JP4150184B2 - 緩衝装置及びストッパ装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、作動流体を圧縮することにより衝撃力を吸収する緩衝装置及びこれを用いてパレット等のワークを停止させるストッパ装置に関し、特に、圧縮空気を作動流体として用いる緩衝装置及びストッパ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
搬送ライン上のワークを停止させる従来のストッパ装置としては、例えば、特公昭62−33169号公報に記載されたものが知られている。この装置においては、揺動自在に支持されてワークに当接し得るストッパ部材(作動片)、ストッパ部材の他端側に連結されてストッパ部材の動作に連動するピストンを備えた緩衝機構(ダシュポット機構)等を備えている。
そして、ストッパ部材にワークが衝突すると、緩衝機構のピストンが作動空間内の空気を圧縮することで、その衝撃力を吸収してワークを所定の位置に停止させようとするものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の緩衝機構においては、空気を圧縮する際にその反発力が生じ、この反発力によってワークが押し返されて、ワークの停止位置がずれ、あるいは、ワークの姿勢がずれる場合があった。特に、衝撃力が比較的小さい場合には、反発力の作用が大きく影響するため、低速で搬送されるワークを所定の位置に確実に停止させるのは困難であった。
【0004】
本発明は、上記の点に鑑みて成されたものであり、その目的とするところは、圧縮される作動流体の反発力を抑制することで、ワーク等が衝突した際に、確実に衝撃力を吸収することができ、又、ワーク等を確実に所定の位置に停止させることができる緩衝装置及びストッパ装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の緩衝装置は、作動空間内を往復動し得るピストンと、ピストンにより二分される第1圧力室及び第2圧力室と、第1圧力室に連通される第1ポートと、第2圧力室に連通される第2ポートとを備え、第1ポート及び第2ポートからの作動流体の供給および排出を制御すると共に、ピストンに外力が作用したとき第1圧力室内の作動流体を圧縮することにより衝撃力を吸収する緩衝装置であって、上記ピストンが外力を受けて待機位置から所定量移動したとき第2圧力室に作動流体を供給し得る(具体的な実施形態としては、上記ピストンが待機位置にあるとき閉塞されかつピストンが外力を受けて所定量移動したとき開放されて第2圧力室に作動流体を供給し得るアシストポートを有する、ことを特徴としている。
この構成によれば、待機位置にあるピストンに対して外力(衝撃力)が加わると、ピストンは移動し第1圧力室内の作動流体を圧縮し始める。このとき、第1圧力室に残留する作動流体は圧縮されて反発力を生じるが、ピストンの所定量の移動によりアシストポートを通して(具体的な実施形態としては、アシストポートが開放されて加圧された作動流体が第2圧力室に供給され、反発力を抑え込むようにピストンを押圧する。これにより、ピストンは反発(バウンス)することなく外力(衝撃力)を確実に吸収し、外力として作用する物体を確実に停止させる。
【0006】
上記構成の緩衝装置において、ピストンには、所定の間隔をおいて配置された二つの側面シールが設けられ、アシストポートは、ピストンが待機位置にあるとき二つの側面シールの間に位置するように配置されている、構成を採用できる。
この構成によれば、ピストンが待機位置にあるときアシストポートが二つの側面シールの間に位置するため、待機位置でのアシストポートと第2圧力室との連通が確実に遮断され、一方、待機位置からピストンが移動してアシストポートが二つの側面シールの間から外れると、加圧された作動流体が第2圧力室に確実に供給される。
【0007】
上記構成の緩衝装置において、アシストポートは、第2ポートの近傍でかつピストンが外力を受けて移動する側に配置されている、構成を採用できる。
この構成によれば、外力を受けてピストンが移動し始めると、即座にアシストポートが開放されて加圧された作動流体が第2圧力室に供給される。これにより、反発力は初期の段階から確実に抑制される。
【0008】
上記構成の緩衝装置において、アシストポートには、作動流体の流れを制御する絞り弁が接続されている、構成を採用できる。
この構成によれば、絞り弁を適宜調整することにより、反発力を抑え込む作用と衝撃力を吸収する作用とのバランスを、最適な状態に設定できる。
【0009】
上記構成の緩衝装置において、第2ポートには、作動流体の排出のみを許容するチェック弁が接続されている、構成を採用できる。
この構成によれば、ピストンが待機位置にあるとき、チェック弁により、第2ポートから第2圧力室への作動流体の流入が確実に遮断される。
【0010】
また、本発明のストッパ装置は、所定の揺動支点において揺動自在に支持されワークに当接し得るストッパ部材と、ストッパ部材の他端側を揺動自在に連結する第1ロッドと、第1ロッドに連結されて作動空間内を往復動し得る第1ピストンと、第1ピストンにより二分される第1圧力室及び第2圧力室と、第1圧力室に連通される第1ポートと、第2圧力室に連通される第2ポートとを備え、第1ポート及び第2ポートからの作動流体の供給および排出を制御する共にストッパ部材を介して第1ピストンに外力が作用したとき第1圧力室内の作動流体を圧縮することにより衝撃力を吸収しつつストッパ部材によりワークを停止させるストッパ装置であって、上記第1ピストンが外力を受けて待機位置から所定量移動したとき第2圧力室に作動流体を供給し得る(具体的な実施形態としては、上記第1ピストンが待機位置にあるとき閉塞されかつ第1ピストンが外力を受けて所定量移動したとき開放されて第2圧力室に作動流体を供給し得るアシストポートを有する、ことを特徴としている。
この構成によれば、ワークがストッパ部材に衝突すると、ストッパ部材が所定の向きに回転し始めると共に、第1ロッドを介して第1ピストンが待機位置から移動して第1圧力室内の作動流体を圧縮し始める。このとき、第1圧力室に残留する作動流体は圧縮されることで反発力を生じるが、第1ピストンの所定量の移動によりアシストポートを通して(具体的な実施形態としては、アシストポートが開放されて加圧された作動流体が第2圧力室に供給され、反発力を抑え込むように第1ピストンを押圧する。したがって、第1ピストンは反発することなく外力(衝撃力)を確実に吸収する。これにより、ワークは、位置ずれ等を生じることなく所定の位置に確実に停止させられる。
【0011】
上記構成のストッパ装置において、アシストポートには、作動流体の流れを制御する絞り弁が接続され、第2ポートには、作動流体の排出のみを許容するチェック弁が接続されている、構成を採用できる。
この構成によれば、絞り弁を適宜調整することにより、反発力を抑え込む作用と衝撃力を吸収する作用とのバランスを最適な状態に設定でき、又、ピストンが待機位置にあるとき、チェック弁により、第2ポートから第2圧力室への作動流体の流入を確実に遮断できる。
【0012】
上記構成のストッパ装置において、揺動支点においてストッパ部材を揺動自在に連結する第2ロッドと、第2ロッドに連結されて作動空間内を往復動し得る第2ピストンと、第2ピストンにより二分される第3圧力室及び第4圧力室と、第3圧力室に連通される第3ポートと、第4圧力室に連通される第4ポートとを有し、第1ポートと第3ポートとは第1の作動流体通路に接続され、第2ポート及びアシストポートと第4ポートとは第2の作動流体通路に接続されている、構成を採用できる。
この構成によれば、第2ピストンの位置を制御することによりストッパ部材の揺動支点の位置を適宜調整することができ、又、第1ピストン及び第2ピストンに対する作動流体の通路が簡略化され、又、部品の共用による低コスト化等を行うことができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、添付図面を参照しつつ説明する。
図1及び図2は、本発明に係る緩衝装置の一実施形態を示すものであり、図1はピストンが待機位置にあるときの概略構成図、図2は作動を説明するための状態図である。
【0014】
この緩衝装置は、作動流体として所定の圧力に加圧された圧縮空気(以下、単に作動空気と称する)を用いるものであり、図1に示すように、作動空間を画定するシリンダ10、シリンダ10内において直線L方向に往復動自在に収容されかつ外部に突出して外力Fを受けるピストンロッド21を有するピストン20、ピストン20により作動空間が二分された第1圧力室C1及び第2圧力室C2、第1圧力室C1に連通される第1ポート11と、第2圧力室C2に連通される第2ポート12、第2ポート12の近傍に形成されたアシストポート13、第1ポート11に接続されるスピードコントローラ(空気圧速度制御弁)30、第2ポート12及びアシストポート13に接続されるスピードコントローラ(空気圧速度制御弁)40等を備えている。
【0015】
ピストン20には、図1に示すように、外周面に所定の間隔をあけて二つの環状溝22,23が形成されている。環状溝22,23には、リング状の側面シール22a,23aが嵌め込まれており、シリンダ10の内周面10aに密接して摺動すると共に、第1圧力室C1と第2圧力室C2とを完全に遮断している。
したがって、二つの側面シール22a,23aの間には、第1圧力室C1及び第2圧力室C2の両方から遮断されたシール間室C3が形成されている。
【0016】
第1ポート11は、ピストン20が図1に示す待機位置から作動してその移動端に至るまで、常に第1圧力室C1と連通するように形成されている。
第2ポート12は、ピストン20が図1に示す待機位置から作動してその移動端に至るまで、常に第2圧力室C2と連通するように形成されている。
【0017】
アシストポート13は、図1に示すようにピストン20が待機位置にあるとき、シール間室C3に位置しており、第2圧力室C2及び第1圧力室C1のいずれにも連通しない(閉塞される)ように形成されている。
そして、ピストン20(ピストンロッド21)が外力(衝撃力)を受けて、L方向の下向きに所定量移動し、側面シール22aがアシストポート13の位置を通過すると、アシストポート13は第2圧力室C2に連通し(開放され)、作動空気を第2圧力室C2に供給し得るようになっている。
すなわち、アシストポート13は、ピストン20が待機位置にあるとき閉塞されかつピストン20が外力Fを受けて所定量移動したとき開放されて第2圧力室C2に作動空気を供給し、ピストン20はL方向の下側に向けて押圧される。
【0018】
スピードコントローラ30は、図1に示すように、空気通路31の通路面積を調整する絞り弁32、絞り弁32と並配列されて第1圧力室C1へ向かう作動空気の流れのみを許容するチェック弁33により形成されており、第1圧力室C1に対しての第1ポート11からの作動空気の供給量及び排出量を調整する。
尚、ピストン20が待機位置にあるとき、ピストン20が容易に移動するのを防止するべく、第1圧力室C1には、絞り弁32及びチェック弁33を通して作動空気が導入されて所定レベルの圧力に保持されてもよく、一方、その必要がなければ、第1圧力室C1に作動空気を導かなくてもよい。
【0019】
スピードコントローラ40は、図1に示すように、アシストポート13に接続される空気通路41の通路面積を調整する絞り弁42、第2ポート12に接続される空気通路43に配置され第2圧力室C2へ向かう外気の流れのみを許容するチェック弁44、チェック弁44の上流側に配置されたサイレンサ45、チェック弁44と第2ポート12との間において空気通路43から空気通路41に向けての作動空気の流れのみを許容するチェック弁46により形成されており、第2圧力室C2に対してのアシストポート13からの作動空気の供給量及び排出量並びに第2ポート12からの作動空気の排出量等を調整する。
【0020】
ここでは、ピストン20が待機位置にあるとき、アシストポート13には、常に作動空気が導かれている。したがって、アシストポート13の開放と同時に、作動空気が第2圧力室C2に供給される。
尚、チェック弁44は、第2ポート12から排出される作動空気の大気開放を遮断する一方で、第2圧力室C2内が負圧状態にならないように外気を供給し得るようになっている。
【0021】
次に、この緩衝装置の動作について、図2を参照しつつ説明する。
先ず、ピストン20が待機位置にある状態(待機状態)では、図2(a)に示すように、ピストン20は作動空間内の一端に位置する。一方、アシストポート13には作動空気が導かれているが、ピストン20の外周面により閉塞されている(シール間室C3内に位置する)ため、ピストン20に対しては何ら作用力を及ぼさない。
【0022】
この待機状態において、ピストンロッド21が外力(衝撃力)Fを受けると、ピストン20は第1圧力室C1内の残留空気を圧縮しつつ他端側に移動し始める。そして、図2(b)に示すように、所定量移動した時点で、アシストポート13が開放されて第2圧力室C2と連通する。これにより、アシストポート13から第2圧力室C2に作動空気が供給され、この作動空気がピストン20を移動方向に向けて加圧(押圧)する。
尚、このとき、絞り弁42により、アシストポート13からの作動空気の供給量を適宜調整することができる。
【0023】
ピストン20の移動に伴ない、第1圧力室C1内の空気は、絞り弁32により調整された流量にて第1ポート11から排出され始めると共に、第1圧力室C1内に留まっている残留空気が圧縮されつつ、外力(衝撃力)Fを吸収する。
このとき、圧縮される残留空気には、反発力が発生してピストン20をバウンスさせようと(跳ね返そうと)するが、アシストポート13から第2圧力室C2内に流れ込んだ作動空気がピストン20を押圧しているため、そのバウンスが防止される。
【0024】
そして、図2(c)に示すように、ピストン20が作動空間内の他端に達するまでに、外力(衝撃力)が完全に吸収され、その外力を及ぼす物体が確実にバウンスすることなく停止させられる。すなわち、この緩衝装置は、衝撃力を吸収しつつ物体を所定の位置に停止させるストッパ装置としても機能する。
ここで、絞り弁32により、第1ポート11から排出される作動空気の流量を適宜調整することで、反発力を極力抑えて外力(衝撃力)をソフトに吸収させることができる。
また、絞り弁42及び絞り弁32を適宜調整して、第2圧力室C2内の圧力及び第1圧力室C1内の圧力を適宜調整することにより、反発力を抑え込む作用と外力(衝撃力)Fを吸収する作用とのバランスを、最適な状態に設定することができる。
【0025】
その後、アシストポート13及び第2ポート12から作動空気を排出させると共に、第1ポート11から第1圧力室C1に作動空気を供給することで、ピストン20は作動空間内の一端(待機位置)に復帰して、図2(a)に示すように、再び待機状態となる。
尚、復帰動作については、第1ポート11から作動空気を供給するのに替えて、ピストンロッド21の周りにリターンスプリング(不図示)を設け、そのバネ力により復帰させるよにしてもよい。
この緩衝装置においては、物体が比較的低速で衝突した場合でも、押し返しあるいは位置ずれ等が防止され、衝撃力を吸収しつつ確実に停止させられる。
【0026】
上記の緩衝装置においては、アシストポート13に接続される空気通路41に絞り弁42を設けたが、絞り弁42を取り除いた構成としてもよい。また、ピストン20に二つの側面シール22a,23aを設け、待機状態において、アシストポート13が二つの側面シール22a,23aの間に位置して閉塞されるようにしたが、ピストン20が待機位置にあるときアシストポート13からの作動空気の洩れが防止できる限り、側面シール22a,23aを採用せず、直接ピストン20の外周面で閉塞する構成としてもよい。
【0027】
図3ないし図7は、本発明に係る緩衝装置を備えたストッパ装置の一実施形態を示すものであり、図3は外観図、図4は回路図、図5は緩衝装置を示す構成図、図6はストッパ装置の作動説明図、図7は緩衝装置の作動説明図である。
このストッパ装置は、図3に示すように、第1ロッド50、第2ロッド60、ストッパ部材70、本体ケース80等を備えている。
【0028】
ストッパ部材70は、図3に示すように、揺動自在に支持される支持孔71及び長孔72、ワークWに当接し得るローラ73、ワークWの一部に掛止され得る掛止爪74等により形成されている。
【0029】
第1ロッド50及び第2ロッド60は、図3に示すように、本体80に対してL方向に往復動自在に支持されている。第2ロッド60は、揺動支点として作用するピン61が支持孔71に挿入されて、ストッパ部材70を揺動自在に支持している。第1ロッド50は、ピン51が長孔72に遊挿されて、ストッパ部材70の他端側を揺動自在に連結している。
【0030】
第1ロッド50の下方には、図4及び図5に示すように、作動空間を画定する第1シリンダ90が配置され、第1シリンダ90には、第1ロッド50に連結されるピストンロッド101を有する第1ピストン100が往復動自在に収容されている。第1シリンダ90内の作動空間は、第1ピストン100により第1圧力室C1と第2圧力室C2とに二分され、又、第1シリンダ90の側面には、第1圧力室C1に連通される第1ポート91、第2圧力室C2に連通される第2ポート92、第2ポート92の近傍においてアシストポート93が形成されている。
第1ポート91には、スピードコントローラ(空気圧速度制御弁)110が接続され、第2ポート92及びアシストポート93には、スピードコントローラ(空気圧速度制御弁)120が接続されている。
【0031】
第1ピストン100には、図5に示すように、外周面に所定の間隔をあけて二つの環状溝102,103が形成されている。環状溝102,103には、リング状の側面シール102a,103aが嵌め込まれており、第1シリンダ90の内周面90aに密接して摺動すると共に、第1圧力室C1と第2圧力室C2とを完全に遮断している。したがって、二つの側面シール102a,103aの間には、第1圧力室C1及び第2圧力室C2の両方から遮断されたシール間室C3が形成されている。
【0032】
第1ポート91は、第1ピストン100が図5に示す待機位置から作動してその移動端に至るまで、常に第1圧力室C1と連通するように形成されている。
第2ポート92は、第1ピストン100が図5に示す待機位置から作動してその移動端に至るまで、常に第2圧力室C2と連通するように形成されている。
【0033】
アシストポート93は、第1ピストン100が図5に示す待機位置にあるとき、シール間室C3に位置しており、第2圧力室C2及び第1圧力室C1のいずれにも連通しない(閉塞される)ように形成されている。
そして、第1ピストン100(ピストンロッド101)が外力(衝撃力)を受けて、L方向の上向きに所定量移動し、側面シール103aがアシストポート93の位置を通過すると、アシストポート93は第2圧力室C2に連通し(開放され)、作動空気を第2圧力室C2に供給し得るようになっている。
すなわち、アシストポート93は、第1ピストン100が待機位置にあるとき閉塞されかつ第1ピストン100が外力Fを受けて所定量移動したとき開放されて第2圧力室C2に作動空気を供給し、第1ピストン100はL方向の上側に向けて押圧される。
【0034】
スピードコントローラ110は、図4及び図5に示すように、第1の作動流体通路としての第1空気通路130に配置されて通路面積を調整する絞り弁111、絞り弁111と並配列されて第1圧力室C1へ向かう作動空気の流れのみを許容するチェック弁112により形成されており、第1圧力室C1に対して、第1ポート91からの作動空気の供給量及び排出量を調整する。
尚、第1ピストン100が待機位置にあるとき、第1圧力室C1内に、作動空気(圧縮空気)は導入されていない。
【0035】
スピードコントローラ120は、図4及び図5に示すように、第2の作動流体通路としての第2空気通路140に配置されて通路面積を調整する絞り弁121、第2空気通路140に向けて第2ポート92から排出される作動空気の流れのみを許容するチェック弁122により形成されており、第2圧力室C2に対してのアシストポート93からの作動空気の供給量及び排出量並びに第2ポート92からの作動空気の排出量等を調整する。
ここでは、第1ピストン100が待機位置にあるとき、アシストポート93には、常に作動空気が導かれている。したがって、アシストポート93の開放と同時に、作動空気が第2圧力室C2に供給される。
【0036】
第2ロッド60の下方には、図4に示すように、作動空間を画定する第2シリンダ150が配置され、第2シリンダ150には、第2ロッド60に連結されるピストンロッド161を有する第2ピストン160が往復動自在に収容されている。第2シリンダ150内の作動空間は、第2ピストン160により第3圧力室C3と第4圧力室C4とに二分され、又、第2シリンダ150の側面には、第3圧力室C1に連通される第3ポート151、第2圧力室C2に連通される第4ポート152が形成されている。
【0037】
ここで、第2ピストン160は、第2シリンダ150の作動空間内において、上端がその待機位置となる。そして、第3ポート151は、第2ピストン160が待機位置から作動してその移動端(下端)に至るまで、常に第3圧力室C3と連通するように形成されている。また、第4ポート152は、第2ピストン160が待機位置から作動してその移動端(下端)に至るまで、常に第4圧力室C4と連通するように形成されている。
【0038】
図4に示すように、第3ポート151は、第1空気通路130に接続されており、第1シリンダ90の第1ポート91と空気通路を共用している。また、第4ポート152は、第2空気通路140に接続されており、第1シリンダ90の第2ポート92及びアシストポート93と空気通路を共用している。
そして、第1空気通路130及び第2空気通路140は、図4に示すように、一つの方向切換弁170に接続されている。
【0039】
このように、第1空気通路130及び第2空気通路140を、第1シリンダ90及び第2シリンダ150のための空気通路として共用することにより、それぞれに空気通路を画定する配管を設ける必要がなく、又、それぞれに方向切換弁を設ける必要もない。それ故に、構造の簡略化、それに伴なう装置の低コスト化を行うことができる。
【0040】
方向切換弁170は、2位置5ポートの電磁弁であり、第1空気通路130及び第2空気通路140に対する作動空気の供給及び排出を制御する。
尚、方向切換弁170には、ルブリケータ、レギュレータ、圧力計、エアフィルタ、空気圧源等からなるエアコントロールユニットが接続される。
【0041】
次に、このストッパ装置を、ワークW(例えば、種々の部品を載置したパレット)が搬送される搬送ラインに設置した場合の動作について、図4、図6及び図7を参照しつつ説明する。
先ず、待機状態において、方向切換弁170により、第2空気通路140を通して作動空気が供給される。これにより、第2ピストン160は第2シリンダ150の上端に位置する。一方、第1ピストン100は、図7(a)に示すように、アシストポート93がシール間室C3に位置している(閉塞されている)ため、上昇せず下端に位置した状態にある。
したがって、第1ロッド50は下降し、第2ロッド60は上昇して、ストッパ部材70は、ワークWが搬送されてくる側を下げて傾斜した状態にある。
【0042】
この待機状態において、図6(a)に示すように、ストッパ部材70のローラ73にワークWが衝突すると、その衝撃力(外力)により、ストッパ部材70はワークWの進行方向(図6中の反時計回り)に回転させられる。
この回転により、第1ロッド50を介して第1ピストン100が上向きに引き上げられて移動し始める。そして、図7(b)に示すように所定量移動した時点でアシストポート93が開放されて、第2空気通路140から導かれた作動空気が第2圧力室C2に供給され、この作動空気が第1ピストン100を上向きに加圧(押圧)する。
【0043】
第1ピストン100の上昇移動に伴ない、第1圧力室C1内の空気は、絞り弁111により調整された流量にて第1ポート91から排出され始めると共に、第1圧力室C1内に留まっている残留空気が圧縮されつつ、ワークWの衝撃力を吸収する。このとき、圧縮される残留空気には、反発力が発生して第1ピストン100を下向きにバウンスさせようとするが、アシストポート93から第2圧力室C2内に流れ込んだ作動空気が第1ピストン100を押圧しているため、反発力が相殺され、そのバウンスが防止される。したがって、反発力によってストッパ部材70が揺動することもなく、ワークWの押し返し、あるいは、押し返しによるワークWの位置ずれ等も防止される。
【0044】
そして、図7(c)に示すように、第1ピストン100及び第1ロッド50が上端に達するまでに、衝撃力が完全に吸収されると同時に、図6(b)に示すように、第1ロッド50の上昇により、ストッパ部材70の掛止爪74がワークWの掛止孔W1に入り込み、ワークWの逆行を確実に防止して、所定の位置に確実に停止させる。尚、第1ロッド50は第1ピストン100により上向きに付勢されているため、下降することもなく、掛止爪74は、ローラ73と協働してワークWを確実に把持する。
【0045】
続いて、ワークWを搬出する場合は、方向切換弁170の切換えにより第2空気通路140からの作動空気の供給が断たれると共に、第1空気通路130から作動空気が送り込まれて、第1ポート91から第1圧力室C1に又第3ポート151から第3圧力室C3にそれぞれ供給される。したがって、第1ピストン100及び第2ピストン160は下端に移動して、図6(c)に示すように、ストッパ部材70(ローラ73及び掛止爪74)がワークWから離脱する。これにより、ワークWは搬送ラインにより下流側へ搬送される。
【0046】
その後、再び方向切換弁170の切換えにより第1空気通路130を通しての作動空気の供給が断たれると共に、第2空気通路140から作動空気が送り込まれて、第4ポート152から第4圧力室C4に供給され、第2ピストン160は上端に移動する。一方、アシストポート93は閉塞された状態(シール間室C3)にあるため、作動空気は第2圧力室C2に供給されず、第1ピストン100は下端に位置したまま保持される。
これにより、図6(d)に示すように、第1ロッド50は下降し、第2ロッド60は上昇して、ストッパ部材70は、ワークWが搬送されてくる側を下げて傾斜した待機状態に復帰する。
このストッパ装置においては、ワークWが比較的低速で搬送される場合でも、押し返しあるいは位置ずれ等が防止され、衝撃力を吸収しつつ確実に所定の位置に停止させられる。
【0047】
上記のストッパ装置においては、アシストポート93に接続される第2空気通路140に絞り弁121を設けたが、絞り弁121を取り除いた構成としてもよい。また、第1ピストン100に二つの側面シール102a,103aを設け、待機状態において、アシストポート93が二つの側面シール102a,103aの間に位置して閉塞されるようにしたが、第1ピストン100が待機位置にあるときアシストポート93からの作動空気の洩れが防止できる限り、側面シール102a,103aを採用せず、第1ピストン100の外周面で直接閉塞する構成としてもよい。
【0048】
また、このストッパ装置においては、ストッパ部材70の揺動支点を第2ロッド60に設け、第2ロッド60の下方に、第2シリンダ150、第2ピストン160等を設けたが、ストッパ部材70の揺動支点を本体80に直接設けて、第2シリンダ150、第2ピストン160、並びにストッパ部材70の掛止爪74等を廃止した構成において、本発明に係る緩衝装置を採用してもよい。
【0049】
図8は、本発明に係る緩衝装置の他の実施形態を示すものであり、図8(a)はその内部を示す平面図、図8(b)は断面図である。
この緩衝装置は、ハウジング200、ハウジング200内において所定の角度範囲を回動するロータリピストン210、カバー220、ストッパレバー230、スピードコントローラ(空気圧速度制御弁)240,250等を備えている。
【0050】
ハウジング200には、軸受孔200a、所定の角度範囲に亘って扇状に肉抜きされた作動空間Cが形成されている。
ロータリピストン210は、回転軸部211、ピストン部212を有し、ピストン部212が、作動空間C内を往復動自在となっている。また、作動空間Cは、ピストン部212により第1圧力室C1及び第2圧力室C2に二分されている。さらに、回転軸部211には、ストッパレバー230がボルト等により締結されている。
【0051】
カバー220には、回転軸部211を支持する軸受凹部220a、第1圧力室C1に連通される第1ポート221、第2圧力室C2に連通される第2ポート222、第2ポート222の近傍に配置されたアシストポート223等が形成されている。
【0052】
第1ポート221は、ピストン部212が図8に示す待機位置から作動してその移動端に至るまで、常に第1圧力室C1と連通するように形成されている。
第2ポート222は、ピストン部212が図8に示す待機位置から作動してその移動端に至るまで、常に第2圧力室C2と連通するように形成されている。
【0053】
アシストポート223は、図8に示すようにピストン部212が待機位置にあるとき、ピストン部212の側面により閉塞されて、第2圧力室C2及び第1圧力室C1のいずれにも連通しないように形成されている。
そして、ストッパレバー230が外力Fを受けて、ピストン部212がR1方向に所定量回転すると、アシストポート223は第2圧力室C2に連通し(開放され)、作動空気を第2圧力室C2に供給し得るようになっている。
すなわち、アシストポート223は、ピストン部212が待機位置にあるとき閉塞されかつピストン部212が外力Fを受けて所定量移動したとき開放されて第2圧力室C2に作動空気を供給し、ピストン部212はR1方向に向けて押圧される。
【0054】
スピードコントローラ240は、図8に示すように、空気通路241の通路面積を調整する絞り弁242、絞り弁242と並配列されて第1圧力室C1へ向かう作動空気の流れのみを許容するチェック弁243により形成されており、第1圧力室C1に対しての第1ポート221からの作動空気の供給量及び排出量を調整する。
【0055】
スピードコントローラ250は、図8に示すように、アシストポート223に接続される空気通路251の通路面積を調整する絞り弁252、第2ポート222から排出される作動空気の流れのみを許容するチェック弁253により形成されており、第2圧力室C2に対してのアシストポート223からの作動空気の供給量及び排出量並びに第2ポート222からの作動空気の排出量等を調整する。
【0056】
この緩衝装置においても、前述同様に、第1圧力室C1内の残留空気の圧縮に伴なう反発を抑えつつ、衝撃力を確実に吸収することができる。特に、円弧状の運動をする物体を停止させる際に、そのバウンスを防止しつつ衝撃力吸収して、確実に停止させることができる。
このように、本発明に係る緩衝装置は、前述の実施形態のように直線移動するピストン20,100を備えたものに対してだけでなく、回動するロータリピストン210を備えたものにおいても、有効に適用されるものである。
【0057】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明の緩衝装置及びストッパ装置によれば、待機状態においてピストンにより閉塞されると共に外力によるピストンの移動に伴なって開放されピストンを加圧する作動流体を供給するアシストポートを設けたことにより、物体が衝突した際の衝撃力によるピストンの反発すなわちバウンスが防止される。これにより、衝撃力を吸収しつつ、又、物体の押し返しあるいは押し返しによる位置ずれ等を招くことなく、物体を所定の位置に確実に停止させることができる。
また、アシストポートからの作動流体の供給量あるいは第1ポートからの排出量を適宜調整することにより、反発を防止しつつ幅広い範囲に亘って衝撃力を吸収させることができる。さらに、方向切換弁等を制御する制御ソフトにより、第2圧力室への作動流体の供給タイミングを制御するものではないため、制御ソフトそのものを簡略化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る緩衝装置の一実施形態を示す概略構成図である。
【図2】図1に示す緩衝装置の動作を説明するためのものであり、(a),(b),(c)はそれぞれの位置における状態図である。
【図3】本発明に係るストッパ装置の一実施形態を示す外観図である。
【図4】図3に示すストッパ装置にける空気流れの回路図である。
【図5】図3に示すストッパ装置に用いられ緩衝装置を示す概略構成図である。
【図6】図3に示すストッパ装置の動作を説明するためのものであり、(a),(b),(c),(d)はそれぞれの位置における状態図である。
【図7】図3に示す緩衝装置の動作を説明するためのものであり、(a),(b),(c)はそれぞれの位置における状態図である。
【図8】本発明に係る緩衝装置の他の実施形態を示すものであり、(a)は内部構造を示す平面図、(b)は(a)中のA−A部における断面図である。
【符号の説明】
11 第1ポート
12 第2ポート
13 アシストポート
20 ピストン
22a,23a 側面シール
30,40 スピードコントローラ
31,41,43 空気通路
32,42 絞り弁
33,46 チェック弁
50 第1ロッド
60 第2ロッド
70 ストッパ部材
91,221 第1ポート
92,222 第2ポート
93,223 アシストポート
100 第1ピストン
110,120,240,250 スピードコントローラ
111,121,242,252 絞り弁
112,122,243,253 チェック弁
130 第1空気通路(第1の作動流体通路)
140 第2空気通路(第2の作動流体通路)
151 第3ポート
152 第4ポート
160 第2ピストン
170 方向切換弁
210 ロータリピストン
230 ストッパレバー
C1 第1圧力室
C2 第2圧力室

Claims (10)

  1. 作動空間内を往復動し得るピストンと、前記ピストンにより二分される第1圧力室及び第2圧力室と、前記第1圧力室に連通される第1ポートと、前記第2圧力室に連通される第2ポートとを備え、前記第1ポート及び第2ポートからの作動流体の供給および排出を制御すると共に、前記ピストンに外力が作用したとき前記第1圧力室内の作動流体を圧縮することにより衝撃力を吸収する緩衝装置であって、
    前記ピストンが外力を受けて待機位置から所定量移動したとき前記第2圧力室に作動流体を供給し得るアシストポートを有する、
    ことを特徴とする緩衝装置。
  2. 前記アシストポートは、前記ピストンが待機位置にあるとき閉塞されかつ前記ピストンが外力を受けて所定量移動したとき開放されて前記第2圧力室に作動流体を供給し得る、
    ことを特徴とする請求項1記載の緩衝装置。
  3. 前記ピストンには、所定の間隔をおいて配置された二つの側面シールが設けられ、
    前記アシストポートは、前記ピストンが待機位置にあるとき、前記二つの側面シールの間に位置するように、配置されている、
    ことを特徴とする請求項記載の緩衝装置。
  4. 前記アシストポートは、前記第2ポートの近傍でかつ前記ピストンが外力を受けて移動する側に、配置されている、
    ことを特徴とする請求項又はに記載の緩衝装置。
  5. 前記アシストポートには、作動流体の流れを制御する絞り弁が接続されている、
    ことを特徴とする請求項ないしいずれかに記載の緩衝装置。
  6. 前記第2ポートには、作動流体の排出のみを許容するチェック弁が接続されている、
    ことを特徴とするないしいずれかに記載の緩衝装置。
  7. 所定の揺動支点において揺動自在に支持されワークに当接し得るストッパ部材と、前記ストッパ部材の他端側を揺動自在に連結する第1ロッドと、前記第1ロッドに連結されて作動空間内を往復動し得る第1ピストンと、前記第1ピストンにより二分される第1圧力室及び第2圧力室と、前記第1圧力室に連通される第1ポートと、前記第2圧力室に連通される第2ポートとを備え、前記第1ポート及び第2ポートからの作動流体の供給および排出を制御する共に前記ストッパ部材を介して前記第1ピストンに外力が作用したとき前記第1圧力室内の作動流体を圧縮することにより衝撃力を吸収しつつ前記ストッパ部材によりワークを停止させるストッパ装置であって、
    前記第1ピストンが外力を受けて待機位置から所定量移動したとき前記第2圧力室に作動流体を供給し得るアシストポートを有する、
    ことを特徴とするストッパ装置。
  8. 前記アシストポートは、前記第1ピストンが待機位置にあるとき閉塞されかつ前記第1ピストンが外力を受けて所定量移動したとき開放されて前記第2圧力室に作動流体を供給し得る、
    ことを特徴とする請求項7記載のストッパ装置。
  9. 前記アシストポートには、作動流体の流れを制御する絞り弁が接続され、
    前記第2ポートには、作動流体の排出のみを許容するチェック弁が接続されている、
    ことを特徴とする請求項記載のストッパ装置。
  10. 前記揺動支点において前記ストッパ部材を揺動自在に連結する第2ロッドと、前記第2ロッドに連結されて作動空間内を往復動し得る第2ピストンと、前記第2ピストンにより二分される第3圧力室及び第4圧力室と、前記第3圧力室に連通される第3ポートと、前記第4圧力室に連通される第4ポートと、を有し、
    前記第1ポートと前記第3ポートとは、第1の作動流体通路に接続され、
    前記第2ポート及び前記アシストポートと前記第4ポートとは、第2の作動流体通路に接続されている、
    ことを特徴とする請求項記載のストッパ装置。
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