JP2004333426A - 位置検出装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】簡単な構成で安価に絶対位置検出ができる位置検出装置を提供する。
【解決手段】位置検出装置20は、本体部30と、電動モータ40と、これらを軸方向に貫通するように取り付けられた回転シャフト21と、回転シャフト21の両端部に取り付けられた歯車22と、歯車22と噛合するラック23とを備えて構成されている。本体部30等はシートベース4に、ラック23はベースフレーム8に取り付けられている。回転シャフト21の本体部30内の外周面には、ねじ25が形成され、本体部30は、このねじ25と螺合する移動子24と、移動子24に一端が取り付けられたコイルばね26と、コイルばね26の他端に取り付けられた押圧子27と、押圧子27と当接する感圧センサ50とを収容してなる。回転シャフト21の回転に伴い移動子24が軸方向に移動し、コイルばね26を伸縮させて押圧子27に圧力を加える。押圧子に加えられた圧力は感圧センサ50で着座部3の位置情報の出力値として検出される。
【選択図】 図2
【解決手段】位置検出装置20は、本体部30と、電動モータ40と、これらを軸方向に貫通するように取り付けられた回転シャフト21と、回転シャフト21の両端部に取り付けられた歯車22と、歯車22と噛合するラック23とを備えて構成されている。本体部30等はシートベース4に、ラック23はベースフレーム8に取り付けられている。回転シャフト21の本体部30内の外周面には、ねじ25が形成され、本体部30は、このねじ25と螺合する移動子24と、移動子24に一端が取り付けられたコイルばね26と、コイルばね26の他端に取り付けられた押圧子27と、押圧子27と当接する感圧センサ50とを収容してなる。回転シャフト21の回転に伴い移動子24が軸方向に移動し、コイルばね26を伸縮させて押圧子27に圧力を加える。押圧子に加えられた圧力は感圧センサ50で着座部3の位置情報の出力値として検出される。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えば自動車等のシートなどに適用されてシートなどのポジション等を検出する位置検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
現在、自動車等の乗り物のシートには、いわゆる電動リクライニング機構やシートヒータなどの各種電装部品等の補機が多数搭載されるようになりつつある。その中でも、例えばシートを電動モータにより前後にスライド移動させるいわゆるパワーシートは、パワーシートが搭載される自動車等の製品の量産に伴って普及の拡大が進展している。
【0003】
通常、パワーシートは、自動車等のフロア材としてのフロアパネルに固定された固定側のシートレール(ロアレール)と、シートの骨格を構成するシートフレームに連結された移動側のシートレール(アッパレール)とを組み合わせた状態でフロアパネル上に設置され、シートフレームに配設された電動モータなどの駆動源によりアッパレールをロアレールに対してスライド移動させて、所望のシート位置にシートを調節することができる構造を備えて構成されている。このようなパワーシートでは、一般的に例えばアッパレールやシートフレームを駆動する駆動源は、駆動制御装置等に接続されており、いわゆるマニュアル制御やオート制御等による駆動制御を行うことができるように構成されている。
【0004】
また、このようなパワーシートには、通常、アッパレールなどの移動部材のロアレールなどの固定部材に対する位置を検出して駆動制御装置にその位置を知らせるための位置検出装置が備えられており、代表的な位置検出装置としては、移動部材の動きを直接的に検出するものや、駆動源に備えられたポテンショメータなどを用いるものなどが知られている。
【0005】
しかし、例えば駆動源である電動モータにピックアップコイル、ホール素子及びホールICなどを組み合わせて電動モータの磁石の磁極変化を検出して電動モータの回転数を検出し、その検出した数値からシートの位置を検出する位置検出装置では、電動モータの出力パルス信号をカウントして電動モータの駆動量を移動部材の移動量として検出するに過ぎないため、例えば移動部材が移動始点や移動終点の間でスライド移動を繰り返すと次第にその誤差が蓄積されてしまう場合があり、移動始点や移動終点等の基点に対するシートの絶対位置の検出が構造上困難となることがあった。また、例えばポテンショメータを用いた位置検出装置では、移動部材の絶対位置の検出自体は容易にできるが装置の構成が複雑化する傾向にあるという問題があった。
【0006】
これらの問題を解決するために、例えば移動部材の移動方向に所定間隔で複数のリードスイッチからなる一連のリードスイッチを配置したセンサユニットを移動部材に取り付けると共にロアレールなどの固定部材に磁性体を取り付けて、磁性体の相対移動によるリードスイッチのON動作に基づく出力電圧を検出して移動部材の絶対位置を検出するようにした位置検出装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
また、例えば移動部材の移動方向に対して所定角度で傾斜した傾斜面を有するガイド部材を移動部材に取り付けると共にこのガイド部材の傾斜面に当接する駆動ノブを有するスイッチ部材をロアレールなどの固定部材に取り付けて、移動部材の移動に伴う傾斜面と駆動ノブとの当接位置の変化を検出して移動部材の絶対位置を検出するようにした位置検知構造も知られている(例えば、特許文献2参照。)。
【0007】
【特許文献1】
特開平7−164930号公報(第3−5頁、第1−5図)
【特許文献2】
特開2002−59768号公報(第3−4頁、第1−7図)
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許文献1の位置検出装置では、例えば複数のリードスイッチを所定間隔でプリント基板に配置したセンサユニットが開示されているが、このような構成であると部品点数が増えてセンサユニットのコストが上昇してしまうと共に、装置が大型化して移動部材の移動方向の空間を装置が占有してしまう場合があるという問題を抱えている。
【0009】
また、特許文献2の位置検知構造では、例えばガイド部材の傾斜面とスイッチ部材の駆動ノブとが機械的に接触すると共にスイッチ部材の金属製接触子と接点板とが機械的に接触するため、これらの接点部分の摩耗等により正確な絶対位置が検出できなくなる場合がある。そして、ガイド部材とスイッチ部材とを移動部材側と固定部材側とに分けて配置するため、これらを一体的に取り付ける際などにガイド部材の傾斜面とスイッチ部材の駆動ノブとの位置ずれなどが生じると、精度良く位置検出をすることが困難となるという問題を抱えている。
【0010】
この発明は、このような問題点に鑑みてなされたもので、簡単な構成で安価にシートなどの絶対位置を検出することができる位置検出装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る位置検出装置は、所定範囲の外周面にわたって螺旋状のねじが形成された回転シャフトと、この回転シャフトの前記ねじと螺合すると共に一部に前記回転シャフトの軸方向に沿って延びる溝部を有する、前記回転シャフトの回転に伴い前記軸方向に移動する移動子と、この移動子の前記軸方向の端部に一端が取り付けられたコイルばねと、このコイルばねの他端に取り付けられ、前記移動子の移動に伴い伸縮する前記コイルばねの圧力を受けつつ前記軸方向に移動する押圧子と、この押圧子により前記軸方向に押圧され、前記押圧子から加えられる圧力の変化に応じて出力値を変化させる感圧センサと、これら移動子、コイルばね、押圧子及び感圧センサを内部に収容すると共に前記回転シャフトの回転に伴う前記移動子の回転運動を抑えて前記移動子を前記軸方向に移動させるために前記移動子の溝部と係合するガイド突条が形成された筐体とを備えて構成され、固定部材及びこの固定部材に対して所定方向に移動する移動部材のいずれか一方に前記筐体が取り付けられ他方に前記回転シャフトが取り付けられて、前記移動部材の前記所定方向への移動に伴い前記感圧センサで検出される圧力変化を前記固定部材に対する前記移動部材の位置情報として検出することを特徴とする。
【0012】
この発明によれば、移動部材の移動に伴う回転シャフトの回転量を感圧センサで圧力の変化に伴う出力値として検出し、検出した出力値を固定部材に対する移動部材の位置情報として利用することができる。また、筐体内に移動子、コイルばね、押圧子及び感圧センサを内蔵するため、例えば従来のリードスイッチを用いたものに比べ、位置検出装置の小型化を図ることができると共に部品点数を削減することができる。このため、この位置検出装置では、簡単な構成で安価にシートなどの絶対位置を検出することが可能となる。
【0013】
なお、この位置検出装置は、例えば回転シャフトと同軸に回転軸を有する電動モータを更に備えても良い。
【0014】
また、回転シャフトは、例えば筐体及び電動モータを軸方向に貫通する状態で備えられていても良い。
【0015】
また、位置検出装置は、例えば回転シャフトの端部に同軸に取り付けられた歯車と、この歯車と噛合するラックとを更に備え、固定部材及び移動部材のいずれか一方に筐体が取り付けられ他方にラックが取り付けられて構成されていても良い。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、添付の図面を参照して、この発明の好ましい実施の形態を説明する。
図1は、この発明の一実施形態に係る位置検出装置を適用したシートの一例を示す一部省略側面図、図2は、位置検出装置の外観斜視図、図3は、位置検出装置の一部断面図である。
図1に示すように、シート1は、例えば自動車等の乗り物に用いられる座席シートであり、主に背もたれ部2と着座部3とから構成されており、例えば背もたれ部2には図示しないヘッドレストが備えられ、着座部3はシートベース4と一体的に固定されている。また、この着座部3は、シートベース4を介して移動部材としての移動側のシートレールである一組のアッパレール5及び固定部材としての固定側のシートレールである一組のロアレール6からなるシートレール7の上に載置固定されている。このシートレール7のうち、ロアレール6は、ベースフレーム8の上に取付固定されており、更にベースフレーム8は、フロアパネル9の上にブラケット10を介してボルト留めなどにより固定されている。
【0017】
このシート1では、アッパレール5がロアレール6に対して図中矢印A方向にスライド移動可能な構造を備えているため、アッパレール5のスライド移動に伴って着座部3がフロアパネル9に対して同じく図中矢印A方向に移動可能な構造となっている。
【0018】
このように構成されたシート1のシートベース4とベースフレーム8との間には、位置検出装置20が配設されている。この位置検出装置20は、図2に示すように、本体部30と電動モータ40とを備えて構成されている。また、この位置検出装置20には、本体部30及び電動モータ40を軸方向に貫通するような状態で回転シャフト21が設けられ、この回転シャフト21の両端部には歯車22が取り付けられると共に、これら歯車22の下部には、これら歯車22と噛合するラック23が備えられている。回転シャフト21は、電動モータ40により回転駆動されると共に、本体部30を貫通する部分の外周面には、螺旋状のねじが形成されている。
【0019】
なお、この位置検出装置20を構成する本体部30と電動モータ40は、一体的に形成された取付ブラケット31,41を介してシートベース4に取付固定され、ラック23は、ベースフレーム8にその長手方向が着座部3の移動方向に沿うように取付固定されている。従って、このシート1では、回転シャフト21の回転に伴い歯車22がラック23上を移動して着座部3がアッパレール5と共にロアレール6に対してスライド移動する。これにより、着座部3はフロアパネル9に対しその位置を所定範囲内で自在に変更することが可能となる。
【0020】
このように構成された位置検出装置20の本体部30は、図3に示すように構成されている。即ち、回転シャフト21の外周面に形成されたねじ25と螺合すると共に一部に回転シャフト21の軸方向に延びる溝部24aを有し、回転シャフト21の図中矢印B方向で示す回転に伴い回転シャフト21の軸方向に移動する移動子24と、この移動子24の軸方向の端部に一端が取り付けられたコイルばね26と、このコイルばね26の他端に取り付けられた押圧子27と、この押圧子27により押圧される感圧センサ50と、これらを内部に収容すると共に回転シャフト21の回転に伴う移動子24の回転運動を抑えて移動子24を軸方向に移動させるための、移動子24の溝部24aと係合する軸方向に延びるガイド突条28aが形成された筐体28とを備えて構成されている。
【0021】
なお、例えば筐体28の軸方向の両端部には、回転シャフト21の外周面に装着されたインナーレース29と、このインナーレース29をボールベアリング32を介して支持するアウターレース33とから構成される軸受部34が備えられており、この軸受部34の回転シャフト21の両端部側には、シール材35が備えられている。また、感圧センサ50は、例えば図示しない配線にそれぞれ接続されて対向配置された二枚の電極板51a,51bを有する複数の板部52の間に、導電性ゴムなどの導電弾性体53を介在させた構造からなり、筐体28に位置決め固定されると共に押圧子27と当接して押圧子27を支持する状態で配置されている。なお、感圧センサ50はいわゆる感圧メンブレンスイッチなどで構成されていても良い。
【0022】
このように構成された本体部30では、電動モータ40が回転シャフト21を回転させて歯車22がラック23上を回転することによる着座部3の移動に伴い、本体部30内の移動子24が回転シャフト21の軸方向に移動してコイルばね26を伸縮させる。このコイルばね26の伸縮による圧力は、押圧子27に伝達されて感圧センサ50に加えられる。感圧センサ50は、押圧子27により加えられる圧力の変化を、例えば導電弾性体53を介した電極板51a,51b間を流れる電流値の変化として検出する。従って、例えば予め着座部3のロアレール6に対する移動位置の違いによる感圧センサ50からの出力値パラメータ等を記憶したシート制御装置(図示せず)などを、この位置検出装置20の本体部30及び電動モータ40と接続しておけば、シート制御装置で本体部30内の感圧センサ50からの出力値に基づき比較演算処理などを行うことにより、着座部3のロアレール6に対する絶対位置を検出することができると共に着座部3を所定位置に移動させるなどのシート1の駆動制御を行うことが可能となる。
【0023】
このように、この位置検出装置20では、着座部3の移動に伴う回転シャフト21の回転量を感圧センサ50で圧力の変化に伴う出力値として検出し、検出した出力値をロアレール6に対する着座部3の絶対位置などの位置情報として利用することが可能となると共に、本体部30内に感圧センサ50等を内蔵して本体部30と電動モータ40とを回転シャフト21で同軸配置して構成することができるため、従来に比べ位置検出装置の小型化や部品点数の削減を図り簡単な構成で安価に絶対位置を検出することが可能となる。
【0024】
なお、図4に示すように、この位置検出装置20は、例えば回転シャフト21の両端部に歯車22やラック23を備える代わりに背もたれ部2のフレーム56やヘッドレスト55のフレーム57を接続すれば、シートベース4とベースフレーム8との間に配設する他に着座部3と背もたれ部2との連結部分や背もたれ部2とヘッドレスト55との連結部分などに配設することが可能となる。この場合、本体部30及び電動モータ40は、回転シャフト21の両端部に接続されたフレーム56,57に対して固定部材となる部分に取付固定されていれば良い。即ち、フレーム56に対しては例えば着座部3のフレーム58に、フレーム57に対しては例えば背もたれ部2のフレーム56にそれぞれ取付固定されていれば良い。このように配設されることにより、この位置検出装置20では、着座部3に対する背もたれ部2の傾斜位置(移動位置)を絶対位置として検出したり、背もたれ部2に対するヘッドレスト55の傾斜位置(移動位置)を絶対位置として検出したりして、それぞれの駆動制御に利用することなどが可能となる。
【0025】
図5は、この発明の他の実施形態に係る位置検出装置を示す外観斜視図である。なお、以降において、既に説明した部分と重複する説明は割愛する。
図5に示すように、この位置検出装置20´は、上記位置検出装置20から本体部30と回転シャフト21を介して同軸配置されていた電動モータ40を外した構成で、本体部30、回転シャフト21、この回転シャフト21の一端に取り付けられた歯車22及びこの歯車22と噛合するラック23からなる。位置検出装置20´と電動モータ40は、それぞれシートベース4に取り付けられ着座部3に一体的に固定されている。電動モータ40は、モータ回転シャフト42の両端に取り付けられた歯車22及びラック23で着座部3を移動させる。このような構成の位置検出装置20´では、上記位置検出装置20と同様に着座部3のロアレール6に対する位置情報を検出することができると共に、本体部30のみを備えるため更に小型化を促進することができる。
【0026】
なお、上記位置検出装置20,20´では、従来の電動モータのパルス信号を検出していた場合に比べ、スライド移動に伴う誤差が蓄積されることはないため、移動始点や移動終点における位置情報のリセット行為などの調整作業が不要となり、安定した位置検出を継続することが可能となる。
【0027】
【発明の効果】
以上述べたように、この発明によれば、移動部材の移動に伴う回転シャフトの回転量を感圧センサで圧力の変化に伴う出力値として検出し、検出した出力値を固定部材に対する移動部材の位置情報として利用することができる。また、筐体内に移動子、コイルばね、押圧子及び感圧センサを内蔵するため、例えば従来のリードスイッチを用いたものに比べ、位置検出装置の小型化を図ることができると共に部品点数を削減することができる。このため、この位置検出装置では、簡単な構成で安価にシートなどの絶対位置を検出することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に係る位置検出装置を適用したシートの一例を示す一部省略側面図である。
【図2】同位置検出装置の外観斜視図である。
【図3】同位置検出装置の一部断面図である。
【図4】同位置検出装置をシートの他の部分に適用した場合を示す一部透過斜視図である。
【図5】この発明の他の実施形態に係る位置検出装置を示す外観斜視図である。
【符号の説明】1…シート、2…背もたれ部、3…着座部、4…シートベース、5…アッパレール、6…ロアレール、7…シートレール、8…ベースフレーム、9…フロアパネル、10…ブラケット、20…位置検出装置、21…回転シャフト、22…歯車、23…ラック、24…移動子、24a…溝部、25…ねじ、26…コイルばね、27…押圧子、28…筐体、28a…ガイド突条、29…インナーレース、30…本体部、31,41…取付ブラケット、32…ボールベアリング、33…アウターレース、34…軸受部、35…シール材、40…電動モータ、50…感圧センサ、51…電極板、52…板部、53…導電弾性体、55…ヘッドレスト、56,57…フレーム。
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えば自動車等のシートなどに適用されてシートなどのポジション等を検出する位置検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
現在、自動車等の乗り物のシートには、いわゆる電動リクライニング機構やシートヒータなどの各種電装部品等の補機が多数搭載されるようになりつつある。その中でも、例えばシートを電動モータにより前後にスライド移動させるいわゆるパワーシートは、パワーシートが搭載される自動車等の製品の量産に伴って普及の拡大が進展している。
【0003】
通常、パワーシートは、自動車等のフロア材としてのフロアパネルに固定された固定側のシートレール(ロアレール)と、シートの骨格を構成するシートフレームに連結された移動側のシートレール(アッパレール)とを組み合わせた状態でフロアパネル上に設置され、シートフレームに配設された電動モータなどの駆動源によりアッパレールをロアレールに対してスライド移動させて、所望のシート位置にシートを調節することができる構造を備えて構成されている。このようなパワーシートでは、一般的に例えばアッパレールやシートフレームを駆動する駆動源は、駆動制御装置等に接続されており、いわゆるマニュアル制御やオート制御等による駆動制御を行うことができるように構成されている。
【0004】
また、このようなパワーシートには、通常、アッパレールなどの移動部材のロアレールなどの固定部材に対する位置を検出して駆動制御装置にその位置を知らせるための位置検出装置が備えられており、代表的な位置検出装置としては、移動部材の動きを直接的に検出するものや、駆動源に備えられたポテンショメータなどを用いるものなどが知られている。
【0005】
しかし、例えば駆動源である電動モータにピックアップコイル、ホール素子及びホールICなどを組み合わせて電動モータの磁石の磁極変化を検出して電動モータの回転数を検出し、その検出した数値からシートの位置を検出する位置検出装置では、電動モータの出力パルス信号をカウントして電動モータの駆動量を移動部材の移動量として検出するに過ぎないため、例えば移動部材が移動始点や移動終点の間でスライド移動を繰り返すと次第にその誤差が蓄積されてしまう場合があり、移動始点や移動終点等の基点に対するシートの絶対位置の検出が構造上困難となることがあった。また、例えばポテンショメータを用いた位置検出装置では、移動部材の絶対位置の検出自体は容易にできるが装置の構成が複雑化する傾向にあるという問題があった。
【0006】
これらの問題を解決するために、例えば移動部材の移動方向に所定間隔で複数のリードスイッチからなる一連のリードスイッチを配置したセンサユニットを移動部材に取り付けると共にロアレールなどの固定部材に磁性体を取り付けて、磁性体の相対移動によるリードスイッチのON動作に基づく出力電圧を検出して移動部材の絶対位置を検出するようにした位置検出装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
また、例えば移動部材の移動方向に対して所定角度で傾斜した傾斜面を有するガイド部材を移動部材に取り付けると共にこのガイド部材の傾斜面に当接する駆動ノブを有するスイッチ部材をロアレールなどの固定部材に取り付けて、移動部材の移動に伴う傾斜面と駆動ノブとの当接位置の変化を検出して移動部材の絶対位置を検出するようにした位置検知構造も知られている(例えば、特許文献2参照。)。
【0007】
【特許文献1】
特開平7−164930号公報(第3−5頁、第1−5図)
【特許文献2】
特開2002−59768号公報(第3−4頁、第1−7図)
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許文献1の位置検出装置では、例えば複数のリードスイッチを所定間隔でプリント基板に配置したセンサユニットが開示されているが、このような構成であると部品点数が増えてセンサユニットのコストが上昇してしまうと共に、装置が大型化して移動部材の移動方向の空間を装置が占有してしまう場合があるという問題を抱えている。
【0009】
また、特許文献2の位置検知構造では、例えばガイド部材の傾斜面とスイッチ部材の駆動ノブとが機械的に接触すると共にスイッチ部材の金属製接触子と接点板とが機械的に接触するため、これらの接点部分の摩耗等により正確な絶対位置が検出できなくなる場合がある。そして、ガイド部材とスイッチ部材とを移動部材側と固定部材側とに分けて配置するため、これらを一体的に取り付ける際などにガイド部材の傾斜面とスイッチ部材の駆動ノブとの位置ずれなどが生じると、精度良く位置検出をすることが困難となるという問題を抱えている。
【0010】
この発明は、このような問題点に鑑みてなされたもので、簡単な構成で安価にシートなどの絶対位置を検出することができる位置検出装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る位置検出装置は、所定範囲の外周面にわたって螺旋状のねじが形成された回転シャフトと、この回転シャフトの前記ねじと螺合すると共に一部に前記回転シャフトの軸方向に沿って延びる溝部を有する、前記回転シャフトの回転に伴い前記軸方向に移動する移動子と、この移動子の前記軸方向の端部に一端が取り付けられたコイルばねと、このコイルばねの他端に取り付けられ、前記移動子の移動に伴い伸縮する前記コイルばねの圧力を受けつつ前記軸方向に移動する押圧子と、この押圧子により前記軸方向に押圧され、前記押圧子から加えられる圧力の変化に応じて出力値を変化させる感圧センサと、これら移動子、コイルばね、押圧子及び感圧センサを内部に収容すると共に前記回転シャフトの回転に伴う前記移動子の回転運動を抑えて前記移動子を前記軸方向に移動させるために前記移動子の溝部と係合するガイド突条が形成された筐体とを備えて構成され、固定部材及びこの固定部材に対して所定方向に移動する移動部材のいずれか一方に前記筐体が取り付けられ他方に前記回転シャフトが取り付けられて、前記移動部材の前記所定方向への移動に伴い前記感圧センサで検出される圧力変化を前記固定部材に対する前記移動部材の位置情報として検出することを特徴とする。
【0012】
この発明によれば、移動部材の移動に伴う回転シャフトの回転量を感圧センサで圧力の変化に伴う出力値として検出し、検出した出力値を固定部材に対する移動部材の位置情報として利用することができる。また、筐体内に移動子、コイルばね、押圧子及び感圧センサを内蔵するため、例えば従来のリードスイッチを用いたものに比べ、位置検出装置の小型化を図ることができると共に部品点数を削減することができる。このため、この位置検出装置では、簡単な構成で安価にシートなどの絶対位置を検出することが可能となる。
【0013】
なお、この位置検出装置は、例えば回転シャフトと同軸に回転軸を有する電動モータを更に備えても良い。
【0014】
また、回転シャフトは、例えば筐体及び電動モータを軸方向に貫通する状態で備えられていても良い。
【0015】
また、位置検出装置は、例えば回転シャフトの端部に同軸に取り付けられた歯車と、この歯車と噛合するラックとを更に備え、固定部材及び移動部材のいずれか一方に筐体が取り付けられ他方にラックが取り付けられて構成されていても良い。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、添付の図面を参照して、この発明の好ましい実施の形態を説明する。
図1は、この発明の一実施形態に係る位置検出装置を適用したシートの一例を示す一部省略側面図、図2は、位置検出装置の外観斜視図、図3は、位置検出装置の一部断面図である。
図1に示すように、シート1は、例えば自動車等の乗り物に用いられる座席シートであり、主に背もたれ部2と着座部3とから構成されており、例えば背もたれ部2には図示しないヘッドレストが備えられ、着座部3はシートベース4と一体的に固定されている。また、この着座部3は、シートベース4を介して移動部材としての移動側のシートレールである一組のアッパレール5及び固定部材としての固定側のシートレールである一組のロアレール6からなるシートレール7の上に載置固定されている。このシートレール7のうち、ロアレール6は、ベースフレーム8の上に取付固定されており、更にベースフレーム8は、フロアパネル9の上にブラケット10を介してボルト留めなどにより固定されている。
【0017】
このシート1では、アッパレール5がロアレール6に対して図中矢印A方向にスライド移動可能な構造を備えているため、アッパレール5のスライド移動に伴って着座部3がフロアパネル9に対して同じく図中矢印A方向に移動可能な構造となっている。
【0018】
このように構成されたシート1のシートベース4とベースフレーム8との間には、位置検出装置20が配設されている。この位置検出装置20は、図2に示すように、本体部30と電動モータ40とを備えて構成されている。また、この位置検出装置20には、本体部30及び電動モータ40を軸方向に貫通するような状態で回転シャフト21が設けられ、この回転シャフト21の両端部には歯車22が取り付けられると共に、これら歯車22の下部には、これら歯車22と噛合するラック23が備えられている。回転シャフト21は、電動モータ40により回転駆動されると共に、本体部30を貫通する部分の外周面には、螺旋状のねじが形成されている。
【0019】
なお、この位置検出装置20を構成する本体部30と電動モータ40は、一体的に形成された取付ブラケット31,41を介してシートベース4に取付固定され、ラック23は、ベースフレーム8にその長手方向が着座部3の移動方向に沿うように取付固定されている。従って、このシート1では、回転シャフト21の回転に伴い歯車22がラック23上を移動して着座部3がアッパレール5と共にロアレール6に対してスライド移動する。これにより、着座部3はフロアパネル9に対しその位置を所定範囲内で自在に変更することが可能となる。
【0020】
このように構成された位置検出装置20の本体部30は、図3に示すように構成されている。即ち、回転シャフト21の外周面に形成されたねじ25と螺合すると共に一部に回転シャフト21の軸方向に延びる溝部24aを有し、回転シャフト21の図中矢印B方向で示す回転に伴い回転シャフト21の軸方向に移動する移動子24と、この移動子24の軸方向の端部に一端が取り付けられたコイルばね26と、このコイルばね26の他端に取り付けられた押圧子27と、この押圧子27により押圧される感圧センサ50と、これらを内部に収容すると共に回転シャフト21の回転に伴う移動子24の回転運動を抑えて移動子24を軸方向に移動させるための、移動子24の溝部24aと係合する軸方向に延びるガイド突条28aが形成された筐体28とを備えて構成されている。
【0021】
なお、例えば筐体28の軸方向の両端部には、回転シャフト21の外周面に装着されたインナーレース29と、このインナーレース29をボールベアリング32を介して支持するアウターレース33とから構成される軸受部34が備えられており、この軸受部34の回転シャフト21の両端部側には、シール材35が備えられている。また、感圧センサ50は、例えば図示しない配線にそれぞれ接続されて対向配置された二枚の電極板51a,51bを有する複数の板部52の間に、導電性ゴムなどの導電弾性体53を介在させた構造からなり、筐体28に位置決め固定されると共に押圧子27と当接して押圧子27を支持する状態で配置されている。なお、感圧センサ50はいわゆる感圧メンブレンスイッチなどで構成されていても良い。
【0022】
このように構成された本体部30では、電動モータ40が回転シャフト21を回転させて歯車22がラック23上を回転することによる着座部3の移動に伴い、本体部30内の移動子24が回転シャフト21の軸方向に移動してコイルばね26を伸縮させる。このコイルばね26の伸縮による圧力は、押圧子27に伝達されて感圧センサ50に加えられる。感圧センサ50は、押圧子27により加えられる圧力の変化を、例えば導電弾性体53を介した電極板51a,51b間を流れる電流値の変化として検出する。従って、例えば予め着座部3のロアレール6に対する移動位置の違いによる感圧センサ50からの出力値パラメータ等を記憶したシート制御装置(図示せず)などを、この位置検出装置20の本体部30及び電動モータ40と接続しておけば、シート制御装置で本体部30内の感圧センサ50からの出力値に基づき比較演算処理などを行うことにより、着座部3のロアレール6に対する絶対位置を検出することができると共に着座部3を所定位置に移動させるなどのシート1の駆動制御を行うことが可能となる。
【0023】
このように、この位置検出装置20では、着座部3の移動に伴う回転シャフト21の回転量を感圧センサ50で圧力の変化に伴う出力値として検出し、検出した出力値をロアレール6に対する着座部3の絶対位置などの位置情報として利用することが可能となると共に、本体部30内に感圧センサ50等を内蔵して本体部30と電動モータ40とを回転シャフト21で同軸配置して構成することができるため、従来に比べ位置検出装置の小型化や部品点数の削減を図り簡単な構成で安価に絶対位置を検出することが可能となる。
【0024】
なお、図4に示すように、この位置検出装置20は、例えば回転シャフト21の両端部に歯車22やラック23を備える代わりに背もたれ部2のフレーム56やヘッドレスト55のフレーム57を接続すれば、シートベース4とベースフレーム8との間に配設する他に着座部3と背もたれ部2との連結部分や背もたれ部2とヘッドレスト55との連結部分などに配設することが可能となる。この場合、本体部30及び電動モータ40は、回転シャフト21の両端部に接続されたフレーム56,57に対して固定部材となる部分に取付固定されていれば良い。即ち、フレーム56に対しては例えば着座部3のフレーム58に、フレーム57に対しては例えば背もたれ部2のフレーム56にそれぞれ取付固定されていれば良い。このように配設されることにより、この位置検出装置20では、着座部3に対する背もたれ部2の傾斜位置(移動位置)を絶対位置として検出したり、背もたれ部2に対するヘッドレスト55の傾斜位置(移動位置)を絶対位置として検出したりして、それぞれの駆動制御に利用することなどが可能となる。
【0025】
図5は、この発明の他の実施形態に係る位置検出装置を示す外観斜視図である。なお、以降において、既に説明した部分と重複する説明は割愛する。
図5に示すように、この位置検出装置20´は、上記位置検出装置20から本体部30と回転シャフト21を介して同軸配置されていた電動モータ40を外した構成で、本体部30、回転シャフト21、この回転シャフト21の一端に取り付けられた歯車22及びこの歯車22と噛合するラック23からなる。位置検出装置20´と電動モータ40は、それぞれシートベース4に取り付けられ着座部3に一体的に固定されている。電動モータ40は、モータ回転シャフト42の両端に取り付けられた歯車22及びラック23で着座部3を移動させる。このような構成の位置検出装置20´では、上記位置検出装置20と同様に着座部3のロアレール6に対する位置情報を検出することができると共に、本体部30のみを備えるため更に小型化を促進することができる。
【0026】
なお、上記位置検出装置20,20´では、従来の電動モータのパルス信号を検出していた場合に比べ、スライド移動に伴う誤差が蓄積されることはないため、移動始点や移動終点における位置情報のリセット行為などの調整作業が不要となり、安定した位置検出を継続することが可能となる。
【0027】
【発明の効果】
以上述べたように、この発明によれば、移動部材の移動に伴う回転シャフトの回転量を感圧センサで圧力の変化に伴う出力値として検出し、検出した出力値を固定部材に対する移動部材の位置情報として利用することができる。また、筐体内に移動子、コイルばね、押圧子及び感圧センサを内蔵するため、例えば従来のリードスイッチを用いたものに比べ、位置検出装置の小型化を図ることができると共に部品点数を削減することができる。このため、この位置検出装置では、簡単な構成で安価にシートなどの絶対位置を検出することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に係る位置検出装置を適用したシートの一例を示す一部省略側面図である。
【図2】同位置検出装置の外観斜視図である。
【図3】同位置検出装置の一部断面図である。
【図4】同位置検出装置をシートの他の部分に適用した場合を示す一部透過斜視図である。
【図5】この発明の他の実施形態に係る位置検出装置を示す外観斜視図である。
【符号の説明】1…シート、2…背もたれ部、3…着座部、4…シートベース、5…アッパレール、6…ロアレール、7…シートレール、8…ベースフレーム、9…フロアパネル、10…ブラケット、20…位置検出装置、21…回転シャフト、22…歯車、23…ラック、24…移動子、24a…溝部、25…ねじ、26…コイルばね、27…押圧子、28…筐体、28a…ガイド突条、29…インナーレース、30…本体部、31,41…取付ブラケット、32…ボールベアリング、33…アウターレース、34…軸受部、35…シール材、40…電動モータ、50…感圧センサ、51…電極板、52…板部、53…導電弾性体、55…ヘッドレスト、56,57…フレーム。
Claims (4)
- 所定範囲の外周面にわたって螺旋状のねじが形成された回転シャフトと、
この回転シャフトの前記ねじと螺合すると共に一部に前記回転シャフトの軸方向に沿って延びる溝部を有する、前記回転シャフトの回転に伴い前記軸方向に移動する移動子と、
この移動子の前記軸方向の端部に一端が取り付けられたコイルばねと、
このコイルばねの他端に取り付けられ、前記移動子の移動に伴い伸縮する前記コイルばねの圧力を受けつつ前記軸方向に移動する押圧子と、
この押圧子により前記軸方向に押圧され、前記押圧子から加えられる圧力の変化に応じて出力値を変化させる感圧センサと、
これら移動子、コイルばね、押圧子及び感圧センサを内部に収容すると共に前記回転シャフトの回転に伴う前記移動子の回転運動を抑えて前記移動子を前記軸方向に移動させるために前記移動子の溝部と係合するガイド突条が形成された筐体とを備えて構成され、
固定部材及びこの固定部材に対して所定方向に移動する移動部材のいずれか一方に前記筐体が取り付けられ他方に前記回転シャフトが取り付けられて、前記移動部材の前記所定方向への移動に伴い前記感圧センサで検出される圧力変化を前記固定部材に対する前記移動部材の位置情報として検出する
ことを特徴とする位置検出装置。 - 前記回転シャフトと同軸に回転軸を有する電動モータを更に備えてなることを特徴とする請求項1記載の位置検出装置。
- 前記回転シャフトは、前記筐体及び前記電動モータを前記軸方向に貫通する状態で備えられていることを特徴とする請求項2記載の位置検出装置。
- 前記回転シャフトの端部に同軸に取り付けられた歯車と、
この歯車と噛合するラックとを更に備え、
前記固定部材及び前記移動部材のいずれか一方に前記筐体が取り付けられ他方に前記ラックが取り付けられてなる
ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載の位置検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003132997A JP2004333426A (ja) | 2003-05-12 | 2003-05-12 | 位置検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2003132997A JP2004333426A (ja) | 2003-05-12 | 2003-05-12 | 位置検出装置 |
Publications (1)
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JP2004333426A true JP2004333426A (ja) | 2004-11-25 |
Family
ID=33507662
Family Applications (1)
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JP2003132997A Pending JP2004333426A (ja) | 2003-05-12 | 2003-05-12 | 位置検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2004333426A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104101315A (zh) * | 2013-04-09 | 2014-10-15 | 段文博 | 直线旋转式位移传感装置及其应用系统和控制方法 |
CN106935106A (zh) * | 2017-05-08 | 2017-07-07 | 郑州航空工业管理学院 | 一种数学教具 |
-
2003
- 2003-05-12 JP JP2003132997A patent/JP2004333426A/ja active Pending
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