JP4148600B2 - 水切り構造及びその施工方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、建物の外壁面を伝わる雨水が外壁の下端より室内側に浸入するのを防止する水切り構造と、その施工方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、一般の家屋等に用いられる水切り構造としては、建物の外壁面を伝わる雨水が外壁の下端より室内側に浸入するのを防止するため、モルタル等を外壁下端部と基礎天端部との隙間に充填し、外壁側に下り勾配をつけている。
また、近年、プレハブ住宅の家屋等には、組み立て現場での作業を省力化するために、予め外壁の下端部近傍に水切り板を取付けて雨水の浸入を防止するように構成した水切り構造もある(実用新案登録公報第2560435号)。さらに、前記の水切り構造の水切り板を、外壁下端部の裏面側に水密状態で建物構造体に取付けられる取付け片と、取付け片から下方に傾斜して設けられた傾斜片と、傾斜片の末端に垂設された垂下片とから構成し、傾斜片の裏面が基礎天端部に接合され、建物設置後に取付ける水切り構造も提案されている。尚、わずかな雨水の浸入も、長期的には内側の部材の腐食を招く虞があり、室内側の壁面等を汚すことも生じうる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、前記の水切り構造の前者においては、モルタルの調合により収縮時にひび割れが発生したり、上部の建物構造体からの水平力や振動等を受けてモルタル充填部がひび割れを起こし、ひび割れ部から雨水が浸入する虞があった。また、外壁下端部と基礎上との隙間にモルタルを充填する作業に熟練を要し、仕上がりにバラツキが発生しやすく、床梁とモルタルとの密着が良くなくなり、雨水が浸入する虞があった。
【0004】
前記した従来技術の後者においては、水切り板を外壁に予め取付けているため、外壁下部より水切り板が飛び出し、輸送、仮置き等の際に特別な養生が必要となる。そして、水切り板を外壁に予め取付けているため、基礎の通りに対して水切り板の現場調整ができず、長さ方向の凹凸が生じて施工後の外観が悪くなるという問題点があった。さらに、この種の水切り構造においては、風雨が強い場合に基礎に当たる風雨や横風により基礎に沿って上昇する吹き上がりが発生し、この吹き上がりにより雨水が基礎と水切り板との間から室内側に浸入する虞があった。
【0005】
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、雨水の侵入を確実に防止でき、外観の見栄えが良く、取付け作業性に優れると共に、風雨が強い場合や横風の場合でも、吹き上がりによって雨水が室内側に浸入することを確実に防止できる水切り構造と、その施工方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成すべく、本発明に係る水切り構造は、建物構造体の外壁の下端部と基礎天端部との隙間に水切り材を位置させて、前記基礎天端部の一部を覆い前記外壁を伝わる雨水を基礎外へ導く水切り構造において、前記建物構造体は、複数の建物ユニットから構成され、該建物ユニットの柱同士の間隙に柱間シール材を垂直方向に配設したものであり、前記水切り材は、前記外壁の下端部の裏面側において水密状態で前記建物構造体に取付けられる取付け片と、該取付け片から下方に傾斜して設けられた傾斜片と、該傾斜片の末端に連続して垂設された垂下片とを有し、前記傾斜片の裏面が前記基礎天端部に接合され、前記建物構造体の下面と前記基礎天端部との間に弾性を有する水平シール材を配設し、該水平シール材を、前記柱間シール材の下端の室内側に位置するように湾曲させることを特徴とする。
【0007】
また、本発明に係る水切り構造の好ましい具体的な態様としては、前記水切り材は、前記取付け片で前記建物構造体に弾性を有する垂直シール材により固定されると共に、前記傾斜片の下方に垂設された脚部で前記基礎天端部にモルタルにより接合して固定されることを特徴としている。
さらに、本発明に係る水切り構造の好ましい具体的な他の態様としては、前記水平シール材は、長尺状のシート材から構成され、前記基礎と前記建物構造体とを結合するアンカーボルトに対応して長手方向の切込みを形成し、該切込み内に前記アンカーボルトを挿通させることを特徴としている。
【0008】
本発明に係る水切り構造の施工方法は、基礎上に水平シール材を載置し、該水平シール材上に外壁を取付け複数の建物ユニットから構成され、該建物ユニットの柱同士の間隙に柱間シール材を垂直方向に配設した建物構造体を載置して固定すべく、前記柱間シール材の下端に対応して前記水平シール材を室内側に湾曲し、前記柱間シール材の下端が前記水平シール材の外側に位置するように前記建物構造体を前記基礎上に載置して固定し、取付け片、傾斜片及び垂下片を有する水切り材の該傾斜片の裏面に接着剤を塗布して基礎天端部に接合させると共に、前記取付け片に垂直シール材を取付けて前記水切り材を前記外壁の下端部の裏面側において前記建物構造体に取付けることを特徴としている。
【0009】
このように構成された本発明の水切り構造は、水切り材は外壁下端部の裏面側において水密状態で建物構造体に取付けられ、傾斜片の裏面が基礎天端部に接合されるので取付が容易に確実に行える。また、水切り材は取付け片が水密状態で建物構造体に取付けられると共に、建物構造体の下面と基礎天端部との間に弾性を有する水平シール材を配設しているため、吹き上がりによる空気の流れが遮断され、雨水の室内側への浸入を確実に防止することができる。
【0010】
水切り材は、取付け片で建物構造体に弾性を有する垂直シール材により固定し、傾斜片の下方に垂設された脚部で基礎天端部にモルタルにて接合して固定するので確実に取付けでき、取付け後の局部的な浮き上がりを防止でき、外観意匠を優れたものとすることができる。
水平シール材を長尺状のシート材から構成し、基礎と建物構造体とを結合するアンカーボルトに対応して長手方向の切込みを形成し、該切込み内に前記アンカーボルトを挿通させることにより、アンカーボルト部分での雨水の浸入を確実に防止することができる。
【0011】
建物構造体を複数の建物ユニットから構成し、該建物ユニットの柱同士の間隙に柱間シール材を垂直方向に配設し、前記水平シール材を前記柱間シール材の室内側に湾曲させるように構成することにより、柱間シール材の外側の雨水を室内側に侵入させることを防止できる。
本発明に係る水切り構造の施工方法によれば、建物設置後に水切り材を確実に取付でき、特別な養生を必要とせず施工しやすく、水切り材、垂直シール材及び水平シール材により吹き上がりによる雨水の室内側への浸入を確実に防止することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る水切り構造の実施の形態を図面に基づき詳細に説明する。図1は本発明に係る水切り構造の一実施形態を示す梁部分の断面図、図2は水切り材の断面図、図3は基礎と建物ユニットの結合部分とを示す一部を破断した状態の要部平面図である。図1、3において、建物構造体1は柱2と梁3とを接合して略箱型に形成されたボックスラーメン構造の建物ユニットを複数個結合して構成したものであり、柱2と梁3とはジョイントピース4を介して溶接により接合されている。建物構造体1の外面には外壁5がフレーム5aを介して取付けられており、建物構造体1は基礎6上に設置され、アンカーボルト7により固定されている。
【0013】
本発明の水切り構造は、アルミニウム製の押出し材にて形成された水切り材10を、外壁5の下端部と基礎6の天端部との隙間に位置させ、基礎6の天端部の一部を覆い外壁面を伝わる雨水8を基礎6の外部へ導くものである。水切り材10は、図2に示されるように、建物構造体1に取付けられる取付け片11と、取付け片11から下方に傾斜して設けられた傾斜片12と、傾斜片12の末端に鉛直方向に連続して垂設された垂下片13とを有し、取付け片11は外壁5の下端部の裏面側において水密状態で建物構造体1に取付けられている。傾斜片12の下方には、鉛直方向に延在し下端部がL字型に屈曲された2本の脚部12aが垂設されている。
【0014】
水切り材10の取付け片11は鉛直方向の幅広部で構成され、建物構造体1の下部に両面粘着テープ状の垂直シール材14により水平状態に貼着されている。垂直シール材14は厚さが5mm程度の弾性を有する防水性の発泡体より構成され、両面が粘着面となっている。水切り材10と建物構造体1との間隔は、図3に示されるように、柱2及びジョイントピース4の部分では間隔d1が小さく、梁3の部分では間隔d2が大きいため、間隔d1の部分では垂直シール材14を1枚貼着し、間隔d2の部分では垂直シール材14を2枚貼着して水切り材10固定している。
【0015】
なお、間隔d2の部分を厚さが10mm程度の厚い垂直シール材を用いて水切り材を貼着するように構成してもよい。また、厚さが10mm程度の垂直シール材を使用し、間隔d2の個所にはそのままの状態で取付け、間隔がd1の個所には圧縮状態にして取付けるようにしてもよい。
水切り材10の2本の脚部12aは、モルタル等の接着剤15により基礎6の天端部に固着されるものであり、水切り材10は取付け片11と傾斜部12の脚部12aとにより建物構造体1及び基礎6に強固に固定される。傾斜片12は断面が緩やかな曲率で上方に凸状に湾曲して形成されており、長手方向の剛性に優れているため施工がしやすい形状となっている。
【0016】
建物構造体1の下面と基礎6の天端部との間には、両面粘着テープ状の水平シール材16が配設されており、この水平シール材16は前記した垂直シール材14と同様に厚さが5mm程度の弾性を有する防水性の発泡体より構成され、垂直シール材14より幅広に形成されている。この水平シール材16には、基礎6上に建物構造体1を固定するアンカーボルト7に対応して長手方向の切込み16aが形成され、この切込み16a内にアンカーボルト7を挿通させている。
【0017】
水平シール材16は建物の全外周に亙って一周するように基礎6上に連続して載置され、建物構造体1を構成する建物ユニットの柱同士の間隙に、垂直方向に配設された柱間シール材17に対して室内側に湾曲させて湾曲部16bを形成し、柱間シール材17の下端の室内側に位置させている。柱間シール材17の外側には、ガスケット17aが位置しており、ガスケット17aは柱2、2の間に圧入され、長手方向のリブにより水密状態を保つものである。柱間シール材17は建物ユニットの柱の上端から下端まで配設されており、万一、外壁5より浸入した雨水がガスケット17a内に浸入しても、柱間シール材17の外側に浸入した雨水を、湾曲された水平シール材16の外側に排除することができる。
【0018】
前記の如く構成された本実施形態の施工方法について以下に説明する。図6(a)に示すように、基礎6上に水平シール材16を載置する。このとき、アンカーボルト7に対応して水平シール材16に長手方向の切込み16aを形成し、この切込みにアンカーボルト7を挿通させる。また、建物ユニットを結合して建物構造体1を構成するとき、柱同士が位置する部分に対応して、水平シール材16を室内側に湾曲させて湾曲部16bを形成し、柱同士の間隙に柱間シール材17が配設されたときに、柱間シール材17が水平シール材16の外側に位置するように湾曲させる。
【0019】
水平シール材16は建物の全外周に亙って一周するように基礎6の天端部上に載置され、水平シール材16の継ぎ目部分をコーキング材等によりシールすると共に、柱2とジョイントピース4との接合部分や、段差部分等に対応する個所にコーキング材を塗布し、建物構造体1の下面と基礎6の天端部との水密状態が確実になるようにする。
基礎6の水平シール材16上に外壁を取付けた建物構造体1を載置し、アンカーボルト7に座金及びナットを介して固定すると、図6(b)のように、柱2及びジョイントピース4に対応する水平シール材16は建物ユニットの重量により押しつぶされて扁平部16cになり、梁3の下面と基礎6の天端部との間には水平シール材16が位置して、基礎6の天端部と建物構造体1の下面とは水密状態となる。
【0020】
このあと、外壁5の下端部と基礎6の天端部との隙間に水切り材10を取付ける。水切り材10を反転し、裏返しにした水切り材10の裏面側の脚部12aに対応してモルタル等の接着剤15を盛り、取付け片11には垂直シール材14を取付けて外壁5の下端部と基礎6の天端部との隙間に水切り材10を挿入し、脚部12aを基礎6の天端部に載置させると共に、取付け片11を建物構造体1方向に押圧する。
【0021】
必要に応じて外壁5の下端と水切り材10との間に、ゴム等から形成されるくさび状のスペーサ等(図示せず)を挿入し、接着剤15を硬化させて水切り材10を固定する。接着剤15が硬化するまでの間は水切り材10を移動させることができるため、水切り材10が長手方向に一直線上になるように調整することができる。スペーサは水切り材10の固定後に取外す。
水切り材10は前記したように、上部を取付け片11により建物構造体1に水密状態に取付けられ、下部を基礎6の天端部に接着剤15により接合され、建物構造体1の下面と基礎6の天端部との間に水平シール材16を配設しているため、風雨が強いときや横風9のとき、基礎6に沿って図1のように吹き上がり9aが発生しても、空気の流れが止められて下降流9bとなるため、雨水が室内側に浸入することはない。
【0022】
水切り材10は図3、5に示されるように継ぎキャップ18により端部を覆うように連結されるものであり、水切り材10の連結部分から雨水が室内側へ浸入することは確実に防止される。図7に示されるように、外壁が入隅部を有する場合には、入隅部に水切り材10に連結される水切り入隅材10Aが連結され、継ぎキャップ18により端部を覆うように連結される。
【0023】
また、図8に示されるように、外壁が出隅部を有する場合には、出隅部に水切り材10に連結される水切り出隅材10Bが連結され、継ぎキャップ18により端部を覆うように連結される。このように外壁が入隅部、出隅部を有する場合にも水切り入隅材10A及び水切り出隅材10Bにより雨水の室内側への浸入は確実に防止される。図7、8において、外壁は省略しており、水平シール材16の直角に接合されるコーナ接合部分はコーキング材等により水密状態にシールされて連結される。
なお、建物構造体として建物ユニットを複数個結合した例を示したが、本発明は建物ユニットの例に限らず、通常の木造やコンクリート造の建物にも適用できるのは勿論である。また、水切り材はアルミニウム製の押出し材にて形成された例を示したが、合成樹脂の成形品や金属の板金により形成したものでもよい。
【0024】
【発明の効果】
以上の説明から理解できるように、本発明の水切り構造は、風雨が強い場合や横風の場合でも、吹き上がりによって雨水が室内側に浸入することを確実に防止でき、取付け作業性に優れ、水切り材は確実に取付けでき、しかも取付け後に一直線上に微調整できるので外観の見栄えを良くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る水切り構造の一実施形態を示す梁部分の断面図。
【図2】水切り材の断面図。
【図3】基礎と建物ユニットの結合部分とを示す一部を破断した状態の要部平面図。
【図4】本発明に係る水切り構造の一実施形態を示す継ぎ部、入隅部、出隅部の断面図。
【図5】本発明に係る水切り構造の一実施形態を示す継ぎキャップ部の断面図。
【図6】(a)は施工方法を示す基礎と水平シール材の要部正面図、(b)は(a)に建物ユニットを載置して固定した状態の要部正面図。
【図7】外壁を省略した状態の入隅部を示す要部平面図。
【図8】外壁を省略した状態の出隅部を示す要部平面図。
【符号の説明】
1 建物構造体
2 柱
3 梁
4 ジョイントピース
5 外壁
6 基礎
7 アンカーボルト
8 雨水
9a 吹き上げ
9b 下降流
10 水切り材
11 取付け片
12 傾斜片
13 垂下片
14 垂直シール材
15 接着剤(モルタル)
16 水平シール材
16a 切込み
16b 湾曲部
17 柱間シール材
18 継ぎキャップ

Claims (4)

  1. 建物構造体の外壁の下端部と基礎天端部との隙間に水切り材を位置させて、前記基礎天端部の一部を覆い前記外壁を伝わる雨水を基礎外へ導く水切り構造において、
    前記建物構造体は、複数の建物ユニットから構成され、該建物ユニットの柱同士の間隙に柱間シール材を垂直方向に配設したものであり、
    前記水切り材は、前記外壁の下端部の裏面側において水密状態で前記建物構造体に取付けられる取付け片と、該取付け片から下方に傾斜して設けられた傾斜片と、該傾斜片の末端に連続して垂設された垂下片とを有し、前記傾斜片の裏面が前記基礎天端部に接合され、
    前記建物構造体の下面と前記基礎天端部との間に弾性を有する水平シール材を配設し、
    該水平シール材を、前記柱間シール材の下端の室内側に位置するように湾曲させることを特徴とすることを特徴とする水切り構造。
  2. 前記水切り材は、前記取付け片で前記建物構造体に弾性を有する垂直シール材により固定されると共に、前記傾斜片の下方に垂設された脚部で前記基礎天端部にモルタルにより接合して固定されることを特徴とする請求項1に記載の水切り構造。
  3. 前記水平シール材は、長尺状のシート材から構成され、前記基礎と前記建物構造体とを結合するアンカーボルトに対応して長手方向の切込みを形成し、該切込み内に前記アンカーボルトを挿通させることを特徴とする請求項1又は2に記載の水切り構造。
  4. 基礎上に水平シール材を載置し、該水平シール材上に外壁を取付け複数の建物ユニットから構成され、該建物ユニットの柱同士の間隙に柱間シール材を垂直方向に配設した建物構造体を載置して固定すべく、前記柱間シール材の下端に対応して前記水平シール材を室内側に湾曲し、前記柱間シール材の下端が前記水平シール材の外側に位置するように前記建物構造体を前記基礎上に載置して固定し、取付け片、傾斜片及び垂下片を有する水切り材の該傾斜片の裏面に接着剤を塗布して基礎天端部に接合させると共に、前記取付け片に垂直シール材を取付けて前記水切り材を前記外壁の下端部の裏面側において前記建物構造体に取付けることを特徴とする水切り構造の施工方法。
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