JP3295513B2 - 歩行型施肥機 - Google Patents

歩行型施肥機

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JP3295513B2
JP3295513B2 JP00693594A JP693594A JP3295513B2 JP 3295513 B2 JP3295513 B2 JP 3295513B2 JP 00693594 A JP00693594 A JP 00693594A JP 693594 A JP693594 A JP 693594A JP 3295513 B2 JP3295513 B2 JP 3295513B2
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広昭 大石
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、圃場内通路の両側だけ
でなく片側にも施肥ができ、かつ、肥料の散布到達距離
の調節可能な歩行型施肥機の構成に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、乗用トラクタ等の本機からの動力
によって駆動されるブロードキャスターや、手動の肥料
散布機は公知となっており、施肥ホッパーに肥料を投入
し、一定量ずつ落下させて、ファン等で、水平方向に飛
散させて散布するように構成していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来技術で
は、施肥の飛散方向はブロードキャスターの場合は後方
であり、人力散布機の場合は前方であり、その調節幅は
大変小さな幅であり、また、畦際等での片側だけの施肥
でよいという場合には、対応できないという欠点があっ
た。また、肥料の散布距離の調節等は回転数の変更とな
るので、ブロードキャスターの場合は大きく調節でき
ず、人力の場合には回転数を一定に保つことが大変難し
かったのである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような問題
点を解決するために次のような手段を構成したものであ
る。請求項1においては、前後方向に前繰出装置と後繰
出装置を配置し、前繰出装置の上部には、前ホッパー下
部シャッター22を具備した前ホッパー10を載置し、
後繰出装置の上部には、後ホッパー下部シャッター23
を具備した後ホッパー11を載置し、前後のホッパー1
0・11から選択的に繰出可能とした歩行型施肥機にお
いて、前繰出装置の下部には前落下シュート26を、後
繰出装置の下部には後落下シュート27を、落下位置調
節可能に配置し、該両落下シュートの下方にファン6を
配設し、前落下シュート26からはファン6の回転中心
より前方側に、後ホッパー11からは回転中心より後方
側に落下すべく構成し、該ファン6に落下した肥料は、
進行方向に対して左右の別方向に飛散散布されるよう構
成したものである請求項2においては、請求項1記載
の歩行型施肥機において、ファン6をモーターにて駆動
し、該モーターの回転数を変更可能として、飛散距離を
変更可能に構成したものである
【0005】
【作用】次に作用を説明する。即ち、前後方向に設けた
二組の繰出装置の上部に、それぞれホッパーを配置し、
それぞれのホッパーの下部に設けたホッパー下部シャッ
ターを開けて、繰出ロールの回転によって肥料を繰り出
し、落下シュートにより角度を変更して、肥料をファン
上に落下させ、所望の方向に飛散散布することができ、
該ホッパー下部シャッターを開閉することにより、圃場
の両側または片側だけに選択して施肥が可能であり、な
おかつ、ファンの回転数を変更することによって散布到
達距離が調節される。
【0006】
【実施例】次に、本発明の実施例を説明する。図1の歩
行型施肥機の側面図、図2の同じく平面図より歩行型施
肥機Aの全体構成より説明する。パイプを平面視U字状
に構成したフレーム1後端にハンドル4の前端が長さ調
節可能に嵌挿され、該ハンドル4が斜め後方に突設され
ている。該フレーム1前部には左右方向に支持パイプ1
a・1aが横設され、該支持パイプ1a・1aに車軸板
2・2が固設されて下方へ延設され、該車軸板2・2下
端に駆動ゴムタイヤFWの車軸2aが回転自在に軸止さ
れ、車軸板2・2後端に取付板31が固設され、該取付
板31に繰出装置が固定される。該繰出装置は二組設け
られており、該取付板31に前繰出ケース32が固定さ
れ、その後面に後繰出ケース33が固定されている。
【0007】また、フレーム1後部に支持板17・17
が垂設されており、該支持板17・17にスタンド12
がスタンドピン15にて枢支され、該スタンド12の基
部側と支持板17との間にはスタンド支点越バネ16が
介装されて、上側に回動してハンドル4に当接させて収
納した位置と下方に回動してストッパー17aに当接さ
せた歩行型施肥機Aを自立させる位置に維持できるよう
にしている。また、前記支持板17・17間には補強パ
イプ18が横設されて、該補強パイプ18の中央部に後
輪支持軸3が垂設され、該後輪支持軸3下部に後輪パイ
プ19を嵌挿し、ノブネジ20により締め付け固定して
上下高さ調節可能に構成して、該後輪パイプ19下部に
後輪RWを枢支している。
【0008】前記前繰出ケース32と後繰出ケース33
にはそれぞれ前繰出ロール24と後繰出ロール25が軸
支され、該前繰出ロール24の回転軸の一端にスプロケ
ット30が直結され、前記駆動ゴムタイヤFWの車軸2
aにはスプロケット2bが固設されて、該スプロケット
2b・30間にチェーン7が巻回されチェーンケース3
4に覆われている。前記前繰出ケース32と後繰出ケー
ス33上には、ホッパー10・11が載置されてワンタ
ッチ係止具9・9により、前繰出ケース32と後繰出ケ
ース33とホッパー10・11を相互に係止固定すべく
構成されている。また、該両ホッパーH下部には前ホッ
パー下部シャッター22と後ホッパー下部シャッター2
3が開閉可能に配設されて、肥料の落下を制限できるよ
うにしている。
【0009】そして、前記両繰出ロールの下部には前落
下シュート26と後落下シュート27が、それぞれ回動
支点軸28・29により回動可能に支持され、該回動支
点軸28・29は、蝶ネジ等で締め付けることができ
て、前落下シュート26及び後落下シュート27の角度
が変更できて、落下位置を調節して、飛散方向を変更で
きるようにしている。更に、該両落下シュート26・2
7の下方には、ファン6が配設されており、該ファン6
はモーターMによって駆動され、該モーターMは支持パ
イプ5の前方に突設して固定され、該支持パイプ5は前
記後輪支持軸3の中途部に嵌挿され、ノブネジ21によ
り支持パイプ5が後輪支持軸3に任意高さに調節固定可
能とされている。
【0010】また、前記ファン6を駆動するモーターM
は、前記フレーム1前上部に設けたバッテリー14によ
って電力が供給され、前記ハンドル4後上方に配設され
た操作ボックス8上のツマミ8aを回転することにより
ファン6の回転数を調節して、飛散距離を変更できるよ
う構成している。なお、回転数の変更は本実施例では、
電圧を可変抵抗を変更することにより行っている。13
はバッテリー14の固定用ゴムバンドである。
【0011】このような構成において、前記ホッパーH
に肥料を投入し、前・後ホッパー下部シャッター22・
23を開放した状態で、歩行型施肥機を前進させると、
駆動ゴムタイヤFWが回転し、その回転が車軸2aに直
結されたスプロケット2bからチェーン7を介して繰出
ロール24及び図示しないギヤにて噛合された後繰出ロ
ール25も連動して回転して、肥料が繰り出されて落下
する。但し、前記車軸2aにはロールクラッチ(一方向
クラッチ)が介装されており、前記駆動ゴムタイヤFW
が後退した場合は繰出しないよう構成している。そし
て、前・後落下シュート26・27によって落下する肥
料は、その角度により落下位置を変えられてファン6上
に落下し、左右方向へ肥料が飛散される。なお、本実施
例では肥料の落下位置は、前ホッパー10からはファン
6の回転中心より前方側、後ホッパー11からは回転中
心より後方側になるよう構成し、その落下位置の前後方
向を前・後落下シュート26・27によって変更してい
る。また、前記ファン6の回転方向は右回りとして、前
ホッパー10から落下した肥料は進行方向に対して右
側、後ホッパー11から落下した肥料は左側に飛散散布
されるよう構成している。
【0012】従って、実際の作業では、図3に示す如
く、圃場内の通路の両側に施肥を行うのであるが、図4
に示す如く、畦際等の片側のみの施肥を行う場合には、
前記前ホッパー下部シャッター22または後ホッパー下
部シャッター23のいずれか一方を閉鎖して、一方のみ
肥料が散布されるようにする。また、図5の如く、作物
の根元の枝が密集している場合は、前記ツマミ8aを回
転してファン6の回転数を下げて、肥料の散布距離を短
くして散布できるようにしているのである。但し、本歩
行型施肥機Aは肥料散布だけでなく粒状の薬剤等も散布
できる。
【0013】
【発明の効果】本発明は以上の如く構成したので、次の
ような効果を奏するのである。請求項1の如く構成した
ことにより、歩行型の施肥機によって肥料を投入したホ
ッパーを担うことなく、狭い圃場であっても簡単に散布
作業ができるようになり、圃場内での散布作業において
は、両側だけでなく左右一側のみの散布を選択できるよ
うになり、簡単な操作で作物の作付け条件によって自由
に選択できるようになった。
【0014】また、請求項2の如く構成したので、肥料
の散布距離をハンドルに設けたツマミを回すだけの簡単
な操作で任意に設定できるようになり、作物の成育状況
や畝幅等に合わせて施肥作業ができるようになったので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】歩行型施肥機の側面図である。
【図2】歩行型施肥機の平面図である。
【図3】圃場内通路の両側施肥を示す正面図である。
【図4】圃場内通路の片側施肥を示す正面図である。
【図5】散布距離を短くしたときの施肥を示す正面図で
ある。
【符号の説明】
A 歩行型施肥機 H ホッパー FW 駆動ゴムタイヤ M モーター 6 ファン 8 操作ボックス 8a ツマミ 10 前ホッパー 11 後ホッパー 14 バッテリー 22 前ホッパー下部シャッター 23 後ホッパー下部シャッター 24 前繰出ロール 25 後繰出ロール 26 前落下シュート 27 後落下シュート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A01C 15/16 A01C 15/04 A01C 19/04

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前後方向に前繰出装置と後繰出装置を配
    置し、前繰出装置の上部には、前ホッパー下部シャッタ
    ー22を具備した前ホッパー10を載置し、後繰出装置
    の上部には、後ホッパー下部シャッター23を具備した
    後ホッパー11を載置し、前後のホッパー10・11か
    ら選択的に繰出可能とした歩行型施肥機において、前繰
    出装置の下部には前落下シュート26を、後繰出装置の
    下部には後落下シュート27を、落下位置調節可能に配
    置し、該両落下シュートの下方にファン6を配設し、前
    落下シュート26からはファン6の回転中心より前方側
    に、後ホッパー11からは回転中心より後方側に落下す
    べく構成し、該ファン6に落下した肥料は、進行方向に
    対して左右の別方向に飛散散布されるよう構成したこと
    を特徴とする歩行型施肥機。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の歩行型施肥機において、
    ファン6をモーターにて駆動し、該モーターの回転数を
    変更可能として、飛散距離を変更可能に構成したことを
    特徴とする歩行型施肥機。
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