JP4150065B1 - 磁気テープ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】摩擦係数の高い磁気テープであっても、磁気ヘッドの幅方向の動きに追従して動くことがなく、トラッキング精度が優れた磁気テープ装置を提供する。
【解決手段】磁気テープ5に対して情報を記録または再生可能な磁気素子8及び9を備えた磁気ヘッドユニット1は、磁気素子を備え磁気テープ5の幅方向全域に当接可能な大きさを有し磁気テープ5の幅方向に移動可能に配されている可動部材2と、可動部材2における磁気テープ搬送方向に隣接した位置に配された固定部材3とを備え、可動部材2は、トラッキングサーボ制御時に、トラッキングサーボ機構によって磁気テープ5の幅方向に移動される。
【選択図】図1B

Description

本発明は、磁気テープに対して情報を記録または再生可能な磁気テープ装置に関する。
近年、ハードディスクの大容量化に伴い、コンピューターシステムで取り扱うデータ量も極めて増大化している。このため、磁気テープを用いたデータバックアップシステムの需要が大きくなっている。このようなデータバックアップシステムには、リニア方式の磁気テープ装置が搭載される。
リニア方式の磁気テープ装置に用いられるヘッドは、トラック間を移動させても磁気テープの幅方向全域と接するように、テープ幅方向に細長い形状の「レール」と呼ばれる部材を備える。例えば、LTO方式(LTO:Liner Tape Open)の磁気ヘッドには、第1のレールと第2のレールとを備えており、それぞれ長手方向が磁気テープの搬送方向に対して略直交するように配されているとともに、磁気テープの搬送方向に並んで配されている。第1のレールには、磁気テープを一方向に搬送する時に記録動作を行い、他方向に搬送する時に再生動作を行う第1の磁気素子が搭載されている。第2のレールには、磁気テープを他方向に搬送する時に記録動作を行い、一方向に搬送する時に再生動作を行う第2の磁気素子が搭載されている。
また、レールは、上記のような第1及び第2のレールの他、磁気素子が搭載されていない第3のレールを複数備える場合がある。第3のレールは、第1及び第2のレールにおける磁気テープ入側または出側に配され、そのテープ摺動面は第1及び第2のレールのテープ摺動面に対して略面一になるように配されている。また、第3のレールは、磁気テープが磁気ヘッドに当接している時に、磁気ヘッドに対する磁気テープの相対位置を安定させ、磁気テープと第1及び第2のレールとの接触状態を安定に保つことができる。また、第3のレールは、磁気テープの表面に付着している異物を除去することができる。異物を除去することで、異物がレールと磁気テープとの間に入り込んで記録再生動作が阻害されることを防止することができる。特許文献1には、上記のような構成の磁気ヘッドが開示されている。
特開2006−127730号公報
磁気テープは、さらなる記録容量の増大に伴って記録波長が短波長化され、スペーシングによる記録再生特性の劣化を抑えるために、表面の平滑化が進んでいる。磁気テープの表面が平滑化されることで、磁気ヘッドと磁気テープとの接触面積が増え、両者間の摩擦係数が高くなる。摩擦係数が高くなると、トラッキングサーボ制御などによって磁気ヘッドがテープ幅方向に移動するのに追従して、磁気テープがテープ幅方向に動いてしまい、磁気ヘッドのトラッキング動作が不安定になるという問題があった。
図5Aは磁気ヘッドが移動する前の状態を示し、図5Bはトラッキングサーボ制御によって磁気ヘッドが移動した後の状態を示す。図5Aに示す状態から磁気ヘッドユニット101が矢印Xに示す方向へ移動されると、図5Bに示すように、摺動面101aと磁気テープ5との間の摩擦力によって、磁気テープ5が矢印Xに示す方向へ移動されてしまう。
本発明の目的は、摩擦係数の高い磁気テープであっても、磁気ヘッドの幅方向の動きに追従して動くことがなく、トラッキング精度が優れた磁気テープ装置を提供する。
本発明の磁気テープ装置は、一方の面に磁性層を備えた磁気テープに対して情報を記録または再生可能な磁気素子を備えた磁気ヘッドユニットと、前記磁気素子を前記磁気テープの所定のトラックに位置決めするトラッキングサーボ機構とを備えた磁気テープ装置であって、前記磁気ヘッドユニットは、前記磁気素子を備え、前記磁気テープの幅方向全域に当接可能な大きさを有し、前記磁気テープの幅方向に移動可能に配されている第1の可動部材と、前記第1の可動部材の磁気テープ搬送方向に隣接した位置に配され、前記磁気テープの幅方向に移動可能に配されている第2の可動部材とを備え、トラッキングサーボ制御時、前記第1の可動部材及び前記第2の可動部材は、前記磁気テープの前記磁性層の表面に同時に当接し、前記トラッキングサーボ機構によって互いに相反する方向へ移動されるものである。
本発明によれば、磁気ヘッドをテープ幅方向に移動させた時に磁気テープが幅方向に移動することを抑え、磁気テープを安定して走行させることができ、トラッキング精度を向上させることができる。
特に。摩擦係数の高い磁気テープであっても、磁気ヘッドの幅方向の動きに追従して動くことがなく、トラッキング精度を向上させることができる。
また、トラッキング精度が向上するため、エラーレートを向上させることができる。
(実施の形態1)
図1A及び図1Bは、実施の形態1における磁気テープ装置の構成を示す斜視図である。図1Aは、可動部材がテープ幅方向の下端に位置している状態を示す。図1Bは、可動部材がテープ幅方向の上端に位置している状態を示す。
磁気ヘッドユニット1は、可動部材2及び固定部材3で構成されている。固定部材3及びアクチュエータ4は、磁気テープ装置に配されている基体(不図示)に固定されている。なお、矢印A及びBに示す方向を「テープ幅方向」と定義し、矢印C及びDに示す方向を「テープ搬送方向」と定義する。また、磁気テープ5を矢印Cに示す方向に搬送している時の上流側、すなわち図1A中の向かって左側を「テープ上流側」と定義する。また、磁気テープ5を矢印Cに示す方向に搬送している時の下流側、すなわち図1A中の向かって右側を「テープ下流側」と定義する。
可動部材2は、テープ幅方向の端部において、アクチュエータ4の出力軸4aに螺合され、アクチュエータ4が動作することによって矢印AまたはBに示す方向へ移動自在に配されている。また、可動部材2は、本装置がトラッキングサーボ制御を行う時、磁気テープ5における磁性層が形成されている側の面に当接する。また、可動部材2のテープ幅方向の長さ寸法は、可動部材2がテープ幅方向の下端に位置している状態(図1A参照)およびテープ幅方向の上端に位置している状態(図1B参照)において、磁気テープ5の幅方向全域に渡って当接可能な寸法を有する。本実施の形態では、可動部材2のテープ幅方向の寸法が、磁気テープ5の幅寸法の約2倍となるように形成されている。また、可動部材2は、テープ搬送方向に並ぶように第1の摺動面2a及び第2の摺動面2bを備えている。第1の摺動面2aには、磁気素子8が配されている。第2の摺動面2bには、磁気素子9が配されている。第1の摺動面2aと第2の摺動面2bとの間には、負圧を生じさせて磁気テープ5の位置を安定させるための溝部が形成されている。
固定部材3は、磁気ヘッドユニット1に配されているホルダー(不図示)に固定されている。また、固定部材3は、本装置がトラッキングサーボ制御を行う時、磁気テープ5における磁性層が形成されている側の面に当接する。また、固定部材3は、第3の摺動面3a及び第4の摺動面3bを備えている。第3の摺動面3aは、第1の摺動面2aに対してテープ上流側に位置し、第4の摺動面3bは、第2の摺動面2bに対してテープ下流側に位置している。また、摺動面2a、2b、3a、および3bは、ほぼ同一高さで形成されている。また、摺動面2a、2b、3a、および3bは、全て平面で形成されていてもよいし、湾曲して形成されていてもよい。
アクチュエータ4は、表面にギアが形成されている出力軸4aを備えている。出力軸4aは、可動部材2の端面に形成されているネジ孔に螺合している。
磁気テープ5は、ベースフィルムの一方の面に磁性層が形成され、他方の面にバックコート層が形成されて構成されている。また、磁気テープ5は、データ記録用の磁気テープで構成され、本実施の形態ではLTO規格に準拠した磁気テープを用いた。図2は、磁気テープの構成を示す図である。図2に示すように、磁気テープ5は、長手方向にデータバンド51及びサーボバンド52が形成されている。データバンド51は、データが記録される領域である。サーボバンド52は、トラッキングサーボ制御に用いるサーボ信号が記録されている領域である。データバンド51は、複数のトラックが磁気テープ5の幅方向に、平行に形成されている。サーボバンド52は、各データバンド51の上端及び下端に隣接する位置に形成されている。
ガイドローラ6及び7は、円筒形状のローラと、ローラの上下に形成されたフランジとで構成されている。ガイドローラ6及び7は、磁気テープ5が巻き付けられることによって、磁気テープ5の捻れ方向の位置を規制するとともに、フランジで磁気テープ5の上下のエッジを支持して幅方向の位置を規制している。
磁気素子8及び9は、例えば、それぞれ記録用のギャップと再生用のギャップとを備えたMRヘッドとインダクティブヘッドで構成されている。磁気素子8は、磁気テープ5を矢印Cに示す方向に搬送させてデータを記録する際、磁気素子8は記録動作を行い、磁気素子9は再生動作を行う。また、磁気テープ5が矢印Dに示す方向に搬送させてデータを記録する際、磁気素子8は再生動作を行い、磁気素子9は記録動作を行う。このように、磁気テープ5にデータを記録する際、磁気素子8及び9のうちいずれか一方が再生動作を行うのは、記録されたデータを記録直後にチェックするためである。
なお、可動部材2と固定部材3との間に形成されている溝、および可動部材2において第1の摺動面2aと第2の摺動面2bとの間に形成されている溝は、磁気テープ5に対して負圧を発生させて、摺動面に対する磁気テープ5の接触圧を高めるために形成されている。
図3Aは、可動部材2及び固定部材3における摺動面の構成を示す平面図である。図3Bは、図3AにおけるZ−Z部分の断面図である。枠Yは、可動部材2において磁気素子9が配されている部分を拡大して示す。枠Y内に示すように、磁気素子8及び9は、それぞれデータの記録または再生を行うデータヘッド10と、サーボ信号の再生を行うサーボヘッド11とが、可動部材2の可動方向に整列して配されている。本実施の形態では、データヘッド10を16個備え、サーボヘッド11を2個備えている。また、磁気素子8及び9は、可動部材2の長手方向の略中央に配されている。なお、データヘッド10及びサーボヘッド11の個数は一例である。
磁気テープ5のデータバンドにデータを記録、再生する際、磁気素子8及び9を、磁気テープ5に形成されている複数のデータバンドのうちの所定のデータバンドをトレース可能な位置に移動させる必要がある。本実施の形態では、可動部材2を矢印AまたはBに示す方向へ移動させて、磁気素子8及び9を所定のデータバンド上に移動させている。また、トラッキングサーボ制御を行う際は、別途検出されている磁気テープ5上のトラックと磁気素子8及び9とのオフトラック量がゼロになるように、可動部材2を矢印AまたはBに示す方向へ移動させている。以下、磁気テープ装置の動作を説明するが、データバンド間の磁気ヘッド移動動作を一例として挙げて説明する。
図1Aに示すように、磁気素子8及び9がテープ幅方向下端のデータバンドをトレースしている時、磁気テープ5は、ガイドローラ6及び7によって捻れ方向及び幅方向の位置が規制されながら、矢印CまたはDに示す方向に搬送されている。磁気テープ5が矢印Cに示す方向に搬送されている時は、磁気素子8によってデータが記録され、磁気テープ5が矢印Dに示す方向に搬送されている時は、磁気素子9によってデータが記録される。また、サーボヘッド11は、データバンドの上下に形成されているサーボバンドに記録されているサーボ信号を再生している。
次に、図1Aに示す状態から磁気素子8及び9を他のデータバンド上に移動させる際は、アクチュエータ4を駆動させ、出力軸4aを回転駆動させる。出力軸4aが回転駆動されると、可動部材2が矢印Aに示す方向へ移動される。磁気素子8及び9が所定のデータバンド上まで移動すると、アクチュエータ4の動作を停止させ、可動部材2の移動動作を停止させる。図1Bは、磁気素子8及び9がテープ幅方向上端のデータバンド上に位置している状態を示す。
なお、トラッキングサーボ制御時に磁気素子8及び9をトラックに追従させる時は、別途算出されたオフトラック量がゼロになるような制御信号をアクチュエータ4に入力することで、可動部材2をテープ幅方向へ所定量移動させ、磁気素子8及び9をトラックに追従させることができる。
本実施の形態によれば、磁気ヘッドユニット1におけるテープ摺動部分を可動部材2と固定部材3とで構成し、磁気素子8及び9をデータバンド間で移動させる場合、あるいはトラッキングサーボ制御を行う際、可動部材2のみを磁気テープ5の幅方向に移動させる構成としたので、磁気テープ2の幅方向の位置変動を低減させることができる。すなわち、従来のように磁気ヘッド装置におけるテープ摺動部分の全体をテープ幅方向に移動させるのではなく、テープ摺動部分の一部(可動部材2)のみを移動させることにより、磁気テープ5にかかる幅方向の移動力が小さくなり、磁気テープ5の幅方向の位置変動を低減させることができる。したがって、記録容量の増大化に伴う磁気テープ5の平坦化によって、磁気ヘッドと磁気テープとの摩擦係数が高くなっても、磁気テープ5の位置変動を極力抑えることができ、トラッキング精度を向上させることができる。
また、磁気テープ5の幅方向の位置変動を抑えることによって、磁気テープ5のエッジ部分の損傷を防止することができる。すなわち、磁気テープ5は、ガイドローラ6及び7に備えるフランジによって、幅方向両端のエッジ部分が位置規制されながら搬送される。このような構成において、磁気テープ5が幅方向に位置変動を起こしてしまうと、磁気テープ5のエッジ部分がガイドローラ6または7のフランジに強い力で押し付けられ、磁気テープ5が損傷してしまう可能性がある。ガイドローラ6及び7に備えるフランジは必ずしも必要ではないが、フランジを設けない場合は、走行中の磁気テープが磁気ヘッドユニットから大きくずれてしまい、磁気テープの破損や磁気ヘッドユニットの破損が生じる危険性がある。本実施の形態では、磁気テープ5の幅方向の位置変動を抑えたことにより、磁気テープ5のエッジ部分がガイドローラ6または7のフランジに押し付けられる可能性が低く、あるいはフランジがない場合は磁気テープ走行ズレによる磁気テープの破損や磁気ヘッドユニットの破損の可能性が低く、磁気テープ5やヘッドユニット1の損傷を防止することができる。特に近年、磁気テープ5は、薄型化に伴って剛性が低くなってきているため、実用的効果が大きい。
また、可動部材2において、テープ上流側及びテープ下流側に固定部材3を備えたことにより、磁気テープ5の幅方向への位置変動を低減させることができる。すなわち、一般に、磁気ヘッドにおいて磁気素子が配されている第1の摺動面2a及び第2の摺動面2bに対する磁気テープ5の巻き付け角度を一定にして、接触状態を安定に保つ目的で、テープ上流側及びテープ下流側に第3の摺動面3a及び第4の摺動面3bが配されることが多い。このような構成された磁気ヘッドに対して磁気テープ5を走行させると、第3の摺動面3aは、第1の摺動面2a及び第2の摺動面2bに対して先に磁気テープ5と接触するため、テープ表面に付着した塵埃等を除去することができる。第3の摺動面3aによって塵埃等を除去するためには、第3の摺動面3aに対する磁気テープ5の巻き付け角度を、第1の摺動面2a及び第2の摺動面2bに対する巻き付け角度より大きくして、第3の摺動面3aに対する接触圧を大きくすることが有効である。第3の摺動面3aに対する接触圧を大きくすることで、磁気テープ5と第1の摺動面2a及び第2の摺動面2bとの間の摩擦力よりも、磁気テープ5と第3の摺動面3aとの間の摩擦力の方が比較的大きくなる。したがって、可動部材2のテープ上流側及びテープ下流側に固定部材3を配することにより、磁気テープ5の幅方向の動きを抑え込む効果が大きい。
また、本実施の形態では、可動部材2のテープ幅方向の寸法を、磁気テープ5の幅寸法よりも十分に大きく形成した。すなわち、可動部材2は、磁気素子8及び9が磁気テープ5の上端のトラック上または下端のトラック上に位置している時に、幅方向全域に磁気テープ5が当接するように構成されていることにより、磁気素子8及び9がどのトラック上に位置していたとしても、常に、可動部材2を磁気テープ5に対してほぼ均一に接触させることができ、その結果各トラック間の出力を均一にし、磁気テープ5の走行を安定させることができる。また、同様に、トラッキングサーボ制御を行う時も、磁気テープ5の走行を安定させることができる。
(実施の形態2)
図4A及び図4Bは、実施の形態2における磁気テープ装置の構成を示す斜視図である。図4Aは、磁気素子8及び9が下端のトラック上に位置している状態を示す。図4Bは、磁気素子8及び9が上端のトラック上に位置している状態を示す。なお、図4A及び図4Bにおいて、図1A及び図1Bに示す構成と同様の構成要素については、同一番号を付与して詳しい説明を省略する。
第1の可動部材21は、テープ幅方向の端部において、第1のアクチュエータ23の第1の出力軸23aに螺合され、第1のアクチュエータ23が動作することによって矢印AまたはBに示す方向へ移動自在に配されている。また、第1の可動部材21のテープ幅方向の長さ寸法は、第1の可動部材21がテープ幅方向の下端に位置している状態(図4A参照)およびテープ幅方向の上端に位置している状態(図4B参照)において、磁気テープ5の幅方向全域に渡って当接可能な寸法を有する。本実施の形態では、第1の可動部材21のテープ幅方向の寸法が、磁気テープ5の幅寸法の約2倍となるように形成されている。また、第1の可動部材21は、第1の摺動面21a及び第2の摺動面21bが、テープ搬送方向に並設されている。第1の摺動面21aには、磁気素子8が配されている。第2の摺動面21bには、磁気素子9が配されている。第1の摺動面21aと第2の摺動面21bとの間には、負圧によって磁気テープ5に位置を安定させるための溝部が形成されている。
第2の可動部材22は、テープ幅方向の端部において、第2のアクチュエータ24の第2の出力軸24aに螺合され、第2のアクチュエータ24が動作することによって矢印AまたはBに示す方向へ移動自在に配されている。また、第2の可動部材22のテープ幅方向の長さ寸法は、第2の可動部材22がテープ幅方向の上端に位置している状態(図4A参照)およびテープ幅方向の下端に位置している状態(図4B参照)において、磁気テープ5の幅方向全域に渡って当接可能な寸法を有する。本実施の形態では、第2の可動部材22のテープ幅方向の寸法が、磁気テープ5の幅寸法の約2倍となるように形成されている。また、第2の可動部材22は、第3の摺動面22a及び第4の摺動面22bを備えている。第2の可動部材22は、第3の摺動面22aが第1の摺動面21aに対してテープ上流側に位置し、第4の摺動面22bが第2の摺動面21bに対してテープ下流側に位置するように、配されている。また、摺動面21a、21b、22a、および22bは、ほぼ同一高さで形成されている。また、摺動面21a、21b、22a、および22bは、全て平面で形成されていてもよいし、湾曲して形成されていてもよい。
第1のアクチュエータ23は、表面にギアが形成されている第1の出力軸23aを備えている。第1の出力軸23aは、第1の可動部材21の端面に形成されているネジ孔に螺合している。第2のアクチュエータ24は、表面にギアが形成されている第2の出力軸24aを備えている。第2の出力軸24aは、第2の可動部材22の端面に形成されているネジ孔に螺合している。第1のアクチュエータ23と第2のアクチュエータ24は、第1の可動部材21と第2の可動部材22を互いに相反する方向へ移動するように制御される。例えば、第1のアクチュエータ23が第1の可動部材21を矢印Aに示す方向へ移動させる際は、第2のアクチュエータ24が第2の可動部材22を矢印Bに示す方向へ移動するように制御される。
磁気テープ5のデータバンドにデータを記録する際、磁気素子8及び9を、磁気テープ5に形成されている複数のデータバンドのうちの所定のデータバンドをトレース可能な位置に移動させる必要がある。本実施の形態では、第1の可動部材21を矢印AまたはBに示す方向へ移動させて、磁気素子8及び9を所定のデータバンド上に移動させている。また、トラッキングサーボ制御を行う際は、別途検出されている磁気テープ5上のトラックと磁気素子8及び9とのオフトラック量がゼロになるように、第1の可動部材21を矢印AまたはBに示す方向へ移動させている。以下、本実施の形態の磁気テープ装置の動作を説明するが、データバンド間の磁気ヘッド移動動作を一例として挙げて説明する。
図4Aに示すように、磁気素子8及び9が下端のデータバンドをトレースしている時、磁気テープ5は、ガイドローラ6及び7によって捻れ方向及び幅方向の位置が規制されながら、矢印CまたはDに示す方向に搬送されている。磁気テープ5が矢印Cに示す方向に搬送されている時は、磁気素子8によってデータが記録され、磁気テープ5が矢印Dに示す方向に搬送されている時は、磁気素子9によってデータが記録される。また、サーボヘッド11は、データバンドの上下に形成されているサーボバンドに記録されているサーボ信号を再生している。
次に、図4Aに示す状態から磁気素子8及び9を他のデータバンド上に移動させる際は、第1のアクチュエータ23を駆動させて第1の出力軸23aを回転駆動させるとともに、第2のアクチュエータ24を駆動させて第2の出力軸24aを回転駆動させる。第1の出力軸23aが回転駆動されると、第1の可動部材21が矢印Aに示す方向へ移動される。また、第2の出力軸24aが回転駆動されると、第2の可動部材22が矢印Bに示す方向へ移動される。磁気素子8及び9が所定のデータバンド上まで移動すると、第1のアクチュエータ23の動作を停止させて第1の可動部材21の移動動作を停止させるとともに、第2のアクチュエータ24の動作を停止させて第2の可動部材22の移動動作を停止させる。この時の第1の可動部材21及び第2の可動部材22の移動量は、同じである。図4Bは、磁気素子8及び9がテープ幅方向上端のデータバンド上に位置している状態を示す。
また、図4Aまたは図4Bに示す状態から、第1の可動部材21を矢印Bに示す方向へ移動させた時は、第2の可動部材22を矢印Aに示す方向へ移動させる。この時の第1の可動部材21及び第2の可動部材22の移動量は、同じである。
なお、トラッキングサーボ制御時に磁気素子8及び9をトラックに追従させる時は、別途算出されたオフトラック量がゼロになるような制御信号を第1のアクチュエータ23及び第2のアクチュエータ24に入力して、第1の可動部材21及び第2の可動部材22をテープ幅方向へ所定量移動させる。これにより、磁気素子8及び9をトラックに追従させることができる。
本発明者らは、磁気テープ5として日立マクセル社製LTO3テープを用い、テープ走行方向の幅がそれぞれ0.3mmの摺動面を備えた第1の可動部材21及び第2の可動部材22を備えた磁気ヘッドを、テープ幅方向に100Hzで振動させた時の、テープエッジの幅方向の動き(磁気テープの振動振幅と磁気ヘッドの振動振幅との比)を透過型光学センサーで測定した。なお、第2の可動部材22のテープ巻き付け角度は10°、第1の可動部材21のテープ巻き付け角度は5°、磁気テープ5の走行速度は4m/秒とした。この時、従来の構成、実施の形態1の構成、および実施の形態2の構成のそれぞれにおける測定結果は(表1)に示す通りであった。
Figure 0004150065
(表1)からわかるように、実施の形態2に示す構成が、最も磁気テープ5の幅方向の動きを抑えることができる。
本実施の形態によれば、磁気テープ5上における磁気素子8及び9の位置を変動させるために第1の可動部材21をテープ幅方向に移動させる際に、第2の可動部材22を第1の可動部材21の移動方向とは相反する方向へ移動させることにより、磁気テープ5の幅方向への位置変動を低減させることができる。すなわち、第1の可動部材21が矢印Aに示す方向へ移動する際、磁気テープ5と第1の可動部材21との間の摩擦力によって磁気テープ5に対して矢印Aに示す方向の移動力が発生するが、第2の可動部材22を矢印Bに示す方向へ移動させることで、磁気テープ5に対して矢印Bに示す方向の移動力を発生させることができる。よって、磁気テープ5に対して矢印A及びBに示す方向にかかる移動力が釣り合った状態になり、磁気テープ5の幅方向の動きをほぼ完全に抑えることができる。したがって、記録容量の増大化に伴う磁気テープ5の平坦化によって、磁気ヘッドと磁気テープ5との間の摩擦係数が高くなっても、磁気テープ5の位置変動を極力抑えることができ、トラッキング精度を向上させることができる。
また、本実施の形態では、第1の可動部材21のテープ幅方向の寸法を、磁気テープ5の幅寸法よりも十分に大きく形成した。すなわち、第1の可動部材21は、磁気素子8及び9が磁気テープ5の上端のトラック上または下端のトラック上に位置している時に、幅方向全域に磁気テープ5が当接するように構成されていることにより、磁気素子8及び9がどのトラック上に位置していたとしても、常に、第1の可動部材21を磁気テープ5に対してほぼ均一に当接させることができ、磁気テープ5の走行を安定させることができる。
また、第2の可動部材22についても、同様にテープ幅方向の寸法を磁気テープ5の幅方向の寸法よりも十分に大きく形成することにより、常に、第2の可動部材22を磁気テープ5に対してほぼ均一に当接させることができる。したがって、磁気テープ5の捻れ方向の位置変動を抑えることができ、走行を安定させることができる。
また、磁気テープ5の幅方向の位置変動を抑えることによって、磁気テープ5のエッジ部分の損傷を防止することができる。すなわち、磁気テープ5は、ガイドローラ6及び7によって、幅方向両端のエッジ部分が位置規制されながら搬送される。このような構成において、磁気テープ5が幅方向に位置変動を起こしてしまうと、磁気テープ5のエッジ部分がガイドローラ6または7のフランジに強い力で押し付けられ、磁気テープ5が損傷してしまう可能性がある。ガイドローラ6及び7に備えるフランジは必ずしも必要ではないが、フランジを設けない場合は、走行中の磁気テープが磁気ヘッドユニットから大きくずれてしまい、磁気テープの破損や磁気ヘッドユニットの破損が生じる危険性がある。本実施の形態では、磁気テープ5の幅方向の位置変動を抑えたことにより、磁気テープ5のエッジ部分がガイドローラ6または7のフランジに押し付けられる可能性が低く、あるいはフランジがない場合は磁気テープ走行ズレによる磁気テープの破損や磁気ヘッドユニットの破損の可能性が低く、磁気テープ5やヘッドユニット1の損傷を防止することができる。特に近年、磁気テープ5は、薄型化に伴って剛性が低くなってきているため、実用的効果が大きい。
なお、第2の可動部材22の駆動制御は、第1の可動部材21の制御量を符号反転し、さらに適当な係数を掛けて加えることにより、比較的簡単に行える。
また、本実施の形態では、第1のアクチュエータ23と第2のアクチュエータ24とを備えたが、第1の可動部材21及び第2の可動部材22のうちいずれか一方のみを移動させる一つのアクチュエータを備える構成でもよい。一つのアクチュエータで第1の可動部材と第2の可動部材を駆動する場合は、第1の可動部材21の移動力を第2の可動部材22に伝える機構を備える。例えば、第1の可動部材21と第2の可動部材22のそれぞれの対向面にラックを形成し、両方のラックに同時に噛み合うギアを配する構成とすることで、第1の可動部材21が一方向へ移動すると、第2の可動部材22を他方向へ移動させることができる。
また、トラッキングサーボ制御時に磁気ヘッド素子チップのみを動かす構成が考えられるが(例えば特開2005−174450号公報に開示)、この構成は本発明のようにトラッキングサーボ制御時に磁気ヘッド全体をテープ幅方向へ動かす構成ではないため、磁気ヘッド素子チップ部が磁気テープの幅方向の一部(1つのデータバンド)のみに当接し、磁気テープの位置が安定しない。したがって、磁気ヘッドと磁気テープとの当接位置が安定せず、トラッキング動作が不安定になる。
また、磁気ヘッドをテープ幅方向に移動させる構成として、例えば特開2004−110977号公報、および米国特許第5,883,770号明細書に開示された構成があるが、当該文献に開示されている磁気ヘッドは、いずれも磁気テープの幅方向寸法よりも短い幅寸法を有する磁気ヘッドである。このような構成では、磁気ヘッドを、磁気テープに当接した状態でテープ幅方向に移動させた際に、磁気ヘッドがテープ幅方向の一部にしか当接していないため、ヘッドタッチが不安定になったり、磁気テープが変形してテープダメージが発生しやすいという問題がある。これに対して本発明は、可動部材を磁気テープの幅方向全域に当接可能な構成としたことにより、可動部材を磁気テープに当接させた状態で幅方向に移動させたとしても、ヘッドタッチを安定させることができるとともに、磁気テープの変形を抑えてテープダメージの発生を防止することができるという利点がある。
また、磁気テープの幅方向に移動可能なガイドを備えた構成(例えば特開2002−208198号公報に開示)が考えられるが、この構成は、当該文献の図1に示すようにガイド22及び26がテープ12の磁性面(読み取り/書き込みヘッド18が当接している面)の反対面(すなわちバックコート層が形成されている面)に当接している。一般的に、磁気テープのバックコート層の表面の摩擦係数は、磁性層の表面の摩擦係数よりも低い。したがって、当該文献に開示されている構成では、読み取り/書き込みヘッド18がテープ12に当接した状態でテープ幅方向に移動した場合、テープ12は読み取り/書き込みヘッド18に追従しかつガイド22及び26による規制に抗して、テープ幅方向に大きく移動してしまう可能性が高い。これに対して本発明の構成は、可動部材および固定部材がいずれも磁気テープの磁性層の表面に当接する構成であるため、磁気テープが可動部材および固定部材に当接した状態で可動部材がテープ幅方向に移動したとしても、磁気テープがテープ幅方向に移動するのを低減することができる。
本発明の磁気テープ装置は、磁気テープを情報媒体として使用する機器に有用、コンピュータ用のデータストレージシステムに有用である。
実施の形態1における磁気テープ装置の構成を示す斜視図 実施の形態1における磁気テープ装置の構成を示す斜視図 磁気テープの記録フォーマットの構成を示す模式図 磁気ヘッドの構成を示す平面図 磁気ヘッドの構成を示す断面図 実施の形態2における磁気テープ装置の構成を示す斜視図 実施の形態2における磁気テープ装置の構成を示す斜視図 従来の磁気テープ装置の構成を示す斜視図 従来の磁気テープ装置の構成を示す斜視図
符号の説明
1 磁気ヘッドユニット
2 可動部材
3 固定部材
21 第1の可動部材
22 第2の可動部材

Claims (1)

  1. 一方の面に磁性層を備えた磁気テープに対して情報を記録または再生可能な磁気素子を備えた磁気ヘッドユニットと、前記磁気素子を前記磁気テープの所定のトラックに位置決めするトラッキングサーボ機構とを備えた磁気テープ装置であって、
    前記磁気ヘッドユニットは、
    前記磁気素子を備え、前記磁気テープの幅方向全域に当接可能な大きさを有し、前記磁気テープの幅方向に移動可能に配されている第1の可動部材と、
    前記第1の可動部材の磁気テープ搬送方向に隣接した位置に配され、前記磁気テープの幅方向に移動可能に配されている第2の可動部材とを備え、
    トラッキングサーボ制御時、前記第1の可動部材及び前記第2の可動部材は、前記磁気テープの前記磁性層の表面に同時に当接し、前記トラッキングサーボ機構によって互いに相反する方向へ移動される、磁気テープ装置。
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