JP4152093B2 - エレベータ前両開き防火子扉付両引き防火戸 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はエレベータ前に設けられる大型で重量のある両引き式防火戸に設けられた一方向からの脱出用両開き防火子扉に関する
【0002】
【従来の技術】
防火引き戸は常時開放され普段は戸袋内に係止装置により係止収納されている。非常時は煙感知装置とか火災報知器と連動して係止装置の引き戸係止が解除されて引き戸は自閉手段によって閉鎖方向に進み、全閉して開口部を遮断することになる。これは片引き戸でも両引き戸でも同様であり、取り付け場所とか用途によりその仕様が異なるだけである。
【0003】
大型で重量のある両引き式防火戸等は一旦閉鎖されると簡単には開放することが出来ず、緊急避難する場合には親防火戸に設けられた子扉から脱出することになる。一般に扉面積が3m2を越える防火戸については建築基準法施行令第112条によってくぐり戸の設置が義務付けられている。特にエレベータ前などに設けられる大型で重量のある両引き式防火戸においては緊急避難する場合はエレベータに乗り込むのではなくエレベータからの脱出がメインであるため子扉は一方向のみに開放するよう自閉式の脱出用防火子扉が設けられていれば良いことになる。これに関連する先行技術としては子扉付の防火戸として実公平5−47266号公報にくぐり戸付の防火引き戸が、登録実用新案公報第3020862号公報にくぐり戸付の金属製ドアがそれぞれ開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながらこれらはいずれも1枚戸にくぐり戸が設けられたものであり、エレベータが開いて一斉に逃げ出すには狭すぎてパニックに陥る懸念があるし、また病院などではベッドごと患者を運ぶエレベータもあり、車椅子でエレベータに乗っている人もある。ところが実公平5−47266号公報のものも、登録実用新案公報第3020862号公報のものもベッドの運び出しや車椅子での脱出には対処出来ないという問題点があった。またエレベータに乗ろうとした人が防火戸が閉鎖されていても何事かとエレベータに近づいた際、急に子扉が内から開かれ扉にあたって怪我をする恐れがあるという問題点があった。本発明はかかる問題点を解決することを目的として提供されたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明はエレベータ前の防火戸を防災システムの一環として捕らえ、エレベータ前には場所を取らない両引きの2枚戸を用い、大量脱出、大型物脱出、バリアフリー脱出させるために押し開きする子扉を親扉に設けることにより問題点を解決した。すなわち本発明の一つはレール上を吊車により転動自在に吊設された両引き戸であってこの引き戸の係止機能と係止解除機能とを有する係止装置を備え、左右の全開位置から全閉位置までを自閉手段と調速手段とによって自閉速度が調整されながら自閉する両引き親防火戸の左右それぞれの一部に防火子扉が設けられ、この防火子扉は全閉時には一方向への両開き防火子扉となり、しかもそれぞれの防火子扉とそれぞれの親防火戸とは両者の間からむこう側の火が見えない重ね形状に構成されて防火子扉は自閉状にヒンジ止めされ、前記両引き親防火戸と前記両開き防火子扉との召し合わせ部は左右で互いに重ね合わせ形状を為し、両引き親防火戸が全閉する時両開き防火子扉も同じく全閉して戸扉全体が防火構造をなし、更に前記両開き防火子扉のうち所定の片方側が必ず先に閉じるように回動ヒンジと回動レバーと回動角度調整ネジとレバーロック具とからなる両開き防火子扉の閉鎖優先順位の規制装置がこの先閉じ防火子扉側の親防火戸に設けられ、前記先閉じ防火子扉の裏側上部に位置してしかもこの親防火戸からはみ出さずに設けられていることを特徴とするエレベータ前両開き防火子扉付両引き防火戸であり、また一つは係止装置の係止解除手段と連動して警報を発する警報装置が具備されているエレベータ前両開き防火子扉付両引き防火戸である。
【0006】
引き戸を自閉させる手段は重錘を用いる方法、弾機を用いる方法、レールを閉方向に傾斜させる方法など種々方法があり、それらのいずれを用いても良い。また弾機にもバネを用いる方法、ダンパーを用いる方法などがあるがダンパーを用いる場合は減衰式のダンパーを用いるのがより安全性が高い。またその他重錘や傾斜レールを用いる場合は走行距離が長い場合や防火戸重量が重い場合などは防火戸に加速がつき易く危険でもあるので調速装置を設けることが好ましい。また安全重視のため警報装置を設けたが警報装置の代わりに防火子扉に耐熱ガラス製の覗き窓を設けても良い。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明を図に基づいて説明すると図1は本発明のレール上を吊車により転動自在に吊設された両開き防火子扉付の両引き防火戸でエレベータ前を閉鎖した状態の正面図を示し、図2はエレベータとの関係位置を示した平面図である。図1、図2において通常時、両引き親防火戸における左右の親防火戸1a、1bは戸袋2a、2b内に係止装置(図示せず)により係止収納されている。非常時は遠隔操作や煙感知装置とか火災報知器等の係止解除手段12から発信される電気信号あるいは無線信号により係止装置の引き戸係止が解除されて引き戸は自閉手段によって閉鎖方向に進み、図1のように全閉して開口部を遮断することになる。
【0008】
また防火戸付近の壁には警報音もしくは警報光のいずれか一方または両方を発するように構成された警報装置13が取り付けられ、これは引き戸係止解除動作と連動して警報を発するように構成されている。これは非常時に遠隔操作や煙感知装置とか火災報知器等の係止解除手段12から発信される電気信号あるいは無線信号が中間分岐具15を介して分岐され警報装置13にも接続されているためである。すでに警報装置が配備され重複する場合にはどちらか一方を除けば良い。
【0009】
次に係止装置の構成について説明する。図8は係止装置の一実施例であり係止具27が設けられた親防火戸1aを全開して係止装置内係止フック上牙部26aにより係止具27を係止した時の正面図である。係止装置は電磁レリーズ函14内に遠隔操作や煙感知装置とか火災報知器等の係止解除手段12から中間分岐具15を介して接続されるところのDCソレノイド16が固設されてあり、そのプランジャ17に枢着された縦レバー18は上部の引っ張りバネ19と下方の軸20とによって係着され、縦レバーの段部18aに掛止させる他の横レバー21は軸22を支点として時計回り方向に引っ張りバネ23により付勢され、その後端部は軸24を支点に反時計回り方向に引っ張りバネ25によって付勢される係止フック26と互いに縁部が接するように構成されている。
【0010】
次に係止装置の引き戸係止解除動作を説明すると遠隔操作や煙感知装置とか火災報知器等の係止解除手段12から中間分岐具15を介して発信される信号によりDCソレノイド16が働いてプランジャ17が引っ込むと横レバー21の先端部は縦レバーの段部18aから外れる。すると引っ張りバネ25は引っ張りバネ23より引き力が大であるため、横レバー21後端部とフック頂部との掛け止めは簡単に外れ、係止フック26は引っ張りバネ25によって一気に反時計回りに回り、そのため横レバー21後端部が軸22を支点として上昇し、反対に先端部は下降する。また、同時に係止フック上牙部26aは反時計方向に傾動するため係止具27は拘束を解除され係止具27を備えた両引き防火戸は自閉手段により閉じてゆくことになる。
【0011】
次に親防火戸1aの係止装置への係止動作を説明すると手動で親防火戸1aを開いてゆくと親防火戸1a、1bは左右に分かれて次第に開いてゆく。親防火戸1aに設けられた係止具27は電磁レリーズ函14内に入り込んで次第に係止フック26に近づきやがて接触し、更に引き戸を開いてゆくと係止フック26は先端部が押されて軸24を中心に時計回りに回り、係止フック上牙部26aが係止具27を咬止状に拘束してゆく。係止フック26の回動に伴い横レバー21は引っ張りスプリング23により軸22を中心に時計回りに回りその先端部は縦レバー18に接触しながら引き上げられる。そして親防火戸1aが全閉位置に達した時横レバー21の先端部は縦レバーの段部18aに、横レバー21後端部は係止フック26頂部と互いに掛止され、縦レバー10とプランジャ17は引っ張りスプリング19により引っ張られて元位置に戻り、係止フック26上牙部は係止具27を咬止状に拘束し終えて親防火戸1aを常開係止する。それと同時に親防火戸1bもまた常開係止される。
【0012】
次に両開き防火子扉付の両引き親防火戸の構成について説明すると、図3〜図6は図1におけるイ−イ、ロ−ロ、ハ−ハ、ニ−ニの各断面図である。図3、図4に示すように両引き親防火戸の召し合わせ部も両開き防火子扉の召し合わせ部も互いに重ね合わせ形状を為し、図5に示すように親防火戸1aと防火子扉3a同様に親防火戸1bと防火子扉3bの召し合わせ部もまた重ね合わせ形状を為しておりそこから火も煙も通過出来なく両引き親防火戸が全閉する時防火子扉も同じく全閉し全体として防火構造をなす。また防火子扉3a、3bの取付けは防火子扉3a、3b側にスプリングと油圧機構の組み合わせによるオートパワーヒンジが内蔵され親防火戸1a側に軸受金具が設けられて両者は接続されて自閉状にヒンジ止めされ、防火子扉3a、3bが開かれた後の閉鎖スピードと閉鎖力はオートパワーヒンジにより調整される。
【0013】
また、図5、図6に示すように両引き親防火戸下端部と防火子扉下端部には共に同じ大きさの逆溝型の蟻溝4c、4dが設けられ、防火子扉が全閉の時両者の溝は一直線上に揃う。これは蟻溝4c、4dを戸袋2から両開き防火子扉付の両引き親防火戸1が円滑な横引き運動をして自閉するためのガイド車5の通路とするためである。そのため両開き防火子扉3a、3bの蟻溝4dは後ろ側に張り出すことになる。また蟻溝4c、4dの溝壁内面側には昇降自在に上下する垂板6c、6dが床面との密着性を良くするため吊設され両引き親防火戸に設けられた垂板6cは通常はバネの付勢力により持ち上げられており全閉時両親防火戸1a、1bが対面してぶつかることによりレバー(図示せず)が押されて床面に下降するように構成され、両開き防火子扉側の垂板6dは親防火戸1a側に固定されたコイルスプリング付ワイヤロープ(図示せず)により吊下げられており、扉が開いて軸回転するとコイルスプリング付ワイヤロープに引っ張られて垂板6dが吊り上げられるように構成され垂板6c、6dはいずれも扉が開き始めると床とは接触しないように工夫されている。また全閉時にはガイド車5は蟻溝4c側にいるため両開き防火子扉3a、3bは自由に開放可能である。
【0014】
先閉じ側防火子扉3a上部の引き戸に設けられた扉閉鎖優先順位設定装置10はスプリング方式のヒンジ8と扉接触部に案内車7付レバー9と開き角度調整螺子(図示せず)とによって構成され、開き角度調整螺子を用いて後閉じ扉との支え角度を調整する。スプリング方式のためレバー飛び出しのスピード調整ができないがスプリングと油圧を併用した優先順位設定装置を用いればスピード調整は可能となる。これは停止位置を付勢力ゼロとしてヒンジ8を中心に手動で回動させ付勢力をつけながら親防火戸1a内に収納し、親防火戸1a内に設けられたレバーロック具(図示せず)によりレバー9をロックし、全閉時に両親防火戸1a、1bが接合されることによりレバーロック具が動作してロックが自動解除されるように構成されてなる。
【0015】
図7は扉閉鎖優先順位設定装置10のヒンジ8を中心として回動する案内車7付レバー9と両開き扉の各ヒンジ部を中心として回動する防火子扉3a,3b扉先との動作軌跡を描いたものである。一連の動作を説明するとエレベータ内の火災報知器からの緊急信号により引き戸係止装置が連動し、両引き親防火戸の引き戸係止が解除されて左右の親防火戸1a、1bは自閉手段によって自閉してゆく。そして両引き戸の戸先同士が接合した時、左右の両開き防火子扉3a,3bもまた追従して扉先同士が接合して全閉し、引き戸戸先同士の接合により垂板6cが着床してここにエレベータ前における両開き防火子扉付の両引き防火戸による防火構造が整うことになる。
【0016】
また、引き戸戸先同士の接合により全閉が完了するとともに扉閉鎖優先順位設定装置10のレバーロックもロック解除され、案内車7付レバー9はあらかじめ付勢された付勢力でもってヒンジ8を中心にして回動して案内車7はA位置から防火子扉3bと接触するB位置に達して停止する。
【0017】
まずエレベータ側から飛び出してきた人が防火子扉3aのみを押し開いて防火戸を通過することを想定すると両開き防火子扉召し合わせ部の形状から両方の防火子扉3a、3bは図7に示した軌跡を描いて両側に開かれる。防火子扉3aが開かれ、防火子扉3bが開かれると共にレバー8先端の案内車7も更に回動してC位置に達するまで回動する。C位置は扉閉鎖優先順位設定装置において開き角度調整螺子(図示せず)により調整設定した位置であり防火子扉3bが閉じる際レバー8が防火子扉3bと直角に当接して支え、防火子扉3bの閉鎖を一時停止させる位置である。
【0018】
さて左右の防火子扉3a、3bが交差するP位置を過ぎて人は更に防火子扉3aのみを押し開いて通過したとすると防火子扉3aの方が閉鎖地点より遠くの位置まで押し開かれ、防火子扉3bが先に自閉力により閉鎖してゆくことになる。防火子扉3bが次第に閉鎖し、C位置まで達するとレバー8が直角に当接して支え防火子扉3bの閉鎖を一時停止させてしまうことになる。
【0019】
防火子扉3bが一時停止している間に防火子扉3aはずっと動き続け人から受けた開放力が失われると今度は自閉力により自閉してゆき、左右の防火子扉3a、3bが交差するP位置を過ぎてQ位置に達するとレバー8に当接し更に閉じてゆく。一方、レバー8に直角に当接してバランスが保たれ一時停止していた防火子扉3bは防火子扉3aのレバー8接触によりそのバランスがくずれて防火子扉3bもまた自閉力により全閉位置まで閉じてゆくことになる。P位置を先に閉鎖方向に通過したものが先閉じとなるため。防火子扉3aが先に閉じることになる。
【0020】
今度は途中から人は防火子扉3bを押し開いて進んだとすると防火子扉3bの方が閉鎖地点より遠くの位置まで押し開かれ、防火子扉3aが先に自閉力により閉鎖してゆくことになる。防火子扉3aが次第に閉鎖し、Q位置まで達するとレバー8に当接するが防火子扉3aの自閉力の方が大であるためレバー8を押し込みながら閉じてしまい先に全閉位置まで達する。防火子扉3bはずっと動き続け人から受けた開放力が失われると今度は自閉力により自閉してゆく、その時C位置には何も障害物はないため防火子扉3bは更に閉じて全閉位置に達することになる。従ってこの場合も。防火子扉3aが先に閉じることになる。
【0021】
次にエレベータ側から飛び出してきた人が防火子扉3bのみを押し開いて防火戸を通過したことを想定してみるとこの場合は防火子扉3bのみが開いて人が通過しレバー8は防火子扉3aにより回動することが出来なく防火子扉3aに当接したまま停止している。防火子扉3bは人から受けた開放力が失われると今度は自閉力により自閉してゆき何も障害物はないため全閉位置に達することになる。従ってこの場合も防火子扉3aが先に閉じたままである。
【0022】
以上述べたようにこの両開き防火子扉3a,3bをどのように押し開いて通過しても扉閉鎖優先順位設定装置により必ず防火子扉3a側が先閉じすることになり、しかも全閉することになる。
【0023】
【発明の効果】
本発明はエレベータ前の防火戸として引き分け方式の両引きの2枚戸を用いるため設置に場所を取らず、両引きの親防火戸に両開き防火子扉が設けられているため脱出開口幅が広くとれるため大量脱出ができ、ベッドなどの大型物を搬送しながらの脱出が可能であり、しかもバリアフリー構成となっているため車椅子でも一人で脱出可能である。また一方向への押し開き構造であるためぶつかってゆけば防火子扉は開き、左右どちら側の子扉を押して脱出しても通過後の防火子扉は互いの扉先が正確な重ね合わせでもって自閉するため防火戸としての役割を果たす。また防火戸前の壁には警報装置が設けられているためエレベータ内での事故が外の人も実感としてわかり近づかないため怪我が減ってより安全性を増す。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の防火戸でエレベータ前を閉鎖した状態の正面図
【図2】本発明の防火戸設置とエレベータとの関係位置を示した平面図
【図3】図1におけるイ−イ断面図
【図4】図1におけるロ−ロ断面図
【図5】図1におけるハ−ハ断面図
【図6】図1におけるニ−ニ断面図
【図7】扉閉鎖優先順位設定装置における案内車付レバーと防火子扉扉先との動作軌跡図
【図8】係止装置の正面図
【符号の説明】
1a、1b 親防火戸
2a、2b 戸袋
3a、3b 防火子扉
4c、親防火戸における蟻溝
4d、防火子扉における蟻溝
6c、親防火戸における垂板
6d、防火子扉における垂板
10、扉閉鎖優先順位設定装置
11、エレベータ
12、係止解除手段
13、警報装置
15、中間分岐具
16、DCソレノイド
17、プランジャ
26、係止フック
26a、係止フック上牙部
27、係止具
Claims (2)
- レール上を吊車により転動自在に吊設された両引き戸であってこの引き戸の係止機能と係止解除機能とを有する係止装置を備え、左右の全開位置から全閉位置までを自閉手段と調速手段とによって自閉速度が調整されながら自閉する両引き親防火戸の左右それぞれの一部に防火子扉が設けられ、この防火子扉は全閉時には一方向への両開き防火子扉となり、しかもそれぞれの防火子扉とそれぞれの親防火戸とは両者の間からむこう側の火が見えない重ね形状に構成されて防火子扉は自閉状にヒンジ止めされ、前記両引き親防火戸と、前記両開き防火子扉との召し合わせ部は左右で互いに重ね合わせ形状を為し、両引き親防火戸が全閉する時両開き防火子扉も同じく全閉して戸扉全体が防火構造をなし、更に前記両開き防火子扉のうち所定の片方側が必ず先に閉じるように回動ヒンジと回動レバーと回動角度調整ネジとレバーロック具とからなる両開き防火子扉の閉鎖優先順位の規制装置がこの先閉じ防火子扉側の親防火戸に設けられ、前記先閉じ防火子扉の裏側上部に位置してしかもこの親防火戸からはみ出さずに設けられていることを特徴とするエレベータ前両開き防火子扉付両引き防火戸。
- 前記係止装置の係止解除手段と連動して警報を発する警報装置が具備されていることを特徴とする請求項1記載のエレベータ前両開き防火子扉付両引き防火戸。
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