JP4152179B2 - スクリュープレスおよび脱水方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、下水汚泥や工業排水汚泥等の被圧搾物を圧搾して脱水するスクリュープレスに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のスクリュープレスとしては、円筒型濾材の外筒(濾過筒)の一端部に汚泥供給口が設けられるとともに他端部に圧搾物排出口が設けられ、上記外筒内に回転自在なスクリュー軸が設けられ、このスクリュー軸の外周に、汚泥供給口から外筒内に供給された汚泥を圧搾物排出口へ送るスクリュー羽根が設けられたものがある(例えば特許文献1参照)。
【0003】
尚、図4に示すように、上記外筒31には、汚泥から脱水分離された脱水濾液を排出する複数の脱水濾液排出孔32,33が形成されている。また、上記外筒31の一端部から一定の範囲が濾過ゾーンAとして設定され、残りの範囲(すなわち濾過ゾーンAと圧搾物排出口37との間の範囲)が脱水ゾーンBとして設定されている。上記濾過ゾーンA内に含まれている脱水濾液排出孔32の直径は脱水ゾーンB内に含まれている脱水濾液排出孔33の直径よりも大きく形成されている。
【0004】
これによると、通常脱水時、スクリュー軸34を所定の回転速度で回転した状態で、汚泥を汚泥供給口35から外筒31の一端部内に供給する。上記汚泥は、スクリュー軸34と一体に回転するスクリュー羽根36によって圧搾物排出口37へ向けて移送され、この際、外筒31の内周面とスクリュー軸34の外周面との間の空間が次第に狭くなることとスクリュー羽根36による押圧力とによって圧搾されて脱水され、その後、圧搾物排出口37から排出される。
【0005】
上記のような通常脱水時、濾過ゾーンAにおいては、脱水濾液排出孔32が大口径であるため、圧搾の圧力は低いが有効濾過面積は大きくなり、汚泥は主に重力濾過によって脱水され、脱水濾液は脱水濾液排出孔32から排出される。また、脱水ゾーンBにおいては、脱水濾液排出孔33が小口径であるため、有効濾過面積は小さいが圧搾の圧力は高くなり、汚泥は主に圧搾によって脱水され、脱水濾液は脱水濾液排出孔33から排出される。
【0006】
尚、この際、図5の実線(イ)で示すように、汚泥の含水率は、緩やかな曲線を描いて、汚泥供給口35側から圧搾物排出口37にかけて次第に低下していく。
【0007】
また、汚泥の処理量を低減して、圧搾物排出口37から排出されるケーキの含水率を上記通常脱水時よりも低下させたい場合には、汚泥の脱水時間をより長く確保するため、上記スクリュー軸34を所定の回転速度よりも低速で回転する。
【0008】
【特許文献1】
特開平6−23590号公報
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上記の従来形式では、スクリュー軸34を所定の回転速度よりも低速で回転する場合、外筒31内での汚泥の移送速度が低下し、スクリュー軸34の外周面と外筒31の内周面との間隙内に汚泥を溜め込む運転となり、このため、図5の一点鎖線(ロ)で示すように、汚泥の含水率は汚泥供給口35付近で急激に低下してしまい、含水率が一定レベルC(すなわち濾過に適した下限レベル)よりも過剰に低下した汚泥が濾過ゾーンAに充満した。
【0010】
上記のように濾過ゾーンAの汚泥の含水率が過剰に低下した場合、濾過ゾーンAの脱水濾液排出孔32は脱水ゾーンBの脱水濾液排出孔33よりも大口径であるため、濾過ゾーンAの脱水濾液排出孔32から漏出する汚泥の漏出量が増加し、SS回収率が大幅に低下してしまうといった問題が発生する。
【0011】
本発明は、濾過筒の一端部から一定の範囲に相当する濾過ゾーンにおいて、脱水濾液排出孔から漏出する被圧搾物の漏出量を減少させることが可能なスクリュープレスおよび脱水方法を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本第1発明におけるスクリュープレスは、脱水濾液を排出する複数の脱水濾液排出孔が形成された濾過筒内に、回転自在なスクリュー軸が設けられ、
上記スクリュー軸の外周に、供給口から濾過筒の一端部内に供給された被圧搾物を濾過筒の他端部の排出口へ送るスクリュー羽根が設けられ、
上記濾過筒の供給口側に位置する一端部から一定の範囲が濾過ゾーンとして設定され、濾過筒の濾過ゾーンと排出口との間の範囲が脱水ゾーンとして設定され、
濾過ゾーン内の脱水濾液排出孔の直径が脱水ゾーン内の脱水濾液排出孔の直径よりも大きく形成され、
濾過ゾーン内において、スクリュー羽根の表裏に貫通する開口部が形成されているものである。
【0013】
これによると、通常脱水時、スクリュー軸を所定の回転速度で回転した状態で、被圧搾物を供給口から濾過筒の一端部内に供給する。上記被圧搾物は、スクリュー軸と一体に回転するスクリュー羽根によって排出口へ向けて搬送されながら次第に濾過筒内で圧搾されて脱水され、その後、排出口から排出される。
【0014】
また、上記排出口から排出される被圧搾物の含水率を上記通常脱水時よりも低下させる場合、上記スクリュー軸を所定の回転速度よりも低速で回転する。この際、一定の範囲内において、スクリュー羽根の有効面積は上記開口部を形成した分だけ減少するため、一定の範囲内における被圧搾物に過大な圧密力(押圧力)が作用することはない。
【0015】
これにより、濾過筒の上記一定の範囲内における被圧搾物の含水率は、一定レベル(すなわち濾過に適した下限レベル)よりも過剰に低下してしまうことなく、スクリュー軸の軸線方向に沿って緩やかに低下する。したがって、上記一定の範囲内において、濾過筒の脱水濾液排出孔から外部へ漏出するSS量が減少し、SS回収率が向上する。
また、本第2発明におけるスクリュープレスは、開口部は被圧搾物中の水の一部を排出口側に向かってスクリュー軸の軸線方向へショートパスさせるものである。
これによると、供給口から供給された被圧搾物に含まれている水は、その流動性により、一部が抵抗の少ないスクリュー羽根の開口部を通り、排出口側に向かってスクリュー軸の軸線方向へショートパスして流れる。これにより、濾過筒の上記一定の範囲内における被圧搾物の含水率は、一定レベル(すなわち濾過に適した下限レベル)よりも過剰に低下してしまうことなく、スクリュー軸の軸線方向に沿って緩やかに低下する。
また、本第3発明におけるスクリュープレスは、スクリュー軸の径方向における開口部の高さがスクリュー羽根の高さの20〜50%に設定されているものである。
また、本第4発明は、脱水濾液を排出する複数の脱水濾液排出孔が形成された濾過筒内に、回転自在なスクリュー軸が設けられ、上記スクリュー軸の外周に、供給口から濾過筒内に供給された被圧搾物を排出口へ送るスクリュー羽根が設けられたスクリュープレスを用いた脱水方法であって、
上記スクリュープレスは、濾過筒の供給口側に位置する一端部から一定の範囲が濾過ゾーンとして設定され、濾過筒の濾過ゾーンと排出口との間の範囲が脱水ゾーンとして設定され、濾過ゾーン内の脱水濾液排出孔の直径が脱水ゾーン内の脱水濾液排出孔の直径よりも大きく形成されており、
供給口から濾過筒内に供給された被圧搾物を、回転するスクリュー羽根によって排出口へ向けて搬送しながら脱水する際、被圧搾物に含まれている水の一部を、濾過ゾーン内においてスクリュー羽根に形成された開口部を通して、排出口側に向かってスクリュー軸の軸線方向へショートパスさせて流すものである。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明における実施の形態を図1〜図3に基づいて説明する。
1は、被圧搾物の一例である汚泥を圧搾して脱水するスクリュープレスであり、次のように構成されている。
【0017】
水平方向に配置された円筒状の濾過筒2の内部には、回転自在なスクリュー軸3が同心状に挿入されている。上記スクリュー軸3は、供給側が小口径でかつ排出側が大口径となるテーパー状に形成され、モータ12等の駆動装置によって回転駆動される。
【0018】
上記スクリュー軸3の一端には、汚泥を濾過筒2内へ供給する供給管6が継ぎ手(図示せず)を介して接続されている。また、スクリュー軸3の一端部には、スクリュー軸3の外周面に開口しかつ上記供給管6内に連通する供給口7が形成されている。さらに、濾過筒2の他端には、脱水された汚泥を濾過筒2内から排出する排出口8が形成されている。上記スクリュー軸3の外周には、供給口7から濾過筒2の一端部内に供給された汚泥を濾過筒2の他端部の排出口8へ送るスクリュー羽根9が螺旋状に設けられている。
【0019】
上記排出口8には、この排出口8に対向したテーパー面を有する背圧板10が配置されており、この背圧板10は複数のシリンダー装置11によって排出口8に向けて出退自在に構成され、排出口8に対向して作用させる圧力を調整することにより圧搾力(脱水力)を制御する。
【0020】
上記濾過筒2には、汚泥から脱水分離された脱水濾液を排出する複数の脱水濾液排出孔14,15が形成されている。また、上記濾過筒2の一端部(汚泥供給側端部)から他端部(汚泥排出側端部)へ向いた一定の範囲が濾過ゾーンAとして設定され、残りの範囲(すなわち濾過ゾーンAと排出口8との間の範囲)が脱水ゾーンBとして設定されている。尚、上記濾過ゾーンA内に含まれている脱水濾液排出孔14の直径は脱水ゾーンB内に含まれている脱水濾液排出孔15の直径よりも大きく形成されている。例えば、上記脱水濾液排出孔14の直径を1.5mm,脱水濾液排出孔15の直径を0.5mmとしている。これにより、上記濾過ゾーンAでは、圧搾の圧力は低いが有効濾過面積は大きくなり、脱水ゾーンBでは、圧搾の圧力は高いが有効濾過面積は小さくなる。
【0021】
また、上記濾過ゾーンA内において、上記スクリュー羽根9には、スクリュー羽根9の表裏両面に貫通する複数の開口部16が形成されている。上記各開口部16は、図3に示すように、スクリュー軸3側へ向かって中心部に集まるように配置されている。また、開口部16の高さhはスクリュー羽根9の高さHの約20〜50%程度に設定されている。さらに、開口部16の数はスクリュー羽根9の一巻き当り2〜6箇所に設定されている。
【0022】
以下、上記構成における作用を説明する。
通常脱水時、モータ12によりスクリュー軸3を所定の回転速度で回転した状態で、汚泥を供給口7から濾過筒2の一端部内に供給する。上記汚泥は、スクリュー軸3と一体に回転するスクリュー羽根9によって排出口8へ向けて搬送され、この際、濾過筒2の内周面とスクリュー軸3の外周面との間の空間が次第に狭くなることとスクリュー羽根9による押圧力とによって圧搾されて脱水され、その後、排出口8から排出される。
【0023】
上記のような通常脱水時、濾過ゾーンAにおいては、脱水濾液排出孔14が大口径であるため、圧搾の圧力は低いが有効濾過面積は大きくなり、汚泥は主に重力濾過によって脱水され、脱水濾液は脱水濾液排出孔14から排出される。また、脱水ゾーンBにおいては、脱水濾液排出孔15が小口径であるため、有効濾過面積は小さいが圧搾の圧力は高くなり、汚泥は主に圧搾によって脱水され、脱水濾液は脱水濾液排出孔15から排出される。これにより、図5の実線(イ)で示すように、汚泥の含水率は、緩やかな曲線を描いて、供給口7の側から排出口8の側にかけて次第に低下していく。
【0024】
また、上記排出口8から排出される汚泥の含水率を上記通常脱水時よりも低下させる場合、上記スクリュー軸3を所定の回転速度よりも低速で回転する。これにより、濾過筒2内での汚泥の移送速度が低下し、この際、図2に示すように、供給口7から供給された汚泥に含まれている水Wは、その流動性により、一部が抵抗の少ないスクリュー羽根9の開口部16を通り、排出口8側に向かってスクリュー軸3の軸線3aの方向へショートパスして流れる。さらに、濾過ゾーンA内において、スクリュー羽根9の有効面積は上記開口部16を形成した分だけ減少するため、濾過ゾーンA内における汚泥に過大な圧密力(押圧力)が作用することはない。
【0025】
これにより、図5の点線(ハ)に示すように、濾過ゾーンA内における汚泥の含水率は、一定レベルC(すなわち濾過に適した下限レベル)よりも過剰に低下してしまうことなく、上記軸線3aの方向に沿って緩やかに低下する。したがって、上記濾過ゾーンA内において、濾過筒2の脱水濾液排出孔14から外部へ漏出するSS量が減少し、SS回収率が向上する。
【0026】
尚、図5の点線(ハ)によると、脱水ゾーンBでは含水率が急に低下して上記一定レベルC(濾過に適した下限レベル)よりも低くなるが、脱水ゾーンBにおいて汚泥は主に重力濾過ではなく圧搾によって脱水されており、脱水ゾーンB内の脱水濾液排出孔15は上記濾過ゾーンA内の脱水濾液排出孔14よりも小口径であるため、上記脱水濾液排出孔15から外部へ漏出するSS量は少なく、脱水ゾーンBにおけるSS回収率は従来のものに比べて概ね同等であり、脱水ゾーンBにおけるSS回収率の低下が問題になることはない。
【0027】
上記実施の形態では、図1に示すように、供給口7をスクリュー軸3の一端部に形成しているが、濾過筒2の一端部に形成してもよい。
上記実施の形態では、濾過筒2に2種類の大きさの脱水濾液排出孔14,15を形成しているが、3種類以上の大きさの脱水濾液排出孔を形成してもよい。この場合においても、供給口7側にある脱水濾液排出孔の直径を最も大きくし、排出口8側ほど脱水濾液排出孔の直径を小さくする。
【0028】
上記実施の形態では、被圧搾物の一例として汚泥を挙げたが、汚泥に限定されるものではない。
【0029】
【発明の効果】
以上のように本第1発明によると、排出口から排出される被圧搾物の含水率を通常脱水時よりも低下させる場合、スクリュー軸を所定の回転速度よりも低速で回転する。この際、一定の範囲内において、スクリュー羽根の有効面積は上記開口部を形成した分だけ減少するため、一定の範囲内における被圧搾物に過大な圧密力(押圧力)が作用することはない。
【0030】
これにより、濾過筒の上記一定の範囲内における被圧搾物の含水率は、一定レベル(すなわち濾過に適した下限レベル)よりも過剰に低下してしまうことなく、スクリュー軸の軸線方向に沿って緩やかに低下する。したがって、上記一定の範囲内において、濾過筒の脱水濾液排出孔から外部へ漏出するSS量が減少し、SS回収率が向上する。
また、本第2発明によると、供給口から供給された被圧搾物に含まれている水は、その流動性により、一部が抵抗の少ないスクリュー羽根の開口部を通り、排出口側に向かってスクリュー軸の軸線方向へショートパスして流れる。これにより、濾過筒の上記一定の範囲内における被圧搾物の含水率は、一定レベル(すなわち濾過に適した下限レベル)よりも過剰に低下してしまうことなく、スクリュー軸の軸線方向に沿って緩やかに低下する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態におけるスクリュープレスの図である。
【図2】同、スクリュープレスの濾過ゾーンの拡大図である。
【図3】図2におけるX−X矢視図である。
【図4】従来のスクリュープレスの図である。
【図5】スクリュープレスで汚泥を脱水する場合の含水率の減少の様子を示すグラフである。
【符号の説明】
1 スクリュープレス
2 濾過筒
3 スクリュー軸
7 供給口
8 排出口
9 スクリュー羽根
14,15 脱水濾液排出孔
16 開口部
A 濾過ゾーン(一定の範囲)

Claims (4)

  1. 脱水濾液を排出する複数の脱水濾液排出孔が形成された濾過筒内に、回転自在なスクリュー軸が設けられ、
    上記スクリュー軸の外周に、供給口から濾過筒の一端部内に供給された被圧搾物を濾過筒の他端部の排出口へ送るスクリュー羽根が設けられ、
    上記濾過筒の供給口側に位置する一端部から一定の範囲が濾過ゾーンとして設定され、濾過筒の濾過ゾーンと排出口との間の範囲が脱水ゾーンとして設定され、
    濾過ゾーン内の脱水濾液排出孔の直径が脱水ゾーン内の脱水濾液排出孔の直径よりも大きく形成され、
    濾過ゾーン内において、スクリュー羽根の表裏に貫通する開口部が形成されていることを特徴とするスクリュープレス。
  2. 開口部は被圧搾物中の水の一部を排出口側に向かってスクリュー軸の軸線方向へショートパスさせることを特徴とする請求項1記載のスクリュープレス。
  3. スクリュー軸の径方向における開口部の高さがスクリュー羽根の高さの20〜50%に設定されていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のスクリュープレス。
  4. 脱水濾液を排出する複数の脱水濾液排出孔が形成された濾過筒内に、回転自在なスクリュー軸が設けられ、上記スクリュー軸の外周に、供給口から濾過筒内に供給された被圧搾物を排出口へ送るスクリュー羽根が設けられたスクリュープレスを用いた脱水方法であって、
    上記スクリュープレスは、濾過筒の供給口側に位置する一端部から一定の範囲が濾過ゾーンとして設定され、濾過筒の濾過ゾーンと排出口との間の範囲が脱水ゾーンとして設定され、濾過ゾーン内の脱水濾液排出孔の直径が脱水ゾーン内の脱水濾液排出孔の直径よりも大きく形成されており、
    供給口から濾過筒内に供給された被圧搾物を、回転するスクリュー羽根によって排出口へ向けて搬送しながら脱水する際、被圧搾物に含まれている水の一部を、濾過ゾーン内においてスクリュー羽根に形成された開口部を通して、排出口側に向かってスクリュー軸の軸線方向へショートパスさせて流すことを特徴とする脱水方法。
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