JP4147226B2 - 振動ダンパ - Google Patents

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Description

本発明は、特許請求項1の前提部に記載した振動ダンパに関する。
特許文献1から、そのような形式の振動ダンパが知られている。機能的にこの構成原理は、高振動数で小振幅の励振を除去し、それにより従来の振動ダンパと比べて快適性の長所を提供するという役割を満たす。しかしながら、例えば車輪を案内するユニットの構造形式をもった振動ダンパ、例えばスプリングストラットにおいて頻繁に生じるように、有利とは言えない直径比率、即ち、シリンダ内径が小さいにも拘らずピストンロッド直径が大きいという場合、問題がある。
独国特許発明第10041199C1号明細書 独国特許発明第19735249C1号明細書 独国特許発明第19735248C1号明細書
本発明の課題は、シリンダ内径が小さいにも拘らずピストンロッド直径が大きいという構造形式も実現可能であるように、冒頭に掲げた形式の振動ダンパを更に開発することである。
前記の課題は、本発明に従い、バルブディスクのスプリング装置が少なくとも1つの波形スプリング(例えば波形ワッシャ)により形成されていることにより解決される。
少なくとも1つの波形スプリングは極めて小さい半径方向構成空間だけを必要とする。更に、波形スプリングによりプリロード(プリテンション)されているバルブディスクは、簡単で曲げのないリフト運動(ストローク運動)を実施することができ、それにより、小さな面積を有するバルブディスクにおいても、第2ピストン内の通流横断面において比較的大きな開口横断面が利用され得る。
有利な他の構成において第2ピストンは案内スリーブを有し、この案内スリーブはピストンロッド上で滑動する。従って、案内スリーブがその内径において摩擦力最適化されて実施され得るという長所と結び付いている。更に、極めて平坦なピストンにおいても、ピストンロッドに対して良好な指向付けと角度精度が保証されている。
更に、スプリング装置が支持ディスクにて支持されているということが意図されている。それにより、第1ピストンに対して第2ピストンを位置決めする少なくとも1つのスプリングと、第2ピストンにおいて少なくとも1つのバルブディスクをプリロードするスプリング装置との機能的な分離が達成される。
また、案内スリーブと支持ディスクは固定式で互いに接続され得る。それにより、第2ピストンが、そのバルブディスクと、支持ディスクとを用い、第1ピストンに依存せずに組立可能な構成ユニットを形成するという可能性が得られる。
選択的に、支持ディスクは限界をもって案内スリーブに対して相対的に摺動可能に備えられていることが意図され得て、この際、スプリング装置の最大スプリング力は、スプリングであってピストンがこれに抗して軸方向に摺動可能であるスプリングのスプリング力よりも小さい。支持ディスクは簡単に案内スリーブの案内ショルダ内に嵌め込まれ、この際、案内ショルダの案内長は、バルブボディの可能なリフトオフ経路、従って支持ディスクの可能なリフトオフ経路よりも大きい。この可能なリフトオフ経路(持ち上がり経路)は、支持ディスクに対して有効であり反対方向に指向されているスプリング力により決定される。
追加的に、支持ディスクの内径がピストンロッドの外径よりも大きいことが意図され得る。それにより、支持ディスクとピストンロッドの間にエッジ圧力が発生し得ることが防止される。
本発明の選択変形例では、位置固定式のピストン及び/又は軸方向に可動の第2ピストンにおけるバルブ装備された通過開口部が少なくとも1つのバルブディスクにより覆われていて、このバルブディスク上にて流出側でバルブボディが第1基準円直径(第1ピッチ円直径;第1有効径)上の少なくとも1つの支持面を用いて支持されていて、この際、バルブボディはその反対側にてより大きな第2基準円直径(第2ピッチ円直径;第2有効径)上に少なくとも1つのプリロードスプリングのための載置面を有している。
この措置の長所は、ピストンロッドとシリンダ内壁部の間の環状空間が比較的小さいにも拘らず、大きなレバーアーム(応力中心距離)が実現され得るということにあり、このレバーアームを用い、バルブディスク運動がプリロードスプリングへと伝達される。
この際、少なくとも1つのプリロードスプリングがディスクスプリングにより形成されることが意図されていて、このディスクスプリングは、バルブボディの支持面の第1基準円直径よりも小さいより小さな基準円直径上で、支持ディスクにて支持されている。
支持ディスクは、必ずしも、少なくとも1つのディスクスプリングと同じ大きさを有する必要はない。その際にはそのためにディスクスプリングと支持ディスクの間にスプリング支持ディスクが配設されていて、その直径は支持ディスクの直径よりも大きい。支持ディスクは、第2ピストンを位置固定式の第1ピストンに対して位置決めする少なくとも1つのスプリングのためのスプリングプレートとして用いられる。それにより支持ディスクは比較的大きな曲げ負荷にさらされている。追加的なスプリング支持ディスクは、両方のピストンとディスクスプリングの間でスプリングから由来するスプリング力の明らかな分離をもたらす。
ディスクスプリングの曲げ負荷の定義された限界のために、ディスクスプリングとスプリング支持ディスクの間には少なくとも1つの傾動ディスクが配設されている。
一方ではディスクスプリングのスプリング行程を及びそれに依存せずディスクスプリングのプリロードを行い得るために、スプリング支持ディスクと支持ディスクの間には少なくとも1つの許容差補整ディスクが配設されている。
次に、添付の図面を用い、本発明を説明する。
図1は、シングルチューブ式の振動ダンパ1を示し、この振動ダンパ1はシリンダ3を有し、このシリンダ3内にてピストンロッド5が軸方向で可動に案内されている。原則的に本発明はシングルチューブ振動ダンパにおける使用に制限されるものではない。
ピストンロッド5には第1ピストン7が位置固定式で配設されている。この第1ピストン7は通過開口部をもっていて、これらの通過開口部には減衰バルブ9;11が備え付けられている。この種のピストンは、例えば前記の特許文献2及び特許文献3から知られていて、この際、これらの双方の特許文献の内容は、第1ピストン7の構造に関し、本明細書の一部であるとする。
位置固定式の第1ピストン7に対し、ピストンロッド5には、軸方向で可動な第2ピストン13が配設されている。この第2ピストン13は、その減衰バルブ15;17により、その本質的な構造に関し、第1ピストン7に対応している。ピストンロッドの静止時、2つのリターンスプリング19;21が第2ピストン13をノーマル位置に保持する。
全体としてこのシリンダ3は3つの作業空間をもっている。ピストンロッドから離れる方の第1作業空間23は、補整空間25から、位置固定式のピストン7に至るまで延びている。第2作業空間27は両方のピストン間にある。第2ピストン13はピストンロッド側の作業空間29を制限している。全作業空間は減衰媒体で満たされている。
ピストンロッドの繰出運動時、作業空間29内には減衰バルブ15前に動圧が構成される。常に開放している非図示の小さな予備開口部横断面は作業空間29から作業空間27内への減衰媒体の流入を可能にする。繰り出されるピストンの速度に応じ、並びにそれと関連する作業空間29内の動圧に応じ、第2ピストン13はリターンスプリング21の力に抗して位置固定式の第1ピストン7の方向に運動する。それにより両方のピストン間の間隔が減少され、同様の大きさで作業空間27が減少され、この際、減衰媒体は、少なくとも、同様に非図示の減衰バルブ9の予備開口部横断面を通じて流れる。ピストンロッドストロークの依存性に応じ、リターンスプリング21はボトムし、又は、第2ピストン13の案内スリーブ31が第1ピストン7上にて支持されることとなる。例えば、円頭石舗装路を通過する際に生じるような高振動数の小さなストロークの場合、第2ピストン13は、その軸方向運動性に基づき、その予備開口部横断面だけを用いて作用する。1つだけの極めて小さな予備開口部横断面を有し且つ全体としては大きい減衰力に設計されている減衰バルブ15;17とリターンスプリングの設計を行うことも確かに可能であり、それにより前記の励振の際には作業空間27と作業空間23の間の減衰媒体交換だけが行われる。減衰媒体が非圧縮性であり且つ減衰バルブ15が極端な場合には完全に閉鎖されていることを考えると、第1ピストン7だけがその減衰バルブ9を用いて減衰力を生成することになる。その際、ピストンロッド5は第1ピストン7と共に、作業空間29内の減衰媒体の柱にて支持されていて静止している第2ピストン13に対して相対的に運動する。
従って、リターンスプリング21が、例えばピストンロッドガイドの位置固定式のストッパにて支持されるテンションストップスプリング(リバウンドストップスプリング)であるような効果が達成される。その際、第1ピストン7の減衰力とリターンスプリング21のスプリング力が合計として測定可能である。車輪と車軸ごとに各々少なくとも1つの振動ダンパを有する車両においては、車両の縦軸を中心にした車両のローリング運動時、同一のストローク速度で、一方の車両側ではピストンロッドが繰り出され、他方の車両側ではピストンロッドが引き込まれるという作用が生じる。一方の振動ダンパが極めて速い繰出運動を行う場合にピストンロッド5が第2ピストン13によってリターンスプリング21により緩衝されると、他方の車両側にて引き込まれるピストンロッド5はリターンスプリング19により緩衝される。リターンスプリング19;21の両方のスプリング力は、ローリングモーメントに対抗し且つ車両を水平位置に戻そうとするモーメントを表す。この作用は、制動時の振れや走行開始時の振れが生じる際に車両の前車軸と後車軸の振動ダンパ間においても利用され得る。
比較的小さなピストンロッド速度と関連する比較的大きなピストンロッドストロークにおいて第2ピストン13は、リターンスプリングのブロック長又は案内スリーブ31により決定されるストッパに至るまで運動される。ピストンロッド速度に依存し、第2ピストン13の減衰バルブ15;17並びに第1ピストン7の減衰バルブ9;11が開かれる。
リターンスプリング19;21に関して追記されることとして、第2ピストン13のストッパが感知可能である必要はないため、スプリング組立体またはプログレッシブスプリングが使用され得るということが挙げられる。更に、両方のリターンスプリング19;21のばね定数は個々のばね定数の合計から計算される。従って、第2ピストン13の両方の軸方向運動の方向のために両方のリターンスプリングの依存性が調節される。
図2は、図1による振動ダンパからのピストンロッド5の領域における断面を示したものであるが、位置固定式の第1ピストン7は示されていない。この際の機能方式は、図1に関して行った説明と同じである。第2ピストン13は既述の減衰バルブ15;17をもっていて、これらの減衰バルブ15;17は、各々、軸方向に可動な少なくとも1つのバルブディスク32;33を有し、これらのバルブディスク32;33は、波形スプリング(例えば波形ワッシャ)の構造形式のスプリング装置35;37により第2ピストン13のバルブシート面(弁座面)に対してプリロード(プリテンション)されている。この具体的な事例においてスプリング装置は、一連に連続して積み重ねられた2つの波形スプリング、又は、巻き上げられた波形スプリングを持っている。両方のスプリング装置35;37は端部側で支持ディスク39;41に接している。支持ディスク39;41は案内スリーブ31と固定接続されていて、それにより、支持ディスク39;41と、案内スリーブ31と、この案内スリーブ31と固定接続されている第2ピストン13と、支持ディスク39;41とバルブシートの間に各々のスプリング装置を用いて配設されているバルブディスク32;33とを含んでいる事前組立可能な構成ユニットが得られる。
選択的に、支持ディスク39;41が限界をもって案内スリーブ31に対して相対的に摺動可能に備えられているということも意図され得て、この際、スプリング装置35;37の最大スプリング力はスプリング19;21のスプリング力よりも小さく、ピストン13はそれらのスプリング19;21に抗して軸方向に摺動可能である。支持ディスク39;41は簡単に案内スリーブ31の案内ショルダ内に嵌め込まれ、この際、案内ショルダの案内長は、バルブボディ32;33の可能なリフトオフ経路、従って支持ディスク39;41の可能なリフトオフ経路よりも大きい。この可能なリフトオフ経路(持ち上がり経路)は、支持ディスク39;41に対して有効であり反対方向に指向されているスプリング力により決定される。この際、支持ディスク39;41は、ピストンロッド5の外径よりも大きい内径を有する。図1の場合と異なり、リターンスプリング19;21はスプリングプレート43;45間で緊張されていて、これらのスプリングプレート43;45は、任意の形式で、ピストンロッド5に対して軸方向に固定式で実施されていて、それにより、前記の構成グループが、第1ピストンの所定のピストン構成形式に依存せずに実施され得る。
図3は図2に対する選択変形例を示していて、この例では波形スプリング35;37の代わりにレバーアーム(応力中心距離)伝動が用いられている。この構造原理は各ピストンにおいて軸方向に可動であろうと軸方向に不動であろうと使用され得るものであり、第2ピストン13のバルブシート面上には少なくとも1つのバルブディスク47が載置されていて、このバルブディスク47は、例えば作業空間27;29間の通過開口部48の出口側を少なくとも部分的に覆っていて、また、第2ピストン13の下側にも鏡像的に即ち左右対称に同じバルブ構造体が配設されているが図面には描かれていない。バルブディスク47上にはバルブボディ49が載置されていて、このバルブボディ49は第1基準円直径(第1ピッチ円直径;第1有効径)上の少なくとも1つの支持面51を用いて支持されていて、この際、バルブボディ49はその反対側においてより大きな第2基準円直径(第2ピッチ円直径;第2有効径)上に少なくとも1つのプリロードスプリング53のための載置面52を有する。第1基準円直径はバルブディスク47のバルブシート面のほぼ中央に位置している。少なくとも1つのプリロードスプリング53はディスクスプリングにより形成されていて、このディスクスプリングは、バルブボディ49の支持面51の第1基準円直径よりも小さい基準円直径上で支持ディスク39において支持されている。それにより、通過開口部48内でバルブディスク47に作用する圧縮力のために、有効なレバーアーム(応力中心距離)が得られ、このレバーアームは、バルブボディ49の第2基準円直径の半径と、プリロードスプリング53の内径の領域における3つの基準円直径のうち最も小さい基準円直径との差から計算される。
ディスクスプリング53と支持ディスク39の間にはスプリング支持ディスク55が配設されていて、その直径は支持ディスク39の直径よりも大きい。ディスクスプリング53とスプリング支持ディスク55の間には更に少なくとも1つの傾動ディスク57が配設されている。周回する縁又は対応的なセグメントにより形成されている、バルブボディ49における載置面52の軸方向の高さを選択することにより、即ち、所定数のディスクスプリング53、所定数の傾動ディスク57、場合によりスプリング支持ディスク55と支持ディスク39の間の許容差補整ディスク59の軸方向の高さを選択することにより、ディスクスプリングのプリロードとスプリング特性が決定される。傾動ディスク57の数は、最大遮蔽、従ってディスクスプリング53の開放運動を定義する。それに依存せず、許容差ディスクによりディスクスプリングのプリロードが調節され得る。
バルブボディ49とバルブディスク47及び/又は少なくとも1つのディスクスプリング53の間に減衰媒体が圧力プリロードされて集まり得ないために、バルブボディ49内には少なくとも1つの接続開口部61;63が作り込まれていて、この接続開口部61;63は支持面51の半径方向内側の領域と半径方向外側の領域を接続させている。支持面51及び載置面52にくぼみを作り込むことも可能で同じ効果が達成される。
この拡大図では、支持ディスク39が、図2に関して説明されたように、同様にピストンロッドよりも大きな内径を有することが見てとれる。
軸方向に可動のピストンを有するシングルチューブ式の振動ダンパを示す図である。 軸方向に可動の第2ピストンの領域における振動ダンパの断面を示す図である。 軸方向に可動の第2ピストンの選択変形例を示す図である。
符号の説明
1 振動ダンパ
3 シリンダ
5 ピストンロッド
7 第1ピストン
9 減衰バルブ
11 減衰バルブ
13 第2ピストン
15 減衰バルブ
17 減衰バルブ
19 リターンスプリング
21 リターンスプリング
23 第1作業空間
25 補整空間
27 第2作業空間
29 作業空間
31 案内スリーブ
32 バルブディスク
33 バルブディスク
35 スプリング装置
37 スプリング装置
39 支持ディスク
41 支持ディスク
43 スプリングプレート
45 スプリングプレート
47 バルブディスク
48 通過開口部
49 バルブボディ
51 支持面
52 載置面
53 プリロードスプリング
55 スプリング支持ディスク
57 傾動ディスク
59 許容差補整ディスク
61 接続開口部
63 接続開口部

Claims (7)

  1. シリンダを含み、このシリンダ内にピストンロッドが軸方向に可動に案内されている振動ダンパであって、ピストンロッドには、第1ピストンが位置固定式で備えられ、並びに、スプリング装置によりプリロードされている少なくとも1つのバルブディスクが装備された第2ピストンがスプリング力に抗して軸方向に摺動可能に備えられていて、シリンダが、ピストンロッド側の作業空間と、ピストンロッドから離れる方の作業空間と、両方のピストンの間の作業空間とを有し、バルブ装備された通過開口部が、それらの作業空間の間の接続を制御する前記振動ダンパにおいて、
    バルブディスク(32;33)のスプリング装置(35;37)が少なくとも1つの波形スプリングにより形成されていて、第2ピストン(13)が案内スリーブ(31)を有し、この案内スリーブ(31)がピストンロッド上で滑動し、スプリング装置(35;37)が支持ディスク(39;41)にて支持されていて、この支持ディスク(39;41)が限界をもって案内スリーブ(31)に対して相対的に摺動可能に備えられていて、更に、スプリング装置(35;37)の最大スプリング力が、ピストンロッド(5)に対して軸方向で固定式で実施されているスプリングプレート(43;45)と支持ディスク(39;41)との間に配設されていて第2ピストン(13)に対してその軸方向の摺動方向に作用するリターンスプリング(19;21)のスプリング力よりも小さいことを特徴とする振動ダンパ。
  2. 支持ディスク(39;41)の内径がピストンロッド(5)の外径よりも大きいことを特徴とする、請求項1に記載の振動ダンパ。
  3. シリンダを含み、このシリンダ内にピストンロッドが軸方向に可動に案内されている振動ダンパであって、ピストンロッドには、第1ピストンが位置固定式で備えられ、並びに、スプリング装置によりプリロードされている少なくとも1つのバルブディスクが装備された第2ピストンがスプリング力に抗して軸方向に摺動可能に備えられていて、シリンダが、ピストンロッド側の作業空間と、ピストンロッドから離れる方の作業空間と、両方のピストンの間の作業空間とを有し、バルブ装備された通過開口部が、それらの作業空間の間の接続を制御する前記振動ダンパにおいて、
    位置固定式のピストン(7)、又は軸方向に可動のピストン(13)、又は位置固定式のピストン(7)及び軸方向に可動のピストン(13)におけるバルブ装備された通過開口部(48)が少なくとも1つのバルブディスク(47)により覆われていて、このバルブディスク(47)上にて流出側でバルブボディ(49)が第1基準円直径上の少なくとも1つの支持面(51)を用いて支持されていて、更に、バルブボディ(49)がその反対側にてより大きな第2基準円直径上に少なくとも1つのプリロードスプリング(53)のための載置面(52)を有していることを特徴とする振動ダンパ。
  4. 少なくとも1つのプリロードスプリング(53)がディスクスプリングにより形成されていて、このディスクスプリングが、バルブボディ(49)の支持面(51)の第1基準円直径よりも小さい基準円直径上で、支持ディスク(39)にて支持されていることを特徴とする、請求項3に記載の振動ダンパ。
  5. ディスクスプリング(53)と支持ディスク(39)の間にスプリング支持ディスク(55)が配設されていて、その直径が支持ディスク(39)の直径よりも大きいことを特徴とする、請求項4に記載の振動ダンパ。
  6. ディスクスプリング(53)とスプリング支持ディスク(55)の間に少なくとも1つの傾動ディスク(57)が配設されていることを特徴とする、請求項5に記載の振動ダンパ。
  7. スプリング支持ディスク(55)と支持ディスク(39)の間に少なくとも1つの許容差補整ディスク(59)が配設されていることを特徴とする、請求項5に記載の振動ダンパ。
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