JP4150103B2 - 道路標示線塗布機におけるガラスビーズ散布装置 - Google Patents

道路標示線塗布機におけるガラスビーズ散布装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、道路標示線塗布機におけるガラスビーズ散布装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の道路標示線塗布機におけるガラスビーズ散布装置として、例えば実公昭51−33789号公報に示すごとく道路標示線塗布機の進行方向に対して塗布材流出口の後方にガラスビーズ散布板を配置し、道路標示線の塗布直後に、ガラスビーズタンクから前記ガラスビーズ散布板上にガラスビーズを排出し、これを前記道路標示線上に散布するようにしたものは公知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記従来技術の場合は、ガラスビーズの散布状態がガラスビーズ散布板の下端縁より横一線状に落下散布される所謂線状散布となるため、ガラスビーズ同士のぶつかり合い、または道路標示線上からの跳返り等があり、均一な散布およびロスの少い散布を行うことができないという問題点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明の道路標示線塗布機におけるガラスビーズ散布装置は、上記課題を解決することを目的とし、上方にガラスビーズタンクを配設し、このガラスビーズタンクの下方にガラスビーズの下方送り機構を配設し、この下方送り機構により下方に送られるガラスビーズを受ける受板を、前記ガラスビーズタンクの下方送り機構の下方に配設し、かつ前記受板に所要数のガラスビーズ散布用孔を設けたことを特徴とするものである。
【0005】
また、本発明の道路標示線塗布機におけるガラスビーズ散布装置は、上方にガラスビーズタンクを配設し、このガラスビーズタンクの下方にガラスビーズの下方送り機構を配設し、この下方送り機構により下方に送られるガラスビーズを受ける受板を、前記ガラスビーズの下方送り機構の下方に配設し、前記受板に所要数のガラスビーズ散布用孔を設け、さらに前記受板の後端に、垂直板を設け、この垂直板に枢着された横軸が介在物に固定されると共に、道路標示線塗布機に固定されている基体に枢着された縦軸が前記介在物に固定され、路面の変化に対応して前記受板を、縦軸を中心として左右に回動させると共に、横軸を中心として左右に回動させるようにして取り付け、ガラスビーズ流れの片寄りを防止し、ガラスビーズの均一散布を可能とするようにしたことを特徴とするものである。
【0006】
また、本発明の道路標示線塗布機におけるガラスビーズ散布装置は、上方にガラスビーズタンクを配設し、このガラスビーズタンクの下方にガラスビーズを受ける受板を配設し、前記受板に所要数のガラスビーズ散布用孔を設けたことを特徴とするものである。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の具体的形態について図面を参照して説明する。
図1乃至図5は、本発明の道路標示線塗布機におけるガラスビーズ散布装置の一実施例を説明するための説明図である。
図1は、道路標示線塗布機の概略側面図である。図2は、本発明に係る道路標示線塗布機におけるガラスビーズ散布装置の要部を示す概略側面図であり、図3は、同一部切欠斜視図である。図4は、ガラスビーズの受板取付部の一例を示す分解斜視図、図5は、本発明におけるガラスビーズ散布状態の一例を示す説明用側面図、図6は、従来技術におけるガラスビーズ散布状態の一例を示す説明用側面図である。
【0008】
図1乃至図5において、1は手押し式道路標示線塗布機の架台で、この架台1の下面には、車輪2、2aがとりつけられている。この架台1の下面には、塗布材を収納してある塗布材タンク3と、ガラスビーズを収納してあるガラスビーズタンク4と、プロパンボンベ5と、回転体駆動エンジン6とが取り付けられている。前記ガラスビーズタンク4は、ガラスビーズ散布装置7が連接されている。前記架台1の側部には、前記塗布材タンク3内の、塗布材を収納するホッパー8が、ホッパー傾斜機構9によって支軸10を中心として路面12に対して塗布進行方向の前方または後方に傾斜可能に取り付けられている。
【0009】
前記ホッパー8の内部には、図示しないエアーシリンダで作動する塗布材流出シャッターが取り付けられている。この塗布材流出口シャッターの下方には、回転体駆動エンジン6に連結している例えば金属製円筒状ドラム回転体と、円筒状ブラシ回転体とからなる塗布材噴射機構11が配設されている。これら2個の回転体は、互いに接触しながら下方に向って内接方向に回転し、塗布材を路面12に噴射して道路標示線13を塗布するように配設されている。
前記ガラスビーズ散布装置7は、道路標示線塗布機の進行方向に対して前記塗布材噴射機構11の後方に配設されており、道路標示線13の塗布直後に、この道路標示線13の上からガラスビーズ14を散布している。(ガラスビーズの落下方向14a)
【0010】
前記ガラスビーズ散布装置7の構造について説明する。
前記ガラスビーズタンク4の下方に、一対駆動ローラー15a、従動ローラー15bからなるガラスビーズの下方送り機構15が配設されている。
一方の駆動ローラー15aの回転軸15cには、平ギヤ16が固設されており、さらに、前記回転体駆動エンジン6に連結している道路標示線塗布機の車輪2の軸から動力伝達を受ける平ギヤ17が固設されている。
他方の従動ローラー15bの回転軸15dには、前記平ギヤ16と 合する平ギヤ18が固設されている。なお、前記駆動ローラー15a、従動ローラー15bの材質はゴム、プラスチック、金属等任意とすることができる。
【0011】
19は、前記一対のローラー15a、15b間の間隔を調整するための間隔調整用ボルトである。20は、ガラスビーズの落下口である。
21は、前記下方送り機構15からガラスビーズの落下口20を介して下方送られるガラスビーズ14を受ける受板である。
この受板21の後端には、垂直板21aが設けらりている。この垂直板21aに枢着された例えばボルトなどの横軸22が介在物23に固定されると共に、道路標示線塗布機の適宜位置に固定されている基体24に枢着された例えばボルトなどの縦軸25が前記介在物23に固定されている。
また、路面の変化に対応して前記受板21が、縦軸25を中心として左右に回動され、横軸22を中心として左右に回動されるように取り付けられている。
このような構成すると、ガラスビーズ流れの片寄りを防止し、ガラスビーズの均一散布が可能となる。
なお、前記受板21は、上記取付手段によらず垂直板21aを直接道路標示線塗布機の適宜個所に取付けるようにしてもよいにと勿論のことである。
【0012】
また、前記受板21には図3示のように所要数のガラスビーズ散布用孔26が略全面に亘り均一に設けられており、これによりガラスビーズ14を図5示のように道路標示線13上に進行方向に対して広い落下巾Lにて均一に散布することができる。
なお、前記ガラスビーズ散布用孔の数、配列、形状は散布条件により、任意である。
【0013】
次に、本発明に係るの道路標示線塗布機におけるガラスビーズ散布装置の作用について説明する。
図3示の状態において、ガラスビーズタンク4のガラスビーズ落下口20より下方の受板21上に落下されたガラスビーズ14は前記受板21上を流下する間に多数の散布用孔26および前記受板21の下端縁(先端)から図3、5示のように道路標示線13上に所要の落下巾Lにて均一に散布される。
【0014】
このように本発明は、道路標示線の塗布施工において、標示用塗料の施工直後に所要量のガラスビーズを散布する時、1台のガラスビーズ散布装置によりガラスビーズタンク4のガラスビーズ落下口20から落下されるガラスビーズ14を、受板21のガラスビーズ散布用孔26から道路標示線13上に広い落下巾Lにて均一に散布することができる。
【0015】
【発明の効果】
本発明に係るの道路標示線塗布機におけるガラスビーズ散布装置によれば、ガラスビーズタンクの下方に所要数のガラスビーズ散布用孔を設けた受板を配設し、前記受板上をガラスビーズが流下する間に前記ガラスビーズ散布用孔から道路標示線上にガラスビーズを散布するようにしたものであるから、縦来のガラスビーズ散布装置に比してガラスビーズを道路標示線上に進行方向に対して広い落下巾をもって帯状に均一に散布することができると共にガラスビーズ同士のぶつかり合い、または道路標示線上からの跳返り等による散布ロスを防止することもできる等、種々の効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る道路標示線塗布機の概略さく側面図である。
【図2】本発明に係る道路標示線塗布機におけるガラスビーズ散布装置の要部を示す概略さく側面図である。
【図3】同一部切欠斜視図である。
【図4】本発明のガラスビーズの受板取付部の一例を示す分解斜視図である。
【図5】本発明におけるガラスビーズ散布状態の一例を示す説明用側面図である。
【図6】従来装置におけるガラスビーズ散布状態の一例を示す説明用側面図である。
【符号の説明】
1 手押し式道路標示線塗布機の架台
2 車輪
2a 車輪
3 塗布材タンク
4 ガラスビーズタンク
5 プロパンボンベ
6 回転体駆動エンジン
7 ガラスビーズ散布装置
8 ホッパー
9 ホッパー傾斜機構
10 支軸
11 塗布材噴射機構
12 路面
13 道路標示線
14 ガラスビーズ
14aガラスビーズの落下方向
15 ガラスビーズの下方送り機構
16 ギヤ
17 ギヤ
18 ギヤ
19 間隔調整用ボルト
20 ガラスビーズの落下口
21 受板
22 固定当板
22aスリット孔
22bアール状部
23 ボルト
24 ナット
25 調整当板
26 ガラスビーズ散布用孔
L 落下巾

Claims (1)

  1. 道路標示線塗布機におけるガラスビーズ散布装置であって、機体の上方にガラスビーズタンクを配設し、このガラスビーズタンクの下方にガラスビーズタンクの下方送り機構を配設し、この下方送り機構により下方に送られるガラスビーズを受ける受板を、前記ガラスビーズタンクの下方送り機構の下方に配設し、前記受板に所要数のガラスビーズ散布用孔を設け、さらに機体の進行方向後側となる前記受板の後端に、垂直板を設け、この垂直板に枢着された横軸が介在物に固定されると共に、道路標示線塗布機に固定されている基体に枢着された縦軸が前記介在物に固定され、路面の変化に対応して前記受板を、縦軸を中心として軸周りに回動させると共に、横軸を中心として軸周りに回動させるように取り付けてなり、ガラスビーズ流れの片寄りを防止し、ガラスビーズの均一散布を可能とするようにしたことを特徴とする道路標示線塗布機におけるガラスビーズ散布装置。
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