JP4148499B2 - 粘着剤組成物およびそれを用いた粘着シート - Google Patents

粘着剤組成物およびそれを用いた粘着シート Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、粘着剤組成物およびそれを用いた粘着シートに関するものであり、特に、ハイソリッド化しても粘度の低いアクリル系の粘着剤組成物、および粘着剤層の表面が平滑な粘着シートに関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
従来より、アクリル系の粘着剤を塗工する際、有機溶剤は希釈液として必要不可欠なものとなっている。しかし、有機溶剤は、環境汚染、作業者の健康への悪影響、引火の危険性等の問題を抱えているため、その使用量の低減化が要求されている。
【0003】
ところが、従来のアクリル系粘着剤において有機溶剤の使用量を少なくすると、粘着剤の粘度が上昇して塗工性が悪化し、粘着剤層の表面が凸凹(ゆず肌)になる等の問題が発生する。
【0004】
本発明は、このような実状に鑑みてなされたものであり、粘着剤の塗工時に有機溶剤の使用量を少なくしても、すなわちハイソリッド化しても、低粘度で塗工することが可能な粘着剤組成物、および粘着剤層の表面が平滑な粘着シートを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、第1に本発明は、1分子中にニトロキシラジカル基を3個以上有するオリゴマーまたはポリマーの存在下でラジカル重合したアクリル系重合体を主成分とする粘着剤組成物と、有機溶剤とを含有し、前記粘着剤組成物100重量部に対する前記有機溶剤の添加量が10〜200重量部であることを特徴とする粘着剤層形成用の塗工剤を提供する(発明1)。
【0006】
上記粘着剤組成物において、前記オリゴマーまたはポリマーが有するニトロキシラジカル基は、2,2,6,6−テトラメチルピペリジン−1−オキシル(以下「TEMPO」と略す。)またはその誘導体に由来するものであるのが好ましい。
【0007】
上記粘着剤組成物において、前記オリゴマーまたはポリマーの重量平均分子量は、500〜30万であるのが好ましい。
【0008】
上記粘着剤組成物においては、極性基を有する前記アクリル系重合体と、前記極性基と反応可能な架橋剤とを含んでいてもよい。
【0009】
上記発明(発明1)においては、前記粘着剤組成物100重量部に対する前記有機溶剤の添加量が50〜150重量部であることが好ましい(発明2)。
【0010】
上記発明(発明1,2)において、前記アクリル系重合体は星形または櫛形構造を有し、その枝ポリマー鎖の重量平均分子量が1000以上であるのが好ましい(発明3)。
【0011】
上記発明(発明1〜3)においては前記1分子中にニトロキシラジカル基を3個以上有するオリゴマーまたはポリマーが、シアヌリッククロライドに対して4−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン−1−オキシルを3倍モル量反応させて得られる3官能性の化合物であってもよ(発明)。
【0012】
第2に本発明は、前記粘着剤層形成用の塗工剤(発明1〜)を基材上に塗布し、粘着剤層を形成した粘着シートを提供する(発明)。
【0013】
第3に本発明は、1分子中にニトロキシラジカル基を3個以上有するオリゴマーまたはポリマーの存在下でラジカル重合したアクリル系重合体を主成分とする粘着剤組成物を調製し、前記粘着剤組成物100重量部と、有機溶剤10〜200重量部とを混合し、得られた塗工剤を基材上に塗布し、粘着剤層を形成することを特徴とする粘着シートの製造方法を提供する(発明)。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について説明する。
〔粘着剤組成物〕
本発明に係る粘着剤組成物は、1分子中にニトロキシラジカル基を3個以上有するオリゴマーまたはポリマー(A)の存在下で(メタ)アクリル酸エステル(B)を主たる構成モノマー単位としてラジカル重合して得られるアクリル系重合体(C)を主成分とし、所望により他の成分(D)を含有し得るものである。
【0015】
1分子中にニトロキシラジカル基を3個以上有するオリゴマーまたはポリマー(A)は、ニトロキシラジカル基を有する化合物(a1)と、ニトロキシラジカル基を有する化合物(a1)と反応可能な化合物(a2)とを反応させることによって得られる。
【0016】
ニトロキシラジカル基を有する化合物(a1)としては、下記一般式:
【化1】
Figure 0004148499
(式中、R1 ,R2 ,R3 ,R4 は、炭素数1〜10の直鎖もしくは分岐鎖のアルキル基または炭素数5〜10の環状の炭化水素基であり、それぞれ同一であっても異なっていてもよい。)で表されるニトロキシラジカル構造、例えば、ビス(tert−ブチル)ニトロキサイド構造、2,2,4,4−テトラメチルアゼチジン−1−オキシル構造、2,2,4,4−テトラメチルオキサゾリジン−3−オキシル構造、2,2,5,5−テトラメチルピロリジン−1−オキシル構造、TEMPO構造等を有する化合物であって、さらに化合物(a2)と反応可能な官能基、例えば水酸基、カルボキシル基、アミノ基、エポキシ基、ニトリル基等を有する化合物が挙げられる。これら化合物(a1)の中でも、反応性、安定性、入手容易性等を考慮すると、4−ヒドロキシ−TEMPO等のTEMPO誘導体を使用するのが好ましい。
【0017】
化合物(a2)は、化合物(a2)1分子に対して化合物(a1)が3分子以上の比率で反応し得るもの、すなわち化合物(a1)が有する官能基と反応可能な官能基を3個以上有する化合物であって、オリゴマーもしくはポリマーを構成できる不飽和基を有するもの、またはオリゴマーもしくはポリマーを構成したものであれば、特に限定されない。
【0018】
このような化合物(a2)としては、例えば、1分子内に3個以上の水酸基、カルボキシル基、エポキシ基、アミノ基、容易に求核置換反応し得るハロゲン化アルキル基、イソシアナート基等を有する化合物およびその誘導体、これらの官能基を有するオリゴマーもしくはポリマーなどを挙げることができる。
【0019】
1分子内に3個以上の水酸基を含む化合物としては、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトール、ジペンタエリスリトール、トリペンタエリスリトール等を挙げることができる。また、水酸基を有するオリゴマーもしくはポリマーは、分子内に重合性不飽和結合と水酸基とを有する化合物をコモノマーとして重合することにより得られる。そのようなコモノマーとしては、2−ヒドロキシエチルアクリレート、2−ヒドロキシエチルメタクリレート、4−ヒドロキシブチルアクリレート、6−ヒドロキシヘキシルアクリレート、ビニルアルコール等を挙げることができる。
【0020】
1分子内に3個以上のカルボキシル基を含む化合物としては、ニトリロ三酢酸、エチレンジアミン四酢酸、ヘキサメチレンジアミン四酢酸、ジエチレントリアミン五酢酸、トリエチレンテトラミン六酢酸、1,2,3,4−ブタンテトラカルボン酸、テトラヒドロフラン−2r,3t,4t,5c−テトラカルボン酸等を挙げることができる。また、カルボキシル基を有するオリゴマーもしくはポリマーは、分子内に重合性不飽和結合とカルボキシル基とを有する化合物をコモノマーとして重合することにより得られる。そのようなコモノマーとしては、アクリル酸、メタクリル酸、イタコン酸、4−ビニル安息香酸等を挙げることができる。
【0021】
1分子内に3個以上のエポキシ基を含む化合物としては、トリス(2,3−エポキシプロピル)イソシアヌレート、4,4’−メチレンビス(N,N−ジグリシジルアニリン)、N,N−ジグリシジル−4−グリシジロキシアニリン、トリフェニロールメタントリグリシジルエーテル、トリメチロールプロパントリグリシジルエーテル等を挙げることができる。また、エポキシ基を有するオリゴマーもしくはポリマーは、分子内に重合性不飽和結合とエポキシ基とを有する化合物をコモノマーとして重合することにより得られる。そのようなコモノマーとしては、グリシジルメタクリレート等を挙げることができる。
【0022】
1分子内に3個以上のアミノ基を含む化合物としては、2,4,6−トリアミノピリミジン、2,4,6−トリアミノ−5−ニトロソピリジン、トリス(2−アミノメチル)アミン、N,N,N’,N’−テトラキス(3−アミノプロピル)−1,4−ブタンジアミントリメチロールプロパン等を挙げることができる。また、アミノ基を有するオリゴマーもしくはポリマーは、分子内に重合性不飽和結合とアミノ基とを有する化合物をコモノマーとして重合することにより得られる。そのようなコモノマーとしては、4−ビニルアニリン等を挙げることができる。
【0023】
1分子内に3個以上のハロゲン化アルキル基を含む化合物としては、1,3−ジクロロ−2−(クロロメチル)−2−メチルプロパン、1,1,1−トリス(クロロメチル)プロパン、シアヌリッククロライド、2,4,6−トリス(ブロモメチル)メシチレン、テトラキス(2,3−ジブロモプロピル)イソシアヌレート、ペンタエリスリチルテトラクロライド、ペンタエリスリチルテトラブロマイド、1,2,4,5−テトラキス(ブロモメチル)ベンゼン、ヘキサキス(ブロモメチル)ベンゼン等を挙げることができる。また、容易に求核置換反応し得るハロゲン化アルキル基を有するオリゴマーもしくはポリマーは、分子内に重合性不飽和結合とハロゲン化アルキル基とを有する化合物をコモノマーとして重合することにより得られる。そのようなコモノマーとしては、4−ビニルベンジルクロライド、メチル−2−(ブロモメチル)アクリレート等を挙げることができる。
【0024】
1分子内に3個以上のイソシアナート基を含む化合物は、上記の水酸基、カルボキシル基またはアミノ基を有する化合物と、有機多価イソシアナート化合物とを反応させることによって得られる。有機多価イソシアナート化合物としては、2,4−トリレンジイソシアナート、2,6−トリレンジイソシアナート、1,3−キシリレンジイソシアナート、1,4−キシリレンジイソシアナート、ジフェニルメタン−4,4’−ジイソシアナート、ジフェニルメタン−2,4’−ジイソシアナート、3−メチルジフェニルメタンジイソシアナート、ヘキサメチレンジイソシアナート、イソホロンジイソシアナート、ジシクロヘキシルメタン−4,4’−ジイソシアナート、ジシクロヘキシルメタン−2,4’−ジイソシアナート等を挙げることができる。また、イソシアナート基を有するオリゴマーもしくはポリマーは、分子内に重合性不飽和結合とイソシアナート基とを有する化合物をコモノマーとして重合することにより得られる。そのようなコモノマーとしては、2−イソシアナートエチルメタクリレート等を挙げることができる。
【0025】
化合物(a1)と化合物(a2)との反応は常法によって行えばよく、例えば、有機溶媒中で6〜24時間、40〜120℃に加温することによって、両者を反応させることができる。
【0026】
化合物(a1)と化合物(a2)とを反応させることによって得られるオリゴマーまたはポリマー(A)において、1分子中のニトロキシラジカル基の数は3個以上、好ましくは3〜30個である。
【0027】
1分子中のニトロキシラジカル基の数が3個未満では、アクリル系重合体(C)が星形または櫛形構造にならず、得られる粘着剤組成物は目的とする効果を奏しない。一方、1分子中のニトロキシラジカル基の数が30個を超えると、ラジカル重合の制御が困難となり、またモノマーを所望の分子量まで重合し難くなる。
【0028】
アクリル系重合体(C)は、(メタ)アクリル酸エステル(B)を主たる構成モノマー単位とし、その単独重合体であってもよいし、共重合体であってもよい。
【0029】
(メタ)アクリル酸エステル(B)としては、(メタ)アクリル酸シクロアルキルエステル、(メタ)アクリル酸ベンジルエステル、アルキル基の炭素数が1〜18である(メタ)アクリル酸アルキルエステル等が用いられる。これらの中でも、好ましくはアルキル基の炭素数が1〜18である(メタ)アクリル酸アルキルエステル、例えば、メチルアクリレート、メチルメタクリレート、エチルアクリレート、エチルメタクリレート、プロピルアクリレート、プロピルメタクリレート、ブチルアクリレート、ブチルメタクリレート等が用いられる。
【0030】
(メタ)アクリル酸エステル(B)を他のモノマーと共重合体させる場合、当該他のモノマーとしては、例えば、酢酸ビニル、スチレン、アクリロニトリル、アクリルアミド、アクリル酸、メタクリル酸、アクリル酸2−ヒドロキシエチル、メタクリル酸グリシジル、アクリル酸4−ヒドロキシブチル等を使用することができる。
【0031】
アクリル系重合体(C)の重合には、ニトロキシラジカル基を有する化合物(a1)とともに、ラジカル重合開始剤を使用する。ラジカル重合開始剤としては、熱重合開始型、光重合開始型等が挙げられるが特に限定されるものではなく、例えば、ベンゾイルパーオキサイド、パラメンタンハイドロパーオキサイド、クメンハイドロパーオキサイド等の過酸化物開始剤、アゾビスイソブチロニトリル、2,2′−ジ(2−ヒドロキシエチル)アゾビスイソブチロニトリル等のアゾ系開始剤、過硫酸カリウム、過硫酸ナトリウム等の過硫酸系開始剤等を使用することができる。
【0032】
ラジカル重合開始剤の使用量は、全モノマー量の0.01〜2重量%であるのが好ましい。ラジカル重合開始剤の使用量が0.01重量%未満では、重合速度が著しく遅くなり、ラジカル重合開始剤の使用量が2重量%を超えると、重合の制御が困難となる。
【0033】
アクリル系重合体(C)のラジカル重合に使用するオリゴマーまたはポリマー(A)の量は、上記ラジカル重合開始剤の50〜300重量%であるのが好ましい。オリゴマーまたはポリマー(A)の使用量が50重量%未満では、アクリル系重合体(C)が星形または櫛形構造にならず、得られる粘着剤組成物は目的とする効果を奏しない。一方、オリゴマーまたはポリマー(A)の使用量が300重量%を超えると、重合速度が著しく低下し、目的とするアクリル系重合体(C)が得られない。
【0034】
アクリル系重合体(C)の重合は常法によって行えばよく、例えば、モノマーに対し、ラジカル重合開始剤およびオリゴマーまたはポリマー(A)を添加し、6〜48時間、60〜180℃に加熱して重合を行わせる。
【0035】
このようにして得られるアクリル系重合体(C)は、星形または櫛形構造を有する。このような星形または櫛形構造を有するアクリル系重合体(C)は球形重合体となり、この球形重合体は溶媒中において単分散し得るため、当該アクリル系重合体(C)を主成分とする粘着剤組成物は、ハイソリッド化しても低粘度での塗工が可能になると考えられる。
【0036】
星形または櫛形構造を有するアクリル系重合体(C)の枝ポリマー鎖の重量平均分子量は、1000以上であるのが好ましく、特に5000〜10万であるのが好ましい。アクリル系重合体(C)の枝ポリマー鎖の重量平均分子量が1000未満であると、粘着性能評価時にすべて凝集破壊となり、目的とする粘着シートが得られない。
【0037】
一方、アクリル系重合体(C)全体としての重量平均分子量は、3000以上であるのが好ましく、特に10000〜100万であるのが好ましい。アクリル系重合体(C)全体の重量平均分子量が3000未満であると、粘着性能評価時にすべて凝集破壊となり、目的とする粘着シートが得られない。
【0038】
本発明に係る粘着剤組成物は、上記アクリル系重合体(C)を主成分とするものであるが、所望により他の成分(D)を含有してもよい。他の成分(D)としては、例えば、架橋剤、紫外線吸収剤、帯電防止剤、酸化防止剤、充填剤、可塑剤、顔料、染料等種々の成分を例示することができる。
【0039】
アクリル系重合体(C)が水酸基、カルボキシル基、アミノ基、エポキシ基、イソシアナート基等の極性基を有する場合、その極性基と反応可能な架橋剤を含有するのが好ましい。この場合にアクリル系重合体(C)を架橋剤により架橋させることにより、得られる粘着シートにおける粘着力および凝集力を制御することができる。
【0040】
架橋剤としては、前述した有機多価イソシアナート化合物、有機多価エポキシ化合物、金属キレート化合物、有機多価イミン化合物等を使用することができる。
【0041】
有機多価イソシアナート化合物の具体例としては、2,4−トリレンジイソシアナート、2,6−トリレンジイソシアナート、1,3−キシリレンジイソシアナート、1,4−キシリレンジイソシアナート、これらの有機多価イソシアナート化合物と多価アルコールとの反応物(例えばトリメチロールプロパン・トリス(4−メチル−3−イソシアナトフェニルカルバメート)、トリメチロールプロパンアダクトヘキサメチレンジイソシアナート等)などが挙げられる。
【0042】
有機多価エポキシ化合物の具体例としては、ビスフェノールA型エポキシ化合物、ビスフェノールF型エポキシ化合物、1,3−ビス(N,N−ジグリシジルアミノメチル)ベンゼン、1,3−ビス(N,N−ジグリシジルアミノメチル)トルエン、N,N,N’,N’−テトラグリシジル−4,4’−ジアミノジフェニルメタン等が挙げられる。
【0043】
金属キレート化合物の具体例としては、トリスエチルアセトアセテートアルミニウム、エチルアセトアセテートアルミニウムジイソプロピレート、トリスアセチルアセトナトアルミニウム等の多価金属の配位化合物が挙げられる。
有機多価イミン化合物の具体例としては、N,N’−ジフェニルメタン−4,4’−ビス(1−アジリジンカルボキシアミド)、トリメチロールプロパン−トリ−β−アジリジニルプロピオナート、テトラメチロールメタン−トリ−β−アジリジニルプロピオナート、N,N’−トルエン−2,4−ビス(1−アジリジンカルボキシアミド)トリエチレンメラミン等が挙げられる。
【0045】
架橋剤の添加量は、アクリル系重合体(C)100重量部に対して、0.01〜10重量部であるのが好ましい。
【0046】
以上のようにして得られる粘着剤組成物を塗工する場合、通常トルエン、酢酸エチル、2−ブタノン、イソプロパノール等の有機溶剤を粘着剤組成物に添加して、塗工剤の粘度を100〜10000cps、好ましくは500〜3000cpsに調整する。塗工剤の粘度をこのような範囲に調整することにより、塗工性を良好にして、表面がゆず肌等にならない平滑な粘着剤層を形成することができる。
【0047】
有機溶剤の添加量は、粘着剤組成物100重量部に対して、10〜200重量部、特に50〜150重量部であるのが好ましい。従来、粘着剤組成物100重量部に対する有機溶剤の添加量が一般的に200〜500重量部であったことを鑑みると、上記粘着剤組成物は、有機溶剤の添加量を低減しても、すなわちハイソリッド化しても、低粘度での塗工が可能であるということができる。
【0048】
〔粘着シート〕
本発明に係る粘着シートは、前述した粘着剤組成物からなる粘着剤層を基材上に形成したものであり、必要に応じて粘着剤層上には離型シートを貼着してもよい。
【0049】
粘着剤層は、上記粘着剤組成物の塗工剤をグラビアコーター、ダイコーター、リバースコーター、キスロールコーター、ナイフコーター、ロールナイフコーター等の一般の塗工機により基材上に塗布して乾燥させることによって形成することができる。粘着剤層の厚さは、通常は1〜100μm、好ましくは5〜50μm程度であるが、粘着シートの用途に応じて適宜変更することができる。
【0050】
粘着剤層を形成する基材としては、特に限定されるものではなく、例えば、ポリエチレンフィルム、ポリプロピレンフィルム、ポリブテンフィルム、ポリブタジエンフィルム、ポリメチルペンテンフィルム、ポリ塩化ビニルフィルム、ポリエチレンテレフタレートフィルム、ポリブチレンテレフタレートフィルム、ポリウレタンフィルム、エチレン酢酸ビニル共重合体フィルム、アイオノマー樹脂フィルム、エチレン(メタ)アクリル酸共重合体フィルム、エチレン(メタ)アクリル酸エステル共重合体フィルム、ポリスチレンフィルム、ポリカーボネートフィルム、それらの架橋フィルムまたは積層フィルム等を使用することができる。基材の厚さは、通常は6〜300μm、好ましくは12〜200μm程度であるが、粘着シートの用途に応じて適宜変更することができる。
【0051】
なお、本発明に係る粘着シートは、粘着シートの用途に応じてテープ状、ラベル状、粘着対象物と同様の形状等、種々の形状とすることができる。
【0052】
【実施例】
以下、実施例等により本発明をさらに具体的に説明するが、本発明の範囲はこれらの実施例等に限定されるものではない。
【0053】
〔製造例1〕
(TEMPO誘導体aの製造)
トリメチロールプロパンアダクトヘキサメチレンジイソシアナート(日本ポリレタン工業社製コロネートHL,MW638)1g(1.57mmol)に、ヒドロキシTEMPO(Lancaster社製,MW172)を3倍モル量0.81g(4.71mmol)添加し、トルエン中40℃で7時間反応させ、3官能性のTEMPO誘導体aを得た。
【0054】
〔製造例2〕
(TEMPO誘導体bの製造)
シアヌリッククロライド(アルドリッチ社製,MW185)1g(5.41mmol)に、ヒドロキシTEMPO(Lancaster社製,MW172)を3倍モル量2.79g(16.23mmol)添加し、ニトロベンゼン中120℃で12時間反応させ、3官能性のTEMPO誘導体bを得た。
【0055】
〔製造例3〕
(TEMPO誘導体cの製造)
イソシアヌレート環を有するヘキサメチレンジイソシアナート3量体(日本ポリレタン工業社製コロネートEH,MW504)1g(1.98mmol)に、ヒドロキシTEMPO(Lancaster社製,MW172)を3倍モル量1.02g(5.94mmol)添加し、トルエン中40℃で7時間反応させ、3官能性のTEMPO誘導体cを得た。
【0056】
〔製造例4〕
(TEMPO誘導体dの製造)
ジペンタエリスリトール(アルドリッチ社製,MW254)0.5g(1.97mmol)に、トルエンジイソシアナート(アルドリッチ社製,MW174)を6倍モル量2.06g(11.82mmol)添加し、テトラヒドロフラン中60℃で7時間反応させた後、ヒドロキシTEMPO(Lancaster社製,MW172)2.03g(11.82mmol)を加えてさらに60℃で7時間反応させ、6官能性のTEMPO誘導体dを得た。
【0057】
〔製造例5〕
(TEMPO誘導体eの製造)
両末端にカルボキシル基を有するポリブタジエン(グッドリッチ社製CTB(1300×162),MW4000)5g(1.25mmol)に、トリメチロールプロパンアダクトヘキサメチレンジイソシアナート(日本ポリレタン工業社製コロネートHL,MW638)を2倍モル量(1.6g,2.5mmol)添加し、トルエン中40℃で4時間反応させた後、ヒドロキシTEMPO(Lancaster社製,MW172)0.86g(5mmol)を加えてさらに40℃で7時間反応させ、4官能性のTEMPO誘導体eを得た。
【0058】
〔製造例6〕
(TEMPO誘導体fの製造)
ブチルアクリレート90gとイソシアナートエチルメタクリレート(アルドリッチ社製,MW155)10 g(64.52mmol)との共重合体(重量比90:10)100gに、ヒドロキシTEMPO(Lancaster社製,MW172)をイソシアネートエチルメタクリレートと等量(11.2g,64.52mmol)添加し、トルエン中40℃で12時間反応させ、多官能性のTEMPO誘導体fを得た。
【0059】
〔実施例1〕
ブチルアクリレート100gに、製造例1で得たTEMPO誘導体a1gとベンゾイルパーオキサイド0.7gとを添加し、窒素下95℃で2時間、130℃で15時間かけて重合を行い、粘着剤Aを得た。得られた粘着剤Aにおける枝ポリマー鎖の重量平均分子量をゲル浸透クロマトグラフィー(東ソー社製カラム:TSKgelGMHXL*TSKgelGMHXL*TSKgelG2000HXL,測定条件:40℃・THF1ml/min)により測定したところ、枝ポリマー鎖の重量平均分子量は35000であった。
【0060】
〔実施例2〕
ブチルアクリレート100gに、製造例2で得たTEMPO誘導体b0.5gとベンゾイルパーオキサイド0.7gとを添加し、窒素下95℃で2時間、130℃で15時間かけて重合を行い、粘着剤Bを得た。得られた粘着剤Bにおける枝ポリマー鎖の重量平均分子量を実施例1と同様にして測定したところ、枝ポリマー鎖の重量平均分子量は37000であった。
【0061】
〔実施例3〕
ブチルアクリレート100gに、製造例3で得たTEMPO誘導体c0.9gとベンゾイルパーオキサイド0.7gとを添加し、窒素下95℃で2時間、130℃で15時間かけて重合を行い、粘着剤Cを得た。得られた粘着剤Cにおける枝ポリマー鎖の重量平均分子量を実施例1と同様にして測定したところ、枝ポリマー鎖の重量平均分子量は33000であった。
【0062】
〔実施例4〕
ブチルアクリレート100gに、製造例4で得たTEMPO誘導体d1gとベンゾイルパーオキサイド0.7gとを添加し、窒素下95℃で2時間、130℃で15時間かけて重合を行い、粘着剤Dを得た。得られた粘着剤Dにおける枝ポリマー鎖の重量平均分子量を実施例1と同様にして測定したところ、枝ポリマー鎖の重量平均分子量は33000であった。
【0063】
〔実施例5〕
ブチルアクリレート100gに、製造例5で得たTEMPO誘導体e3.8gとベンゾイルパーオキサイド0.7gとを添加し、窒素下95℃で2時間、130℃で15時間かけて重合を行い、粘着剤Eを得た。得られた粘着剤Eにおける枝ポリマー鎖の重量平均分子量を実施例1と同様にして測定したところ、枝ポリマー鎖の重量平均分子量は40000であった。
【0064】
〔実施例6〕
ブチルアクリレート300gに、製造例6で得たTEMPO誘導体f4gとベンゾイルパーオキサイド2.1gとを添加し、窒素下95℃で2時間、130℃で15時間かけて重合を行い、粘着剤Fを得た。得られた粘着剤Fにおける枝ポリマー鎖の重量平均分子量を実施例1と同様にして測定したところ、枝ポリマー鎖の重量平均分子量は35000であった。
【0065】
〔実施例7〕
ブチルアクリレート95gおよび4−ヒドロキシブチルアクリレート5gに、製造例4で得たTEMPO誘導体d1gとベンゾイルパーオキサイド0.7gとを添加し、窒素下95℃で2時間、130℃で15時間かけて重合を行い、粘着剤Gを得た。得られた粘着剤Gにおける枝ポリマー鎖の重量平均分子量を実施例1と同様にして測定したところ、枝ポリマー鎖の重量平均分子量は35000であった。
【0066】
〔実施例8〕
ブチルアクリレート285gおよび4−ヒドロキシブチルアクリレート15gに、製造例6で得たTEMPO誘導体f4gとベンゾイルパーオキサイド2.1gとを添加し、窒素下95℃で2時間、130℃で15時間かけて重合を行い、粘着剤Hを得た。得られた粘着剤Hにおける枝ポリマー鎖の重量平均分子量を実施例1と同様にして測定したところ、枝ポリマー鎖の重量平均分子量は37000であった。
【0067】
〔実施例9〕
実施例7で得られた粘着剤G100重量部に、トリメチロールプロパンアダクトヘキサメチレンジイソシアナート(日本ポリウレタン工業株式会社製,コロネートHL)5重量部を加え、粘着剤Iとした。
【0068】
〔実施例10〕
実施例8で得られた粘着剤H100重量部に、トリメチロールプロパンアダクトヘキサメチレンジイソシアナート(日本ポリウレタン工業株式会社製,コロネートHL)5重量部を加え、粘着剤Jとした。
【0069】
〔比較例1〕
ブチルアクリレート100gに、2,2−アゾビスイソブチロニトリル(AIBN)0.07gを添加し、窒素下酢酸エチル中60℃で12時間かけて重合を行い、粘着剤Kを得た。
【0070】
〔試験例〕
実施例1で製造した粘着剤A100gに対して溶剤としてのトルエン100gを加え、得られた塗工剤について、E型粘度計を使用して粘度(cps)を測定した。この塗工剤を、基材としてのポリエチレンテレフタレートフィルム(厚さ:50μm)上にナイフコーターにより塗布して100℃で1分間乾燥させ、厚さ30μmの粘着剤層を形成した。この粘着剤層の表面状態の平滑性について、写像性測定器(ガス試験機社製ICM−1DP)を使用して像鮮明度(%)を測定した。
【0071】
実施例2〜10および比較例1で得られた粘着剤B〜Kについても、粘着剤Aと同様にして粘度および像鮮明度を測定した。それぞれの測定結果を表1に示す。
【0072】
【表1】
Figure 0004148499
【0073】
表1から明らかなように、実施例1〜10で得られた粘着剤A〜Jについては、比較例1で得られた粘着剤Kと比較して、塗工剤の粘度が低く、また粘着剤層表面の像鮮明度が高く、すなわち粘着剤層の表面が平滑であった。
【0074】
【発明の効果】
本発明によれば、ハイソリッド化しても低粘度で塗工することの可能な粘着剤組成物、および粘着剤層の表面が平滑な粘着シートが得られる。

Claims (6)

  1. 1分子中にニトロキシラジカル基を3個以上有するオリゴマーまたはポリマーの存在下でラジカル重合したアクリル系重合体を主成分とする粘着剤組成物と、有機溶剤とを含有し、
    前記粘着剤組成物100重量部に対する前記有機溶剤の添加量が10〜200重量部である
    ことを特徴とする粘着剤層形成用の塗工剤。
  2. 前記粘着剤組成物100重量部に対する前記有機溶剤の添加量が50〜150重量部であることを特徴とする請求項1に記載の粘着剤層形成用の塗工剤。
  3. 前記アクリル系重合体は星形または櫛形構造を有し、その枝ポリマー鎖の重量平均分子量が1000以上である請求項1または2に記載の粘着剤層形成用の塗工剤。
  4. 前記1分子中にニトロキシラジカル基を3個以上有するオリゴマーまたはポリマーが、シアヌリッククロライドに対して4−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン−1−オキシルを3倍モル量反応させて得られる3官能性の化合物であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の粘着剤層形成用の塗工剤。
  5. 請求項1〜のいずれかに記載の粘着剤層形成用の塗工剤を基材上に塗布し、粘着剤層を形成した粘着シート。
  6. 1分子中にニトロキシラジカル基を3個以上有するオリゴマーまたはポリマーの存在下でラジカル重合したアクリル系重合体を主成分とする粘着剤組成物を調製し、
    前記粘着剤組成物100重量部と、有機溶剤10〜200重量部とを混合し、
    得られた塗工剤を基材上に塗布し、粘着剤層を形成する
    ことを特徴とする粘着シートの製造方法。
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