する第1ナット36および第2ナット37と、それらの間に配置されるスライダ38とが収容されている。スライダ38には図2cおよび図3に示すように、送りネジ14と干渉しないようにするためのU字状の切り欠き38aが形成されている。送りネジ14およびそれと螺合する第1ナット36および第2ナット37は、台形ネジとするのが好ましい。
【0019】
スライダ38の第1ナット36側の端部には、バネ受け39が設けられている。バネ受け39と第1ナット35の間には、圧縮コイルバネ(第2バネ)40が介在されている。バネ受け39は合成樹脂製であり、送りネジ14とは螺合していない。また、スライダ38の後部には、アンカーポイントが取り付けられる雌ネジ41を有する突起42が設けられている。突起42は図3cに示すように、レール13のリップ部11cの隙間を通して外部に突出している。第2バネ40は、送りネジ14の周囲に設けられている。バネ受け39および第1ナット35には、第2バネ40の端部の内周と嵌合して、第2バネ40を送りネジと干渉しないように保持するための、筒状部43が突設されている。
【0020】
前記第1ナット36はたとえば合成樹脂製であり、図3に示すように、平面視で矩形状を呈している。第2ナット37はたとえば金属製であり、図3に示すように矩形状を呈している。スライダ38の左右端は、左右のサポート受け35の内面と摺動自在に嵌合している。そのため、スライダ38は第1ナット36、第2ナット37と軸方向に相対的に移動自在である。
【0021】
上記のように構成されるシートベルトアンカー10は、通常はモータM側を下側にして自動車の車内、とくにセンターピラーの内面側に取り付ける。スライダ38の突起42の雌ネジ41には、シートベルトを通すアンカー部材(ショルダーアンカーなど)を取り付ける(図4参照)。このものはモータMを一方向に回転させると、その回転はジョイント27、ダンパ28、第2ジョイント29を介して送りネジ14に伝えられ、送りネジが回転する。モータMはステッピングモータであり、信号に基づいて微小な角度ずつ回転するが、ジョイント27と第2ジョイント29との間のダンパ28が起動・停止のときの衝撃を緩和する。また、送りネジ14およびナット36、37の重量はブッシュ21aによって支持されている。
【0022】
送りネジ14の一方向への回転により、前記スライダユニット15の全体が、たとえば上昇する。すなわち送りネジ14が回転すると、第2ナット37が上昇し、スライダ38を上向きに押し上げる。同時に第1ナット36が上昇し、左右のサポート受け35の上端を押し上げる。それによりスライダユニット15の全体が一体となって上昇する。なお、スライダ38と第1ナット36の間隔は変化しないため、第2バネ40は伸び縮みしない。
【0023】
モータMが逆方向に回転すると、第2ナット37が下降し、その第2ナット37が支持しているスライダ38も一緒に下降する。また第1ナット36も同調して下降し、左右のサポート受け35も同時に下降する。それによりスライダユニット15の全体が下降する。上記のようにモータMの回転によりスライダ38の高さを適切な位置に設定すると、使用者はモータMを停止させる。あるいはシートベルトのテンションを検出して、適切な高さで自動的に停止させる。それによりスライダ38に連結されているアンカー部材などの高さ調節が完了する。
【0024】
このようなアンカーポイントの高さ調節は、通常は自動車の乗客が座席に着座してシートベルトを装着した後、自動車が発車する前に上昇ボタンあるいは下降ボタンを押して適切な高さまでモータMを回転させることにより行うことができる。そのためモータ駆動で迅速に高さ調節すると、自動車の発車を迅速に行うことができる。
【0025】
さらに前記シートベルトアンカー10は、ホール素子25と磁石24によって構成される回転数検出器および制御部によるデジタル制御により、自動的にアンカーポイントを設定することができる。すなわち送りネジ14が一方向に回転すると、それに伴ってホール素子25が磁石24を検出し、信号を出す。そしてその信号が制御部でカウントし、送りネジ14の回転数を演算する。送りネジ14の基準位置、たとえばスライダユニット15がもっとも高い位置にあるときから現在のスライダユニット15の位置までの送りネジ14の回転数に基づき、スライダユニット15の軸方向の位置、すなわち位置データを特定する。そしてこの検出したスライダユニット15の位置データを、使用者が自分の身長などに応じて入力した目標値のデータと比較し、現在の位置データと目標値との差がなくなる方向にモータMを回転させ、差がなくなったときにモータMを停止させる。このようなネガティブフィードバック制御により、アンカーポイントを自動的に設定することができる。
【0026】
また、一旦手動操作でスライダユニット15の位置を設定し、そのときの位置データをたとえば使用者の名前やコードと関連させて制御部に設けたメモリに保存しておき、次回に再調節するときにメモリから読み出して目標値とすることもできる。上記のホール素子25からの信号のカウント、データの記憶、比較、モータへの制御信号の発信は、通常のCPUとメモリからなるマイコンなどで行うことができる。
【0027】
上記の第1バネ31および第2バネ40ならびに送りネジ14やスライダ38を上下移動させる機構は、自動車が急ブレーキをかけてシートベルトに大きいテンションが加わり、アンカーポイントに上向きの力が加わったときの衝撃緩和の作用を奏する。すなわち、シートベルトに上向きの衝撃力が加わると、スライダ38は第2バネ40の付勢力に抗して上昇する。そして力がなくなると、第2バネ40の付勢力で元の下降した位置に戻る。その場合、第2ナット37には第2バネ40を介して衝撃力が伝わるため、送りネジ14に過剰な衝撃力は加わらず、送りネジ14や第1ナット36、第2ナット37が保護される効果もある。
【0028】
前記実施形態ではモータMをレール13の下側に設けているが、上側に設けるようにしてもよい。また本発明のシートベルトアンカーは、ショルダアンカだけでなく、図4の符号91で示す下部のアンカーにも採用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1aおよび図1bはそれぞれ本発明のシートベルトアンカーの一実施形態を示す概略正面図および縦断面図である。
【図2】 図2a〜bはそれぞれ図1bの要部拡大図、図2cは図2bのII-II線断面図である。
【図3】 図2aのスライダユニット部分の分解斜視図である。
【図4】 従来の調節式のシートベルトアンカーを備えた自動車のシートの一例を示す正面図である。
【図5】 図5aは従来の調節式のシートベルトアンカーの一例を示す正面図、図5bは図5aの縦断面図である。
【符号の説明】
10 シートベルトアンカー
11 案内部
11a 下面
11b 側面
11c リップ部
12 取り付け脚
12a 段部
13 レール
21 軸受けハウジング
M モータ
22 モータベース
23 ダンパ
24 出力軸
25 磁石
26 ホール素子
27 ジョイント
28 ダンパ
29 第2ジョイント
30 空所
14a 細い部分
31 第1バネ
32 補強ブラケット
33 軸端支持部材
34 軸受け部材
14b 軸端部材
35 サポート受け
36 第1ナット
37 第2ナット
38 スライダ
38a 切り欠き
39 バネ受け
40 第2バネ
41 雌ネジ
42 突起
43 筒状部
21a ブッシュ

Claims (3)

  1. 断面C字状でリップ付溝形鋼の形状を備え、上下方向に配置されるレールと、
    そのレールの内部に、レールの長手方向に延びるように配置され、両端で回転自在に支持される送りネジと、
    前記レール内にスライド自在に、かつ、送りネジと干渉しないように設けられ、前記レールのリップの隙間に通されてシートベルトが連結される突起を備えているスライダと、
    前記送りネジにそれぞれ螺合され、レールによって案内され、スライダの上端を押し下げる第1ナットおよびスライダを押し上げる第2ナットと、
    前記第1ナットとスライダの間に介在される圧縮コイルスプリングと、
    前記第1ナット、スライダおよび第2ナットの側面全体を囲み、レールの内面との間に介在される左右一対の角皿状のサポート受けと、
    前記送りネジを回転駆動するためのモータとを備えている位置調節式のシートベルトアンカー。
  2. 断面C字状のレールと、
    そのレールの内部に、レールの長手方向に延びるように配置され、両端で回転自在に支持される送りネジと、
    前記レール内にスライド自在に、かつ、送りネジと干渉しないように設けられ、シートベルトのアンカーポイントが設けられるスライダと、
    前記送りネジに螺合され、レールによって案内され、スライダの一端および他端を押すための第1ナットおよび第2ナットと、
    前記送りネジを回転駆動するためのモータと、
    前記送りネジの回転数を検出する手段を備えており、
    その検出手段が基準値から所定数回転したことを検出したときに、モータを停止させるように構成しているシートベルトアンカー。
  3. 前記検出手段がモータの軸に設けた磁石と、その磁石を検出するホール素子とから構成されている請求項2記載のシートベルトアンカー
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