JP4151642B2 - 車両用発電制御システム - Google Patents

車両用発電制御システム Download PDF

Info

Publication number
JP4151642B2
JP4151642B2 JP2004309784A JP2004309784A JP4151642B2 JP 4151642 B2 JP4151642 B2 JP 4151642B2 JP 2004309784 A JP2004309784 A JP 2004309784A JP 2004309784 A JP2004309784 A JP 2004309784A JP 4151642 B2 JP4151642 B2 JP 4151642B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
increase
rate
voltage
conductivity
power generation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004309784A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006121869A (ja
Inventor
和幸 渡辺
忠利 浅田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2004309784A priority Critical patent/JP4151642B2/ja
Priority to US11/257,158 priority patent/US7224148B2/en
Publication of JP2006121869A publication Critical patent/JP2006121869A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4151642B2 publication Critical patent/JP4151642B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P9/00Arrangements for controlling electric generators for the purpose of obtaining a desired output
    • H02P9/14Arrangements for controlling electric generators for the purpose of obtaining a desired output by variation of field
    • H02P9/26Arrangements for controlling electric generators for the purpose of obtaining a desired output by variation of field using discharge tubes or semiconductor devices
    • H02P9/30Arrangements for controlling electric generators for the purpose of obtaining a desired output by variation of field using discharge tubes or semiconductor devices using semiconductor devices
    • H02P9/305Arrangements for controlling electric generators for the purpose of obtaining a desired output by variation of field using discharge tubes or semiconductor devices using semiconductor devices controlling voltage

Description

本発明は、電気負荷が投入された際に車両用発電機の励磁電流を徐々に増加させる徐励制御を行う車両用発電制御システムに関する。
従来から、電気負荷が投入されて車両用発電機の出力電圧が低下したときに励磁電流を徐々に増加させる徐励制御を行う発電制御装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。この発電制御装置では、電気負荷が投入されて車両用発電機の出力電圧が急激に低下しても、車両用発電機の界磁巻線に流れる励磁電流の導通率が徐々に増加するため、急激な発電トルクの増加が抑制され、エンジン回転の急激な低下を防止することができる。
また、上述した徐励制御をウィンカーやハザードランプ等の繰り返し投入される電気負荷に対しても適用すると車両用発電機の調整電圧が不安定になってランプの明るさがちらつく等の不都合があり、この不都合を回避するために、間欠的に投入される電気負荷に対しては徐励制御を行わず、それ以外の電気負荷投入に対して徐励制御を行うようにした発電制御装置が知られている(例えば、特許文献2参照。)。間欠的に投入される電気負荷であるか否かは車両用発電機の出力電圧等に基づいて検出されている。さらに、この発電制御装置では、徐励時間(導通率を増加する時間)を可変に設定する徐励制御が行われている。
また、上述した徐励制御によって励磁電流の導通率を徐々に増加させた場合に車両用発電機の回転数や温度によっては発電量の増加率が一定しないため、車両用発電機の出力電圧の変動が大きくなるという不都合があり、車両用発電機の回転数や温度に応じて励磁電流の導通率の増加量を制御することでこの不都合を回避した発電制御装置が知られている(例えば、特許文献3参照。)。
特開平3−60338号公報(第3−6頁、図1−6) 特開平5−260679号公報(第3−7頁、図1−10) 特開2002−204600号公報(第3−5頁、図1−5)
ところで、特許文献1に開示された発電制御装置では、励磁電流の増加率が一定であるため、投入される電気負荷の大きさによってはバッテリ電圧が低下するとともにエンジン回転が不安定になるという問題があった。また、特許文献1〜3に開示された発電制御装置では、エンジントルク等の車両状態が考慮されていないため、車両状態に無関係に徐励制御を行うだけでは、特にモータ等の突入電流が大きい電気負荷が投入された場合等においてエンジン回転が不安定になって、車両用発電機の出力電圧が一時的に急激に低下するためバッテリ電圧も低下するという問題があった。
本発明は、このような点に鑑みて創作されたものであり、その目的は、電気負荷投入時のバッテリ電圧の低下を防止することができ、エンジン回転が不安定になることを防止することができる車両用発電制御システムを提供することにある。
上述した課題を解決するために、本発明の車両用発電制御システムは、車両用発電機の界磁巻線に直列接続されたスイッチング手段と、車両用発電機の出力電圧あるいはこれに連動する電圧を検出する電圧検出手段と、電圧検出手段によって検出された電圧が調整電圧設定値となるようにスイッチング手段を断続制御する電圧制御手段と、電圧制御手段によって断続制御する際のスイッチング手段の導通率を所定の増加率で徐々に増加させる導通率制御手段と、車両用発電機の電気負荷が増加したときに、スイッチング手段の導通率を所定量増加させる導通率増加手段と、導通率増加手段によって増加させる導通率の増加量を車両状態に応じて可変設定する増加量可変設定手段とを備えている。電気負荷投入時に励磁電流の導通率を徐々に増加させる徐励制御を行うことにより急激な発電トルク変動を抑えてエンジン回転を安定させることができる。特に、エンジントルク等の車両状態に応じて負荷投入時における導通率の増加量を可変に設定することにより、エンジン回転数が低いアイドリング時に導通率の増加量を小さく設定してエンジン回転が不安定になることを防止するとともに、エンジン回転数が高くなったときに導通率の増加量を大きく設定して大きな電気負荷や突入電流等が発生する電気負荷が投入された際の出力電圧等の低下を抑制することが可能になる。また、突入電流が発生したり、電動パワーステアリング装置やABS(アンチブレーキングシステム)などの安全・走行装置のように大きな短時間ステップ電流が発生する電気負荷が投入された場合には、励磁電流の導通率を所定の設定量の範囲で急激に増加させることができるため、車両用発電機の出力電圧やこれに連動する電圧(バッテリの端子電圧等)の急激な落ち込みを抑制することができる。最近では電気負荷の容量が次第に増加する傾向にあり、このような電気負荷の増大に対しても余裕を確保することができる。
また、上述した増加量可変設定手段は、増加率の増加量を、車両用発電機の状態に応じて設定することが望ましい。車両状態とともに車両用発電機の状態に応じて増加率の増加量を設定することにより、発電機回転数が低い場合に発電トルクに基づいて導通率の増加量を設定することにより急激な発電トルクの上昇に伴ってエンジン回転が不安定になることを防止するとともに、発電機回転数が高くなったときに導通率の増加量を大きく設定して大きな電気負荷や突入電流等が発生する電気負荷が投入された際の出力電圧等の低下を抑制することが可能になる。
また、上述した増加量可変設定手段は、導通率の増加量を、車両用発電機の出力端子に接続されたバッテリの状態に応じて設定することが望ましい。車両状態とともにバッテリの状態に応じて増加率の増加量を設定することにより、バッテリの端子電圧が低いときに電気負荷が投入された場合に、極端にバッテリの端子電圧が低下することのないように導通率の増加量を設定することが可能になり、バッテリに接続された電子機器が端子電圧低下に伴って誤動作することを未然に防ぐことができる。
また、上述した導通率制御手段によって導通率を増加させる際の増加率を可変設定する増加率可変設定手段をさらに備えることが望ましい。励磁電流の導通率の増加量と増加率のそれぞれを可変設定することにより、エンジン特性や電気負荷投入後の負荷電流の変化等に対応した導通率の徐励制御が可能になり、車両用発電機の出力電圧等の低下防止とエンジン回転の安定化の両方を実現することが可能になる。
また、上述した増加量可変設定手段は、信号線を介して接続される外部制御装置に設けられており、増加量可変設定手段によって設定された導通率の増加量を送信する第1の通信手段と、信号線を介して第1の通信手段から送られてくる導通率の増加量を受信して導通率制御手段に入力する第2の通信手段とをさらに備えることが望ましい。あるいは、上述した増加量可変設定手段および増加率可変設定手段は、信号線を介して接続される外部制御装置に設けられており、増加量可変設定手段によって設定された導通率の増加量と増加率可変設定手段によって設定された増加率を送信する第1の通信手段と、信号線を介して第1の通信手段から送られてくる導通率の増加量と増加率を受信して、導通率の増加量を導通率増加手段に、増加率を導通率制御手段にそれぞれ入力する第2の通信手段とをさらに備えることが望ましい。これにより、外部制御装置によってエンジン制御等に連動した車両用発電機の制御が可能になる。
また、上述した第1の通信手段から第2の通信手段への導通率の増加量の送信は、導通率の増加量および増加率の一方をデューティに他方を周波数に対応させたPWM信号を用いて行われることが望ましい。PWM信号を用いることにより、導通率の増加量と増加率を1つの信号で同時に送ることが可能になり、徐励制御の応答性を向上させることができる。
以下、本発明を適用した一実施形態の車両用発電制御システムについて、図面を参照しながら説明する。
図1は、一実施形態の発電システムの全体構成を示す図である。図1に示すように、本実施形態の車両用発電機1は、固定子に含まれる3相の固定子巻線11と、固定子巻線11の3相出力を全波整流する整流装置12と、回転子に含まれる界磁巻線13と、出力電圧を制御する発電制御装置3とを含んで構成されている。車両用発電機1の出力端子(B端子)は、バッテリ2に直接接続されているとともに、切替スイッチ5を介して電気負荷6に接続されている。また、発電制御装置3のS端子がバッテリ2の正極端子に接続されているとともに、C端子が所定の信号線を介して外部制御装置としてのECU(エンジン制御装置)4に接続されている。
次に、発電制御装置3の詳細について説明する。スイッチングトランジスタ30は、界磁巻線13と直列に接続されており、オンオフすることにより界磁巻線13に流れる励磁電流を断続する。抵抗32は、スイッチングトランジスタ30のコレクタと環流ダイオード34のアノードとの接続点とF端子との間に挿入されており、界磁巻線13に流れる励磁電流を検出するために用いられる。環流ダイオード34は、界磁巻線13に並列に接続されており、スイッチングトランジスタ30がオフのときに界磁巻線13に流れる励磁電流を環流させる。
コンデンサ310、抵抗311、312、電圧比較器313によって電圧制御回路が構成されている。この電圧制御回路は、バッテリ2の出力電圧を分圧した電圧と、所定の基準電圧Vref とを比較し、これらの大小関係に応じてローレベルあるいはハイレベルの信号を生成する。S端子に印加されるバッテリ2の端子電圧(バッテリ電圧Vb)が抵抗311、312によって構成される分圧回路によって分圧され、この分圧電圧が電圧比較器313のマイナス端子に印加される。電圧比較器313は、このマイナス端子に印加された分圧電圧と、プラス端子に印加された所定の基準電圧Vref とを比較し、分圧電圧の方が基準電圧Vref よりも低い場合には出力をハイレベルに設定し、反対に分圧電圧の方が基準電圧Vref よりも高い場合には出力をハイレベルに設定する。例えば、分圧電圧が基準電圧Vref と等しくなるときのバッテリ電圧Vbを「調整電圧Vc」と称するものとする。電気負荷6が接続されて車両用発電機1の出力電圧が低下したような場合には、バッテリ2の端子電圧が調整電圧Vcよりも低くなり、電圧比較器313のマイナス端子に印加される電圧が基準電圧Vref よりも低くなるため、電圧比較器313の出力がハイレベルになる。
可変抵抗315とコンデンサ316によって平均導通率検出回路が構成されている。この平均導通率検出回路は、スイッチングトランジスタ30の平均導通率を検出するためのものである。これらの可変抵抗315とコンデンサ316によって平滑回路が構成されており、可変抵抗315の一方端には、界磁巻線13が接続されたF端子に現れる電圧が印加されている。スイッチングトランジスタ30がオン状態のときには、界磁巻線13がこのスイッチングトランジスタ30を介して接地されるため、F端子の電圧は低くなる。このため、コンデンサ316から可変抵抗315を介してF端子側に電流が流れ、コンデンサ316が放電される。反対に、スイッチングトランジスタ30がオフ状態のときには、F端子の電圧は高くなるため、F端子から可変抵抗315を介してコンデンサ316に電流が流れ、コンデンサ316が充電される。したがって、所定周期でスイッチングトランジスタ30のオン状態とオフ状態とが切り替わって、コンデンサ316が充放電されることにより、コンデンサ316の端子電圧をスイッチングトランジスタ30の平均導通率として検出することができる。
インピーダンス変換回路320は、出力端子が反転入力端子に接続された演算増幅器によって構成されたボルテージホロワ回路であり、可変抵抗315とコンデンサ316によって構成される平滑回路の出力電圧を高インピーダンスで受けて、そのままの電圧レベルで出力する。
抵抗325と可変定電流回路326によって降圧回路が構成されている。この降圧回路は、インピーダンス変換回路320の出力電圧を降圧するためものである。可変定電流回路326は、所定の定電流を生成する。この定電流の電流値は、徐励条件設定回路340によって可変に設定される。可変定電流回路326によって生成された定電流が抵抗325に流れることにより、この抵抗325によって電圧降下が生じる。この電圧降下分が降圧回路としての電圧降下量であり、インピーダンス変換回路320の出力電圧に対してこの電圧降下量が降圧される。例えば、抵抗325の抵抗値は、約4KΩに設定されている。
三角波発生回路331と電圧比較器332によって上限導通率設定回路が構成されている。この上限導通率設定回路は、スイッチングトランジスタ30の現在の平均導通率に対して所定の上限幅を加算した上限導通率を設定するためのものである。電圧比較器332のマイナス端子には、インピーダンス変換回路320から出力されて抵抗325による電圧降下量だけ降圧された後の電圧Vdが印加されており、プラス端子には三角波発生回路331によって生成された三角波電圧が印加されている。三角波発生回路331によって生成される三角波電圧は、ピーク値が4V、ボトム値が0Vであり、その周期Tが約20msecに設定されている。
例えば、スイッチングトランジスタ30の平均導通率が50%のときに、可変抵抗315とコンデンサ316によって構成される平均導通率検出回路の出力電圧(コンデンサ316の端子電圧)は2Vとなる。このとき、電圧比較器332のマイナス端子に印加される電圧Vdは、この平均導通率検出回路の出力電圧(2V)よりも、可変定電流回路326と抵抗325によって定まる電圧降下分だけ低くなった値となる。電圧比較器332では、この電圧Vdと、三角波発生回路331によって生成される三角波電圧とを比較することにより、このとき可変抵抗315とコンデンサ316によって検出された平均導通率50%に、抵抗325による電圧降下分に相当するデューティ比αを加算したデューティ比(50+α)%であって、周期が三角波電圧と同じ20msecの上限導通率信号を出力する。
アンド回路350は、電圧比較器313から出力される信号と、上限導通率設定回路を構成する電圧比較器332から出力される上限導通率信号とが入力されており、これら2つの入力信号の論理積を求める。
温度センサ360は、車両用発電機1の温度を検出する。検出回路362は、各種の発電機情報を検出する。本実施形態では、車両用発電機1の温度、回転数、出力電圧、励磁電流が発電機情報として検出される。この中で、温度は温度センサ360の出力に基づいて検出される。回転数は、固定子巻線11を構成する相巻線に現れる電圧をP端子を介して取得し、その周波数をカウントすることにより検出される。出力電圧は、B端子の電圧が直接検出される。励磁電流は、F端子に接続された抵抗32の両端電圧に基づいて検出される。
通信回路370は、外部のECU4とC端子を介して信号線で接続されており、ECU4との間で各種の情報を送受信する処理を行う。発電制御装置3からECU4に対しては、検出回路362によって検出された発電機情報が送信される。また、ECU4から発電制御装置3に対しては、徐励制御を行う際の徐励条件情報が送られる。この徐励条件情報には、励磁電流の導通率の増加量と増加率が含まれる。
図2は、導通率の増加率の説明図である。縦軸が導通率を、横軸が経過時間をそれぞれ示している。ある時点における導通率をD0として、最終的に許容される上限の導通率をD1とする。大きな電気負荷6が投入されるとバッテリ2の端子電圧が低下するため、電圧比較器313の出力信号はハイレベルとなる。このとき、電圧比較器332からは、導通率D0に抵抗325の電圧降下量に対応する増加量αが加算された導通率D2の上限導通率信号を出力する。したがって、電圧比較器313の出力信号がハイレベルになった時点で導通率がD0からD2に変更されるが、可変抵抗315とコンデンサ316によって構成される平均導通率検出回路の出力電圧は、これらの可変抵抗315の抵抗値とコンデンサ316の静電容量で決まる時定数に応じて徐々に低下するため、導通率はD2からD1に向かって徐々に上昇する。この上昇の速度が導通率の増加率であり、図2に示した傾きRで示される。導通率の増加率Rを変えることで、所定の導通率(例えば上限の導通率D1)に到達するまでの時間も変わるため、導通率の増加率を変更するということは徐励時間を変更することでもある。導通率の増加率Rは、徐励条件設定回路340によって、可変抵抗315の抵抗値を可変することにより変更される。例えば、この抵抗値の値を小さくすることにより増加率Rが大きくなって徐励時間が短くなり、反対にこの抵抗値を大きくすることにより増加率Rが小さくなって徐励時間が長くなる。
図3は、導通率の増加量の説明図である。大きな電気負荷6が投入されると、それまでの導通率D0に増加量αが加算された導通率D2が設定される。この増加量αは、抵抗325の電圧降下量に対応しており、徐励条件設定回路340によって、この電圧降下量を可変することにより増加量αを可変することができる。例えば、可変定電流回路326によって生成される定電流の電流値を大きくすることにより抵抗325の電圧降下量が大きくなるため増加量αが大きくなり(α2)、反対に可変定電流回路326によって生成される定電流の電流値を小さくすることにより抵抗325の電圧降下量が小さくなるため増加量αが小さくなる(α1)。
なお、ECU4から発電制御装置3に対する徐励条件情報の送信は、PWM信号を用いて行うことが望ましい。PWM信号のデューティに導通率の増加量αを、周期に増加率Rをそれぞれ対応させる。あるいは、PWM信号のデューティに導通率の増加率Rを、周期に増加量αをそれぞれ対応させる。PWM信号を用いることにより、導通率の増加量αと増加率Rを1つの信号で同時に送ることが可能になり、徐励制御の応答性を向上させることができる。
また、上述した説明では可変定電流回路326によって生成される定電流の値を可変して抵抗325における電圧降下量を変更したが、定電流の値を一定にするとともに、抵抗325を可変抵抗によって構成してその抵抗値を可変しても、抵抗325における電圧降下量を変更することができる。
図4は、ECU4の詳細構成を示す図であり、徐励制御に関係する構成のみが示されている。図4に示すように、ECU4は、通信回路40、発電トルク算出回路42、エンジントルク算出回路44、徐励条件決定回路46を含んで構成されている。通信回路40は、発電制御装置3との間で各種の情報を送受信する処理を行う。上述したように、発電制御装置3から送られてくる発電機情報が受信され、発電制御装置3に対して徐励条件情報が送信される。発電トルク算出回路42は、発電制御装置3から送られてきた発電機情報(車両用発電機1の温度、回転数、出力電圧、励磁電流)に基づいて発電トルクを算出する。エンジントルク算出回路44は、アクセル開度やその他の車両情報に基づいてエンジントルクを算出する。徐励条件決定回路46は、通信回路40を介して取得した発電機情報と、発電トルク算出回路42によって算出された発電トルクと、エンジントルク算出回路44によって算出されたエンジントルクと、バッテリ電圧情報(バッテリ2の端子電圧)や投入負荷情報、エンジン回転数情報などに基づいて、徐励条件を決定する。なお、投入負荷情報には、投入された電気負荷の種類と、投入された電気負荷に流れる負荷電流(突入電流の有無や時間変化)とが含まれている。
上述したスイッチングトランジスタ30がスイッチング手段に、コンデンサ310、抵抗311、312、電圧比較器313が電圧制御手段に、可変抵抗315、コンデンサ316、インピーダンス変換回路320、抵抗325、可変定電流回路326、三角波発生回路331、電圧比較器332、アンド回路350が導通率制御手段、導通率増加手段に、徐励条件設定回路340、ECU4が増加量可変設定手段、増加率可変設定手段にそれぞれ対応する。また、通信回路370が第2の通信手段に、通信回路40が第1の通信手段にそれぞれ対応する。
本実施形態の発電制御システムはこのような構成を有しており、次にその動作を説明する。図5は、徐励条件を決定するECU4の動作手順を示す流れ図である。ECU4内の徐励条件決定回路46は、発電機情報を取得する(ステップ101)。例えば、発電制御装置3からは発電機情報が定期的に送られてきており、この発電機情報が徐励条件決定回路46によって取得される。次に、発電トルク算出回路42は発電機情報に基づいて車両用発電機1の発電トルクを算出し(ステップ102)、エンジントルク算出回路44はアクセル開度やその他の車両情報に基づいてエンジントルクを算出する(ステップ103)。次に、徐励条件決定回路46は、通信回路40を介して取得した発電機情報、発電トルク算出回路42によって算出された発電トルク、エンジントルク算出回路44によって算出されたエンジントルク、バッテリ電圧情報等のその他の情報に基づいて、導通率の増加量αと増加率Rを決定する(ステップ104、105)。徐励条件決定回路46は、このようにして決定された徐励条件情報をPWM信号によって発電制御装置3に向けて送信する(ステップ106)。
徐励条件情報を受信した発電制御装置3では、徐励条件設定部340は、徐励条件に含まれる導通率の増加量αに相当する可変定電流回路326の定電流値を設定するとともに、導通率の増加率Rに相当する可変抵抗315の抵抗値を設定する。したがって、その時点における導通率が増加量αだけ増大するとともに、その後の導通率が増加率Rで徐々に増加する徐励制御が行われる。
図6は、電気負荷投入時に励磁電流の導通率の増加量と増加率を可変設定した場合の説明図である。図6(A)には投入された電気負荷に流れる負荷電流の時間経過が示されている。例えば、突入電流が発生するモータ等の電気負荷が投入される場合を考えるものとする。図6(B)には導通率の時間経過が示されている。図6(C)にはバッテリ2の端子電圧(バッテリ電圧)の時間変化が示されている。
図6(A)〜(C)に示すように、電気負荷投入時に突入電流が流れるとバッテリ電圧が急激に低下するが、導通率の増加量αを大きく設定することにより(α=α1の場合)、この低下の程度を低く抑えることができる。また、導通率の増加率Rを大きく設定することにより(R1>R2>R3)、低下したバッテリ電圧を速やかに上昇させることができる。
例えば、エンジントルクの異なる2つのエンジンについて考えると、エンジントルクが小さいエンジンでは、導通率の増加量αをあまり大きく設定すると、エンジントルクに占める発電トルクの割合が急激に増してエンジン回転が不安定になるため、このようなエンジンについては増加量αや増加率Rを小さく設定することが望ましい。反対に、エンジントルクが大きいエンジンでは、導通率の増加量αと増加率Rを大きく設定して、速やかにバッテリ電圧を上昇させることが望ましい。
また、電動パワーステアリング装置やABS等の安全・走行装置等の電気負荷が投入される場合とバッテリ電圧の低下による影響が少ない電気負荷が投入された場合を考えると、前者の電気負荷の投入に対しては導通率の増加量αと増加率Rを大きく設定し、後者の電気負荷の投入に対しては導通率の増加量αと増加率Rを小さく設定することが望ましい。
このように、本実施形態の車両用発電制御システムでは、電気負荷投入時にスイッチングトランジスタ30の導通率(励磁電流の導通率)を徐々に増加させる徐励制御を行うことにより急激な発電トルク変動を抑えてエンジン回転を安定させることができる。特に、エンジントルク等の車両状態に応じて負荷投入時における導通率の増加量αを可変に設定することにより、エンジン回転数が低いアイドリング時に増加量αを小さく設定してエンジン回転が不安定になることを防止するとともに、エンジン回転数が高くなったときに増加量αを大きく設定して大きな電気負荷や突入電流等が発生する電気負荷が投入された際の出力電圧等の低下を抑制することが可能になる。また、突入電流が発生したり、電動パワーステアリング装置やABS(アンチブレーキングシステム)などの安全・走行装置のように大きな短時間ステップ電流が発生する電気負荷が投入された場合には、励磁電流の導通率を所定の設定量の範囲で急激に増加させることができるため、車両用発電機1の出力電圧やこれに連動する電圧(バッテリ2の端子電圧等)の急激な落ち込みを抑制することができる。これにより、ECU4や安全・走行装置の誤動作を防止して良質な電源システムを実現することができる。最近では電気負荷の容量が次第に増加する傾向にあり、このような電気負荷の増大に対しても余裕を確保することができる。
また、車両用発電機1の状態に応じて電気負荷投入時における導通率の増加量αを可変に設定することにより、発電機回転数が低い場合に発電トルクに基づいて導通率の増加量αを設定して急激な発電トルクの上昇に伴ってエンジン回転が不安定になることを防止するとともに、発電機回転数が高くなったときに導通率の増加量αを大きく設定して大きな電気負荷や突入電流等が発生する電気負荷が投入された際の出力電圧等の低下を抑制することが可能になる。特に、発電機トルクやエンジントルクの両方を考慮して導通率の増加量αを設定することにより、車両用発電機1の出力電圧等の低下防止とエンジン回転の安定化とをバランスよく実現することができる。
また、車両用発電機1の出力端子に接続されたバッテリ2の状態(上述した実施形態ではバッテリ2の端子電圧を用いたが、バッテリ2の充電量を用いるようにしてもよい)に応じて設定することにより、バッテリ2の端子電圧が低いときに電気負荷が投入された場合に、極端にバッテリ2の端子電圧が低下することのないように導通率の増加量αを設定することが可能になり、バッテリ2に接続されたECU4等の電子機器が端子電圧低下に伴って誤動作することを未然に防ぐことができる。
また、導通率の増加量αとともに増加率Rを可変設定することにより、エンジン特性や電気負荷投入後の負荷電流の変化等に対応した導通率の徐励制御が可能になり、車両用発電機1の出力電圧等の低下防止とエンジン回転の安定化の両方を実現することが可能になる。
また、ECU4によって徐励条件を設定して発電制御装置3に向けて送ることにより、ECU4によってエンジン制御等に連動した車両用発電機1の徐励制御が可能になる。また、PWM信号を用いてECU4から発電制御装置3に向けて徐励条件を送信することにより、導通率の増加量と増加率を1つの信号で同時に送ることが可能になり、徐励制御の応答性を向上させることができる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内において種々の変形実施が可能である。上述した実施形態では、ECU4において徐励条件を決定したが、同じ機能を発電制御装置3側に持たせるようにしてもよい。
また、上述した実施形態では、車両用発電機1の出力電圧に伴ってF端子から抵抗32を介して可変抵抗315の一方端に印加される電圧が波高値(スイッチングトランジスタ30がオフされたときの電圧)が変動する。したがって、この変動を抑えるために、抵抗32と可変抵抗315の間に電圧変換回路を挿入するようにしてもよい。この電圧変換回路は、抵抗32を介して端子F側から印加される電圧の波高値を一定に変換するためのものである。例えば、三角波発生回路331によって発生する三角波電圧のピーク値と同じ値に一定の波高値が設定されている。
また、上述した実施形態では、図2、図3、図6において示した時間と導通率との関係において、時間の経過に伴って導通率が直線的に変化するように説明したが、実際には、可変抵抗315とコンデンサ316によって構成された平均導通率検出回路を用いているため、コンデンサ316の充放電特性にしたがって非直線的に変化する。本発明の趣旨からするとそれでも別段問題はないが、直線的に変化させたい場合には、可変抵抗315とコンデンサ316によって構成された平均導通率検出回路の代わりに、抵抗32を介して印加される電圧をアナログ的あるいはデジタル的に積算(積分)する回路によって構成された平均導通率検出回路を用いるようにすればよい。
一実施形態の発電システムの全体構成を示す図である。 導通率の増加率の説明図である。 導通率の増加量の説明図である。 ECUの詳細構成を示す図である。 徐励条件を決定するECUの動作手順を示す流れ図である。 電気負荷投入時に励磁電流の導通率の増加量と増加率を可変設定した場合の説明図である。
符号の説明
1 車両用発電機
2 バッテリ
3 発電制御装置
4 ECU(エンジン制御装置)
6 電気負荷
11 固定子巻線
12 整流装置
13 界磁巻線
30 スイッチングトランジスタ
34 環流ダイオード
40、370 通信回路
42 発電トルク算出回路
44 エンジントルク算出回路
46 徐励条件決定回路
313、332 電圧比較器
315 可変抵抗
316 コンデンサ
320 インピーダンス変換回路
325 抵抗
326 可変定電流回路
331 三角波発生回路
340 徐励条件設定回路
350 アンド回路
362 検出回路

Claims (6)

  1. 車両用発電機の界磁巻線に直列接続されたスイッチング手段と、
    前記車両用発電機の出力電圧あるいはこれに連動する電圧を検出する電圧検出手段と、
    前記電圧検出手段によって検出された電圧が調整電圧設定値となるように前記スイッチング手段を断続制御する電圧制御手段と、
    前記電圧制御手段によって断続制御する際の前記スイッチング手段の導通率を所定の増加率で徐々に増加させる導通率制御手段と、
    前記車両用発電機の電気負荷が増加したときに、前記スイッチング手段の導通率を所定量増加させる導通率増加手段と、
    前記導通率増加手段によって増加させる前記導通率の増加量を車両状態に応じて可変設定する増加量可変設定手段と、
    を備え、前記増加量可変設定手段は、前記導通率の増加量を、前記車両用発電機の出力端子に接続されたバッテリの状態に応じて設定することを特徴とする車両用発電制御システム。
  2. 請求項1において、
    前記増加量可変設定手段は、前記増加率の増加量を、前記車両用発電機の状態に応じて設定することを特徴とする車両用発電制御システム。
  3. 請求項1または2において、
    前記導通率制御手段によって前記導通率を増加させる際の前記増加率を可変設定する増加率可変設定手段をさらに備えることを特徴とする車両用発電制御システム。
  4. 請求項1〜3のいずれかにおいて、
    前記増加量可変設定手段は、信号線を介して接続される外部制御装置に設けられており、
    前記増加量可変設定手段によって設定された前記導通率の増加量を送信する第1の通信手段と、
    前記信号線を介して前記第1の通信手段から送られてくる前記導通率の増加量を受信して前記導通率制御手段に入力する第2の通信手段と、
    をさらに備えることを特徴とする車両用発電制御システム。
  5. 請求項3において、
    前記増加量可変設定手段および前記増加率可変設定手段は、信号線を介して接続される外部制御装置に設けられており、
    前記増加量可変設定手段によって設定された前記導通率の増加量と前記増加率可変設定手段によって設定された前記増加率を送信する第1の通信手段と、
    前記信号線を介して前記第1の通信手段から送られてくる前記導通率の増加量と前記増加率を受信して、前記導通率の増加量を前記導通率増加手段に、前記増加率を前記導通率制御手段にそれぞれ入力する第2の通信手段と、
    をさらに備えることを特徴とする車両用発電制御システム。
  6. 請求項5において、
    前記第1の通信手段から第2の通信手段への前記導通率の増加量の送信は、前記導通率の増加量および前記増加率の一方をデューティに他方を周波数に対応させたPWM信号を用いて行われることを特徴とする車両用発電制御システム。
JP2004309784A 2004-10-25 2004-10-25 車両用発電制御システム Expired - Fee Related JP4151642B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004309784A JP4151642B2 (ja) 2004-10-25 2004-10-25 車両用発電制御システム
US11/257,158 US7224148B2 (en) 2004-10-25 2005-10-25 Vehicle power-generation control unit

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004309784A JP4151642B2 (ja) 2004-10-25 2004-10-25 車両用発電制御システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006121869A JP2006121869A (ja) 2006-05-11
JP4151642B2 true JP4151642B2 (ja) 2008-09-17

Family

ID=36261061

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004309784A Expired - Fee Related JP4151642B2 (ja) 2004-10-25 2004-10-25 車両用発電制御システム

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7224148B2 (ja)
JP (1) JP4151642B2 (ja)

Families Citing this family (26)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4239991B2 (ja) * 2005-03-15 2009-03-18 株式会社デンソー 発電制御装置
JP4449882B2 (ja) * 2005-10-14 2010-04-14 株式会社デンソー 車両用発電制御装置
JP2007116758A (ja) * 2005-10-18 2007-05-10 Denso Corp 車両用発電制御装置
JP4367416B2 (ja) * 2006-01-13 2009-11-18 国産電機株式会社 バッテリ充電制御装置
JP4501866B2 (ja) * 2006-02-16 2010-07-14 株式会社デンソー 車両用発電機
US20070268003A1 (en) * 2006-05-22 2007-11-22 Kolomeitsev Sergei F Systems and methods for maximizing the output of a vehicle alternator
JP4737030B2 (ja) * 2006-10-24 2011-07-27 株式会社デンソー 車両用発電制御装置
JP4349418B2 (ja) * 2007-02-13 2009-10-21 株式会社デンソー 車両用発電制御装置
US7877170B2 (en) * 2007-05-24 2011-01-25 Verdant Power Remanent voltage generator tachometer and control for induction machine
JP4561792B2 (ja) * 2007-08-10 2010-10-13 株式会社デンソー 車両用発電制御装置
JP2009112169A (ja) * 2007-10-31 2009-05-21 Honda Motor Co Ltd 発電機の出力制御装置
JP4780171B2 (ja) * 2008-10-01 2011-09-28 株式会社デンソー 車両用発電制御装置
JP4911235B2 (ja) * 2010-03-23 2012-04-04 株式会社デンソー 車両用発電制御装置
US8493038B2 (en) 2009-11-09 2013-07-23 Denso Corporation Vehicle-use power generation control apparatus and vehicle-use power generation control system
KR101266231B1 (ko) * 2009-11-20 2013-05-21 미쓰비시덴키 가부시키가이샤 차량용 교류 발전기의 제어 장치
FR2959076B1 (fr) * 2010-04-19 2012-08-10 Valeo Equip Electr Moteur Procede de commande de regulation d'un alternateur de vehicule automobile, et dispositifs correspondants
DE102010029967A1 (de) * 2010-06-11 2011-12-15 Robert Bosch Gmbh Verfahren und Vorrichtung zum Ausgleich eines Einbruchs der Ausgangsspannung eines Kraftfahrzeuggenerators
DE102010040863A1 (de) * 2010-09-16 2012-03-22 Robert Bosch Gmbh Verfahren und Vorrichtung zum Betreiben eines Generators in einem Rekuperationssystem eines Kraftfahrzeuges
FR2976422B1 (fr) * 2011-06-08 2014-10-31 Valeo Equip Electr Moteur Procede de controle d'un couple resistant d'un alternateur de vehicule automobile, et systeme de mise en oeuvre de ce procede
WO2013061110A1 (en) * 2011-10-27 2013-05-02 Freescale Semiconductor, Inc. Power safety circuit, integrated circuit device and safety critical system
DE102011087145A1 (de) * 2011-11-25 2013-05-29 Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft Schutz eines Gleichrichters eines Mehrphasenwechselstrom-Generators in einem Kraftfahrzeug
JP5452654B2 (ja) * 2012-04-11 2014-03-26 三菱電機株式会社 車両用交流発電機の制御装置
JP6562604B2 (ja) * 2014-08-22 2019-08-21 ダイハツ工業株式会社 車両の制御装置
US10707788B2 (en) * 2015-07-28 2020-07-07 Ford Global Technologies, Llc Vehicle transient voltage control
KR102458757B1 (ko) * 2017-11-29 2022-10-26 현대자동차주식회사 리어 휠 스티어링 제어시스템 및 이를 이용한 제어방법
KR102485380B1 (ko) * 2017-11-30 2023-01-05 현대자동차주식회사 차량용 알터네이터 제어 장치 및 그 방법

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2789694B2 (ja) 1989-07-27 1998-08-20 株式会社デンソー 車両の充電制御装置
US5157321A (en) 1988-04-26 1992-10-20 Nippondenso Co., Ltd. Charging control apparatus for vehicle
JP2837307B2 (ja) 1992-03-13 1998-12-16 株式会社日立製作所 車両用充電発電機
JP3435948B2 (ja) * 1995-04-28 2003-08-11 株式会社デンソー 車両用発電機の電圧制御装置
JP3613845B2 (ja) * 1995-07-17 2005-01-26 株式会社デンソー 車両用発電装置
CN1112752C (zh) * 1998-11-18 2003-06-25 三菱电机株式会社 车辆交流发电机的控制装置
US6707276B2 (en) * 2000-06-26 2004-03-16 Denso Corporation Voltage regulator of AC generator having circuit for detecting voltage induced in field coil
JP3509007B2 (ja) * 2000-06-29 2004-03-22 株式会社デンソー 車両用交流発電機
JP4165015B2 (ja) 2001-01-09 2008-10-15 株式会社デンソー 車両用発電制御装置
JP3846336B2 (ja) * 2001-06-07 2006-11-15 株式会社デンソー 車両用交流発電機の異常検出装置
AU2002368382B2 (en) * 2002-11-26 2006-10-19 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Controller of AC generator for vehicle
JP4581735B2 (ja) * 2005-02-21 2010-11-17 株式会社デンソー 車両用発電制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006121869A (ja) 2006-05-11
US20060091864A1 (en) 2006-05-04
US7224148B2 (en) 2007-05-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4151642B2 (ja) 車両用発電制御システム
US7015594B2 (en) Vehicle-mounted electric generator control system which selectively supplies regenerative field current to battery in accordance with currently available generating capacity
JP4561792B2 (ja) 車両用発電制御装置
JP3826822B2 (ja) 車両用発電制御装置
JP4449882B2 (ja) 車両用発電制御装置
JP4158513B2 (ja) 車両用発電制御装置
US20130234510A1 (en) Electric vehicle inverter device
JP4483762B2 (ja) 車両用発電制御装置
JP3537833B2 (ja) 車両用交流発電機の制御装置
KR101426526B1 (ko) 차량의 교류 발전기의 전압 조정기 정밀도를 향상시키는방법 및 시스템
JPH10327541A (ja) 車両用発電機の制御装置
KR940022978A (ko) 차량용교류발전기의 출력제어장치
KR100376923B1 (ko) 차량용 교류발전기의 제어장치
JP2018112963A (ja) リニア電源
JP6154584B2 (ja) 電源装置、並びに、これを用いた車載機器及び車両
JP4548469B2 (ja) 車両用発電制御装置
KR100453666B1 (ko) 차량용 교류발전기의 전압제어장치
JP2014003770A (ja) 電源装置、並びに、これを用いた車載機器及び車両
JPH11235025A (ja) Pwm方式のスイッチング・レギュレータ制御回路及びスイッチング・レギュレータ
JP4165015B2 (ja) 車両用発電制御装置
JP4624422B2 (ja) 車両用発電機の制御装置
JP3846012B2 (ja) 車両用発電機の電圧制御装置
JP4507111B2 (ja) 車両用発電機の制御システム
JP2001069680A (ja) 車両用電力供給装置
JP2785267B2 (ja) 車両の電圧調整装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061212

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080410

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080422

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080513

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080610

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080623

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4151642

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110711

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120711

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120711

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130711

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees