JP4146789B2 - 冷凍コンテナの遠隔監視システム - Google Patents
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Description
また、図8に示すごとく、遠隔監視センター90に設置される遠隔監視装置と、貨物車両91等に搭載される冷凍コンテナの制御装置との間で公衆電話網92を介して通信し、庫内温度の監視や、該庫内温度及び冷凍装置の運転状況のログデータ管理、位置情報の把握等を行うシステム、即ち、遠隔監視システムについても公知となっている。この公衆電話網92を介した通信は、輸送経路93付近等に点在する中継ポイント94で電波を中継することで行われるようになっている。
そして、遠隔監視センター90に送信される庫内温度や冷凍装置の運転状況のログデータ(以下、単に「ログデータ」とする)は、貨物の品質を保証する判断要素となるものであり、特に温度管理条件の厳しい貨物のログデータは重要なものとなる。
この特許文献1に開示される技術においては、冷凍装置の運転データを所定時間毎にサンプリングするとともに、該サンプリング結果をログデータとして冷凍装置側で蓄積し、該ログデータを定時に一括して公衆回線に取り出すようにしている。
とくに、図8に示すごとく、輸送経路にトンネル93a等の通信が途切れるポイントが複数存在したり、山間部を通過するために通信環境が悪いような場合には、上述した不都合の発生により、対応作業の発生や、通信コストの増大といった問題につながってしまう。
この点に関し、上記特許文献1では、トラブルが発生した場合でも、当該トラブルが発生したことを運転データとして冷凍装置内のメモリに蓄積し、定時において正常運転時の運転データとともに、遠隔監視センターへ送信することとしている。このため、遠隔監視センターにおけるトラブルの発生の確認が遅れて行われることになり、トラブルへの対応が遅れるといった問題が生じることになる。
また、上記(2)の問題については、通信コストの削減を踏まえつつ、遠隔監視センターにて冷凍コンテナのトラブルを早期に発見できるようにし、トラブルへの早期対応を解決できるようにするものである。
前記冷凍コンテナの制御装置は、
冷凍装置の運転が開始され、該運転が所定時間継続された後に、
運転開始情報を前記遠隔監視装置に送信させる運転開始情報生成手段と、
冷凍装置の運転継続中における冷凍コンテナの各種状況のログデータを蓄積させるデータ記憶手段と、
冷凍装置の運転が休止した際に、前記ログデータを前記遠隔監視装置に送信させるログデータ送信手段と、
を具備することである。
前記運転開始情報の受信により、冷凍装置が運転中であることを判断する運転開始判断手段と、
前記ログデータの受信により、冷凍装置が休止中であることを判断する休止状態判断手段と、
冷凍コンテナの運転開始後の所定時間内に、前記ログデータが受信されなかった場合には、当該冷凍コンテナを、運転状況が不明の冷凍コンテナとして分類する不明状態判断手段と、
分類された当該冷凍コンテナの属性情報を登録するリポジトリ手段と、
を具備することである。
冷凍コンテナ側にトラブルが発生した際に、
前記遠隔監視装置に対し、トラブル情報を送信するトラブル情報送信手段と、
前記遠隔監視装置に対し、トラブル発生時までのログデータを送信するログデータ送信手段と、
を具備することである。
前記トラブル発生信号及びログデータの送信に際し、
前記遠隔監視装置との通信接続が確立しない場合には、短周期にて再接続のリトライをする一方、
前記遠隔監視装置との通信接続の確立後、遠隔監視装置からの応答がない場合には、前記短周期よりも長い長周期にて再接続のリトライをするように制御する、通信制御手段を具備することである。
また、冷凍コンテナからの運転開始情報の送信は、所定時間の運転が継続された後に行われるものであり、運転開始操作ミスによる誤報を防止することができる。
また、冷凍コンテナからのログデータの送信は、冷凍装置の運転が休止された状態で行われるものであり、この場合、冷凍コンテナは、コンテナヤードや、駅などの比較的通信環境が良好な位置にあるといえ、ログデータの送信を確実に行なわせることができる。
また、遠隔監視センターの遠隔監視装置にてログデータの受信がされない場合には、該当する冷凍コンテナは、冷凍装置の運転状況が不明な冷凍コンテナとして分類・管理することができる。そして、当該冷凍コンテナについては、最新の貨物の温度管理については不明なもの、例えば、温度管理については保証できないものとして取り扱うことができる。
また、トラブル発生以前のログデータが遠隔監視センターへ送信されるため、トラブルへの早期対応が可能となる。
また、ログデータ解析による対応策の検討・実施への早期着手が可能となる。
また、ログデータの喪失といった不具合の発生を防止できる。
また、通信接続の確立後、遠隔監視装置からの応答がない場合には、長周期で再接続のリトライをすることにより、遠隔監視センター側でのトラブルによる無駄な通信コストの発生を防止することができる。
図1は本発明にかかる冷凍コンテナの制御装置を備える遠隔監視システムの構成について示す図、図2は冷凍コンテナの実施形態について示す図、図3は冷凍装置の実施形態について示す図、図4は制御装置に関する電源系統について示す図、図5は庫内温度の設定に関する装置構成について示す図、図6は温度設定に関する一連の流れについて示すフローチャート、図7は温度設定の完了までの画面表示の内容について示す図、図8の(a)は、聴覚的に温度設定の注意を促す形態について示す図、図8の(b)は、視覚的に温度設定の注意を促す形態について示す図である。
同様に、遠隔監視センター4の遠隔監視装置5には、送受信手段6が接続されている。
そして、前記送受信手段3・6を、公衆電話網7やインターネット8を介して接続することにより、前記制御装置2と遠隔監視装置5との間での通信を可能とし、遠隔監視センター4から遠く離れた位置にある冷凍コンテナ1を遠隔監視できるようにしている。
また、冷凍装置10は、図3に示すごとく構成されるものであり、エンジン31、発電機32、エンジン排気管33、燃料タンク34、バッテリ35、換気ファン36、庫内温度等の設定装置37、制御ボックス38、アキュムレータ39、モータ40、コンプレッサ41、庫外熱交換器42、庫内熱交換器43等を具備している。前記設定装置37においては、庫内温度の設定のほか、冷凍装置10の運転開始/休止の操作が行われるようになっている。
図1において、21は運転制御部である。該運転制御部21は、エンジン駆動の冷凍装置10の運転状態を制御するものである。
同じく、22は遠隔制御部である。該遠隔制御部22は、送受信手段3等を介して遠隔監視装置5と通信を行うものである。
以上のように、冷凍装置10の制御装置2においては、これら運転制御部21と、遠隔制御部22と、送受信手段3を具備するものとしている。
このようにして、第一温度センサ59は、運転制御部21における庫内温度の認識手段として機能し、第二温度センサ69は、遠隔制御部22における庫内温度の認識手段として機能するようになっている。
また、運転制御部21では、これらの接続機器を介して得られる情報から、冷凍システム系の異常発生の有無を認識するようにしている。例えば、該運転制御部21は、電子膨張弁12や流量制御弁13の動作不良や、圧力センサ14や冷媒温度センサ15による圧力異常や温度異常を認識することにより、冷凍装置10の冷凍システム系に生じた異常を発見するようにしている。
そして、運転制御部21は、冷凍システム系の異常を認識すると、緊急停止スイッチ26(図4参照)を遮断させるとともに、エンジン31を停止させ、冷凍装置10の運転を休止させるようにしている。
図4において、21は運転制御部、22は遠隔制御部、30は電源切替ユニット、32は発電機、35はバッテリである。
電源切替ユニット30へは、発電機32及びバッテリ35からの給電が行われるようになっており、リレー47が、エンジンが駆動される冷凍装置10の運転中では発電機32側へ、エンジンが停止される冷凍装置10の休止中ではバッテリ35側へ自動的に切り替わるようになっている。
尚、前記発電機32に代えて、商用電力系統から給電が行われるようになっている。また、冷凍装置10の運転中においては、バッテリ35の充電が適宜行われるようになっている。
前記緊急停止スイッチ26は、キープリレー機能を備え、該機能により、分岐経路49Aにおける緊急停止スイッチ26への電流入口側の位置49aにて電圧が存在する限りにおいては、その切断状態が維持される一方、緊急停止スイッチ26や、運転開始スイッチ24、非常停止用スイッチ23等の操作により、前記位置49aでの電圧がゼロになると、接続状態に戻されるようになっている。
また、前記遠隔制御部22は、電源供給部22a、電源スイッチ操作手段22b、応急運転スイッチ操作手段22cを備えている。
この応急運転スイッチ操作手段22cからの信号により応急運転スイッチ25が遮断されると、前記緊急停止スイッチ26の位置49aにおける電圧がゼロとなるため、緊急停止スイッチ26は遮断された状態を維持できず接続状態に復帰する。そして、応急運転スイッチ操作手段22cからの信号により応急運転スイッチ25が復帰されると、緊急停止スイッチ26を介しての運転制御部21への給電が再開されるようになっている。
このように、応急運転スイッチ操作手段22cは、運転制御部21への給電を再開させ、該運転制御部21により冷凍装置10の運転を再開させるものであり、冷凍装置10の運転を再開させる再運転手段として機能するものである。
図5に示すごとく、冷凍コンテナの制御装置は、冷凍装置の運転が開始され、該運転が所定時間継続された後に、運転開始情報を前記遠隔監視装置5に送信させる運転開始情報生成手段71と、冷凍装置の運転継続中における冷凍コンテナの各種状況のログデータを蓄積させるためのデータ記憶手段62と、冷凍装置の運転が休止した際に、前記ログデータを前記遠隔監視装置5に送信させるログデータ送信手段72と、を具備している。前記運転開始情報生成手段71は、カウンタまたはタイマ等の計測手段を具備し、運転時間を計測するとともに所定時間となった際に運転開始情報を送信するようにしている。
尚、図5に示す構成例においては、前記運転開始情報生成手段71、ログデータ送信手段72を遠隔制御部22に具備する構成としたが、これら手段71・72を運転制御部21に具備する構成としてもよい。
尚、冷凍コンテナ1の属性情報とは、各冷凍コンテナに付与される管理上の番号や、形式等を含むものであり、遠隔監視装置5においては、該属性情報により、数ある冷凍コンテナの中から特定の一台の冷凍コンテナを抽出できるようになっている。
図6に示すごとく、前記設定装置37にて現地オペレータによる運転開始操作がされると、運転制御部21のエンジン制御手段52は、エンジン31を起動して冷凍サイクルを開始し、冷凍装置10が運転状態となる(ステップ601)。運転が開始されると、運転開始情報生成手段71は、運転開始情報を生成する(ステップ602)。該運転開始情報には、運転が開始された時刻や、冷凍コンテナ1の属性情報等が含まれる。
そして、運転開始情報生成手段71は、運転開始時からの経過時間をカウントし(ステップ603)、所定時間の運転が継続された際に(ステップ604)、前記運転開始情報を前記送受信手段3に受け渡す(ステップ605)。該送受信手段3は、運転開始情報を遠隔監視装置5の運転開始判断手段81に送信する(ステップ606)。そして、運転開始判断手段81は、該運転開始情報の受信により、属性情報で特定される冷凍コンテナ1の冷凍装置10が運転中であると判断する(ステップ607)。
また、運転開始情報の送信は、所定時間の運転が継続された後に行われるものであり、誤って冷凍装置10の運転が開始された場合であっても、所定の時間内に対処された場合には、運転開始情報の送信が行われず、遠隔監視装置5への誤報を防止することができる。
尚、ステップ616において、ログデータの受信が所定時間内でない場合については、後述するごとく、該当する冷凍コンテナについては、運行状況が不明なのとして取り扱うことから、ステップ614の判断の対象から除外するようにしている。
また、ログデータの送信は、冷凍装置10の運転が休止された状態で行われるものであり、この場合、冷凍コンテナ1は、コンテナヤードや、駅などの比較的通信環境が良好な位置にあることから、ログデータの送信を確実に行なわせることができる。
また、蓄積したログデータを一括して送信するため、公衆回線の占有時間の短縮が図られ、通信通信コストを極力抑えることができる。
そして、不明状態判断手段83は、冷凍コンテナ1の運転開始後の所定時間内に、前記休止状態判断手段82にログデータが受信されなかった場合には(ステップ616)、当該冷凍コンテナ1を、運転状況が不明であると判断し(ステップ617)、当該冷凍コンテナ1の属性情報は、リポジトリ手段84に登録される(ステップ618)。
ここで分類された冷凍コンテナ1の属性情報については、リポジトリ手段84に登録されるため、遠隔監視センター4においては、リポジトリ手段84に登録された冷凍コンテナ1の属性情報を参照し、登録された冷凍コンテナ1の所在や状況について調査することができる。
また、このリポジトリ手段84の参照により、登録された冷凍コンテナ1に関しては、最新の貨物の温度管理については不明なもの、例えば、温度管理については保証できないものとして取り扱うことができる。
これは、全運転時間経過後においても冷凍装置10の運転が継続されている場合では、温度管理が正常に行われており、このような場合にまで、当該冷凍コンテナの属性情報を前記リポジトリ手段84へ登録するのは適切でないことに鑑み、ステップ616の判断時期を遅らせて、現地オペレータの運転休止操作によるログデータの送信がされるまで待機させようとするものである。
また、現地オペレータの運転休止の「操作忘れ」や、「操作遅れ」といった不具合も想定されるものであり、ステップ616の判断時期を遅らせることで、このような不具合にも対応できるようになる。
即ち、図5に示すごとく、冷凍コンテナ1の制御装置2は、冷凍コンテナ側にトラブルが発生した際に、前記遠隔監視装置5に対し、トラブル情報を送信するトラブル情報送信手段73、及びトラブル発生時までのログデータを送信するログデータ送信手段72と、を具備している。
また、冷凍コンテナ1の制御装置2は、前記トラブル発生信号及びログデータの送信に際し、前記遠隔監視装置との通信接続が確立しない場合には、短周期にて再接続のリトライをする一方、前記遠隔監視装置との通信接続の確立後、遠隔監視装置からの応答がない場合には、前記短周期よりも長い長周期にて再接続のリトライをするように制御する、通信制御手段を具備している。
尚、図5に示す構成例においては、前記ログデータ送信手段72、トラブル情報送信手段73、通信制御手段74を遠隔制御部22に具備する構成としたが、これら手段72・73・74を運転制御部21に具備する構成としてもよい。
図7に示すごとく、冷凍装置10の運転中において、温度制御システム系にトラブルが発生した場合には(ステップ701)、通信制御手段74は、前記遠隔監視装置5との通信接続を開始する(ステップ702)。
ここで、通信環境が悪い場合には、前記遠隔監視装置5との通信接続が確立しない場合がある(ステップ703)。そこで、通信接続が確立しない場合には、通信制御手段74は、短周期にて再接続のリトライを行う(ステップ704)。
このように、通信接続を開始しようとする段階で、通信接続が確立しない場合には、短周期での再接続のリトライをすることにより、通信環境の整ったエリアへ進入した際には、早期に通信接続を確立させることができ、通信接続がされるまでに要する時間的なロスを抑えることができる。また、冷凍コンテナ1で発生したトラブルを遠隔監視センターにて早期に確認できるようにする。
尚、この短周期の再接続のリトライに関しては、通信接続が確立していないため、通信コストが発生していないことから、短周期による多数回のリトライによっても、通信コストには影響することはない。
そして、遠隔監視装置5からの送信許可の応答があった場合には(ステップ706)、トラブル情報送信手段73からのトラブル情報の送信、及びログデータ送信手段72からのログデータの送信が開始され(ステップ707)、トラブルがない限りは、ログデータの送信・受信が完了される(ステップ708)。
このようにして、冷凍コンテナ1側にトラブルが発生した際には、即座にトラブル情報やログデータが遠隔監視装置5に送信されるため、遠隔監視センターでは、冷凍コンテナで発生するトラブルを早期に発見することができ、トラブルに対する迅速かつ適確な対応ができるようになる。また、ログデータの喪失といった不具合の発生を防止できる。
この場合、通信接続が確立しているため、トラブル情報やログデータの送信ができないままに通信コストだけが発生してしまうことになる。
また、遠隔監視装置5側におけるトラブルや、中継ポイントにおける通信障害については、冷凍コンテナ1側では特定できないため、冷凍コンテナ1側では、これらトラブル・通信障害の復旧までの時間の目途を立てることができない。これにもかかわらず、短周期にて再接続を繰り返しては、通信コストを無駄に発生させてしまうことになる。
尚、ここでいう長周期のリトライとは、前記ステップ704におけるリトライの間隔(短周期)と比較した場合に、長い間隔でリトライをすることをいうものである。例えば、前記短周期を1分とすると、長周期を30分とする等である。
このように、遠隔監視装置5からの送信許可の応答がない場合には、長周期での再接続のリトライをすることにより、遠隔監視センター側でのトラブルによる通信コストの無駄な発生を防止することができる。
この場合、通信制御手段74は、ステップ710に戻り、長周期の再接続のリトライを行う。
尚、遠隔監視装置5では、冷凍コンテナ1側でのトラブルの発生を認識しているので、該遠隔監視装置5から冷凍コンテナ1の通信制御手段74に対して再接続を試みるとともに、トラブル情報送信手段73、ログデータ送信手段72に対し、トラブル情報及びログデータの再送信を要求する形態としてもよい。
5 遠隔監視装置
10 冷凍装置
21 運転制御部
22 遠隔制御部
62 データ記憶手段
71 運転開始情報生成手段
72 ログデータ送信手段
Claims (4)
- 冷凍コンテナの制御装置と、遠隔監視センターの遠隔制御部との間で通信を行う形態の冷凍コンテナの遠隔監視システムにおいて、
前記冷凍コンテナの制御装置は、
冷凍装置の運転が開始され、該運転が所定時間継続された後に、運転開始情報を前記遠隔監視装置に送信させる運転開始情報生成手段と、
冷凍装置の運転継続中における冷凍コンテナの各種状況のログデータを蓄積させるデータ記憶手段と、
冷凍装置の運転が休止した際に、前記ログデータを前記遠隔監視装置に送信させるログデータ送信手段と、
を具備する、ことを特徴とする冷凍コンテナの遠隔監視システム。 - 請求項1に記載の冷凍コンテナの遠隔監視システムにおいて、
前記遠隔監視装置は、
前記運転開始情報の受信により、冷凍装置が運転中であることを判断する運転開始判断手段と、
前記ログデータの受信により、冷凍装置が休止中であることを判断する休止状態判断手段と、
冷凍コンテナの運転開始後の所定時間内に、前記ログデータが受信されなかった場合には、当該冷凍コンテナを、運転状況が不明の冷凍コンテナとして分類する不明状態判断手段と、
分類された当該冷凍コンテナの属性情報を登録するリポジトリ手段と、
を具備する、ことを特徴とする冷凍コンテナの遠隔監視システム。 - 請求項1又は請求項2に記載の冷凍コンテナの遠隔監視システムにおいて、
前記冷凍コンテナの制御装置は、
冷凍コンテナ側にトラブルが発生した際に、前記遠隔監視装置に対し、トラブル情報を送信するトラブル情報送信手段と、
同じく、冷凍コンテナ側にトラブルが発生した際に、前記遠隔監視装置に対し、トラブル発生時までのログデータを送信するログデータ送信手段と、
を具備する、ことを特徴とする冷凍コンテナの遠隔監視システム。 - 請求項3に記載の冷凍コンテナの遠隔監視システムにおいて、
前記冷凍コンテナの制御装置は、
前記トラブル発生信号及びログデータの送信に際し、
前記遠隔監視装置との通信接続が確立しない場合には、短周期にて再接続のリトライをする一方、
前記遠隔監視装置との通信接続の確立後、遠隔監視装置からの応答がない場合には、前記短周期よりも長い長周期にて再接続のリトライをする、通信制御手段を具備する、
ことを特徴とする冷凍コンテナの遠隔監視システム。
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